向日葵「櫻子を監禁しましたの」櫻子「は、はなせー」(225)


監禁十日目の朝、櫻子は元親友の部屋のベッドで目が覚めた。

櫻子「……ふわぁぁ。朝が来ちゃったか……」

向日葵「おはようございます櫻子」

櫻子「ひっ、向日葵!!」

向日葵「あなたが起きるのをずっと待っていたんですのよ?
     時計を見なさいな。もう朝の十時を過ぎてますわ」

櫻子「あっ、そうだね。きゅ、休日なのにこんな体たらく?
    じゃいけないよねー」

向日葵「まったくですわ。いま朝ごはんを持ってくるから
     ここで待ってなさいな」

櫻子「は、はーい」

ラブラブ監禁

なんとなくマナマナルート思い出した

節子、それ監禁じゃなくて同棲や


しばらくして向日葵は盆に載せた朝食を持ってきた。

向日葵が握ったおにぎりと日本茶だった。

オカズは漬物など最小限のものだけ。

向日葵「ささやかなものですが、召し上がりなさい」

櫻子「わーい、うれしーな!!」

向日葵「……」

櫻子(うっ、じっと見つめられてると食べにくいな……)


しかし、残さず食べないと怒られるので我慢して食べた。

向日葵はいつも朝ごはんは質素なものしかよこさない。

櫻子が無礼を働いた時はご飯抜きにされることもある。


櫻子「ご、ごちそうさま」

向日葵「お粗末様でした。御片付けしますので待っててくださいね?」

撫子「何だリア充か」


向日葵が上品な仕草で部屋を後にする。

この瞬間こそ、櫻子が脱出を練るチャンスだった。

櫻子(くそっ……向日葵の奴、急に人が変わったみたいに
    私を監禁しやがって。どこか逃げれる場所はないのか?)

窓には特殊なカギがかかっていて開かない。

こっそり扉を開けて廊下に出ると、
無表情の楓ちゃんが立っている。

楓ちゃんはお姉ちゃんの言うことは何でも守るお利口さんだった。


楓「また脱走しようとしたの。お姉ちゃんに報告するの」

櫻子「待ってくれ!! これは誤解なんだ!!  
   頼むから向日葵には言わないでくれ!!」

叫ぶも無駄だった。楓はとことこ廊下を走って行き、
向日葵に一部始終を話してしまった。

支援

>櫻子「待ってくれ!! これは誤解なんだ!!  
   頼むから向日葵には言わないでくれ!!」

どうみても夜奥さんに黙ってコッソリ呑みに出ようとしたら娘に見つかって嫁にチクられたパパですほんとうn(ry


少したってから魔女のような顔で微笑む向日葵が戻ってきた。

問答無用で櫻子の頬を叩いてからゴム製の手錠を付けさせた。


向日葵「またですの? あれほど脱走しないように言ったのに」

櫻子「あ……これは違うんだ……ちょっとトイレにでも
    行こうと思って廊下に出ただけで……」

向日葵「私、嘘つきは嫌いですの」


またビンタが飛ぶ。続いて容赦ない往復ビンタ。

櫻子が泣いてるのにまたしてもビンタ。まさに鬼畜だった。

向日葵「どうして嘘つくんですの? 私の前では正直でいるように
     誓わせましたのに。私のことだけを見てくれるって
     言いましたよね? 忘れましたの?」

櫻「そ……その通りです……ごめんなさい。
   謝りますからもうぶたないで……」

ほうほう

ほう!

wktk


向日葵「私だって好きでこんなことやってるわけじゃありませんわ」

櫻子「ううっ……ぐすっ……」

向日葵「櫻子が自分の気持ちに素直にならないから
     仕方なくやってることなの。分かるかしら?」

櫻子「はっ……はい……ひぐっ……」

向日葵「あなた、私のこと愛してる?」

櫻子「はい……大好きです……」

向日葵「この世界の誰よりも愛してるって誓える?
     天にいる神様の前でも?」

櫻子「ぐすっ……誓いますっ……!!」


向日葵はよろしいと言って手錠を外してあげた。

スカートのポケットからハンカチを取り出して
櫻子の涙をふいてあげる。

先ほどとは別人のような笑みを浮かべながらこう言うのだった。


向日葵「明日から普通の学校生活を送りましょう」

実力行使やでぇ

夜はさぞかしお盛んなんでしょうな


櫻子「え? 明日から普通に学校行ってもいいの?」

向日葵「いつまでも自宅に籠ってるわけにはいきませんからね。
     あなたが一週間以上欠席してることを先生方も
     心配してるんですのよ。隠し通すのも限界があります」

櫻子(やったやった!! 明日からまたいつもの日常が帰ってくるんだ!!)

向日葵「分かってるとは思いますけど、
     私との関係は他人には内緒ですわよ?」

櫻子「う、うん!!」

向日葵「うん、ですって? 誰がそんな呼び方を許可しましたか?」

櫻子「す……すみません。返事は、はいでした」

向日葵「その通りです。ただし、教室にいるときなどは
     今まで通りの口調を通しなさい」

櫻子「つ、使い分ければいいんですね。
    二人っきりの時はこんな感じで?」

向日葵「櫻子にしては物わかりが良いですわ。
     では今日は家に帰って休みなさい」

ほっほう


その日、櫻子は久しぶりの我が家を堪能した。

撫子や花子に十日近く不在だったことを心配されたが、
山で修業してたと言って誤魔化した。


そして翌日である。早朝のインターホンで目を覚ました櫻子。
まさかと思って玄関まで行くと、向日葵が迎えに来ていた。


向日葵「おはよう。今日は久しぶりの学校よ。
     遅刻しないように行きましょうね?」

櫻子「……今すぐ準備してくるので待ってて」


ノロノロしてると向日葵の機嫌を損ねるので十分で支度を済ませた。

手を繋いで通学路を歩く。

はたからみたら恋人同士だろうが、実際は
見えない鎖で繋がれた醜い関係だった。

山で修行で誤魔化せてしまう櫻子…!!


教室に着くと、あかりやちなつが櫻子に抱き着いてきた。

まるで戦地に行った兵隊を迎えるかのような喜びようだ。


あかり「久しぶりだねぇ櫻子ちゃーん」

ちなつ「山で修業って大変だったでしょ?
     クラスにみんなも心配してたよ」

櫻子「お、おう。私もついに悟りを開いちゃったぜー」

あかり「女の子なのに悟り開くってすごなー。
     あかり、そういう人って尊敬しちゃうよ?」

櫻子「はは……まあたいしたことないって。
    それよりあかりちゃん、ちょっとくっつきすぎかなー?」


恐る恐る向日葵の方を見ると、やっぱり怒っていた。

これはお仕置きですね……

ほっほう

前スレあるの?


向日葵「赤座さん。うれしいのは分かりますが、
     あまり過剰なスキンシップはどうかと思いますわ」

あかり「えー。少しくらいは大目に見てほしいな。
     あかりは櫻子ちゃんのこと好きなんだから」


ぎゅっと腕に抱き着かれ、困惑してしまう櫻子。

今すぐあかりの口を騙させなければ向日葵が激怒するのは明らかだ。

だがこういう時に限って虐待の記憶が脳裏を横切ってしまい、
正常な判断が出来なくなる。


向日葵「きっと櫻子も迷惑しますわ」

あかり「そんなことないよ。
     櫻子ちゃんとあかりはずっと前からラブラブだったんだから」

向日葵「は?」


これでお仕置きは決定したと言っていい。

やべえ

向日葵かわいいよ向日葵

あかりはラブラブなんて言わない


しかし制裁の内容にも程度がある。

軽く口頭で済ませる時もあれば、
両手両足の自由を奪って凌辱し尽くすときもある。

今回はどっちになるのか。女神は櫻子に質問することにした。


向日葵「櫻子。いま赤座さんの言ったことは本当ですの?」

櫻子「いやー、それは私とあかりちゃんが友達として
    仲が良い意味の話だよね?」

あかり「あれれー? 櫻子ちゃん何言ってるの?
     あかりとは進級した時から付き合ってるじゃない」


そのふざけた言葉を聴いた瞬間、向日葵はクラス中の生徒に
制裁を加えてやりたい衝動に駆られた。

あかりが言ってることが真実である証拠に、
櫻子は青ざめた顔で震えており、否定しようとしない。

向日葵は自分の敵が誰なのか知ることが出来て
むしろ光栄だとすら思っていた。

あかさくが既に成立してるだと・・・!?


あかり「向日葵ちゃん。ずっとうつむいてるけど大丈夫?」

ちなつ(なにこれヤバイよ。火に油じゃん)

向日葵「……赤座さん。話があるので放課後残ってくれませんか?」

あかり「えー、でも娯楽部の活動があるんだよねー」

向日葵「……お願いします。時間なら取らせませんから」

あかり「しょうがないなー。分かったよ」


まるで人を小ばかにしたようなあかりの態度。

全て分かっていて向日葵を徴発してるようにも思える。

櫻子はこの瞬間からあかりを救うことだけを考えていた。

自分はどうなってもいいから、あかりだけは魔の手から救ってあげたかった。


ちなつ(ガチで血を見るようなことになってきた。
    今日は部活さぼって直帰した方がよさそうね)

これだからあかりは

俺のしってるあかりじゃない

何か怖いし。でも続き気になるし


ちなつとしては結衣にさえ被害が及ばなければそれでよかった。

たとえクラスメイトのあかりが制裁されたとしても、
それも彼女の運命だったのだろうと諦められる。

それと京子のこともどうでもよかった。

だが、それがとんでもない思い違いだったと
後になって気づくことになるのだった。


運命の放課後である。


あかり「うっ……!!」


ボディに重いパンチを喰らったあかりが廊下を転がる。

完全な不意打ちだったからガードする暇もなかった。


あかり「ぐ……げほげほっ……けほっ……」

向日葵「どうしました? お仕置きはまだこれからですわよ?」

ぜんぜんゆるくねーなオイ

がちゆりっ!

もっと!もっとだ!!


ここは人気のない渡り廊下。

放課後になると滅多に人は通らないから、
決闘するにはもってこいの場所だった。


あかり「いたた……お腹がゴロゴロ言ってるよー」

向日葵「櫻子を奪わた私の心はもっと痛いですわ。
     あなたみたいな泥棒猫に私の気持ちが分かって?」

あかり「……うー、向日葵ちゃんなんて死んじゃえ」


何という事態だろう。

あかりが敵意のある視線を向けたと思うと、向日葵に突進してきた。

まるで山中で人を見かけたイノシシが突撃するかのような勢いだ!!


向日葵「こ……こいつ!!」

あかり「うわーん、向日葵ちゃんの乱暴者ー!!
     おばかさんはこうしてやるー!!」

なんかワロタ

あかりが・・・


馬乗りになったあかり。

完全にマウントポジションだ。

死のポジションと言い換えても良い。


あかり「おばかおばかー!! いきなり殴ってくるなんてひどいよー!!
     向日葵ちゃんなんて病院に入院しちゃえばいいんだ!!」

向日葵(し……信じれませんの……。赤座さんのどこにこんな力が?)


あかりの力任せに振り下ろして拳が、
向日葵の顔に当たり、胸に当たり、お腹に当たる。

人に暴力振るうのは初めてだったから加減が効かなかった。

小学生の時も女の子同士で殴り合いなんてしたことがなかった。

だから隙があった。


向日葵「ふっ……甘いですわね。そこですの!!」

あかり「うわああああ」

うわああああ


ちゃぶ台返しをするかのようにあかりを投げ飛ばした。

お嬢様口調の割にはすごい怪力である。

あかりの身体が宙を舞い、硬い廊下の床から落下する。


あかり「ぐえっ」

向日葵「ふふふ。いい気味ですわ。これで形勢逆転ですの」


向日葵は乱暴に捕まれた髪の毛を結っていた。

毎日きちんと手入れしてたのにあかりのせいで
ボザボザになってしまった。

髪は女の命である。

制裁するはずが反抗されてしまい、怒り百倍だった。


向日葵「さあ赤座さん。パーティーの始まりですわ」

あかり「うわああああああ」


向日葵はあかりの背中を引っ張り始めた。
ズルズルとどこまでも引きづっていく。

シュールっぽくなるのなんとかしてくれ

ゆるいなぁ(震え声)

あかねさあああああん


あかり「あかりをどこに連れてく気なのー!?」

向日葵「櫻子が待っている教室までです。
     あの子に協力してもらった方が効率が良いですの」

あかり「櫻子ちゃんの見てる前でこんな血なまぐさいことしちゃだめだよ!!」


あかりが激しく抵抗してやかましかったので、
お腹に一撃食らわせようとしたらカウンターを喰らう。


あかり「これでも喰らえ!!」

向日葵「ぐっ……?」


向日葵は生まれて初めて飼い犬に噛まれるという事態に直面した。

あかりの拳は向日葵のみおぞちに深く突き刺さっていたのだ。

今度は向日葵が床を情けなく転がり、
息ができない苦痛の時間を味わっていた。

あかねさんこっちです


向日葵にとってあかりにしろちなつにしろ、
同級生なんて犬にすぎないと思っていた。

もし大事な櫻子をたぶらかすような真似をしたら
すぐ制裁を加えるつもりだった。

表面上はクラスメイトとしての清いお付き合い。

影では地獄のお仕置き。

これが向日葵の夢見た学園生活だった。


向日葵「げほっ…うーげほげほっ……ああっ……」

あかり「苦しそうだけど大丈夫?  あかりねー、
     おねえちゃんからも力があるねってよく褒められるんだー」

向日葵「こ……これくらい平気ですわっ……制裁はこれからですの……」

あかり「あちゃー。やっぱり反省してないか」


あかりの表情が一変する。

表現が地味にシュールで笑える

俺はあかり派

俺「そこまでだ!!」

俺の向日葵になにしてくれちゃってんの?


向日葵の結った髪を乱暴につかみ、
壁から壁へと引きずり始めた。


向日葵「ぎゃあああああああああ!!」

あかり「えっへへー。こうすると痛いでしょ?
     たまにお姉ちゃんもやってあげてるんだー」

向日葵「うああああああ!! 髪がちぎれてしまいますの!!」


謎の怪力で向日葵を引っ張る。さらに引っ張る。

壁まで到達すると顔面から突き飛ばしてやり、
壁と強制的にキスさせる。

向日葵が鼻字を出しながら悶えているのに、また
髪を引っ張りながら反対側の壁へと引きずっていく。


あかり「あははははー。たまにはこういうのも面白いよね」

向日葵「ぎゃあああああ!! お鼻がつぶれてしまいますの!!」

叫び声で笑ってしまう

>あかり「えっへへー。こうすると痛いでしょ?
     たまにお姉ちゃんもやってあげてるんだー」



あかねさんェ……

なんだこのスレ・・・

どこへ向かっているのか…

方向性がおかしい

あかりの口調がたまに崩壊してるけど
頭打った時の性格思い浮かべたら補完出来た

ドSな向日葵ちゃんが櫻子を監禁したのを見てあかりが注意するけど返り討ちにされるのかと思ってたのに…

向日葵よりもあかりの方がマジキチだった


壁から壁への地獄のゲームを五回ほど繰り返した後、
あかりは向日葵の顔を踏みつけながらこう訊いてきた。


あかり「あかりに屈服してくれたら許してあげるよ?」

向日葵「ふざけるな……ですの……」

あかり「意外とタフなんだね。
     お姉ちゃんなら泣いて謝ってくるのに」

向日葵「赤座あかり……あなたは何者なんですの?」

あかり「あかりは普通の女の子だよ。娯楽部に所属していて
     櫻子ちゃんと付き合ってるって設定なの」

向日葵「せ……設定ですって?」

あかり「うん。神様があかりと櫻子ちゃんを結び付けてくれたの。
     だからこれは神の計画ってことだよね?」

向日葵「あなたは……私と櫻子の過去を知らないんですの。
     私たちは子供の時から仲が良くていつも一緒にあそんで……」

あかり「あーごめんね。そういうの聞きたくないや」


赤髪の女神がキレた瞬間だった。

問題は何故あかねさんがボコられてるのかということ

ヒント:頭のパンツ

そういうプレイなんだろ

あかね「あーごめんね。そういうの聞きたくないや」


あかり「そうやって昔の話を持ち出す人って大っ嫌い。
     過去なんてどうでもいいよね?
     大切なのは櫻子ちゃんが誰を愛してるかってことでしょ?」

向日葵「ひぃっ……」

あかり「向日葵ちゃんみたいに理屈っぽい人って嫌いなの。
     ちょうどいい機会だからあかりのオモチャにしてあげるね?」


赤い女神が拳を振り上げたところで、偶然何者かが通りかかった!!


京子「おーっす、あかりー。そんなとこで何やってんの?」

結衣「今日はどうして娯楽部来なかったんだよ。
    ちなつちゃんも無断欠席だったし」

あかり「二人ともごめんね。
     今日はクラスメイトの人と相撲する約束してたの」

京子「す……」

結衣「もう……だと?」

相撲ならそれ相応の服装になっていただきたい

ここで京子が向日葵と一緒にあかりいじめる展開

つまり京子ちゃんもっと出してあげてください


相撲と言い張るには無理のある状況だった。

あかりは満面の笑みで向日葵の顔を足蹴にしている。

痛めつけられた向日葵は鼻血をハンカチで押さえながら
しくしく泣いている。


京子「その人、病院に連れてったほうがよくないか?」

あかり「大丈夫だよ。結構丈夫そうだし」

結衣「それ以上に学内で決闘とかどうなんだ?
    先生にとかに見つかったら大変じゃないか」

あかり「平気だよー☆ 黙ってたらきっとばれないよ☆」

向日葵「せ、先輩方。赤座さんの言うとおりご心配なく。
     どうか今日のことは忘れてくださいな。
     赤座さんには相撲のお稽古に付き合ってもらっただけですので」

京子「ふーん。まあ相撲ならしゃーねーな」

結衣「私も相撲のことはよく分からないけど、
    結構激しい格闘技なんだね」


あかりは京子と結衣を連れて帰ってしまった。

向日葵にはまるで興味のないふりを装いながら。


向日葵は蛇口をひねってハンカチを濡らし、汚れた顔をふいた。

鏡で見るたびに惚れ惚れするのほどの整った顔。
今日は血だらけで最低だった。

鼻から垂れた血が制服の上着部分にかかっていた。

向日葵(これはクリーニングの必要がありますわね)


乱れた髪の毛は結い直して元に戻した。

そして教室に残った櫻子の様子を見に行く。


櫻子「悪く思うなよ向日葵。
    私はもうあかりちゃんのものになったんだ」


親友の首にはプラカードがさげられていた。

『櫻子ちゃんはあかりのものだよーん☆
  手を出したらお仕置きだからね☆』

つまりどういう状況だってばよ

シェオゴラスでもいるんだろ

キチガイ祭り

つまり向日葵よりあかりのほうが格上だってわかって
調子乗ってあかりのほうについてそのあかりをさらに
だれかが監禁するってことかい!?!?!?

早く櫻子ちゃんいじめてあげてください


向日葵「そんな……これはきっと夢ですわ」

櫻子「私はあかりちゃんが大好きなんだ。
    これからもあかりちゃんだけを信じて生きていくよ」


櫻子の所有者の変更がありました。

向日葵→あかり


櫻子「じゃあな向日葵。
    これからは学校でもあまり話しかけてくるなよ?」


去っていく親友の背中。

呼び止める権利は向日葵には存在しない。


向日葵「いやあああああああああああああああ!!」


向日葵は声にならない叫びをあげるのだった

自業自得


その日帰宅した向日葵は、荒れるに荒れた。

任されていた家事を放棄するだけではなく、
その辺にあるものを次々に投げ始めた。

パリィン パリィン

景気よく割れる皿の音。

まるで向日葵の乱れた心情を表してるかのように。


向日葵「はぁはぁ……むかつきますの……」

楓「お姉ちゃん、学校で嫌なことであったの?」

向日葵「櫻子がお団子頭に奪われましたの……」

楓「ええええええ!!」


詳しく事情を聴いた楓は同情した。

いつも家族のために頑張る姉のために、
何かできることはないかと知恵を振り絞る。

櫻子かわいいよ櫻子

腹いてえwwwww

はやくあかりやっちまえよ

てかゆるゆり見てないから桜子とヒマワリってどんなのか想像できん
よってあかり支援


楓「私も喧嘩のことはよく分からないけど、
   勝てないなら裏を突けばいいと思うの」

向日葵「裏ですって?」


つまりこういうことだ。

あかりに力で勝てないのは分かった。

櫻子を調教でもしたらその時点でアウト。


ならば、あかりの身近にいる人を人質にとってしまえばどうか?


楓「娯楽部の人がいいんじゃない?
   特に抜けてそうな人をターゲットにすればいいの」

向日葵「ふむ。そうなると歳納先輩がよさそうですね。
     あの能天気そうな先輩に犠牲になってもらいましょうか」


ということで次の犠牲者が内定した。

何も悪いことをしてない京子である。

身近の人なら姉がいるやん

あかりにすら勝てなかったやつが年上に挑むとか…
向日葵ちゃんバカ?M?

京子に手を出して結衣にボコられるのが目に見えているな・・・


翌日、さっそく京子にちょっかいを出すことにした向日葵。


向日葵「歳納先輩。昨日はお見苦しいところをお見せしました」

京子「ん? 君は昨日相撲していた一年生じゃないか」

向日葵「はい。古谷向日葵と申します。
     今日は先輩に相談事がありまして」

京子「初対面なのに相談事かい」

向日葵「聡明そうな先輩にしかできない話しなんです。
      同じクラスの吉川さんも先輩のこと褒めてましたよ?
      粗暴そうに見えて実はすっごく思いやりのある人だって」

京子「へ……へぇ。君、なかなか見どころあるじゃん。
    気に入ったぜ」

向日葵「ありがとうございます。
     それでは放課後、お待ちしておりますので」


そして時は巡って放課後。ついに運命の扉は開かれた。

向日葵「うわあああああああああああああ」

ウンメイノー

なんだこのSSwwww支援

おっぱいでかいからって生意気だぞ


京子は独りでノコノコやってきた。


向日葵「歳納先輩。好きです」

京子「へ?」

向日葵「入学した時からずっとあなたのことが気になってました。
     私とお付き合いしてくれませんか?」

京子(なにこれ?)


京子はノコノコやってきたことを後悔していた。

まさか告られるなんて思ってなかった。

それに相手は限りなく初対面に近い一年生。


京子「うーん。いきなり恋人になるのはきついかな。
    まずは友達からじゃね?」

向日葵「そうですか。じゃあ死んでください」


向日葵のボディブローが炸裂した!!

京子ちゃん傷つけたらさすがにヤバイって

結衣さん覚醒


突然の襲撃を予期できなかった京子は、まともに喰らってしまう。

初めて味わうお腹の痛みにのたうちまわる。


京子「うっ……はぅぅ……!!」

向日葵「まぁ……なんて素敵な顔なんでしょう。
     苦しんでる人の顔って芸術的ですわ」

京子「て……てめえ。卑怯だぞ」

向日葵「なんとでもおしゃってください。
     歳納先輩って少し櫻子に似てますわね」


向日葵の爪先が京子の横腹を襲った。


京子「うあああああ!!」

向日葵「はぁはぁ……その声、その叫び、その汗。
     全てが私を興奮させますわ」

京子「ゆ、ゆいいいい!! 助け手に来てくれえええ!!」

京子ちゃんをボスケテあげて

そのうち快感に変わる

俺も京子ちゃん気絶するまで虐待したい!!!!!

向日葵「先輩ったらいけませんわ。すぐ助けを呼ぶようでは
     七森中の生徒にふさわしくありません」

京子「おおお、おまえ、年下のくせに……!!
    こんなことしてどうなるか分かってるのか!?」

向日葵「知るかですわ。学生生活なんてあっという間に
     終わってしまうのです。楽しまないと損ですわ」

京子「へへ……そうかよ。なら……私も本気で暴れさせてもらうぜ!!」


起き上がった京子が雄たけびを上げる。

向日葵と取っ組み合いの喧嘩になった。


生意気な後輩といきり立つ先輩。

背丈はほぼ互角。その実力の差はどこになるのか。

答えは単純。おっぱいの大きさの差だった。


京子「うわああああ」

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欄外 
     夕食の時間のため、席を外す

夕食をパソコンの前に持ってこようか…

まだ京子が負けとは決まっていないよな…?

結衣「京子ォー!気合いだァァァ!!」

世紀末七森中

あかりがお団子外したら超化するじゃん、無理ゲーだよ逃げるんだ

全然ゆりゆりしてないよぉ……

手うが使えよ

うおおおおおおおおおおお
あかりうぜえええええええええええええええええええええええ

この中学校施設かなんか?

はよ

なにこれw

保守

追いついた
ヤンデレ展開かと思ったらバトル展開とかどうなってんだ

参考画像
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3350491.png
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3350488.jpg


一応
可愛い方が向日葵、うざい方が櫻子な


京子の身体が浮く。

相撲の要領で投げ飛ばされてしまったのだ。


向日葵「いかかですか先輩?
     おっぱいの差は腕力の差に匹敵しますわ」

京子「ち……ちくしょう。ちょっと胸が
    でかいからって調子に乗りやがって」

向日葵「貴女では私に勝てないことは明白。
     大人しく降伏しなさいな」

京子「先輩に向かって命令かよ」

向日葵「歳の差がどうかしましたか?
     私は実力の差こそすべてだと思っておりますの」

京子「なんて暴力女だ。こんな奴が家の学校にいたのかよ」

どっちも可愛い

圧倒的…おっぱい…!!

でも京子ちゃんはやられてる時のほうがもっと可愛い


京子は腹が立ったのでもう一度突撃をかけた。

また取っ組み合いになるが、僅差で力負けする。


向日葵「さあ、大人しく床にひれ伏すといいですわ」

京子「くぅ……まじで勝てねえ……」


向日葵>>>>京子

負けたほうがどうなるのか。それは勝った方が決められる。


向日葵「先輩って見れば見るほど櫻子に似たところがありますわ。
     無鉄砲な性格や粗暴な言葉使なんてそっくり。
      うふふふふ。うふふふふふふふふふふふふ」

京子「……う……薄気味悪いな……何を笑ってやがる!!」

日向「決めましたわ。私、京子先輩を調教します」


女神は非常な決断を下したのだった!!

あかり>>>向日葵…

浮気かよ

いいぞいいぞ

結衣&綾乃のタッグクルー?

あかりが京子ちゃんは私のものとか言ってた


向日葵は隠し持っていた携帯型の手錠で京子の両手を拘束した。


京子「なにいいいい!!」

向日葵「負けた罰にはちょうどいいですわ。
      これから保健室に行っていいことしましょう?」

京子「おおおお、おまえ、っまままままさか私の身体を?」

向日葵「もちろんですわ。
      抵抗したら痛めつけますので、そのつもりで」


手錠の先にはロープが伸びていて、向日葵が引っ張る形になっている。

嫌がる京子がぎゃーぎゃーわめくが、かまわず保健室まで連行した。


向日葵「着きましたわ。どうやら無人のようですわね。
     ここならきっと楽しい行為ができるわ」

京子「うわあああ!! こんな得体のしれない奴に犯されるなんて
     いやだああああああ!! 誰か助けに来てくれよおおお!!」


京子があんまり騒ぐからお腹に一撃食らわしたくなる。

でも向日葵はお利口さんなので別の方面から責めることにした。


京子「んんんんん……!!」

向日葵「……ぷはぁ。これが先輩のお口の味ですか。
     なんて甘美な味がするんでしょう」

京子「おええええ!! 女同士でキスしちまった!!」

向日葵「そんな顔なさらないで。もっとこっちをよく見てください」

京子「わ、分かったからもう止めろ!!
    おまえのことは好きでもなんでもないんだ!! はやくこm」


京子を抱き締めてベッドまで運び、ゆっくり押し倒した。

ベッドの上部に手錠のロープを固定。

これで京子は両手をばんざいする形になった。


向日葵「先輩の困った顔、素敵ですわ」

京子「うわぁ、止めてくれ!!」

素晴らしい


上着に手を伸ばし、器用に脱がしていく。

手は拘束されたままなのに、どういうわけか
ブラまで綺麗に脱がせることに成功した。

でかパイに不可能はないのか。


向日葵「可愛い乳首。思わず舐めたくなってしまいますわ」

京子「女同士なんてよせ。あとで絶対後悔するぞ」

向日葵「だからそんなの関係ないですわ。
     私は今この瞬間を楽しみたいだけですの」

コリコリに固まった乳首を口に挟み、舌でもてあそぶ。


京子「あっ……」

向日葵「うふふ。もしかして感じてます?」

京子「そっ、そんなこと……んっ……」

最高だよお前

手を塞がれちゃ手うができない…

向日葵と京子かいいぞぉ~


向日葵「ほうら。私がちょっと力を入れて
     揉んであげると気持ちいでしょ?」

京子「……だめぇ」

向日葵「先輩からそんな女の子らしい言葉が聞けるなんて感動です。
    もっと気持ちよくさせてあげますからね?」


向日葵は、羞恥のあまり顔を背けてる京子の頭を撫でていた。

これじゃあ先輩と後輩の立場が逆転している。

京子は悔しい思いよりも恥ずかしさの方が優先されていた。


向日葵「真っ赤になった顔も愛らしいですわ。
     次はお尻を触っちゃおうかしら?」

京子「ああんっ!!」


ベッドシーツに手を滑らせ、無防備なお尻を強く握った。

京子の顔をしっかり観察しながらモミモミする。最高の至福だった。

いいねえ

結衣がバールのようなものを装備したようです


片方の手でお尻をまさぐりつつ、
露出した脇の下の匂いも嗅いでいた。


向日葵「んんー。汗の匂いがしますわ」

京子「~~~///」

向日葵「先輩の匂いですわ」

京子「……もう許してよおお」

向日葵「駄目です。恨むなら赤座さんを恨んでくださいね?」

余計な脂肪のついていないお腹をぺろぺろし、
お尻を愛撫していた手は次第に太ももから下腹部へと移動していく。

京子「それ以上は止めてええええ」

向日葵「止めてって言われると余計にやりたくなりますわ。
     早く先輩の恥ずかしいところ見せてくださいな」

スカートのホックをはずし、パンツごと脱がしてしまった。

その赤座さんどこいった


ついに露になる京子の女の子の部分。

向日葵はめずらしい物でも見るように、まじまじとそこを見ていた。

足を開かせて顔を接近させ、味を確かめた。


京子「ひゃあ!!」

向日葵「うふふ。後輩の前で裸をさらすのはどんな気分ですか?」

京子「……んんっ……あっ……」

向日葵「ちょっと舐めただけなのにもうこんなに濡れてますわ。
     先輩ったら思ってたより淫乱ですのね」


嫌がって身体をくねらせる京子だが、
拘束は固くてとても解けそうにない。

足を閉じようとしても向日葵がしっかり
押さえつけてるので無駄だった。

割れ目を縦になぞるように向日葵の舌が動いていく。

熱い吐息と舌の感触が京子を狂わしていくのだった。

気がつけば、はしたない声をあげて身をよじらせてる自分がそこにいた。

素晴らしい

挑発
>>117 おっぱいちゃんがひま&まな板がさく


京子「んあああっ!! いきなり入れちゃだめええ!!」

向日葵「ちょっとバイブを挿入しただけで大げさですわね。
     気持ちよくしてあげるんだから大人しくしなさい」


バイブは保健室に置いてあったので使わせてもらうことにした。

おそらく保険医の私物なのだろ。


京子「ああっ、んあああっ……激しくしないでえ!!」

向日葵「ほらほら。もっといい声で喘ぎなさい?
     あなたのみっともない姿をしっかりこの目に
     焼き付けておいてあげるわ」

京子を抱きしめ、至近距離から顔を見つめながら、
バイブの出し入れを繰り返した。

濡れ濡れのそこは、バイブが入るたびにエッチな音を奏でる。

京子の顔もどんどん赤く染まっていき、理性を失っていった。

これはもう堕ちたかもわからんね

あかねさんがあかり殴られたとこ見てたらヤバかったな

結衣登場はよ

休まることない向日葵の責めに耐えきれず、ついに達した京子。

愛液がベッドシーツを濡らしたのが生々しい。

肩で息をする京子は、快楽の頂点を迎えたばかりで疲れているのだ。


にっこり笑った向日葵は、京子の汗を拭いてあげた。

そして預言者のような口調で語りかける。


向日葵「よろしいですか。今日から
    私のことは向日葵ちゃんって呼びなさい」

京子「う……うん。向日葵ちゃん……」

向日葵「あなたのことは京子ちゃんって呼びます。
     私達の間に先輩後輩の関係なしです」

京子「分かったよ。……わたし今日から向日葵ちゃんのものになるね」

向日葵「うふふ。それでいいんですのよ。
     仲直りのしるしとしてキスしましょうか?」

京子「うん。だいすき、ひまちゃん」

これで第一の目標は達成した。

あとはこの女をエサにしてあかりに復讐すればいいだけだ。


結衣(ふぅん。そういうことか。
    調子が悪かったんで保健室をのぞいてみたんだが、
    まさかこんなことがあったなんてね)


なんと結衣はこっそりと一部始終を見ていたのだ。

ならば、なぜ助けに行かなかったのかと疑問が生じるだろう


結衣(京子が気持ちよさそうな顔してたからついね。
    最後まで見守ったのは親心みたいなもんさ)

意味不明である。


それはいいとして、向日葵はさっそく計画を第二段階へと移行した。

翌日の早朝である。


向日葵「おはようございます赤座さん」

あかり「うん。おはよう。こんな時間に何か用かな?
     まだ誰も登校してないみたいだけど」

もう呼んでませんが

結衣ェ…

必殺結衣キックマダー


向日葵「実は新しいペットを手に入れたので
      紹介したいと思いまして」

あかり「ペット? 犬? それとも猫?」

向日葵「人間です」

あかり「……に、にににににににんげん!?」

向日葵「歳納京子さんですわ。あなたと同じ娯楽部に所属してる方です」

あかり「えーーー京子ちゃんが!?」

向日葵「今では私の性奴隷ですよ? 携帯のこの写メを見てください。
     顔を真っ赤にして喘いでいるでしょう? 実に淫乱です」

あかり「うそおおおおん!!」

向日葵「取引しましょう。櫻子を私に返してくれれば
     京子さんを引き渡します。悪い相談じゃないでしょう?」

あかり「あー別にいらないや」

向日葵「いまなんと?」

あかり「別に京子ちゃんとかいらないから。
     私には櫻子ちゃんがいるからどうでもいいよ☆」

どうなんのよこれ

あかりィ…


意気消沈した向日葵は手と膝を床につき、涙を流した。

今までの努力は何だったのか。


能天気だが美人の先輩とわざわざ決闘し、
保健室で行為に及ぶというリスクまで犯したのに。


全ては水の泡だったということなのか?


あかり「あかりねー。正直娯楽部とかどうでもいいんだぁ」

向日葵「あ……やめて……それ以上言わないで」

あかり「ぶっちゃけあの部活ってまともな活動してないじゃん。
     生徒会の人とかにも迷惑だよね。あと京子ちゃんうざい」

向日葵「あ……あ……」

あかり「京子ちゃんが欲しいなら喜んであげるからね?
     そっちはそっちで好きにしていから。
     じゃあね、負け犬の向日葵ちゃん☆」

ヒデェww

これは…

ラスボスか…あかりさん

追いついたが凄い状況だなこれ.....

>>117
ひまわりっぽい方が櫻子、さくらこっぽい方が向日葵

どうしたらこういう文章書けんだろうな
書こうとしても途中で我に返っちまう


言い返す言葉さえ、向日葵には思い浮かばなかった。


そこにいるのは敗者の姿。

彼女が将来なりたいのは歯医者だった。


向日葵(また失敗っですの……むしゃくしゃしますわ。
      こうなったら京子でたっぷり遊んで憂さ晴らしを……)

ちなつ「おはよう向日葵ちゃん、怖い顔してどうしたの?」

向日葵「な、なんでもありませんのよ……おほほほ」

ちなつ「変な向日葵ちゃん。向日葵ちゃんはひまわりの
     花のように微笑んでればいいのに。
     最近はバラみたいにトゲトゲしいよね」


次の瞬間、ちなつは一本背負いされて宙を舞った。


ちなつ「ほわあああああ」

向日葵「はぁ……気分転換に散歩にでも行ってきますわ」

ちょくちょく笑いを取ろうとしてくるのがまた

最初からずっと笑いしかないように見えるが


ちなつの絶叫をBGMにしながら優雅に教室を出ていく向日葵。

ちらりと振り向くと、あかりと櫻子が仲良さげに会話してるのが
目に映って泣きそうになる。

ずっと一緒だと思っていた幼馴染が、どこの馬の骨かもしれない
お団子に取られてしまった。


向日葵「世界の終末は近いですわ。今のうちに善い行いを
      しないと天国に行けませんわ」

結衣「やあ古谷さん。話しなら京子から聞いてるよ」

向日葵「あなたは一昨日廊下で会った人ですね?
     その顔は見覚えがあります。たすか杉浦さん?」

結衣「船見だね。今分かってて間違えたでしょ?」

向日葵「ばれましたか。それで何のご用で? くだらない
     用事でしたら相撲技の練習台になってもらいますが?」

結衣「なんて高圧的な態度だ。私、二年生なんだけど」


次の瞬間、向日葵のボディーブローが放たれた。

結衣ちゃあああああああん


結衣「おっと。動きが重いね。君、普段からケーキとかよく食べるでしょ?」

向日葵「バカな……この一撃を受け止めるなんて」

結衣「まさにそんな……?」

向日葵「バナナ。ってうるせえですわ。あなた何者なんですの?
     ふつう不意打ちって簡単には止められないと思います」

結衣「君の蛮行はあかりからも聞かされてるんだよ。
    奴は不意打ちの名人だから注意してねって」

向日葵「あの女……また私の邪魔をして……」

結衣「とりあえずさー。京子に手を出した時点で死刑決定だよね?
    ってことでちょっと制裁タイム入っていいかな?」


風を切る音がしたかと思うと、結衣のミドルキックが放たれた。

向日葵は、とっさの判断でその辺に寝ていたちなつを
抱き上げて盾代わりにした。


ちなつ「ぐぎゃあああああああああああ!!」

結衣「あっ、いっけねー。でもちなつちゃんならいっか」

ちなつなら喜んでくれる

近くにいたちなつが悪い…

結衣おまえもか


向日葵「その言い方はどうかと思いますわ」

結衣「うん?」

向日葵「仮にも同じ部の部員なんでしょう!!
     後輩が縦代わりにされたのにまあいいっか、
     ってその言い方はあんまりですわ!!」

結衣「まあよく考えると酷いかもしれないね。
    おーい、ちなつちゃーん。まだ死んでないのか?」

ちなつ「……ゆいせんぱぁぁいに蹴られたなら本望ですぅぅ……」

結衣「うわ、こいつきめえ。もっと蹴っとくか?」

向日葵「暴力はお止めなさい!! 
     そんなことしても何も生まれませんわ!!」

結衣「……あのさぁ。それ突っ込んでほしいのか?」

ちなつ「私はユイせんぱぁいにぃ。突っ込んでほしいのおお」

あかり「ちょっとお。さっきから何騒いでんの?」

櫻子「朝から派手にやりすぎだろ。先生に見つかったら
    大変なんだから自重してくれよ」

全く展開が読めねえ


向日葵「ええ。困ったものですわ。私は平和に過ごしていたのに、
     この杉浦先輩がイチャモンつけてきたんですの」

結衣「次名前間違ったら蹴りが飛ぶからね。
    つーか君の方からボディ狙ってきたよね?」

ちなつ「私は一本背負いされました」

あかり「本当なの?」

向日葵「さあ? 身に覚えがありませんね。
      吉川さんたちは軽度の記憶障害の可能性があります」

櫻子(その弁解は無理があるだろ)

あかり「結衣ちゃんもちなつちゃんも酷いよ!!
     よってたかって向日葵ちゃんをいじめて!!」

ちなつ「ここでまさかの」

結衣「綺麗なあかりさん来たーと思わせて?」

あかり「向日葵ちゃんをいじめていいのはあかりだけなんだから!!」

ちなつ「鬼畜あかりさんでしたーーーーー!!」

結衣「いえええええい!!」

いえええええ……い?


あかり「じゃあ悪いことした向日葵ちゃんにはお仕置きタイムだよね?」

向日葵「まじですの?」

結衣「授業が終わってからたっぷり制裁してやるからな。覚悟してくれよ?」


そんで放課後。

右を見ても左を見ても敵。

すでに四面楚歌の向日葵。

場所はまたしても渡り廊下である。


あかり「それじゃあ一番、あっかりーんの右ストレートが行きまーす!!」

向日葵「ひ、ひえええ……。神様お許しください……」

結衣「祈ったって無駄だぞ? 動かないように両手はしっかり
    押さえててやるからな。後ろから固定されたらもう外せないだろ?
    君は今からサンドバックになるんだ」

向日葵(そんな……なんで私がこんな目に会わなければならないんですの?
     私はただ櫻子と幸せな夫婦生活を送りたかっただけなのに……)


ドゴオオオッ

凄まじい音がして向日葵のお腹に突き刺さった拳。

胃の中の空気が全部外へ逃げた。

息はもちろんできないから、うめき声すら上がらない。


天を仰ぎ、どこからか見守ってくれてる神を探してしまう。

こんなに痛いのに、どうすることもできない。

人生の不条理を心から呪った。


結衣「おいおい。こんなもんでくたばっちゃ困るよ?」

あかり「それじゃあ第二番、地獄のあかりラリアートが炸裂しまーす☆」

ちなつ「ふむふむ。良く書き残しておこう」


書記:ちなつ

なるほど

なんだそりゃ

え?終わり?


ドゴオオオオオオオン

凄まじい音がしたので目を閉じる向日葵。

二秒、三秒とたったが、いっこうに痛みが襲ってこない。


不思議に思って目を開けると、
頭から血を流したあかりが倒れていた。

腕も自由になったので振り返ると、結衣は首筋を
針のようなもので刺されて気絶している。


京子「どうやら間に合ったようだぜ!!」

櫻子「遅くなっちゃってごめんね!!
    やっぱりあかりちゃんたちは間違ってるって気づいたんだ!!」


京子はハンマー、櫻子は怪しい液体の入ったビーカーを手にしていた。


向日葵「あぁ。救いの女神たちがやってきましたわ。
     神様ありがとうございます。祈りが通じたのですね……!!」

みんな間違っている件

え?

夢おちか

京子ちゃんも調教済みでしたか…

死んだな

ちなつはこの辺も記録してんのかなって思うと笑える

残像だよ


再開した三人の乙女たちは抱き合い、互いを褒め合った。

悪党との戦いを制し、ついに自由のみとなったのだ。


櫻子「今のうちにあかりちゃんを調教したほうが良いよ」

京子「縄なら保健室から持ってきたぞ」

向日葵「みんな本当にありがとう。こんな心の優しい
     友達に恵まれて私は本当に幸せ者ですわ」


さっそく不埒もの二人(あかりと結衣)を後ろ手に縛ってあげた。

ちなつは脅えていたが、ワンパン食わらして黙らせることに成功。

ぴーぴー泣きながらお家に帰って行った。



さて、はりきってお仕置きタイムの始まりである。

場所はあかり達の教室と定められた。

展開が読めない

わっふるわっふる

このSSで一番可愛いのはちなつ


向日葵「赤座さん。目を覚ましてください」

京子「おーい、あかりー。もう朝だぞー」

あかり「……え? 京子ちゃん? どうしてここに?」

京子「はっはっは。寝ぼけてるだろ? 
    ここはお前の教室なのだ」

あかり「ほえ……? なんであかり縛られてるの?」


椅子の後ろ側に手が回されて固定されていた。

縄は何重にもきつく縛ってあるのでまず外れない。

そして服はすでに脱がされており、両足は開いた
状態で椅子の足に固定されていた。


あかり「こんな格好恥ずかしいよおおおおお///」

向日葵「今更カマトトぶらないでくださいな。
      あっちで犯されてる船見先輩が見えますか?」

ゴクリ…


結衣は電動バイブで苛められていた。

ほとんどあかりと同じような格好で、
太ももにバイブのコードが巻かれており、
勝手に外れないようになっている。


櫻子「先輩って意外と感じやすいんですね?
    床まで濡らしててエッチですね」

結衣「んっ……も……もう許してぇ……」

櫻子「これは向日葵の命令なので諦めてください。
    船見先輩を凌辱し尽くすように言われてるんです」

結衣「ああっ……でもこれっ……もう何回もイッちゃってる……」

櫻子「何回イッてもいいんですよ?
    あと先輩の顔を写真に撮る様に言われてるので撮っておきますね」

パシャ パシャ

結衣「うぅ……こんなの止めてよぉ……」

向日葵「うふふ。いい気味ですわ」

シコシコシコシコシコシコ

つまんねーなと思ってたけど
つまんないのが逆に面白くなってきた


京子「次はあかりだな。ひまちゃんに盾突いた時点で
    こいつの運命は決まったと言っていい」

あかり「きょ、京子ちゃん? まさか本気でそんなこと言ってないよね?
     あかりはいつだって京子ちゃんのこと大好きだったんだよ?」

向日葵「騙されないで。その娘は京子さんの存在をどうでもいいと
     言っていましたわ。きっと普段から京子さんの陰口を
     叩いてたに違いありません」

京子「ますます許せねえな。おいあかり。
    おまえには私と向日葵ちゃんの二人で相手してやるからな」

あかり「い、いやあああ!! 近寄らないでええええ!!」

向日葵「うふふふふ。その恐怖染まった目。最高の輝きですわ。
     私はこの一瞬のために生きておりますの。
     さあ赤座さん。あなたの魂の輝きを見せてくださいね」


正面から向日葵の手があかりの首筋に触れた。

敏感になりすぎてるあかりは、それだけで全身が震えた。

まるで電流が走ったかのような衝撃だった。

この陳腐さがクセになる
才能だな

(・∀・)イイヨイイヨー

たかが文章でここまで笑えるとは思わなかった


顔を無理やり横方向に向かせてキス。強引なキスだった。
ここまで近くによると、あかりの髪の毛の匂いがする。

リンスの甘い香りがした。あかりの顔を見ると、
くやしくて泣きそうな顔をしていた。

向日葵は興奮してどうにかしそうだった。

今すぐこの娘を屈服させてあげたい。

でもその前にすることはたくさんあるのだ。


京子「あかりー。おまえ胸小さいんだな?」

あかり「……や、やだ」

京子「へへへー。女同士なんだからいいじゃないか」


モミモミモミ。

まさしく京子に触られるがまま。

京子はあかりの後ろに立ってるので触りやすい位置だった。

あかり「いやぁ……」


程よい力加減でも揉み、時々乳首をつねるように刺激する。

あかり「んんっ……!!」

たまらず漏れる喘ぎ声。普段のあかりの声とは異なる女の声だ。

京子はうなじの匂いを嗅ぎつつ、
弱そうなところをぺろぺろしていった。

あかりの身体はどこも汚れが無くてきれいだった。

京子「綺麗だぞあかり?」

あかり「いやぁぁぁ!! 舐めないでえええ!!」


ジタバナするも椅子が揺れるだけ。

縄があかりの腕に食い込むだけだ。


向日葵「こっちの具合も確かめましょうか」

あかり「ひぃぃ!!」


一本の指が割れ目を押し開いて内部へと侵入していた。

足なんて閉じれるわけないから、ただ迎え入れるしかなかった。

ダメだこいつら…はやく何とかしないと

奥まで入れて、ゆっくりと引く。

向日葵の指にはじっとりとエッチな液体がついていた。


向日葵「あかりさんのってどんな味がするんでしょうね。
     ご自分で味わってみたらいかがですか?」

あかり「んんんんん!! ひゃめへええ!!」


嫌がるあかりの口に無理やり指をねじ込んでやった。

舐めて綺麗にするように命じると、さすがに嫌がったが、
京子と一緒に睨みを利かせたら従ってくれた。


あかり「う……うええ」

向日葵「ご自分の愛液はどうでしたか?」

あかり「うげええ……まっずいよぉ」

向日葵「うふふふ。その嫌そうな顔も癖になりますわ」


向日葵はあかりの顔を掴んでディープキスをした。

舌を絡ませるとあかりの唾液が流れ込んでくる。
お返しに向日葵の唾液もたっぷりと注ぎ込んであげた。

ジタバナーン

ハイヤッ!

なんかお仕置きといいつつこの人たち楽しんでるような


京子「へっへへー。おまえら楽しそうなことしてんな。
    私もバイブ使っちゃおうかな」


電動バイブは二個用意されていたので、
余った方をあかりに使うことにした。

キスで夢中になってるあかりの
秘所に差し込み、スイッチオン。


あかり「んんんん!! んあああああ!!」

向日葵「まあ突然騒いでどうしましたの?
     まだキスの途中ですのに」

あかり「ああっ……んああっ……この変なの止めてめえええ!!」

向日葵「何を言ってるんですの? 早くキスをしてくださいな」


叫ぶあかりに構わず唇をふさいでしまう。

バイブの振動に耐えきれないあかりはプルプル震えて涙目だったが、
その顔こそ向日葵の見たい顔だった。

京子は、調子に乗ってバイブのスイッチを強にしてさらにあかりを苛めた。

お姉さんが黙っとらんで

ソォイッ!

息も絶え絶えになったあかりがキスを強要され、
ついに酸素不足に陥ろうとする。

意識が盛ろうとして来た頃、ようやく一度目の絶頂を迎えた。

あかり「……はぁはぁ」

向日葵「素敵でしたわ。赤座さん。今のお気持ちはいかが?」

あかり「……最低だよ。こんな屈辱味わったの始めて」

向日葵「うふふふ。その顔。うふふふふ。最高ですわ。あははははははは!!」

結衣はもう疲れて寝てしまっている。せめてもの情けで
拘束は解かれて服は着せられていた。

向日葵「赤座さん。これから二回戦目も行きましょうか?」

あかり「ええ? もう終わってもいいんじゃないかなー?」

向日葵「まあそんな訳ないでしょう? 赤座さんが
     櫻子のことを忘れられるくらいたっぷりと
     イカせてあげますわ。覚悟はよろしくて?」

こうしてお仕置きはいつまでも続いた。

向日葵は真の目的を達成し、櫻子と平和な毎日を送ったという。
       
                                  ☆終わり☆

エピローグ頂戴

乙っぱい

お、おつ

色んな意味ですごいSSだった…


最後まで展開が読めなかった・・・



終始わけわからんかったが
変な面白さがあった

おつおつ

おつつー

楽しかった

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