浅田真央「進撃の巨人(ジャッジ)」(199)
──その日、フィギュアスケートファンは思い出した
巨人(ジャッジ)に支配されている恐怖を
理不尽な判定に堪えて努力する選手を
見守る事しか出来なかった屈辱を…
※ 何でも許せる方向け
── 2013年 11月 ──
ピッ
司会『いよいよ始まりましたグランプリファイナル!』
司会『各地のグランプリシリーズを勝ち抜いた六名だけが出れる夢の舞台!』
エレン「お、やってるやってる」
アルミン「ミカサ!フィギュア始まるよ!」
ミカサ「わかった」
エレン「あれ、これ日本でやってるんだ」
アルミン「そうだね」
エレン「じゃあ生放送にしてくれたらいいのにな?」
ミカサ「そうね…」
アルミン「まぁ…色々あるよね」
エレン「?」
司会『グランプリシリーズ2勝!浅田真央!』
エレン「おおー2勝!強いなー」
ミカサ「真央ちゃんは現在女性選手で唯一トリプルアクセルを飛ぶ…ので」
アルミン「男性は四回転飛べる人沢山いるのに、女性は三回転半飛べる人なかなか出ないね」
ミカサ「それだけ女性には難しい…ので」
アルミン「因みに引退した選手だと伊藤みどりさん、トーニャ・ハーディングさん、中野友加里さん、リュドミラ・ネリディナさんが飛んでたよ!」ペラペラ
エレン「ほうほう」
アルミン「因みに飛んで着氷したけど認定されなかったのが浅田舞ちゃん、真央ちゃんのお姉さんだね!後、着氷したけど、ISU公認試合ではなかったのがキミー・マイズナーさん!後練習していたのが…」ペラペラ
エレン「すまん、もういい」
アルミン「そう…」シュン
ミカサ「ショートは真央ちゃんにぴったりのノクターン…楽しみ…」ソワソワ
アルミン「昔のは妖精みたいだったけど、今年のは女神様みたいだよね」ソワソワ
エレン「お前ら詳しいな」
ミカサ「真央ちゃん……好き…」
アルミン「真央ちゃんも好きだし、フィギュアも好きだな」
エレン「そうか…俺は真央ちゃんしかまだ覚えてないや」
アルミン「アデリナ・ソトニコワ選手いいよ!オススメだよ」
エレン「へえ?どの子だ?」
ミカサ「この、赤い衣装の子」
エレン「スラッとしてるなー」
アルミン「この子も難しい連続ジャンプ飛べるよね」
ミカサ「ええ…」
エレン「難しいジャンプって何だ?」
アルミン「そうだね…とりあえず難易度が高い順に言うと…」
アクセル(A)
ルッツ(Lz)
フリップ(F)
ループ(Lo)
サルコウ(S)
トウループ(T)
アルミン「得意、不得意あると思うけど、上記のようになると思うよ」
ミカサ「アクセルは他のジャンプと違って前向きに飛ぶ…ので、半回転多く回らなくてはならない…ので難しい」
エレン「で、ソトニコワ選手は何が飛べるんだ?」
ミカサ「三回転ルッツー三回転ループの連続ジャンプが飛べる」
エレン「三回転の連続ジャンプなら他にも飛んでる人いるぞ?」
アルミン「そうなんだけど、三回転ループを二つ目につけれる選手はなかなかいないんだよ」
ミカサ「二つ目につけれるジャンプは、ループかトウループの二つだけ」
アルミン「見分け方は、ファーストジャンプを着氷した足と違う足を後ろに回して氷を蹴って飛び上がったらトウループ、着氷した足でそのまま飛んだらループ」
エレン「ほ…ほう??」
ミカサ「ピョンズサットンッピョンッがトウループ、ピョンピョンがループ」
エレン「余計わからねぇよ」
ミカサ「ちなみに」
エレン「お、おう?」
ミカサ「最初のジャンプが三回転ルッツで、二つ目に三回転ループをつけることができたのは、スルツカヤ選手と安藤美姫さんと、ソトニコワ選手だけ」
アルミン「最初のジャンプがフリップなら、真央ちゃんもつけられるよ!キャロライン・ジャン選手はループループを飛んだし…」ペラペラ
エレン「……お前ら詳しすぎだろ」
アルミン「エレンもファンになればわかるよ!」
ミカサ「最近はルッツとフリップの見分けがつくようになった」
エレン「すでにさっぱりわからねぇ…」
アルミン「わからなくても大丈夫!」
ミカサ「応援、楽しもう」
エレン「おう!」
司会『名前をコールされました浅田真央!今、スタート地点に立ちます!』
エレン「おっと、真央ちゃんだ」
アルミン「衣装が変わってるね!」
ミカサ「フリフリ…可愛い…」
司会『曲はノクターン…さぁ、トリプルアクセルに向かいます!』
エレン「どうだ…どうだ…」
アルミン「………っ」
ミカサ「…いける…いける…」
『シュバッ!!』
エレアルミカ
「「「いったあぁぁぁあああッッ!!!」」」
エレン「すッッげええぇぇえええ!!」
アルミン「出来た!綺麗に出来た!!」
ミカサ「これは、いい!とても、いい!!」
エレン「やったな!やったな!」
アルミン「あぁもう、凄い笑顔だよ!」
ミカサ「こっちまで笑顔になりそうだ…!」
エレン「この調子で最後まで…!」
アルミン「うわぁぁフリップ降りた後の笑顔!」
ミカサ「振り付けが音にピッタリだ!」
\ ウワァァアア!! イイ!! イッケェエエ!! /
この日の浅田真央は、素晴らしかった。
最初のアクセルを決めた後、柔らかな微笑みを浮かべながら。
スピン、ステップ、更にはジャンプに至るまで。
彼女の身体から音楽が奏でられているのではないかと錯覚するほどに。
切なく、優しく、優雅な空間を作り上げながら、舞う。
正しく、浅田真央史上に残る、会心の演技だった。
エレン「神様…」
アルミン「女神…」
ミカサ「天使…」
エレン「うぁ…うぁぁ…」パチパチ!!
アルミン「凄いよ、パーフェクトだよぅ…」パチパチ!!
ミカサ「よくやった…頑張った…!」パチパチ!!
エレン「なんか涙が…」グスン
アルミン「僕も…胸が一杯で…」グスン
ミカサ「世界は美しい…」グスン
エレン「一位かな?一位だよな!」
アルミン「高得点くるかな?!」
ミカサ「お客さんが、得点を期待して手拍子している」
エレン「そりゃ期待するよな!」
アルミン「今シーズンの得点を考えたら…世界新記録いくかな?!」
ミカサ「わからない…!でもシーズンベストは更新するはず…!」
司会『得点が出ました!』
エレン「おっ!」
アルミン「…えっ」
ミカサ「……ななじゅう…に点…?」
エレン「凄いな!70点代真央ちゃんだけじゃねぇか!」
アルミン「………」
ミカサ「………」
エレン「トリプルアクセル飛んだからかな!」
アルミン「………」
ミカサ「………」
エレン「ショート一位だよな…って、どうした?」
アルミン「………低い」
エレン「え?」
ミカサ「………おかしい」
エレン「え?」
アルミン「絶対!!!」
ミカサ「おかしい!!!」
エレン「えっ???」
アルミン「何で…?!少し着氷乱れた時より低い点数はおかしい!!」
ミカサ「ジャッジは…?!世間の反応は…?!」
エレン「お、おい二人とも…何パソコンさわりだして…」
アルミン「クソ!!」
エレン「え?!」ビクッ!!
アルミン「やられた…!テクニカルスペシャリストに…!」
アルミン「鎧の巨人がいる!!」
エレン「えっ??」
ミカサ「鎧の巨人だけじゃない、アシスタントに女型の巨人もいるようだ…っ」
アルミン「あぁもう…!じゃあトリプルアクセルが回転不足とられたね!?」
ミカサ「ええ、さらに今シーズンずっとレベル4だったスピンまで3に下げられている」
アルミン「何でだよぉぉおおおッ!!」
エレン「お、おい??」
アルミン「何?エレン!」
エレン「何でその…テクニカルスペシャリストに鎧の巨人と女型の巨人がいるだけで、トリプルアクセルが回転不足ってわかるんだ?」
ミカサ「エレン、鎧の巨人は別名3Aダウングレーダー」
エレン「えっ??」
アルミン「真央ちゃんのトリプルアクセルを、毎回のように回転不足にするジャッジなんだ…」
ミカサ「さらに、女型の巨人はキム・ヨナ選手の同郷」
エレン「え??でも今回キム・ヨナって名前の選手いないし…出てないよな?関係あるのか??」
アルミン「……明日」
エレン「え??」
アルミン「明日、違う試合に、出るよ」
ミカサ「ネットでは…キム・ヨナ選手を真央ちゃんの少し上の点数にして、華麗に復活とアピールしたいのでは、と話題になっている…」
エレン「でも…違う大会だろ?意味なくないか?」
アルミン「いや、フィギュアに詳しくない人にとってはかなりの印象になるはずだよ」
アルミン「キム・ヨナ選手は、真央ちゃんより凄いんだ…って」
ミカサ「真央ちゃん、演技終了直後は技術点が40点はあったようだ」
アルミン「えっ?!」
ミカサ「演技終了後しばらくして鎧の巨人がトリプルアクセルを回転不足にした」
ミカサ「その影響で技術点が37点まで下がり、構成点と合わせて72点の完成」
アルミン「じゃあキム・ヨナ選手に出す予定の点数は73点以上…?」
エレン「いやいやいや待て待て待て」
アルミン「何?エレン」
エレン「これ…スポーツだよな?」
アルミン「そうだよ」
エレン「その時その時の演技次第で…点数出るんだよな?」
ミカサ「…普通は、そうだ」
エレン「…普通…じゃないのか?」
アルミン「じゃあエレンはトリプルアクセルが回転不足に見える?」
エレン「…司会の人が…足がぐらついたって言ってなかったか?」
ミカサ「エレン、あれは着氷しきった後になっていた。ジャンプの回転は既に終わっている」
エレン「えっ…と」
サシャ「悩みますよねー」ヒョコッ
エレン「ひぇっ?!」ビクッ
アルミン「サシャ!お帰り!」
サシャ「いやー、生のフィギュアは良いですねぇ」
エレン「あ、観戦に行ってたのか?」
ミカサ「今日の演技を間近で見れたなんて羨ましい」
サシャ「大技祭りで素晴らしかったですよ!」
エレン「サシャも…トリプルアクセルの回転不足について悩んでたのか?」
サシャ「ええ。だって、どこが足りなかったのかわからなかったんで」
アルミン「だよね」
サシャ「なので、鎧の巨人のツイッターに突撃しちゃいました!」
エレアルミカ「「「??!!!」」」
サシャ「先客沢山いましたけどね!『何処が足りないんですか?どうやって測ってるんですか?』って、皆質問してました」
アルミン「ちゃ、チャレンジャーだね…」
サシャ「だって悩んでもわからないんですもん、本人に聞いた方が早いじゃないですか」
エレン「凄いな!確かにそうだ!」
ミカサ「…答えるだろうか」
サシャ「明日にでもまたツイッター覗いて教えますね!」
アルミン「キム・ヨナ選手の点数は…」
エレン「アルミン、どうなるのかわからないのに悩みすぎだって!」
アルミン「……胸騒ぎがするんだ」
エレン「明日になればわかるって!今日はもう寝ようぜ?」
アルミン「……うん、そうだね…」
サシャ「それでは、また明日!」
ミカサ「お休みなさい」
アルミン「お休み…」
エレン「お休み!」
トコトコ…
エレン「そいや、ソトニコワ選手のジャンプ、ピョンピョンじゃなかったな」
アルミン「うん、今回のはトウループトウループの組み合わせだった」
アルミン「三回転三回転の中で、一番簡単な組み合わせなんだよ」
エレン「へぇー…難しいの見てみたかったな」
アルミン「だね、フリーに期待しよう」フフッ
エレン「おう!」
アルミン「……はぁ」
エレン(まだ悩んでる)
エレン(アルミンもミカサも、真央ちゃんが好きだからってピリピリしすぎじゃねぇか?)
エレン(スポーツなんだから…贔屓とか点数を意図的に下げるとか…ないだろ)
──その時、俺は知らなかった
バンクーバーに至るまでの悪夢を
十代の少女に襲いかかる
理不尽なまでの境遇を…
ここまで
グランプリファイナルの浅田選手のトリプルアクセル回転不足をつけたのがいつものジャッジだったので思わず書いてしまった
フィクション・ノンフィクション混ぜてギャグっぽく書こうと思うけど内容が内容だけに続けてもいいのか迷う
そんな買収ジャッジをずっと放置してるなんてISU?は根っこから腐ってるの?
どうなるのか。
キムチのジャンプは氷に手がつくまでが成功の範囲内だしなぁ。
フィギュアのルールよく知らん素人視聴者だが勉強になる
続きあれば読みたい
ぼやーっとは分かっていたけどフィギュアにそれほど詳しくないからスッキリする
どうか続けておくれ
>>1です、ありがとうございます
続き、色々調べながら書いてるのと、書きたいことありすぎてまとめるのに手間取ってます
もう少しお待ちください
期待して待ってる
── 次の日 食堂 ──
エレン「おはよーぅ」
アルミン「おはよう!」
クリスタ「おはよう!」
ユミル「はよー」
コニー「おっす!」
マルコ「おはよう、二人とも」
ジャン「…おぅ」
ライナー「久しぶりだな」
ベルトルト「…やあ」
アニ「………」
サシャ「おはようございます!」
ミカサ「…おは…よう…」
エレン「え…ミカサどうした?調子悪いのか?」
ミカサ「エレン、アルミン…」フラッ…
エレン「お、おう」
アルミン「どうしたの?」
ミカサ「これを…見て……」スッ
エレン「お?」
アルミン「何……」
『キム・ヨナ、ジャンプを綺麗に処理しSP首位!』
エレン「あぁ、昨日言ってたキム・ヨナ選手か」
アルミン「ショート一位なんだね…あ」
エレン「お?……あ」
『ヨナ 真央上回る!SP73.37点』
アルミン「やっぱり」
エレン「ええぇぇぇええ?!!」
ミカサ「エレン、驚きすぎ」
エレン「いや…お前らの予想が当たってたから…」
アルミン「うん…外れて欲しかったな…」
ミカサ「あぁ…またこれか…」ズキンズキン…
エレン(なんだこの空気)
サシャ「動画ありますよ!見ますか?」
エレン「お!見てみたい!」
アルミン「…僕も一応…」
ミカサ「私も…」
クリスタ「見る!」
コニー「俺も!」
エレン「お前らは見ないのか?」
マルコ「僕はちょっと…」
ジャン「結果わかってんなら見ねぇよ」
ユミル「私も見ない…感想聞かせてくれ」
サシャ「では流しますよー」
エレン「おう!」
エレン(昨日の真央ちゃんより高い点数って…どんな演技なんだろう!?)ワクワク
エレン(トリプルアクセル飛ぶのかな?昨日アルミンが言ってた連続ジャンプの二つ目にループつけるとか!?)ワクワク
エレン(お、黄色い衣装か!)ワクワク
ワクワク…
ワク…
…
この日のキム・ヨナは、通常運転だった。
ジャンプ、スピン、ステップに至るまで。
前シーズンの世界選手権を再現しているかのような、演技。
前に、後ろにひたすら走る。
ダブルアクセル後に氷に力強く触れ、再びリンクの上を駆け抜ける。
物憂げに、気だるげに。
音をバックに、流している。
そんな、演技だった。
── 数分後 ──
エレン「………」
コニー「なぁ?なんでスローで流してんだ?…え?通常再生?」
クリスタ「………」
アルミン「はぁ……」
ミカサ「世界は残酷だ…」
エレン「………」
コニー「じゃあグランプリファイナルを早送りで流してたのか?…え?通常再生?」
クリスタ「……えっと……転びかけたけど頑張ったね!」
エレン「ジャンプの後手をついてたのって…ミス…だよな…?」
ミカサ「ええ」
エレン「…これが真央ちゃんより高い点数の演技?」
ミカサ「そう」
エレン「あ!前向きに飛んでたし、トリプルアクセルを飛ぼうとして失敗したのか!」
ミカサ「エレン」
エレン「だよな!だから演技がこう…ショックでへにゃへにゃだったんだな!」
ミカサ「エレン」
エレン「フリーが楽しみだな!」
ミカサ「エレン、聞いて」
エレン「なんだよ?」
ミカサ「キム・ヨナ選手は」
ミカサ「トリプルアクセルを、飛べない」
エレン「え…トリプルアクセルで失敗…だろ?」
ミカサ「違う、ダブルアクセルの失敗」
エレン「え…ダブルアクセルって言ったら…」
ミカサ「つまり、二回転半」
エレン「トリプルアクセルより…簡単だよな?」
ミカサ「ええ、有名な選手はみんな飛べる」
エレン「連続ジャンプは…」
アルミン「三回転ルッツー三回転トウループだね」
エレン「え?二つ目はループじゃないのか?」
ミカサ「エレン、聞いて」
エレン「なんだよ?」
ミカサ「キム・ヨナ選手は」
ミカサ「三回転ループを、飛べない」
エレン「え?」
ミカサ「連続ジャンプと言う意味ではない…単独でも飛べない」
エレン「え??」
アルミン「試合での成功率が悪かったから抜いたんだ。練習では飛べてたみたいだけどね」
アルミン「因みに、三回転ルッツと三回転トウループの連続ジャンプを飛んでる子はグランプリファイナルにもいるよ!ラジオノワ選手と、リプニツカヤ選手、パゴラリア選手!」
エレン「え??」
アルミン「他には長洲未来選手、フラット選手、ゴールド選手、タクタミシェア選手、宮原知子選手…」ペラペラ
エレン「ちょ!多い多い!!」
アルミン「ジュニアでも飛んでる子いるよ!」
エレン「覚えきれねぇからもう名前言わなくていいぞ」
アルミン「そっか…」シュン…
アルミン「あ!ワグナー選手は三回転フリップからの三回転トウループ飛べるし、真央ちゃんも数年前は飛んでたよ!今はダブルアクセルから飛んでるよ!パールスピンで有名なジャン選手も…」ペラペラ
エレン「いやだからもういいって」
アルミン「そっか…」シューン…
エレン「でも…グランプリファイナルの選手で同じジャンプ飛んでる人いるのに、キム・ヨナ選手が一人凄い点数高いな」
アルミン「うん…まぁ…試合が違うから参考程度にしないとだけど…」
クリスタ「スピンは、グランプリファイナルの子達が素敵だった!」
コニー「キャンドルスピンとかすげぇよな!」
エレン「おお!リプニツカヤ選手の!あれ凄かったな!」
クリスタ「ソトニコワ選手の最後のスピンも、何回も見ちゃう!独特だよね!」
コニー「ラジオノワ選手がニッコニコ可愛かった!」
クリスタ「癒されるよね!」
エレン「皆の演技楽しく見れた!」
エレン「……けど」
エレン「全員……キム・ヨナ選手より遥かに下なんだな」
コニー「…既に何してたか忘れた…」
クリスタ「………」
コニー「…いや、でも前回のバンクーバーオリンピックの金メダリストだろ?」
エレン「そうなのか?」
アルミン「うん」
コニー「確か、女子の世界最高得点出したんだよな?」
エレン「そうなのか?」
アルミン「うん」
コニー「じゃあ、きっと何か凄いんじゃないか?」
エレン「そうなのか?」
アルミン「うーん…まぁ、ある意味凄い」
コニー「?」
エレン「?」
クリスタ「?」
サシャ「そうそう!起きてから鎧の巨人のツイッター見てみたんですけどね」
アルミン「うんうん」
サシャ「鍵かけられてました」
エレン「えっ」
アルミン「はあぁぁああっ?!!」
ライナー「っ」ビクッ!!
ミカサ「やましくなければ…説明すればいい」
サシャ「ねー?コソコソ何してるんですかねー?」
ライナー「………」ドキドキ
サシャ「鍵かけられる前に見たんですが、飛行機、選手よりいい席に座ってましたよ!写真アップしてました」
ミカサ「ほう」
サシャ「ジャッジは殆どボランティアのような報酬って聞いた事あるんですけどねー?余裕ありますねー?」
エレン「飛行機?」
アルミン「鎧の巨人は日本人だけど、今カナダに住んでるんだ」
ライナー「………」
ユミル「鎧の巨人って…もしかして昨日のトリプルアクセルの回転不足の事か?」
サシャ「ええ!突撃してみたんですけどね」
ユミル「それなら違う奴が解説したのがこいつに載ってるぞ。『超大型巨人の目』の欄」ペラッ
ベルトルト「っ」ビクッ!!
アルミン「…超大型巨人かぁ…」
ミカサ「この巨人には自分の意志がない…どうせ鎧の巨人をフォローしてるんだろう」
エレン「とりあえず読んでみようぜ」
ベルトルト「………」ドキドキ
『 超大型巨人の目
フリーレッグ(軸足でない方の脚)の抜け方が少し遅れた事で回転不足となったものの、浅田の3回転は前回まで指摘してきたような「守り」の両足着氷ではなかった。
流れも良く、段階的にはさらに一歩進んだ印象だ。個人的な感想だが、男子の得点が伸びていた一方で、女子に厳しかったように思う。 』
エレン「へえ…女子に厳しかったのか」
アルミン「………」
エレン「で、フリーレッグの抜け方のせいで回転不足なんだなー」
ミカサ「エレン」
エレン「なんだ?」
ミカサ「フリーレッグは、氷に乗ってない方の足」
エレン「……ん?」
アルミン「確かに、ジャンプ中のフリーレッグが巻き足だと美しくないって言われたりするよ…でも…」
アルミン「どうして、氷にも着いていないフリーレッグで回転不足になるの…?」
エレン「………んん??」
コニー「言われてみればおかしいな?」
クリスタ「うん…両足ついちゃった訳じゃないもの」
ユミル「とうとう回転不足の理由作れなくなったんじゃね?」
ミカサ「ユミル…あなたまさか」
ユミル「ん?あぁ、私もスケオタだよ」
ユミル「因みにカナダのケビン・レイノルズが好きだ」
ミカサ「四回転大好きっ子ね…」
ユミル「最近の男子は高難易度争いになったからまだ面白いぞ…」
ユミル「あぁでも、今年のNHK杯ショートの織田信成の点数が低すぎてビビったな」チッ
ミカサ「四回転三回転の連続ジャンプを飛んだ時ね…あれも、回転不足が取られていた…」チッ…
エレン「お、おい?何の話だ?」
アルミン「そういえばマルコも昔一緒にフィギュア見てたよね」
マルコ「うん、僕はアメリカ女子を応援してたよ」
エレン「見るの辞めたのか?」
マルコ「うん…フィギュアは好きなんだけど…キスクラが辛くて…段々見なくなったよ」
エレン「キスクラ?」
アルミン「点数が出るのを待つ場所だね。キスアンドクライを略してキスクラ」
マルコ「ショーとかは見てるんだけど…フィギュアは好きな筈なのに、何でかな…」
ジャン「そんなの決まってんだろ」
エレン「なんだ?」
ジャン「出来レースだからだろ」
アルミン「ジャン!」
エレン「お前…!スポーツをバカにしてるのか?!」
ジャン「転倒してもミスしても、認定されるパトリック・チャンのトリプルアクセル」
ジャン「尻餅つこうが加点されて、しまいにゃ『氷の上に立つだけで加点される』と言わしめたキム・ヨナ」
ジャン「そりゃアホらしくて見るのやめるだろ」
エレン「お前な…!選手に失礼だろ!」
ジャン「選手に失礼なのはジャッジだろ…誰だよ死に急ぎ野郎にフィギュア見せたの」ハァ…
マルコ「ジャン…」オロオロ
ジャン「いいか?今回のトリプルアクセル…転倒したパトリック・チャンは回転が認定されて、6.36点だったんだ」
ジャン「それに引き換え、浅田真央が着氷したトリプルアクセルは回転不足を取られて5.57点だ」
エレン「………?!」
ジャン「そもそもジャンプの回転をどうやって測っているのか…選手によって飛ぶ位置やタイミングが違うから難しいって言われてる」
ジャン「そして、回転不足を厳しく見られる選手と見逃される選手がいるわけだ」
ジャン「ああ、回転不足だけじゃないな…技の出来映え点とかも凄い差があるしな」
エレン「出来映え点…?」
ジャン「ちなみにこんなルールがある」
ジャン「スケーターの演技や判定において、レフェリーやジャッジ、テクニカルパネル(テクニカル・コントローラー、スペシャリスト、アシスタントスペシャリスト、データ&リプレイオペレーター)に抗議することは許可されていない」
コニー「??…難しくてわからねぇ」
マルコ「判定に対する抗議は、受け付けられないって事だよ」
ジャン「ジャッジはルールで守られている」
ジャン「好き勝手されても…選手は泣き寝入りするしか無いわけだ」
エレン「よくわからねぇ…けど、スポーツだろ?」
エレン「ジャッジが好き勝手って…嘘だよな?」
アルミン「エレン…ごめん」
エレン「は?!」
アルミン「最近…大分採点がまともになってきたから一緒に見ようって誘っちゃったけど…」
アルミン「嫌な思いさせちゃったね、ごめん…」
エレン「はぁ?!何で謝るんだよ?ジャンが言ってる事が本当の事だからか?!」
エレン「ジャッジが好き勝手できたらそれはもうスポーツじゃないだろ!」
エレン「そう言えばお前もミカサも…『またか』とか言ってたよな?」
エレン「どういう事なんだ?」
アルミン「うん…それを説明するには、真央ちゃんと、ルール変更の話をした方が分かりやすいかな…」
アルミン「…話はトリノオリンピックの後暫くして…だから、7年前まで遡る…」
──そうしてアルミンは、ポツリポツリと語り出した。
ここまで
次は少し暗いかも?です
今週の全日本、鎧の巨人いませんように…
ではではまた、書けたら来ます
乙
わかりやすくていいな
>>43のサシャのセリフ
×サシャ「ジャッジは殆どボランティアのような報酬って聞いた事あるんですけどねー?余裕ありますねー?」
◯ サシャ「ジャッジは殆どボランティアのような報酬って 聞いた事あるんですけどねー?待遇いいですねー?」
で、お願いします
余裕だと鎧の巨人がジャッジ以外の仕事してないみたいだなと思ったので…コーチの仕事もしてるみたいです
申し訳ない
7年前のこと、よーく覚えてるぞ…クソッ
続き楽しみ乙です!
乙乙
バンクーバーを思い出してイラッとしたわ
アルミン「まず、ルール変更について話すね」
アルミン「トリノ五輪後、バンクーバー五輪までの4年間で真央ちゃんがされてきたこと…」
アルミン「そこには、勝たせたい選手がいて、絶対真央ちゃんを勝たせたくないって思惑が詰まっているから」
キム・ヨナ選手がフリーで3回も使うダブルアクセルの基礎点が突如3.3点→3.5点にUP。
加点をつける基準が、難しい三回転と同じだから、簡単なダブルアクセルの前後には工夫ができあっさり毎度トリプルループ以上の点に。
エレン「質問!」ビシッ
アルミン「何かな?」
エレン「まず、加点って?」
ミカサ「技の、出来映え点」
ユミル「GOEとも言うな。ジャンプ、スピン、ステップとか技に応じて基本点にプラスされる」
マルコ「ジャッジが数名で-3から、+3まで七段階の評価を選ぶんだ。その評価別に点数が決まってて、それの平均点で加点が決まる」
ミカサ「最高評価と最低評価はカットされたり、ダミージャッジがいたり…よくルールが変わる…」
アルミン「ダブルアクセルは簡単だから、飛ぶ前にイーグルとかイナバウアーとかスパイラルをして、工夫して飛んで加点を稼いでいるね」
エレン「ふむ…それでキム・ヨナ選手は三回転ループが飛べないけど、ダブルアクセルを飛ぶ事で三回転ループ以上の点数が貰えてた訳か」
トリプルルッツとトリプルフリップの踏みわけが厳格化され、浅田真央選手が1試合3回使う得点源であり三回転で一番基礎点の高い技トリプルルッツが不正扱いで使う度平均2,3点も減点。
修正しない限り組み込めなくなる。
エレン「踏みわけって?」
アルミン「スケート靴にはブレードがあるでしょ?あれ、真ん中に溝があるんだ」
マルコ「その溝より足の内側にあるのがインエッジ、外側がアウトエッジって呼ばれてるよ」
ミカサ「アウトエッジで飛ぶのがルッツ、インエッジで飛ぶのがフリップ」
ユミル「まぁなんとなく、足の角度でも見分けられる…物凄い大雑把だが」
【ルッツ】
●
■
ヽ|←氷を蹴る足
↑
踏みわけの足
【フリップ】
●
■
ノ|←氷を蹴る足
↑
踏みわけの足
ユミル「因みに、選手を背中から見た状態で、反時計回りに飛ぶ場合のAAだ」
エレン「左足が内股なのがルッツ、がに股がフリップか」
アルミン「凄い覚え方だね…」
ユミル「軌道も関係あるみたいだが、すまんがそれは分からない」
ミカサ「因みに、完璧に飛び分けできる選手はあまりいない…」
マルコ「得意な方のジャンプのエッジに少し傾いてる事が多いね」
アルミン「選手によってはルッツとフリップ両方でエラーがつく事もあったよ」
コニー「えっ?どういう事なんだ??」
ユミル「エッジがフラット気味な選手はどっちにも傾きやすい…のかね?」
アルミン「踏み切りの瞬間は一瞬だし、考えすぎると飛べなくなるみたいだし、難しいジャンプなんだ」
マルコ「それに修正しようとしたら、得意な方にも影響が出て大変なんだよ」
ジャン「修正には二年はかかるって言われてるしな…」
浅田真央選手の甘かったシットスピンの認定基準も厳格化。
しかし浅田真央選手は即座に対応し深いシットスピンに。
エレン「シットスピン…座って回ってるスピンだな?」
アルミン「そうそう、座って片足で回るスピン」
ミカサ「因みにフリーレッグは氷につけてはいけない」
アルミン「あれ、ついてるように見える奴もあるけどついてないんだよ」
エレン「そう言われると結構キツそうだな…」
実はキム・ヨナ選手も三回転で2番目に基礎点の高いトリプルフリップの不正があった。
ところが何故かキム・ヨナ選手の不正トリプルフリップだけは見逃され続け驚異の加点。
エレン「…え?」
アルミン「キム・ヨナ選手はフリップもアウトエッジ…つまり、ルッツのエッジで飛んでしまってたんだ」
ミカサ「真央ちゃんは、ルッツがインエッジ…つまり、フリップのエッジで飛んでしまっていた」
ユミル「しかし、浅田真央はエラーをとられて減点、キム・ヨナはエラー取られず加点」
マルコ「同じようなエラーをしているのにも関わらず、ね…」
クリスタ「え…っ」
アルミン「ジャンが言ってたように、厳しく見られる選手と見逃される選手が出てきたんだ…」
それでも浅田真央選手が2008年ワールドで優勝してしまう。
エレン「凄いな?!」
アルミン「この時、真央ちゃんはフリーの冒頭のトリプルアクセルを飛ぶ前に転倒してしまったんだ」
コニー「えっ!転んだのに優勝したのか?」
ミカサ「ええ…その後、三回転フリップ─三回転トウループと、後半で三回転フリップ─三回転ループを決めて、トリプルアクセル以外はミスが無かった」
アルミン「真央ちゃんがトリプルアクセル飛ぶから麻痺してるけど、女子選手にとっては三回転三回転の連続ジャンプは大技だからね。それが二本も入ってるから」
マルコ「ショート二位、フリーも二位、総合で一位になったよ」
ユミル「余談だが…この時浅田真央にはコーチがいなかった」
エレン「え?」
ユミル「更に、足首に怪我をしていた」
コニー「えっ」
ユミル「そして冒頭の転倒…」
クリスタ「精神折れそうになる状況なのに…諦めずに滑ったんだね…!」
その直後、来シーズンから今度は回転不足の厳格化を発表。
更にトリプルルッツを跳べないでる浅田真央選手に、浅田真央選手の得意な三回転半を除いた三回転5種類を跳んだ場合のボーナスを出す情報が流れる。
エレン「これは…」
アルミン「キム・ヨナ選手がループに挑戦していて、一応5種飛べるとされていた時期だね」
ミカサ「でも、あくまで噂」
アルミン「でも、真央ちゃんは練習を始めたんだ」
アルミン「更なる高みを目指すために…」
浅田真央選手がトリプルサルコウを克服しルッツもなんとか矯正してくる。
対照的にキム・ヨナ選手はトリプルループが跳べなくなる。
浅田真央選手が文句のつけようのない演技をしてグランプリファイナル優勝すると、いつの間にか5種類ボーナスの話しが立ち消えに。
エレン「真央ちゃん、三回転サルコウって奴が苦手なのか?」
マルコ「うん、回りすぎるから苦手らしいよ」
ミカサ「今でも、よくダブルになったりする事がある…正直トリプルアクセルよりハラハラしながら見ている」
アルミン「ちなみにこの大会、フリーにトリプルアクセルを二回入れて成功したんだ!」フンスッ
ミカサ「凄く、感動した!」フンスッ
エレン「そんなどや顔で言わなくても」
ユミル「これはまた余談だが…マスコミがこの辺りから露骨におかしくなったな」
エレン「え?」
アルミン「それはまぁ…また後で話すね」
五輪シーズン、8月に韓国でルール改正決定。
浅田真央選手の最大の得意技トリプルフリップも、蹴る足がつま先ではなくブレード全部で蹴ってるからと減点に。
アルミン「とりあえず、ルール的にはこんな所かな」
エレン「なんだかこう見ると…真央ちゃん狙い打ちだな…」
ミカサ「真央ちゃんだけじゃない…高難易度を飛ぶ選手が不利になっていった」
アルミン「でも、ルールが変更される度に、真央ちゃんは頑張って対応していった」
アルミン「真央ちゃんの進化がよくわかる動画があるよ!時間のある時にでも見てみるといいよ!」
エレン「おう!」
アルミン「ルール変更は、全部の選手に関係ある事だし、皆努力していった」
ミカサ「しかし問題は、その運用方法」
アルミン「さっき言ったように、エッジエラーと回転不足を取られる選手と、見逃される選手が出てきた」
予想通り浅田真央選手のトリプルアクセルとトリプルループ、安藤美姫選手のトリプルループ、特に二人ともセカンドトリプルループが怖いぐらい全く認められなくなる。
エレン「セカンドトリプルループって、二つ目のジャンプで難しい方だよな」
アルミン「そうだね」
コニー「予想通りって、なんだ?」
アルミン「あのね、キム・ヨナ選手がトリプルルッツで回転不足を取られた時があったんだ」
アルミン「その時、コーチのブライアン・オーサーが『安藤美姫のトリプルループこそ減点されるべきだ』と、韓国のマスコミにレクチャーした」
コニー「えっ」
ミカサ「美姫ちゃんのループを、離氷した瞬間が前向きだからと、インチキジャンプと言っていた」
アルミン「でもね、ループはエッジジャンプって言って、エッジの氷上での回転(プレローテーション)を利用して空中での回転の力を得るので、エッジは離氷前に氷上で1/2回転程回転するのが特徴のジャンプなんだよ」
ユミル「それなのに、前向きで飛んでるからって、減点されるべきだって言われてたんだよな」
アルミン「その影響かはわからないけど、特にセカンドの三回転ループが認定される事は殆ど無くなったよ」
ところがキム・ヨナ選手の得意なセカンドトリプルトウループだけは決して回転不足にならず、初戦のアメリカ戦でトリプルフリップがまた見逃される。
しかしVTRではっきりトリプルフリップの不正が映ってしまい、2戦目からエラーではない「!」の注意がつくも、彼女だけマイナスにならず小さいながら加点がつき続ける。
エレン「『!』て?」
アルミン「エッジが怪しいよって意味だよ」
ミカサ「他の選手は多少なりとも減点される…が、キム・ヨナ選手だけは少しだが加点されていた」
コニー「意味わからないルールだなぁ…」
エレン「うん…加点の意味がわからねぇ…」
ユミル「まぁ簡単に言うとジャッジの好みか?」
ミカサ「例えば…真央ちゃんのジャンプは高さのあるジャンプだった」
ミカサ「しかし加点があまりつかない…フィギュア関係者の話を聞くと、二番目のジャンプが最初のジャンプより低い『親子ジャンプ』だからだと」
ミカサ「キム・ヨナ選手はスピードに乗って幅のあるジャンプ…『兄弟ジャンプ』だから点がでるのだ、と言っていた」
ユミル「浅田真央の当時のジャンプ、高くてフワッとしてて良かったと思うけどな」
ミカサ「ええ…高さで飛ぶか、幅で飛ぶか…それは選手の個性だと、思う」
ジャン「だから加点つけて勝たせたい選手を勝たせてただけだって…深く考えても意味ねぇよ」
エレン「ジャンはやけに擦れてるな…?」
マルコ「うん…でも気持ちわかるよ…」
ジャパンオープンで矯正しても不正扱いされ浅田の最後の砦トリプルフリップも減点。
しかもいじっていびつになり質が悪化、ついでにトリプルトウループも減点ジャッジが登場。
2010年度初戦で浅田真央選手に回転不足4連発判定。内3つは明らかに足りてるループ。
五輪シーズン、彼女のループを2回転含め全て潰す意図が明確に。
キム・ヨナ選手のトリプルフリップの不正は再び注意もつかなくなり、フリーではトリプルフリップを跳ばずに世界最高得点更新。
エレン「…なんだこれ…」
コニー「…絶望的じゃねぇか…」
クリスタ「……何で…?」
ジャン「凡人が天才に勝てるシステムらしいぞー」
マルコ「ジャン、なげやりすぎだって…」
アルミン「これが、真央ちゃんがバンクーバーオリンピックまでの四年間でされた事」
アルミン「真央ちゃんが進化した分、ジャッジもすぐに進撃してきたんだ…真央ちゃんを潰す為にね」
マルコ「もちろん、他の選手も沢山被害を受けたよ…連続ジャンプの二つ目のトリプルトウループも、キム・ヨナ選手以外の選手はなかなか認定されなかったんだ」
ユミル「更にこの時、回転不足の点数が馬鹿らしい事になってた」
エレン「どういう事だ?」
ユミル「そうだな…2008年グランプリファイナルで、安藤美姫選手が四回転サルコウを成功させた事があるんだが」
エレン「四回転っ?!」
コニー「すっげぇええ!!」
クリスタ「女子でも四回転飛べるの?!」
ユミル「ISUのプロトコルに四回転と記載されたのはシニア女子史上初だな」
マルコ「ジュニアなら既にいたよ、勿論安藤美姫選手」
コニー「すっげぇええ!!」
エレン「真央ちゃんはトリプルアクセル二回の女子史上初、美姫ちゃんは四回転サルコウの女子史上初……っ!」
ユミル「喜んでるところ悪いが、ジャッジの判定は回転不足」
ユミル「さて、何点だったでしょう?」
エレン「うーん…10点位か?!」
コニー「15点は行くだろ!」
クリスタ「でも、回転不足だから…真央ちゃんのアクセルが回転不足で5点と少しだから、8点位かな?!」
ユミル「4.50点」
エレン「は?」
コニー「ん?」
クリスタ「え?」
ユミル「4.50点、三回転サルコウと同じだな」
エレン「え…っ?4点……?」
コニー「ダブルアクセルが3.5点だから…」
クリスタ「1点しか違わないの…?!」
ジャン「加点つけた誰かさんのダブルアクセルは5.3点だったぞ」
エレクリコニ
「「「えっ???」」」
アルミン「今は回転不足と言っても二種類あるんだ、だからまだマシになってるんだけど…」
ミカサ「その当時は、回転不足がつくと『回りすぎたジャンプ』として計算されていた」
ユミル「四回転サルコウが回転不足になると、回りすぎた三回転サルコウの失敗だと判定される」
ユミル「男子でもなかなか飛べる選手はいないにも関わらず…だ」
アルミン「さらに、この時の安藤美姫ちゃんのフリーの点数は102.81点…とても低くなった」
コニー「何か失敗したのか?」
ミカサ「いえ、特には」
エレン「なら…四回転が三回転の点数になったから、他の選手と同じ位出るんじゃ?」
アルミン「それがね、この時回転不足を5つとられていたんだ」
ミカサ「見た目的には問題ないように見えた…でも、ジャッジは回転不足にした」
マルコ「この時の安藤美姫さん…演技後はガッツポーズもして喜んでたのに…点数を見て呆然としてたよ…」
>>73のセリフ訂正
×アルミン「さらに、この時の安藤美姫ちゃんのフリーの点数は102.81点…とても低くなった」
◯ アルミン「さらに、この時の安藤美姫ちゃんのフリーの点数は102.81点…とても低くかった」
◯低かった
低くかったってなんだよ…orz
脳内変換お願いします
アルミン「他の選手に対しても同じ、セカンドで三回転トウループを飛ぶ選手は大体が回転不足をつけられた」
アルミン「どれだけキム・ヨナ選手より回っていても…ね」
ユミル「それで、セカンドは二回転にする選手が増えたんだよな」
エレン「そんなの、認定されるまで飛び続ければいいじゃねぇか!」
ミカサ「エレン」
エレン「なんだよ?」
ミカサ「…スケート靴は、約1キロ」
エレン「は?」
ミカサ「そして、エッジの幅は約3ミリ」
ミカサ「…その、たった3ミリで全てを支えている」
ミカサ「少しの気の迷いが…自信の無さが…タイミングのズレを生み、失敗に繋がる」
ミカサ「回転不足を取られる可能性が高いとわかっている選手が飛び続けるには、かなりの精神的不安がつきまとう」
ミカサ「不安で三回転を失敗して二回転以下の点数になるのなら、二回転で加点を稼ごう…そう考える選手がいるのは、当然」
ミカサ「そうして三回転三回転の連続ジャンプは、キム・ヨナ選手だけの大技になっていった」
アルミン「なのに真央ちゃんは、ずっとトリプルアクセルを飛び続けた…どんなに回転不足にされてもね」
ミカサ「2008年の全日本選手権は酷かった…トリプルアクセル2本に、後半のセカンドトリプルループを回転不足にされた」
アルミン「トリプルサルコウを失敗してしまったけど、特に難しいジャンプをしてる訳じゃない選手より点数が低かったんだ」
ミカサ「他の試合でも、トリプルアクセルを2本決めれば1本は必ず回転不足にされた」
アルミン「そうやって、真央ちゃんの自信を徐々に削いでいった」
アルミン「逆にジャッジのキム・ヨナ選手の優遇が凄かった…エッジエラーも、回転不足も、つなぎの無さも、ファンから指摘されてもどこ吹く風だった」
アルミン「そんな中、2008年韓国で行われたグランプリファイナルで、真央ちゃんがトリプルアクセルを2回決めて優勝してしまう」
ミカサ「すると次の試合の2009年四大陸選手権…同じ事をしてるにも関わらず、急にキム・ヨナ選手の得点が上がった」
アルミン「特にショートが凄かった。同じ事をしてるのに5点とか上がっていって、他の選手と10点以上の差をつけ始めた」
ユミル「フリーで必ずミスをするキム・ヨナの為に、ショートで点数を多目に出しておく作戦だな」
ミカサ「その後の世界選手権では更に上がって、フリーではジャンプミスとスピンがノーカンになったにも関わらず世界最高得点を出した」
ミカサ「そして次のシーズンはフリップジャンプを飛ばずに世界最高得点をまた更新…もう、アボガドバナナかと」
ユミル「本当に…悪夢を見てるようだったよ…フィギュアが壊れていく悪夢」
アルミン「そうしてフィギュアスケートファンは、フィギュアがスポーツとして壊れていくさまをリアルで体験したんだ…」
エレン「なんか…思ってたより滅茶苦茶な世界だな…」
コニー「…なんでこうなってるのかわからねぇ…」
クリスタ「…どうしてキム・ヨナさんはそんなに優遇されているの?」
アルミン「うん…それには、ある説がある」
ミカサ「韓国は、冬季オリンピックを開催したかった」
ユミル「でも二回落選したんだよな」
アルミン「次は落選したくない…そう考えた韓国政府は『顔』をつくる事にしたんだ」
ミカサ「そして、冬季オリンピックの華…女子フィギュアのキム・ヨナ選手を絶対女王にすべく、全てをかけた」
アルミン「バンクーバーオリンピックではSPとFSの両方に韓国審判員が採用された」
アルミン「その審判はこう言ったよ。『キム・ヨナが不利にならないようにしたい』」
ミカサ「その審判こそ、女型の巨人」
アニ「………」ビク…
アルミン「今回、アシスタントにいた巨人だね」
アニ「………」
アルミン「ちなみにこの巨人、オリンピックで真央ちゃんのトリプルアクセルにマイナス2の評価をした所を日本のマスコミにとられたよ」
ミカサ「マイナス2は、普通なら転倒しないとつかない評価…ちなみにトリプルアクセルはきちんと飛んで着氷、認定もされている」
コニー「なんだよそれ…」
エレン「で、でも!マスコミやるじゃん!この調子で他の不正も暴くんだよな?!」
アルミン「………」
ミカサ「………」
クリスタ「な、なんで黙っちゃうの?」
ユミル「残念だが、マスコミはキム・ヨナの味方だよ」
エレン「は?…なんで?」
アルミン「じゃあ次は…マスコミが真央ちゃんにしてきた事を、話すね…」
ここまで
前半は『浅田真央が戦ってきたもの』より、このSS用に読みやすいように少し修正して引用させて貰いました
しかし詰め込みすぎて調べすぎて頭こんがらがってきた…ちゃんと合ってるか心配
☆2010年四大陸は、浅田選手フリーのトリプルアクセル2つとも認定されてたようで、必ず一本は回転不足って訳ではありませんでした…すいません
キム・ヨナ選手や他の選手の回転を調べてる動画、浅田選手の進化をまとめた動画を貼りますんで興味がある方は是非見てみてね
加点を並べた(?)動画とか安藤選手の2008年グランプリファイナルの動画も探したけど見つからなかった…
【ゆっくり回転不足】
http://www.youtube.com/watch?v=CAookMhAacI&feature=youtube_gdata_player
【八百長ジャンプ キム・ヨナ 2009 まとめ】(題名長いので省略しましたごめんなさい)
http://www.youtube.com/watch?v=4ixRENvuwJ4&feature=youtube_gdata_player
【浅田真央 チャレンジ&エボリューション】
http://www.youtube.com/watch?v=O_eHvx-rmV4&feature=youtube_gdata_player
『浅田真央が戦ってきたもの』
http://www31.atwiki.jp/injustice/m/
乙です
フィギュアは大好きだけど得点の付け方がイマイチわかってなかったのですごく勉強になった
タイムリーなネタ楽しかった
真央ちゃんソチ決定おめでとう&メリークリスマス
つまりスポーツマンシップは消えた
スポーツをする資格のない物によって
>>77の浅田選手の得点の話はフリーの事で、優勝は浅田選手でした
何度も読み直ししてるけど結構ミスしてしまっているorz
レス有り難うございます
ソチおめでとう!楽しみです
こんなんだから今までは全日本が一番の楽しみだったのに
今年の全日本は思惑透け透けで見ててつらかった
続き期待!
アルミン「そうだね…どこから話そうか」
ミカサ「2008年世界選手権で優勝した時の話はどうだろう」
エレン「優勝…て事は、トリプルアクセルを飛べずに転倒した時か?」
ユミル「そうそう、その時」
アルミン「その時、真央ちゃんは初めて世界選手権で金メダルをとった」
ミカサ「さっきも言ったけれど、トリプルアクセル以外は完璧、二種類の三回転三回転の連続ジャンプもとんだ」
マルコ「観戦してた人は感動してたよ!あの失敗からよく立て直してこんな素晴らしい演技が出来たって!」
アルミン「そして、日本で真央ちゃん優勝のニュースが流れるんだけど…」
エレン「おおっ!」
アルミン「……何度も、転倒シーンを繰り返した」
アルミン「確かに、衝撃の開幕だったよ?…でもさ…」
ミカサ「スピン中の苦しそうな顔、転倒シーン…感動の優勝で、何故その写真?」
ユミル「浅田真央はスパイラルのポジションも綺麗だし、使おうと思えばもっと綺麗な写真が使えるはずなのに、酷いもんだった」
ジャン「もっとヒデェ事もあったろ」
アルミン「そうだね…ゲストに、真央ちゃんを呼んで」
アルミン「目の前に等身大の転倒シーンのパネルを置いて質問してたね」
エレン「えっ」
ジャン「しかも、足を短く加工して…な」
クリスタ「加工まで?足短くって…」
エレン「ちょっと悪意有りすぎだろ…」
マルコ「この時浅田選手は17歳、優勝した少女にこの仕打ち…ビックリしたよ」
コニー「優勝選手なのに失敗の事ばかり強調してるみたいだな?」
アルミン「うん…まぁ、そうだろうね」
ミカサ「素直に称えないマスコミに、この時は疑問に思うばかりだった」
ユミル「で、決定的にマスコミが敵だと気づいたのは」
ユミル「…2008年グランプリファイナル優勝後の放送だ」
エレン「グランプリファイナル…トリプルアクセルを二回とんだときか?」
アルミン「そう!それ!」
ミカサ「女子史上初の、一つのプログラムにトリプルアクセルを二回入れた、さらに一つはコンビネーション!」
アルミン「さらに、体力が奪われている中での渾身の40秒間ステップ!」
ミカサ「男子選手並の高難度プログラム!」
ミカサ「ジャンプの転倒を一つと、三回転の連続ジャンプが入っていなかったけれど、真央ちゃんは自分でも納得の演技だったと思ったし、私達もそうだと思った」
アルミン「しかし、マスコミはこう言った」
アルミン「…『キム・ヨナがミスしたから勝てた』…と」
エレン「なんだそれ…」
コニー「折角優勝したのに、そんな言い方?」
クリスタ「普通におめでとうじゃダメなのかな…」
ユミル「キム・ヨナと浅田真央のジャンプ構成並べてキム・ヨナが勝つと説明してたが、その構成も間違ってたし、苦情が殺到した」
アルミン「それで番組内で説明し直して、間違いを謝ったんだけど…」
ミカサ「最後に司会の人が…『真央ちゃんごめんなさいねぇ~』…」
エレン「軽っ!」
ミカサ「…もう、カツラ削いでやろうかと…」
ユミル「一回落としたから削いだ位じゃ気にしないだろ」
ミカサ「そうなの?」
ユミル「ああ」
アルミン「おーい話がズレてるよー」
アルミン「えっと、それで2008年全日本選手権で真央ちゃんがまたトリプルアクセルを二回決めたけど、回転不足を取られてフリー二位、総合一位」
ミカサ「そして2009年四大陸選手権では不調で三位」
アルミン「マスコミに不調の原因を聞かれた真央ちゃんはこう言った…『秘密です』、と」
アルミン「…実はね、『キム・ヨナがミスしたから勝てた』…って発言、知っていたみたい」
アルミン「それで、凄く落ち込んでたみたいなんだ…」
ミカサ「それでも奮闘した全日本では回転不足とられて、点数が伸びないし」
ユミル「きっと、モチベーション落ちたんだろうな」
アルミン「ちなみにカナダのロシェット選手はこう言っている…『日本のマスコミが真央の悪口を言わせようとする』…と」
ミカサ「日本のマスコミが迷惑かけて本当に申し訳ない…」
エレン「なんか…マスコミ酷いな…」
アルミン「で、次のシーズン…オリンピックシーズンだね!」
アルミン「最初に言っておくと、キム・ヨナ選手は最初の三回転三回転の連続ジャンプ以外は特に大技は無い…むしろ、ダブルアクセルを三回も入れたジュニア構成ってファンの間では言われていたんだけど」
アルミン「そんな構成のキム・ヨナ選手が、ジャンプを一つ、飛ばずに世界最高得点を更新する…」
アルミン「マスコミ、なんて言ったと思う?」
エレン「点が出過ぎだ!…とか?」
コニー「これはスポーツか?!…とか?」
クリスタ「彼女に一体何が?!…とか?」
ミカサ「不正解」
エレン「うーん…答えは?」
アルミン「『ジャンプを飛ばない事で完成度を重視した!素晴らしい!』」
エレン「………」
コニー「………」
クリスタ「………」
エレン「え?」
アルミン「飛ばない事で完成度を重視した!素晴らしい!」
コニー「え?」
アルミン「飛ばない事で完成度を重視した!素晴らしい!」
クリスタ「え?」
アルミン「飛ばない事で完成度を重視し」
エレン「待て、もういい」
アルミン「…この時のマスコミは、完成度完成度と言い続けて、キム・ヨナ選手を称えた」
ミカサ「ちなみに、キム・ヨナ選手はバンクーバーオリンピック迄に全てノーミスだった事はない」
エレン「頭こんがらがってきた」
コニー「良かった…俺だけじゃないんだな」
クリスタ「意味がわからないよ…」
ユミル「ま、自国の選手には厳しくて韓国の選手には優しいマスコミってのがバレた訳だ」
クリスタ「でも、なんでかな?普通は自国の選手応援するよね?」
アルミン「うん…でもね、マスコミが日本の人だとは限らないよね…」
コニー「え?」
エレン「日本人じゃないのか?」
アルミン「さぁ…わからないけど、真央ちゃんがマスコミに叩かれ出した理由をまとめてくれた人がいるよ」
「今回の(というよりここ数年の)浅田潰しキム上げの全貌」
浅田、電通金儲けの為のシンボルアスリート断る
↓
電通激怒により雑誌等で親の職業叩きスタート
↓
浅田IMG VS 電通 の抗争激化
↓
電通と韓国IB連合がIMGのキム強奪計画を決行
↓
韓国IMGと韓国IBスポーツ訴訟対決
↓
電通と韓国IB連合が人気下降中のISUフィギュアのスポンサード就任
↓
韓国IBと韓国SBSと癒着しまくりのISU韓国人副会長が私物化
↓
チンクワンタ会長 クリックスポーツ局長と韓国人副会長の利害が一致
↓
電通IB連合にISUのトップ糞幹部が組んでキム上げ浅田下げを本格的スタート
↓
↓
電通支配の日本マスコミによる真央ネガキャンスタート
↓
この悪だくみに真央自力で対抗ワールド制覇で阻止
↓
キムの日本&世界売り出しに失敗ただし韓国内ではCM13本獲得し強引な売り出しに成功
↓
も一度キムの日本売出し真央人気下げ計画の為の韓国GF八百長出来レース決行
↓
またしても真央自力と強運でなんとか八百長出来レース阻止GF優勝
↓
韓国GF八百長出来レースの世界言論封鎖の為韓国日本ISUでユナ持上げ真央超下げ決行
↓
欧州ロシア北米中国マスコミと日本国民に韓国八百長GFバレバレ
↓
只今再々度キムの日本売出し思案中
※GF=グランプリファイナル
※ユナ=キム・ヨナ
エレン「…難しい」
コニー「頭が痛い…」
クリスタ「…考えるの放棄したい…」
アルミン「つまり、電通からシンボルアスリートをしてってオファーがあったけど、真央ちゃんは断ったんだ」
ミカサ「電通はマスコミに顔がきく…シンボルアスリートという金儲けを断られた為に怒って真央ちゃんを下げ始めた」
ユミル「で、電通はキム・ヨナを日本で売り出したかったんだよな」
ミカサ「真央ちゃんの人気が下がればキム・ヨナ選手の人気が上がる…そんな考えが見えた」
アルミン「そんな訳ないんだけどね」
アルミン「さあ、他にもマスコミによる印象操作はあるよ!」
エレン「まだあるのかよ…」
コニー「勘弁してくれ…」
クリスタ「こっちが心折れそうだよ…」
アルミン「ある試合の解説でね、荒川静香さんが真央ちゃんの演技を『完璧!パーフェクト!』って褒めた事があるんだけど」
エレン「おお…っ!」
コニー「やっと真央ちゃんに味方が…っ!」
クリスタ「神様…っ!」
アルミン「地上波で削除されたよ」
エレン「………」
コニー「………」
クリスタ「………」
~~~~~~~~~~~~~
荒川静香「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『私は浅田選手の演技を褒めたと思っていたら褒めていなかった』
な…何を言っているのかわからねーと思うが私も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
滑舌悪いだとか解説仕事しろだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
本田武史「言ったことも削除されるこんな世の中じゃ…ポイズン」
~~~~~~~~~~~~~
アルミン「あとは、表現力だね」
アルミン「『キム・ヨナ選手の表現力は素晴らしい、妖艶』、『浅田選手は表現力が無い、子供っぽい』…これを、当時日本のマスコミは連呼していた」
コニー「あぁそれ、聞いた事ある!」
ミカサ「ここに、バンクーバーシーズンの写真がある」スッ
ミカサ「まず、真央ちゃんのショートのスパイラル…どう見える?」
エレン「初々しい」
コニー「嬉しそう」
クリスタ「お花が周りに飛んでるイメージ」
ミカサ「この曲は『仮面舞踏会』…オリンピックを舞踏会に例えて、『初めての舞踏会』をイメージしてプログラムが作られている」
エレン「おおっ!」
コニー「なんかそう見えてきた!」
クリスタ「正しくって感じだね!」
ミカサ「では、キム・ヨナ選手のショートのスパイラル…どう見える?」スッ
エレン「ブーン」
コニー「空を見てるな…」
クリスタ「飛行機?」
ミカサ「この曲は『007』…『ボンドガール』をイメージしてプログラムが作られている」
エレン「ボンドガール…」
コニー「空を偵察してるんだな!」
クリスタ「そ、そうだね!」
ミカサ「では、真央ちゃんのフリーのスパイラル…どう見える?」
エレン「怖い顔…」
コニー「カッ!って効果音が似合いそうだな!」
クリスタ「怒ってる?」
ミカサ「この曲は『鐘』、『警鐘』『炎』『苦悩』『怒り』をイメージして作られているのではないかと言われている」
エレン「おぉ…」
コニー「フィギュアに対して警告してるみたいだな…」
クリスタ「こうやって訴えてたのかもしれないね…」
ミカサ「では、キム・ヨナ選手のフリーのスパイラル…どう見える?」
エレン「え?」
コニー「え?」
クリスタ「え?」
ミカサ「え?」
エレン「これ、ショートだろ?」
コニー「衣装違うけどショートだよな?」
ミカサ「いえ、フリー」
クリスタ「…同じ、だよ…?」
ミカサ「この曲は『ピアノ協奏曲ヘ長調』、『キム・ヨナ物語』をテーマにしている」
エレン「キム・ヨナ選手ってボンドガールなのか…?」
コニー「いや…?でもショートと同じだしな…?」
クリスタ「同じにしか見えないよ…?」
アルミン「他の選手でも同じスパイラルで全然違うイメージができる人は少ないんじゃないかな」
ミカサ「多分、真央ちゃんは表現力が無い無い言われ続けて必死に磨いた…ので、スパイラル一つにこれ程の違いが表現出来るようになった、と思う」
エレン「うん…こう見ると表現力あるのがわかる」
コニー「全然違うもんな」
クリスタ「表情も、手の向きも指の開き方も…」
ジャン「この演技をした後も表現力が無いってマスコミは言い続けるんだけどな」
エレン「………」
コニー「………」
クリスタ「………」
ユミル「呆けてないで、まだあるぞ!」
エレン「ふぁっ?!」
コニー「まだ?!」
クリスタ「一体何なの?!」
アルミン「2010年、バンクーバーオリンピックが終わった後の世界選手権の放送」
アルミン「コストナー選手がキスクラで点数が出た時にブーイングが起こったんだけど、その時真央ちゃんがリンクに入る映像が写って、司会の人がこう言った」
ミカサ「『そしてこのあと浅田真央、場内の大歓声はブーイングに変わりました』」
ユミル「どう思う?」
エレン「真央ちゃんがブーイングされた?」
コニー「何でだ?」
クリスタ「真央ちゃん、何かしちゃったの?」
アルミン「…あのね、この時リンクに入った真央ちゃんの横に」
アルミン「…リンクから出るコストナー選手が写っていたんだ」
~~~~~~~~~~~~~
コストナー「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『私はキスクラで座りながら採点を聞いていたと思っていたらリンクに立っていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが私も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
瞬間移動だとかティラミス美味しいだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
本田武史「時も編集されるこんな世の中じゃ…ポイズン」
~~~~~~~~~~~~~
エレン「は?え?」
コニー「で、でもコストナー選手はキスクラで…え?」
クリスタ「ど、どういう事なの?」
ユミル「…コストナーがリンクから出ようとしてる時に、浅田真央はリンクに入った」
ユミル「そして、コストナーはキスクラで採点待ち…その間、浅田真央はリンクでウォームアップしている」
ユミル「いい演技をしたコストナーの点数が低い…会場怒りのブーイング」
ユミル「で、浅田真央は既にリンクにいるにも関わらず、ここに浅田真央がリンクに入った時の映像を編集で入れたせいで、浅田真央にブーイングが起こったように感じた訳だ」
エレン「ちょ……」
コニー「なんだよそれ…」
クリスタ「ブーイングされたと勘違いしちゃったよ…」
エレン「もしかして、日本でフィギュアが生放送されないのって…」
アルミン「うん、こういう編集をするためだと思うよ」
ミカサ「実際何度か、真央ちゃんへの観客の歓声を小さく、他の選手への歓声を大きくするという模造をしている」
ジャン「日本選手が優勝した時の日本の国歌斉唱はカットして、キム・ヨナが優勝した時は韓国の国歌斉唱フルに流すって事もしてたな」
マルコ「その他にも、ロシアの世界選手権で震災後の日本の為に、エキシビションで日本を励ますメッセージを流してくれたのに、地上波ではそれもカット」
クリスタ「そんな…」
ジャン「模造と言えば、友達発言もあるな」
エレン「…友達発言?」
マルコ「真央ちゃんと美姫ちゃんとキム・ヨナ選手が、試合後にインタビュー受けてた時に質問されたんだ…2010年の世界選手権のフリーの後だったかな?」
マルコ「『三人は友達ですか?』って…そして真央ちゃんが『はい!』って答えてるんだけどね」
コニー「うんうん」
ジャン「実際は無言で頷いてただけなんだよな」
クリスタ「え?」
~~~~~~~~~~~~~
浅田真央「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『私は美姫ちゃんと友達だと答えたと思っていたらキム選手と友達になっていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが私も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
天然発言とか食べる方の焼き肉だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
本田武史「返事も模造されるこんな世の中じゃ…ポイズン」
~~~~~~~~~~~~~
アルミン「真央ちゃんが笑顔で『はい!』と答えたのは、『美姫と友達ですか?』って聞かれた時だったんだ」
ミカサ「『三人は友達か』と聞かれて『はい』と返事をしたのは美姫ちゃん」
エレン「な、なんだってまたそんな模造を…?」
アルミン「この頃にはね、もうキムピされてたから」
コニー「キムピ?」
ミカサ「テレビでは散々、真央ちゃんや日本選手の名前で釣って、実際見てみるとすぐに『ちなみに韓国のキム・ヨナは…』とキム・ヨナ選手の情報を流す…そんな事を繰り返していた」
ユミル「目当ての日本選手より、キム・ヨナの特集が長い…正直うんざりしていた」
マルコ「そこで生まれたのがキムピ、テレビで『キム・ヨナ選手は…』と流れたらチャンネルをピッとかえてたんだよ」
アルミン「皆上達していって、『キム』と聞こえたらピッて出来るようになった」
ジャン「これで、キムピの完成だ」
クリスタ「す、凄い…ね…」
アルミン「キム・ヨナ選手は日本のフィギュアファンに好かれていなかった」
アルミン「だから、真央ちゃん達と友達なんだから好きになってねって作戦に切り替えようとしたんだと思う」
エレン「なんてこった」
コニー「バレて逆効果じゃねぇか?」
クリスタ「やっぱり、アルミンもミカサも…キム・ヨナ選手が嫌いなんだね?」
アルミン「……うん」
ミカサ「ええ」
クリスタ「ジャッジに贔屓されるのとか、テレビ放送とか…それでキム・ヨナ選手を嫌ったら、可哀想だよ…」
ユミル「………甘い」
クリスタ「……え?」
ユミル「甘いよ、クリスタ」
クリスタ「…どういう事?」
アルミン「じゃあ次は…キム・ヨナ選手について、話すね」
ここまで
荒川静香さん、結婚おめでとうございます
参考にした動画を貼ります
【2010 世界フィギュア 浅田真央SP 不可解な解説削除】
http://www.youtube.com/watch?v=0258fwdDHMs&feature=
【2010 フィギュア世界選手権 女子FP 削除されたアナウンス】
(わかりにくいので、コメントを参考にして下さい)
http://www.youtube.com/watch?v=GfQv9JrVgVY&feature=
【浅田真央ファンなら知っておくべきこと】
http://www.youtube.com/watch?v=LSVTuVyLyBI&feature=
他にも色々なサイト参考にしてます
ありがとうございます
それでは皆様よいお年を…
乙、所で模造というより捏造じゃね?
>>113
!!思いっきり間違えてましたorz
◯捏造
×模造
すいません、指摘ありがとうございます
この流れでフィギュアは見なくなったよ、子供の頃から好きだったのにさ
そしてサッカーの事もあり韓国に嫌悪を抱いた
スポーツファンならこういう人、多いんじゃないかな
続き楽しみにしてます乙乙!
やっぱ電通くそすなあ
アルミン「まず…クリスタはどうしてキム・ヨナ選手が可哀想だと思ったの?」
クリスタ「だって…ジャッジやマスコミに持ち上げて欲しいなんて、本人が望んだ訳ではないでしょう?」
クリスタ「本人は望んでないのに、結果世間に嫌われるなんて…悲しい事だと思うの」
ミカサ「…韓国経済は、彼女の人気で持っていると言われていた時期もある」
クリスタ「それは、かなりのプレッシャーだよ…!」
マルコ「そうだね、十代でそんな事を言われたら、確かにそれは大変だったと思う」
ユミル「実際、2008年グランプリファイナルのショートで一位になった時は安心して号泣していたみたいだしな」
エレン「…それは…可哀想だな…」
コニー「プレッシャー凄そうだな…」
アルミン「でもね、彼女に同情出来ない決定的な出来事がある」
クリスタ「…何?」
アルミン「……妨害発言だよ」
エレン「妨害発言?」
アルミン「そう…2009年世界選手権前、彼女は韓国のマスコミにこう言った」
アルミン「『これまで大会のたび、試合直前の公式練習中にジャンプの練習をすると進路を遮られた』」
アルミン「『特に今回の四大陸選手権(2009年2月、カナダ・バンクーバー)では少しひどいという印象を受けた』」
アルミン「『そこまでしなければいけないのか思うことが多かった』」
アルミン「『しかしそれに負けたくないし、それに負ければ競技にも少し支障が出るかもしれないので、対処方法を考えている』」
ミカサ「これを、韓国のマスコミは『日本選手が妨害した』とニュースで流した」
ミカサ「選手にモザイクを入れて、ギリギリですれ違う様子を流し、韓国での日本バッシングが広がった」
アルミン「でもね、練習は選手数名でやってるし、練習ですれ違ったりぶつかりそうになる事は普通にあることなんだ」
ユミル「そして練習中には暗黙の了解的なルールがある…」
コニー「暗黙の了解?」
ユミル「曲かけ練習中は、『その曲が流れている選手の練習が優先される』、というルールだ」
マルコ「曲が流れている選手以外は、曲が流れている選手を避けながら、合間合間を縫って要素の練習をしてるんだよ」
ユミル「そうやって皆、『お互い様』精神で練習をしてきた訳だ」
ミカサ「それなのに、今回の『妨害された』発言…故意にキム・ヨナ選手の邪魔をしたかのような発言」
アルミン「色々な選手を…特に、日本の選手を悪者にする発言に、日本ファンの間で抗議の声が上がった」
マルコ「そして、『妨害された』と韓国で放送されたシーンを色々な角度で検証された時に分かったことがあるんだ」
エレン「な、なんだ?」
ユミル「『妨害された』時は、その『妨害した』選手の曲かけ練習中だったんだよ」
クリスタ「……え?」
ミカサ「さっきも言ったように『曲が流れている選手』にリンク優先権がある…」
ミカサ「もしこれが『妨害された』と言うのなら、キム・ヨナ選手の方が『妨害している』と言う事になる」
コニー「自分が悪いのを人のせいにしてる…って事か?」
マルコ「試合前で、気が立っていただけかもしれないけどね」
クリスタ「………」
ジャン「まぁオリンピック前の世界選手権で優勝しておきたかったキム・ヨナの作戦だろうと思ってる」
コニー「つまり?」
ジャン「心理攻撃して、他の選手を動揺させてたんだよ…実際、世界選手権の時は浅田真央が記者会見で話す羽目になってるし」
アルミン「真央ちゃんは『人がジャンプしようとしているときはよけている。それはみんな、ちゃんと分かっている』って」
ミカサ「ロシェット選手も『練習では狭いリンクに6人もの選手がいるのだから試合前の6分間練習のうちただの1分も自分だけのものにすることは出来ない』と言っている」
ユミル「当のキム・ヨナは『日本人とは言っていません(苦笑)みんな冷静になろうよ、と言いたかっただけ。試合が大事なのでこんなことに気を使いたくない』と言ってる」
ジャン「妨害された事は否定せず、他の国の選手まで犯人にしてる訳だ」
マルコ「その世界選手権で、キム・ヨナ選手は初優勝をした訳だけど…マスコミに今回は妨害されなかったか聞かれてこう言った」
ミカサ「『今回はありませんでした』」テヘペロ
エレン「うわぁ…」
ミカサ「ちなみに」
コニー「お、おう?」
ミカサ「前々から、練習中に逆走したり、威嚇したりして危険なのはキム・ヨナ選手だと言われていた」
エレン「は?」
ミカサ「真央ちゃんがビールマンスピンの練習をしている時、わざわざすぐ横で同じスピンを練習して威嚇」
アルミン「長洲未来選手がジャンプを跳ぼうとした時に前を横切って中断させたり」
マルコ「リンクを他の選手と逆に走って危ないって言われてたね」
ユミル「逆に走ればすれ違う回数も自然に増えるしな」
ジャン「まさに『お前が言うな』状態だったんだよな」
コニー「…なんてこった」
アルミン「それなのに妨害発言、さらに訂正や他選手に迷惑をかけたとかの謝罪も無くって」
ミカサ「日本でアンチが急増して、とうとうショーに呼ぶならチケット払い戻すと抗議が殺到」
ユミル「こうしてキム・ヨナは日本のショーに呼ばれなくなった訳だ」
クリスタ「………」
アルミン「そうそう、この時の世界選手権後に、とあるテレビ局がね、キム・ヨナ選手をバラエティーのゲストに呼んだんだけど」
エレン「チャレンジャーなテレビ局だな」
ミカサ「ええ、やはり『妨害発言をした選手を呼ぶのはどうなのか』という人がたくさんいた」
アルミン「そのテレビ局の姿勢を疑問に思った人が、ブログでその事を書いたんだけど…」
ミカサ「…そのブログに『そういう事を書くのはどうなのか』というような事をコメントする人が現れた」
コニー「クリスタみたいな人だな」
クリスタ「…むぅ」
ユミル「まぁ簡単に言うと、一人の意見に同調する人が沢山出ると『そうなのかな?』が『絶対そうだ!』になるから、あんまり勝手な事を言うなって感じかな」
エレン「そう…か、それもそうだな」
アルミン「うん、それもそうかもしれないんだけどね」
ミカサ「問題は、そのコメントをした人が、キム・ヨナ選手をバラエティーに呼んだテレビ局の人だった事」
コニー「はっ?」
ユミル「簡単に言えば、テレビ局の人間が自分の局の悪口言うなって個人ブログに突撃したんだよ…正体を隠してな…」
マルコ「自分たちは、公共の電波でキム選手上げ、浅田選手下げをしてるにも関わらずね…」
エレン「…なんかもう訳わからない状態になってきた」
コニー「怖い…テレビ局怖い…」
クリスタ「なんだか…問題が色んな所に広がりすぎだよ…」
アルミン「ご、ごめん話がずれ過ぎたね」
ミカサ「とりあえず、テレビを使って他の選手の名誉を傷つけるキム・ヨナ選手を好きになる事は出来ない」
ユミル「わかったか?クリスタ」
クリスタ「うん…キム選手も酷い事をしてしまったんだね」
ジャン「しかも反省してねぇしな」
エレン「…なんだって?」
ジャン「反省してねぇんだよ…バンクーバーオリンピックの公式練習で、またキム・ヨナが浅田真央を妨害してる」
コニー「えっ」
マルコ「ちなみに、キム選手は他の選手にまた妨害されたらしくって、その選手はブログで謝罪しているよ」
ジャン「本当、『お前が言うな』再びだ」
クリスタ「よ、よくわからない…キム選手は妨害してるの?」
ジャン「ああ。ワザとだとしか思えない場面があった」
クリスタ「で、でも…」
ユミル「いいか?妨害されたって考えが浮かぶって事は、つまり自分は妨害しようと考えてたって事にもならないか?」
クリスタ「えっ…でも、でもワザとそんな…」
ジャン「してるな。浅田真央の曲がステップの場面になった時、リンクの真ん中で堂々と自分のステップを踏んで邪魔してる」
マルコ「そのせいで浅田選手はステップの場面の間中、リンクの周りをただ走ってるだけになってたんだよ」
ユミル「大事な大事な、オリンピック中の公式練習で、だ」
クリスタ「……っ!」
ユミル「だからな、ジャッジに贔屓されてるから、マスコミに贔屓されてるから嫌い、じゃないんだよ」
ミカサ「ジャッジに贔屓されている選手は他にもいる…ロシェット選手、コストナー選手、パトリック選手に高橋選手もだと思う」
アルミン「でも、皆叩かれてる訳じゃない…点数は正直疑問に思う時もあるけれど、彼らはフィギュアを愛している」
ユミル「パトリックなんてツンデレだよな。3Aもまともに跳べなかった時は『四回転は必要ない』とか言っておいて」
マルコ「その頃はパトリック選手も叩かれてたね…」
ユミル「まぁな…しかし、バンクーバー後跳べるようになったら『四回転跳ぶのが楽しい』って言い出してバンバン跳びだした」
ジャン「ジャッジお気に入りの選手がバンバン跳ぶから、四回転の価値がバンバン上がっていったな」
ミカサ「…結果、男子フィギュアは今、四回転一回じゃ勝てないと言われる時代になった」
ユミル「しかも、元々スケーティングが良いって言われてるパトリックが四回転バンバン跳ぶから無敵の王者になった訳だ」
アルミン「そう…皆に共通するのは、ジャッジに贔屓されようと、スケートを好きで真面目に練習しているところだ」
マルコ「だけどキム選手は違う…新しい挑戦は危険が伴う、だから今出来る技を磨くと言って現状維持に努め出した」
ユミル「そしてキム・ヨナは回転不足を取られたり、エッジエラーを取られた時に韓国のマスコミにこう言っている」
ミカサ「『両目で見ても足りていた』や、『また始まった、公平にして欲しい』など…」
アルミン「キム・ヨナ選手自体が認めてるんだ…ジャッジが公平では無いのだと」
ジャン「そしてコーチのオーサーが非公式にジャッジに抗議するとかも言ってるしな」
エレン「えっ?…でも、フィギュアはジャッジに抗議出来ないんじゃ…」
ジャン「だから『非公式』って言ってるだろ?」
エレン「えっ?」
アルミン「オーサーコーチは、ジャッジに知り合いがいたみたいだね…でも、本当にしたかはわからないよ?」
ミカサ「でも、彼女が不満を発言すると、エラーは何も変わってないのに次の試合では取られない、という状態になった」
ジャン「元々練習嫌いらしいからな…どんな演技でも点数がでりゃどんどん手抜きになっていく訳だ」
マルコ「スパイラルの練習が嫌いで、コーチがなだめて練習させてたみたいだしね」
ユミル「そのスパイラルはグラグラユラユラ…例えで、よく犬の」
アルミン「ユミル!女の子がそれ言っちゃダメ!!」
クリスタ「?」
ユミル「…ちぇっ」
アルミン「プログラムは、『ただ漕いでジャンプ』『漕いで技』が目立つようになってきた」
マルコ「後ろ向きで両手広げてガシガシ漕いでるの、他の選手だとジャンプ前位なんだけど…」
ユミル「キム・ヨナは常に漕いでるな…あと、上半身をクネクネして誤魔化している」
アルミン「彼女の演技が印象に残らないのはこれが原因だね、『ただ漕いでいる』」
ジャン「大体『止まってポーズ』の場所しか印象に残らないからな」
マルコ「スピードがすごいって言うけど、つなぎもせずに漕いでたらそりゃスピード出るよ…うん」
アルミン「因みにトーストの上に乗せたバターのように滑らかなのが理想のスケーティングって言われてるよ」
アルミン「そして2010年の世界選手権」
アルミン「オリンピック後だったから、モチベーションがダウンしていたみたいなんだけど」
アルミン「そこで彼女はショートで回転不足、スピンミス、スパイラルミスという失敗をする」
アルミン「そしてフリーではトリプルサルコウ転倒、ダブルアクセルがすっぽ抜けになるミスをする」
アルミン「…真央ちゃんは、フリーもショートも見た目ノーミスで滑り切って、優勝」
アルミン「でも、フリーの一位はキム・ヨナ選手」
アルミン「総合で二位になった彼女はこう言った」
アルミン「『それでもフリーは私が一位だから』」
ミカサ「人は言う…『不正の証拠は彼女の演技』だと」
エレン「………」
アルミン「あと…演技には関係ない事なんだけどね」
アルミン「2009年グランプリファイナル…日本で開催されたんだ」
エレン「お、おぅ…」
アルミン「あ、フィギュアでは選手の演技後、プレゼントや花をリンクに投げ入れたりするんだけどね」
アルミン「それで、キム選手の演技後、ぬいぐるみがリンクに投げられてたんだけど…」
ミカサ「クマの、キム選手の衣装をつけたぬいぐるみだった」
アルミン「キム選手はそのぬいぐるみを拾って、キスクラで膝の上に乗せて手を振ったりしていた」
ミカサ「日本のキム選手のファンが作ってプレゼントしたのだと、キム選手は喜んでるのだと思った」
ミカサ「しかし、違っていた」
アルミン「それね…二か月前から韓国テディベア協会がデザインして作ってたんだって…」
エレン「お、おぅ…?」
ユミル「はじめっから商品だったんだよ、そのクマ」
ジャン「つまりキスクラでコマーシャルしてた訳だ」
ユミル「技術は磨かずキスクラで商売…まったく凄いよ」
アルミン「さすがに韓国内でも苦情が殺到して、その問題のページは削除されたみたいだけど…」
ミカサ「でも、これでわかるでしょう?」
ミカサ「彼女はフィギュアが好きではない…お金稼ぎの為にフィギュアを利用しているのだと」
マルコ「ソチオリンピックに参加するのも、IOC委員に挑戦したい為だって言われてるね」
エレン「………」
コニー「………」
クリスタ「………」
アルミン「逆に真央ちゃんは、コーチが練習をやめなさいって怒るまで練習してるんだ」
ミカサ「練習が一番好きらしい…そして、とても努力家」
マルコ「…バンクーバーオリンピックの時のね、浅田選手の体脂肪率は7%」
ユミル「女性は体脂肪率が10%を切ると生理が止まると言われている」
エレン「…えっ」
アルミン「でもね、その位の体重が真央ちゃんにとってトリプルアクセルを跳ぶのに一番ベストだったみたい」
ミカサ「将来の妊娠にも影響が出るかもしれない…けれど、それでも自分の求めるスケートに向かう姿に、私達は心を打たれている」
アルミン「…バンクーバーオリンピック後、スケートを一から習いなおした時、一時成績が落ちたことがあったんだけど」
ユミル「浅田真央の人気は落ちなかったな」
アルミン「それはね、皆、真央ちゃんがスケートを愛してると知っているからだ」
ミカサ「世界選手権優勝二回、オリンピック準優勝の選手が全てを捨てて初めからやり直す…並大抵の事ではないだろう」
アルミン「ジャッジの評価が良くなるように、スピードを磨いて、スケーティングも磨いて、ジャンプも沈み込みを減らし、流れで跳べるように努力した」
ミカサ「ルッツのエッジも修正…姉の舞ちゃんはそれを『右利きを左利きに直す位大変な事』だと言っている」
アルミン「そんな大変な事を…三年かけて、身につけてきたんだ」
アルミン「それで…それで最近やっと努力が実って…」
ミカサ「やっと…やっとまともに評価されだしたと思った所だったのに…」
アルミン「キム選手がまた出てくるからって…」
ミカサ「また…またバンクーバーの悪夢が繰り返されるのか…」
コニー「でもさ?バンクーバーではキム選手がノーミスだっただろ?」
アルミン「…そうだね」
コニー「じゃぁ優勝も仕方ないんじゃないか?」
ミカサ「仕方なくない」
コニー「即答だな…」
アルミン「あのね、キム選手のあの得点…」
ミカサ「男子の方法で計算すると、一位になる」
コニー「は?」
アルミン「ジャンプが一つ足りないのに、男子でも優勝できる点数なんだよ…」
【男子の得点の計算でキム・ヨナ選手の得点を出したら…】
女子金メダル キム・ヨナ(12要素ジャンプ7回)
FS 168.00点 [TES 78.30(加点 17.40 ) PCS *89.70]
男子金メダル ライサチェック(13要素ジャンプ8回)
FS 167.37点 [TES 84.57(加点9.64) PCS 82.80]
男子銀メダル プルシェンコ(13要素ジャンプ8回)
FS 165.51点 [TES 82.71(加点7.68) PCS 82.80]
【バンクーバーオリンピック上位五名の加点】
1位 キム・ヨナ :17.40 9.64 : ライサチェック
2位 浅田真央 : 8.82 7.68 : プルシェンコ
3位 ロシェット : 4.42 3.20 : 高橋大輔
4位 長洲未来 : 8.50 2.58 : ランビエール
5位 安藤美姫 : 5.30 3.80 : P・チャン
アルミン「そんな点数出されたら、何をしても追い抜けないのがわかる」
ミカサ「ロシアのプルシェンコ選手は言っている…『キム・ヨナは四回転を二回跳んだのかい?』」
アルミン「それ位、女子ではあり得ない点数なんだ」
コニー「そんなに高い点数…なんで出たんだ?」
アルミン「『加点』だよ」
ミカサ「技の出来栄え点で、キム選手は他の選手より10点は多く稼いでいる…」
アルミン「キム選手を絶対優勝させる…真央ちゃんがノーミスしても勝てる点数を出したんだ」
ミカサ「そして生まれた銀河点…」
エレン「でもさ!オリンピックだよな?!」
アルミン「そうだね」
エレン「さすがに…オリンピックで不正はできないんじゃ…!」
ジャン「……甘い」
エレン「えっ?」
ジャン「甘いよお前ら」
ジャン「キム・ヨナはな」
ジャン「オリンピック憲法違反も、見逃されている」
ここまで
あけましておめでとうございます
はやく完結せねばソチが始まってしまう
参考サイトと動画を貼ります
【日本のライバルが練習妨害、キムヨナが韓国で主張まとめ@ ウィキ】
http://www19.atwiki.jp/queenofshame/
【キム・ヨナ 「日本選手に妨害された」】
http://www.youtube.com/watch?v=WQnSvEk7vLg
【キムヨナのひどすぎる練習妨害 バンクーバー直前公式練習にて】
http://www.youtube.com/watch?v=1qhLcZiTgAs
【フジテレビ関係者が勤務中に批判書き込みか! ブログ管理人「恐ろしいこと」】
http://getnews.jp/archives/15313
鎧の巨人と浅田選手の戦い?の動画見つけました
男子選手のトリプルアクセルとも比べててわかりやすいです
【2010 TORINO Mao ASADA SP 3A+2TDG!?(FUll)】
http://www.youtube.com/watch?v=9O6lmnzWw-8
>>135
×ジャン「オリンピック憲法違反も、見逃されている」
○ジャン「オリンピック憲章違反も、見逃されている」
大事な場面で間違えてしまった…orz
詳しく書いててすごい。乙。
とてもわかりやすく読みごたえもある。
続きに期待します。
エレン「オリンピック憲章違反…?」
ジャン「ああ」
コニー「な、なんだか凄い事だよな…?」
アルミン「…そうだね」
クリスタ「詳しく、教えて?」
ユミル「オリンピックに出場する選手は、開幕9日前から閉幕後3日間は、商業的活動が出来ないんだ」
エレン「へぇ?」
ミカサ「普段、選手を支えてくれているスポンサー会社でも、オリンピックのスポンサーでなければその期間中は選手を出して宣伝できない」
コニー「そうなのか…?なんでだ?」
マルコ「オリンピックは『アマチュア精神』を強調してるから、オリンピックを商業的に利用されないように、だね」
クリスタ「じゃあ、その間選手を支えてくれているスポンサー会社さんはどうやって宣伝するの?」
アルミン「その期間中の宣伝は、選手抜きでやってるよ」
アルミン「例えば、真央ちゃんのスポンサーさんの場合だと…」
【浅田真央選手のスポンサー】(2010年バンクーバー五輪当時)
オリンパス→真央専用サイト一時閉鎖
森永→サイトから真央CM映像を見れなくする
ネピア→真央は出張中です!キリッとトップ絵に変更
アルミン「こんな感じでオリンピック期間を乗り越えたね」
エレン「オリンピック出場の選手を出したら儲けられそうなのにな」
マルコ「うん。だけど、オリンピックの公式スポンサーさんがいるからね」
ミカサ「公式スポンサーさんがお金を投資してくれているお蔭で、オリンピックが開かれる」
ユミル「だから、その公式スポンサー以外の装飾品を付けてると、宣伝とみなされて注意される事がある」
アルミン「例えば、アイスホッケーとフィギュアスケートでこんな事があったよ」
アイスホッケー競技のアメリカ代表選手が、ビール会社の名前と同じだったので
それに似せたヘルメットを使おうとしたら、IOCから使用禁止処分を受けてます。
↓
アイスホッケー米国チームのゴールキーパー(GK)陣が、 国際オリンピック委員会(IOC)にお目玉を食らった。
GKライアン・ミラーは、ヘルメットの後部に、自分のニックネーム 「ミラー・タイム」と入れたら、IOCはこれを取り除けと要求した。
理由は「ビールの宣伝文句と一緒だから」。
Cheltzie Leeというフィギュアスケーターが、IOCから五輪中のブレスレットの着用を禁じられていました。
彼女の友人、故Morgan Innesを含む4人の被害者を生んだフェリーの激突事故ののち、哀悼記念品として3ドルで売られていたものだったそうです。
彼女の父親は、「あのブレスレットは商業が目的ではなく、多くの人にメッセージを伝えるためのものだった」と述べています。
エレン「結構厳しいんだな…」
アルミン「うん。一応、全部を禁止してる訳じゃなくて『オリンピックで着用しています!』的な宣伝をしなければ大丈夫とは言われているよ」
ミカサ「ロゴとかも、既定の範囲内なら大丈夫」
コニー「それで、キム選手は?」
ユミル「ピアスをつけて出場してたんだがな」
クリスタ「うんうん」
ユミル「まぁピアス自体はしてもいい……だがな?」
クリスタ「うんうん?」
マルコ「そのピアス、キム選手のスポンサー会社のものなんだ」
クリスタ「スポンサーの…」
アルミン「そして、オリンピック期間中にキム・ヨナ選手を広告塔にして宣伝、ピアスを販売していたんだ」
クリスタ「!!」
【五輪前】
キムヨナ選手、ジュエリー企業とのイメージキャラクター契約でアクセサリー宣伝
【五輪期間中】
[10/02/24] フィギュアSPに、キムヨナ選手が契約するジュエリー企業のアクセサリー(ホワイト)を付けて出場
[10/02/25] ジュエリー企業は、自社サイトでそのアクセサリーを「五輪で使われた」という宣伝文句で販売
[10/02/26] ジュエリー企業は、自社サイトに五輪フィギュアSP時のキムヨナ選手写真を広告画像として追加掲載
フィギュアFPに、キムヨナ選手が契約するジュエリー企業のアクセサリー(ブルー)を付けて出場
表彰式でもそのアクセサリーを付けたまま登場
韓国ニュースサイトにて、このジュエリー企業とアクセサリー商品が取り上げられる。(26日)
報道内容要約
『このアクセサリーは五輪向けに開発された商品で、ジュエリー企業は五輪期間中に
特別販売を開始し、入店しているデパートでは売り上げが20%以上アップしている』
[10/02/27] キムヨナ選手、契約するジュエリー企業のアクセサリー(ホワイト)を付けて、フィギュアエキシビションに出場
【注意】
このジュエリー企業は、IOC(国際オリンピック委員会)やKOC(韓国オリンピック委員会)の
公認スポンサー/パートナー企業ではないようです。(IOC/KOC公式サイトに企業ロゴの掲載無し)
アルミン「IOCの事前チェックを通過したから、そのピアス自体は着用を許可されてるんだと思う」
アルミン「ただ、そのピアスの広告塔をキム・ヨナ選手が務めてるのを知っていたのか?」
アルミン「オリンピック非公式企業が、五輪特別モデルとして自社の企業ロゴをモチーフに製作したのを知っているのか?」
アルミン「なおかつ五輪写真を使って宣伝している商品を、キム・ヨナ選手が身につけることについて許可されたのかどうか?」
アルミン「…疑問に思った人が問い合わせをしてくれてたみたいだけど」
アルミン「知ってのとおり、四年たとうとしている今でも、お咎めなしだよ」
ミカサ「規定が守られてない場合は、全てのエントリーが無効になるはずなのに…」
エレン「えっ…」
ミカサ「因みに」
エレン「お、おう?」
ミカサ「スキー滑降競技のリンゼイ選手が使うゴーグル企業が、五輪期間中に公式サイトでその事に触れた」
ミカサ「するとIOC側から即座に警告が来て公式サイトを修正している。この企業は『警告された』という公表もしている」
ミカサ「では何故キム・ヨナ選手は何のお咎めもないのか…?」
ミカサ「あんなに堂々と宣伝していた…それに、問い合わせをした人もいた」
ミカサ「……気づいてない訳がない、と思うのは私だけではないはずだ」
ユミル「キム・ヨナは他にもオリンピックの憲章違反だろうと思われるロイズ社の疑惑とか預金問題とかあるんだが…」
クリスタ「ご、ごめん…もう頭がいっぱいで…」
コニー「お、俺も……」
マルコ「…だよね…一気に言ったら混乱するよね」
エレン「ただハッキリわかるのは…キム・ヨナ選手がジャッジの採点に値しない選手である事」
コニー「マスコミがキム・ヨナ選手が素晴らしくて真央ちゃんはキム・ヨナ選手より下だと洗脳しようとしてる事」
クリスタ「そして何故か全ての悪い事を見逃して貰ってる事…」
エレン「でも元々はジャッジが悪いよな!」
コニー「だよな!サッカーみたいにジャッジにブーイングしたらいいんじゃないか?!」
クリスタ「い、いいのかな…?」
ジャン「…珍しく頭を使ったなコニー…」
コニー「おう!」
ジャン「ただな…オリンピックですら悪事を見逃させる位の組織だぞ?」
ジャン「四年前…夢のオリンピックで…目の前で不正を見たんだ」
ジャン「もう十分わかった…選手は…」
ジャン「ジャッジに勝てない…」
エレン「………」
アルミン「………」
ミカサ「………」
マルコ「………」
ユミル「………」
コニー「………」
クリスタ「………」
エレン「それで?」
ジャン「はぁ?話聞いてたか?」
エレン「勝てないと思うから諦めるのか?」
エレン「四年前の敗因の一つはジャッジに対しての無知だ…」
アルミン「………」
エレン「『オリンピックでは不正をしないだろう』…そんな感じで現実逃避をしてたんじゃないか?」
ミカサ「……っ」
エレン「お前達は真央ちゃん達の努力を放棄して…大人しくジャッジの餌食にさせるのか?」
マルコ「……!」
エレン「……冗談だろ?」
ユミル「………」
エレン「俺は見てみたい…」
エレン「選手が…満足のいく演技をして…正当に評価されて…」
エレン「キスクラで、満足な表情をする所を見てみたい!
サシャ「よっし!!」
アルミン「うわっ?!」
サシャ「行きましょうエレン!」
エレン「え?」
サシャ「今ネットで買いました!チケット!!」
エレン「マジか!!」
アルミン「えっ!」
サシャ「明日のフリー行けますよ!」
コニー「すげぇ…」
エレン「なあアルミン!どうすれば抗議が伝わると思う?!」
アルミン「え、えっと…抗議?」
エレン「選手が出来ないんだ!俺達がやるしかないだろう!」
アルミン「えっと…フィギュアは基本的に静かに見守る競技なんだ」
ミカサ「以前、表彰式の時に観客がジャッジ批判のバナーを広げただけでよくやったと言われる位、観客は大人しい」
エレン「じゃあブーイングはダメか…」
アルミン「やるとしても、点数が出た時にする位かな…」
エレン「それじゃあ弱い…もっと、こう…」
ライナー「カラーボール投げたらどうだ?」
マルコ「それは観客の品性を問われるからダメだよ」
ベルトルト「歯ブラシ投げ入れるとか…」
ユミル「危険だろそれ…ちっとは考えろ」
ジャン「あぁもう…バナーでいいだろ」
エレン「えっ!」
ジャン「バナーなら選手の邪魔にもならないだろうし、ファンに嫌悪感も与えないだろ」
アルミン「…そうだね…やるなら、それがいいかな」
クリスタ「なんてバナーに書いたらいいかな?」
ユミル「あれ…お前もやる気なのか?」
クリスタ「だ、だって…!やっぱり不正は許せないよ!」
クリスタ「それで努力が報われない人がいるなら尚更…!」
クリスタ「…頑張っても認めて貰えないのは、辛いもの…」
ユミル「…仕方ない…私もするか…」
アルミン「シンプルに、『公平な採点を!』とかかな?」
ジャン「外人もいるんだから『 Make a fair Judgment 』がいいだろ」
ミカサ「それでいこう」
マルコ「そうと決まったらバナーの大きさなんだけど…」
サシャ「コンビニのコピー機でですね…」
\ワイノ ワイノ/
コニー「マジかよ…ジャンもクリスタも行く気かよ…」
アルミン「だね」
コニー「オリンピックで不正できる相手じゃ無駄かもしれないのに…」
コニー「なぁ…アニ、お前どう思った?」
アニ「…別にどうも思わないけど」
コニー「あのジャンが行くって言ってんだぜ?」
アニ「私の意志は変わらないから」
コニー「そうか…お前さっきから興味なさそうだもんな…」
アニ「………」
アルミン「………」
コニー「………」
コニー「なぁ…アニ…」
コニー「俺も行かない方がいいかな?」
アニ「…あんたさぁ」
アニ「人に殴れって言われたら殴るの?」
コニー「なんだそりゃ…殴らねぇよ」
アニ「なら自分に従ったらいいんじゃないの」
アニ「アルミンあんたはどうなの?」
アルミン「僕は…そうしなきゃいけない理由が理解できたら」
アルミン「殴らなきゃいけない時もあると…思うよ」
アニ「…決めたんだ」
アルミン「うん…」
コニー「マジかよ…もう皆行くの決めたのかよ…」
アルミン「アニってさ…実は結構フィギュア好き?」
アニ「……は?」
アルミン「だってフィギュアの裏話も、ワザと聞かないようにしてたみたいだし」
アルミン「明日行かないのも何か理由があるんじゃないの?」
アニ「……いいや」
アニ「私はただ…」
アニ「自分が可愛いだけだよ」
ここまで
動画を巡っていたら、間違いに気づいたので訂正
>>132
×ミカサ「男子の方法で計算すると、一位になる」
○ミカサ「男子の方法で計算すると、男子でもフリーは一位になる」
×アルミン「ジャンプが一つ足りないのに、男子でも優勝できる点数なんだよ…」
○アルミン「ジャンプが一つ足りないのに、男子でも表彰台に乗れる点数なんだよ…」
>>149のエレンのセリフの最後カッコ閉じるの抜かしてました…
○エレン「キスクラで、満足な表情をする所を見てみたい!」
よろしくお願います
しかしミス多くて申し訳ない…
今回も参考・引用させてもらったサイトを貼ります
【キムヨナ選手五輪憲章違反、失格の可能性も@まとめwiki】
【キムヨナ 審判買収疑惑 & 八百長疑惑】(絶望先生で分かりやすく編集されてます)
http://www.youtube.com/watch?v=PzgDfoqcI_8
【2010 フィギュア世界選手権 表彰式の客GJシーン】
http://www.youtube.com/watch?v=5ebOxzIm5zg
更新乙。
金が絡むとどんなものでもあっという間に腐るよな。
商業主義を否定する気は無いけど、罰則の適用が恣意的なのはイカンでしょ。
支援
── 女子フリー 当日 ──
エレン「こ、これがフィギュアの試合会場…!」
ミカサ「は、初めて来た…!」
アルミン「さ、寒いね…!」
クリスタ「別の世界に来たみたい…!」
サシャ「でしょうでしょう!異世界な感じでワクワクしますよね!」
ユミル「ブランケット持ってきてて良かった」
コニー「カイロ持ってきてて良かった」
ジャン「ダウン着てきて良かった」
マルコ「ジャンは寒がりだなぁ」アハハ
サシャ「席がまとまって取れなかったので、数人ずつ別れて座りましょう!」
エレン「おう!」
コニー「色んな方向からアピールできるな!」
サシャ「ライナーとベルトルトとアニが来れなかったのが残念ですが…」
アルミン「まぁ、いきなりだったからね」
サシャ「ですねぇ~」
ミカサ「では、私はエレンとアルミンと一緒に行こう」
サシャ「じゃあ私はユミルとクリスタと座りますね!」
マルコ「ジャンとコニーは僕と行こうか」
ジャン「男だらけで暑苦しいな…」
コニー「会場は寒いけどな!」アハハ!!
エレン「こんなに寒い中演技するのか…!」
ミカサ「真央ちゃんの演技を生で見れる…!」
アルミン「き、緊張してきた…っ!」
クリスタ「会場広いね!凄いね!寒いね!」キョロキョロ
ユミル「落ち着けクリスタ」
サシャ「氷を削る音とかジャンプ降りた音とか意外と響きますよー」
コニー「タンバリン持ってきてみた!」
ジャン「しまえ」
マルコ「手拍子で我慢しようね」
アルミン「そろそろ、ジャッジ紹介始まるかな」
エレン「そうだ、バナー」ゴソゴソ
ミカサ「…とうとう、この時が…」ゴソゴソ
係員「お客さん~」
アルミン「なんですか?」
係員「選手の応援バナー以外は禁止してるよ」
エレン「……え?」
係員「ほら、しまってしまって」
アルミン「で、でも…公平にジャッジして欲しいって言うのは、選手の為になりませんか?!」
係員「ダメだって、そういうのは」
ミカサ「私たちはお金を出してる…お金を出して八百長試合を見に来てる訳では無い」
係員「八百長ってなんの事ですか…言いがかりはやめて、しまいなさい」
エレン「………っ」
マルコ「そろそろかな…」ゴソゴソ
ジャン「ああ……ん?」
コニー「どうしたんだ?」
ジャン「二人ともちょっと待て…あれ…」
マルコ「…あっ」
コニー「エレン達が係員に絡まれてる!」
サシャ「むむっ」
クリスタ「どうしたの?」
サシャ「バナー出した人が係員に注意されたとネットの書き込みがあります」
ユミル「へぇ?用意周到だな…」
クリスタ「あっエレン達も注意されてる…!」
ユミル「……様子見した方が良さそうだな…」
ミカサ「私たちは耐えた…七年は耐えた…ので、ファンの気持ちを分かって欲しい」
係員「迷惑だから…選手が動揺するでしょ?しまいなさい」
エレン「選手が動揺って…不公平な採点の方が選手の為にならないじゃないか!」
係員「もう…しまう気が無いのならこれは没収するよ」グイッ
アルミン「…あっ」
エレン「おい!止めろよ!」バッ!!
係員「…っこいつ…!」
警備員「どうしたんですか!」
係員「このお客さん危険です!」
警備員「ちょっとこっちに来なさい!」グイッ
エレン「なっ…ちょっ、放せ!」
ミカサ「エレン?!」
アルミン「エレン!!」
クリスタ「あっエレンが…!」ガタッ
ユミル「よせ、クリスタ」ガシッ
クリスタ「で、でも……」
ユミル「お前も行って捕まってどうする?抗議をする人間が一人減るだけだ」
クリスタ「……っ」
ユミル「機会を待て…一人でも多く、バナーを広げる人間を残すんだ」
サシャ「今回、ネットでバナーやブーイングするって書き込みが多かったので…」
サシャ「…それを見て対策を練られましたか…」
ユミル「だろうな…不穏な芽はテレビに映る前に摘んでしまおうという考えだろう」
鎧の巨人(悪いなお前ら……)
鎧の巨人(数年かけてやってきた事を、今潰される訳にはいかないんだよ)
女型の巨人(あと少し……あと少しなんだ)
女型の巨人(オリンピックさえ終われば、故郷に帰れる)
鎧の巨人(故郷に金メダルを持って帰るんだ…)
鎧の巨人(ベルトルトがどこかで他の奴の場所を探して見つけてるはずだ)
女型の巨人(そして係員に指示してバナーを取り上げる…)
鎧の巨人(何事も無かったかのように試合を続けて…)
鎧の巨人(オリンピックまで乗り越えたら…)
鎧の巨人(俺達の勝ちだ……!)
ジャン「っ!何やってんだあいつ…!」
マルコ「エレンが警備員に引っ張られてる…!」
コニー「お、おいどうするんだよ…」ガタッ
カシャーン!!
コニー「あっ」
マルコ「タンバリンが…」バッ
ジャン「バカっ今目立つな…っ」
係員2「お客さん…こういうのは困りますねぇ」
マルコ「す、すいません…」
係員2「本番中は鳴らさないように……ん?」
コニー「な、なんだ?」
係員2「……その手に持っているのはバナーですか?」
ジャン「そうです…」
係員2「チェックしますので広げて貰えます?」
ジャン「……っ」
コニー「な、何もジャッジ批判なんて書いてないぞ!」
係員2「!!」
マルコ「ちょ、コニーっ」
係員2「…没収します」
コニー「なんでだよ!まだ広げてないだろ!」
係員2「でも広げるつもりでしょう?困るんですよ…」
マルコ「迷惑にならないように、練習の間だけでいいんです!」
係員2「選手の応援バナー以外は禁止なんですよ…さぁ、こちらに」
ジャン(なんだよこの係員の対応の早さ!)
ジャン(こうまで迅速に対応できるものなのか…?)
ジャン(………)
ジャン(…ああ…そうだ)
ジャン(これが現実ってもんだろうな…)
ジャン(普通に考えれば簡単にわかる)
ジャン(オリンピックですら不正できるようなでかい組織には)
ジャン(……勝てねぇって事ぐらい……)
クリスタ「ジャン達まで…っ」
ユミル「ちっ…」
サシャ「あ、ジャッジ紹介始まりましたよ!」
クリスタ「とにかく私達だけでも…!」
ユミル「いや…近くに係員がいる…」
サシャ「ど、どうしましょう?」
エレン「くそっ!放せよ!」
アルミン「エレン!」
ミカサ「エレンを放して!」
係員「他のお客さんに迷惑でしょう!早く連れて行ってください!」
警備員「こら!早く来い!」
エレン「アルミン…ミカサ…!」
エレン「二人が教えてくれたから…」
エレン「俺は…フィギュアの面白さに……」
アルミン「エレン!」
エレン(どうして…!)
エレン(どうして選手達は奪われる?!)
エレン(血の滲むような努力も…やりきった達成感も…!)
エレン(フィギュアの楽しさも…思いっ切りできた充実感も…!!)
エレン(どうして……?!)
アナウンス『テクニカルジャッジー』
アナウンス『鎧の巨人ー』
エレン(………っ)
エレン(こいつら……)ギリッ…
エレン(こいつの、せいで……!!)
エレン「……れ」
警備員「は?」
エレン「鎧の巨人ッッ!!!」
エレン「帰れーーーーーッッッ!!!」
鎧の巨人「?!!」
女型の巨人「?!!」
アルミン「…っな?!」
ミカサ「エレ…っ?!」
\ ワァーーッ!! パチパチパチ!!! /
アルミカ
「「っっ?!!!」」
ジャン「っ?!!」
マルコ「エレン?!」
コニー「お、おい?叫んでるぞあいつ!」
ジャン「オイ!!俺達は仲間に一人で戦わせろと学んだか?!」
クリスタ「エレンが…っ」
ユミル「…待て、ジャン達に動きが…!」
サシャ「あれは…手に持ってるのは!!」
ジャン「バナーを掲げよ!!」
マルコニクリユミサシャ
「「「「「はっ!!!!!」」」」」
バッ!!
┌───────┐
│ │
│ Make a Fair │
│ Judgment! │
│ │
└───────┘
>>177
バナーずれ過ぎたので修正…
┌───────┐
│ │
│ Make a Fair │
│ Judgment! │
│ │
└───────┘
>>177
ダメだったorz
四角いんだな、と脳内変換お願いしますorz
ただひたすら
困惑した
観客がジャッジに野次を飛ばすなんて
聞いたことがない…
そして…微かに
高揚した…
その光景は
フィギュアファンの怒りが体現されたように見えたから…
~ ミカサ・アッカーマン著者 『美しき残酷なフィギュアスケート』より ~
アルミン「…エレンが野次を飛ばした所までは覚えてる…」
アルミン「その後は凄まじい歓声と拍手と…」
アルミン「拍手?!今…マナーに厳格な日本人の観客が拍手をしたのか…?!」
ミカサ「観客が…エレンに賛同した…」
ミカサ「今はそれだけ理解できればいい」
アルミン「う、うんっ」
ミカサ「行こう…エレンが心配」ガタッ
アルミン「うん、そうだね!」ガタッ
係員2「お客さん!困ります!!」
ジャン「ほらよ」ポイッ
係員2「?!」キャッチ
コニー「ジャン?!」
マルコ「ジャッジ紹介は終わったからね…あのバナーは、ジャッジに見せたかったものだから」ヒソヒソ
コニー「そ、そうか!」ヒソヒソ
ジャン「お前ら、もう出るぞ」ガタッ
コニー「えっなんでだ?」
マルコ「エレン一人見れないなんて可哀想だもんね」
ジャン「ば…っ!違ぇよ!一番頑張ったあいつが一人見れないのが気に入らねぇんだよ!」
コニー「…同じ事言ってるような気がするのは俺がバカだからじゃないよな?」
マルコ「大丈夫、同じ事言ってるよ」フフッ
クリスタ「ミカサ達もジャン達も出て行っちゃったね…」
サシャ「そうですねー」
クリスタ「私達も出た方がいいんじゃ…?」
サシャ「そうします?」
ユミル「…ちょっと待て」
クリスタ「…ん?」
サシャ「どうしたんですか?」
ユミル「ほら、鎧の巨人が浅田真央をじっと見てる」
クリスタ「…わぁ」
サシャ「気持ち悪いですねー」
ユミル「…じゃ、行くか」
クリスタ「…うんっ」
サシャ「テレビ見ながら食べる物買って帰りませんか?」ガタッ
クリスタ「いいね!」ガタッ
ユミル「生放送じゃないのが有難いと思ったのは初めてだ…」ガタッ
── 試合後 ──
リプニツカヤ「お疲れ様です」
ワグナー「お疲れ様っ」
浅田真央「お疲れさまー!」
ワグナー「…ねえ、真央は見た?」
浅田真央「ん?」
ワグナー「ジャッジ紹介の時にね、観客席に」
ワグナー「Make a fair Judgmentってバナーがあったの」
浅田真央「えっ?」
係員「すいませーん!浅田さんインタビューお願いしまーす!」
浅田真央「あ、はい!」
リプニツカヤ「いってらっしゃい」
浅田真央「行ってきますっ」
浅田真央(Make a fair Judgment……『公平な採点を』って意味だよね?)
浅田真央(…やっぱり、ジャッジは…公平じゃ、無い?)
浅田真央(………)
浅田真央(今まで…自分が頑張ればいいと思ってた)
浅田真央(…ジャッジに認められるように、頑張れば)
浅田真央(…でも…)
浅田真央(フィギュアファンが、怒った…?)
浅田真央(採点を、公平にして欲しいと…)
浅田真央(…フィギュアを愛してるから、怒ったんだ)
記者「浅田選手は、今回のトリプルアクセルについてどう思いますか?」
浅田真央「はい、あの…」
浅田真央(フィギュアファンが、戦ってる)
浅田真央(フィギュアを公平なスポーツに戻そうと、戦っている……)
浅田真央(……私)
浅田真央(…私は…)
浅田真央「…あの」
浅田真央「ショートのアクセルは…」
浅田真央「完成形だと、思っています」
── 食堂 ──
エレン「真央ちゃん転倒しちゃったな…」
アルミン「絶対ショートの回転不足判定の影響があったと思う…」
ミカサ「鎧の巨人め…」
ユミル「今日のが認定なら、昨日のも認定すりゃいいのに」モグモグ
サシャ「同じ位回ってましたもんねぇ」モグモグ
クリスタ「分度器送った方がいいかな?」モグモグ
ジャン「猫ジャッジじゃあ使いこなせないだろ」
コニー「猫ジャッジ?」
マルコ「またジャンはそんな事言って…」
エレン「…しかし…何であのまま見てなかったんだよお前ら…」
ミカサ「早く帰れば、テレビで見れる」
アルミン「そうだよ、一緒に見れる」
エレン「あのなぁ…」
ジャン「お前が死に急ぐからだろうが…」
エレン「なんだと…?!」
マルコ「まぁまぁ、落ち着いて…」
コニー「そうだぜ!ジャンはエレンが見れないなら出るって言って出て来たんだ!」
エレン「…は?」
ジャン「違うって!!」
エレン「……俺」
エレン「…悪い事したかな…」
ジャン「………」
ジャン「まぁ…褒められた事じゃないけどよ」
マルコ「でも、賛同の拍手が起こってたよね」
アルミン「うん…ビックリしたよ。日本の観客はマナーがいいって評判だから…」
ミカサ「…その日本人が、ここまでする位怒っていると伝わればいい……」
ユミル「食べ物の事以外でも怒るとは…って、世界の人が知ったら驚くんじゃないか?」
クリスタ「ちょ、ちょっとユミル…」
サシャ「あーーーーーーーーーっ!!!」
エレン「っ?!!」ビクッ
エレン「ど、どうした?」
サシャ「鎧の巨人、ツイッターの垢無くなってますね」
コニー「え??」
ユミル「回転不足について直接聞かれたのが痛かったのか…?」
ミカサ「逃げた…」
ジャン「って事はちっとは堪えたって事か…?」
マルコ「フィギュアで野次を飛ばされたジャッジなんて、そうそういないからね」
サシャ「観客から野次がくるなんて想定外だったんでしょうね……あっ」
エレン「どうした?」
サシャ「真央ちゃんが、『ショートのアクセルは完成形』って言ったみたいです!」
ミカサ「!!」
アルミン「…今まで…黙って耐えてた真央ちゃんが…反撃した…?!」
ユミル「フリーレッグが、とか言われても納得できないよな…」
マルコ「そうだね…ショートのは、本当理不尽な判定だったと思うし…」
アルミン「そうだよ…もう、ジャッジの回転不足判定気にせずやったらいいよ…!」
ミカサ「自分を信じて…!」
コニー「……なぁ」
アルミン「どうしたの?」
コニー「次の試合って、いつだ?」
ミカサ「一番近いのは、全日本選手権…?」
アルミン「かな?…でも、どうして?」
コニー「…俺、それ行く」
サシャ「え?」
コニー「それの次の試合も行く!」
エレン「ど、どうしたんだ?」
コニー「オリンピックまでもう時間がないんだろ?」
アルミン「そうだね…もう二か月程でオリンピックだ」
コニー「じゃあさ、少しでも訴えるチャンスがあるなら行ってみる!」
サシャ「良く言いました!チケット取りますよーっ!」
ジャン「…この七年分の怒りをバナーで示すか…」
マルコ「ジャンも行くの?…じゃあ僕も行こうかな」
ミカサ「では私は…ブログを始めてみる」
ユミル「フィギュアのか?」
ミカサ「ええ…少しでも多くの人に、知ってもらいたい」
クリスタ「私は選手に応援メッセージ送る!」
ユミル「そうだな…じゃあ私は二人を手伝うよ」
エレン「………」
…あれから
七年たった
バンクーバーオリンピックと
数年間のルール変更と採点に翻弄されつつも
フィギュアファンは選手の為に
行動を起こそうとしている…
勝てる──
フィギュアファンの反撃は
これからだ!
以上です
色々失敗多くてスミマセンorz
レス有難う御座います
自分も観戦のみの素人なので、2ちゃんねるのスケート板、個人ブログ、動画サイトなど色々参考にしていますが
どうしても自分の主観が入ってると思うので、興味のある方は是非、色々調べてみてね
あと一か月程でソチオリンピックですね
選手皆が神演技で、審判が公平でありますように
それでは、読んでくれて有難う御座いました
※ 元ネタの事件(?) ※
【浅田真央に低い採点をする審判 天野真さんに『天野 帰れ!』と会場からブーイング】
乙。
トーマスがフィギュア選手として登場してるのかと思った
昔は好きだったけど八百長臭が嫌で見なくなったんだよな
実際にあった事をつなぐだけでSSのネタになるんだから酷い話だよ。
まさに事実は小説より奇なりだな
乙でした
ラジオノワちゃんの話題が含まれていてきゅんきゅんした
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