生徒「淡ちゃん嬉しそうだね」

淡「えっへへー」ﾆｯｺﾆｺ

淡「中学の時は仲のいい子とかいなかったし今まで家族以外に祝ってもらたことないんだけど……」

淡「今年は麻雀部に入ってみんな優しくてとっても楽しいんだ！」

生徒「淡ちゃん……」ﾎﾛﾘ

生徒「麻雀部の人は何かしてくれるって？」

淡「うーんこの前ねーーー」

～一ヶ月前～

亦野「ローーン」ﾄﾞﾔｧ

菫「亦野今日は調子いいな」

亦野「へっへへーそうですか？そうですよねー！」

菫（ｳｻﾞｯ）

亦野「実はこの占いの本に今日のラッキーカラーは緑って出てて持ち物緑に統一したんですよ！」ﾊﾞｰﾝ

菫（うわーそういうの馬鹿っぽいなー……）

支援

亦野「弘世先輩も占ってあげましょーか？」

菫「いや私はそういった類は興味ないからいい」

尭深「じゃあ私の占って……」

亦野「おっけー」

菫（渋谷は占いに興味があるのか意外だな……）

亦野さん女の子らしくていいじゃないですか

ﾜｲﾜｲ

菫「……まったく」

淡「ねーなになにそれー？」

尭深「占い」

淡「わー私も占って占って」

亦野「いいよじゃあ誕生日教えて」

淡「12月15日！」

尭深「来月だね」

淡「そうだよ！」

尭深はタロットとか好きそう

菫「淡は12月生まれか」

淡「そうだよー凄いでしょ！」

菫（何がだ）

亦野「あははーじゃあ誕生会やらないとなー…えっと12月生まれはー」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

淡「誕生会！？」ﾋﾞｸﾝ

淡「た、誕生会ってどんなことするの！？」

尭深「んーっと……ケーキ食べたり……お茶飲んだり……プレゼントあげたりかな」ｵﾁｬ　ｽﾞｽﾞｰ

淡「け、ケーキ……プレゼント」ｷﾗｷﾗ

菫「何か欲しいものがあるのか？」

菫（高校生にもなって誕生日で喜ぶのか……なんか買ってもらえるのか？）

淡「えっえっそんな……うーーーんっとね……」ﾌﾑｰ

亦野「あっ淡あったぞ12月はなーーー」

淡「あっ考えとくね！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


菫「なんだまだ決まってないのかまぁ私には関係ないが」

淡「ってことがあってね！」

淡「結局プレゼント決めれなかったけどこういうのって自分から言うことじゃないもんね！」ｴﾍﾍ

生徒「そっかーじゃあ今日は楽しみだね」

淡「うん！」

～部室～

菫「まぁいちいち部員の誕生日祝ってたらキリがないしな」

照「うん」

菫「でもおめでとうくらいは言ってやれよ」

照「うん」

菫「人の誕生日って結局は当事者以外普通の日だからな」

照「うん」

支援

悲劇の予感…

ｶﾞﾗｯ

亦野「おつかれでーす」

尭深「……」

菫「二人来たか……淡が来たら練習始めるぞ」

亦野「はーい」

亦野「今日は何するんですか？」

菫「いつも通りの練習だ」

亦野「はーい」

尭深「……」ｽﾞｽﾞｽﾞｰ

照「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸ

飛雄馬のクリスマスみたいにならないといいが

～廊下～

淡「あっわあーわ♪」ｱﾜｱﾜｰ

先生「大星廊下を走るんじゃない」

淡「すみませーん」ﾍﾟｺﾘｰﾝ

先生「まったくお前はもうちょっと大人しくしたらどうなんだ……」

淡「はーい」

ﾃｸﾃｸ

淡（うーん確かに今日誕生日だしここはちょっと大人っぽく……）

淡（あんまりギャーギャー言うのもかっこ悪いかな……これを機に気持ちを切り替えて……）

淡（うーんなんだか入るの照れるな……）ｴﾍﾍﾍ

淡（こういう時大人の対応は……）

淡「あら皆さんありがとう私とても嬉しいわ」

淡「……うーん何この……気持ち悪いな」

淡「そんな誕生会なんて悪いわ……でもありがとう」

淡「……普通でいいか」

淡「皆が祝ってくれるから自然体でいいよね」ｸﾞｯ

～部室～

淡「お疲れ様でーす」ｶﾞﾁｬ

菫「よしこれで全員揃ったな」

淡「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

菫「練習始めるぞ」

淡「……えっ」

支援

④

亦野「ういーす」

淡「えっ…えっ……」ｱﾜｱﾜ

亦野「淡」ﾎﾟﾝ

淡「な何！？」ｱﾜｰ

亦野「わかる！こう寒いとやる気出ないよなー」ｳﾝｳﾝ

淡「えっ……は、はい」ｱﾜﾜ…

菫「いいから早く卓につけ」

亦野「はーい」

淡「……」ｱﾜｰﾝ

菫「淡」ｽｯ

淡「！」ｱﾜﾝ

菫「髪に糸くずついてるぞ」ﾊﾟｯﾊﾟ

淡「あ、ありがとゴザイマス……」ｱﾜﾜﾝ

菫（あっおめでとうって言い忘れたな……まぁ部活終わりでいいか）

淡（なんで何もないの……）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

淡（んダメダメここで文句言ったら大人じゃないからね！）ｱﾜﾝ！

淡（あっひょっとしたら部活が終わってからとか……）

照「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

照「……」ﾊﾟｸﾊﾟｸｺﾞｸﾝ

照（これはマズい）

照（みんな気づいてないのかな……？）

照「……」

＼ﾎﾟﾝ　ﾁｰ　ﾛﾝ／

照（練習してるし……言わなくていいかな？）

あわあわかわいそう！

SSって時間も労力も異常に消費するわりに得るもん少な過ぎるけどよくやって偉いな>>1は
少しでもスレの奴らのお気に召さないと叩かれるから書きたいことってよりもスレの奴らの為におもねって書かないとならんし
それに>>1以外ほぼレスないし
挙句折角完成させてもまとめでもコメントほぼないだろうし
本当偉いぞこのまま頑張れ>>1！

>>25
このコピペ最近よく見るな

淡「……」ｱﾜｰﾝ

亦野「淡今日は調子悪いみたいだなーこれはイケるかもね」ﾎﾟﾝ

尭深「……ロン」

亦野「いけなかたあああああああ」ｶﾞｰﾝ

菫「亦野不用意だぞ」

亦野「はーい……」

菫（淡はいつもの気迫も感じ取れないな……調子が悪いのか？）

これはショック受けてますわ

ｱﾜｰﾝとかいう万能効果音

菫「……今日の部活はここまでだ」ｽｯ

淡「えっ」

亦野「あれもう終わりですか？」

尭深「いつもよりだいぶ早い……」

菫「……」

菫「淡」

淡「！」ｱﾜﾝ！

菫「なんだそのう打ち筋は」

淡「えっ」

菫「今日のお前からは全くやる気を感じない」

菫「調子が悪いんだったら家で大人しくしとくんだこれ以上打っても何の成果もない」

淡「……っ」

亦野「やっぱり調子悪かったんだなー」

菫「亦野お前もだぞ！」

亦野「えええええー」

淡「……」

照「……」

これはひどいシャープシューター

菫「そもそもお前はな～……」ｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞ

亦野「ひえぇえそんなー……調子悪い日だってありますよー」ﾋｴｰ

亦野「なぁ淡？」

菫「今はお前に……」

淡「……って」

亦野「えっ？」

淡「だって誰もなんにも言ってくれないんだもん！！」ｱﾜﾜﾜﾝ!

これは泣いちゃう

菫「？何のことだ？」

淡「……だって、だって今日私誕生日なのにっ…ﾋｯｸ…誰も…」ｸﾞｽｯ

亦野・尭深「あっ」

菫「な、そんな」照「それ以上いけない」

菫「照？」

照「菫はわかってない」ﾔﾚﾔﾚ

菫「なんだお前は急に」ｲﾗｯ

淡「あわーーーーんわーーん」ｱﾜﾜﾝｱﾜﾜﾝ

亦野「な、泣きだした」

照「淡は今日を楽しみにしてた……と思う」

照「それなのに菫は練習練習……おめでとうの一つも言えない不器用な人」ﾎﾟﾝ

菫「お前もだろ！っていうかなんだ急に！他人の誕生日には興味ないとか言っておいて！」

照「……」ﾔﾚﾔﾚ

照「言葉ではそう言っても心では誰より淡のことを思っているそれが私」ﾊﾞｰｰﾝ

菫「お、お前は……！」

淡「誕生会も……ﾋｯｸ…してくれるってｸﾞｽｯ」

菫「そ、それは知らないぞ……」

尭深「……」ﾎﾟﾝ

亦野「えええ私！？」

尭深「……」ｺｸﾘ

亦野「な、なんで……あっ」

－－－
－－
－
亦野『あははーじゃあ誕生会やらないとなー…えっと12月生まれはー』
－
－－
－－－

亦野「私かもしれない……」ｶﾞｰﾝ

淡「ﾋｯｸ…ﾋｯｸ……ｸﾞｽｯ」ｱﾜﾝ

亦野「た尭深も気づいてたなら早く言ってよ！」

尭深「……」

尭深（さっき思い出した）

菫「亦野そういうところが麻雀でも出てくるんだぞ！もっと注意ぶかくだな」

亦野「乗っかってきた！」

亦野「だ、だいたい弘世先輩だって淡にプレゼント何がいいって聞いたくせに！」

菫「違う何がいいって聞いたんじゃなくて純粋にどんな物を欲しがるのか興味あっただけだ」

照「菫はこういう人だよ」

マタンゴ…

罪の擦り付けあいは良くない

菫「照！お前だって関係ないって顔してるが結局祝ってないならお前も同罪だぞ！」

照「甘い……そうこのケーキのように甘いよ菫さん」

菫（うざい）

照「私は（途中で）気づいてた」

照「そして用意した」

照「このケーキを！」

菫「……」

亦野「食いかけだーーー！」ｶﾞｰﾝ

照「何も用意してないあなた達よりまし……」ﾌｯ

亦野「くっ……なんか急に嫌な人に」

尭深「正直それもらっても嬉しくないと思……」

照「……」ﾋﾟｸｯ

菫「確かにそうだな」

照「じゃあ菫たちは何か用意してるの？」

菫「……くっ」

菫「だいだい亦野が誕生会なんてな！」

亦野「またこっちにきた！」ｶﾞｰﾝ

亦野「だから私だけのせいじゃないですよ！」

亦野「それなら一緒にいた尭深だって……」

尭深「……」ｲﾗｯ

亦野「なんで怒るの！？」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

淡「……もぅやめてよー……ｸﾞｽｯ」

淡「私がこんな日に生まれたのがいけないんだよ……ｸﾞｽｯ」ｱﾜﾝ…

亦野「あばばばばばばば」ｻﾞｲｱｸｶﾝ

菫「な、何もお前が謝ることないんだぞ……」ｱﾀﾌﾀ

照「……せめてこのケーキだけでも」ｽｯ

菫「それはやめろ」ｶﾞｯ

ｱﾜﾝ…

シーーン

淡「ﾋｯｸ…ﾋｯｸ」

亦野（気まずい……）

尭深「私今からケーキとプレゼント買ってきます」ﾀﾞｯ

亦野「は、早い……ってズルい！私も行ってきます！」

菫「お、おい」

照「……」ｽﾀｽﾀ

菫「ナチュラルにお前も出て行くな！」

照「ケーキを選ぶのにあの二人じゃあ不安……私が行かなければ」（使命感）

菫「そっちのほうが不安だよ！」

照「菫はここに残ってて……」

菫「なんでだおかしいだろ私だけ！」

照「部長だから……」

菫「こんな時だけ使うな！というか時期的に私はもう部長じゃない！」

照「さよなら」ﾊﾞﾝ

菫「あっ……」

菫「……」ｽﾞｰﾝ

てるー！

淡「ﾋｯｸ……ﾋｯｸ…ｸﾞｽｯ」

菫（まだ泣いてる……）

菫（というかそんなに誕生日が大事なのか……？）

菫（占いとか何やら私にはわからん……）ﾔﾚﾔﾚ

菫「あー……そのなんだ……えーっと」

菫「誕生日おめでとう……今更だけど」

淡「……」

弘世ァ！

菫「……」

淡「……」ｳﾂﾑｷ

菫「……はぁ」

淡（泣いといてアレだけど……このタイミングで）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

淡（おめでとうって……）ﾌﾞｰ

菫「正直そんなに誕生日が大事だとは思わなかったんだ」

菫「私自身誕生日を特別な日と考えたことはなくて……」ｱｾｱｾ

菫先輩ぼっちなの？

淡「……ったら」

菫「えっ？」

淡「だったらプレゼント下さい」ﾑｰ

菫「プ、プレゼントって言われてもな……」

菫「ってお前泣いてないじゃないか！？」

淡「誰かのせいで泣き止んだんですー」ｱﾜﾝ！

菫「よくわからんが泣き止んだならいい」

淡「それとこれは別！プレゼント！」

菫「くっ……今亦野たちが買いに行ってるからもうちょっと我慢しろ」

淡「……菫先輩からほしいんだけど」ｱﾜｱﾜ

菫「は？」

淡「だーかーら！」

菫「残念だがお前にやれるようなものを持ち合わせてない」

淡「……物じゃなくて」ｱﾜｱﾜ

ｷﾏｼ

菫「？」

淡「さっき……髪」ｱﾜﾝ

菫「髪？」

淡「……触って」ｱﾜﾜﾜｰﾝ

菫「あぁゴミがついてたからな」

淡「またさわってください！」ｱﾜﾝ！

菫「？」

菫（なんだ性感帯か？）

菫「まぁお前がそれで納得するなら……」ｽｯ

淡「あわっ」ﾄﾞｷｯ

淡「ターーイム」

菫「なんだ？」

淡「スーハー」ｱｰﾜｰ

淡「はい！いいよ！」

菫「なんの深呼吸だ」

ｻｯ

淡「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

菫「……」ｽｯ

淡「～～」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

菫「……綺麗な髪だな」

淡「えっ」ﾄﾞｷｯ

菫「いやサラサラで」

淡「えへっへへー」ｱﾜ～ﾝ

ちょーしえんだよー！

菫「もういいか？」

淡「えーー」

菫「はぁ」

淡「えへへ」ﾆｯｺﾆｯｺﾆｰ

菫「淡」

淡「はい？」

菫「誕生日おめでとう」

淡「……」

淡「ありがとうございます！」ｱﾜﾝ！



カン！

え？














え？

亦野「これは……」

尭深「入りにくい雰囲気……」

照「……」ｶﾞｻｺﾞｿ

亦野「宮永先輩ケーキを出してなにを……」

照「……！」ｶﾞﾁｬ

菫「照もう帰ってき……」

照「爆ぜろリアル！」ﾊﾟｰｰｰｰｰﾝ

淡「が、顔面にケーキが……」ｱﾜｱﾜ

菫「……」


カン！

おつ！！
ｱﾜﾝ!

すみません書き溜めもなしに落ちも考えず書き出しました
支援保守ありがとうございました
書いといてアレだけど淡ちゃんが全然淡ちゃんじゃなかったね！
ありがとうございました！