スライム「どうして僕を殺すの?」 (27)
書きダメ無しの亀運行で低クオという謎ss
耐久レースと思いながら読むといい感じかもね
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スライム君は不思議だった
スライム「なんで皆、スライムを倒すんだろ?」プルルン
スライム君は、ほとんどない頭で一生懸命考えます
スライム「うーん…うーん…」
スライム「そうだ!人面樹さんに聞きに行こう!」
スライム君は、そういうと。せっせと坂道を歩き出しました
スライム「人面樹さーん!」プルルン
スライム君は元気よく叫びました
すると、のっそりーのっそりーと木が動き出したではありませんか!
人面樹「ふぉふぉっふぉ…おやおや、スライム君、どーしたんだい?」
動いてた木は人面樹さんでした
人面樹さんは、スライムくんより沢山生きてるので、ものしりなのです
スライム「どーして、みんなスライムを殺すのー?」
人面樹「おや、スライムくんはむずかしいことを考えるんだね」
人面樹さんは、少し困ったような。しかし優しい顔でいいました
人面樹「人はね、いやーなことがあると。スライムをたおしちゃうんだよ」
スライム「へー!そなんだ!」
人面樹「それにね、人は食べ物を買うのにスライムを倒さなくちゃいけないんだよ」
スライム「それはこまったね!」
スライムくんは、いつもの笑顔でそういいました
人面樹「ほんとにね、こまったものだよ」
人面樹さんも、合わせてニッコリと笑いました
スライム「うーん…そうだ!」
スライムくんは、なにかをおもいついたようです
それを見ていた人面樹さんは、首をかしげました
人面樹「どうしたんだい?」
スライム「ぼくが、いやなことのなくて、食べ物がいっぱいある世界を作ってくるよ!」
そう言ったスライムくんは坂道をくだっていきました
人面樹「あっ、こらっ、そんな簡単じゃな…」
人面樹さんが引きとめようとした時にはスライムくんはすでに、坂道をおりていて
人面樹さんの足の遅さでは追いつきません
人面樹「ほんとに…こまったものだねぇ」
人面樹さんは、困ったような。嬉しそうな顔でほほえみました
スライムくんは走りつづけました
向かう先は、もちろん魔王城です
スライム「きっと、魔王様ならどーにかしてくれるよね」プルルン
「や、やめてください!!」
「なーにいってんだ。俺も命がかかってるんだ。無理な事は無理だ」
おや、なにか聞こえます
スライムくんは声の聞こえる方へと向かいます
ももんじゃ「魔物仲間ではないですか!食べるなんてよしてくださいよ!!」
ドラゴン「そうはいっても、魔界は食糧難だ。仕方のないことだ」
どうやらドラゴンさんがももんじゃを食べようとしているようです
スライム「どうしたの?」プルルン
ももんじゃ「スライムくん!ドラゴンさんが僕を食べようとするんだ!」
スライム「ぷるるん!ぷるるん!それは困ったね!」
スライムくんは表情を一切変えずに困りました
ドラゴン「こらこら、人聞きの悪いことを言うな。俺だって食べなきゃ死んでしまうんだ」
それもそうだな、とスライムくんは思いました
困りました、悪者がいなくてはダメだと言えません!
スライム「ぷるるん、ぷるるん!ドラゴンさん。この木の実をあげるから食べないで!」
スライムくんは、人面樹さんと話してた時に拾った木の実をドラゴンさんにあげました
ドラゴン「ぬぬっ、こまったな。俺は木の実は食べれないんだ」
そうです、ドラゴンさんは肉食です。木の実は食べません
昔話感
ドラゴン「ぬぬぬ、しかしスライムくんの優しさに負けたよ」
ドラゴンさんは、そう言うと大きな口を閉じました
ドラゴン「今日の昼ごはんは抜きにするよ。なんだか食欲がわかないからな」
それを聞いたスライムくんとももんじゃは喜びました!
スライム「よかったよかった!ぷるるん!」
ももんじゃ「ありがとう!スライムくん。お礼と言ってはなんだけど、これをあげるね!」
ももんじゃは懐の宝石をスライムくんにわたしました
スライム「だいじな宝石をもらっていいの?」
スライムくんは少しとまどいます
ももんじゃ「いいのさ!死んでたら使えなかったもの!うけとってよ!」
スライムくんは、それを聞くとありがたそうに宝石をもらいました
スライム「ありがとう!ももんじゃさん!また来るね!」
スライムくんは、再び坂を下って行きました
クソ早いけど一旦休憩。
設定の質問とかあれば、できるかぎり答える
魔王城どんだけ遠いの?
>>10
桃太郎がうらがしま行くくらいの距離とノリ
>>11
うらがしまってなんだよ。亀男と混ざったじゃねぇかこんちくしょー
訂正、鬼ヶ島
経験値ちょーだい!
>>13
スライムに経験値あげれたら世界終わりますぜ
何があってもスライムさんは食物連鎖ピラミッドの底辺やってもらいます。理由は後々わかったりするよん
>>15
スライムで経験値稼ぎとか糞ゲーじゃん(´・ω・`)
ぷるるん、ぷるん。ぷるるるるん
スライムくんは坂道を下ります
「やいやい、お前。この道は遠さねぇ!」
スライムくんの目の前に、大きな大きなゴーレムが立ちはだかりました
スライム「どうして?僕はみちを通りたいな」
ゴーレム「それなら金を払いやがれ!」
ゴーレムは体を大の字に開き、動こうとしません
スライム「僕はお金なんてもってないよ。木の実はドラゴンさんに渡したし」
なにかあったかな、そう思いながらスライムくんは懐をさぐりました
スライム「あ、そうだ!宝石があるよ!」
スライムくんは、先ほどもらった宝石を取りだしました
ゴーレム「それは宝石じゃねぇか!それをくれるっていうのか?」
スライム「道を開けてくれるならね。僕には使い道のないものだし」
ゴーレム「しかし、それはこまったぞ!」
ゴーレムさんは、うーん。っと唸りました
ゴーレム「俺は、通行料の30Gが欲しかったんだ。宝石もらっちゃ、釣りを出さなきゃいけない」
ゴーレムは懐をさぐります
ゴーレム「しかし、今金をもってないからおつりがわたせない」
スライム「ぷるるん、道をどいてくれたならそれでいいよ?」
スライムくんは、いつもの笑顔で答えます
ゴーレム「それじゃ、俺の気がすまねぇ。そうだ、旅の共をしよう!」
スライム「旅のとも?」
スライムくんは、旅のともが何か知りません
スライム「ねーねー、旅のともってなんなの?」
ゴーレム「困った時にたすけれる仲間さ!」
ゴーレムはゲラゲラと笑いながら答えました
スライム「一緒に魔王城まできてくれるの?」
ゴーレム「3日間は、ずっと一緒だ!」
スライム「ありがとう!じゃあ、行こうよ!」
ゴーレム「おう!」
スライムくんは、また坂道を下ります。そして、その横にズシンと思い足音が加わりました
>>18
訂正
思い足音が
↓
重い足音が
ずしんぷるるん、ずしんぷるるん
柔らかい音と、硬い音が交互に鳴り響きます
坂道は終わり、今は森の中です
森を歩いて、20分ほどたちました。しかしまだ森を抜けれません
スライム「ぷるん、ぷるるん。もしかして迷ったのかな?」
ゴーレム「そうかもしれない。道がないから引き返せないな」
二人とも、少し不安になります
「あらあら、お二人さん。迷子かしら?」
スライムくんと、ゴーレムはキョロキョロと周りを見ます
どこからか聞こえる声。それは響いてどこから来てるのかがわからないのです
「あらあら、どこにいるかもわからないの?」
スライム「誰かな?姿がみえないけどぷるふん」
アルラウネ「私は上よ」
確かにいました。上を見ると、木と木の間に上にいました
アルラウネ「道に迷ったのかしら?」
ゴーレム「どうやらそうみたいなんだ、道を教えてくれないか?」
こういうの好きだ
支援
可愛いなあ
支援
>>1消えたのか
まだかな?
もう来ねーな
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