マコ「だって蟇郡さん、無星に降格して行くとこないっていうから」
流子「だからって、コイツは元四天王だぞ!?」
薔薇蔵「なにィ!? 元四天王!? お前、元四天王だったのか!!」
好世「あら、そう言えば……どこかで見た顔だと思ったら流子ちゃんと戦ってた、あのぐるぐる巻きの変態の」
マコ「そうそう、あの老け顔で変態で半裸の蟇郡さんだよ!」
蟇郡苛「変態とは人聞きが悪い。それに今は、ただの無星・蟇郡苛だ、満艦飾よ」
又郎「四天王っつーことは元三ツ星で特権階級の大金持ち!? なあなあ兄ちゃん、俺にも少し回してくれよぉ~!」
蟇郡苛「残念だが、三ツ星の時に与えられていた財産はすべて皐月様に返却した。今の俺に三ツ星の時の俺のような生活は出来ん」
又郎「ケッ、なんだ、素寒貧かよ。使えねーの!」
流子「……っつーか、だからって、なんで蟇郡と一緒に暮らさなきゃなんねーんだよ!」
マコ「まぁまぁ、ずっと一緒に暮らすわけじゃないんだし! ねぇ、蟇郡先輩!」
蟇郡苛「ああ。三ツ星時の余剰資産を個人的に保管してはある。額にして数千万程度だが、俺一人暮らしていくには十分すぎる額だ。
しばらくはこの家で世話になるが、落ち付いて、住む場所が見つかればすぐにでも出ていくつもりだ」
「数千万!? 苛くん、しばらくと言わずずっといてくれてもいいのよ!!」
「そうだ数千万くん!! これからは私のことをパパと呼びなさい!!」
「数千万兄ちゃん! 俺、実は欲しいモンが……」「ガッツ! ガッツ!」
マコ「わぁ、蟇郡先輩大人気だぁ! 流子ちゃんも負けてられないねっ!」
また満艦飾家が金に目眩んでんじゃねーか
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