勇者「魔王の子供ということは、魔子(マコ)ちゃんになるのかな?」
マコ「ん~、いつも『魔王の娘』って呼ばれてるよ!」
勇者「じゃあ今日から君はマコちゃんだ。」
マコ「良い名前!勇者好き!」
勇者「ははは、喜んでくれて嬉しいよ。ところでマコちゃん、君の歳はいくつだい?」
マコ「えっとえっと・・・・7歳!」
勇者「マコちゃんは頭がいいねぇ。指を使わないで計算できるなんて。」
マコ「えへへ、でしょでしょ?褒めて褒めて」
勇者「よしよし」なでなで
マコ「んっんっ・・・でへへ」にこにこ
魔王「おい、娘よ!こんなところで何をして・・・・・貴様は!」
勇者「現れたな魔王!」
マコ「止めて!ケンカしちゃめーなの!」
魔王「む、娘よ・・・・一体どうしたのだ・・・・・・・・」
勇者「マコちゃん・・・・・」
魔王「ま、まさか勇者!貴様、私の娘を誑かして人質ならぬ、魔質にするつもりか!」
マコ「違うの、パパ!勇者さんはとってもいい人なの!」
勇者「魔王・・・・娘の前だけでも、父親として振舞ってやるべきではないのか?」
魔王「た、確かに・・・・・」
マコ「うるうる・・・・・」
魔王「一理あるな・・・・・・」
魔王「じゃあ帰るぞ。娘よ。」
マコ「うん!肩車!肩車!」
魔王「ほいほい。よいしょっと・・・・」
マコ「勇者さん、バイバーイ!」ふりふり
勇者「あぁ、またな・・・・・(また、があるのか?次会った時は敵同士かもしれない・・・・)」」
魔王「勇者に変なことを吹き込まれてはいないか?娘よ。」
マコ「マコ!」
魔王「ん?」
マコ「マコぉおおお!!」
魔王「す、すまぬ・・・・マコ・・・・」
マコ「にへへ」頭すりすり
魔王「かわいいなぁ、マコは」
マコ「暇・・・・・お庭で遊ぶ!」
スライム ぴょこぴょこ
マコ「スライムちゃん発見!おいでおいでー」
スライム ぴょこぴょこ
マコ「スライムちゃん、何かして遊ぼ?」
スライム にゅるにゅる
マコ「んはっ・・・ダ、ダメだよぉ・・・・お、小股の間に入っちゃぁ・・・・・はぁはぁ」
マコ「んっ・・・・き、きもちいいよぉ・・・・スライムちゃん・・・・・はぅっ!」
スライム ぴょこぴょこ・・・・
マコ「はぁはぁ・・・・・お、おもしろい遊び覚えちゃったかも・・・・・はぁはぁ・・・・・」
勇者「はぁはぁ・・・・完全に森で迷ったぞ・・・・・どうする・・・・・」
マコ「勇者さん発見!」
勇者「マ、マコちゃんじゃないか!久しぶりだね。」
マコ「んと、1ヶ月ぶり!」
勇者「そうかそうか、覚えててくれたんだね。」なでなで
マコ「んっんっ・・・」
マコ「ねぇ・・・勇者さん・・・・・・・」
勇者「どうしたんだい?」
マコ「わ、私ね・・・・ココがむずむずするの・・・・・」スカートぴらっ
勇者「!?」
マコ「もしかして、病気なのかな・・・・死んじゃうのかな・・・・」
勇者「だ、大丈夫だよマコちゃん?みんなそうなんだ。」
勇者「俺だってたまに、むずむずすることがあるよ?」
マコ「ほ、本当!? なんかね、その・・・変な気持ち・・・・・・」
マコ「せ、切ないっていうのかな・・・・」
マコ「自分で触ったりもしたんだけど、なんか違うの・・・・」抱き
勇者「そ、それは・・・そうだね・・・・ははは・・・・・」
マコ「それって、自分じゃ治せないってことだよね?」
マコ「他の人にしてもらうしか治せない・・・・・」
勇者「そ、そんなことは無いよ!?自分でも治せる!」
マコ「本当!?どうすればいいの・・・・?」
勇者「じ、自分の好きなところを・・・・触り続ければいいよ・・・・・・」
マコ「この辺かな・・・・はぅっ!」くりくり
勇者「見せちゃいけません!」
マコ「どうして?治療だよ?見られちゃいけないの?」
勇者「そういうことじゃないんだけど・・・・・」
マコ「勇者さん」ぐいぐい
マコ「ここがいいの・・・勇者さんの指で・・・・はぅっはぅっ!」びくびく
勇者「(えぇぇー!?)」
勇者「(いけるところまで行くしか無いか・・・)」
勇者「ここがいいんだね?ほらほら」
マコ「いいよぉ・・・気持ち良いぃ・・・んっんっ!」
勇者「(7歳なのに、もう女の声を出して・・・・・)」くりくり
マコ「た、立ってられないよぉ・・・・そ、それになんか変・・・・」
勇者「(一気にペースを上げるか)」
マコ「はうっ!はぅぅっ!!ダ、ダメ勇者さん・・・・!き、きちゃうぅうう!」びくびく
マコ「はぁはぁ・・・・勇者さぁん・・・・」ぎゅぅ
勇者「(な、なんかまずい事したような気がする・・・・・)」
勇者「ところでマコちゃん。森の出口って知ってるかい?お城までの近道。」
マコ「送っていってあげる!お礼お礼!」
勇者「そ、そうか・・・ありがとう・・・・・。」
マコ「肩車!」
勇者「好きだね、肩車。」
マコ「でやぁっ!」
てくてく
勇者「魔物が寄ってこないね。」
マコ「魔王の子供だからね!えっへん!」
勇者「そうだったね」
マコ「そこ右。そこ左。後はまっすぐ。」
勇者「ありがとうマコちゃん。森を出られたよ・・・・」
マコ「お別れ?」
勇者「そうだね、お別れになるのかな?」
マコ「街、行っちゃだめ?」
勇者「魔王の娘だって知られたら、どうなるか分からないよ・・・?」
勇者「俺だって庇いきれるか自信が無いし・・・。」
マコ「そう・・・じゃあ、また森に遊びにきてね!」
勇者「わかったよ、またね(別に遊びに行ってるわけじゃないんだけどなぁ・・・)」
マコ「ふっふふ~ん♪」
マコ「ただいまー!」
魔王「お帰りマコ。夕食の準備が出来ているぞ。」
マコ「あれ、もうそんな時間?」
魔王「うむ。今日は何をして遊んだのだ?」もぐもぐ
マコ「勇者さんと遊んだよ!」
魔王 ぶーっ!げほげほ・・・
魔王「な、何かされなかったか!?変な呪文かけられたりとか!」
マコ「えっと・・・変なこと・・・・してもらった・・・・・私からお願いしたの。」
魔王「な、何をさせたのだ!?」
マコ「パパには内緒だよ♪」
魔王「ぬぬぅ・・・(うちの娘に手を出したんじゃあるまいなぁ勇者めぇ・・・)」
マコ「今日も暇ぁ~」
スライム ぴょこぴょこ
マコ「めーっ!」
スライム ぴょこぴょこ逃げ逃げ(汗)
マコ「ここはもう勇者さんしか触っちゃいけないの!」
ちらっ・・・・
マコ「お城の色ってどうしてこんなに黒いんだろう・・・・。」
マコ「勝手にピンクにしちゃおう!かわいいお花の模様も付けたい!」
1週間後
マコ「で、できたぁ・・・・」
魔王「・・・・・・」
勇者「あんなところにラブホテルが・・・?」
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