QB「僕と契約(ry」江ノ島「何それ絶望的」 (118)
※ふと思いついただけのネタにつき矛盾が発生しまくるかもしれない
※誤字脱字はあったらご容赦を
※ダンガンロンパ(全員は出ない)×まどかマギカ
※ただし>>1はまだまどマギ劇場版を見ていない
※ほむほむは俺の(ry
※前に書いたの【モノクマ「麻雀大会を開きます!」】
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386345452
「…きて、……子」
「起きて、江ノ島盾子」
江ノ島「…あれ?私様は…一体?」
「やあ、やっと起きたみたいだね」
江ノ島「…」
―確か私様は最後の学級裁判で負けて…自らオシオキを受けて死んだ筈…なのに…生きてる?
「キミには凄い素質があったから損得勘定抜きで蘇生してあげたんだ、感謝して欲しいね」
「もっとも蘇生にはこの星の時間で大体8年かかってしまったけどね」
江ノ島「やっぱり私様は死んでたんだ…で、アンタ誰?」
「僕はキュゥべぇ、って呼ばれている」
江ノ島「何の為に私様を?」
QB「キミをスカウトする為さ」
江ノ島「スカウト?」
QB「そうさ、江ノ島盾子…」
QB「僕と契約して魔法少女になってよ」
江ノ島「………はぁ?」
―――
~とある病室~
ほむ「また、救えなかった…」
ほむ「でも諦める訳には…ッ!」
「キミが暁美ほむらかい?」
ほむ「っ!誰!」バッ
「そんな怖い顔しないでよ、別に襲ったりはしないよ?」
ほむ「…ぬいぐるみ?」
「ヌイグルミじゃないよモノクマだよ!」
モノクマ「まず質問に答えてくれないかな?キミが暁美ほむらかい?」
ほむ「…だとしたら、何?そもそも貴方は何者なのかしら?」
モノクマ「さっきも言ったでしょ?ボクはモノクマ、【この時間軸】ではインキュベーターの真似をしてる学園長なのです」
ほむ「………はぁ?(学園長?)」
モノクマ「それでほむらさん、キミは【時間遡行者】で合っているかな?かな?」
ほむ「! どうしてそれを…」
モノクマ「うぷぷ、やっぱりマスターの読みは当たっていたみたいだね」
ほむ「…どういう事?」キッ
モノクマ「だから睨まないでよ、ちゃんと説明するからさ」
モノクマ「まず、ボクはある魔法少女の魔法で動いています…キミを探す為にね」
モノクマ「さっきインキュベーターの真似をしてるって言ったけどこの体にスペアは…ない事もないけどすぐには来れないから撃たないでよ?」アセアセ
ほむ「使い魔じゃないなら撃たないわ…話を続けて」
モノクマ「はいはい」
モノクマ「マスターの望みは【過去に戻ってある事をやり直したい】、でもマスターは時間を戻す事が出来なかった…」
モノクマ「そこで探したのは【時間を操れる魔法少女】だったんだ」
ほむ「成程、でも私は他人の時間は僅かに止める事しか出来ないわ…魔翌力の容量が増えれば話は別かもしれないけどね」
モノクマ「それは折り込み済だよ、キミにはマスターの魔翌力を使って時間を戻して欲しい」
ほむ「面白い提案だけど…他の魔法少女の魔翌力を使った事なんてないのに出来ると思うの?」
モノクマ「それは直接マスターに言って欲しいね…」
ほむ「それに私には先にやらなければいけない事がある…」
モノクマ「それについてですが」
モノクマ「この時間軸にはもうワルプルギスの夜は存在しないんだよ?」
ほむ「な…!どうしてそんな事が分かるの!」
モノクマ「だってワルプルギスの夜は先月マスターが倒しちゃったからね、飛び蹴り一発で」
ほむ「…ありえないわ」
モノクマ「嘘だと思うならこの街の【元魔法少女】達の話を聞いてみればいいんじゃないかな?」
ほむ「そうするわ…ってちょっと待ちなさい、元ってどういう事?」
モノクマ「魔法が使えなくなった魔法少女は元魔法少女って呼ぶべきじゃないかな?」
ほむ「そうじゃなくて…魔法少女が魔法を使えなくなったら魔女になってしまうんじゃないの?」
モノクマ「うぷぷぷぷ、その辺も引っ括めて聞いてみるといいよ」
モノクマ「とりあえずボクが言えるのはここまでだから、さっきの話は考えといてよね」
ほむ「そう…1つ質問してもいいかしら?」
モノクマ「ボクが知ってて答えられる事ならいいよ?」
ほむ「鹿目まどかを知っているかしら?」
モノクマ「あのインキュベーターがご執心だった女の子の事?」
ほむ「まどかは魔法少女になってしまったのかしら?」
モノクマ「安心していいよ、あの子とよく隣にいる青い子は普通の子のままだしボクも契約を迫ったりはしてないから」
ほむ「そう…ならいいわ」
~翌日・昼休み 見滝原中学校~
ほむ「確かいつもならここに…いたわね」
杏子「なあマミ、今日の弁当は何だ?」
マミ「今日はサンドイッチよ」
ほむ「…(何故佐倉杏子までこの学校に…まあこの際どうでもいい事ね)」
ほむ「ちょっといいかしら?」
杏子「ん?」
マミ「何か用かしら?」
ほむ「少し話をしたいのだけれど…(ソウルジェムチラリ)」
マミ「…そう、いいわよ」
杏子「…飯食いながらでいいよな?」
ほむ「…構わないわ」
マミ「まず…貴方の名前は?それと、どっちと契約したのかしら?」
ほむ「私は暁美ほむら、QBと契約した魔法少女よ…」
杏子「へぇ、アイツと契約したのにまだ魔法少女のままなのか?」ヒョイッ
ほむ「聞きたいのはそこよ、あのモノクマとかいうヌイグルミは肝心な事を何も話してくれなかった…」
マミ「そう、じゃあ掻い摘んで説明するわね?」
ほむ「お願いするわ…」
期待
マミ「あれは先月の頭だったかしら…この街に最悪の魔女がやってきた」
ほむ「ワルプルギスの夜…」
マミ「流石に名前は知ってる様ね…私と佐倉さんは街を守る為に戦ってたの」
杏子「つっても一方的にヤラれてただけだったけどな…」モグモグ
マミ「魔翌力もグリーフシードも底を着いてもう駄目かと思ったその時…見た事もない魔法少女が現れた」
マミ「彼女は1人でワルプルギスの夜に戦って…いえ、あれは戦いなんて物じゃなかったわね」
杏子「だな…何せアタシ等の攻撃じゃビクともしなかったあのワルプルギスの夜が飛び蹴り一発で消滅しやがったからな」ムシャムシャ
ほむ「(モノクマの言ってた事は本当だったのね…)」
マミ「ワルプルギスの夜が消滅して私達ももう駄目かと思った…でも私達は何故か無事だった」
杏子「でもってその日からアタシ等は魔法少女じゃなくなっちまったんだよな…まあ生きてる内に辞められたんだから文句はねーんだけど」
ほむ「考えられる事はその謎の魔法少女が貴方達のソウルジェムに何か細工をしたか…」
ほむ「あるいはQBに何かあったのか…ね」
杏子「アタシは後者が怪しいって思うけどな…でも確認しようにもQBにもヌイグルミにも会えないときたもんだ」パクパク
マミ「私も何度か探してはみたけど足取りすら掴めなかったわ」コウチャゴクリ
マミ「多分魔法少女じゃなくなった事で認識が出来なくなったんじゃないかと思っているんだけど…」
ほむ「確かに気になるわね…どちらかに会えたら聞いてみる事にするわ」
マミ「もし聞けたら教えて頂戴、私も気になって仕方がないの」
杏子「アタシにもな」
ほむ「その時は巴マミの紅茶とケーキを付けてくれるなら考えておくわ…私の友達の分も、ね」ファサッ
マミ「フフッ、お安い御用よ」
―――
ほむ「ワルプルギスの夜は確かに消滅していた…でも魔女になる所か魔法少女ですらなくなるなんて…どういう事?」
ほむ「……考えていても仕方がないわ、放課後指定された場所に行くしかないわね」
まど「あ、暁美さんお昼もう食べちゃった?」
ほむ「ほむらでいいわ…まだ食べてないというかお弁当は忘れてしまって」
さや「よし、ならあたし達のを分けてやる!」っ【高菜&玉子焼き】
ほむ「え…」
まど「私も」っ【唐翌揚げ&おにぎり】
ほむ「あ…ありがとう///」
さや「お、照れてるな転校生」ウリウリ
ほむ「美樹さやか、私に照れてほしいなら高菜ではなくその一口カツを渡しなさい」ギロリ
さや「それは御免被る!」バクッ
ほむ「くっ…お弁当をすっかり忘れていた自分が憎いわ」タカナバリバリ
ほむ「(こんな事なら巴マミのサンドイッチをいくつか摘んでおくんだったわ!)」
まど「まあまあ…私の唐翌揚げもういっこあげるから、ね?」ティヒヒ
ほむ「///」
モノクマ「今回はここまでだよー」
QB「いきなりキミに僕の役目が盗られているなんて…わけがわからないよ」
モノクマ「うぷぷ、文句は>>1に言いなよ、多分聞く耳持たないけどね」
QB「まったくわけがわからないよ…」
モノクマ「あんまりグダグダ言うとモノミポジに落としちゃうぞー」ゲラゲラ
QB「それだけは御免だね…」
モノクマ「ではまた後日」ノシ
ほむほむの過去からの明日はどっちだ?
むしろ私様は積極的に絶望を撒き散らすもんだと思ってたが、違ったかな?
~廃ビル屋上~
モノクマ「やぁほむらさん、マスターは今ここにいる魔女を狩ってるから少し待っててくれるかな?」
ほむ「ええ…」
モノクマ「それで、例の件は考えてくれたかな?」
ほむ「まだいくつかの疑問が残っている…それが晴れないと何とも言えないわ」
モノクマ「まあまだ時間はあるし、ゆっくり考えてくれてもいいけど…あ、終わったみたいだね」
江ノ島「待たせたわね、暁美ほむら」
ほむ「なっ!まさか…あなたは!」
江ノ島「流石いくつもの組織から銃器を拝借しているだけあって、私様の事は知っている様ね」
ほむ「数年前世界を絶望に追い込んだ黒幕…超高校級の絶望…江ノ島盾子!」
江ノ島「正解よ、誉めてあげるわ」
ほむ「でも貴方は死んでた筈じゃなかったかしら?」
ほむ「それとも魔法で死んだ様に見せ掛けたの?」
江ノ島「確かに私様は8年前に死んだ…筈だった」
江ノ島「でもインキュベーターとかいうナマモノが私様を生き返らせた…私様を契約させる為にね」
ほむ「それじゃ貴方は…生き返ってから契約したとでも言うの?」
江ノ島「その通りよ」
江ノ島「まあ半信半疑ではあったけれどね…結果は御覧の通り」
ほむ「よくもまああいつと契約する気になったものね…」
江ノ島「誉め言葉として受け取っておくわ」
ほむ「…(何なの…あのソウルジェムは…漆黒に染まっていながら魔女になる気配がないなんて)」
江ノ島「せっかく私様自らが出向いたんだけど、何か聞きたい事はあるかい?」
ほむ「そうね…何人かの魔法少女が魔法を使えなくなったという現象はどういう事かしら?」
江ノ島「何て事はないわ、私様がインキュベーターの母星とやらに乗り込んで断念されてた理論を組み立て直してやっただけよ」
江ノ島「結果私様の目が届く範囲にいた魔法少女は普通の女の子に戻った…最初の頃は何人か失敗したけどね」
ほむ「どうしてそんな事をしたのかしら?当の魔法少女はまだしも貴方にメリットがあるとは思えないのだけれど…」
江ノ島「簡単よ、その魔法少女に蓄積された絶望を私様に取り込みたかっただけ」
江ノ島「私様の性質は【絶望】、他の魔法少女と違い私様は絶望を魔法に変える」
ほむ「成程…グリーフシードの代わりに黒く染まったソウルジェムを使っているという事ね」
江ノ島「その代わり魔法少女から普通の人間に戻している…代価として成り立っているだろう?」
ほむ「そうね、お釣りが払いきれないぐらいだわ」
ほむ「じゃあ元魔法少女達がモノクマやQBを認識出来なくなったのは何故?」
江ノ島「モノクマは私様の魔翌力で動いているんだから見えなくさせるのは当然、インキュベーターは残らず奴等の母星に閉じ込めたからよ」
ほむ「つまり見えなくなった訳ではない?」
江ノ島「試した事はないけどね…恐らく契約解除と同時に素質も消えている筈よ」
江ノ島「だからもしもこの星に残っているインキュベーターが目の前にいたとしても認識は出来ないだろうね」
ほむ「そう…」
ほむ「QBをあいつらの星に閉じ込めたのは何故?あの姿を見なくて済むのは精々するけど」
江ノ島「うぷぷ、アイツラには理論のお礼にひとつの感情を植え付けてやったのさ」
モノクマ「【絶望】っていう感情をね」
江ノ島「分かる?数億数兆単位のインキュベーターが眠る事はおろか自害すら出来ずにただ絶望する日々を過ごしているんだ」
江ノ島「勿論私様が奴等のシステムを弄って、インキュベーターの絶望をエネルギーに変える様にして…ね」
ほむ「何その光景凄く見たいわ」キラキラ
江ノ島「まあそれは置いといて…他に質問はあるの?」
ほむ「(じっくりと見たかった…)」
ほむ「じゃあ最後に…貴方は過去に戻って何をする気なのかしら?」
ほむ「貴方のやり直したい事が【人類史上最悪の絶望的事件】だとしたら協力はしかねるのだけれど…」
江ノ島「それはそれでプランを練り直したかった事ではあるけれど…」
江ノ島「【1人の男を私様に振り向かせたい】、それだけよ」
ほむ「その人の名前は?」
江ノ島「それは言えないわね」
ほむ「いいわ、協力してあげる…ただし」
江ノ島「鹿目まどかを魔法少女にしない、だろう?奴を魔法少女にしたら私様の障害が増えるのは分かっているわ」
ほむ「そう…」
江ノ島「で?どうかしら?」
ほむ「十分よ…私はまどかを魔法少女にさせなければ後はどうでもいい」
ほむ「ただ…貴方の言う障害とは誰の事なの?」
ほむ「協力する以上それぐらいは知っておく必要があると思うのだけど…」
江ノ島「………」
江ノ島「2人の超高校級の希望、それが私様の障害よ」
モノクマ「とりあえずここまでー」
QB「あれ?僕の扱いがモノミよりも酷くない?」
モノクマ「何を今更」
モノクマ「ではまた後日…というか多分夜にまた少しだけ」
QB「わけがわからないよ…」
松田かな?
日向と苗木?
豚神か
ほむらが戻って代役じゃなくて、江ノ島を(可能ならば)戻らせようって話しなのか
~マミハウス~
杏子「成程なー…そんな事もあるんだな」
マミ「絶望を力にする魔法少女ね…にわかには信じがたいけれど、信じるしかないわね」
ほむ「…(とりあえず約束だったし江ノ島盾子との協力と正体、QBの事は伏せたけれど…信じて貰えたみたいね)」
さや「それにしても魔法少女かぁ…ホントに居るんだね」
まど「ティヒヒ、何か憧れちゃうな」
ほむ「(誤算だったのはたまたままどかと美樹さやかが一緒に来てしまった事だけど…ていうか魔女ともQBとも接触すらしてないのに何故信じてしまうの2人共!)」
杏子「言っとくけど魔法少女にはならねー方がいいぞ?口で言う程カッコいいもんじゃねーし」
マミ「そうね…私達はやむを得ない事情があって、たまたま素質があってキュゥべぇが見えたから契約出来たけど」
ほむ「今はこの場に居ない様だけど…こんな事はならないに越した事はないわ」
ほむ「(元とはいえ2人の魔法少女が反対してくれれば私だけよりも説得力が出るわよね…)」
杏子「それに、アタシ等はたまたま助かったからいいけど普通だったらもう死んでる筈だったしな…」
さや「そっか…」シュン
マミ「あら?何か叶えたい願いでもあったの?」
さや「あ、いや…その……」
ほむ「上条恭介の怪我…かしら?」
さや「!?」
まど「ほむらちゃん何で分かったの?」
ほむ「エスパーだからよ」ホムンッ
杏子「あのなぁ…他人の願いにケチ付ける気はねーけど、まずはQBが見えるよーになんなきゃ話になんねーぞ?」
ほむ「(何これ初めての展開ね…いつもは美樹さやかが契約した後にちょっかい出して一緒に消滅なのに)」
さや「うぅ~…あたしには素質がないってのかー!」
ほむ「私も詳しい訳じゃないけれど…ただ素質は持って生まれる物であって後から目覚める物じゃないと聞いた事はあるわ」
ほむ「(例外はあるけど黙っておきましょう…)」
まど「そっかぁ…」ショボーン
ほむ「(何故まどかがションボリするのかしら…)」
マミ「鹿目さんはもしかして【暁美さんが1人で戦うなら私も手伝いたい】って所かしら?」
まど「な、何で分かったんですか!///」
ほむ「///(顔真っ赤にするまどかが可愛くて辛…くはないけどデジカメに収めたくて仕方がない)」
ほむ「いいのよ、私の戦い方は回りにも被害が出るし…何より友達を巻き込みたくはない」
杏子「そういうこった、だから2人は気にすんなよ」ニシシ
マミ「それに魔法少女にならなくたって出来る事はいくらでもあるもの…後は自分がどうしたいのかをゆっくり考えてみなさい」
さや「あたしがどうしたいのか…か」
まど「私が…」
ほむ「今すぐ決めなきゃいけない事でもないのだし、まずは巴マミのケーキでも食べなさい、かなり美味しいわよ」モグモグ
―――
モノクマ「これで良かったのマスター?」
モノクマ「確かに暁美ほむらの協力は必要だけどあの2人の絶望を吸収しなくて…」
江ノ島「別に構わないわ…既に鹿目まどかの因果の糸は私様が回収しているし、美樹さやかの素質は中の下程度」
江ノ島「ようやく見つけた時間遡行者、暁美ほむらを敵に回してまで手に入れる物ではないわ」
モノクマ「まあマスターがいいならいいんだけどね…」
江ノ島「それよりモノクマ、暫らくは隣町をうろつきなさい…万が一にもあの2人に見つからない様にね」
モノクマ「はいはい」
江ノ島「だがその前に…暁美ほむらにこれを渡してきなさい」っ【電子生徒手帳】
モノクマ「了解だよー」ピョーン
~某所~
葉隠「十神っちか苗木っちはいるかー!?」
霧切「苗木君と十神君は本部に呼ばれて明後日まで出張でしょう?」
葉隠「そうだったべ!」
朝日奈「ってどうしたの?慌ててるのはいつもの事だけど何か変だよ?」
葉隠「これが落ち着いてられる訳ねーべよ!とにかくこれを見るべ!」っ【写真】
霧切「っ!?」
朝日奈「っええ!?」
腐川「一体何が…はぁぁ!?」
葉隠「な?」
霧切「葉隠君…その写真は誰が?」
葉隠「見滝原支部の視察に行ってた小泉だべ!真っ先に十神っちか苗木っちに教えなきゃと言ってたべよ!」
霧切「そう…腐川さんは本部に連絡を入れて2人を呼び戻して、私はその写真に写っている【もう1人の少女】の身辺調査をするわ」
霧切「朝日奈さんと葉隠君は情報規制を急いで…他の人に気付かれない様極秘利にね」ギリッ
霧切「(何故…生き返ったとでも言うの…江ノ島盾子!)」
モノクマ「といった所でここまでだよー」
QB「僕の出番はここにしかないのかい?」
モノクマ「キミを本編に出すぐらいならモノミちゃんを出した方がマシだって>>1が言ってた」
モノミ「ついにオチ要員から脱出でちゅかー!」
モノクマ「マシだと言ってるだけだから出すとは言ってないんだよ?」
モノクマ「それではまた後日」ノシ
モノミ・QB「わけがわからないよ(でちゅ)…」
乙!
霧切さん達が躍起になるのも仕方無いけど、江ノ島の目的は変わってるみたいだからどうなるか
希望側が空回って裏目に出るのが一番困りそう
今日は来られるだろうか?
~病院~
恭介「もう駄目なんだ…奇跡でもない限りこの手は!」
さや「あるよ…奇跡も魔法もあr ??「甘ったれるな!」
恭介「え…」
??「奇跡や魔法に頼る様な奴には希望なんてありはしない!」
さや「…誰?」
??「いいか、奇跡っていうのは他人の何十倍も努力した奴に起こる結果に過ぎない」
??「ただ回りに当たり散らしてる様な奴に奇跡も魔法も起こる筈がないだろう!」
さや「いや、だから…」
??「お前はその手が動かなくなって…少しでも努力をしたのか?自力で治したいって気持ちはないのか?」
恭介「治したいよ…治したいに決まっている!」
さや「だからあんた誰なの…?」
??「だったら自分の彼女に当たるよりもやるべき事があるんじゃないのか!」
恭介「そうだ…僕はもう一度バイオリンが弾きたい…弾きたいんだ!」ググッ
さや「いや【まだ】告白すらしてないから彼女じゃないし…」
??「よし、なら付いてこい…」
さや「あたしの話を聞いてよ…貴方は誰なのよ?」
??「俺か?俺は日向創だ、【ある人物】の依頼でここに来た」
日向「で、どうだ罪木?」
罪木「えっとぉ…再手術した後リハビリの頑張り次第で治ると思いますよぉ」
罪木「ただ完治とまではいかないかもしれないですけど…それでもバイオリンは弾ける様になれますねぇ」
さや「え…ホントに?」
恭介「また…弾けるんですか!」
罪木「た、ただ成功確率は40%しか…手術が上手くいってもリハビリが上手く行かなきゃ結果は同じですしあまりオススメは出来ませんよぉ…」
恭介「それでも治る可能性があるなら…僕は手術を受けます」
日向「よし、なら早速手配してやる」
恭介「…はい」
さや「良かった…良かったよぉ」ポロポロ
―――
ほむ「ふぅ…これで美樹さやかが万が一にも契約してしまう可能性は減ったわね」
ほむ「後は手術の結果次第…か」
~回想~
ほむ「…何これ?」
モノクマ「何って手帳だよ?」
モノクマ「一応ボクかマスターとの緊急用の連絡手段として用意したんだ」
ほむ「ああ…画面に触れば起動する仕組みなのね」ピロリーン
ほむ「…この生徒名簿っていうのは何?」
モノクマ「それはマスターが注意を促している人物のリストだよ」
モノクマ「もしもキミの正体がバレない様に出来るんなら何か依頼してみるのもアリだね」
ほむ「そう…それじゃ有難く使わせて貰うわ」
~回想終わり~
ほむ「以前の時間軸でデイトレードのやり方を学んでおいて正解だったわ…依頼料高すぎよ」
ほむ「これで後は…」
日向「後は…何だ?」
ほむ「!(いつの間に…)」バッ
日向「そんなに警戒しなくてもいいぜ…別に怪しい者じゃない」
日向「俺達は【ある人物】を探している…その聞き込みがしたいだけだ」
ほむ「そう…」
日向「先日お前と一緒に居たという証言があるんだが…江ノ島盾子が何処に行ったのか、知らないか?」
ほむ「さぁ…私は知らないわ」ファサッ
日向「…本当にか?」
ほむ「江ノ島盾子が数年前大きな事件を起こした事は小学生だって知っている事でしょう?隠す理由がないわ」
日向「…」
ほむ「…」
日向「嘘をついてる目じゃないな…」
日向「ついでにもう一つ…お前は何者なんだ?」
ほむ「別に…ただの中学生よ」
日向「【ただの中学生】にしては随分深い絶望を見た様な目をしているな…」
ほむ「この間まで生死の境を彷徨っていたから…かしらね」
日向「そうか…引き留めて悪かったな」
ほむ「別に…構わないわ」
―――
日向「…(確かに嘘は付いてなかった…が何かを隠してるのは間違いないな)」
ほむ「…(あの人が【超高校級の希望】の1人…日向創ね…)」
モノクマ「短いですが今回はここまでだよー」
QB「もっと出番が欲しいよ…」
モノクマ「それじゃまた後日」ノシ
QB「聞けよ…」
乙!
QBはザマァ!ww
過去に戻りたい、なら苗木は舞園とか助けたい筈だし普通に邪魔しないと思うが…どうなんだろう
決めてない?まさか行き当たりばったりで書いてるのか!?それでこのクオリティーって凄くね!?
妹様なら最後でみなを絶望に突き落としてくれると願っている
ちょっとだけ時間出来たんでチラッと投下
~某所・会議室~
霧切「とりあえず調べた所あの少女の名前は【暁美ほむら】、数日前まで心臓の病で入院していたらしいわ…日向君の聞いた話に出た【生死の境】は恐らくそれの事ね」
十神「それで、そいつは本当に江ノ島盾子の居場所を知らないと?」
日向「ああ、間違いない…」
日向「状況証拠からみて接触があるのは確かだが、江ノ島の行動は何一つ知らないだろうな」
葉隠「にしても江ノ島っちが生きてたなんて未だに信じらんねーべ…」
朝日奈「まさかオバケ…とかじゃないよね?」
苗木「真相が何であれ、こっちには情報が少なすぎる…やっぱり現地に飛んだ方がいいんじやないかな?」
十神「だがもし本人だったとしたら、俺達がまとまって動くのは危険だ…本部への目眩ましもせねばなるまい」
十神「多くても4人が限度だ」
霧切「それならまずは私が行くわ…」
苗木「僕も行くよ」
日向「俺も行くぞ」
十神「後1人は現地に滞在している小泉に任せるか…その旨を連絡をしておけ」
苗木「…」
霧切「落ち着いて、まだ本人だって決まった訳じゃないわ」
苗木「うん…そうだね」
~ほむハウス~
江ノ島「日向がこの街に?」
ほむ「ええ、魔女を追っていたら偶然遭遇してしまったのよ…貴方を探しているみたいだったけれど?」
江ノ島「別に構わないわ、遅かれ早かれ挨拶ぐらいはするつもりだったし…」
江ノ島「本当に怖いのは【もう1人の超高校級の希望】の方だからね、まだ捨て置いていいわ」
ほむ「そう…」
江ノ島「ただ魔法少女について嗅ぎ回られると厄介ね…計画を少し早めた方が良さそうだわ」
江ノ島「次の日曜に隣町の喫茶店まで来なさい、詳しい場所は追って説明する」
ほむ「分かったわ…それじゃ」Pi
ほむ「…(この時間軸は魔女との戦いは最小限で済んでいる上にワルプルギスの夜はもう居ない…更に巴マミや佐倉杏子も魔法少女の運命から外れて美樹さやかもまどかも契約をしていない)」
ほむ「(これ以上はない程に上手く事が運んでいるのに…不安が消えない)」グッ
江ノ島「…(口じゃいつも通りに振る舞ってるけどやっぱまだ子供ね…不安がってるのがモロバレだっつーの)」
江ノ島「(ま、今までの時間で相当酷い目に合ったみたいだし仕方がない…)」
モノクマ「それでマスター、準備はいいの?」
江ノ島「問題ないわ、残った魔女は暁美ほむら1人で十分殲滅出来るだろうし後は現存する全ての魔法少女から絶望を頂いて時間を戻すだけよ」
江ノ島「暁美ほむらの絶望は時間を戻させながら因果と素質ごと頂いてしまえばいい…」
モノクマ「うぷぷぷ、楽しみだなぁ」
モノクマ「魔法少女の力を使わせる【コロシアイ学園生活】が」
モノクマ「まあこれだけなんですけどね」
QB「やっとしゃb」
モノクマ「それじゃまたねー」
QB「せめて台詞を最後まd モノミ「うるちゃいでちゅよー!」パーンチ!
QB「わけがわからなぁぁ…」キラーン☆
またまたまた少しだけ投下しまー
~マミハウス~
マミ「じゃあ手術は成功したのね?」
さや「はい、何とか…」
杏子「良かったじゃんか、QB探す為に無駄に走り回る必要がなくなって」
さや「何であたしが走り回るつもりだったのが分かったのさ!」
杏子「いや、だって…なあ?」ケーキガブリ
まど「さやかちゃんって分かりやすいから…」ア、コノコウチャオイシイ…
マミ「そうね、私も多分そうするんじゃないかなーって思ったわ」オカワリモアルワヨー
ほむ「言うまでもないけど私もよ」モグモグホムホム
さや「うがー!」
マミ「それにしてもまさか希望機関の人が来るとは以外だったわね…」
ほむ「知っているの?」ケーキオイシイワ…
マミ「私がQBと契約したばかりの時災害現場から助けて貰ったのよ…その時に少しだけ話を聞かせて貰ったわ」
まど「へぇ…一体どんな人達だったのかな」
杏子「確か全職員が希望ヶ峰学園の卒業生で構成された組織…だったっけか?」
杏子「又聞きだしよく分かんねーけど」
ほむ「でも全員がいい人とは限らないわよ…あの【人類史上最悪の絶望的事件】を起こしたのも希望ヶ峰学園の生徒だったらしいし」
マミ「確かにそれは否定出来ないわね…」
さや「ってその話は思いっきりお世話になってしまったせいか複雑な心境なんだけど…」
杏子「まあアレだ、どんな所にも良い奴が居れば悪い奴も居るってこった」ケーキオカワリ-
ほむ「そうね…」ワタシニモチョウダイ
まど「あはは…」コウチャオカワリ
マミ「まあ何にせよ助けて貰ったのは事実なんだし、この話はお仕舞いにしましょ」ア、ケーキガナクナッタワ
さや「あ、そうだ…みんな次の日曜は空いてるかな?」
さや「恭介がリハビリを兼ねてバイオリンを弾くって言ってるんだけど…」
ほむ「残念ね…私は次の日曜実家に顔を出さなきゃいけないのよ」
杏子「悪いけどアタシも…墓参りに行かなきゃならねーんだよな」
さや「そっか…残念」
マミ「私は空いてるから大丈夫よ」
まど「私も」
さや「オッケー、じゃそう伝えておくよ」
~同日・夜~
ほむ「さて…確かこの廃工場だったわね」
使い魔「」ヤァ
ほむ「邪魔よ」バクダンポイッ
ドカーン
使い魔「」ヒデェナオイ
ほむ「…(以前の時間軸では美樹さやかが契約した後に倒した使い魔…とすれば本体の魔女も)」
エリー「」ハァイ
ほむ「消えなさい」バズーカハッシャァ!
エリー「」キライジャナイワァー!
ほむ「グリーフシード回収完了…ね」
ほむ「この日さえ乗り切ってしまえば美樹さやかが契約をする事はない…山場の1つは乗り越えたわ」
ほむ「後は倒れてる人達を病院に運べばいいわね」
ほむ「っとその前に」
仁美「」チーン
ほむ「【もしもの時の為に】手に入れておいたクロロホルム(睡眠剤)を多めに嗅がせておいて…っと」
ほむ「少なくともこれで3日は起きないでしょう…明日にでも上条恭介と美樹さやかを唆して告らせればいいわね」ピッピッ…モシモシキュウキュウシャオネガイシマス
~病院~
日向「一体どういう状況なんだこれ…」
工場に居た人達「」チーン
霧切「全員一時的な昏睡状態だったみたいね…今は落ち着いてるし直に目を覚ますわ」
苗木「それにしても暁美ほむらって子を追っててこういうのを見るとはね…」
小泉「目撃証言によると工場に救急車を呼んだのがその暁美ほむらって子らしいわよ」
小泉「ただ呼ぶだけ呼んですぐにどこかに行っちゃったみたいだけど」
日向「何にせよまずは捕まえなきゃ話にならないな…」
苗木「とりあえず十神くんからの指示によると、【うってつけの人物を見滝原中学校に潜入させた、明日はそいつの連絡を待っていろ】だって…」
霧切「なら一旦ホテルに戻りましょう…もう夜も遅いし」
日向「おっと、追伸が来たな…って【小泉は1度視察の結果の報告に戻って来い】だってよ」
小泉「そういえばすっかり忘れてたわ…アタシとした事が」orz
苗木「まぁまぁ、あんな事(江ノ島発見)があったんだし仕方がないよ」
霧切「そうよ、あんな事があれば私だって忘れてしまうわ」
小泉「仕方がない、朝一の便で戻るわ…チケット取れるかしら」
苗木「とりあえず戻ってから考えようよ…」
日向「ああ、俺は罪木に一言かけてから行くから先に行っててくれ」
霧切「分かったわ」
恭介「あ、貴方は…」
日向「よ、手術は無事に成功したみたいだな」
恭介「お陰様で何とか…リハビリも順調に行ってます」
日向「礼ならあの青い子に言ってやれよ、手術中ずっとお前の為に祈り続けてたあの子にな」
恭介「さやかが…」
日向「ったく、今時あんなに尽くしてくれる彼女なんてそうは居ないぞ?」
恭介「あ、いや…まだ付き合ってる訳じゃないし…///」
日向「勿論お前の手術が成功したのはお前の治したいって意志の強さが1番だ…でもな、周囲の人達の祈りだって無関係じゃないんだぜ?」
日向「考えてみろよ、お前が怪我をしてから誰が1番お前を気にかけてくれてたのかを…な」
恭介「…///」
~翌日・マミハウス~
さや「…と、お見舞いに行った矢先に告白されて付き合う事になりました///」
ほむ「良かったじゃない」フフフ
ほむ「(結局美樹さやかしか焚き付けられなくてどうなるかと思ったけど結果オーライね)」
杏子「しっかしあの時のさやかの顔は…ップフー!」
さや「笑うなぁー!!」
マミ「佐倉さんがそこまで笑うなんて…是非とも見たかったわ」ウフフ
ほむ「そんな事もあろうかと…」
杏子「ほむらからデジカメを預かってたんだよな」ニシシ
(ビックリ+照れ+笑い+泣き=変顔さやかちゃん)
マミほむまど「ップフー!」
さや「マミさんに転校生…まどかまでぇー!」ゲキオコプンプン
マミ「あー…笑ったらお腹が空いてきちゃったじゃないの、今おやつを用意するわ」
ほむ「はー、はー…想像以上の破壊力だったわ」
まど「アハハハ…も、お腹痛いよ…こんなのって…ププ…あんまりだよぉ」
さや「うぅー!」プルプル
ほむ「(これで完全にまどかを巻き込む事はなくなった…後は私が江ノ島盾子を過去に送ればそれでお仕舞いね)」
ほむ「(皆が魔法少女ではなく生きているこの時間軸…守り抜いてみせる)」
~ホテルの一室~
日向「まさか教師として潜入したのが豚神だとはな…考えてみれば適任だけど」
豚神「連絡が遅れてすまなかったな…婚期を逃した女教師からの誘いを振り切るのに時間がかかってしまった」
苗木「それで…どうだった?」
豚神「暁美ほむらについてだが…奴は間違いなく絶望側の人間ではない」
豚神「奴の目は…命を賭けてでも何かを守るという決意に満ちていた」
霧切「それじゃ江ノ島盾子と接触していたのは?」
豚神「考えられるのは江ノ島盾子に何か弱みを握られているか…あるいは俺達が江ノ島盾子だと思っていた人物はまったくの別人か…だな」
日向「あの時暁美は江ノ島盾子と接触していた事を否定はしなかった…となると前者が怪しいな」
苗木「でもそれだとおかしいよ…江ノ島盾子なら弱みを握るよりも先に絶望に堕とそうとする筈だ」
霧切「どちらにせよ今は情報を集めるのが先よ…憶測だけでは何も解決出来ないわ」
豚神「念の為に奴には小型発信機と盗聴器を取り付けた…あまり使いたい手段じゃなかったがな」
豚神「明日は日曜…江ノ島盾子と接触するとすれば可能性は高い筈だ」
霧切「そうね…願わくば別人であって欲しいけれど」
日向「そうだな…」
江ノ島「美国織莉子、呉キリカ、和紗ミチル、御崎海香…名だたる魔法少女達の絶望はあらかた頂いたわね」
江ノ島「モノクマ、残りの魔法少女は?」
モノクマ「モノクマ部隊からの通信、残る魔法少女はマスターと暁美ほむらの2人だけだよ」
江ノ島「よし、ならインキュベーターの星に残したモノクマ共に通達、残る魔女と使い魔を全て太陽にでも送ってしまえ!」
モノクマ「ブラジャー!」
江ノ島「さて、後は奴等に気付かれる前に移動手段を確保しないと…」
モノクマ「た、大変だよマスター!?」
江ノ島「どうしたモノクマ?」
モノクマ「インキュベーターの星からの通信、強力な魔女が星を滅ぼしてしまったって!」
江ノ島「………何ですって?」
モノクマ「更にその魔女は今地球に向かっているってー!」
江ノ島「…マジで?」
モノクマ「マジで」
モノクマ「といった感じで今回はここまでです」
モノミ「何だか先行き不安になってきまちゅね…キャラブレしすぎじゃないでちゅか?」
モノクマ「何を今更…」
モノクマミ「「それではまた後日ー」」ノシ
QB「僕の出番が…」orz
乙
なんと絶望的な状況なんだ
前のモノクマの台詞よりも物騒な事になってきてるな(大汗
生まれた魔女とやらは、例の”誰でもない魔女”とやらなのか、はたまたあのメトロイドもどきなのか……
とにかく乙!
今回もちょい短めですが投下しまー
~風見野の喫茶店~
江ノ島「おーいこっちこっちー」
ほむ「……」ストン
ほむ「…貴方は仮にもお尋ね者なんだからもう少し静かにした方がいいんじゃない?」
江ノ島「いーのいーの、こういう時は逆にコソコソすると怪しまれんだ」
ほむ「なるほど…」メモメモ
江ノ島「んで…早速本題に入るよ」
ほむ「ええ…」
江ノ島「まず1つめ、昨夜インキュベーターの星が壊滅したわ…たった1人の魔女によってね」
ほむ「!?」
江ノ島「本来魔女はインキュベーターがある程度操作できる…インキュベーターを憎みながら魔女になったなら話は別だけど」
江ノ島「だが知っての通り私様が奴等に絶望を与えた事によりそれは不可能だった…むしろ望んで殺して貰っていたみたいね」
江ノ島「現場に残したモノクマによれば生き残ったインキュベーターは…0よ」
ほむ「なら貴方が過去に飛んだとしても…」
江ノ島「2度と魔法少女が生まれることはないわ」
江ノ島「2つ目、その魔女がこの星に向かって来ている…」
ほむ「な…っ!」
江ノ島「その魔女は私様の記憶にはないんだけど…貴方なら知っているかしら?」っ【写真】
ほむ「!? そんな…この魔女は…!」ガタッ
江ノ島「やはり知っているのね…その魔女の正体は?」
ほむ「………この魔女は【救済】の魔女・クリームヒルト!」
ほむ「最強の魔法少女である鹿目まどかが絶望して生まれた…最強の魔女よ…っ!」ギリッ
ほむ「でも何故…この時間軸ではまどかは魔法少女にすらなっていないのに…」
江ノ島「成程ね…それ多分私様のせいだわ」ポリポリ
ほむ「……え?」
江ノ島「いやね、インキュベーターを奴等の星に縛りつける為に因果の糸を細工して使ったんだけどさ…」
ほむ「因果の糸を細工するって貴方は何者なのよ…」
江ノ島「で…その因果の糸の本来の持ち主は…」
ほむ「まどか…だったのね?」ジロリ
江ノ島「多分因果の糸はインキュベーターの絶望を吸い上げちゃったんだろうね…それが魔法少女を通り越して魔女になっちゃったんじゃない?」
ほむ「となるとクリームヒルトの狙いは…」
江ノ島「鹿目まどかとの融合…って所ね」
ほむ「もしそれが出来てしまったとしたら…どうなるの?」
江ノ島「考えられる可能性は3つ、【鹿目まどかの魔法少女化】【クリームヒルトの強化】【対消滅】…こんな所ね」
ほむ「対処方法は?」
江ノ島「まず鹿目まどかが魔法少女になるだけなら問題はない、契約解除は奴等の星のサポートがなくても出来る」
江ノ島「だが残る2つは対処の仕様がない…最も最悪な結果の【クリームヒルトの強化】になったら私様でも勝てるかどうか…」
江ノ島「最も確実な方法を取るなら…奴が鹿目まどかを見つける前に倒してしまうのが1番ね」
ほむ「こっちの戦力は?」
江ノ島「私様と貴方の2人だけ…モノクマは使い魔相手ならまだしも直接的な攻撃にはあまり向いていない」
ほむ「…随分と絶望的な状況ね」
江ノ島「だが、やらなきゃならない」
江ノ島「クリームヒルトの降下ポイントは先月倒したワルプルギスの夜と同じ港…到着はおよそ10日後よ」
ほむ「まさかこれまでの時間軸でワルプルギスの夜が現われていたのと同じ時間と場所とはね…これも因果かしら?」
江ノ島「貴方は確か爆弾や銃を武器にしていたわね…当日使う分の調達はモノクマに任せて貴方はグリーフシードの補充を頼めるかしら?」
ほむ「分かったわ…でも貴方は確かグリーフシードじゃ魔翌力が回復しないんじゃ?」
江ノ島「問題ないわ、効果が薄いというだけで回復しない訳じゃないのよ」
~喫茶店の隣の店~
日向「…あの2人が何を話しているのかサッパリ分からない」
霧切「暗号にしてはちょっと厨二が過ぎるわね…」
豚神「こんな事なら田中を呼んでおくべきだったか…」
苗木「(あれ?頭の中に何かが引っ掛かってる…何だ………あ)」
苗木「豚神くん、先月辺りの見滝原港付近の気象庁のデータと映像は手に入る?」
豚神「あ、ああ…別に難しくはないが…」カタカタ
苗木「もしボクの予想が当たっていれば…」
豚神「出たぞ」ポーン
霧切「何…これ…?」
日向「おいおい…いつから気象庁は特撮番組を扱う様になったんだ?」
苗木「やっぱり…」
豚神「フン、どうやらこの怪物がワルプルギスの夜という訳か」
苗木「そしてその怪物と戦えるのが暁美ほむらさんと江ノ島盾子の2人だけ…」
霧切「まさかこういう事態になるとは思わなかったわ…」
豚神「…とりあえず1度支部に戻った方がいいな、この先は俺達だけではどうにもならん」
日向「それに賛成だ」
苗木「そう…だね」ギリッ
モノクマ「はい、ホント短くて申し訳ないけど今回はここまでです」ゲザー
モノミ「なおクリームヒルトと因果の糸については>>1の独自解釈と改変が入ってまちゅ、気分を害してしまったらゴメンなさいでちゅ!」ゲザー
モノクマ「という訳で次回も読んでくれる事を願いつつ…」
モノミ「また後日ーでちゅ」ノシ
QB「」チーン
QB(のはか)<投下するよ
~風見野駅前~
ほむ「…(グリーフシードの補充を引き受けはした物のもう目ぼしい魔女はあらかた倒しちゃったのよね…どうした物かしら)」
杏子「よっ、ほむら…今帰りかい?」
ほむ「佐倉杏子…貴方も今帰り?」
杏子「まあね…」
杏子「それでほむら…1つ聞いてもいいか?」
ほむ「何かしら?」
杏子「アンタとあの魔法少女の2人だけで勝てるのかい?クリームヒルトに」
ほむ「な…どうしてそれを!」
杏子「悪ぃ、聞くつもりはなかったんだけど…聞こえちまった」
杏子「つーかあの喫茶店の隣の席に居たのに気付かなかった?」
ほむ「…まったく気が付かなかったわ」ワタシトシタコトガ…
杏子「んで、グリーフシードだけどな…付いてきな」
~教会跡地~
ほむ「この箱にあるの全部がグリーフシード!?」
杏子「いやな、ある時期からQBが姿を現さなくなっちまって処分のしようがなくってよ…人気のないここに溜めといたんだ」
杏子「で、足りるかい?」
ほむ「十分よ…むしろ使い切れるかどうか」
杏子「…アタシもマミももう魔法少女にはなれない、なれたとしてもなるつもりはない」
杏子「だからさ…アンタ等に託すしかない」
ほむ「ええ…」
杏子「まどかの事は任せな、アタシ達が何としてもクリームヒルトから遠ざけてやるよ」
杏子「だからアンタ達は…」
ほむ「必ず倒すわ…必ず」
杏子「それと1つだけいいかい?」
杏子「何でアンタは未だに魔法少女のままでいるのか…教えてくれるよな?」
ほむ「そうね…今夜巴マミの家で説明するわ…」
ほむ「私が見てきた物を全て含めて…ね」
~某所~
十神「魔女に魔法少女か…いつから現実はメルヘンチックになったんだ」
霧切「でもこれは事実よ…信じがたいのは私も同じよ」
日向「面倒なのはその魔女ってのが見れるのは一部の人間だけだという事だ…これじゃ部隊を動かす事は出来ない」
豚神「見れるのは今この場にいる者だけ…という事か」
苗木「ボクと霧切さん、十神くん…後は日向くん達77期生の内5人だけか…」
小泉「まさか江ノ島盾子とは別に世界の危機が迫るなんてね…」
左右田「つーかよ…その話がマジなら俺達何も出来なくねーか?」
田中「慌てるな…戦えずとも生贄共に冥界の扉を開いてやればいい」
日向「やっぱりそれしかないか…俺は当日に向けてシェルターに出来そうな場所を確保しておく」
左右田「いつもの事だが何で日向には通じるんだよ…」
田中「日向が特異点だからだ」
豚神「なら俺は物資の確保に当たるか…田中と左右田も手伝え」
苗木「ボクは当日に向けて避難勧告を出しておくよ…名目は隕石落下の恐れがあるって事でね」
十神「俺はそれらの根回しをしておくか…」
霧切「私と小泉さんは現地で避難をスムーズにする為に人を集めておきましょう…」
~マミハウス~
ほむ「(カクカクシカジカホムホム)………それがQBの目的だった事よ」
マミ「そう…」
さや「あれ…もしかしてあたしって取り返しつかないバカやる所だった?」
ほむ「そうね…もし貴方が契約したとしたら魔法少女の真実を告げられた途端自暴自棄になって魔女になっていたわ」
ほむ「更にその場に居た全員が錯乱した挙句佐倉杏子と巴マミも命を落としていたでしょうね」
さや「うう…実際見た奴の言葉じゃ信じるしかない」orz
杏子「1つ聞くけどさ…アタシの最後ってどういうのだった?」
ほむ「【錯乱した巴マミにソウルジェムを砕かれる】か【魔女になった美樹さやかと一緒に自爆する】か【ワルプルギスの夜の攻撃から契約しなかった美樹さやかを庇って死ぬ】のどれかだったわね…」
さや「あんたあたしの事好き過ぎるだろ杏子…」
ほむ「魔女化の確率100%の美樹さやかがそれを言うの?佐倉杏子の死因は120%あなた絡みだったのよ?」
さや「グハッ!」ガクッ
マミ「良かった…魔法少女から解放されて本当に良かった…」ガクブル
杏子「今だから普通に聞けたけどもし魔法少女だった時に聞いてたら…」ブルブル
まど「ほむらちゃん…私なんかの為にずっと…1人で」グスッ
ほむ「泣かないでまどか…全部私が望んでやった事、貴方が気に病む必要はないのよ」ギュッ
さや「杏子のあたし好きもだけど転校生もまどか好き過ぎるよね?」
マミ「むしろ愛情レベルかしら?」
杏子「でもまどかも万更じゃなさそうだぜ?」
さや「いや、あたしとしては杏子のあたし好きってのを否定して欲しかったんだけど?」
杏子「否定する要素がないから仕方がない」キリッ
マミ「開き直っちゃったわね」ウフフ
ほむ「(カクジカホム)……が彼女の目的…、もっともどこまで本当かは私にも分からないのだけれど」
マミ「それでよく協力する気になったわね…」
さや「まさか転校生は目的の為に手段は選ばないタイプかー?」
ほむ「そうね、まどかを助ける為なら美樹さやかを亡き者にするぐらいはやるわ」
まど「だ、駄目だよほむらちゃん!」
ほむ「安心して、今のは物の例えで実行する気は………………ないわ」
さや「今の間は何かな?」ブルブル
杏子「大丈夫ださやか、その時はアタシが何とかしてやる」
ほむ「まあ冗談はさておき…彼女の存在がなければ魔法少女の運命は変わらなかったのは確かよ」
マミ「そうね…事実私達はそれで助けられたもの」
ほむ「だから今だけは信用してもいい…私はそう思っているわ」
杏子「そっか…実際に行動を共にするのはほむらだからな」
杏子「アンタが信用してもいいっていうならアタシ達からは何も言えねーな」ニシシ
~???~
モノクマ「希望機関に偵察に行ったモノクマから通信、当日の住民の避難に向けて動き出したみたいだね」
江ノ島「なら思う存分暴れても問題はなさそうね」
モノクマ「でもさ…らしくないんじゃないかな?」
モノクマ「今までのマスターなら率先して魔女をサポートしてそうなんだけど…」
江ノ島「私様だって人助けをする時ぐらいあるわ」
江ノ島「それに…今私様が心の底から絶望させたいのはただ1人だけ、他の人間はどうでもいいのよ」
モノクマ「ふーん…あ、北○鮮に行ったモノクマから通信、超駑級のアレの奪取に成功…だってさ」
江ノ島「そう…アレなら効果が薄くてもかなりのダメージは出る筈…これで準備は整った」
モノクマ「暁美ほむらさんからメール…グリーフシードの補充は万端…だって」
江ノ島「いよいよ明日…ね、見滝原に行くわよモノクマ!」
モノクマ「はいはーい」
~見滝原・港~
ほむ「後10分…ね」
江ノ島「怖じ気付いたか?」
ほむ「まさか…ただ今回はワルプルギスの夜よりも厄介なクリームヒルトが相手で戸惑っているのは確かよ」
江ノ島「なら今のうちにモノクマから武器を受け取っておきな、戦いが始まったら補給する暇がないだろうしな」
モノクマ「はい、どーぞ」ガチャガチャ
モノクマ「モノクマ部隊×100も配置に付いたよー」
ほむ「…貴方は1度に何体のモノクマを動かせるのよ?」シマイシマイ
江ノ島「あー、1000から先を数えた事はないかな?」
モノクマ「目標到着まで後90秒切ったよー!」
江ノ島「ならば先手必勝、テ○○ン発射しろぉ!」
モノクマ「○○ドン×10発射ぁー!」
ほむ「貴方どこから何を持ってきてるのよ!」
ドドドドドドドドドド…ン
ほむ「」アゼン
江ノ島「ワルプルギスの夜ならこれで後一押しぐらいまで持っていけたんだろうが…」
ほむ「」ハッ
江ノ島「…来たな」
ズゥゥゥ…ン
クリームヒルト「オマタセ…」
ほむ「クリーム…ヒルト」ギリッ
江ノ島「チッ、大したダメージはなしか…」
江ノ島「生まれて2回目だよ…死ぬ直前の絶望を感じているのは」ギリッ
クリームヒルト「モウダイジョウブ…ワタシガスクッテアゲルカラネ」
~避難所~
まど「ほむらちゃん…大丈夫かな…」
杏子「心配なのはアタシ等も同じだ…だが魔法少女じゃないなら信じて待つしかないさ」
さや「転校生…死ぬんじゃないよ」
マミ「無事に帰って来なさいよ…」
ほむ「くっ…これなら!」(ミサイル×20発射)
ドドドドド…
クリームヒルト「」ムキズ
江ノ島「参ったね…暁美に渡した武器は全部私様の魔翌力を込めた特注品だってのに」
モノクマ(司令塔)「撃てー!」
パパパパパパ…
クリームヒルト「キカナイヨ…」
ほむ「おかしい…こっちの攻撃は全て当たっている…奴の体はその度に削れている…なのに!」
江ノ島「ったく…これだけは使いたくなかったけど仕方がない!モノクマぁ!」
モノクマ「はーい!」アーン
江ノ島「フン!」ズボッ
ほむ「っ!モノクマの口に腕を!?」
江ノ島「これが私様の魔法…絶望の使途を型創って召喚する!」
江ノ島「さぁ来なさい…超高校級の格闘家さくらちゃーん!」ヌルッズポッ
さくら「呼雄雄雄…」
ほむ「え?さくらちゃん?それ女子なの?」
さくら「覇亜亜ッ!」
江ノ島「もう一丁!残姉も来い!」ズルル…
むくろ「………」チャキッ
ほむ「ああもう…全身真っ黒でなければ魔法とは思えないわね…」
江ノ島「この2人には私様の魔翌力の2/3を込めたんだ…役に立たなきゃ承知しねー」
クリームヒルト「ムダ…ダヨ」シュバッ
むくろ「!?」ショウメツ
ほむ「…あっという間に1人やられたわよ?」
江ノ島「ほんっっっっとうに残念すぎるわ…」アタマイタイ…
モノクマ「盛り上がってきた所でアレですが今回はここまでだよー」
モノミ「外道でちゅ!モノクマはQB…程じゃないけどまさに外道でちゅー!」
モノクマ「仕方がないじゃないか、>>1にだって都合があるんだから!」
モノミ「続きは明日…書けるんでちゅかね?」
モノクマ「それではまた後日ー」ノシ
QB(のばか)<ココカラダシテヨ…
乙!
絶望が形(クリームヒルト)になって帰って来やがった
風呂の前に溜めた分だけ投下しまー
~避難所~
苗木「逃げ遅れた人達は?」
日向「大丈夫だ、全員避難は終わっている…2人を除いてな」
苗木「そう…なら後は」
日向「ああ、行こうぜ…決着を着ける為にもな」
―――
さくら「ヌゥン!」ズボォッ
クリームヒルト「アハハハハ…」
江ノ島「チィッ、大神のパンチでも大したダメージがねーのかよ!」
ほむ「くっ!」ランチャーハッシャ!
クリームヒルト「ナンドヤッテモムダダヨ…」
さくら「…主よ、奴の仕組みが分かった」
ほむ「!」
さくら「奴はそれまでに取り込んだ生物の集合体…故に一撃で動じる事はない!」
ほむ「つまり奴を倒すにはまず取り込んだ分を纏めて吹き飛ばす必要があるのね…」
江ノ島「確か奴はここに来る前に数兆単位のインキュベーターを取り込んでたんだよな…って事はこのままじゃ爆薬足りねーじゃんか!」
ほむ「…なら奥の手を使うわ、私の手を取りなさい江ノ島盾子!」
江ノ島「そうか!任せた!」ガシッ
ほむ「行くわ!」カチッ
モノクマ「あれれ?クリームヒルトの動きが止まっちゃったぞ?」
ほむ「やっぱり…江ノ島盾子の魔翌力で動いているなら江ノ島盾子の時間を止めなければモノクマも動けるみたいね」
江ノ島「よし、モノクマぁ!ありったけの爆薬全部突っ込めぇ!」
モノクマ「ラジャー!」ズドドドド
ほむ「私も残った武器を全て…撃ち尽くす!」ズドドドド
モノクマ「ついでにさっき撃てなかった残りのテ○ド○も!」
ほむ「っ…一斉に離れて!」
…カチッ
ドドドド…………ン…
ほむ「っハァ、ハァ…」
江ノ島「これなら躱し様がない…更に爆薬の連鎖反応で威力は増大する、これで駄目だったらもう…」
モノクマ「これで終わったかなぁ?」
「ヒドイナァ…セッカクスクッタミンナノイノチヲフキトバシチャウナンテ」
ほむ・江ノ島「!?」
モノクマ「ま、まさか…」
さくら「あれで無事だと言うのか…!」
クリームヒルト「ウフフフフ…アハハハハ」
ほむ「ま…まど…か…」
江ノ島「そういや鹿目まどかの因果の糸がアンタの元だったっけな…なら見た目が似ちまうのはある意味当然…か」
クリームヒルト「ソコヲドイテヨホムラチャン…ワタシハカンゼンナワタシニナラナキャイケナイノ」
ほむ「っ!」
クリームヒルト「マモラレルダケジャナイ、ミンナヲスクウタメニワタシハワタシニナルノ…」
江ノ島「何て力だ…ったく!」
クリームヒルト「ジャマヲスルナラ…ホムラチャンダッテヨウシャハシナイヨ」
モノクマ「あわわわわ…」
さくら「行かせぬ!」ダッ
江ノ島「ヤバッ!戻れ大が」
ズ…ブシャァッ!
さくら「ぬ…ウゥ…済まぬ…主よ」ショウメツ
モノクマ「まさか…オリジナルを更に強化した大神さんを一撃だなんて!」アワワワ
江ノ島「不味いな…もう暁美も私様の魔翌力も底を尽き始めてる」
ほむ「更に武器は殆ど残っては…いない」
クリームヒルト「ゼツボウシナクテモイインダヨ…ワタシガワタシニナッタラチャント…スクッテアゲルカラ」
「それは違うよ!」
クリームヒルト「!?」ビシイッ
ほむ「!? クリームヒルトの肩にヒビが!」
「絶望から立ち直るのに必要なのは救済を押し付ける事じゃない!」
「それぞれの心の中にある…希望の力だ!」
江ノ島「その声…まさか!」
苗木「…久しぶりだね、江ノ島さん」
ほむ「この人が【もう1人の超高校級の希望】…」
江ノ島「苗木…誠!」
クリームヒルト「ドウシテ…マホウショウジョデモナイタダノニンゲンガ…ドウシテワタシニダメージヲ!」
クリームヒルト「アリエナイ…コンナコト、ゼッタイニアリエナイ!」
日向「それは違うぞ!」
クリームヒルト「!?」ビシイッ
日向「世の中にあり得ない事なんてない!」
ほむ「日向創まで…」
日向「やっぱり繋がりがあったみたいだな…ま、この状況で追求はしないけどな」
江ノ島「こうなったら賭けに出るか…モノクマぁ!」
モノクマ「はーい!」アーン
江ノ島「私様に残った魔翌力を全部使って…言弾増幅装置を作る!」
(モノクマがメガホンになりました、希望に手渡します。)
苗木「え…何このこまるが使ってた様なメガホン?」
日向「しかも2つ?」
江ノ島「もう私様達に戦う力は殆ど残ってない…後は苗木と日向の言弾に賭けるしかねーんだよ!」
ほむ「あの最強の魔女にヒビを入れた貴方達の言弾に…私達の全てを託すわ!」
日向「分かったよ…」
苗木「まさか…江ノ島さんがボクを頼ってくれるなんてね…夢みたいだよ」
クリームヒルト「ア、ア、アアアァァァー!」
クリームヒルト「ドウシテ…ナンデワタシノキュウサイヲコバムノ!」
クリームヒルト「アラユルクルシミカラ…ゼツボウカラカイホウシテアゲルノニ!ドウシテワタシヲコバムノヨ!」
クリームヒルト「ミトメナイ…ソンナノ、ゼッタイニミトメナイ!」
クリームヒルト「ワタシノキュウサイ…ソレガ【ユイイツノスクイ】ナンダカラァ!」
苗木・日向「「それは違うよ(ぞ)!」」BREAK
クリームヒルト「!?」パリィー…ン
―――――
―――
―
ほむ「クリームヒルトが…崩れていく」
江ノ島「インキュベーターの絶望によって生まれた魔女は希望によって消滅した…か」
クリームヒルト「…ムラ……チャン」
クリームヒルト「ゴ……メン…ネ」
ほむ「いいのよ…元はと言えば私が数えきれない程の時間を巻き戻してしまったせいなんだから…」
クリームヒルト「アリ……ガ…トウ………ミナ…サ……n」シュゥゥゥゥ
苗木「終わったんだね…これで」
江ノ島「そうよ…そして、私様の命も…」シュゥゥゥゥ…
ほむ「なっ…どうして貴方が!?」
江ノ島「言っただろ?私様は絶望を魔法に変える魔法少女…私様に希望が満ちれば消滅するのは必然でしょう?」シュゥゥゥゥ
江ノ島「だがその前に…」バッ
ほむ「!私のソウルジェムを…」
江ノ島「私様に満ちた希望の一部を貴方に移す…そして…」
ほむ「ソウルジェムが…消えた…」
江ノ島「これで暁美ほむらは魔法少女の運命から解放された…これからは自由に生きなさい」
日向「お、おい…江ノ島!お前は…」
江ノ島「心配する必要はないわ、魔法少女が絶望して生まれるのが魔女…私様にそれは当て嵌まらない」
苗木「江ノ島さん…っ!」
江ノ島「な、何で泣いてんだ苗木!アンタは私様を少なからず憎んでた筈だろ!」シュゥゥ…
苗木「憎んでなんかいない!ボクは最初からずっと…君も仲間だと思っているんだ!」
江ノ島「なっ!アンタ何処までお人好しなんだよ!私様は世界を絶望に墜としてアンタ達をコロシアイさせた黒幕だぞ!」
苗木「それでも…君がクラスメイトだって事には変わらないじゃないか…」
江ノ島「ったく…いつまで経ってもその性格は変わらないのかよ…それじゃ戻ったって意味ないじゃんか」
ほむ「じゃあ…貴方が過去に戻りたかった理由は…」
江ノ島「【苗木誠を絶望の仲間に引き込みたい】、それが私様がインキュベーターに願った本当の願い…でももういいや…どうやったって勝てそうにねーし、それに…」
江ノ島「これからは苗木の愛情を独り占めさせて貰うから…」ニコリ
苗木「っ!江ノ島さん!」
日向「江ノ島!」
ほむ「江ノ島盾子!」
江ノ島「じゃあね、暁美との共闘…絶望的に楽しかったわ…さよなら…私様が絶望的に愛した希望…」シュゥゥゥゥ…
苗木「江ノ島…さん……また…救えなかった…!」ボロボロ
日向「仕方がないさ、元はと言えば死んでいた筈の人間だ…ああやって僅かでも会話が出来たのが奇跡だ」
ア……ャァ…
ほむ「…!あそこから何か声が…」ダッシュ
日向「何だって?あ、おいちょっと待」
ほむ「これは…」
オギャア…オギャア…
日向「双子の…赤ん坊?」
モノクマ「とりあえず一旦止めー」
モノミ「続きはお風呂から出たらでちゅよー」
モノクマ「まあ後はエピローグ的な蛇足程度しか残ってないんだけどね?」
モノミ「要望があれば番外編もあるかもしれないしないかもしれない…でちゅか?」
いったいどういう事なんだってばよ……俺にはさっぱり分からんぞ!
モノクマ「ふー、サッパリした」ホカホカ
モノミ「再開しまちゅよー、この投下で本編は終了でちゅからね」
QB「結局僕は本編に出れなかったよ…」
~3日後・希望機関~
十神「診断の結果あの2人の赤ん坊は江ノ島盾子と同一人物…間違いないんだな?」
罪木「は、はいぃー、間違いありませぇーん!」
日向「一体どうなってんだ?」
ほむ「成程…そういう事だったのね」ホムホム
日向「なっ!?お前は何処から入って来たんだよ!つーかここは関係者以外立ち入り禁止だぞ!」
ほむ「普通に入り口から入って来たわ、それに私は呼ばれたからわざわざ学校を休んで来たのよ」
霧切「暁美さんを呼んだのは私よ…何か心当たりがあるんじゃないかと思ってね」
ほむ「そうね…あると言えばあるかしらね」ファサッ
ほむ「魔法少女が絶望する事で生まれるのが魔女…というのは知っているわね?」
日向「ああ、確かにそう聞いたな」
ほむ「所が江ノ島盾子はその絶望を力にする魔法少女…つまりその赤ん坊は江ノ島盾子が希望を持つ事で生まれた魔女という事になるわね」
苗木「それじゃまさか…」
ほむ「安心していいわ、恐らくあの赤ん坊にそういう意志はないでしょうから」
ほむ「もっとも、育て方を間違えたらどうなるか…分かるわよね?」
日向「あー…あの時江ノ島が言ってた【苗木の愛情を独り占めする】ってのはつまり」
十神「絶望を振りまかれたくなければお前が育てろ…という事か」
苗木「え…」
ほむ「大変ね、未婚にして2児の父になるなんて」カタポン
日向「まあ何だ、出来るだけサポートはしてやるからな…」カタポン
十神「いい機会だ、苗木もそろそろ籍を入れたらどうだ?」カタポン
苗木「え…」アゼン
霧切「苗木君…」
苗木「き、霧切さん?」
霧切「私はいつでも準備は出来ている、後は貴方の一言があればいいのよ」
苗木「」
説明しろ苗木!
~更に1ヶ月後~
さや「うひゃー、綺麗な教会だねー」
杏子「まさか実家が綺麗に建て直しされるたぁね…」
マミ「でも本当に良かったのかしら?私達まで来ちゃって…」
ほむ「別に構わないわ、【友達を誘って来なさい】と言ったのは向こうなんだから」ファサッ
まど「あはは…(何か私達浮いちゃってるよ…)」
ほむ「それより、始まるわよ…」
(オルガン音)
霧切「…///」
苗木「…///」
神父(豚神)「新郎、苗木誠…貴様は生涯を賭けて妻を愛すると誓うか?」
苗木「誓います」
神父(豚神)「新婦、霧切響子…貴様も夫を生涯を賭けて愛すると誓うか?」
霧切「誓うわ」
神父(豚神)「よし、ならば誓いの口付けをしろ!」
パチパチパチパチ…
リンゴーン、リンゴーン…
「おめでとー!」
「おめでとー!」
「おめでとー!」
ほむ「おめでとう、まさか招待して貰えるとは思わなかったわ…」
霧切「あの事件では貴方にも迷惑かけてしまったから…1度会って話しておきたかったのよ」
霧切「結局本部には【よく似ていただけの別人】で押し切ってしまったけれどね」
ほむ「仕方がないわ、まさか本人が赤ん坊になっただなんて信じられる訳がないもの…」
霧切「因みにその赤ん坊は私達が引き取って育てる事になったわ…」
ほむ「そう…それが1番丸く収まる方法だったとはいえ大丈夫なのかしら?収入的な意味で」クスッ
霧切「どうかしらね?そればかりは苗木君に頑張って貰わないと」ウフフ
日向「はぁ…遂に独身組は俺と葉隠と左右田の3人になっちまったなぁ」
左右田「いやいや、俺等と違って日向は引く手数多じゃねーかよ!」
葉隠「そーだべ!」
日向「早くモニターから出てきてくれよ七海ぃ…」イジイジ
葉隠「なぁ、早く何とかしてやるべよ左右田っち…」
左右田「無茶言うなよ!」
―――
豚神「フン…まさか俺が神父をする事になるとはな」
澪田「いやいや、適任だったんじゃねーッスかね?」
十神「どうでもいいが神父の衣装のままイチャつくな…それは借り物だぞ」
―――
苗木「わざわざ来て貰っておきながらお願いしちゃってゴメンね」
マミ「いえ、グッスリ眠ってたしそんな面倒でもないですよ」
さや「いやー、一体どんな子に育つか楽しみですねぇ」
杏子「一般的には娘は父親に似るっていうよな?」
苗木「あはは…」
小泉「ほら響子ちゃん、皆待ってるんだから早くブーケを投げて」
霧切「そうだったわ…それっ!」ノ⌒【ブーケ】
\ワー!ワー!/
マミ「例え相手が居なくても…夢ぐらい見たっていいじゃない!」ジャンプ
杏子「おっと、それはアタシが貰う!」ジャンプ
朝日奈「まだ先がある学生に渡してたまるかー!」ジャンプ
さや「相手はいるけど1度キャッチしてみたかった!」ジャンプ
ほむ「風向きと全員の勢いを計算すれば…ここっ!」
ヒュウウウ…バサッ
まど「あ…」キャッチ
全員「」
苗木「あはは…結局1番角が立たない場所に落ちたみたいだね」
霧切「そうね…」ウフフ
まど「ど、どうしようほむちゃん!」アワアワ
ほむ「落ち着いてまどか、とりあえず2人でオランダに渡りましょう!」
さや「おいちょっと待て、転校生も落ち着けっての!」
\ギャーギャー/
苗木「(かつて世界を絶望に墜とした超高校級の絶望は宇宙からの絶望と共に消滅した…)」
まど「でもほむらちゃん、何でオランダなのかな?」
ほむ「オランダは数少ない同性婚が認められている国で…」
苗木「(だけど世界から絶望が完全に消えた訳じゃない…)」
杏子「よしさやか、アタシ達も一緒にオランダに行くぞ!」
さや「ちょっと待てぇ!」
苗木「(それでも願わくば…魔法少女と呼ばれていた彼女達の行く未来に)」
マミ「あらあら、すっかり仲良くなっちゃって…嫉けちゃうわね」ウフフ
苗木「(目一杯の希望があらん事を…)」
~終わりだよー~
すばらしひ
モノクマ「という訳で…本編はこれで終わりとなります」オジギ
モノミ「何だかいいペースで書けまちたね」
モノクマ「ぶっちゃけ最初は【インキュベーターを絶望させてみたい】という閃きから始めたのに…どうしてこうなったんだろうね?」
モノミ「それは江ノ島さんの一言で終わっちゃってまちゅよ!やりたかった事を端折り過ぎでちゅ!」
モノクマ「まあ結果として絶望させた(よなぁ?)からいいよね?」
モノミ「そうでちゅね」
モノクマ「とりあえず番外編は要望があれば書く、なければ明日依頼出すって事で」
モノミ「それじゃまた明日ーでちゅ!」ノシ
煉獄の炎に絶望を焼かれて新生した二対の不死鳥……とでも言った所なのだろうかね
番外編……私、気になります!
子育て編とか
マジカルコロシアイ生活編とかあんのかな?
きっと他にも色々ある筈……!
>>102
ほむほむ最強説
モノクマ「色々あるにはあるけどどれも小ネタばかりだからね?」
モノミ「コロシアイはありまちぇん!皆でらーぶらーぶでちゅよ!」
QB「僕にもらーぶらーぶが欲しいよ」
モノクマ「ええい、うるさーい!」サッカーシュート
モノミ「諸悪の根源は引っ込んでるでちゅ!」ゴルフスイング
QB「君たち仲良いよねぇー…」キラーン☆
…最後の投下しまー
~とりあえずオマケ~
QB「まったく酷い目に合ったね…」
QB「契約した途端に母星に乗り込んで来たかと思えば僕達をシステムに取り込んでしまうなんて…」
QB「お陰で生き残ったのは僕だけだよ…でも宇宙の為にも取引を続けないとね」
QB「おっと、そうこう言ってる内に凄い魔翌力の持ち主を発見したよ…早速持ちかけてみよう」
ヴィヴィオ「?」
QB「やあ、僕と契約して魔法少女にならないかい?」
ヴィヴィオ「…ママみたいになれるの?」
QB「HAHAHA、母親みたいにってそれはもう魔法少女じゃないじゃないか」
「ふぅん、そう…」
QB「」
「少しだけ…人生、やり直そうか?」
QB「」ダラダラ
「ブラスター…2」
QB「(この震えと寒気…まさかこれが…恐h)」ジュッ…
~QB魔砲に死す…完ッッッ!~
~番外編その1・【江ノ島盾子が消滅しなかった場合】~
江ノ島「っ…ここは!」キョロキョロ
江ノ島「…モノクマのコントロールルーム?」
江ノ島「そっか…時間遡行は成功したのね」
江ノ島「まあそれはいいとして…今どの辺りなんだ?モノクマを通して全員を確認しないと…」
日向『それは違うぞ!』
江ノ島「」
日向「証拠ならまだある…舞園の背中の壁にあったダイイングメッセージだ!」
江ノ島「」アレー?
江ノ島「…ハッ、いけないいけない、裁判は終わらせないと」
モノクマ「ではお手元のスイッチで投票を以下略!」
桑田「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
―――
江ノ島「そういや暁美が言ってたっけか…時間を戻したって同じ事が起こるとは限らないって」
江ノ島「つまりこの時間軸では苗木の代わりに日向が78期生に…」
江ノ島「じゃあ苗木は?」
~資料漁り~
江ノ島「苗木誠…予備学科首席で希望育成計画の被験者に選ばれ…って」
江ノ島「つまり間接的にとはいえ私様の願いは叶ったの…か?」
江ノ島「どの道暁美の因果を消したからこれ以上のやり直しは出来ないし…」
江ノ島「これはこれで絶望的だし…ま、いっか」
江ノ島「とりあえず私様のサポートに苗木呼んどくかな…」
戦刃「盾子ちゃん、オヤツ出来たよ?」っ【クッキー&コーヒー】
江ノ島「(ああ、残姉は生きてたのね…)」
~終わるわ~
~番外編その2・【モノクマは今…】~
ほむ(宿題中)「…(クリームヒルトとの戦いから2週間、私も魔法少女から解放されて今は普通に過ごしている…)」
ほむ「(てっきり病気が再発するかもと思ったけど…)」
モノクマ(手乗りサイズ)「暁美さん、そこはx=0じゃなくてy=0だよ?」
ほむ「…何で貴方は普通に存在してるのかしらね?しかも魔女と違って普通の人にも見えちゃうし」
モノクマ「しょうがないでしょ?マスターが暁美さんに希望を移した時ボクの所有権まで移しちゃったんだから…」
モノクマ「それにボクが居なかったら暁美さんはまた病院のベッドの中だよ?」
ほむ「そこは感謝してるし、掃除と洗濯までやってくれて更に生活費まで入れてくれるんだから文句はないけど…」
ほむ「他には何が出来るのかしら?」
モノクマ「とりあえずウ○トラマン並に巨大化して建造物を破壊出来ます」ドヤァ
ほむ「止めなさい」
モノクマ「後は姿を消しながら偵察に行ったり…かなぁ?」
ほむ「その辺詳しく…」
モノクマ「うぷぷ、暁美さんの宿題が終わったらね」
ほむ「…」カキカキ
モノクマ「あ、オヤツは何が食べたいかな?」
ほむ「そうね…何故か無性にレーションが食べたいわ」カキカキ
~終われ~
~番外編その3・【超高校級の…子育て?】~
~大体5年後ぐらい~
盾子(5)「まてまてー!」ドタバタ
むくろ(5)「じゅんこちゃーん、まってよー!」ドタバタ
霧切「はぁ…元気なのはいいけどもう少し静かに出来ないかしら?」っ【ジュース】
苗木「あはは…」
ほむ「悪いわね、折角の休日に…」ウケトリ
苗木「構わないよ、あの子達もモノクマと遊びたいって言ってたし」
霧切「そうね…あのモノクマが子供に悪戯されてるのを見ると溜飲が下がる思いだわ」フフフ
ほむ「話には聞いたけど余程酷い目に合わされたのね…」ゴクゴク
モノクマ「ちょまっ!それは駄目だよー!」
盾子(5)「キャハハハ」っ【霧切の口紅】
むくろ(5)「わ、わたしもやりたい!」っ【油性マジック】
霧切「!?」
苗木「それは弄っちゃ駄目だぁー!」
ほむ「あらあら…あの江ノ島盾子からは想像出来ない光景ね」ウフフ
モノクマ「(洗濯機の中)」メガマワルー!
霧切「(ガミガミクドクド)」
盾子・むくろ「(正座中)」シュン
ほむ「すっかり母親が板に着いて来たわね…」
苗木「逆にあの子達が捻くれないか少し心配だけどね…」アハハ…
モノクマ「(脱水機の中)」オエェー…
盾子(5)「ごめんね、ものくま…」
むくろ「ごめんなさい…」
モノクマ(乾燥中)「いいんだよ、それよりもうやっちゃ駄目だからね?」
盾子・むくろ「はぁーい…」
ほむ「こうして見るとただの年相応な女の子ね…」
ほむ「でも何だかんだで普通に育っているみたいね…安心したわ」
霧切「今の所はね…でもこの先はまだ分からないわ」
苗木「大丈夫だよ、きっと…ボクはそう信じるよ」
苗木「あ、そうだ…明日にでも郵送しようと思ってたんだけど」っ【封筒】
ほむ「これは…?」
~番外編その4(終)・【超高校級の…】~
マミ「まさか私達がクラスメイトになる日が来るなんてね…」ウフフ
さや「いやー、何だか複雑な心境ですよ?また一年生からやり直しとか…」タハハ…
杏子「まあいいじゃん、学費タダだしさ」ニシシ
ほむ「そうね、生活費の心配をしなくて済むのも大きいわ」ホム
まど「てっきりパパやママに反対されるかも知れないって思ったけどそんな事はなかったね」ティヒヒ
さや「むしろ【絶対に行くべきだ!】って熱弁されちゃったしね…」
ほむ「それだけここは凄い学園だって事よ…」
まど「希望ヶ峰学園かぁ…まさか私達全員がここに入れるなんて夢みたいだなって」
杏子「しかも予備科じゃなくて本科だもんな」
ほむ「一応言っておくと予備学科は二年前に廃止されているのよ…生徒が集まらなくなったとか何とかで」
さや「まあいいじゃん、それより早く行こうよ」
マミ「そうね、行きましょうか」
ほむ「ええ…」
教師「それじゃ、入学式も終わった事だし自己紹介して貰おうかな?」
教師「…でも眠ぃから手短にね」
生徒「先生、まずは先生からお願いします…」
教師「エー…まあいいや、私は日向千秋、以上、はい次」
生徒「投げやり過ぎる!」
マミ「わ、私は【超高校級のパティシエ】巴マミ…でひゅっ!」
まどさや「(噛んでるマミさん可愛い…)」
杏子「えっと、アタシは【超高校級のフードファイター】佐倉杏子、よろしくな」ニシシ
さや「あ、あたしは【超高校級の指揮者】美樹さやか!よろしく!」
まど「ちょ、【超高校級のファッションデザイナー】の鹿目までかです!」
ほむ「…【超高校級の諜報員】、暁美ほむらよ」
……以下略
教師「それじゃこれから三年間よろしく…zzz」
全員「寝てるし!」
~終わろ~
モノクマ「という訳でこれで本当に終了だよー」
モノミ「今まで読んでくれた皆さんはありがとでちゅよー!」
モノクマ「なお>>1は次回未定だと言っております」
モノミ「ネタがないんでちゅねぇ…」
モノクマ「それでは…」
モノクマ・モノミ「またねー」ノシノシ
までかてww
諜報員ww
それにしても、パパッと終わって面白くて概ね平和に解決させられるとか、凄いな>>1
びっくりするくらいつまらなかった
びっくりするくらい面白かった
盾子ちゃんがいつの間にかいい奴化してた。
時間の無駄だった
俺には合わなかったわ
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、dlrymyんzrん4zs