京子「結衣ー、このガム美味しいよ食べてみて!」
結衣「へぇ珍しく気が利くね京子」
あかり「いいなぁ、あかりも欲しいよぉ……」
京子「ダメダメ、あかりにもまた今度あげるからさ」
あかり「は~い……」
結衣「な、なんかとっても食べずらい……」
京子「ささ、早く食べないとガムが冷えちゃうよ」ニコッ
結衣「ガムが冷えるか、でもほんとありがと……」スッ
バチーン!
結衣「んなっ!?」
結衣「いったぁ、ガムじゃないのかよ!?」
京子「いやー、面白いよねこのガムパッチン」
京子「ぷぷぷ……大成功」ニヤッ
結衣「……こ、コイツ」
あかり「ゆ、結衣ちゃん、大丈夫!?」
結衣「うん、ちょっとビックリしただけだよ」
あかり「もー、あまりイタズラしちゃダメだよぉ……」
京子「あはは、でも結衣も昔はやんちゃだったよな……」シミジミ
ふむ
ふむ
結衣「言われてみればそうだよなぁ……」
結衣「昔はよくケンカしたり、イタズラばかりしてたもんね私」
結衣「……ふふ」
京子「ちょっとその笑顔が怖いんですけど……」
あかり「ほんと、逆転しちゃったもんね2人の立場」ニコッ
京子「だよなぁ、でも今の結衣も落ち着いてて素敵よ……」ポッ
結衣「……げほっ」
結衣「げほっ、けほ、ごほっ!!」
京子「ど、どうしちゃったの急に咳き込んで……」
結衣「ふぅ……ゴメンな最近ちょっと体が変なんだ」
あかり「か、体の調子が悪いって……」 オドオド
結衣「うん、なんか変な咳が止まらなくて……」
結衣「渇いた咳というか、みょうに息苦しかったり」
京子「ムリしちゃ駄目だからね、風邪かもしれないし……」
結衣「……風邪ならいいんだけど」 ボソッ
あかり「えっ……?」
何かデジャビュ感が
あれのあかりバージョンか
これだな
結衣「たまには私からイタズラしてみよう」
結衣「たまには私からイタズラしてみよう」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336836084/)
あかり「結衣ちゃん、それってどういう意味……」
結衣「ほら2人とも早く帰ろうよ、日が暮れちゃうからさ」ニコッ
京子「あ、うん」
結衣「……あのさ京子とあかりにお願いがあるんだ」
京子「へっ?」
あかり「うん、あかりたちに出来ることなら何でも言って!」
結衣「……そっか、ありがとな、げほっ、けほ」グスッ
京子「結衣その咳ほんとに大丈夫なの?」ポンポン
結衣「ありがと……けほ……げほっ!」
あかり「ゆ、結衣ちゃん……」
結衣「……はっ、ふぅ、……他の人には内緒にしてほしいんだ」
あか京「……内緒?」
結衣「うん、私がこのセキしていることをさ」
あかり「で、でもそんなこと言われても、あかり心配だよぉ……」グスッ
京子「……」
④
結衣「大丈夫だよ、ただのセキだからさ」ナデナデ
あかり「……ほ、ほんと?」
結衣「京子も、今までずーっとワガママ聞いてきただろ私」
京子「まぁ、ね……」
結衣「だから、これが最初で最後の私のお願いだと思って頼むよ」
京子「……どうして最後とか言うんだよ」
結衣「ちょっと話しこんじゃったね、早く行こうか」トコトコ
あか京「……」
あかりバージョン来たか
京子「さてと、あかりはどう思う?」
あかり「……結衣ちゃんがしてたさっきのセキ?」
京子「そうそう、今までそういった素振りを見せたことは無かったし……」
あかり「結衣ちゃんは健康体そのものだったもんね……」
京子「うん、だから最初はただのイタズラだっと思ったんだ」
京子「……で、でも、結衣は……そういうことしないから」グスッ
京子「いっ、今まで、無理して隠してたんじゃないか、って……」
あかり「京子ちゃん……」
あかり「……」ナデナデ
京子「んっ……」
あかり「大丈夫だよぉ、だって今はお医者さんの腕も上がってるもん」ニコッ
京子「……結衣が病気なの前提ってことかよ」
あかり「あ、えっと、それは……」
京子「ううん、あかりの言う通りだ、きっとすぐに結衣も良くなるよね」
京子「……あかりは本当に強いよ、私も見習わなきゃ」クシクシ
京子「さ、結衣も待ってるし早く行こうか!」
あかり「……あかりは、強くなんかないよぉ」グスッ
④
京子「ゆーいー、歩くのは速すぎ!」ガバッ
結衣「うわっ、もうあまり引っ付くなよ最近暑いんだから……」
あかり「はぁっ、はぁ……」
結衣「ふふ、あかりも汗かいちゃったね、無理しなくてもいいのに」
結衣「……ほら、このハンカチ使って」スッ
あかり「あ、ぇへへ、ちゃんと洗って返すからね」
結衣「いいって、わざわざ洗う必要なんてないから」ニコッ
あかり「……」
支援
結衣さん、あかりちゃんの汗目当てか……
結衣「暑い、ほんと暑苦しいから離れてくれ……」グイッ
京子「もー、照れちゃって可愛いの!」
あかり「……ふふ」
あかり「京子ちゃんがいつもはしゃいで、ちなつちゃんもたまに暴走して……」
あかり「いつも結衣ちゃんがそれを抑えて……」
あかり「……」ジワッ
あかり「あ、あれ、花粉が強いのかな、つい涙ぐんじゃうよぉ……」
結衣「あかりー、早く早く!」
あかり「うっ、うん……」クシクシ
ほ
ほ
を
~あかりちゃん家~
あかり「……ただいま」
あかね「あらあかり、おかえりなさい」ニコッ
あかり「あ、お姉ちゃん、……はぁ」
あかね「……あかり、何か嫌なことでもあったの?」
あかり「嫌なことというか、その……」
あかね「とても辛そうな顔をしてるわ、良かったらお姉ちゃんに……」
あかり「……」フルフル
あかね「そう、でも何かあったらすぐに言ってね、すぐ相談に乗るわ」ニコッ
あかり「うん、ありがとうお姉ちゃん……」
ほ
結衣終わったな
あかり「……はぁ」ポフッ
あかり「結衣ちゃんが大きな病気だって、言えるワケない……」
あかり「だって約束しちゃったもん、秘密だって」
あかり「……」グスッ
あかり「ただの風邪だよね、きっとそう……」
あかり「明日にはまたごらく部で楽しく過ごして……」
あかり「すぅ……」zzz
~結衣ちゃん家~
結衣「はぁ、あかりってば涙ぐんでたな」
結衣「ちょっとやりすぎたかな、さすがにあかり相手は良心が痛む……」
結衣「……にしてもベタすぎる」
結衣「急に咳き込んでいかにも病気アピールとか」
結衣「それでも明日への布石にはなったのかな」
結衣「イタズラかぁ、ふふ」
結衣「やんちゃだった頃を思い出すなぁ……」
④
ピピピピピピピ……
結衣「ん、ふぁ~……ちょっと起きるの早かったかな……」
結衣「ねむ……」
結衣「……」ウトウト
<ぴんぽーん!
結衣「えっ、誰だろうこんな朝早くから……」
結衣「はーい……」ガチャッ
あかり「おはよう、結衣ちゃん!」ニコッ
結衣「あかり、こんな時間にどうしたの!?」
結衣「……あ、いまチェーンロック外すからね」ガチャガチャ
あかり「ふふ、やっぱり結衣ちゃんは早起きだねー」
結衣「うん、ちょっと早めに起きてゲームでもしようかなって……」
結衣「……まだ朝の6時半だよ?」
あかり「え、えっと、いつも結衣ちゃんにお世話になってるから……」
あかり「その、恩返しでもしようかなぁ、って」モジモジ
結衣「……恩返し?」
し
あかり「あ、結衣ちゃんお邪魔します」ペコッ
結衣「ううん、寝起きだからちょっと恥ずかしい恰好だけど……」
あかり「ふふ、結衣ちゃんパンダも板についてきたよね」
結衣「バカにしてるでしょ……」
あかり「そんなことないよぉ、ほんとに似合ってる!」
結衣「ま、まぁいいけど、それで何か急用でもあるの?」
結衣「こんな朝早くに来るんだから、きっと大事な……」
あかり「あかりがね、朝ご飯作ってあげる!」ニコッ
結衣「へっ?」
あかりが結衣の妻になった
チェーンロック開けるねって言ってるのがあかりが言ってるように見えてびっくりした
結衣「あ、だからそんなに大きな荷物……」
あかり「ふふ~ん、栄養の付くものたくさん作ってあげるからね」
結衣「いいよ、私も一緒に手伝う……」
あかり「絶対にダメッ!」
あかり「結衣ちゃんは大人しくしてること、おっけー?」
結衣「えぇ……」
あかり「おっけー?」ズイッ
結衣「か、顔、顔が近いよあかり……」
レナス「アヘ顔ダブルピースが似合うエインフェリア……か」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/06/09(土) 01:27:01.22 ID:56tr/bQ60
フレイ「レナス、いつも素晴らしい兵をありがとう」
レナス「そんなことはない、これがオーディン様のためになるなら」
フレイ「ふふ……あなたの働きのおかげで、戦局はややこちらに分があるわ」
フレイ「出来ればこのままヴァン神族を押し込みたいのだけれど……」
フレイ「奴らを壊滅させるにはまだ工作が必要なの」
レナス「ふむ……」
フレイ「それで、次の極秘作戦のためにこんなエインフェリアが欲しいのよ」ガサッ
レナス「剣士だろうかそれとも……あ、アヘ顔ダブルピース?」
フレイ「そうね、アヘ顔ダブルピースが似合う兵を探してきてちょうだい」
おっけー(ズドン
あかり「はい結衣ちゃん、しっかりマスクも付けてね」スッ
結衣「だ、大丈夫だよそこまでしなくても!」
あかり「だーめ、マスク付けて大人しくしてること」
結衣「……まいったな」
あかり「さてと、お魚焼いて、サラダ作って……」ゴソゴソ
あかり「あ、そうだ結衣ちゃん、いま生姜湯も淹れるからね!」
結衣「なんか至れり尽くせりって感じ……」
支援
あかり「ふふ~ん♪」サクサクッ
結衣「あ、いい匂い……」
結衣「あかりのエプロン姿が様になってるなぁ……」
結衣「なんか、罪悪感がとてつもない」
結衣「そもそもあかりにはイタズラする必要がまったくないんだよね……」
結衣「うーん……」
あかり(結衣ちゃんやっぱり具合悪そう……)グスッ
あかり(少しでも栄養のあるモノ食べてもらわなきゃ!)
こんな可愛い天使に看病されて治らない病気なんて一つぐらいだ!
インポは病気にはいりますか?
>>44勃たせてやんよンチュパチュパ
結衣「……」ゴクッ
あかり「どうかなぁ、ちょっと気合入れすぎたかも」
結衣「アジの干物、ほうれん草のおひたし、ふわふわのだし巻き卵……」
結衣「……甲斐甲斐しすぎる、ほんといいお嫁さんになるな」
あかり「お、お嫁さん!?」アタフタ
結衣「うん、ほんとに私は幸せ者だよ」
あかり「あ、あとね、結衣ちゃんセキばかりで辛いだろうから……」
結衣「かわいい、顔そっぽ向けちゃった」ニコニコ
支援
あかり「はいこれ、生姜湯は体にいいらしいから」スッ
結衣「懐かしいなぁ、小さいころによくお母さんが作ってくれたんだ」
あかり「セキばかりしてるから、きっとノドも荒れてると思って……」
結衣「それでこの生姜湯なんだ、……ありがとうあかり」ニコッ
あかり「……ぇへへ」
結衣「……ダメだな、あかりにイタズラなんて絶対」パクッ
結衣「あかりの朝ご飯美味しい……」
あかり「ほ、ほんと!?」
結衣「このアジの開きもしっかり焼けてるし、わざわざ大根おろし付き……」
あかり「うん、おろす道具もお家から持ってきたの」ニコッ
結衣「ほうれん草のおひたしも、固すぎず柔らかすぎず……」
あかり「ぇへへ、かつおぶしがいいアクセントになってるかも」
結衣「だし巻き卵も本当にふわっふわ……」
あかり「昨日ね、お姉ちゃんに作り方教えてもらって練習したんだぁ」
あかり「何回も失敗して、家族のみんなに食べてもらったんだけど……あはは」
結衣「……私はなんてバカなことを考えてたんだろう」ホロリ
あかりちゃんが一晩で習得してくれました!
料理うまいイメージはないけどなあ
あかりちゃんはなんでも人並みに出来るイメージ
あかりちゃんがいい子すぎて泣ける
結衣「うん美味しかったよ、本当にありがとねあかり」
あかり「わ、全部食べちゃったんだ!」
あかり「あの、普段お料理とかしないから、上手くいかなかった……かも」
結衣「ま、まぁ、卵のカラとかすこーしジャリジャリしてたけど」
あかり「うぅぅ……」グスッ
結衣「でもこんなに出来るなんてスゴイよ、もっと自信持って」
あかり「……ぇへへ、お世辞でも嬉しいよぉ」
結衣「……いや、普段お料理しないでコレはすごいよな実際」
結衣「はぁ、生姜湯も落ち着くなぁ……」
あかり「あのね結衣ちゃん、生姜湯は毎日飲まないと効果が薄いみたい」
結衣「へぇそうなんだ、あかりは物知りだね」
あかり「えっと、だからね、その……」モジモジ
結衣「うん?」
あかり「あ、あかりが毎日生姜湯作りに来てあげる……」
結衣「毎日って、今日みたいに朝早く?」ズズッ
あかり「うんっ!」
結衣「……いかん、これはもうネタバレするしかないな」
ネタバレしないとその内あかねさんが来ちゃうだろうしな!
結衣「あー、そのさ、気持ちは嬉しいんだけど……」
あかり「ダメだよぉ、なんて言われても作りにくるからね」ニコッ
あかり「きっと結衣ちゃんの体も良くなるはずだから……」
あかり「それにね、あかりも早起きできるから一石二鳥だもんね~」
結衣「……」スッ
あかり「結衣ちゃん、あまり勢いよく立ち上がっちゃダメだよぉ!」
結衣「……本当にごめんなさい、あかり」ペコッ
あかり「なんでっ!?」
あかり騙したら罪悪感で一年間はまともに顔見れなくなりそう
あかり「ど、どうしてそんな深々と謝ってるの!?」アタフタ
結衣「いや、あかりは私の体を心配してくれてるんだよね……」
あかり「うん、結衣ちゃんのセキが本当に怖くて……」
結衣「その、セキっていうのは実は……」
あかり「……?」
結衣「うぐっ、だから、あのセキは仮病というか……」ダラダラ
あかり「……」
結衣「む、無言はやめてぇ……」グスッ
ほ
あかり「あのさ、結衣ちゃん……」
結衣「は、はい!」
あかり「やっていい冗談と、いけない冗談があるよね?」ズイッ
結衣「まったくもってその通りだと思います……」
あかり「あかりの顔から目を逸らさないで……」ガシッ
結衣「ひっ、ひぃ……」
あかり「その冗談っていうのは、嘘のセキをするだけのつもりだったの?」
結衣「いや、最後にあかりと京子の前でで吐血の予定で……」
あかり「……はぁ」
ありゃ、泣いて「良かったよー」でendじゃないだと!?
あかり「このセキっていうのはそのための布石?」
結衣「うん……そ、そっちの方が、らしいかなぁと思って……」
あかり「結衣ちゃん、とりあえず正座しようか」ニコッ
結衣「……はい」
あかり「とにかく一つ確認させて、本当に健康なんだよね?」
結衣「うん、最近健康診断行ったばかりだし……」
あかり「良かったぁ……」ホッ
結衣「あ、やっぱり心配してくれてんだ」
あかり「調子に乗らないで……」ギロッ
結衣「あはは……」
ヘビさん的な流れかと思いきや
ギロ目のあかりちゃん……ありだな!
天使が凄い怒ってる
結衣「だ、だって、私だってイタズラとかしたかったんだもん……」
あかり「みんながみんな京子ちゃんだったら世の中回らないよぉ……」
結衣「うん、ぐうの音も出ない正論だな」
あかり「……はぁ、なんかどっと疲れちゃった」チョコン
結衣「あかり、ひざ枕なんかしないで学校の準備しないと」
あかり「……今日は土曜日、だよ」
結衣「あ、そうだった、勘違いしてた……」
あかり「なんだかなぁ、結衣ちゃんのイメージ崩れちゃった……」ムニムニ
結衣「ほっぺむにむにしないでぇ……」
γヽ γヽ
プ ( ノ ( ノ も
リ - 、V レ' お
プ ( > 二 ヽ― 、 お
リ r‐≠ 、 ヽ \ ∫
γ^ヽ У //へV ハ ヘヽ γ^ヽ
| ノ /ィ / \ レV ̄V |リ/ \ ノ
「  ̄ | / | /V u '''  ̄ レ Ⅳ /
{ } へ.V { З ''' リ / /
ヽ >r:<レヽ / / ノ
\ /// V≧ > 、.__ . ィ./ /
<// V//{. ノ///ハ//У み
X. V//=/// / だ ん
/ ヽ/// / .ヒ ま な
ノ 笊 / ド す で
./ 〃 }} / イ な
く{{ 〃/. {{. | よ ん
く 》、 〃 / | }} リ ぉ. て
支援
膝枕に仰向けでほっぺムニムニ。このカップルめ!
結あか!結あか!
あかり「いつもキリっとして、クールで、格好いいお姉さんって感じだったのに……」
結衣「ち、ちなみに今回の件でどう変わった?」
あかり「お馬鹿で、お茶目で、お馬鹿さん」
結衣「……ばかばか言うなよ」グスッ
あかり「ふふ、でもこっちが本当の結衣ちゃんなのかな?」
結衣「……かもな」ムニムニ
あかり「んむむ、ほっぺむにむにするのダメだよぉ」
結衣「……ふふ」
結衣「私はバカって思われてもしょうがないけどさ、今回分かったことが一つあるよ」
あかり「なぁに?」
④
結衣「あかりは本当にいい子なんだな、って」
あかり「……その言葉、春先にも聞いたけど?」
結衣「いや、あの時とは重さが違うよ」ナデナデ
あかり「んっ……」
結衣「私なんかのために、涙ぐむまで心配してくれて」
あかり「な、泣いてなんかないよぉ!」
結衣「ふふ、ばれないとでも思った?」
結衣「昨日ハンカチ貸したあと、ちょっとうるうるしてたでしょ」
あかり「……結衣ちゃんのイジワル」
良い子!強い子!優しい子!
4
結衣「それで今日の朝ご飯でしょ……」
あかり「あ、結衣ちゃんゴメンね、そろそろ足痺れてきたよね?」
結衣「……こういう気配りとかさ」
結衣「私が好きであかりにひざ枕してるからいいんだ、気にしないで」ナデナデ
あかり「……ぇへへ、それじゃお構いなく」
結衣「ありがとうな、もう少しであかりのこと好きになるところだったよ」ニコッ
あかり「むむむ、それは失礼な言い方だよぉ!」プイッ
結衣「ふふ、でもキュンキュンしたのは本当だ」
あかり「好きになる、かぁ……」
投下間隔長いのか、飯でも食べてるのか ④
あかり「ねぇ結衣ちゃん、好きになるって具体的にどういうこと?」
結衣「そうだなぁ、私もそういうのに疎いから……」
結衣「2人きりの空間が落ち着いて、いつまでもお喋りしたいなって思ったり」
あかり「うんうん」
結衣「なでなでとかハグされたりすると嬉しいと感じる相手……が好きなのかな」ナデナデ
あかり「……ぇへへ、あかりね、結衣ちゃんのなでなで好きだよ」
結衣「そっか、私もあかりと2人でいるの落ち着くし、お喋りするの大好きだ」ニコッ
あかり「うん、あかりも!」
結あか「……あれ?」
キマシ
マシマシ
タワー
タタタタワー
結衣(それって、まんま好きってことになるな……)
あかり(それって、結衣ちゃんの言う好きになっちゃうよね……)
結衣「……あはは、なんか暑いなこの部屋」
あかり「そ、そうだね、ちょっと暑いかも!」
あかり「あっ、う……結衣ちゃん、ひざ枕ありがとう!」バッ
結衣「あ、うん……」
結あか「……」モジモジ
④
早く結婚しろ
結衣「そ、そうだ、今回のお詫びに一つだけあかりの言うこと聞くよ!」
あかり「……あかりの言うこと?」
結衣「うん、なんでも一つだけ聞くよ」
あかり「……で、でも、そんな急に言われても」
結衣「無理しなくてもいいよ、期限はあかりが忘れるまでずーっとだから」
あかり「えっと、えっと、うぅぅ……」
あかり「あ、あるよ、あかりのお願い事!」
結衣「ふふ、一緒にゲームでもするとか、かな?」
あかり「……結衣ちゃん、ぎゅーって、ハグしてほしいな」ニコッ
結衣「んなっ!?」
あかりちゃん積極的
大天使アカリエル
押せ押せ天使!あかりちゃん!
結衣「ハグって、つまりあかりに抱き着くってこと……?」
あかり「うんうん、それくらいしてもらってもお釣りがくるよぉ」
結衣「……まぁ、そうなんだけどさ」ポリポリ
結衣「さすがに正面を向きあっては恥ずかしいから、後ろからでいいよね」
あかり「あ、あかりは後ろからでも恥ずかしいけど……」
結衣「そんなもん私だって恥ずかしいっての……」
あかり「……あかり変な匂いしないよね?」スンスン
結衣「……私も大丈夫かな、心配になってきた」スンスン
結衣ちゃんは告白の冷や汗でいい匂いになってそう
あかり「……」
結衣「そ、それじゃ、後ろからゴメンね……」ギュッ
あかり「んっ……」
あかり「結衣ちゃんの匂いで、頭の中いっぱいかも……」
結衣「……へ、変な匂いはしないよね!?」ギュッ
あかり「ふふ、あかりねこの匂い嗅いでると頭がぽわぽわする……」
あかり「……やっぱり、落ち着くなぁ」
あかり「落ち着くのに、胸はドキドキして不思議な感じ」
結衣「……お風呂入ってくれば良かった」グスッ
キマシ
結衣「あかりの胸、ドキドキしてたね」
あかり「ふふ、結衣ちゃんも負けず劣らずって感じだったけど?」
結衣「……うるさいなぁ」
結衣「あ、京子にもイタズラだったって連絡したほうがいいよね」
あかり「うん、出来るだけ早くしたほうがいいよぉ」
結衣「そうだね、あかりみたいに説教されたくないし」ニヤッ
あかり「むむむ……」
結衣「京子のやつ起きてるかな、電話に出ればいいけど」
あかり「まだ朝の9時だもんね、すやすやかな?」
結衣「かもなぁ……」トゥルルルル
ぴんぽーん!
結衣「おや、お客さんかな?」
あかり「お休みの日だっていうのに、千客万来だね」ニコッ
結衣「ずいぶんと難しい言葉をしってるな……はーい」ガチャッ
④
結衣「あれ、京子にそれにみんな!」
京子「結衣、ゴメンみんなに話しちゃった……」
綾乃「ふ、船見さん……」グスッ
ちなつ「ゆ、結衣先輩、えぐっ、ひっ……」ポロポロ
千歳「船見さん、今すぐ病院に行った方がええよ、な?」
千鶴「その方がいい、早ければそれほど助かる見込みも……」
櫻子「もっとお料理の作り方教えてくれるって言ったじゃないですか、船見先輩!」
向日葵「櫻子、まるで船見先輩が死ぬみたいな言い方は!」
がやがやがや……
結衣「……」 あかり「……」
おしまい!
乙
乙!
これはお仕置きが必要な結衣ちゃんですね…
乙だよぉ
乙!
この後、顔真っ赤にしてネタバレをする結衣ちゃんであった
乙
乙!
この後が気になるな
オチワロタ
可愛い結あか乙!
乙乙
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