真「ファーストキスって、どんな味?」(123)


アイドルマスターのキャラクター、菊池真のSSです。

この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。

ご了承の上、お読みください

菊地な
二度と間違えんなよ

期待

この始まり方に見覚えがある期待

書きためてないのか?

とある夏の日/765プロ事務所

春香「ねえ千早ちゃん。今度の日曜日、予定ある?」

千早「日曜? そうね……特にないわ」

春香「じゃあ、一緒に夏祭りに行かない?」

千早「夏祭り……」

春香「……お祭り、キライ?」

千早「好きよ。でも、少しだけ昔の事思い出しちゃって」

亜美「はるるーん! 何の話してるの~?」トテテ

春香「今度の夏祭りのことだよ~。良かったら、事務所の皆で行かない?」

亜美「おっ、いいですなあ~。ちょと真美にメールしてみるねっ」ポチポチ

千早「じゃあ、後で皆に連絡してみましょう」

春香「うん! せっかくだから、事務所のみんなで行きたいよね! 社長も呼ばなきゃ!」

千早「ふふ。来てくれるといいわね」

――――

――

>>2

見落としです、すみません

16:00/移動車内

P「最近、真の人気もあがってきたよな~」

真「へへっ、そうですかね」ニコッ

P「ああ。流石、『王子様』の仇名は伊達じゃないよ」

真「王子様かあ~。ボク、一応女の子なんですよ?」

P「ははっ。わかってるって。でも、需要があるんだからしょーがないよ」

真「はあ……。女の子に好かれるのもイヤではないんですけど……」

P「まあ、偏っているのは事実かもな」

真「もう少し、男の人に見てもらいたいです」

P「オトコねえ……」

真「…………」チラリ

P「~~~♪」ピュー


真(プロデューサーったら、本当にニブいんだから……)

真(ボクがずっと片想いしてること、いつになったら気づいてくれるのかな)

真(……はあ)

P「真ー? どした、疲れたか?」

真「何でもないですよ~」プクーッ

P「そっかー」

ブロロロロ…………

マックのほうがうまいよ


16:15/交差点信号待ち

真(あのポスターなんだろ?)

真(……花火大会?)

P「真? 何見てるんだー? お、夏祭りやるのか」

真「そうみたいですね~。プロデューサーは、お祭り好きなんですか?」

P「子供の頃はよく行ったなー。リンゴ飴とか美味しいよな~」

真「あとは、金魚すくいとか、射的とか! 楽しいですよね」

P「そうそう。屋台で食べるたこ焼きとか、何であんなに美味いんだろうな」ハハハ

真「ですよね~」

P「…………」

真(……チャンス、かも?)

真(お祭りの日付は……、8月12日の日曜日)

真(確かこの日は夕方まで仕事だっけ)

真のSSktkr


真「あ、あの……プロデューサー」

P「んー?」

真「次の日曜日って……ヒマですか?」

P「え? そうだなあ……って、俺は真に付きっきりで仕事じゃないか」

真「あっ! そ、そうでしたね……ははは」

P「忘れるなよ。でも、何でだ?」

真「え、えーと……夕方から予定とか、ありますか?」アセアセ

P「うーん、無いな。寝るくらいしか」

真「ほ、ホントですか? 良かったら……その」

P「夏祭りに行きたいのか?」

真「へっ!? な、なんでバレたんですか!?」

P「いや、だって……ずっとポスター見てたろ」

真「ひ、一人で行くのもどうかなーっと思って」ハハ


P「それなら、雪歩とか誘えば良いんじゃないか?」

真「それは……そうなんですけど……」シュン

P「……?」

真「ぷ、プロ……サーと、……きた……///」

P「すまん。近頃耳が遠くって……」

真「ぷ、プロデューサーと行きたいんです!」カアア

P「え、俺となんかで良いのか?」

真「はい! ダメですか!?」

P「いや、真がそれで良いなら、喜んでお供するけど」

真「本当ですか? や、約束ですからねっ?」パアア

P「あ、ああ……」

真(……や、やった!)グッ

P(…………)

――――

――


20:10/菊地邸・真の部屋

真「ああ~、楽しみだなあ~」ゴロゴロ

真「どうしよう? やっぱり浴衣とか着た方がプロデューサーは喜ぶかな?」

真「で、でも持ってないし……」

真「誰かに相談してみようかな……」

真「やっぱりここは……」ピポパ

携帯『プルルルル……』

携帯『はい……』

真『あっ、貴音? 今ちょっと時間あるかな』

貴音『真。一体、どうしたのですか?』

真『えっと……、今度の日曜日にお祭りに行く事になったんだけど……』

貴音『その誘いなら、わたくしにも連絡が来ていましたよ』


真『へ……? なんのこと?』

貴音『先ほど、亜美からめえるが送られて来ました。真にも届いているはずですよ』

真『さっき? ……あ、本当だ』

真『で、でも……ボク先約があるんだよね』

貴音『そうなのですか?』

真『う、うん。それでちょっと聞きたいんだけど……』

真『ボク、浴衣持ってないんだ……。どっかで借りる事とか出来るのかな?』

貴音『真が……浴衣を?』

真『や、やっぱり、変かなあ……』

貴音『いえ……。驚きましたが、何事も挑戦です』

真『そ、そうだよねっ! ボクだって女の子なんだから!』グッ

貴音『…………』

真『……貴音?』

まこちん来てたああああああああああああああ
うひょおおおおおおおおおおおおお

なんでみんなまこちんの名字間違えるの?
それとも自分の名字が菊池で「真は俺の嫁なwwwwww」ってアピールでもしてるの?


貴音『よろしければ……お貸ししましょうか?』

真『へ……? お菓子?』

貴音『浴衣を、貸しましょうか?』

真『い、いいの!? もし汚しちゃったりしたら』

貴音『浴衣に限らず、衣服というものは着られる事に意味があります』

貴音『箪笥でくすぶっているだけでは、きっとつまらないでしょう?』

真『あ、ありがとう貴音! 助かるよ』

貴音『……ひとつ、よろしいですか?』

真『なにー?』

貴音『もしや……真は殿方とでーとをするのですか?』

真『!? ど、どうして?」

きくちで変換すると池の方が最初に出るんじゃないか


貴音『普段、あまり女性らしい服装をしていないので……。何か理由があるのではと』

真『い、いや友達と行くだけだよ? 別に、好きな人に浴衣姿を見てもらいたいなんて思ってないよ、うん!』

貴音『…………』

真『ホントにありがとう! 貴音!』

貴音『いえ……。それでは、前日にまた連絡を……』

真『うん! わかった。それじゃあ』

携帯「プーッ、プーッ」

真「や、やった」

真「浴衣、着れるんだ……」ポワーン

真「プロデューサー、どんな顔するかな」クスクス

真「…………」

真「喜んでくれると、いいな」

――――

――


8月12日/16:00/765プロ事務所

P「ふう。お疲れ、真」

真「はい。あ、あの……この後……」

P「ああ。夏祭り行くんだろ? いつ頃出ようか?」

真「ちょっと……いろいろ準備したいので、現地集合でいいですか?」

P「んー? 構わないけど」

真「そ、それじゃボクはお先に!」タタタ

P「……? 真のやつ、どうしたんだ?」

真「貴音に電話しなきゃ」ポチポチ

携帯「ブルルルルル」

sie

まこちん可愛すぎるんだよ


貴音「お待ちしておりましたよ、真」

真「貴音! 今事務所から出る所なんだけど、どこにいる?」

貴音「既に、準備は整っています」

真「あ、ありがとう。じゃあ、ボクはどうすれば……って」

貴音「……さあ、早く車に乗ってください」

真「こ、この車は……?」

貴音「四条の家のものです……。ささ、早く」

真「ええ? ちょ、ちょっと押さないで……」

貴音「あとは……この目隠しを……」マキマキ

真「目隠し!? た、貴音ぇ、ボクをどこに連れて行くつもりなの~?」

――――

――

16:30/???

貴音「さ、着きましたよ……」

真「じゃあ、取るよ……」ファサッ

真「う、うわあ。浴衣がこんなにいっぱい」

貴音「ここは……四条家の別荘の一つなのですが……」

真「別荘!?」

貴音「主に衣服類など、使用頻度の低いものを置いているのですよ」

真「へ、へえ……何だかボクとは別次元の話だよ」

貴音「それでは、真。好きなものを選びなさい」

真「いいの? どれにしようかな~」ウキウキ

貴音「ふふ、真。今日は一段と乙女の顔をしていますね」クスクス

真「そうかなあ。あ、これ可愛いかも!」パアア

貴音「吟味するのも良いですが……。約束の時間には間に合うように……」

真「わあ! これも良いなあ~。ああ、どうしよう決められないよ~」キャピキャピ

貴音「聞いて、いませんね……」

おおー待ってたよ支援支援


―30分後―

貴音「真……。そろそろ……」

真(二つまでは絞れたけど……)

真(どっちも捨てがたいよ……)

真「ねえ、貴音はこの藍色の浴衣と、桃色の浴衣、どっちが良いと思う?」クルリ

貴音「……そうですね、わたくしならば藍色を選びます」

真「そっか。可愛らしいのは桃色の方なんだけどね」

貴音「真は、どうして浴衣を着たいと思ったのですか?」

真「え? そ、それは……せっかくだから、可愛くなりたいし……」

貴音「では、今日ご一緒する方は、どちらが好みだと思いますか?」

真「そうだな……。プロデューサーなら……」ブツブツ

貴音(真。心の声が漏れていますよ……)


真「やっぱり、藍色の方かな。なんていうか、オトナっぽいし」

貴音「わたくしも、真の髪によく映えると思いますよ」ニコッ

真「えへへ。ありがと、貴音」テレテレ

貴音「帯は……明るめの色が良いかと」

真「そうだね。それじゃあ、コレにするよ」

貴音「良き選択ですね。では、着付けにうつりましょう」

真「何からなにまで、ごめんね。貴音」

貴音「いえ……。わたくしも、真を応援したいだけですから」

真「応援? ところで、浴衣って下着は着けないんだよね?」

貴音「…………」

真「……へ? 違うの?」


貴音「真……。それは昔の話であって……」

真「そうなんだ。今まで着たこと無かったからよく分からなくて……」シュン

貴音「落ち込むことはありません。皆、初めは右も左も分からぬものです」

真「そ、そうだよねっ! じゃあ、普通に下着はアリなんだ」

貴音「それなのですが、浴衣を着る場合、出来るだけ寸胴になるよう心掛けるのです」

真「ふむ」

貴音「普段使用している洋風のブラジャーなどでは、身体の線がくっきりと出てしまうため、浴衣には向いていないのです」

真「へえ~。全然知らなかったよ」

貴音「そこで、この和装用の下着を着けるのです。浴衣はやはり慎ましく、おしとやかに……」

真「貴音にホントに頼んで良かったよ……」ウルウル

貴音「ええ。それでは、始めましょうか」

――――

――

真とか千早なら別に気にしなくても大丈夫だろ

ノーパンノーブラのまこちんひんむいてあひんあひんしたい!

これは良いss


18:00/夏祭り会場河畔

P(とりあえず時間には間に合ったが)

P(何で真は俺を誘ったんだ?)

P(事務所の皆からも連絡はあったし)

P(本当に、いいんだろうか)

P(まあ……、考えてても仕方ないか)

真「ぷ、プロデューサー。その、お待たせしました」カランカラン

P「おお。俺も今来たところだ……って」

真「あ、あの……やっぱり、変ですかね」モジモジ

P「…………」

真「……プロデューサー?」

・・・・・・(・ω・。) ジーッ


P「……本当に、真なのか?」

真「はい……。ボクなりに頑張ってみたんですケド」テヘヘ

P「正直、見惚れたよ。浴衣いいじゃないか。白抜きの花柄も洒落てる」

真「……! そうですか? えへへ、嬉しいです!」パアア

P「真一人で着付けやったのか?」

真「いえ、実は貴音に手伝ってもらいました。この浴衣も、貸してもらったんです」ニパ

P「流石貴音だな。帯も合ってるよ」

真「ね、プロデューサー。ボク、女の子に見えますかねっ?」

P「はは。当たり前だろ。今日の真なら、誰もカッコイイなんて言わないよ」

支援


真「……じゃ、じゃあ、その……」

P「ん?」

真「あの……か、可愛いですか?」カアア

P「ああ。可愛いよ。今まで見たことない、新しい真だな」

真「……えへへ。ありがとうございます」

P「それじゃ、花火まで二時間くらいあるし、食べ歩きでもするか」

真「そうですね! ボクお腹ぺこぺこですよ」

P「俺も。それじゃ、行こうか」

真「はい!」

真(かわいい、だって……///)

――――

――

素晴らしい


18:15/夏祭り会場河畔

春香「千早ちゃん。わた飴食べよーよ♪」

千早「ふふっ。春香はまるで子供みたいね」

春香「えー? そんなことないよ~」

亜美「いーや、はるるんはまだまだ子供ですなあ」ジーッ

真美「でも、今日の浴衣はイケてるよねっ」ジロジロ

春香「えへへ。ありがと、真美」

あずさ「千早ちゃんも、よく似合っているわよ~」

千早「ありがとうございます。あずささん」

あずさ「でも……私、浴衣って苦手なのよね~」

そりゃあずささんはイロイロ出っ張るしな


千早「どうしてですか? とっても綺麗なのに」

あずさ「ちょっと……息苦しくって……」

亜美「んっふっふ~。あずさお姉ちゃんはおっぱいおっきいからね~」キラーン

真美「ええい、けしから~ん。亜美、あずさお姉ちゃんが胸にわた飴隠してるYO→」ギラリ

亜美「いけませんなあ~。亜美たちが食べてあげなきゃ」ポヨン

あずさ「あっ、亜美ちゃんと真美ちゃんは、エッチね~」

真美「いいっしょ→? 減るもんでもないし~」プニプニ

亜美「うわあ柔らか~。亜美もおっきくなりたいな~」ポヨポヨ

あずさ「あ、あんまり強くは……」

千早「…………くっ」

――――

――

支援


18:30/たこ焼き屋台

P「お待たせ」

真「おかえりなさい、プロデューサー。うわあ、美味しそうですねっ!」

P「なんつーか、こういう場所で食べるモノって特別だよなあ」

真「ですよね。あ、お金払いますね」ゴソゴソ

P「いや、いいよ。400円だし」

真「そんな、ダメですよ」

P「今日は俺が奢るよ。プロデューサー命令な」ビシッ

真「えええ!? 初めて聞きましたよ!?」

P「まあ、今のが一回目だしな」

真「そんな権限があったんですね……」


P「細かいこと気にするなよ。ほら、冷めちゃうぞ」

真「……わかりました。じゃあ、お礼と言っては何ですけど」ヒョイ

P「ん?」

真「ふー、ふー」

P「……?」

真「はい、あーん♪」ニパ

P「おまっ、何恥ずかしいことを……」

真「いいじゃないですか! 今日のボクは、目一杯女の子っぽくしたいんです」

P「とは言ってもなあ……」

真「む、むう……」

P「わかったよ……はい」

真「あーん。えへへ、どうですか?」

書き溜めってあるんかい?

かわいいのぉ


P「ん。美味い」

真「じゃあ、ボクも一つ」パク

真「お、美味しいですねっ。プロデューサー!」キラキラ

P「今日の真はテンション高いなー」

真「だって、今日は夏祭りですよ? なつまつり!」

P「何で春香みたいな口調なんだよ」

真「あー、プロデューサー。デート中に他の女の子の話するなんて、デリカシーに欠けますよ?」プン

P「え、これデートだったのかよ」

真「そうですよっ! ボクとプロデューサーの、初めてのデートです!」

P「そうかあ……デートかあ」

真「ほら、次行きましょ?」

P「わ、わかったから押すなー」

――――

――


18:30/金魚すくい

のワの「!?」

千早「どうしたの? 春香」

春香「い、今誰かに噂されていたような……」キョロキョロ

響「春香ー! 次は自分と勝負だぞー」

春香「ええ!? 響にはゼッタイ勝てないよお~」

貴音「雪歩……。手が止まっていますよ……」


雪歩「はうっ! 破けちゃいました……」

貴音「何か、考え事ですか?」

雪歩「いえ……。真ちゃんも来れたら良かったなあって」シュン

貴音「……雪歩。きっと、真もこの夜空の下のどこかで、元気に過ごしていると思いますよ」

雪歩「そう……ですよね」

貴音「前を向くのです。菊地真も、それを望んでいることでしょう」キッ

雪歩「四条さん……。はい、強く生きようと思いますう」グッ

春香「な、なんなの二人の意味深な会話は……」

響「ま、真は生きてるぞ……」

――――

――

しえ


18:45/射的屋

P「許さんぞこのクマ吉……」

真「ちょ、ちょっとプロデューサー。もう何回目ですか?」

P「これでも俺は、高校時代に765第一高校のゴルゴとまで言われた男だぞ……」カチャ

真「今度からプロデューサーの背後に立たないよう気を付けますね」

P「まず落ち着け……深呼吸だ」スーハー

P「よーく狙って……」ガチャ

真「……ゴクッ」

P(馬鹿デカイあのヌイグルミを倒すには、頭部を狙わなきゃだめだ)

P(しかし、こんな玩具同然の銃じゃ……)

P(やっぱり、あの技を使うしかないか……)


P「真、ちょっと銃持っててくれるか」

真「は、はい。どうしたんですか?」

P「俺の真髄を、的屋のおっちゃんに見せてやろうと思ってな」

的屋「ほう?」

P「よし……準備は完了だ。銃を」

真「な、何をするんですか?」

P「そこでよく見てろ。俺はプロデューサーとして培ってきた全てを賭けて、あのクマを落としてやる」

真「あまり関係ないんじゃあ……」

P「行くぞ……淫乱テディベアがッ」ググッ

的屋「なっ!? あれはまさか……」

真「ぷ、プロデューサー!?」

しえん

4


 プロデューサーは、一度銃を構えると、なぜか獲物に背を向けた。

自信に満ち溢れた表情で不敵に笑う、一人のハンター。

かつて、これほどまでに射的の景品に、闘志を燃やした男が居ただろうか。

P(この技を魅せるのは何時振りだろうか……)

 銃を構えたまま、プロデューサーはどんどん身体を反らせてゆく。

 まるでエビのように、人間の体構造を無視した、あまりにも衝撃的な曲線美。

真(プロデューサーって、体柔らかいんだなあ)パチパチ

 突然の奇行に頭が働かず、呑気に拍手をする。

 よくよく考えれば、この光景は物すごくシュールなのではないか。



P「届けッ! 俺の想いッ! 今こそ解き放てッ! 禁じられた力をッ!」

 夏空に、高らかなプロデューサーの雄叫びが轟く。

 何事かと集まる群衆に目もくれず、ボクは銃口から発する閃光に、思わず目を瞬いた。

的屋「そ、そんな……生きていたのか……」

 何かよく分からないことを、射的屋のおじさんが口走った。

 けれど、とてつもない轟音と共に一つの弾丸が飛び出すと、その声もかき消されてしまう。

 かろうじてボクの双眸が捉えたのは、海老反りのプロデューサーが放ったソレが、クマの頭部を打ち抜く瞬間だった。


 ――――

 
 ―― 

何が起こってる…!


19:10/かき氷屋

やよい「わあ、伊織ちゃん。かき氷ですよー」パアア

伊織「普段はそんなもの食べないけど、今日だけは特別よねっ」

美希「むう~、ハニーも居るって言うから浴衣着たのに~」

伊織「ほら美希! いつまでもぶー垂れてないで、行くわよ!」

美希「でこちゃ~ん。ミキのハニーはどこに居るの~?」ダキッ

伊織「だ、抱きつくな~。プロデューサーの私情なんて知ったこっちゃないわよ」フン

やよい「でも、今日来れなかったのって、律子さんと小鳥さん以外では、プロデューサーと真さんだけですよね~」


美希「そういえば、さっき雪歩が悲しそうにしてたの」

伊織「言われてみれば……。今日って、確かプロデューサーって真に付きっきりだったわよね?」

やよい「最近、真さん忙しそうです~」テクテク

美希「まさか……ハニーが」

伊織「プロデューサーと真が……?」

やよい「……どーしたんですか?」キョトン

伊織「まあ、考えすぎよね。ほら、置いてくわよ。美希」

美希「あ~ん、待ってよでこちゃ~ん」

伊織「でこちゃん言うなー!」ポカポカ

――――

――


19:15/型抜き屋台

真「それにしても、さっきのプロデューサー、凄かったですね!」

P「いやあ、久しぶりに本気出しちゃったよ」

真「射的屋のオジサン、びっくりしてましたよ? 終いには感動して泣いてたし」

P「とりあえず、このクマが取れて良かったよ」

真「そ、そんなに欲しかったんですか? それ」

P「え、俺のために取ったんじゃないぞ?」

真「へ……? じゃあ、お土産か何かですか?」キョトン

P「いや、真へのプレゼント」

おお、お前さんか
待ってたぜ、支援


真「……?」

P「真に、俺からのプレゼント。この、クマのぬいぐるみ」

真「そ、そんなの貰っちゃっていいんですか?」アセアセ

P「もちろん。だって俺の部屋に置くのも気持ち悪いだろ」

真「あ、ありがとございます。プロデューサー」パアア

P「おう。それじゃ、次は型抜きでもやるか?」

真「はいっ! どっちが速く、キレイに出来るか競争ですね♪」タッタッタ

P「…………」

あんたもよく頑張るな


 ―10分後―

P「なあ真」

真「何ですか? プロデューサー」ガリガリ

P「仕事、楽しいか?」

真「はい。忙しくなって、大変ですけどね」

P「まあ、売れっ子だからな」

真「じゃあ、何で周りの人はボクが『菊地真』だって気づかないんですかね」コショコショ

P「やっぱ、いつもと雰囲気違うからじゃないか?」

真「はは。それもそうですよね」

ガリガリ……、ガリガリッ……。


真「ボクって、男として生まれてきた方が良かったんですかね」

P「何でだよ」

真「父さんにもずっと言われてきましたし、ファン層のほとんどが女性ですから」

P「まあ……765プロの貴公子だからな」

真「でも、ボクの本心では、『女の子らしくしたい』っていう気持ちが確かにあるんです。幼い頃から許されなかった事だからこそ、この歳になっても夢を見てるんです」

P「不満なのか? 今の自分に」

真「いえ……。人に好かれるのは素直に嬉しいです。でも……」

P「……」

真「たまに、迷うことがあるんですよ」

真「もっと、違う生き方をしていたら、どうなっていたんだろう。普通の女の子みたいに、可愛い服を着て、趣味を持って、男の子と恋なんてしてみたり……」

真「そういうボクも、この宇宙の何処かに居るんですかね」

P「パラレルワールドってやつ?」

真「はい。出来ることなら、会って話がしたいです」

P「どんな話を?」

てすと


真「これまで生きてきて、幸せでしたか? って、聞きたいです」

P「なるほどね」

真「…………あっ」ガリッ

P「あーあ」

真「えへへ。失敗しちゃいました」テヘ

P「俺は堅抜き得意だからな。この勝負もらtt……」ゴリリ

真「…………」

P「…………」

真「……ぷっ」

P「真、りんご飴でも食いに行こうか……」

真「くくっ、そ、そうですねっ。行きましょう、プロデューサー」

P「笑いすぎ」コツン

真「す、すみません」トテテ

――――

――


19:30/リンゴ飴屋台

春香「あ、リンゴ飴だ。懐かしいな~」

千早「たまに食べたくなるのよね」トコトコ

亜美「真美! 亜美たちも食べよー」タタタ

真美「そだねっ! あずさ姉ちゃんもだよ?」グイグイ

あずさ「あらあら。何だか、子供が出来たみたいだわ~」

千早「あずささん、まだ21歳じゃないですか……」

春香「あはは。あ、見てみて千早ちゃん」

千早「なあに?」


春香「あのカップル、お面つけて歩いてる。楽しそうだね」クスクス

響「なんだかどこかの部族みたいだぞ……」

千早「ぷぷっ……くくく……」プルプル

亜美「いーなー! 亜美たちも買わなきゃッ!」

真美「行こ、あずさお姉ちゃん」

あずさ「ふふっ、好奇心が旺盛なのね~」

雪歩「わ、わたしはちょっと恥ずかしいと思いますう……」

貴音(はて……どこかで見たような浴衣ですね……)

――――

――

しえ


19:25/リンゴ飴屋台付近

真「ぷ、プロデューサー! 見てください、あれっ」ビシッ

P「んー? って、春香達じゃないか」

真「いやいや、落ち着いてたらマズイですって。ボクたちがデートしてるの、バレちゃいますよっ」

P「あー、流石にそれは困るなあ。よし」

P「すんませーん」

お面屋「何だい?」

P「できるだけ顔を隠しやすいお面を下さい」

お面屋「はい?」


真「すみません、急ぎなんですっ!」

お面屋「じゃ、じゃあこれを……」

P「よし真、すぐに被るぞ」スッ

真「がってん承知です!」サッ

お面屋「あ、お代を……」

P「これを……! お釣りは要りません」

真「なるだけ自然体で行きましょうね」スタスタ

P「ああ。見つかったらジ・エンドだからな……腕が鳴るぜ……」スタスタ

お面屋「何だったんだ……って」

お面屋「諭吉……だと?」

――――

――


P「…………」ザッ

真「…………」ザッ

P(周囲からものすごい視線を感じるが……我慢だ)

真(もし美希にバレたりしたら……)

美希「あーあ、ハニーと来たかったの」

P「……!?」ビクッ

真「…………」ガクブル

伊織「あんた、まだ言ってるわけ? ほら、フランクフルトでも食べてなさい」

美希「ん……美味しい……の……」モグモグ

やよい「花火までもうすぐですねー」テクテク

しえん


伊織「……」ペラペラ

美希「……」ナノナノ

やよい「……」ウッウー

P「ふ、ふう……なんとか気づかれずに済んだな」

真「こ、このお面暑いですね……」ハアハア

P「まったく……って、よくよく考えたらさ」

真「はい」

P「どっかその辺に隠れていれば良かったんじゃないかな」

真「……今更ですね」

P「ああ」

真「…………」

P「さ、気を取り直して、リンゴ飴だ」


――――

――

まこちんとデートしていちゃいちゃうふふしたい


19:40/ベンチ

P「お、ラッキーだな。座ろう、真」

真「はい。プロデューサー」

P「リンゴ飴、美味いか?」

真「……はい」ペロペロ

P「なあ、さっきの話なんだけどさ」

真「……?」キョトン

P「もしも、真が女の子っぽく過ごしていたらってやつ」

真「……」

P「俺はさ、実は結構……真のそういうところ、見てるんだよな」

真「え……?」


P「人なんてさ、分からないことだらけだろ? 他人の事、自分自身の事さえ、本当に理解しているやつなんて居ない」

真「…………」

P「真は、自分のことを、男っぽい、可愛くないと思っているかもしれない」

P「でもさ、少なくとも……俺から見れば、真はちゃんと、可愛い女の子だと思うよ」

真「……ど、どんなところが、ですか?」カアア

P「お化けとか苦手だったり、可愛いもの好きなところとか」

真「……そんなの……。男の人にだって当てはまるじゃないですか」

P「そうやって、自分で思い込んでるだけだよ」

P「今日の浴衣だって、女の子らしいよ。艶やかっていうの?」

真「そ、それは……嬉しいです///」

真SS少ないから本当に貴重だ
支援


P「案外、無防備なところあるよな。真って」

P「多分、周りの人間に求められるままに、カッコイイ真をどこか、演じていたんだと思う。だから、本心では違うんだって、時々苦しくなる」

真「…………」

P「でも、嬉しくもあっただろ? ファンの皆を喜ばせることが出来る。その力が真にはあるんだから」

真「はい……。仕事だって、楽しくやれてます」

P「もしかしたら、誰も理解してくれないって、悩んでいたかもしれないけど」

P「少なくとも、俺はずっと見てたし、わかってたよ」

真「プロデューサー……」

P「多分、律子や小鳥さんもな」

真「敵わないなあ……」


P「プロデューサーだからな、俺は」

真「えへへ。ちょっと、カッコよかったです」テレ

P「何言ってんだ。お、もう少しで花火上がるぞ」スタッ

真「もうそんな時間ですか」

P「さ、移動しよう。実は穴場、知ってるんだよ」

真「ホントですか? 綺麗に見えますかね?」パアア

P「ああ。ひょっとしたら泣くレベルだ」

真「それは……すごい、ですね」グスッ

P「…………」

真「あの……プロデューサー」

P「ん?」

真「手、つないでもいいですか?」モジモジ

P「ほら」

真「……ありがとう、ございます」ギュッ

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
うひょー

まこちんと手つないで帰ってから珍種したい


20:00/高台の公園

 夏の夜空はとても明るかった。

 お祭りと花火のおかげで、たくさんの光が届いているからだろう。

 プロデューサーの言う穴場は、河畔から少し離れた階段を登った途中にある公園だった。

 何の変哲もない公園だけれど、河の方から打ち上げられる花火を見るには、まさに打って付けの場所だ。

真「うわあ……綺麗ですね。プロデューサー」

P「そうだなあ。こうして花火を見てると、子供の頃を思い出すよ」

夏の風物詩、打ち上げ花火が空に咲く。

ボクがずっと憧れていた、華のように美しく、綺麗な花火。

それらは、次々と空へと舞い上がり、いくつもの模様と色で人々を魅了する。

m

誤爆


真「子供の頃のプロデューサーって、どんなカンジだったんですか?」

P「まあ、悪ガキだったよ。少なくとも、品の良い子供じゃなかった」

真「あはは。何となく想像がつくかも」

P「おい」ポカ

真「いてて……」

パーン、パラララ。ドーン、シャラララ。

夜空に、一輪のナツノハナが咲く。

 まるで、ボクの抱く恋心のように、少しずつ、少しずつ大きくなって、広がってゆく。

真「ねえ、プロデューサー」

P「んー?」

真「さっき、ボクのこと、見てるし、わかってるって言ってましたよね?」

P「ああ。まあ、大体のことはな」


真「それじゃあ、ボクが今、何を考えているか、わかりますか?」クルリ

P「それは流石に分からないな」

真「ちぇっ」

P「拗ねるなよ」

ボクがプロデューサーを好きだと言うこと。

もしバレていたらどうしようと思いながらも、同時に伝えたいという欲もあった。

でも、この先へ進む事が出来るのだろうか、と不安は募るばかり。

 何よりも、プロデューサーを困らせる事になる。そんな顔を見たくはなかった。

我ながら矛盾しているなあと、思わず苦笑をする。

P「なあ、真」

真「……何ですか?」

P「どうして、俺を誘ったんだ?」

紫煙

4


ドキリと、心臓が飛び跳ねる。

 不慣れな格好をしているせいで、危うく転びそうになってしまう。

どうして、聞いてしまうんだろう。答えるには、気持ちを伝えるしか無いというのに。

真「知りたい……ですか?」

P「…………」

一度、深く呼吸をして、プロデューサーの方に向き直る。

夜空には続けて、ナツノハナが咲き誇る。その音、色、形……。

すべてに背中を押されるように、ボクは口を開いた。

きたか


真「ずっと……言いたかったんです」

真「女の子扱いして欲しくって、これまで、何度もプロデューサーを困らせちゃったけど」

真「泣けるくらいに、あなたの事が、好きなんです」

まこまこりんかわいいよまこまこりん


P「真……」

 ああ。やっぱり、プロデューサーは困った顔をしてる。

自制しきれなかった事を思わず悔やんでしまう。けれど、もう後の祭りだ。

夏の夜空には、ナツノハナ。

 先ほどまで味方だと思っていた花火は、鮮やかに空を彩ると、役目を終えたように散ってゆく。

たまらず、逃げ出したくなってしまった。

力の入らない足で、プロデューサーから離れようと背を向ける。

真「す、すみません!」

P「……! ま、真」

 ボクは馬鹿だ。どうしてあんな事を言ってしまったのだろう。

分かっていたのに。プロデューサーを困惑させるだけだって、知っていたのに。

抑えようとしても、出来なかった想いが、ゆっくりと溢れて止まらない。

ちゅっちゅっ


真「こんなに……好き、なのに……」

とうとう、砂利にぺたりと座り込む。

限りあるこの時間の中で、ただ、隣で笑っていたかった。

ただ、想い続けていられれば、それで良かったのに。

欲張ったばかりに、ボクは失ってしまう。

初めての恋が、この手からすり抜けてゆく。

P「真……!」

背後から、プロデューサーの声が聞こえる。

きっと、怒っているだろうな。ずっと、迷惑ばかり掛けてきたのだから。

真「ぷろ、でゅーさー」

忘れてください、と言おうとした。

 でお、言葉がつかえて出てこない。みっともなく泣きじゃくる。


その時、背中に暖かく、大きなものに包まれるような感触があった。

P「ごめんな……真」

耳元で、プロデューサーが囁く。

どうして謝られるのだろう。困らせたのはボクの方なのに。

P「俺だって……、どうすれば良いか。わからなかった」

真「…………」

P「真を傍でずっと見ている内に、俺はお前に惹かれていた。憧れてさえ、いたかもしれない」

真「プロデューサー……?」

P「間違った事だって、言い聞かせてきたけど」

P「もう、無理だよ。真」

P「俺もお前のこと、好きだ」

真「……!」

 振り向こうとした瞬間、唇が、優しく、柔らかなものに塞がれる。

ファーストキスはレモンの味だと聞いたことがあったけれど。

でも、それは間違いだ。だって、こんなにも甘くて、ちょっとしょっぱい。

良い

まこちゅう

P「真、泣いてるのか?」

真「えへへ。何で、ですかね……」

真「こんなにも……、嬉しい、のに……」

もう一度、正面から抱きしめられて、今度は少しだけ長く口づけをする。

プロデューサーは背が高いから、身体を預けるようにつま先立ちだ。

P「来年も、見れたらいいな。花火」

真「はい……また一緒に、見たいです」

 花火の音と、光の粒に包まれているようだった。

夏の夜空には、後いくつナツノハナが咲くのだろう? せめて、すべてが散ってしまうまでは……。

どうか、このまま抱きしめていて欲しいと思う。

やがて、風に舞いながら落ちてゆくけれど。

二人で見たこの景色だけは、一生、心の中に残り続けるだろう。

そんな事を思った、素敵な、17回目の夏だった。

――――

――

ああ、いいねぇ・・・

まこりんよかったね(´;ω;`)

まこりんが幸せになれてよかった…


翌日/10:00/765プロ事務所

美希「ねえハニー? 昨日、何してたの~?」

P「うわっ、美希か。おはよう」

美希「おはよう、じゃないの。どうして夏祭り来なかったの?」プクーッ

P「いやあ……昨日は昔の友達と……」

雪歩「真ちゃん……昨日は……」

真「お、おはよう雪歩。ちょっと用事があって……」アセアセ

貴音「…………」

貴音「……」クルリ

貴音「はっぴいえんど、ですね」ニコッ


真「ファーストキスって、どんな味?」―Fireworks―

FIN

>>1おっつおっつりーん

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
乙と
http://i.imgur.com/P7NPF.jpg

乙です

ずっとまこちんを所望してきた甲斐あったというものです

乙!

まこりんよかったね!(´;ω;`)

今回は真verだったか
次は千早で

読んで頂きありがとうございました
真美→やよい→美希→貴音さん→いおりん→あずささんに続いて真のSSでした
次はこんなキャラのこんなSSが読みたい、といった意見もくだされば検討します
それでは、ありがとうございましたー

                  ,r'´三二ニ==─-、
               /: :/   _____
                 {: :.{ /,r'´ ̄ ̄ ̄`ヽ
             ヽ v'/ ────

          ,.  ´:_: : : ´: : : : : : : :`ヽ: :`ヽ
         /: : : : : : i: : : : : :ヽ: : : : : : : \: : \
        /: : : :.:.:.:/: ハ: : : : : :.ト、ヽ: : : : :.:.:\: :.:\
      /: : : : : ⌒メ、/  \: : : 十ト、}:. : : : : : : :',: : :.:.\
.     /イ: :.:.:./i:.:/レ'     .\__j Vト、:ヽ:. : : : :.:',: : : : : \
    /' .|: : : { .レ'┃         ┃  ',: ト、:. :. : N: : : :マ^¨´
.       j∧:.:i   ┃         ┃   V jヘト、ノ:}: : : : ≧=‐
         Vl   ┃         ┃       V: : : : : \
         },,,          ,,,,,,   _j^i  }: : : ;..-=≧
          人                    ノ:r、/
        \>、    ノヽ      <`ー─r、/
              〕/=‐ァ┬=r'爪∧: :/\/`
              ,r‐く. l¨¨/`ヽ `′
               {0 0 _}、'V   ヽ
              fj 0 {_ノ.ノ  /  ',
             七_彡个ー ´    ',
             |   |       \
             |   |        /}}
                {{___|___,,彡'⌒ヽ
             `i`¨¨¨¨¨¨¨´ ,、___ノ,}
                }、__{ ̄ ̄   `ー<ノ
                 └r=ァ'


まこまこりん!まこまこりん!
小鳥さんも好きです

良かった・・・

前、次は春香か真、って言ってたが、次回は春香ってことかな


律子のが見たいです


雪歩か響が見たいかな

乙です
雪歩か亜美が見たいです

8888888888乙!
でーとの人は神の上かwwwwwww

>>119
臭い死ね

>>115

今ネタが思いついているキャラは
ピヨちゃんなんですが
はるるんも考え中ですよー

いいねえ

小鳥さんか
次回が楽しみすぎる

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