七森中学校
ごらく部部室
結衣「は?」
京子「みんなに勝手に設定つけて遊ぼうぜ」
あかり「どうやってやるの?」
京子「漫画とかであるじゃん『魔族の血を引く者』とか『○○一族の末裔』とか」
京子「そういうかっこいい設定をつけて、なりきって遊ぼう!」
ちなつ「意味が分かりません…」
結衣(ちょっとやってみたい…)
京子「じゃあまず、あかりね」
あかり「あかり、どんな設定かなぁ~」ワクワク
京子「あかりの設定は…>>5だっ!!」
孕まされた風俗嬢
ksk
じつは漫画の主人公
有名人
京子「あかりの設定は…有名人だ!」
京子「テレビをつければあかりが映る!街を歩けばじろじろ見られる!」
京子「老若男女誰でも『赤座あかり』を知らない者はいない!今をときめくスーパー有名人!」
京子「日本で一番人気な中学一年生!あかりはそういう設定ね」
あかり「わぁ~!!」パアッ
ちなつ「すごい、あかりちゃんじゃないみたい」
京子「月に三十億円稼ぎ、東京のでっかいマンションに住み、犬を五匹飼ってて…」
結衣「大スターだな」
あかり「えへへ、あかりすっごく目立ってるよぉ!!」
京子「よかったなあかり」
あかり「うん!」
京子「設定だけどな」
あかり「…うん」
京子「さて次は…結衣にするか」
京子「結衣の設定は>>12!」
ksk
ksk
ksk
ksk
暗黒の宇宙人
茶道部室の自縛霊
怨念がおんねん
おいこら
>>5
氏ねでちゅ・・・・いや、死ねよ マジで死ね この世から消え去れ
おまえマジでなんなんだよ。。
京子「結衣は部室に憑りついてる地縛霊ね」
結衣「おいこら」
京子「昔、七森中の茶道部だった女の子でー」
京子「長期休暇の前に部室に閉じ込められてしまい…」
京子「そのまま餓死して…以来そこに住みついている幽霊ってことで」
あかり「かわいそう…」グスッ
結衣「いや、部室ってふすまだし」
ちなつ「その気になれば蹴破れますよね」
京子「とりあえず幽霊っぽさを出す為に三角巾でも巻いとく?」
結衣「なんでそんなものがあるんだよ…」シュルシュル
ちなつ「なんでそんなもの被っちゃうんですか結衣先輩…」
京子「次ー!ちなつちゃん!!」
ちなつ「変な設定つけないでくださいよ?」
京子「ちなつちゃんはねー…>>20!」
ksk
ksk
臆病
あかりのストーカー
京子「ちなつちゃんはあかりのストーカー」
あかり「んん!?」
ちなつ「ちょっと!!」
京子「テレビに映る憧れの有名人あかり…に一目惚れしちゃったちなつちゃん」
京子「あかりのブログやツイッターから少しづつ住んでるところとかを特定したちなつちゃんは七森に引っ越してきて」
京子「日々あかりの後ろからついて回り、あかりを守っているんだよ」
あかり「こわいよ!!」
ちなつ「それじゃ私ただの犯罪者じゃないですか!」
ちなつ「結衣先輩ならともかくあかりちゃんなんかにそこまでしません!!」
京子「お、落ち着いてちなつちゃん…設定だから…!」
結衣「………ん?」
ちなつ「ふーっ…ふっー…!」ゼェゼェ
京子「ち、ちなつちゃんが落ち着いたところで…最後は私!」
京子「ゆいー、なんか適当につけてよー」
結衣「んー…じゃあお前は>>26」
ksk
かそく
ksk
百合ビッチレズのん京子
サイコキラー
結構つながっててうまいなあ
安価下
どうすんだよこれ
安価下?
安価下でおk
結衣「お前はスクリプト」
結衣「インターネットの世界で、定められた行動をランダムに繰り返す」
結衣「ひたすら、ひたすらに…何時間も何日も、何年も…」
結衣「そういう設定」
京子「こ、こええ…」ガタガタ
ちなつ「すっごいむなしいですね…」
京子「あれか!?結衣を幽霊にしたから怒ってるのか!?」
結衣「さあな」
京子「…まぁ全員決まったからいいか」
あかり「いいの!?」
京子「さぁ!みんな設定どおりに動いて!!」
結衣「いきなり言われても…難しいな」
おお、うまいな
こうきたか
まさかスクリプトでいくとは
期待
その発想はなかった
あかり「お茶の間のみんなのハートをずっきゅーん!こんにちはっ!赤座あかりだよぉ~☆」
ちなつ「あぁ…あかりちゃんかわいいよあかりちゃん…!」
結衣「ひゅーどろどろー」
京子「>>結衣 108328774291」
あかり「今日もみんなからの人気をずばっとかっさらっちゃうよぉ~☆」
ちなつ「はぁはぁ…あかりちゃんは俺の嫁…」
結衣「うらめしやーおなかすいたー」
京子「>>あかり 7318319073163291」
京子「…これ楽しい?」
あかり「あかり、楽しいよ~」
ちなつ「退屈はしませんね」
結衣「めちゃくちゃはまった」
京子「えぇー…」
京子「私すっごいつまんないんだけど…」
あかり「でもこれやろうって言ったの京子ちゃんだし…」
ちなつ「スクリプトを慰めてるあかりちゃんマジ天使…」ハァハァ
結衣「うらめしやーここからだしてー」バンバン
スタスタ… ガチャッ
京子「…ん?誰か来た?」
結衣「>>42だな」
京子ェ
ksk
↓
ksk
さくひま
櫻子「なんで向日葵が付いてくるんだよー!」
向日葵「どうせあなた一人で行ったら赤座さんあたりとおしゃべり始めて帰ってこないからですわ」
櫻子「ふーんだ、そんなことないもーん」
向日葵「どうだか…おじゃまいたしますわ」ガラッ
京子「>>ひまっちゃん 081482394818091」
向日葵「っ!?」ギョッ
あかり「櫻子ちゃんのハートをずっぎゅーん!あかりスマイルふりまいちゃうよ~☆」
櫻子「あ、あかりちゃんが壊れた!?」
ちなつ「あかりちゃん…俺のハートもずっぎゅーんしてほしいよぉ…」ハァハァ
櫻子「ちなつちゃんも壊れた!?」
結衣「タチサレ…ココカラタチサレ…」
櫻子「ひいいいいいいいいいい!!!」ダッ
向日葵「あっ、櫻子!?待って櫻子…!」
京子「>>ひまっちゃん 0817291918101」
向日葵「な、なんなんですのー!?」
なんというカオス
向日葵「そ、そういう事でしたの…」
結衣「ごめんね、おどろかせて」
あかり「向日葵ちゃん!あかり有名人みたいだった?」
向日葵「え、えーっと…うーん?」
ちなつ「櫻子ちゃん大丈夫かな、走って逃げてっちゃったけど」
向日葵「私から説明しておくから大丈夫ですわ」
結衣「ごめんね…私からもあとで謝っておかなきゃかな」
向日葵「平気ですわ、むしろあの子にはいい刺激で…」
京子「ひまっちゃんにも設定をつけよう!!」ドン
あかり「……えっ?」
向日葵「わ、私にも…?」
京子「そんで、大室ちゃんをびっくりさせよう!」
向日葵(…ちょっと面白そうですわ)ワクワク
京子「よし!ひまっちゃんの設定は>>51ね!」
かそく
kskst
↓
大室ちゃんとな・・・
探偵
裸族
ロック歌手
oh...
ワロタ
おっぱいおっぱい
櫻子に刺激的すぎる
京子「ひまっちゃんは裸族ね」
ちなつ「ちょ、おま…」
京子「未開のジャングルの奥地に住まう少数民族の少女」
京子「蒸し暑い環境に棲む彼らは裸で生活する習慣を持っていて」
京子「大事なところ以外は全部肌色というデンジャラスな生活を送っている」
あかり「ちょっと、それはだめだと思う…」
向日葵「………」
結衣「古谷さん、無視して…」
向日葵「脱ぎますわ!」ヌギッ
ごらく部「!!?」
向日葵「歳納先輩、その裸族はどんな言葉をしゃべりますの?」タユンタユン
あかり「向日葵ちゃんおっぱいでっか!?」ガーン
京子「え?あー…うーん…>>62語じゃない?」
みさくら語
幼女語
ヘブライ語
ブロント語
日本語
幼女語
ドイツ語
京子「日本語でいいんじゃないでしょうか…」
向日葵「分かりましたわ」タユンタユン
向日葵「これから私は裸族系中学生・古谷向日葵ですわ!!」タユンタユン
京子(…あかり、ひまっちゃんってあぁいうキャラだったっけ…?)コソコソ
あかり(あかりの知ってる向日葵ちゃんじゃないよぉ…)コソコソ
ちなつ(どうするんですかあれ、京子先輩のせいですよ)コソコソ
結衣(ストレス…たまってたのかな…)
向日葵「さぁみなさん!何をしているんですの!?」タユンタユン
向日葵「私のことは気にせず、存分に設定を演じてくださいですわー!!」タユンタユン
京子「うああ、すごいいい笑顔…」
あかり「何が向日葵ちゃんをそうさせるんだろう…」
ちなつ「あのブラかわいいなぁ、ねぇあかりちゃん」
結衣「あんなにたゆんたゆんしてると古谷さんのクーパー靭帯が心配だよ」
向日葵「涼しいですわー!!」タユンタユン
ちなつちゃんかわいい
タユンタユン
のりのり向日葵ちゃんかわいい
逃げ出しちゃう櫻子ちゃんかわいい
その頃
生徒会室
櫻子「ううぅ…みんなが、向日葵がぁ…!」ベソベソ
綾乃「え、大室さん?」
千歳「大室さん…どうしたん?」
櫻子(ごらく部のみんながおかしくなった…)グスッ
櫻子(それに向日葵を置いて逃げてきちゃった…向日葵、大丈夫かなぁ)
櫻子(…助けなきゃ)ハッ
櫻子「向日葵を助けにいかなきゃ!!」
櫻子「もしかしたら向日葵が幽霊に憑りつかれちゃってるかもしれない!」
櫻子「待ってろ向日葵ー!うおぉー!!」ダッ
千歳「いってもうたー」
綾乃「何があったのか全然わからないないナイアガラよ!」
櫻子「はぁ…はぁっ…!」タッタッタッ
櫻子「向日葵ー!助けにきたよー!!」ガラッ
向日葵「狩りですわー!生きる為にお肉を取りにいきますわー!!」
京子「>>裸族 942831103811」
あかり「あかり有名人だからグラム何万円のお肉たべちゃうよぉ~☆」
ちなつ「あかりんの食べてるお肉特定して食わなきゃ…」ハァハァ
結衣「ひゅーどろどろー」
向日葵「幽霊…!ご先祖様の精霊ですわ!祭りをっ!!」
あかり「あかりこの前七森ガールズフェスティバルに呼ばれちゃったよぉ☆」
京子「>>精霊 48218310131」
櫻子「………………」
京子「>>大室ちゃん 39129129820111」
櫻子「向日葵が憑りつかれたああああああああ!!!」
京子「>>結衣 8038281011」
櫻子「うあああああああああああああああああああああ!!!」
結衣(やばっ、大室さん本気にしてるよ)ヒソヒソ
京子(よし、ちょっと状況を説明しようか)
あかり「あのね、櫻子ちゃん!これは…」
向日葵「し、侵入者ですわー!!」
櫻子「え、えぇっ!?」
向日葵「先祖代々の地に踏み入るよそ者!我ら部族に対する侮辱ですわ!!」
向日葵「ひっ捕らえよ!精霊に捧ぐ儀式の供物にしますわー!!」ガシィ
櫻子「ぎゃあああー!!向日葵ーーー!!!」
京子「まずい!ひまっちゃんがマジだ!!」
結衣「誰かとめろ!!」
ちなつ「向日葵ちゃん落ち着いて!!」
向日葵「えぇい離せっ!!私は部族の戦士として…!」
結衣「どんだけ設定に忠実なんだこの子!?」
あかり「櫻子ちゃん大丈夫!?」
櫻子「>>78」
ksk
精神が幼児退行して泣き出す
おっぱい解禁!
生徒会メンバを呼びに行く
Y^´ ∨// /,∠ ,. ' /l/// /, ' , '/ ! | l }´ 〈
〉 変 〈/ , ' //?`>< /// /// _,.=‐|'"´l l〈 変 /
〈 態. ∨, '/l| ,.'-‐、`//`7/ /''"´__ | ハ l丿 態 {
人) ! ! (/! |ヽ〈_ ・.ノ〃 〃 / '/⌒ヾ.! ,' !く ! ! (_
ト、__/ ヽ、_,.イ /l l |:::::::```/:::::/...´.. //´。ヽ }! ,' !! ) /
ト' 亦 ,イ⌒ヽ/ !l l ! l し J ::::::::::::::::::::``‐-</ / ,'、`Y´Τ`Y
l 夂 (ハ ヽ l i ! l ', ! , -?-、_ ′::::::::::::: //! Λ ヽ、ヽl
ヽ 〉,\ ! i ',.l `、'、/_,. ?- 、_``ヽ、 ι 〃,'/! ヽ、\ ヽ、
! 能 // ,' lヽ! ii ',l ∨\'⌒ヽー-、 `ヽ、! / ハ ノヽ._人_从_,. \
| 心 { / ,' ' ,! ll l`、 { ヽ' \ ヽ ' '´ Λ ',} ( \
.丿 ∨ // ,',! l l l ヽ`、 \ \ ∨ し /! ∨ 変 ,ゝ、
∧ / / ヾノ //l l l l、_ヽ\ \ ヽ , ' ,.イ |ノ 態 (ヽ
/ノ__ ゜ ゜ (⌒`〃'j | l l l `ヽ `ヽ、.ヽ _,.}'′ ,.イl { | ヽ ! ! ,ゝ\
/ /`Y⌒ヽ/⌒ 〃 ノ | l l l } ヽ、._ } ノ,.イ l | ! ! | )_
私だって裸になるっ!
記憶喪失
S櫻子、M向日葵とはなかなか
吹いた
>>78
ワロタwww
わろた
櫻子「変態!変態!変態!変態!!」
あかり「うわぁっ!?」ビクッ
櫻子「このド変態向日葵!何て格好してるんだよ!?着ろよ!!」
向日葵「誇り高き我らが部族は貴様等の文明に染まったりは…」
櫻子「あほ向日葵!」バチーン!
向日葵「らぞくっ!!」ドシャアァッ
京子「愛妻の鉄拳がとんだー!」
結衣「いや、ビンタだったけどな」
ちなつ「綺麗…櫻子ちゃんのビンタのフォーム、綺麗…」
向日葵「はっ!?私は今まで何を…!?」ガバッ
…
あかり「…というお話だったんだよぉ」
ちなつ「まさか向日葵ちゃんがあそこまでのめり込むとは予想外だったけど」
櫻子「なーんだ、そっかー!」
向日葵「一件落着ですわね、うふふ」
京子「びっくりしたよ、まさかひまっちゃんが演技派だったとはね!」
向日葵「中の人が舞台俳優なもので…お恥ずかしいですわ」
櫻子「私も設定欲しい!」
あかり「えっ」
櫻子「欲しい欲しいー!」
京子「ふーむ…」
結衣「どうするんだ京子」
ちなつ「また向日葵ちゃんみたいになったら面倒ですよ」
京子「…………>>91!」
ksk
あかりちゃんの嫁がいいです
おっぱいマイスター
おっぱいソムリエ
望まない子供を妊娠した中学一年生
セールスマン
あかりちゃんの嫁
櫻子「向日葵の子どもなんて(まだ)欲しくなかったんだからね!!」
京子「望まない子供を妊娠した中学一年生…で」
あかり「うわあ…」
結衣「重っ…」
ちなつ「どこの携帯小説ですか…」
櫻子「世間は、みんなは許してくれないけれど…私、生みたいの!」
櫻子「だって…!生まれてくる子供に罪はないじゃない!?」
京子「おぉ始まった」
向日葵「馬鹿な事を言うんじゃないですわ!どこの女との子かも知れないのに…!」
櫻子「相手が誰だろうと私の子よ!血がつながった親と子よ!」
向日葵「裸族の掟に背く気ですの!?」
ちなつ「ちゃっかり設定活かしてるよ」
あかり「もうあかりわけがわからないよぉ」
当然のように女同士で孕める世界
素敵だと思います
わけがわからないよ
向日葵「さぁ来なさい!堕ろすのよ!」グイッ
櫻子「いやぁ!やめて族長!!この子を殺さないでぇー!!」
結衣「ひゅーどろどろ 私オバケだけど体への負担もあるし考え直した方がいいと思う」
京子「>>族長 291028310111」
あかり「一方その頃日本ではあかりの新曲が大ヒット中だよぉ~☆」
ちなつ「あかりんのCD1000枚買ってオリコン一位にしなきゃ…」
結衣「私オバケだけど日本の外の出来事にも目を向けた方がいいと思う」
あかり「海外では中学生なのにおなかに子供ができちゃって苦労してる裸族の少女がいるよぉ…☆」
ちなつ「あかりんの今日のブログのテーママジ重い」
向日葵「精霊様…私はどうしたらいいのでしょう…」
結衣「私精霊じゃないけどどう収拾つけたらいいか分からなくなってきた」
京子「>>精霊 48213810181」
カオスすぎわろた
次の日
櫻子「はぁー、昨日は面白かった」
向日葵「久しぶりに大きな声だしましたわ」
櫻子「すごい展開だったよね、あかりちゃんが世界に羽ばたいていくし」
向日葵「船見先輩が私の部族に伝わる神の手によって救われたシーンは鳥肌立ちましたわ」
櫻子「ちなつちゃんも、ストーカー止めて更生できてよかったね」
向日葵「スクリプトが意志を持ってストーカーを励ますところは泣きましたわ」
綾乃「あの…大室さん」
櫻子「杉浦先輩!おはようございまーす」
綾乃「その…中学生の身で大変だと思うけど元気だして…ね?」
千歳「うちら、精一杯応援するから!な!」
櫻子「?」
向日葵(先輩…部室の外で聴いてましたのね)
おしまい
乙
乙
乙
乙!
乙う
乙
どんな大長編だよwww
乙
乙乙
イイハナシダナー
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