真姫「誰にも会えない顔なのに、もうなによどちら様?」
にこ「名乗る程たいした名じゃないが 誰かがこう呼ぶわ ”ラフ・メイカー”」
にこ「アンタに笑顔を持って来たの。寒いから入れてにこ」
真姫「ラフ・メイカー?冗談じゃない! そんなモン呼んだ覚えはないわよ!」
真姫「構わず消えてよ。そこに居られたら泣けないじゃない・・」
(・8・)ルララ ルラ ルララ ルラ♪
どっちかというとほのかがラフメイカーだよね
にこか真姫ちゃんが泣いてるほう
大洪水の部屋にノックの音が飛び込んだ――
真姫「あいつまだ居のね。消えてくれって言ったじゃない」
にこ「そんな言葉を言われたのは生まれこの方初めてにこ」
にこ「非常に哀しくなってきた・・どうしよう泣いちゃいそう(´;ω;`)」
真姫「う゛ぇえ!?」
真姫「ラフ・メイカー?冗談じゃないわ!アンタが泣いてちゃ仕様がないじゃない」
真姫「泣きたいのは私の方よ・・こんなモン呼んだ覚えはないわ!」
>ω<ルララ ルラ ルララ ルラ
二人分の泣き声 遠く・・・・・・
ドアを挟んで背中合わせしゃっくり混じりの泣き声
膝を抱えて背中合わせすっかり疲れた泣き声
これ何がおもしろいの?
真姫「今でもしっかり私を笑わせるつもり?ラフ・メイカーさん?」
にこ「それだけが生き甲斐だから・・笑わせないと帰れない・・」
寒過ぎて鳥肌がたつ
真姫「今ではアンタを部屋に入れてもいいと思えたわ・・」
真姫「でも困った事にドアが開かないわ。溜まった涙の水圧ね」
真姫「そっちでドアを押して。鍵なら既に開けたから」
真姫「・・・・・?」
真姫「ちょっと!!なにか言いなさいよ!!」
真姫「どうしたの?まさか・・」
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\;;:: イ●ア ィ●\
\;:: c }っ \
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\;:: ー \
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/;:: _ _三;
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:三___/ \;: \
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真姫「ラフ・メイカー?冗談じゃない!今更私一人置いて・・・」
真姫「いつもそうね・・一人で勝手に信じちゃって馬鹿みたい・・
パリーン!!
真姫「!!」
ラフメイカーなんて曲あったな
にこ「あなたに笑顔を持ってきたにこ」
真姫「にこちゃん・・」
にこ「ほら、泣かないの。ね?」
真姫「だって、だってぇ・・にこちゃん、昨日、穂乃果と・・」
にこ「あれは買い物に付き合ってもらっただけ。にこが好きなのは真姫ちゃんだけよ」
真姫「にこちゃん・・・うわああああああん」ぎゅっ
いいね
にこ「付き合ってもらった買い物ってのは・・これ」
真姫「私に?」
にこ「そ。開けてみなさいよ」
真姫「マフラー・・」
にこ「付き合って今日で一ヶ月でしょ?だから・・ね?」
真姫「ごめん、ごめんねにこちゃん・・私、勘違いして・・」
にこ「はいはい。だから泣かないの。ま、勘違いさせたにこも悪かったけど」
真姫「そんなこと言って、さっきにこちゃんだって泣いてたくせに」
にこ「う・・あ、あれは演技よ演技。油断させるための」
真姫「そっか」
にこ「・・・・・」
にこ「ほらっ、巻いてあげるから。おとなしくしてなさいよ」
真姫「うん」マフラーまきまき
にこ「はい出来た。にこにー特製Cutie Panther巻き」
真姫「イミワカンナイ」
真姫「でもあったかい」
にこ「でしょ?いいマフラーなんだから」
真姫「こうした方がもっと暖かいかも」半分にこにまきまき
ラフメイカーなら鏡取り出せよ
真姫「にこちゃん愛してる」ちゅっ
にこ「い、いきなり大胆ね/////」
真姫「ありがとね。これ、一生大事にする」
にこ「そ。じゃあにこは用事があるから・・」
真姫「待った」がしっ
真姫「窓ガラス、弁償しなさいよね?」にこっ
たまにはレズじゃないラブライブSSが読みたい
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