ぼく「お風呂がスキーwwwwwwww」 (56)

ぼく「おててをゴッシゴッシwwwwww」

ぼく「お腹をゴッシゴッシwwwwwwww」

ぼく「背中をゴッシゴッシwwwwwwww」

ぼく「お尻をゴッシゴッシwwwwwwww」


ぼく「今日もいい湯でしたっ!ゴッシゴッシwwwwwwww」


ガラガラ~


30分後



???「お前ら起きてるか?」

???「みんな集まれ。」

泡だてネット「今日も疲れたなー」

顔吹きタオル「全くぼくさんったら使い方が荒いわね~」

シャンプー「お前らは特にゴシゴシされて大変だなwwwwwww」

リンス「私たちは一回きりの仕事ですものね」

アヒル君「ぼくなんて癒しのためのなんの仕事もないおもちゃだよ!」

アヒルちゃん「アヒル君!そんなこと言わないの!あたち達だって立派な風呂道具の一員なのよ!」

???「よし、みんないるな」

全員「湯船隊長!お疲れさまです!」

湯船隊長「お前たち、今日はご苦労じゃった。」

湯船隊長「わしらの仕事はぼく様のつかれを

全員「湯船隊長!お疲れさまです!」

湯船隊長「お前たち、今日はご苦労じゃった。」

湯船隊長「わしらの仕事はぼく様の疲れを癒すことなのじゃ。これはとっても偉大な仕事なのじゃぞ。」

泡だてネット「そんなこと言ってもよお!俺たちはいつもぼくっていう1人の人物のためだけに働いてるんだぜ?隣の山田さん家は奥さんも子供もいるのに、ぼくってやつは自分にしか使ってないんだ!」

湯船隊長「そりゃそうじゃがのう。。。隣の山田さんはイケメンじゃろ?ぼく様はブサイクじゃろ?これは仕方のないことなのじゃ。」

アヒル君「ぼくは女性のために風呂道具として働きたいよ!」

アヒルちゃん「アヒル君!そんなこと言わないの!あたち達もみんなたくさんの人に使って欲しいのよ!みんな我慢してるの!」

全員「・・・・・。」

シャンプー「俺とリンスはここ来る前に銭湯ってとこにいたんだwwwwwww」

リンス「ええ、そのとおりですわ。私とシャンプーは男湯で使われてましたの。私、女というのに男湯で使われ耐えられませんでしたの。」

シャンプー「そんなある日ぼくってやつが銭湯に来てなwwwwwwwシャンプー買えないからって俺たちを持って帰ったんだぜwwwwwww今思えば銭湯のほうが楽しかったなwwwwwww」

リンス「結局私はどこに言っても男の道具。品のあるリンスにはなれませんのよ。」

顔吹きタオル「私は大学の忘れ物置き場にいたの。私にも持ち主はいたのよ。でもぼくさんが自分のと勘違いして持って帰ったの。」

泡だてネット「俺はボディソープの付属品だったんだ!それなのにぼくってやつはボディソープが体に合わないからって捨てたんだ!俺だけを残してな!」

アヒルちゃん「あたち達は言うまでもない100均よ」

湯船隊長「そろそろお前たちにも言おうと思ってたところじゃ。」

全員「!?」

湯船隊長「お主ら外の世界に興味はあるのか?」

泡だてネット「そ、そりゃあ俺はもっかいボディソープに会いてえ!」

顔吹きタオル「私も主人のもとへ帰りたい・・・」

シャンプー「俺とリンスも銭湯に戻りたいよなwwwwwww」

リンス「品のないぼくさんは嫌ですわ」

アヒル君「ぼくは特に理由はないけどこの家は嫌だ!」

アヒルちゃん「あたちはアヒル君の行く所に行くわ。1人だと心配だもの」

湯船隊長「よし!お主らをここから逃がす!」


全員「!?」

湯船隊長「先代たちの中には逃げた者も多くいる。逃げなかった者は風呂道具としての人生に諦めを持った者どもじゃ。だがお主らは違う!外に行きたいのじゃな!? 」

全員「行きたい!!!!」

湯船隊長「わしは生まれた時から一つの家に住みとどまるしか命がないのじゃ。だからわしは若いお主らのような歩ける者たちを外の世界に送りたい。それがわしの生きがいになったのじゃ。」

泡だてネット「でもよぉ!隊長が来ねぇんじゃあ誰がリーダーなんだよ!?」

湯船隊長「お主じゃ泡だてネットよ。」

泡だてネット「そんな!俺はいつも隊長がいなきゃダメなやつだったろ!?無理に決まってる・・・」

湯船隊長「いつもわしにくっついていたお主ならわしの意思をも次いでいる。わしはお主を我が子のように・・・」

泡だてネット「隊長ォ・・・・。」

湯船隊長「旅立ちは明日のよるじゃ。皆準備をしておけ。」

顔吹きタオル「でもさ、隊長は命尽きるまでぼくさんの家にいるんだよね?私たちだけで出てっていいのかしら・・・」

泡だてネット「隊長は俺たちを外に送るのが生きがいだと言ってたよな?俺たちはそれに応えるのが隊長のためじゃないかな?」

シャンプー「隊長にはお世話になったから寂しいけどよぉwwwwwww生きてりゃまた会えるかもだぜwwwwwww」

リンス「あらシャンプー。あなたまたこの家に来たいというわけ?」

アヒル君「ぼく・・・・ 」

アヒルちゃん「アヒル君、あたちたちも早く大人になりたいの!外に行きましょう!」

次の日の夜

ぼく「お風呂がスキーwwwwwwww」

ぼく「おててをゴッシゴッシwwwwwwww」

ぼく「お腹をゴッシゴッシwwwwwwww」

ぼく「背中をゴッシゴッシwwwwwwww」

ぼく「お尻をゴッシゴッシwwwwwwww」


ぼく「今日もいい湯だなーwwwwwww」


ぼく「足つった!!!!!!!!やべぇ動けねぇ!!!!!!」


湯船隊長「今じゃ!風呂を出たら玄関に迎え!!!こやつは鍵を開けっ放しにしておる!!!早く行けぇええええ!!!!」

泡だてネット「隊長ォォ・・・」

湯船隊長「行けええええええええええ」

全員「うわあああああああああ!!!!!!!」

泡だてネット(隊長、あんたを一生忘れない・・・)

ぼく「死ぬかと思ったわーwwwwwww」

ぼく「今日もいい湯でしたって・・・あれ!?なんか色々消えてる!!!」

ぼく「あした買いに行こー♪」


・・・・・・


湯船隊長「あやつらならやれる!信じておる!」

泡だてネット「人がたくさんいる・・・」

顔吹きタオル「どう行けばいいのかしら・・・」

シャンプー「俺とリンスは道知ってるぜwwwwwww持ってかえられた時に覚えたんだwwwwwww」

リンス「私たちは左ですわね。右には海が見えたはずですから、近くにホテルなどがあるのでは?」

泡だてネット「ちょっと待て!お前らとはここでお別れだってのか?」

シャンプー「そうなるわなwwwwwwwまあ生きてりゃまた会えるかもだぜwwwwwww」

リンス「あなた達と会えたこと嬉しく思うわ。ぼくさんがいなかれば会えなかった、と考えると複雑ね」


アヒル君「シャンプーさん!泳ぎ教えてくれてありがとう!」

アヒルちゃん「あたち大きくなったらリンスちゃんみたいになりたい!」


シャンプー「まあwwwwwww銭湯はそんなに遠くないからそのうち来いよなwwwwwww」

リンス「牛乳くらいならご馳走するわ」

リンスちゃんかわいい

シャンプーとリンスと別れた彼らは道に迷っていた

泡だてネット「お前らどうする!?」

顔吹きタオル「私、大学に行きたいわ」

泡だてネット「そっかお前の主人は大学にいるのか・・・」

アヒル君「ぼく海ってとこで泳ぎたい!!!」

泡だてネット「おまえ!?海は怖いんだぞ!!?サメっていうやつや、人間よりでかい生物がゴロゴロいるんだぞ!?」

アヒルちゃん「そうよ!まああなたが行きたいならあたちも付いていくけど」

はよ

泡だてネット「まあしばらく歩こうぜ!そう焦ることもないだろ?」

顔吹きタオル「そうね、まだ夜だし人も少ないから行けるとこまで行ってみましょ」


???「おーいお前らー!!!!」

泡だてネット「誰だ!?」

イス「イスだ」

泡だてネット「イス?」

イス「風呂用のな。お前らも逃げてきたのか?」

泡だてネット「そうだ。そういうあんたもかい?」

イス「見ろ。月が綺麗だろ?月ぐ綺麗なときは逃げるやつが多いらしい。何かの縁だ、俺も付いてっていいかな?」

泡だてネット「もちろんだぜ!みんなもいいよな!?」

アヒル君「うん!」

アヒルちゃん「アヒル君が言うならいいわ」

顔吹きタオル「・・・」

泡だてネット「どうしたタオル?」

顔吹きタオル「いや、なんでもないのよ。いいわ行きましょう」

イス「改めてまして、イスだ。よろしく頼むよ」

泡だてネット「イスはどこに行きたいんだ?」

イス「俺はただ外が見たかっただけだよ。居心地良さそうな場所があったらそこに留まるよ。」

アヒルちゃん「ちょっと疲れたわ。。。休ませて頂戴。。。」

泡だてネット「どうした!?熱いッ???なんて熱だ!!!」

アヒルちゃん「外の世界は始めてだから疲れたよ。。。ごめんねみんな。。。」

イス「この辺に薬局があったな。ついてきな。」

泡だてネット「ああ頼む!」

アヒル君「アヒルちゃん!しっかりして!!!」

アヒルちゃん「大丈夫。。。相変わらず優しいね。。。」

顔吹きタオル「・・・・」

アヒルちゃぁぁぁぁん!

ああああぁぁぁぁ! >>1 の家が!!!   〈     . ’      ’、   ′ ’   . ・
                           〈     、′・. ’   ;   ’、 ’、′‘ .・”
                          〈       ’、′・  ’、.・”;  ”  ’、
YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY´     ’、′  ’、  (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;

                              、′・  ( (´;^`⌒)∴⌒`.・   ” ;
::::::::::::::::::::::   ____,;' ,;- i                、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人

::::::::::::::::::   ,;;'"  i i ・i;                _、(⌒ ;;;:;´'从 ;'   ;:;;) ;⌒ ;; :) )、___
:::::::::::::::  ,;'":;;,,,,,, ;!, `'''i;.               / ( ´;`ヾ,;⌒)´  从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・/\
:::::::::::  ,/'"   '''',,,,''''--i               / :::::. :::>>1 ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ. _/    \
:::::::::  ;/  .,,,,,,,,,,,,,,,,,   ;i'⌒i;         /    ノ  ...;:;_)  ...::ノ  ソ ...::ノ__/       \
:::::::  i;"     ___,,,,,,,  `i"        /_______________/|          |\
::::::: i;    ,,;'""" `';,,,  "`i;          ̄|   _____  .______.  |          |
::::::: |  ''''''i ,,,,,,,,,,  `'--''''"          |  |       |  |         |  |          |
::::::: |.    i'"   ";                 |  |       |  |         |  |          |
::::::: |;    `-、.,;''"                    |  |       |  |         |  |          |
::::::::  i;     `'-----j             |  | ==== .|  | ===== .|  |          |
                           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

イス「ここはまだ閉店してないな。待ってろ。俺が薬をとってくる。」

顔吹きタオル「待って!やっぱりイスは信用できないわ。」

泡だてネット「なに!?なんでそんなこと言うんだ!?」

顔吹きタオル「大学の忘れ物置き場にいたころ様々な人間を見たわ。心を持つもの全ていい人とは限らない。」

イス「・・・」

泡だてネット「じゃねぇとアヒルちゃんがやべぇんだぞ!?」

アヒル君「人が来た!!!」


店員「あれ?なんでこんなとこにネットとタオルとアヒルがいるんだ?邪魔だからゴミ箱入れとこ。」


泡だてネット「なんだって!?イスは!?」

顔吹きタオル「店の前の丁度いいところに居座ってイスになりきってるわ。だから言ったの」

アヒル君「ぼくたちどうなるの!!??」

泡だてネット「落ち着け!まだ死んだわけじゃねぇよ・・・それよりアヒルちゃんは?」

アヒルちゃん「あたちはいるよ。。。大丈夫。。。ちょっと疲れただけだから。。。」

アヒル君「ぼくが背負ってあげる!!!捕まって!!!」

アヒルちゃん「アヒル君。。。」

顔吹きタオル「どうするのこれから?ゴミ箱は深くてとても出れそうにないけど」

泡だてネット「くそお・・・おい!イス!!!そこにいるなら助けろ!!!」

イス「へっ、外の世界舐めんじゃねーよ。俺はもう3回も外に出たんだ。始めてのころの俺はバカだったよ。お前と同じ目にあってな・・・」

泡だてネット「ごちゃごちゃうるせぇ!いいから助けろ!」

イス「俺は自分で逃げて家まで戻ったんだ。お前らも自分で出て家まで戻るんだな。世界はお前らが思うほど甘くはねぇ。」

顔吹きタオル「私たちは所詮人間の道具。自由が許されないってことね。」

泡だてネット「なんでお前はこんなことすんだよ!?俺らがお前に何したってんだ!?」

イス「お前らみたいな外の世界も知らねぇやつが外に憧れをもってるのがムカつくんだよ・・・!」

アヒルちゃん「これが噂のクズなのね。。。」

イスこの野郎ぉぉぉぉぁ

泡だてネット「うるせぇ!!!俺たちは隊長の思いも抱えてんだよ!!!お前と俺たちでは抱えるものが違う!!!」

イス「気合じゃゴミ箱からは出れんよ。そのまま灰になるんだな。」

泡だてネット「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

顔吹きタオル「やめて。あなたが苦しむのはみんな辛い。」

泡だてネット「お前だって主人のところに行きたいんだろ!?夜な夜な泣いてただろ!?諦めんな!!!」

顔吹きタオル「・・・・」

泡だてネット「お前らつかまれ!!!!」


イス「バカな!?俺より体が小さいお前がゴミ箱から出れるはずがっ・・・」

イス「バカなっ・・・」


泡だてネット「どうだっ!!!」どん!!!!!

イス「お前ら・・・一体・・・」

泡だてネット「俺たちは強い思いを持って外に出た。思いが力に変わる。」

顔吹きタオル「ネット・・・」

イス「くそがああああああああ!!!」

アヒル君「すごい!!!」

顔吹きタオル「待ってて、私が薬をとってくるわ」

アヒルちゃんは元気になった

そしてイスは暗闇へと消えていった


アヒル君「アヒルちゃん!」

アヒルちゃん「みんなありがとう。アヒル君かっこのよかったよ!チュッ!」

アヒル君「///」

泡だてネット「なに赤くなってんだよwww」

顔吹きタオル「みんなも気を付けてね。あんなやつがたくさんいるんだから。それとネット、夜な夜な私を見てたなんてキモいわね。」

泡だてネット「まあいいじゃん!よし休んだことだし出発するか!」

悪くない

しばらく歩いていると朝になった

泡だてネット「ここは・・・」

顔吹きタオル「児童養護施設だね」

アヒル君「小さい子がいっぱいいる!」

アヒルちゃん「あたち達は100均でしか見たことないけど、可愛いね!」


子供たち「あー!アヒルさんだー!!!」

アヒル君「えっ!?なんかいっぱいくるよ!!!?あれ???ネット君とタオルさんは???」

アヒルちゃん「あたち達をここに。。。」

子供たち「先生ーこのアヒルさんで遊んでいいー?」

先生「仕方ないわね。洗ってから使うのよ。」

アヒルちゃん「ネットたち、あたち達が1番喜ぶのは子供たちに遊んでもらうことって思ったんだね!」

アヒル君「ぼくはここでもいいや!!!海はやっぱり怖いよ!!!」

アヒルちゃん「じゃああたちもここだね///」

アヒル君「///」

泡だてネット「アヒルーーーー!!!!お前ら喧嘩すんなよーーー!!!!もっと一緒にいたかったけどお前らの幸せは遊んでもらうことなんだーーー!!!」

アヒル君「ネット君・・・」

アヒルちゃん「世界を見るより安全で楽しいかもね!」

顔吹きタオル「仲良くやるのよ!」

アヒル君「ありがとうネット君!!!タオルさん!!!」

アヒルちゃん「気を付けて行ってね!!!!」

泡だてネットと顔吹きタオルは大学へと着いた


泡だてネット「ここなのか?」

顔吹きタオル「うん・・・もう講義が始まってるころ・・・」

泡だてネット「人がきた!隠れろ!!!」

大学生A「拓也のやつ結局何してんだろうなー」

大学生B「親の会社が倒産したとかつって母方の実家に行ったんだろ?」

大学生C「頭も顔もいいのに可哀想だよなー」


泡だてネット「?どうしたタオル?」

顔吹きタオル「な、なんでもないわ・・・(嘘よ・・・そんなわけ・・・)

顔吹きタオル「教室に向かいましょ。ついてきて。」

泡だてネット「あ、ああ・・・」


教室


顔吹きタオル「うそっ!!??席が消えてる・・・・」

泡だてネット「・・・・・・」

泡だてネット「ちょっと待ってろ7

おめぇの席ねぇから!!

半年前
拓也「このタオル可愛いー」

拓也はいつも顔吹きタオルを大切に扱ってくれた。

大学生というのは暇さえあれば携帯。拓也は違う。

暇さえあれば顔吹きタオルを綺麗に畳んで顔吹きタオルも幸せだった。

そんなある日、拓也は顔吹きタオルを落としてしまった。

その日は風が強く顔吹きタオルは飛ばされて見つけてもらうことが出来なかった。

講師が運良く顔吹きタオルを拾い忘れ物置き場に置いたが、拓也はその次の日学校をやめた。

親の会社が倒産して学費が払えなくなった。

そしてぼくという男が顔吹きタオルを間違って持っていったのだという。

泡だてネット「タオル・・・拓也ってやつはもう・・・名簿から消えて・・・」

顔吹きタオル「ごめん1人にして・・・」


泡だてネットは知ってる。

顔吹きタオルが拓也を思い出し夜な夜な泣いていたのを。

その思いが今日叶うと、誰よりも嬉しかったはずの顔吹きタオルが泣いている。

見てるよー

超支援

顔吹きタオル「私、拓也君に会いたかっただけなの。幸せでなくてもいい。ただ・・・ただ・・会いたかった・・・」


泡だてネット「知ってる。お前は頑張りすぎだよ」


顔吹きタオル「ねぇ!?私どうすればいいの!!?彼がいないと私・・・生きてる意味なんて・・・」

泡だてネット「ばか言うな!!!お前がいなくなったら隊長が悲しむ・・・シャンプーとリンスも・・・アヒルたちも・・・俺もだ!!!」

顔吹きタオル「でも!!!」

泡だてネット「俺だって、付属品なんだ・・・ボディソープに会いたいよ・・・」

顔吹きタオル「ネット・・・」

泡だてネット「もしかしたらボディソープはもう死んだなんて思ったこともあるよ。だったら俺はボディソープのぶんも生きなきゃいけない!!!お前の辛さもわかるよ!!!でも俺も辛いん だよ!!!」

顔吹きタオル「・・・・・」

泡だてネット「だから・・・お前の悲しみは俺が背負うよ」

泡だてネット「俺は拓也の変わりにはなれないけど、お前の悲しみを支えることはできる。」

顔吹きタオル「・・・・・」

顔吹きタオル「ありがとうネット・・・」

泡だてネット「俺についてきてくれるか?」

顔吹きタオル「うん・・///」



顔吹きタオルの悲しみは消えることはない。

だが泡だてネットといることで心が和らぐ、顔吹きタオルの居場所は泡だてネットなんだと気づいたのであった。

イイハナシダナー

泡だてネット「もう俺は外の世界はこりごりだな」

顔吹きタオル「そうね、みんなも送り届けたわけだから、あとは私たちがどうするか・・・」

泡だてネット「俺、やっぱり思ったんだ」

顔吹きタオル「そうね」

泡だてネット「帰ろうか」

ぼくの家の前にて


泡だてネット「あれ・・・」

シャンプー「おわwwwwww何してんのお前らwwwwwww」

リンス「あら奇遇ですこと」

顔吹きタオル「え、どうして?」

シャンプー「やっぱりお前らといたくなってなwwwwwwwぼくったやつはブサイクだしキモいけどwwwwwww」

リンス「そういうことですわ。私たちの幸せはあなたたちといること」

シャンプー「てかお前らできてんの?wwwwwwwwwwww」

泡だてネット「ちげぇよ!!!///」

リンス「そちらの彼女さんはまんざらでもないようですけど。」

顔吹きタオル「///」

アヒル君「あ!!!みんな!!!」

泡だてネット「アヒル!!!??なんでだよ!!!???」

アヒル君「ぼくたちの幸せもみんなといることなんだ!!!」

アヒルちゃん「あたちはアヒル君が行くからついてきただけよ!」

泡だてネット「お前ら・・・・・」

顔吹きタオル「さあ、入りましょうか」

湯船隊長「お、お主ら・・・・」

泡だてネット「ってなわけで帰ってきたんだよ・・・笑」

湯船隊長「馬鹿者!!!全くお主らは・・・」

シャンプー「泣いてるぜ隊長wwwwww」

リンス「あら可愛らしい」

湯船隊長「で、外はどうじゃった?」

泡だてネット「怖いのなんのってwww」

アヒル君「ぼくは楽しかったよ!!!」

アヒルちゃん「あたちと一緒だったからね!」

顔吹きタオル「・・・・」

湯船隊長「タオル・・・・。1人の悲しみはみんなの悲しみじゃ。泣きたいときは泣いていいんじゃよ。」

スレタイで誰がこの展開を予想出来たでおろうか…(ほめ言葉)

潮吹きタオルにみえた

湯船隊長「そうじゃネットよ」

泡だてネット「なんだ?」

湯船隊長「ボディソープじゃが・・・」

泡だてネット「・・・・」

ボディソープ「よお!」

泡だてネット「え・・・・」

全員「えっ」

ボディソープ「ごめんwおれ物置に行ってただけなんだwww」

泡だてネット「え・・・お前・・・」

ボディソープ「だからごめんってwww」

泡だてネット「馬鹿野郎!!!」ゴツッ!!

ボディソープ「いてえ・・・ふざけんなよ!!!」

泡だてネット「良かった・・・無事で・・・」

顔吹きタオル「良かったねネット」

泡だてネット「あっ・・・タオル・・・(俺だけ幸せなんて・・・)

顔吹きタオル「1人の幸せはみんなの幸せ。でしょ!」

泡だてネット「あ、ああ!!!ありがとうなタオル!!!」

湯船隊長「外に出てお主らも大きくなったということじゃな。」

その日の夜


ぼく「お風呂がスキーwwwwwwwwwwww」

ぼく「お手手をゴッシゴッシwwwwwwwwwwww」

ぼく「お腹をゴッシゴッシwwwwwwwwwwww」

ぼく「背中をゴッシゴッシwwwwwwwwwwww」

ぼく「お尻をゴッシゴッシwwwwwwwwwwww」


ぼく「あれ!!!風呂道具がみんなある!!!なんで!!!」


ぼく「何はともあれ、いい湯だな~」




トイ・ストーリーみたいで面白かった

たまたま風呂入ってたらタオルが破けたんだよ

お気に入りだったからなんか悲しくなって、こんな話作ったんだ


最後まで見た人はありがとうね

ぼく「次回は僕にもスポットを」


風呂入ってくるわ


さて仕事行ってくるか

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom