橘「塚原先輩とお茶をしよう」(130)
【テラスにて】
橘「先輩と二人きりっていうのは珍しいですね」
塚原「そうだね。クスっ、君はやっぱりはるかがいたほうがようかったかな?」
橘「い、いえそういうわけじゃ……」
塚原「そう?」
橘「はい」
塚原「はぁ、なるほどね」
橘「?」
塚原「そういうところ、か」
橘「はい?」
塚原「ううん、こっちの話」
【心配】
塚原「ちなみにはるかは今図書室で勉強中よ」
橘「そういえばこの前、図書室で勉強してるのを見かけました」
塚原「ちゃんと勉強してたかしら?」
橘「はい、ちゃんと勉強してましたよ」
塚原「まぁ、あの子も受験生だものね。それはそうよね」
橘「え?」
塚原「うん?」
橘「あ、受験勉強の話ですか」
塚原「……どういう意味なの?」
橘「いえ、この前話かけた時は子犬の写真が載った本を見て、勉強中って言ってたので、
なにかそういう勉強でも必要なのかと……」
塚原「……」
塚原「ちょっと心配になってきたから見てきてもいいかしら?」
ヒャッハーひびき先輩SSだァ!
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
<SYD!SYD!SYD!SYD!SYD!SYD!SYD!SYD!SYD! >
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
、 、 、 、 、
/っノ /っノ /っノ /っノ /っノ
/ / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧
\\( )\\( )\\( )\\( )\\( )
【包容力】
橘「なんかお母さんみたいですね」
塚原「う……はるかにも言われたことがあるけど、それは褒め言葉なの?」
橘「はい?」
塚原「なんだか老けてるっていわれてるみたい」
橘「いえっ、そういうことではなく!!」ガタッ
塚原「た、橘君?」
橘「つい包まれたくなるような母性があるといいますか……そう、いうなれば包容力!
そういう包容力がすごく魅力的で」
塚原「ちょ、ちょっとキミ」
橘「はっ……!」
橘「(しまった……つい力説してしまった)」
塚原「うん、そのとりあえず落ち着こうね」
橘「……はい」
塚原「うん……なんというか……ね?」
橘「(あれ、塚原先輩の顔が真っ赤に……これはレアだぞ!)」
④
塚原先輩SSとかマジ俺得
_, ,_ 興味深いスレですヨネ
( ・∀・)
( ∪ ∪
と__)__)旦~~
【以心伝心】
塚原「~~~~~」
橘「~~~~」
塚原「ふふ、そうね……あっ」
橘「どうかしました?」
塚原「今、はるかが問題が解けなくて呻いてるわね」
橘「……!?」
塚原「きっともうすぐサボりはじめるんでしょうね、はぁ……」
橘「エ、エスパーですか」
塚原「え?」
( 0M0)またあんたか
アマガミのキャラは脇役も含めてみんな魅力的だよね
【犬畜生】
塚原「橘君ははるかのお気に入りだからね」
橘「えっ、本当ですか!?」ガタッ
塚原「えぇ、最近よく話してるもの」
橘「……た、例えばどんな風に」ゴクリッ
塚原「そうね、懐いてくる様子がワンちゃんみたいだとか」
橘「ほ、他には」
塚原「怒られた時にシュンとする目がワンちゃんみたいでかわいいとか」
橘「……はい」
塚原「あとはしっぽがあれば完璧ね、とかかしら」
橘「……」
【大丈夫じゃない】
橘「(くっ、まさかこれほどまでに犬野郎に思われていたなんて……)」
塚原「橘君、大丈夫?」
橘「(いや、でも別に犬としても悪くないっていうか、むしろ犬にしかできないこととか)」
塚原「おーい」
橘「(そう例えばお風呂とか!! いいっ、いいぞ! 犬ならば飼い主と一緒にお風呂に入ってもおかしくないし」
塚原「」
橘「うん、いいぞ犬人生!」
塚原「ねぇ、橘君?」
橘「はい」キリッ
塚原「頭は大丈夫?」
支援
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
響ちゃんスレかよ寝れねぇじゃねぇか・・・どんどん描いてくださいお願いします
【お手上げ】
橘「そういえば、先輩はお医者さんになるんでしたよね」
塚原「……ごめんなさい橘君」
橘「はい?」
塚原「さすがに私でも橘君の頭は治してあげられそうにないわ」
橘「……」
俺得スレがあると聞いて
【意地悪ひびきちゃん】
塚原「と、まぁ冗談はおいといて」
橘「(冗談だったのか……)」
塚原「私の相手は小さい子ばかりだから、キミはどっちみち関係ないね」
橘「あ、そうですね」
塚原「あ、でも大きな子供って意味では……」
橘「先輩、さっきから地味にグサグサきます……」
塚原「クスッ、ちょっとした意趣返しってやつかな」
【思い出】
塚原「私ももう卒業なのよね」
橘「そうですね」
塚原「3年間なんて早いものね」
橘「あはは、楽しい時間はすぎるのが早いっていいますし」
塚原「そうね……うん?」
橘「なにかありました?」
塚原「ううん、今この三年間で楽しかったことを思い出そうとしてたんだけど」
橘「?」
塚原「なんで真っ先にでてくるのがはるかのフォローしてるところなんだろうね」
【輝日東の女王】
塚原「そういうのもはるかのおかげで楽しいことがいっぱいあったからなんだろうけどね」
橘「あぁ、なんとなくわかります。森島先輩の周りにいると楽しいことがたくさん起こる気がします」
塚原「いろんなことの中心にいるような子だからね」
橘「あの空気はきっと森島先輩にしか出せないんでしょうね」
塚原「ふふっ」
橘「どうかしましたか?」
塚原「いえ、橘君ははるかのことをよく見てるなって」
【物陰にて】
???「くしゅん。むむむ、二人とも私が勉強してる間に仲良くしちゃって~」
美也「♪」スタスタ
美也「あ、森島先輩こんにちはです。こんな物陰に隠れてなにを……」
森島「美也ちゃん! 見て、そして聞いて」
美也「はい?」
森島「あそこあそこ」
美也「塚原先輩と……おにいちゃん!?」
森島「そうなの。二人とも私が勉強に励んでいるのを置いてイチャイチャしてるのよ~」
美也「せ、先輩……勉強はいいんですか?」
森島「あ、もう美也ちゃんまでそんなことを言うのね~」
森島「そういうこはこうよ~」ギュー
美也「ふみゃー」
森島「ふふふ、美也ちゃんは温かいわねぇ」
美也「にゃー」
何故俺の高校には塚原先輩みたいな女子がいなかったのか
支援
【予感】
塚原「む、またはるかが誰かに迷惑をかけている気が」
橘「あはは、先輩は今勉強中なんでしょう? なら気のせいなんじゃ」
塚原「……そうね。さすがにはるかも今の時期にそんな、ね?」
橘「ですよね」
塚原「……」
橘「……」
塚原「橘君、今ちょっと心配にならなかった?」
橘「……ちょっとだけ」
【沈黙】
塚原「でも、ああ見えてもはるかは色んなこと考えているから大丈夫よ」
橘「そうですね。今も勉強を頑張ってるのがその証拠ですよね」
塚原「……」
橘「……」
塚原「橘君、なんでちょっと黙ったのかしら」
橘「塚原先輩こそ」
【人には言えない】
塚原「橘君は七咲とも仲がよかったわね」
橘「まぁそうなんですかね」
塚原「ふぅん……」ニヤニヤ
橘「?」
塚原「そういえば何をきっかけに知り合ったの?」
橘「何を……えっとあれは……七咲のスカーt……」
塚原「?」
橘「い、いえ。えぇっと、どうだったかな……あはは」
塚原「?」
響ちゃんペロペロ
【部長】
橘「水泳部は安心ですね」
塚原「えぇ、そうね。七咲はしっかりしてるから」
橘「……寂しいですか?」
塚原「どうだろうね」
橘「先輩?」
塚原「やっぱり安心感みたいなのがあるじゃない。七咲になら、っていう」
橘「あぁ、なるほど」
塚原「そういうのが真っ先にあるから、安心したっていうのが強いかな」
橘「部長って大変ですねえ」
塚原「……大変なのかな?」
橘「そういえるところが塚原先輩の凄いところだと思います」
塚原「そう、かな?」
橘「えぇ」
塚原「なんだか照れるわね」
【覗き常習犯】
塚原「といっても、来年の部長はまだ楽させてあげるつもりよ」
橘「(うん……? どういう意味だろう)」
塚原「ふふ、だって来年ははるかがいないじゃない」
橘「……ああ、なるほど」
【覗き常習犯2号】
塚原「あ、でも……」
橘「はい?」
塚原「……はるかの置き土産的な子が目の前にいたわね」
橘「……!?」
塚原「さて、七咲に注意しておかないと」
橘「せ、先輩!」
塚原「ふふ、冗談よ」
【タイムの伸び】
塚原「っていっても、そう気負わせるわけにもいかないんだけどね」
橘「七咲ですか?」
塚原「ええ、肩に力が入ってたら水泳はタイムおちちゃうからね」
橘「なるほど」
塚原「切り替えがうまくできる、っていうのならいいんだけど」
橘「? ……七咲ならできるんじゃ」
塚原「ふふっ、それができたのなら七咲はタイムで悩まなかったのかもしれないわね」
橘「?」
塚原「なにかあったら支えてあげてね?」
橘「……?」
橘「はい」
いいぞもっとやれ
【一緒に焚き火を囲むような関係】
橘「塚原先輩はどうだったんですか?」
塚原「私? そうね、私はなんだかんだ言ってはるかに助けられてたのかもしれないわね」
橘「…先輩と森島先輩の関係はなんだかいいですね」
塚原「クスッ、そう? ありがとう」
塚原「でも、キミと梅原君みたいなものじゃないかしら」
橘「ぼくと梅原ですか?」
塚原「えぇ、そんな感じの関係じゃないかしら」
橘「……」ウーン
塚原「橘君?」
橘「つまりはお宝本を共有しあうような関係ですかっ!?」
塚原「は?」
支援
これだから大将は……
【肩入れ】
塚原「あ、そっか……」
橘「?」
塚原「私が七咲を頼むって言ってしまえば、七咲に肩入れした形になるのね……」ボソッ
橘「先輩?」
塚原「でもはるかに対しても……」
橘「えーっと、先輩」
塚原「え? あ、ううん。なんでもないのよ?」
橘「はぁ」
【タイプ】
塚原「うーん……」
橘「(先輩どうしたんだろうか)」
塚原「ねぇ、橘君。一つきいていいかしら?」
橘「はい?」
塚原「橘君の好きなタイプって?」
橘「そうですね……ってはい!?」
塚原「だから橘君の女性の好み。少し参考にしたいの」
橘「(ええええええええええ、なんなんだ……え? うん、参考にしたいって……え?)」
塚原「じっー」
橘「(あれ、つまりはそういうことなのか……先輩が……?)」
塚原「(……橘君はどうして固まってしまったの?)」
【誤解】
塚原「……あっ」
塚原「(……もしかして私はとんでもないことを口にしたんじゃ)」
塚原「(橘君の好みが知りたいって……充分誤解させる……)」
塚原「……」
塚原「あ、あのね橘君、誤解よ?」
橘「へ?」
塚原「そういう意味じゃないのよ? ただ単に会話の一環としてそういう話をしただけよ」
橘「あぁ、なんだ。てっきりそういう意味なんじゃないかと期待してしまいましたよ」
塚原「き、期待!?」
橘「あっ。いえ、その、今のはついと言いますかなんというか……」
塚原「……///」
響ちゃんはかわいいなあ!
響ちゃんは強面ではない
断じてない
【物陰にて】
???「森島先輩に……美也ちゃん? なにしてるんですかこんなところで」
森島「わおっ、今日は1年生祭りね」
美也「あ、逢ちゃん。た、たすけて」
七咲「……? とりあえずなんでこんなところで森島先輩は美也ちゃんに抱きついてるんですか?」
森島「ふふ、あれよあれ」
七咲「はい?……あれは……塚原先輩と橘先輩?」
森島「そうなのよっ! あのひびきちゃんと橘君が二人だけできゃっきゃうふふしてるのよ!」
七咲「へぇ……」じっ
森島「ふふ、逢ちゃんも興味しんしんなのね?」
七咲「な、なんでそうなるんですか」じっー
森島「といいながらも、視線は向こうなのね」
美也「(みゃーはいつになったら開放されるんだろう……)」
七咲「……あ、なんだか塚原先輩が真っ赤になってるんですが……」
七咲「まさか橘先輩が塚原先輩にもセクハラまがいのことを……!?」
森島「ふふ、逢ちゃん今は「見」よ! 「見」に専念するのよ」
森島「溜めて溜めてあとでひびきちゃんたちに詰め寄っちゃうんだから♪」
【も】
美也「(……どうでもいいけど)」
美也「(今、逢ちゃんが「塚原先輩にも」って言ったけど)」
美也「(「も」ってことは……)」
美也「(まさかにぃに……)」
美也「(……き、聞き間違いだよね……?)」
美也「……」
美也「(……ま、みゃーし~らないっと)」
【凛々しい】
塚原「年もあければいよいよ最後の学期、ね」
橘「そのころには、もう卒業式を残すだけって感じなんですかね」
塚原「そうね、あとは生徒会選挙くらいかしら」
橘「生徒会選挙……塚原先輩とか似合いそうですね」
塚原「ふふ、でも私はもういないよ」
橘「残念です」
塚原「クスッ、お世辞でもありがとう」
【まごころ】
塚原「そういえば、年もあけて一ヶ月もすればバレンタインね」
橘「塚原先輩は誰かにあげるんですか」
塚原「ふふ、残念ながら相手が、ね」
塚原「でも、そうねはるかにはあげないとなにか言われそうかも」
橘「塚原先輩はやっぱり手作りだったり?」
塚原「……はぁ」
橘「先輩?」
塚原「できればいいんだけどね……駄目なのよ……」
橘「はい?」
塚原「その料理は……そんなに得意じゃないというか……」もじもじ
橘「なるほど……でも」
塚原「?」
橘「うまくできた市販品と一生懸命作った手作りの二つだったら、
森島先輩は後者のほうが喜んでくれると思いますよ」
塚原「……そっか。そうね」
【責任】
塚原「ふふ、私をその気にさせた橘君にはどう責任をとってもらおうかしら」
橘「え?」
塚原「例えば、味見役とかね」
橘「……」
塚原「……嫌、かな?」
橘「いえ、よろこんで!!」
し
【美味】
塚原「でも、そんなに期待したらダメだよ。 本当に私は拙いから……」
橘「それでも期待しますよ」
塚原「え?」
橘「だって塚原先輩の手作りですよ。 おいしいとかおいしくないとそういう次元をこえてますって」
橘「それに料理って状況によっておいしさとかかわるじゃないですか」
塚原「うん、まぁそういうこともあるね」
橘「塚原先輩の手作りって状況を考えると、おいしいに決まってるじゃないですか」
塚原「……」
橘「(……う、あまりの嬉しさについ昂ぶってしまったぞ)」
塚原「はぁ、まったくキミは……」
橘「はぁ、すいません」
塚原「謝ることないのよ……うん、でもそうね。そういうところが、なのね」
橘「?」
塚原「なんでもないわ、クスッ」
【複雑な問題】
塚原「でも、橘君なら何個か普通にもらえるんじゃない?」
橘「……」
塚原「なんとなくごめんなさい」
橘「いえ……」
【辛口】
塚原「そういえば、彼女はどうなの? よく一緒に実行委員の仕事をしてたのを見かけたけど」
橘「……絢辻さんのことですか?」
塚原「そう」
橘「……」
塚原「……?」
橘「(仮にもらえたとしても、間違いなくなにか仕掛けが……なんて言っても信じてもらえないだろうしなぁ)」
【物陰にて】
???「あの先輩方、ここでなにをしてらっしゃるんですか?」
森島「うん?」
七咲「え?」
絢辻「いえ、さきほどからここで動いていないようなので、なにかあったのかと」
森島「わおっ、絢辻さん」
絢辻「は、はい?」
森島「ふふ、絢辻さんも橘君の匂いに釣られてきたのね~」
絢辻「は? 橘君?」
森島「あれよあれよ♪」
絢辻「あれ?……橘君と塚原先輩ですか」
森島「そうなのよ、二人ともさっきからいい感じなのなんのって……」
絢辻「……」じっー
絢辻「へぇ……いないと思ったらこんなところで、ねぇ」ボソッ
七咲「(……!? いまなんか絢辻先輩のほうから寒気がしたけど……き、気のせいだよね)」
④
4人の更に後ろから一人覗いているのが想像できる
【帰りたい】
森島「じっー」
七咲「じっー」
絢辻「じっー」
美也「……」
美也「(結局絢辻先輩をも森島先輩は引き込んでしまった……)」
美也「(みゃーはいつになったら帰れるんだろう)」
美也「(……まんま肉まん食べたい)」
時間が経つのを忘れる
支援
【3倍】
塚原「そっか。なら他にもらえるあてとかは?」
橘「あ、義理なら」
塚原「へぇ、なかなか橘君も……」
橘「うん?」
塚原「いいえ、なんでもないわ。続けて」
橘「といっても、20円チョコなんですけどね」
塚原「ふふ、かわいらしいわね」
橘「……」
塚原「どうしたの」
橘「いえ、ホワイトデーの取立てを考えると……」
塚原「なるほどね」
みゃー
【サボリ常習犯】
橘「薫に毎年哀れみの目でみられながら……あぁ、今年もそんなことに……ぐぬぬ」
塚原「あぁ、棚町さんのことなのね」
橘「あ、先輩はそういえば補習とかで薫をしってるでしたね」
塚原「えぇ…………なかなか補習にも出てこないみたいだけど……」
橘「……薫の代わりに謝っておきます。なんかすいません」
【看板娘】
塚原「棚町さんは運動神経いいのにね」
橘「ああ、あいつはたしかに運動は凄くできますね……ただ本人が」
塚原「?」
橘「気分屋ですから」
塚原「……少しもったいないって思ってもいいのかしら」
橘「あ、やっぱりそう思いますか」
塚原「えぇ、正直水泳部に勧誘したかったかもね」
橘「まぁでもあいつの場合、バイトがありますから」
塚原「駅前のファミレスでウェイトレスさんをしているんだっけ?」
橘「いえ、用心棒です」
塚原「え?」
橘「用心棒です」
【予見】
塚原「でも、そうね。きちんと補習にでてくるようには言っておいてもらえるかしら?」
橘「僕が、ですか?」
塚原「えぇ」
橘「……正直に言っていいですか?」
塚原「?」
橘「僕が薫にそれをつたえるとします」
塚原「うん」
橘「なぜか補習を僕に押し付けて逃げていく姿しか思い浮かばないです」
塚原「……」
橘「きっと薫って男の名前にもありがちだから、バレないとかいって押し切られそうな未来が見えます」
【本末転倒】
塚原「そ、その時は私が橘君を指導してあげるわ?」
橘「!!」
橘「……って、先輩。趣旨かわってませんか?」
塚原「そうね……言った後に私も気付いたわよ」
俺も響ちゃんに指導されたいわ~
主に保健体育を
【物陰にて】
???「絢辻さん、あんたこんなところでなにしてんの?」
絢辻「げっ、棚町さん」
薫「あんた今、げって言ったわね」
絢辻「……言ってないわよ」
薫「……まぁ、いいわ。こんなところで大所帯で何を」
森島「あっちよあっち」クイックィッ
薫「へ?」
七咲「あ、森島先輩。なんか和やかな雰囲気で会話が進んでますよ」
薫「……」
絢辻「見ての通りよ」
薫「……よ」
絢辻「え?」
薫「なによっ!面白そうなことしてるじゃない。あたしも混ぜなさい」
美也「(また一人増えてしまった……みゃーが帰れる日は来るのか……)」
薫「ふふふ、見なさいあの純一の顔。きっとなにか怒られてるのよ」
【どうして……】
森島「うーん、やっぱりここからじゃ表情とか見えにくいわねぇ」
薫「あ、森島先輩、あたし双眼鏡もってますよー」
森島「わおっ、ナイスよ棚町さん」
絢辻「なんであなたそんなもの持ってるのよ……」
薫「たまたまよ、たまたま」
美也「(……どうしてこうなった)」
落ちたか
残念だ
まじかよ
ほ
し
ほ
ほ
ほ
ほ
し
そういえば3月8日で美也の日か
保守
うい
ほ、ほ、ほっ
みゃー
ひびきちゃんスレあるなら呼べよ
ほ
し
ほ
もう十分寝ただろ
【頼り】
橘「でも、先輩は物事を教えるのが凄く上手そうですね」
塚原「そうなのかな?」
橘「そうですよ。
七咲が凄く尊敬してますし、やっぱり信頼されるってことはそういうところがあるんですよ」
塚原「ふふ、なんだかくすぐったいわね」
橘「……先輩ひとつ聞いて良いですか?」
塚原「なにかしら?」
橘「水泳部とかで、自分に自信がない子とかいませんでした?」
塚原「え、うん。まぁそうね。そういう子も中にはいるわね」
橘「そういう子にはどういったアドバイスをしているんですか?」
塚原「……その前にひとついいかしら。橘君、キミはどうしてそんなことを聞くのかな?」
橘「い、いえ、ちょっと身近といいますか、近くに凄く可愛くていい子なのに自信がない子がいまして」
塚原「それで?」
橘「それで成り行きじょう、それを克服するのを手伝うといいますか……」
塚原「そっか。なるほどね、だから私に」
橘「はい」
塚原「でも、いいかしら?」
塚原「その子はキミを頼ったのよ? 橘君をね。 その意味をよく考えてみてほしいの」
橘「はい……」
塚原「それでもなにかほしい?」
橘「いえ、そうですね。これは僕が考えることでした」
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
日々にゃああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!
【セクハラ手前】
塚原「ちなみにその子はどんな子なの」
橘「えっ? えっと、そうですね」
橘「一年生の背は小さくて、小動物系といいますか、それなのに出るところは出て」
塚原「……橘君、その説明のしかた他の女の子にはしないほうがいいわよ」
橘「え?」
塚原「きっと反感かっちゃうからね」
【溜息】
塚原「にしても……」
橘「?」
塚原「(この子の周りはレベルが高いわね……)」
塚原「はぁ……」
橘「先輩?」
【意識】
塚原「(あらっ、なんで私が溜息をついているのかしら……)」
塚原「(……きっとはるかや七咲のことを思って、ついただけよね)」
塚原「(……)」チラッ
橘「?」
塚原「うっ……///」
橘「先輩?」
【物陰にて】
???「み、美也ちゃん?」
美也「紗江ちゃん!!」
七咲「中多さん」
紗江「あ、逢ちゃんも。……一緒に帰ろうって言っていたのに、いないから探したよ?」
美也「ご、ごめんね紗江ちゃん。ついこの状況で」
森島「わおっ、またかわいい子が増えたわ」
森島「今年の一年生は本当にキュートねぇ」
紗江「え? あわわ」
森島「ふふ、なんてふかふかなの!」ぎゅう
紗江「ええ……こ、この状況は……」
美也「(あぁ、紗江ちゃんも捕まってしまった……)」
美也「(はたしてみゃーが帰れる日が来るのか……)」
なんで響先輩ルートはないんだぁ!
ちょおまじゃ、満足できないんじゃあ!
【いつものはなし】
塚原「きみはいつもはるかとどんな話をしてるの」
橘「どんな、ですか……そうですね」
塚原「ふふ、ならはるかと話をするみたいにして、少し話してみましょうか」
橘「あはは、面白そうですね」
橘「(……っていってもどんな話をしてたっけなぁ……とりあえずこの前話したのは……」
橘「修学旅行の時に備え付けのテレビで、アダルトチャンネルを見たことあります?」
塚原「!?」
橘「(しまったあああああああ、つい思い出したことが口にでてしまったああああああ)」
塚原「た、橘君……?キミはいつもはるかとそんな会話してるの!?」
橘「い、いえそういうわけじゃ」
橘「(まさか愕然とする塚原先輩を見ることになるとは……)」
橘「(いや、でもレアな顔を見れたと思うとアリ……なのか……)」
支援
【塚原先輩はかわいいなあ】
塚原「はぁ……ちなみにはるかはなんて言ってたの?」
橘「同じ部屋の子が悪ふざけで付けたって……」
塚原「あぁ、そういえばそんなことも……」
橘「ちなみに塚原先輩が顔真っ赤にしてたって話もききましたよ」
塚原「あの子ってば、なんてことを……」
橘「あはは、でもそういう先輩もかわいいと思いますよ」
塚原「うぅ……」
みゃーかわいい
よん
【おあいこ】
塚原「にしてもはるかったら、自分のことを棚にあげて……」
橘「へ?」
塚原「自分だって顔を真っ赤にしてたのよ?」
橘「えっ? でも自分は平気だったって……」
塚原「ふふ、きっとキミの前で先輩ぶりたかったのよ」
橘「そういうものなんですか?」
塚原「くすっ、きっとそうよ」」
橘「あ、でもそれを言っちゃ駄目なんじゃ」
塚原「はるかも私のこと言ってたみたいだからおあいこ」
橘「あはは、なるほど。そうですね」
【直球】
橘「前にこうしてリンゴジュースをご馳走してもらったことありましたよね」
塚原「ああ、あのときね」
橘「正直、テラスに呼び出されてって告白されるのかと思っちゃいましたよ、はは」
塚原「え?」
塚原「……」ボンッ
橘「ま、ありえないことだったわけですけど」
塚原「……」
橘「塚原先輩?」
塚原「……た、たまにキミはまっすぐすぎるところがあると思うよ//」
橘「はぁ」
【幼馴染】
塚原「そういえば、橘君は桜井さんと幼馴染なんだっけ?」
橘「え、なんで先輩がそれを」
塚原「ふふ、桜井さんに聞いたのよ」
橘「……あっ、そっか。あいつも水泳補習の常連でしたっけ」
塚原「真面目にはやってるんだけどね」
橘「あはは、りほ……っと、桜井は運動が苦手ですから」
塚原「そうなの?」
橘「でも、一生懸命やってるのは確かですよ。僕が保証します」
塚原「ふふ、仲がいいのね」
【女の子の気持ち】
橘「あ、泳ぐ前に水泳はかなりカロリーを消費するって言ってやれば、ペースは上がるかもしれませんね」
塚原「それを私が言うの?」
橘「え、はい」
塚原「無理よ」
橘「え?」
塚原「それはキミと彼女の距離感だから言えることね」
塚原「それに私が言うと変に思われちゃうでしょ」
塚原「なんで、この人に悩みが分かるのって」
橘「あ、なるほど」
塚原「気をつけないと駄目よ?」
【物陰にて】
???「あれ~、こんなところでなにしてるの~」
美也「り、りほちゃん」
梨穂子「はおー、美也ちゃん。……えっ? なんでこんなところでみんなかたまって」
森島「わおっ、ナイスな挨拶ね」
梨穂子「えへへ、そうですか~」
森島「グーよ♪」
薫「あ、森島先輩。純一が怒られはじめました」
梨穂子「え?純一?」
森島「ああ、ひびきに怒られるてるときってお母さんに怒られてるみたいになるのよね~」
七咲「そうなんですか?」
森島「そうなのよ。こう、めっ!てかんじで」
七咲「へぇ~。クスッ、なんだかかわいらしいですね」
森島「そうなの。怒ってるひびきちゃんも怖いけどかわいいから困るの」
絢辻「(塚原先輩……心中お察しします)」
梨穂子「えぇっ、純一が塚原先輩に怒られてる?」
美也「(りほちゃん……マイペースすぎるよ……)」
ちょっとおまけ劇場的な臭いがする
【万能辻さん】
絢辻「き、お、つ、け、な、い、お、た、め、お、っとこんなものかしら……」
薫「……あんた読唇術なんてどこで……」
絢辻「私くらいじゃ一人しか追えないし、あやふやにしかわからないけどね」
薫「……無駄に万能ね」
絢辻「無駄じゃなかったじゃない」
森島「本当にすごいわねぇ、絢辻さん」
絢辻「いえ、たまたまできただけですから」ニコッ
薫「(どんなたまたまなのよ……)」
【終わり】
塚原「さてと、そろそろお開きとしましょうか」
橘「あ、そうですね。結構話してましたね」
塚原「そうね、時間も結構たってたみたい」
塚原「それに……どうやらキミは本当に人脈が広いみたいね」チラッ
「!?」 ガサガサ
橘「塚原先輩、なにか向こうのほうにあるんですか?」
塚原「クスっ、いいえ、なんでもないのよ」
橘「?」
バカは無理にレスしなくていいから
橘「あ、先輩最後にひとつ聞いていいですか?」
塚原「? えぇ、いいわよ」
橘「今日は楽しかったですか?」
塚原「……」
塚原「そうね、楽しかったわ。いろんな話もきけたしね」
橘「そうですか、よかった」
塚原「ふふ、それじゃあ。よかったらまた誘ってね」
橘「はい、是非」
【冷えるよ?】
スタスタ
塚原「……っと、橘君はもう行ったわね」
塚原「……」
塚原「あなたたちも風邪をひかないうちにもどったほうがいいわよ」
「!?」ガサガサ
塚原「ふふ、それじゃあね」
【物陰にて 番外】
???「まさかあの塚原先輩とまで仲良くなってるなんて」
???「橘君……」
???「それにしても、陰で見てたあの人たちはなってないよ!」
???「場所取りも気配の消し方も、あんなんじゃすぐにわかっちゃうよ」
???「ふふふ、やっぱり私しか橘君を守ってあげられないね」
???「……」
???「私も橘君とお茶会したいなあ……」
???「いっぱいお話して、それでいっぱい橘君のことを聞いて、もっと好きになって」
???「私のことも知ってもらって……それで、そのあとはあんなことやこんなことになっても仕方ないよね」
???「きゃー///」
【後日 図書室にて】
森島「ひ、び、き。なにを読んでるの?」
塚原「は、はるか!? もう、急にあらわれないでよ」ガサッ
森島「えー、ひびきちゃんが教室にいないから探したんだからねっ」
塚原「そ、そうなの?」
森島「うん。そ・れ・で、なにを後ろに隠したの?」
塚原「か、隠してないわよ?」
森島「じっー」
塚原「う」
森島「じっー」
塚原「もう、わかったわよ……これよ」
森島「……料理の本?」
塚原「そうよ……わかった?」
森島「なるほどね、とうとうひびきちゃんも花嫁修業をはじめたのね」
塚原「はい!?」
森島「隠さなくっていいんだから」
塚原「……」
森島「……あれ、違うの?」
塚原「違うわよ! はぁ……まったくはるかったら」
森島「だって、ひびきちゃんが真剣にだったから、そうかと」
塚原「う……私そんなに真剣に眺めてた?」
森島「うん」
塚原「うぅ……そっか」
森島「?」
塚原「まぁ、期待されちゃったしね……どうせならおいしいほうがいいわよね」
森島「?」
塚原「いいえ、こっちの話……ってはるかも関係あるか」
森島「うん?なんの話?」
塚原「今年ははるかにあげるバレンタインチョコを手作りにしようかなって話よ」
森島「わおっ、本当ひびきちゃん!」
塚原「こんなことで嘘をついてどうするのよ」
森島「わおっ、じゃあ今年は私も手作りねっ」
塚原「またはるかのお兄さんやお母さんにとめられるんじゃない?」
森島「そ、そんなことないんだから」
塚原「ふふ、どうだか」
お仕事だし、終わりだよ
保守させてすまんかった。あとありがとう
乙
乙です
おつかれー
ひびきちゃんかわ
おつおつ
仕事終わったらまだ書けるよね
>>124がいいこと言った
どうせならバレンタインまで書くべきだな
乙
ガンデレってドユイミ?
>>128
ゴダイゴが歌う西遊記のエンディングテーマ
またお前かよく来たな
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