七海「恋愛ゲーム攻略の練習を手伝ってよ、日向くん」 (302)

スレのしおり

ルール
 その1 このスレは七海が苦手な恋愛ゲームを攻略するために日向くんとらーぶらーぶするSSになります。
 その2. 1と2のキャラクターが一緒にいます。世界観は現実世界でもジャバウォック島でもあります。
 その3. シチュエーション・行動内容などは安価で決めます。
 その4. 基本的に七海視点の安価となりますが、状況にかみ合わない難題の物は安価下とします。
 その5. 皆様の知る知識・経験を駆使し、HAPPYENDを目指し、スチルをコンプリートしましょう。行動次第でBADENDにもなります。
 その6. みんなで仲良く楽しいスレにしましょう。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382191539


七海「と、いう訳なんだ」

日向「何がどういう訳だよ……。まあ俺に出来ることがあるなら手を貸すよ」

日向「それで何をするんだ?」

七海「そうだね、取りあえず>>5かな」

手をつなぐ

七海「日向くん」

日向「ん? どうした七m」

ギュ

七海「えへへ」

日向「な、何だよいきなり」

七海「この間やったゲームで親しくなるには手を繋ぐってイベントがあったから」

日向「そ、そうか」

七海「ん、日向くんに触ってると落ち着くなあ。前なら全然思わなかったのに」

日向「生き物を触るのが怖いって言ってたっけか?」

七海「うん、でも日向くんは大丈夫なんだ、よね。不思議だね」

日向「お、おう…。そうか…」



七海「…………」

日向「…………七海、次はここから次は何をするんだ?」

七海「えっと…>>10かな?」

ダブルデート

七海「手を繋いだら次はデート……だったかな」

日向「チケットなら二枚持ってるぞ」

七海「それじゃあしゅっぱーつ…と言いたい所だけどそれじゃあいつもと変わらないし、違う人達と一緒に行動して勉強にしよう」

日向「それは別に構わないが、誰にするんだ?」



男一人女一人を選んでください

>>13
>>15

豚神

西園寺

西園寺「はい豚足ちゃん、これも食べなよ」

豚神「ふん、食べれるものなら貰ってやろう」

西園寺「きゃはは、勢い良すぎ! まるで餓死寸前に餌を出された動物みたーい!」




七海「あの二人仲が良さそうだね。十神くんと西園寺さんにしようか」

日向「……あれは仲が良いといえるのか?」



七海「ねえ十神くん西園寺さん、よかったら私たちと一緒にお出かけしないかな?」

豚神「……まあ別に構わんが、今の俺は腹が減っている」


どこにいく?
別にジャバウォック島だけでなくデート定番の場所でも可

>>19

公園

七海「ふわぁ~、ここって日当たりが良くて眠たくなっちゃうんだよね」

日向「お前は軍事施設に出かけたときも昼寝しようとしてたろ」

豚神「チッ…俺は腹が減っているといったろう」

西園寺「もー、豚足ちゃんお腹の音うるさすぎぃー。しょうがないからグミ分けたげるよ。何個欲しい? 三個? いやしんぼめ!」

七海「おー、やっぱりあの二人を連れてきて正解かも。定番の『あーん』ってやつだよ」

日向「西園寺は別の意味で楽しんでると思うけどな…」

七海「一応私も外でゲームしたとき小腹が空いたとき用のお菓子持ってるけど……日向くん、あーん」

日向「え、ちょ、なんだよいきなり」

七海「忘れたの? 今はデートの練習をしてるはずだよ。だから私たちも十神くんと西園寺さんを真似しよと思って」

七海「……それとも私じゃ、嫌…だったかな」

日向「…そんなことないぞ、ちゃんと食べるよ……あー」

七海「♪」



西園寺「何あれ、童貞の左右田おにぃが見たらかなりウザイことしそうな光景なんですけど」


七海「日向くんと親密度も上がったし、楽しかったな」

日向「ああ、そうだな…」



七海「次は>>24をしよう」

今日はもう寝ます

日向といっしょにお父さんに挨拶しに行く

七海「おーい、お父さーん」

不二咲「千秋ちゃん、それに日向くんも。どうしたの? 急に来るなんて」

日向「久しぶりだな、不二咲」

不二咲「うん、久しぶりだね。最近日向くんと会ってないから寂しかったんだぁ」

日向「それは少し大げさすぎやしないか?」

不二咲「そんなことないよ。もしかしたら嫌われちゃったのかと思っちゃったよぉ」

七海「お父さんは心配しすぎだよ。日向くんがお父さんを嫌うなんてあるわけないよ」

日向「そうだぞ、俺は不二咲と居て楽しいからな。お前を嫌うことがあるかよ」

不二咲「本当? えへへ、嬉しいなぁ」

七海「…………」グイッ

日向「? いきなり腕を引っ張ってどうしたんだよ?」

七海「日向くん、今の私と日向くんは恋人(のつもり)なんだよ、他所の人を褒めるのはどうかと思うな」ムー


日向 不二咲『え!?』


不二咲「そ、そうなの、日向くん!?」

日向「い、いや、それには訳があってだな……! 七海! 誤解を招く言い方はやめろ!」

七海「事実だもんっ」プイッ

不二咲「え、えっと、とりあえず娘をよろしくお願いします! なにかと常識知らずな子ですが、日向くんからちゃんと教えて上げてね!」

日向「ふ、不二咲、話をちゃんと聞いてくれ……!」

不二咲「あ、あと、えとその……お幸せに!」ダッ

日向「不二咲! 不二咲ぃぃぃ!!」

日向「誤解された……。完全に誤解された……」

七海「まあ遅かれ早かれだよ、日向くん。他人の目を気にしてたら練習もままならないし」

日向「だったらもう少し言葉を選んでくれ……」

日向「あとでちゃんと説明しないとな」

七海「…………別に言わなくてもいいのに」

日向「ん?」

七海「ううん、なんでもないよ」


次の行動
>>28

二人っきりのデート

七海「気晴らしにデートをしよう」

日向「あんな事があって外に出るのは怖いんだが…まあいいか」


どこで何をする
>>33

ライブハウスで澪田のライブをジャックする

七海「そういえばもうすぐ澪田さんがライブをやる時間だね」

日向「そうだったな……あいつの歌って独特なんだよな、聞いてると気が滅入ってくる」

七海「歌詞にとらわれちゃダメ、気持ちで理解しようと思うんだけどね……」

七海「澪田さんの曲が出る音ゲーは難易度高いかも」

日向「絶対やりたくないな、それ」

七海「うーん、そうだ! 私たちで澪田さんのライブをジャックしようよ」

日向「ジャックって乗っ取るってことか? なんでまた」

七海「シュミレーションゲームであったイベントなんだ。派手なことするなあと思ってたんだけど、私も一度はやってみたくて」

日向「……お前がそれでいいなら別に何も言わないけど。澪田怒らないかな」

七海「でもジャックして何をしようかな」

安価忘れてた
>>36

ウェディングソングを熱唱

澪田「みんなー! 今日は唯吹のゲリラライブに参加してくれてありがとおっす!」

左右田「事前に俺たち全員にチラシ配ってたじゃねえか!」

小泉「受け取るの断ると唯吹ちゃん泣きそうな顔するんだもん……」

九頭龍「てか渡すならポストに入れやがれ、ドアの鍵壊して手渡しするんじゃねえよ」

桑田「俺は楽しみだな、将来ミュージシャンになるし、人気バンドの歌聞いておくのも得じゃね」

苗木「それは桑田くんが彼女の歌をまともに聞いた事ないから言えるんだよ……」

桑田「どういう意味だ?」

霧切「聞けば分かるわ……」

澪田「うっひゃー! 唯吹の歌を聞きにこんなに集まるなんて感激っすよー!」

澪田「……あれ? 創ちゃんと千秋ちゃんがいないみたっすけど、どうしたんすかね?」

花村「もしかして逃げた? ずるいよ二人とも!」

澪田「いないのは仕方ないっすね! それじゃあ一曲目は『君にも届け』! 聞いてください」



苗木「……って、あれ? 澪田さんの曲ってこんなだっけ?」

葉隠「違うべ。これは世に言うウェディングソングだべ」

朝比奈「もしかして澪田ちゃんもまともな曲が作れるようになったのかな!」

大神「あやつの顔を見る限り違うように見えるが」



澪田「あ、あれ? なんすかこれ、唯吹の曲じゃないっすよ」

罪木「見てください、ステージの柱の影から誰か出てきました!」

日向 七海『~~~♪』



山田「あれは日向殿と七海殿ではありませんか、あの二人は逃げたのでは?」

霧切「というよりも、なぜ二人はウェディングソングを熱唱しているのかしら」

苗木「そういえばさっき不二咲くんが言ってたよ。日向くんと七海さん付き合い始めたんだって」

左右田「まじかよ! 爆発しろ!」

セレス「むしろお二人の日常の行動で、付き合ってなかったのが不思議ですわ」

小泉「へぇ~、日向と千秋ちゃん、歌上手いわね」

ソニア「聞いてる内に目頭が熱くなります!」

田中「制圧せし氷の覇王である俺様は俗世の曲になど心響かん……しかしさすが特異点。俺様の邪気が微かに浄化されようとしている!」

舞園「それだけ愛が込められているわけですね」

不二咲「ぐす……千秋ちゃん、おめでとう……!」



澪田「……あ、あれ? 唯吹のライブはどうなったんすか?」

七海「楽しかったね、日向くん!」

日向「澪田すごい落ち込んでたけどな」

七海「いつか私たちも聞く側になりたいね」

日向(? どういう意味だ?)

七海「次はなにをしようかな」

日向「ていうかさっきのデートだったのか? もうすこしまともなのにしてくれ」


>>43

狛枝呼んでコテージでゲーム

狛枝「やあ、日向クン七海さんおめでとう」

七海「狛枝くんだ」

日向「なんだよ突然」

狛枝「さっきは希望に満ち溢れた曲を聞かせてもらったからね、お礼をしにきたんだ」

狛枝「だけど心配だなあ、これからどんな不幸なことが起きるか」

日向「相変わらず言葉が長いな、お前は」

七海「今から日向くんのコテージでゲームするとこなんだけど、狛枝くんもどう?」

狛枝「いや遠慮しておくよ、出来立てである二人の邪魔はさすがにね」

日向「なんのこと言ってるんだよ、素直に受け取れよ。どうせ遊ぶ奴いないんだろ?」

狛枝「あはは、直球だね日向クン。そこまでいうなら仕方ない」

狛枝「ああ! 希望である二人と一緒に遊べるなんて、なんて幸せなんだ! さっきに続いてだといったいどれほどの不幸が落ちてくるか!」

七海「狛枝くん、ちょっと黙っててくれるかな」


どんなゲームする?
>>48

マリカ

すみませんが時間が足りないようなのでもう寝ます

日向「それで七海、どんなゲームをやるんだ?」

七海「みんなで仲良く遊べるゲームといえば、これだよ」

狛枝「それは? 僕ってあんまりゲームに詳しくなくてね。よければ教えてくれないかな」

七海「マリオカート64だよ。簡単なレースゲームだね」

七海「スーパーファミコンで発売されたスーパーマリオカートの二作目でね、3Dになって立体的で迫力のあるレースが出来るようになったものなんだ!」

日向「分かった分かった。お前がそのゲームが好きなのは分かったから、早くやろうぜ」

七海「そうだね。それじゃあゲーム機をテレビに繋いでっと」

日向「今そのリュック取り出したゲーム機、サイズ的にありえないぞ」

七海「はいコントローラー、狛枝くんも」

狛枝「ありがとう」

狛枝(というか胡坐をかいた日向クンの上に自然な動きで座った七海さんに、なにも言わないんだ……)

七海にルールや操作説明をされながら、三人でレースを行った。
七海は橋や道を落ちそうなギリギリのドリフトで免れ、最短の曲がり方やアイテムを抜群なタイミングで使い、ぶっちぎりの一位。
狛枝は初心者であり、何度もNPCに抜かれその度に逆転のアイテムを出したり、バナナですべったタイミングでサンダーなどが当たり無傷などの幸運を発揮し、結果は二位。
日向は極めて普通、店頭に流される宣伝用のプレイのように楽しくプレイし、善かれ悪しかれの三位だった。

七海「うん、かなり面白い対戦だったよ」

狛枝「さすがは超高校級のゲーマーだね。最下位を周回遅れで勝つなんて」

日向「七海に勝てないのは仕方ないが、狛枝に負けるのはなんだか腹が立つな……まあ楽しかったしいいか」

狛枝「日向クン、とても良い感じに終わろうとしてるけど、このまま終わっちゃうんじゃつまらないよ」

日向「は?」

七海「どういう意味?」

狛枝「つまり、一位である七海さんがこの中で一番下だった日向クンに何か要求する……なんてどうかな?」

日向「な、なんだよその突然のルール!」

七海「……なんでもいいの?」

狛枝「日向くんが嫌でなければ、ね」

日向「……まあ、七海だし無茶なことはいわないか」


何をする?
無茶なのはNG
>>57

56

七海「んーと……これを飲んで欲しいな、二人で」

日向「ああ、それなら簡単だ…………え? 二人で?」

七海「うん、私と一緒に」

日向「な、な、な」

狛枝「ストローなら僕持ってるよ」

日向「そんなのなんで持ってんだよ……ってなんだよ! そのハートの形に絡まったストローは!?」

狛枝「日向クンと七海さんにぴったりと思って」

日向「答えになってないぞ!?」

七海「……んっ、日向くん片方咥えて」

日向「なんでお前はそんな乗り気なんだ……」

狛枝「ほら日向クン、女の子に恥をかかせるのはどうかと思うな。ヘタレキャラを返上しようよ」

日向「んなキャラを持った気なんてねえよ……」

七海「…………」ジッ

日向「うぐっ……、分かったよ……」パクッ

狛枝「それじゃあ、せーのでいこうか」

七海「分かった」

日向「ああ」

狛枝「せーの」


チューチュー ゴクッ


七海「……ぷはっ」

日向「顔から火が出るほど恥ずい……」

狛枝「まだだよ日向クン。全部飲みきってないんだから」

日向「まだやるのかよ!?」

狛枝「勿論だよ。ねえ、七海さん」

七海「……え? あ、うん。まだ…続いてるよ、日向くん」

日向「」

日向「ほんとに飲みきらないと終わらなかった……」

七海「……」ポー

日向「どうした七海? こころなしか少し顔が赤いぞ」

七海「……日向くんと、間接キス……しちゃった」エヘヘ

日向「っ!」



次の行動
>>63

お姫さま抱っこでお父さんにあいさつ

七海「おーい、また来たよお父さん」

不二咲「あ、千秋ちゃんと日向くん……えっと、一つ訊いていいかなぁ……?」

七海「なに?」

不二咲「……どうしてお姫様だっこなんてしてるの?」

七海「恋人同士ですから!」ドヤッ

日向「それは違うぞ!?」

不二咲「そうなんだぁ」

日向「不二咲も納得するな!」

不二咲「…でも羨ましいなぁ」

七海「……だめだよ、さすがにお父さんでも日向くんに抱っこされるのは」

不二咲「そうじゃないよ! ほら僕ってこんな身体つきでしょ? だから日向くんみたいに女の人を抱き上げるなんて出来なくて……」

日向「不二咲……」

不二咲「だから僕もトレーニング中なんだ! たくさん運動して強くなるのが目標だよ!」

七海「お父さんなら出来るよ。だってあんなにトレーニングしてるんだもん」

不二咲「ありがとう千秋ちゃん。いつか僕も大神さんみたいになるんだ」

日向(それは出来ればやめて欲しい……)

不二咲「だから僕もトレーニング中なんだ! たくさん運動して強くなるのが目標だよ!」

七海「お父さんなら出来るよ。だってあんなにトレーニングしてるんだもん」

不二咲「ありがとう千秋ちゃん。いつか僕も大神さんみたいになるんだ」

日向(それは出来ればやめて欲しい……)




七海「お父さんの夢、いつか叶うといいね」

日向「そうだな」

日向(でも大神みたいになるのは諦めて欲しいな……数少ない癒しなんだから)

七海「次は何がいいかな」

日向「ていうか七海。ところ構わず恋人関係だって言うのはやめてくれ。後で解きにくくなるだろ」

七海「……日向くんは私と恋人同士だって言われるの、嫌?」

日向「え? えっと、嫌っていうか、俺たちは別に本当に付き合ってるわけじゃないし……」

七海「……日向くんってギャルゲーの主人公?」

日向「いきなりなんだよ」

七海「そんなに鈍いなんて主人公属性がないとありえないよ」

七海「それとも超高校級の鈍感なのかな」

日向「さすがにそんな才能は入ってないだろ……。というかそんなのどう開花させるんだよ」



次の行動は
>>67

すいませんミスりました

七海をおんぶ

七海「……ふわぁー、ねみぃ……」

日向「今日は色々遊びすぎたからな」

七海「日向くん背中貸して」

日向「お姫様だっこしたのに、次はおんぶかよ……ほら」

七海「んー……日向くんの背中おっきくて温かいから安心して寝れるんだ」

七海「おやすみー……」

日向「相変わらず寝るの早いなあ……コテージに送ってやるか」



どちらのコテージにする

1 日向
2 七海

>>70

日向「ふう、やっと着いた。おーい七海そろそろ起きろよ」

七海「むにゃむにゃ……」

日向「だめだ全然起きない……七海のコテージに入りたいが、鍵は七海が持ってるし……身体をまさぐるのはさすがになあ」

日向「しょうがない俺の部屋に泊まらせるか。俺はどっか別の奴に泊めてもらおう」



七海「…………えいっ」グイッ



ボスンッ



七海「おはよう、日向くん」

日向「七海っ、お前起きてたのか……!」

七海「うん、最初から、ね」

日向「さ、最初から!? なんでそんなことするんだ! ていうかどうして俺の身体を馬乗りしてるんだよ!?」

七海「……ほんとは分かってるでしょ、日向くん」

七海「今から何をするか……」



>>74

日向君を抱き枕にして寝る

すいません>>72の最初に文が抜けてました

日向「よっとベッドに寝かしてっと。さて俺もここから出ないとな」クルッ



ガシッ



日向「……え?」

↓安価下

今日はいろいろひどいですね。
もう寝ます。

再投稿


日向「よっとベッドに寝かしてっと。さて俺もここから出ないとな」クルッ



ガシッ



日向「……え?」

七海「…………えいっ」グイッ



ボスンッ



七海「おはよう、日向くん」

日向「七海っ、お前起きてたのか……!」

七海「うん、最初から、ね」

日向「さ、最初から!? なんでそんなことするんだ! ていうかどうして俺の身体を馬乗りしてるんだよ!?」

七海「……ほんとは分かってるでしょ、日向くん」

七海「今から何をするか……」


安価結果

>>73
日向君を抱き枕にして寝る

七海「うーん……zzz」

日向(なんだろう、すごく恥ずかしい勘違いをした気がする……)

七海「…むにゃむにゃ」

日向(……無心、無心になるんだ)

日向(七海は俺を信頼して寝てくれてるんだ、そんな俺が裏切ってどうする!)

七海「ん……日向…くん」ギュ

日向(左腕に柔らかい感触が……!)

七海「うーん、よく寝た」

日向「一睡も出来なかった……」

七海「やっぱり日向くんの温かさを感じながらだと気持ちよく眠れるなあ」

七海「また一緒に寝てもいい?」

日向「……気が向いたらな」


次の行動
>>88

オルタナティブセックス

マヴラブやったことがないのでわからないのですが、どういった感じのものなのですか?
調べたかぎりでグロだったのならNGにしたいのですが…。

本人からの説明がないなら再安価でいいんじゃない?

ウサミ「>>90さんの提案通り再安価に決定しまちた!」

ウサミ「それと! たしかにこのスレは千秋ちゃんが恋愛ゲームを攻略するために日向くんとアレコレするものでちゅが、決してなんでもするわけではありまちぇん!」

ウサミ「だから>>1に書いてあるしおりにルールを追加させてもらいまちゅ!」


ルール
  その1. このスレは七海が苦手な恋愛ゲームを攻略するために日向くんとらーぶらーぶするSSになります。
 その2. 1と2のキャラクターが一緒にいます。世界観は現実世界でもジャバウォック島でもあります。
 その3. シチュエーション・行動内容などは安価で決めます。
 その4. 基本的に七海視点の安価となりますが、状況にかみ合わない難題の物は安価下とします。
 その5. 皆様の知る知識・経験を駆使し、HAPPYENDを目指し、スチルをコンプリートしましょう。行動次第でBADENDにもなります。
 その6. みんなで仲良く楽しいスレにしましょう。

  その7. グロ、リョナ、触手系なエロはNGとします。
  その8. 手順を踏み、高感度を上げてしっかりと関係を結んでからにしましょう。

  注意:なお、ルールはスレの都合により順次増えていく場合があります。



ウサミ「それではみなさん、千秋ちゃんと日向くんのらーぶらーぶを手伝ってあげてくだちゃいね!」

ウサミ「ちちんぷいぷい ちんちんぷいぷーい!」

七海「あれ?」

日向「どうした七海?」

七海「なにか頭の中でよく分からない単語が出てきたんだ」

日向「なんだそれ? 気分が悪いなら休んでるか?」

七海「…うーん、問題は無いと思うけどなあ」


>>94

ちゅー

日向「とりあえず朝ごはんでも食べるか」

花村「やあ日向くん、七海さんおはよう」

七海「おはよう」

花村「今日は何を食べるんだい? リクエストがあるなら作るよ」

花村「それとも朝から僕をご所望かい? だったら少し待っててね今男体盛りを──」

七海「日向くんは何にするの?」

日向「そうだな、日本人なら和食かな」

七海「なら私も日向くんと同じものでいいよ、花村くんよろしくね」

花村「見事な放置プレイだね……。でもそんな扱いもたまりませんなー!」

日向「めげないな……」

七海「もぐもぐ……。やっぱり花村くんの料理は美味しいね」

日向「そうだな、さすが超高校級の料理人。いつまでも食べてられる気がするぞ」

日向(……ん? 七海、顔にご飯が付いてるの気付いてないな)

日向「七海」チョイチョイ

七海「? どうしたの日向くん? 自分の頬を指差して?」

七海(なにかして欲しいのかな?)

七海「…………あ、もう仕方ないなあ」ガタッ

日向(お、気付いてくれたか。でもなんで席を立つ必要が──)


チュ


日向「!? !!?」

七海「おはようのキスがまだだったね」

日向「ちがっ!? 俺はただお前の頬についてたご飯を教えただけだ!!」

七海「え? なんだ、そうだったんだ」

七海「教えてくれてありがと」

日向「さっきはかなり驚いたな……」

七海「でも日向くんとキスできて嬉しかったな」

七海「これで一歩恋人関係に前進かな?」

日向(まず俺たちは偽者の関係なはずじゃ……)


次の行動
>>105

映画館行こうぜ!

日向「誰も客が居ない。どうやら貸切らしい」

七海「あ、ポップコーンが売ってあるよ、日向くん」

日向「七海はたしかカレー味が好きなんだっけか?」

七海「よく覚えてたね」

日向「何度も一緒にでかけてたからな、そりゃ覚えるよ」

七海「……そっか」


なんの映画を見る?
>>109

>>107
かつR18で

七海「ここの席が一番見やすいんじゃないかな?」

日向「じゃあそこにするか」

日向「それで、いったい何の映画を見るんだ?」

七海「ラブストーリー……だったかな」

日向「ふーん」

七海「これで恋愛ゲームの勉強になると思うし、後で語り合おうね」

日向「そうだな。七海が寝てなかったらな」

七海「むっ、それどういう意味?」

日向「ははっ、冗談だよ……おっと、そろそろ始まるぞ」

日向(俺たちが見始めた作品は、確かに七海の言った通り最初は男と女の恋愛を描いたものだった……のだが)


『ちゅ……はぁっ、んむっ……』


日向(正直すごく気まずい……)

日向「な、七海……。これは多分やばいやつだから出たほうが良くないか?」

七海「…………」

日向「……七海?」

七海「え? あ、どうしたの日向くん、まだ映画は終わってないよ?」

日向「で、でも」

七海「……だってこういうことをするのも恋愛…なんでしょ?」

七海「だったら見て勉強しないと、いけない…と思うよ?」

日向「えぇー……」

七海「…………それに今後の…………」

日向(最後の七海の言葉、映画の声で聞こえなかった)

日向「………………」

七海「………………」

日向「………………」

七海「………………すごかったね」

日向「………………そうだ、な」


>>115

夕暮れの海へ行く

日向「すごい夕焼けだな……」

七海「そうだね、真っ赤ですごく綺麗……」

日向「……ああ」

七海「……もう、日向くん。ここはお前のほうが綺麗だよ、って言うシーンでしょ?」

七海「映画でもそんな場面が合ったでしょ」

日向「なんでお前はそう見たものを再現し始めるんだ……」

七海「だって……」

日向(? 七海、どうしたんだ?)


>>118

まだ打ち明けないでおく

かなり中途半端ですがここで切ります。

七海「だって……私、私は……日向くんのことが……」

七海「………………」

日向「七海?」

七海「…………ごめん、なんでもない」

日向「なんでもないって……」

日向「変な奴だな、相変わらず」

七海「…………」

日向「…………」

七海「…日向くん、一つだけお願いがあるの」

七海「手を握っても……いいかな」

日向「え……あ、ああ、別にいいけど」

七海「うん……」ギュ

七海「……今はやっぱりこのままでもいいかな」

日向「なんの話だ?」

七海「…………」

日向「七海?」

七海「…zzz」

日向「寝てる……」

日向「ったく、仕方ないな……コテージに送ってやるか」

日向「……ん? モノモノヤシーンがある。ついでにやってみるか」



同じものでも可

↓安価五つ

七海「また日向くんに運んでもらっちゃった」

日向「別に俺は構わないんだけどな」

七海「どうも日向くんと居ると安心して眠っちゃうんだよね」

日向「そ、そうか」


次の行動
>>130

チェックチュ

七海「今日は私のコテージで遊ぼっか」

日向「ああ、いいぞ」

七海「一緒で>>135でもしよう」

134

日向「相変わらず散らかってるな」

七海「我が楽園へようこそ」ドヤッ

日向「楽園って……。足の踏み場がほとんど無いぞ」

日向「少しは掃除しろよ」

七海「掃除ならちょっと前にしたんだよ」

日向「そうなのか? でもまた戻っちゃ世話ないな」

七海「ゲームソフトを片付けようとしたら下に昔やったゲームを見つけてね、気が付いたら夜までゲームやってたよ」

七海「……不思議だね?」

日向「それは確かによくやるけどよ……」

七海「でも今からやりたいゲームがあるけど……これじゃ出来ないね」

日向「それじゃあ少し片付けるか」

七海「うん、手伝うよ」

日向「手伝うも何も、お前の部屋なんだけどな……」

日向「あ、そうだ、聞きたいんだけど。やりたいゲームってなんだ?」

七海「ツイスターゲーム」

日向「へえ、そりゃ知らないな。どんなゲームだ? 教えてくれよ」

七海「うん、教えてあげる……その身体に」

日向「ははは、楽しみだな」


次の行動
>>140

ちょっと聞きたいんだけど、最近ネタ切れ。
ヒナナミのらーぶらーぶものを書きたくてやり始めたけど需要ある?
早めに付き合ったほうが色々やり易い希ガス。

ツイスターゲームならルーレット回す人がいなきゃね
花村にでもやらせよう

七海「ツイスターゲームってルーレットを回す人が必要だった」

七海「という訳でよろしくね花村くん」

花村「下ごしらえをしようとコテージから出たところをいきなり誘われて驚いたけど、そういうことなら喜んでさせてもらうよ!」

日向「なんだかよく分かんないけど、すごく興奮してるな」

花村「当然だよ、日向くん。きみ達二人のくんずほぐれつしているところを一番間近で堪能できるなんて、僕はなんて幸せ者なんだろう!」

日向「ちょっと待て! なんだよくんずほぐれつって!?」

花村「おやおや? 日向くんは知らないのかい? ツイスターゲームがどれほど魅力的なものなのかを」

花村「仕方ない、このアーバンな僕が説明してあげるよ。それはね──」

七海「説明を聞くよりやってみたほうが早いと思うよ」

日向「七海?」

花村「もう! なんだい僕がせっかく人身無垢な日向くんに説明を……ああ、そういうことか。それは悪かったね七海さん。教えたら日向くんが止めちゃうかも知れないもんね」

七海「…………」

日向「どういう意味だよ?」

花村「なんでもないよ。それじゃあ始めようか」

日向「なんだか分かんないが、激しく不安だ……」

七海「…………日向くん、一つだけお願いがあるの」

日向「何だ?」

七海「途中で止めるとか言わないでね」

日向「え? まあ、分かったけど」


どういう展開になった?
>>145

花村「さあさあ日向くん、七海さん。素足になって外側の黄色と青の円を踏んで」

日向「こうか?」

七海「…ん」

花村「それじゃあルーレット スッタート!」グルグル

花村「──日向くんは右足を青だね」

日向「よっと」

花村「次に七海さん──左足を黄色だよ」

七海「はい」

花村「んふふ。二人の距離が少しずつ近づいてきたね。これから数分後にどうなるのか楽しみだね」

花村「次に日向くん、右手を赤」

日向「届くか……よし、届いた」ピトッ

七海「……あ」

日向「す、すまん!」

七海「大丈夫だよ、手が触れただけだもん」

日向「でも……」

七海「日向くん、これはこういうゲームなんだよ。ルールには従わないと」

日向「……分かったよ」

七海「花村くん、次お願い」

花村「分かったよ。それじゃあ七海さんは──右足を黄色が出たよ」

七海「分かった……あれ、届かない。それじゃ……よっと」フニッ

日向「っ!? な、七海!?」

七海「ごめんね日向くん。でも日向くんに跨らないと届かないから」

日向(せ、背中に柔らかい感触が……!)

花村「はあ……はあ……素晴らしいよ二人とも……!」

日向「や、やばい態勢が持たない……!」

花村「日向くん、右足を青だよ」

日向「よし……! これで少しは落ち付く……」

日向(って、七海の胸が目の前に……!)

七海「…………」

日向(いや触らなければ大丈夫だ。近づかなければ問題ない。首を後ろに力を入れて……)

日向(……あー、すごく良い匂いがする!)

花村「あ、七海さん左手を赤ね」

七海「……ん」プニョン

日向「!?!?」

日向(顔に! 顔に七海の胸が!)モガモガ

七海「ぅん……日向くん、あんまり暴れないで……」

日向(そうは言ってもだな……!)



花村「……よだれが止まりませんなっ!」






日向「っ……! くぅ……!」プルプル

日向(やばい……態勢が…というよりも目の前の光景が非常にマズい……!)

花村「んっふふふ。日向くん、どうしたんだい? 辛そうに目を閉じちゃって。今きみの前には七海さんのスカートがあるんだよ?」

花村「正確には、手足で腰を浮かせた状態の日向くんの上に、対面で同じポーズをした七海さんが乗っている状態……」

花村「つまり! その彼女の隠された禁断の一枚を好きなだけ鑑賞できるのにぃ……どうしてそんなエデンから目を背けちゃうのかな?」

七海「…………」

日向「いいから……早く次にいけよぉ……!」

日向(もう……! 中途半端な態勢だから……腰が……! 一旦腰を上にあげよう…!)グイ

七海「! ぁん……!」

日向「!!? !?」

花村「うっひゃああ! 日向くんの腰が七海さんの腰とぶつかったあああ!」ダラダラ

日向「ご、ごめん、七海!」

七海「…………」

日向「……七海?」

七海「…ひ、日向くん……」



七海「なんだか…身体がむずむずする……」



日向「…………え」

七海「なんなのかな……これ……」

日向「な、七海……」ピチャ

日向「ん? なんか手が濡れたぞ?」

花村「」

日向「うおお!? 花村が鼻血出して水溜りを作ってるぞ!」

七海「え、えと、とりあえず罪木さんを呼んでくるよ!」

日向「取りあえず花村は一命を取り留めたようだな……」

七海「一時はどうなるかと思ったよ……」

日向「あの後花村が鼻血を出した理由を聞かれて、適当にいつもの妄想で出したって言っといたけど」

七海「まあ、本当のことは言えないもんね」

日向「そうだな」

日向(……七海の身体の件はどうしたんだろう……)

七海(……日向くんに身体がおかしくなった理由、聞きそびれたなあ)



次の行動
>>160

七海の身体が心配だから原因を究明

日向(やっぱ気になるな、少し聞いてみるか)

日向「なあ七海、さっき身体がむずむずするとか言ってたけど、もう大丈夫なのか?」

七海「え? ……うん、今は特に問題無いかな」

日向「そうか」

七海「……でも、次になんだか…胸が痛い……気がする」

日向「それって、結構やばいんじゃないか!?」

七海「そう、なのかな……」

七海(日向くんと一緒に遊んで、部屋に帰った後一人で居る時みたいな痛さだな……)

日向「俺だけじゃあ何なのか分からないし、誰か何か知ってるかもしれない。行くぞ」グイ

七海「あ……」

七海(日向くんと手を握ったら、ちょっと…痛みが引いたかも)


七海の痛みの原因を知ってそうな人は?
>>164

狛枝

日向「狛枝っ」

狛枝「やあ日向クン、それに七海さん……はは、今日も二人は希望の日と言えるのかな」

日向「ちょっとお前に訊きたいことがあるんだ」

狛枝「唐突だね。何かな、きみに頼りにされるのは嬉しいんだけれど、僕ごときがきみの悩みを聞けるかは分からないよ?」

日向「悩んでるのは俺じゃない。七海についてなんだ」

狛枝「七海さん?」

七海「…………やっほ、狛枝くん」

狛枝「こんにちは、七海さん……それで彼女がどうかしたのかな?」

日向「ちょっと病気みたいなんだ」

狛枝「え? それは大変だけど、そういったのは罪木さんの担当じゃないかな?」

日向「まあそうなんだが普通の病気じゃないっぽいからな。頭の切れるお前なら何か知ってると思って」

狛枝「うーん、きみにそこまで言われるのは嬉しいけど……一応やってみるよ」

日向「ありがとう。よし七海、狛枝にどういった症状なのか言えよ」パッ

七海「あ……」

狛枝(ん? 日向クンに手を離されて七海さんが残念そうな顔を……これは……)

狛枝「日向クン、ちょっと七海さんと距離を取ってくれるかな」

日向「ああ……分かった」

狛枝「……ねえ、七海さん。どういった時に身体がおかしくなるのかな?」

七海「……う~ん、よく分かんないけど……日向くんに触ってると身体が熱くなったりはするかな」

狛枝「……他には?」

七海「日向くんが他の人……特に女の人を……名前で呼んでると胸が痛くなったり」

狛枝「………他は?」

七海「さっき日向くんとツイ──ゲームをやってたらね、日向くんを感じて身体がむずむずしたり、だね」

狛枝「…………」

狛枝(確かにこれは深刻な病だね。ちょっとやそっとじゃ治せない類のものだ)

狛枝(ていうか二人って付き合ってなかったっけ? まあ、七海さんって感情を使うのが苦手だっていってたし、事情があるんだろう)

七海「狛枝くん……やっぱり私、どこかおかしいのかな」

七海「頭でずっと日向くんを考えたり、さっきだって日向くんの手の温もりが無くなって張り裂けそうなほど胸がズキズキする……」

狛枝(……そういったことは安易に教えていいのかな)



1.素直に教えてあげる
2.アドバイスだけを与え、本人に考えてさせてあげる
3.知らないよ、自分で考えてみなよ


↓五つ多数決

狛枝「……七海さん、僕はきみがどういった病にかかっているは分かったよ」

狛枝「でも、それは恐らく七海さん自身で答えに導かないといけないものだ」

七海「……私自身が、答えに?」

狛枝「そ、七海さんがかかってるのはただの病気じゃない……多分一生治らないんだろう。場合によっては…だけどね」

七海「……知ってるなら教えてくれてもいいのに」

狛枝「あはは、きみの知らないことは、出来る限り日向クンに教えてもらって方が嬉しいんじゃないかな」

七海「…………」

狛枝「僕が言えるのはここまでだよ。あ、でも一つだけアドバイスだ」

七海「?」

狛枝「少しばかり積極的になったらいいんじゃないかな」

七海「……積極的に」

狛枝「うん。さあ、早く日向クンの所に行きなよ。さっきから僕を睨んで怖いんだ」

七海「分かった。狛枝くん、ありがと」

狛枝「礼なんていいよ。僕はただきみ達希望の踏み台になれるだけで幸せだ」

日向「……狛枝のやつ、なんだって?」

七海「……秘密」

日向「秘密? ……俺に言えない事なのか?」

七海「……うん」

日向「……ふーん」

七海「日向くん、怒ってる?」

日向「別に……怒ってない」

七海「怒ってるように見えるよ?」

日向「怒ってないったら……それより今日も恋愛練習するんだろ。何するんだ?」

七海「うーん、そうだね」

七海(今日はちょっとだけ積極的になってみようかな)


行動
>>178

遊園地へ誘う

七海「遊園地に行こっか」

日向「ああ、いいぞ」


ギュ


日向「な、七海?」

七海「……手繋いで行ってもいいかな」

日向「別に、いいけど……」





日向「着いたな。さてどのアトラクションからにする?」

七海「>>183とか、面白そう」

ヒーローショー

七海「ヒーローショーを見に行こうよ日向くん!」

日向「ヒーローショー?」

日向(意外だな……七海が楽しめばなんでもいいけど)





「うぷぷぷぷ、愚かな人間共よ。この会場はただいま悪の集団『超世界級の軍団』が占拠したぞ!」


七海「うわっ! すごい日向くん! 本格的だね!」

日向(七海、心の底から笑ってる。ゲーム好きなところもあって、やっぱ子供染みた点があるよな)


「うぷぷ。それじゃあ悪の軍団らしく会場の子供を生贄に──すると思ったか!」


日向「!?」


「子供を連れ去るなんてつまんねぇ! やるなら法律に影響を与えねえ歳のやつじゃねえとな!」


日向「な、なんか展開がおかしくないか……?」


「よーしそれじゃあ……そうだな……そこの若いカップル! てめえらに決めたぜ!」


七海「ん?」

日向「は? 俺たち?」

「そうだてめえ達だ! お前ら連れてきな!」

キー キー

日向「え? ちょ!?」

七海「こんなことされるの始めてだから、ドキドキするね!」

日向「そんな暢気なこと言ってる場合かよ!」


「よく来たなぁ若いカップルたちよぉ。今からてめぇたちに絶対に受けなくちゃいけねぇ命令を出すぜ!」


>>180
無茶すぎるのは安価下

間違えた>>190

>>188プラス抱き合う

ボス「『超世界級の軍団』といわれる俺達にモラルなんてゴミだ! だから今からこの大衆たちの前でハグアーンドキスってもらうぜ!」

日向「なっ!?」

七海「ハ、ハグ……? キス……?」

ボス「ええそうです。ハグ及びキスです。しっかりと目を見詰めあいそしてキスです。ああ、先に言っておきますが額や頬などといったアホな場所ではなく、唇でお願いします」

日向「くちびっ……!」

ボス「それはもうじっくりと、もうねっとりと。会場の子供に教えてあげるのです。これが現代社会の恋人なんだと。世界中に知らしめてやるのです」

七海「………………」

日向「ふ、ふざけんなっ! なんでそんなことを大勢の前で……!」

ボス「おやおやヘタレですね。それではさぞかし彼女さんがお困りでしょう。これだから草食系はダメなのです」

ボス「嫌なら別の命令にしますか?」

日向「是非そうしてく──」

七海「…………やります」

日向「……え? 七海?」

七海「選ばれたなら仕方ないよ、日向くん。ぱっとやったらすぐに終わるよ」ダキッ

日向「お、おいっ!?」

ボス「あれあれ~? 彼女の方はやる気満々なのにぃ~、彼氏はやらないのかなぁ~?」

ボス「ほらほらみんな~、ヘタレな彼氏を応援してあげてぇ~!」


キース! キース! ガンバレ-! オトコハドキョウダ!


日向「うぐっ……!」

七海「日向くん……」ジッ

日向(……もうこうなったらヤケだ……! やってやる……!)スッ



七海「……ちゅ……んむっ……」

日向「……はぁ……んっ」



ボス「ま、マジでやったー!? おいおい冗談だったのに、よく人前で出来んな……あれ? お二人さん?」



七海「ぁ…ん……ひ、なたくん……んちゅっ」

日向「なな、み……あむっ……ちゅぅ」



ボス「……あ、あのちょっと、あんまり過激なのはお子様の影響が……えっと、聞いてますか? おーい」

日向「…………」

日向(七海のキスしてしまった……それもあんな大勢の前で…!)

七海「……ふふ、えへへ」

日向(すごく嬉しそうな笑顔で歩く七海を見て、俺も和やかな気分になるな)

七海(日向くんと、ちゅーしちゃった……なんだかぽわぽわして幸せな気持ち)


次のアトラクション
>>197

お化け屋敷

スタスタ

バッ


七海「あ、生首……ふーん、なるほどこういう仕掛けになってるんだね」

日向「……」

日向(仕掛けのお化けが出てきてもまったく動じないな……まあ驚いたり叫んだりする七海は想像できないけど)

日向(……でもちょっと残念な気もするな)


アアアアア゛ッ


日向「うわっ!」

七海「わっ……日向くんの声にびっくりしちゃった」

日向「いきなり後ろから出てきたから驚いちまった」

七海「何も無いと思わせて、安心させてから出るようにしてあるんだよ。よく出来てるね」

日向(考えて気が抜けてたな……七海前で声を上げてしまった……情けない……)

七海「……日向くん、はい」スッ

日向「何だ? 手を差し出して」

七海「手を繋いで行こっか。さっきみたいに日向くんが驚かないように」

日向「……別にそこまでびびってはないぞ」

七海「そう? でも一応、ね?」

日向「……分かったよ」

七海「こうすると恋人っぽいかな?」

日向「そうだな、多分そう見えると思うぞ」

七海「……そっか」



七海「あ、分かれ道だ」

日向「道によって雰囲気が違うみたいだな」


どの道に行く?

1.和風
2.洋風
3.美術館

>>203

3

日向「美術館のお化け屋敷なんて珍しいな」

七海「そうなの? 私そういうのよく知らないや」

日向「大体は和風とかで妖怪を使った仕掛けが多いだろうな」

日向「美術館で怖いものってなんだろうな」

七海「絵画が突然動き出すとか、話しかけてくるとか、かな?」

日向「あー、それっぽいな。まあ何が出るかはお楽しみにしておくか」

七海「そうだね。でも先にどんな仕掛けか考えたら面白くないと思うよ?」

日向「基本お化け屋敷は子供向けだから、そこまで怖いものは──」


パリンッ


日向「ん?」

七海「?」


ヌッ ズザッ ズザッ


日向「何だあれ!? 女の絵画が近づいてくるぞ!?」

七海「……動き出すって、絵の中で動くんじゃなくて本当に動いて来るやり方みたいだね」

日向「分析してる場合か、走るぞ!」




ガチャ バタンッ!

ガンッ ガンッ ガンッ

ガンッ ガンッ

ガンッ

………


日向「はあ……はあ……なんとか撒いたか」

七海「ふぅ、どうやらあのお化けは自分で扉を開けられない設定っぽいね」

日向「かなり凝った設定だな」

七海「一息ついたみたいだし、お化け屋敷の攻略再開としますか」

日向「そうだな……ん? あれは?」

少女「えーん! えーん!」

日向「子供か?」

七海「迷子になっちゃったのかな」

日向「みたいだな。話しかけてみるか」

七海「そうだね。……ねえきみ、どうしたの?」

少女「すんすんっ……お、お母さんが……えぐっ、いなくなったの……」

日向「それは困ったな……。もしきみさえ良かったら、俺たちと一緒に行かないか?」

少女「……いいの?」

七海「もちろんだよ! 任せて! 迷子のキャラクターを探し主に渡すのは得意だからね」

日向「ゲームとこの子を一緒にするなよ……」

少女「ありがとうっ! お姉ちゃん、お兄ちゃん! ……あれ?」

七海「どうかしたの?」

少女「あ! お姉ちゃんたち、さっきのヒーローショーでちゅーしてた人たちだ!」

日向「ぶほっ!」

七海「……見てたんだ」

少女「うん! お母さんが将来はああいう人たちみたいになりなさいって言われたの!」

日向「…………」プルプル

七海「……恥ずかしいなあ」

少女「ねえ、二人はお互いのどんなところを好きなったの?」

日向(ず、随分ませた子供だな……)

七海「んーと、優しいとこ……かな」

日向「お前も素直に答えるな!」

少女「お兄ちゃんは? どんなところを好きに 日向「も、もういくぞ! お母さんが心配してるだろうし!」あ、逃げた」

七海「……むぅ」

日向「七海も早く来いよ」

七海「……そんなに急がなくても大丈夫だと思うよ。多分出口で待ってるだろうし、例えいなくても係りの人に頼めば放送してくれるんじゃないかな」

日向「そうだろうけど……」

七海「だからここはゆっくり、お化け屋敷を攻略しようよ。仲間も増えたようだし」

少女「行こう行こう!」

日向「怖くないのか?」

少女「お姉ちゃんたちと一緒だから怖くないよ!」

七海「この子もこう言ってるし、ね。日向くん」

日向「お前らがそれでいいなら、問題無い…のか?」

少女「あ、そうだ。お姉ちゃん、手繋いで」

七海「いいよ」ギュ

少女「お兄ちゃんも反対の手」

日向「俺も?」

少女「ほら早く!」

日向「わ、分かったよ」ギュ

少女「えへへ、これで安心だね」

七海「……なんだか家族みたいだね」

日向「……」

七海「それじゃあ、攻略開始するぞー」

少女「おー!」

日向「お、おー……」




日向「ん? 三本の薔薇があるぞ?」

七海「それぞれ赤、青、黄色があるね」

日向「説明の書かれた紙があった……どうやら次からはこれを持って進むらしい」

少女「わたし赤がいいー!」

七海「赤だね、はい。日向くんは青だよ」

日向「おう。七海は黄色か」

七海「うん、黄色がいいなあと思って」

────────────

日向「首の無い像が扉を塞いでるみたいだな」

七海「ここは男の子の出番ですな、日向くん」

少女「がんばれー!」

────────────

七海「張り紙が張ってあるね、なになに……“はし に ちゅうい”だって」

少女「橋? 橋なんて見当たらないよ?」

日向「ここからは慎重に歩いたほうがいいみたいだな──」


バッ


日向「うわっ!? 壁から手が出てきた!?」

七海「“はし に ちゅうい”って端に注意って意味だったんだね」

少女「お兄ちゃんが捕まったー!」

────────────

少女「お嫁さんの絵が飾ってあるよ!」

日向「少し離れた壁には花婿の絵もあるな」

七海「その絵の前には大きな手……これはもしかして、ねえ、さっき手に入れた結婚指輪をはめるんじゃないかな?」

日向「なるほど。それじゃあ左手の薬指にはめてっと……お、扉が出てきたな」

少女「わっ、お嫁さんの絵が花束を投げてきた」

日向「それはブーケって言うんだぞ。花嫁が投げたブーケを最初に取った人は次の結婚ができるんだ」

少女「本当! わーい!」

七海「それをキャッチしたってことは次の結婚は決まりみたいだね、おめでとう」

────────────

日向「結構進んでるけど、かなり長いなこの美術館は」

七海「……歩きすぎて疲れちゃった…ねみー」

日向「おいっ、こんなところで寝るなよ」


ガサ


日向「ん? 何か物音がしなかったか?」

少女「この絵から聞こえるね?」


ガサガサ


日向「どんどん音が近づいてくるぞ……」


ザシュ


日向「!?」

少女「地面から何か出てきた!」

七海「んー?」

少女「お姉ちゃん危ない!」グイッ

七海「わっ」

日向「いって……はっ! 二人とも無事か!?」

少女「な、なんとか……」

七海「私も問題ないよ」

日向「そうか……よかった」

七海「それよりも…いきなり出てきたこれが邪魔でそっちにいけないね」

日向「二手に別れたってことか……。いやこれもイベントかもな。俺の方にもそっちにも扉がある」

七海「そうみたいだね。でもパーティがダンジョンの途中で分断されるにはよくある展開だし」

少女「お兄ちゃん、一人だけど大丈夫?」

日向「大丈夫だよ。俺は男だからな。それよりも七海こそ大丈夫なのか?」

七海「私? 私は全然怖くないから、心配無いと思うよ?」

日向「そうじゃなくて、俺が居ないから歩いてる途中で眠たくなってその子を困らせるなよ、って意味だ」

七海「…………」

少女(お兄ちゃん心配性だな……お父さんみたい……)

七海「大丈夫……と思うよ。さすがの私もそんなヘマはしない……かも」

日向「そこは断言しろよ……七海が眠そうになったら頼む」

少女「うん、分かった。お兄ちゃんも怪我しないでね」

日向「おう。それじゃあ」



モノクマ「それから日向くんと七海さん、少女ペアはそれぞれの扉に進み、お化け屋敷の仕掛けをかいくぐり無事出口で待っていた親子に再会できましたとさ


モノクマ「……え? その描写を見せろ? 無理だよ、だってこれ遊園地のアトラクションだよ? 極々普通にしてよくあるありきたりのお化け屋敷なんだからさ、薔薇が散っても死なないし人形だらけの部屋で精神が崩壊とか、出るのは二人だけとかゲームみたいな展開あるわけがない」

モノクマ「ねえねえ、それよりも知ってた? 青い薔薇って人工的に作られた物らしいよ?」

モノクマ「『幸せを象徴する青い花を作って世の中を明るくしたい』を思いに遺伝子操作された薔薇だから花言葉は『不可能・有り得ない』なんだってね」

モノクマ「これが何を意味するのか……うぷぷ、うぷぷぷぷ」

七海「無事に親が見つかって良かった」

日向「俺たちによく懐く良い子だったな」

七海「私も子供の頃はあんなだったのかなあ。記憶に無いんだけど」

日向「今度不二咲に訊いてみたらどうだ?」

七海「そうだね……でもお父さん知ってるかな。だってお父さんの年齢的に私とつりあって──」


次のアトラクションもしくは遊園地内で出来る行動
>>225

>>223

日向「メリーゴーランドがあるな」

七海「……メリーゴーランドか…。実はあれの楽しみ方がイマイチ分からないんだよね」

日向「遊園地で定番の子供向けアトラクションだからな、今の俺たちの年齢だと仕方ないだろ」

七海「むむ…でもせっかくだし全部の乗り物を攻略したいな……日向くん、メリーゴーランドに乗ろう」

日向「え? でもあれを俺たちじゃ注目して恥ずかしいだろ」

七海「そんなこと無いと思うよ? 子供向けだからって子供しか乗ってはいけない決まりはないだろうし」

七海「それに、日向くんとだと楽しいかも知れない」

日向「そ、それを言われると……わ、分かったよ。乗ればいいんだろう!」

七海「うん。……でもただ乗るだけだと、普通すぎてつまらないかも」



どちらに乗る
1.馬
2.馬車

>>228


そして乗る際の行動
>>230


お姫様だっこしながらとか良さげじゃね

おまいらここは二人乗りして七海が日向に後ろから抱きつくに相場が決まってるでしょ

日向「並んでるときの子供の目が恥ずかしかった……。とりあえず俺は馬のにするか。七海は?」

七海「日向くんと一緒でいいよ」

日向「そうか……。乗る馬は適当でいいか、よっと」

七海「日向くんもうちょっと詰めて、私が座れない」

日向「は? それってどういう意味だ?」

七海「え? 日向くんと同じ馬に乗るって意味だよ?」

日向「な、なんでそんなことするんだよ!」

七海「だって普通に乗るだけだと面白くないし、ちょっと変わった乗り方がしたくて」

日向「でも!」

七海「あ、もう始まっちゃう。ほら早く空けて、じゃないと私だけ乗れてなくて目立っちゃうじゃない」

日向「……ったく! ほらっ!」

七海「ん」ダキッ

日向(せ、背中に柔らかい感触が……!)

七海「…日向くんの背中、あったかくて落ち着く……」


ガタゴト


日向「っと、結構揺れるな。七海、振り落とされるなよ」

七海「分かった」ギュ

日向(そ、そんな抱き締められたら、さらに感触が! …なんとか意識を散らさないと……)

日向「な、七海どうだ? 楽しいか?」

七海「うん、普通のメリーゴーランドだけど日向くんと一緒に乗ってると楽しい…かな」

日向「それは良かったな」

七海「でも、揺れてるとまるで日向くんにおんぶされてるみたいで、眠くなっちゃう……」

日向「え、おい、せっかく乗ったのに寝るのかよ」

七海「寝てないよ……眠くなっただけだ…よ……」

日向「寝てるのと同じだ! 七海! 寝るな! 七海!」




七海「すぴー……」

日向「……まあ色んなアトラクションを回ったから、七海にしたら持った方かもな」

日向「近くのベンチに寝かしてやるか」


そこで知り合いと遭遇
男×男 女×女でも可

一人目
>>235

二人目
>>238

田中

ソニア

日向「あれ? お前らは」

田中「む。貴様は日向か」

ソニア「まあ、日向さん奇遇です。それに七海さんもいらっしゃいますね」

日向「なんでお前たちがここに?」

田中「その問いは愚問と言えるぞ、特異点。俺様は破壊神暗黒四天王が芯をも溶かす紅蓮の太陽をその身に浴び、邪気を取り込む儀式を行おうと外に出たらメス猫に話かけられたのだ」

日向「イマイチ何を言ってるか分からないが……天気が良い今日、ハムスターと日光浴をしようとしたらソニアに話かけられた、と」

ソニア「はい、そうです。日向さんの言うとおり、今日は雲も少ない良い天気でしたので、田中さんと遊園地で遊びたかったのです」

ソニア「その際、左右田さ…ストーカーさんがうるさくありましたが」

ソニア「黙りなさい! わたくしは田中さんと行きたいのです!」

ソニア「と言ったら走って行きました」

日向「色々と言いたいことがあるが……あんまり左右田をいじめないでやれよ?」

ソニア「して、日向さんとわたくしだっこ…いえ、お姫様だっこされている七海さんとアベックで、何故遊園地に?」

日向「俺も似たようなもんだ。七海が遊園地に行きたいっていうから」

田中「ほう。さすがは魂の伴侶たる特異点に認められただけのことがあるな。児童を有限なる時から忘れ去せるこの場にはアレがあるのだ!」

日向「アレ?」

ソニア「田中さん嬉しそうですね! わたくしもアレがあるこの遊園地を選んだ甲斐がありました!」

日向(二人のいうアレって何だ?)


1.着ぐるみショー
2.パレード
3.メリーゴーランド

>>238

安価ミス>>250

ここは2で

日向「アレって……パレードの事を言ってるのか?」

ソニア「そうです! しかもただのパレードではありません! 様々な動物たちの衣装や着ぐるみ、更には乗り物も動物の形にあしらったパーレドです!」

日向「それは…田中が喜びそうだな」

ソニア「わたくしもこの情報を知り、開けてびっくり玉手箱でした。ですので今日田中さんをお誘いしたのです」

田中「ふっ、魔獣の行進と来れば、制圧せし氷の覇王たる俺様の出番! メス猫にしては中々の情報だ、褒めてやろう」ナデナデ

ソニア「田中さんに褒められました! マンモスうれぴーです!」

日向(こいつらすげーカップル臭放ってるな……)

七海「うーん……むにゃむにゃ……」

日向(ふーん、パーレドなんてやるのか。七海も見たら喜ぶだろうか)

日向「何時くらいにそのパレードはやるんだ?」

ソニア「大体は夜の七時三十分かららしいですが、日によって違うようですよ。行進するエリアは分かっているようなので、場所の確保は早めに取ったほうがいいでしょう」

田中「しかし今は太陽が頂点を降りる時間。逢魔時の百鬼夜行にはまだ早い……。どうだ日向、我が軍門に下る気はないか?」

日向(多分、パレードまで時間があるから一緒に周ろうって言ってるんだろうな)

日向(でも今は寝てる七海がいるしな……どうするか)


1.七海を起こして田中たちと遊ぶ
2.七海とベンチで休憩する

↓六つ多数決

日向(このまま寝付かしたら恐らくずっと寝たままだろうし……起こすのは悪いが)

日向「七海、起きろ七海」ユサユサ

七海「んー……んぁ? なぁに、ひなた…くん……」ウツラウツラ

日向「疲れて寝てるとこ悪い。さっき田中とソニアに会ったから、一緒に遊園地を周る話になったんだ」

七海「そう、なの……? あー、ほんとだ、たなかくん、ソニアさんおはよー」

ソニア「おはようございます七海さん……というより今はお昼です。寝ているところを邪魔してしまい、申し訳ありません」

七海「うぅん……べつにいいよー……」

田中「ベルフェゴールの呪いから開放されたか……だが次にいつ奴の瘴気に侵されるかな」

田中「しかし安心しろ! 俺様の力を持ってすれば、貴様の精神に逸楽の結界を張り、怠惰なる呪縛から遠ざけてやる!」

七海「……日向くん、田中くんが言ってること通訳して」

日向「……俺も何言ってるかよく分かんないけど……七海が寝ないように楽しませてやる! って言ってると思う……多分」

七海「へー、田中くんが楽しませてくれるの?」

田中「無論だ。俺様にはそれだけの力がある。貴様には分かるまい……」

七海「ふわぁー……期待しないでおくね」

田中「なにぃ!? 覇王たる俺様より上から目線だと……!」

日向「七海と田中……微妙に仲が良いのか悪いのか」

ソニア「日向さん、よろしいのですか? 折角の七海さんとのおでかけを無下にしてしまっても?」

日向「俺たちの事は別にいいよ。ソニアたちに出会わなければ、七海とベンチで遊園地営業終了まで寝てたろうし」

日向「それより、ソニアたちの方こそ良かったのか? 田中とのおでかけだろ? 俺たちと一緒で」

ソニア「わたくしは特に構いません。むしろ、日向さんたちに出会えたことを嬉しく思います」

ソニア「日向さんと七海さんはわたくしの親友なのですから、一緒にいて楽しくない訳がありません」

日向「そうか。そう言ってくれるとこっちも嬉しいよ」

ソニア「ふふ、そうですか。よきにはからえ! おもてを上げい!」

日向「もう上げてるけどな……」

ソニア「して、日向さんたちは今までどこで遊んでいらしたのですか? わたくしたちは先ほど来たばかりですので、よければお教え下さい」

日向「確か……ヒーローショーを……観て、お化け屋敷に入ってから、さっきメリーゴーランドに乗ったところだな」

ソニア「ヒーローショー……そういえば数時間前、ヒーローショーで若いカップルがステージ上でキスをしたと噂になっていました!」

日向「ぶほっ!」

ソニア「わたくしとても羨ましく思います! 愛し合う二人が大勢の前で愛を確認させ、世界に知らしめる……まるでわたくしが日本に来日した頃に見たドラマのようです!」

ソニア「……日向さん? 大丈夫ですか?」

日向「がはっ! げほっ! えほっ! ……だ、大丈夫……少しむせただけだ……」

ソニア「そうですか。ではどこから参りましょう。わたくしパンフレットを持っているので、どんなアトラクションがあるか分かりますよ」

日向「ソニアの好きなところからでいいぞ」

ソニア「でしたらわたくし、これに乗りたいです」



ソニアが指したアトクラションは?

1.ジェットコースター『猛多亜最苦褸弟酢麗流(モーターサイクルデスレール)』
2.フリーフォール『希望から絶望へ』
3.バイキング『脳からの景色を一回転』
4.全部

>>264

4

日向「こ、これって……どれだ?」

ソニア「ですからこれです」

日向「これです、って……指が三本立てて、三つの絶叫系アトラクションを指して見えるんだが……」

ソニア「そうです。わたくし、この様な乗り物に乗った事が無いので乗りたいのです!」

日向「」

田中「」

七海「さすがソニアさん。どうせなら難易度の高いのから攻略するといいよね」

日向「マジで乗るのか……? 名前だけで物凄く嫌な予感が……」サァー

田中「ぐうぅ……!? お、収まれ我が両足よっ! 俺様の身体から出て行くがいい!?」ガクガクブルブル

ソニア「さあ! 田中さん、日向さん! 善は急がば回れです!」ズルズル

七海「田中くんはさっき言ったよね。楽しませてくれるんでしょう?」ズルズル

日向「ま、待ってくれ! せめて心の準備を!」

田中「お、落ち着くのだメス猫! 特異点の伴侶! 俺様は問題無いが破壊神暗黒四天王が危険信号を発している!」

七海「係りの人に預ければいいよ。それじゃあレッツゴー」

ソニア「イエッサー!」

日向 田中『ギャアアアアアァァァ!!』

『猛多亜最苦褸弟酢麗流(モーターサイクルデスレール)』


ガタゴトガタゴト


日向「レールが物凄く捻じ曲がったり捻ったりして……言葉で言い表せない形をしてるんだけど……」

田中「お、おおお、落ち着くのだ日向よ……それでも俺様の認めた特異点か……」

田中「ここ、このような俗世の人間風情が作った遊具など……魔界で感じた風に比べれば……ど、どうということはないわ……」ガタブル

日向「やせ我慢が出来るお前のメンタルが素直に羨ましいよ……」

日向「俺たち男子がこんなに震えてるのに比べて、女子たちは……」

七海「こんなに高く上がるんだ。髪、乱れないかなあ」

ソニア「初めてのジェットコースター! わたくしテンションがアゲアゲです!」

七海「こういったアトラクションって絶叫したほうが楽しいらしいね……絶叫できるかな?」

ソニア「七海さん。絶叫は無理に出すのではありません。自分が好きなように楽しむ。それが遊園地の醍醐味なのです!」

七海「ソニアさんは物知りだね」

日向「……なんて頼もしいんだ」

七海「あ、もう来るみたい」

日向「え」


日向 田中『アアアアァァァ!!』

フリーフォール『希望から絶望へ』


田中「ふはははは! 見ろ! 人がゴミのようだぞ!」

日向「キャラを作って無理やり恐怖を抑えてるけど…無理しなくてもいいんだぞ、田中」

田中「弱小なる人間風情が造りし下界の建物も見下ろす鉄壁の乗り物! なかなかに面白いぞ!」

日向「お前フリーフォールを知らないのか? ……この後すごいスピードで落ちるんだよ」

田中「なん……だと……」

七海「これってただ落ちるのだけ? ジェットコースターよりは面白くないんじゃないかなあ」

ソニア「そんなことはないと思いますよ。わたくしたちが楽しいと思えばなんでも楽しいのです」

ソニア「それにもともとフリーフォールは、ケーブルが破損した事により事故が起こるまで、人気のアトラクションだったのですから」

日向「おい! 今それに乗ってるのに事故の話なんかするな!」

田中「こ、このような高さ、俺様がまだ魔界に住んでいた頃に見た景色に比べれば、どうということは……ないわ」

日向「そう言いながら顔が真っ青じゃないか! もう七海たちに無理って言おうぜ! 意地なんて張るなって!」

田中「黙れ! 意地など張っておらんわ! 俺様を誰だと心得る! 今世紀最大の害悪、田中眼蛇夢だぞ!」

田中「人類の天敵にして最凶最大の災厄たる俺様が、人間如きが造りし玩具などに恐怖を感じるなど──」

ソニア「来るようですよ!」

田中「」



バイキング『脳からの景色を一回転』


七海「おー、揺れるね。少し面白いかも」

ソニア「まだまだここからですよ、七海さん。もう少しすればぐるりと一回転します」

日向「」

田中「」

日向「あぁー……気持ち……わるぅ……」

田中「世界が天地逆転しているだと……終焉なる時が来たとでもいうのか……」

ソニア「も、申し訳ありません。お二人の体調不良に気付かず、好き勝手に振り回してしまい……」

七海「ギブアップならそう言えば良かったのに。大丈夫? 日向くん。背中さすったげるね」サスサス

日向「だ、大丈夫だ……ただちょっと酔っただけだから……もう少ししたらよくなる……」

田中「き、貴様らが俺様の身を案じるなど……片腹痛いわ……」

ソニア「ですが田中さん、お顔が死人のようですよ……わたくし、何かご用意いたしましょうか?」

田中「メス猫に俺様の欲する物質を用意など出来ぬだろう……しかし、今、俺様の体内には悪しき邪眼が狂い暴れだしている」

田中「これを抑えるには、穢れを浄化する禊の飲み水が必要だろう……」

田中「邪気の浄化は魔の天敵、だが心配するな。無形の狂気である俺様には一切通用しない代物だ……」

ソニア「水ですね! 買ってきます!」タタッ

七海「日向くんも何か飲む?」

日向「悪い……水、頼めるか」

七海「うん、待ってて。すぐ戻ってくるから」タタッ

二ヶ月近く音信不通で申し訳ありませんでした。
すぐに投稿しますが、色々とこのスレの“世界観”について変更しようと思いまして。

コテージや公園、砂浜、映画館におでかけし、ジャバウォック島にいるように思えますが、きっちりと設定を明示します。


※七海は生身

※不二咲と七海の関係は父娘

※世界観は現実世界(しかし希望ヶ峰学園は無く、毎日が日曜日と思ってください)


今のところはこんな設定に急遽変更します。
本当に自分勝手で申し訳ありません。

他にも質問などがあれば、どうぞ。


それでは今日の夜十時に投稿します。


あと酉を覚えました。

ピッ ガタン


七海「よし。水も買ったし、早く二人の所に戻ろうか」

ソニア「そうですね。グロッキー状態でしたし心配です」

七海「ベンチでぐったりしてたね」

ソニア「ふふ。……あのお二人には、悪いことをしてしまったのかもしれませんね」

七海「?」

ソニア「田中さんも日向さんも、絶叫系が苦手なのにも気付かずに、わたくしは自分だけが楽しんで」

ソニア「穴があったら突っ込みたいです……」

七海「それをいうなら入りたい……じゃないかな?」

ソニア「そんな自分にがっかりだよ! です……」



七海「そんなことはない」



七海「……と思うよ?」

ソニア「はい?」

七海「一人だけ楽しんだのは私も一緒だし」

七海「それにあのね、たしかに私達は、日向くんと田中くんを振り回しちゃったかもしれないけど、それはあの二人も良しとしてじゃないかな」

七海「私とソニアさんが少しでも楽しめるようにしようと、二人は出来る限り言わないようにしてたのかも」

七海「……だから、少なくとも田中くんはソニアさんに怒ってはいないよ」

ソニア「……そう、でしょうか」

七海「そうだよ。日向くんも田中くんも、自分よりも相手を楽しませたいってタイプだからね」

ソニア「……ふふ。やっぱり七海さんは出来た嫁ですね」

七海「え?」

ソニア「わたくしも七海さんに負けないように、田中さんの立派なアベックに相応しい女になるよう頑張ります!」

ソニア「えい、えい、おー!」

七海「……?」


───

──

日向「あー……やっとまともに立てるようにはなったな」

田中「ふん。俺様と在ろう者があの程度の獰猛な乗り物にやられるものか……うっぷ」

七海「……田中くん、無理はよくないよ」

ソニア「あの、それでですね。次はお二人が行きたい場所を決めて下さい」

日向「え? 別にいいぞ、俺達に気を使わなくても」

ソニア「いえ、わたくし達だけが楽しんでは意味がありません。せっかくこうして四人居るのですから」

ソニア「みんなで楽しみましょう」

田中「……メス猫が俺様と同等の立場に立つだと? ……仕方が無い、今日は余興にひとさし舞うとしよう」

田中「血塗られたショーの開幕だ!」

七海「……それで、二人はどこに行きたい?」

日向「そうだなあ。もう身体は大丈夫だが、激しい乗り物はしばらく勘弁だな」

日向「とりあえず……」



1.ゲームセンター

2.お土産コーナー

3.アシカショー


↓3

【ゲームセンター】


七海「わー……! すごくたくさんあるよ……!」

ソニア「ふむふむ。パンフレットの書いてある説明によりますと、この遊園地にあるゲームセンターはマジぱない数のゲーム機があるようです」

日向「七海はかなり興奮してるみたいだな。ここをチョイスして良かったな……ん?」

田中「…………」

日向「どうした、田中? きょろきょろと。珍しい物でもあったのか?」

田中「……いや、このような電子が飛び交う境地に足を踏み入れたことがなかったのでな、俺様の興味がほんの僅かに移っただけだ」

日向「あー……つまり、ゲームセンターに来るのが初めてだってことか?」

田中「俺様が望むのは孤独と静寂……。ここは俺様には肌が合わなかっただけだ……」

日向(多分、一緒に遊べる友達がいなかったんだろうな……)

日向「た、田中! 今日は俺達と居るんだから、目一杯楽しもうぜ!」

日向「お前が得意なのもあるかもしれないしな!」

田中「……ふ……ふはははは! 日向よっ! 何を俺様に同情する? 俺様は俗世に立つ人間と群れない覇王だ!」

田中「しかし、一度踏み入れた領域を去るのは俺様の誇りに傷が付く。仕方が無い。俗世のぬるま湯に浸かることもやぶさかではない」

田中「では行くぞ! 飲み込んでやろう、この世界!」

日向「……まあ、あいつも楽しめたらそれでいいか」

七海「日向くん、何してるの! 早く遊ぼうよ!」

日向「待ってくれ、すぐ行く」


 まずどんなゲームで遊ぶ?

>>292

間違ってsageちゃいました…

七海「まず最初にこのダンスゲームからやるとしますかな」

日向「ダンスゲームか……。七海はこういった身体を動かすのも得意なのか?」

七海「当然だよ。苦手なゲームがあったら、“超高校級のゲーマー”になれないと思うよ?」

日向「……言っちゃなんだが、いつもぼんやりしてる七海が派手に身体を動かすなんて想像つかないな」

七海「む……失礼だよ日向くん」

日向「あ……いや悪い。そんなむくれるなって」

七海「…………」

日向(不機嫌にしてしまったようだな……)

ソニア「あの、少しお訊きしてもよろしいでしょうか? わたくしこの様な場所に来たことがありませんので、イマイチ分からないのです……」

日向「ああ、いいぞ」

ソニア「このゲームは、一体何をする物なのですか?」

日向「えーと、これはダンスゲームっていってな、まず好きな曲、または得意な曲を選ぶんだよ」

日向「すると画面から台の床にある矢印と同じマークが流れてくるから、画面の上にある設置されたマークと重なるようタイミングよく足で床のマークを押す」

日向「それが得点として加算されるんだ」

ソニア「なるへそ……。タイミングよく地面を踏む訳をですね……難しそうです」

日向「最初はそうかもな。でも慣れたら面白いぞ」

田中「曲に合わせ煌めく台座の上を舞う……。これは邪神召喚の儀式を行う代物だったのか……!」

日向「……それでお前が納得したなら、それでいいけどさ」

七海「……ねえ、丁度男女四人いるしさ、チーム分けしない?」

日向「チーム分け?」

七海「うん。それぞれ二人チームを作って勝負をするって提案をしてみたんだけど……どう?」

ソニア「わたくしは気を使わなくても、七海さんが踊る姿を見るだけで楽しいのですが」

七海「そんなのつまらないよ。せっかく四人いることだしさ、みんなで楽しもうよ」

田中「……面白い。この俺様と競うなど、身の程しらずがいたものだ。いいだろう、貴様の案乗ってやろう」

日向「したこともないのに、なんで自信満々なんだよ……」

ソニア「七海さん……。ありがとうございます、そのお気持ちわたくしすごく嬉しいです」

七海「どういたしまして……かな。チーム分けは……日向くんも経験あるみたいだし、私と日向くんとだと戦力が偏っちゃうかもしれない」

七海「だから、私とソニアさん、日向くんと田中くんとでチームを分ける……なんてどうかな?」

日向「それでいいけど……でもゲームでお前に勝てるのか?」

七海「だったらハンデを付けるよ。私は片足でプレイするよ」

日向「まあそれなら、勝てる見込みもある……のかな」

七海「決まりだね。それじゃあ一緒にやろっか、ソニアさん」

ソニア「は、はい。七海さんの足を引っ張らないよう、頑張ります!」

田中「行くぞ日向! 覇王と特異点の力、三千世界に轟かせよう!」

日向「こうなったらやるしかないか……」


コンマ指数が高い方が勝ち

七海&ソニアチーム(+50加算)
>>294

日向&田中チーム(+10加算)
>>295 

ほい

th

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月09日 (日) 23:54:26   ID: fTEMxiXm

面白い

早く続き見たい

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom