男「幼馴染み~一緒に学校帰ろうぜー」 (728)
幼馴染み「えーどうしようかな」
男「いいじゃん一緒に帰ろうよ」
幼「男かぁ~んー」
幼「まぁいいよ」
男「お、やった・・・」
幼「あ!ギャル男君!」
ギャル男「っつすー、幼!これから遊びいくけどお前行かない?」
幼「うん!行く行く!」
幼「そゆことだから!男、じゃねー」
男「お、おう・・・」
幼「男~晩飯作りに来たよ~」
男「おお、いつもありがとうな」
幼「なに言ってんの~男のためだもんあったり前でしょ」
男「・・・・そうかそうか」
幼「ふぅできた」
幼「じゃあ、私行くから」
男「ん?どこに行くんだ?」
男「一緒に食べないのか?」
幼「うん。これからギャル男君達にちょっと呼び出されてて」
幼「それじゃあねー」
男「・・・」
幼「男ー学校行こうよー」
男「ん・・・来たのか」
幼「あはは。なに言ってるのいっつも迎えに来てるじゃない」
幼「ほらほら遅刻するから早く準備しなさい」
男「おう」
幼「それでねー昨日、バイト先言ったら」
男「うんうん」
幼「あ!チャラ男君たち!」
チャラ男「おっすー」
ギャル男「おおー幼じゃん」
ギャル男「一緒に学校行こうよ」
幼「うん!いいよ」
男「・・・」
男「おはよー」
男友「おっすおっす」
男友2「おう、男。幼ちゃんは今日一緒じゃないのか?」
男「ん・・まぁな」
女友「えー珍しー」
女友「いっつも一緒に登校してきてるのに」
男友「え?てか男と幼って付き合ってるんじゃないの?」
男友2「いや、付き合ってはないぞたしか」
男「うん。そうだね」
男友「ああそうなんだ、いっつも一緒に居るから付き合ってるのかと思った」
男「・・・・」
男「今日も今日で授業だるいな」
男「ん・・・机の中に何か入ってる・・・」
『昼休み人目の少ないD教室に来てください』
男「なんだろこれ」
男「決闘じょうかな?」
男「チャラ男達にボコられたりして」
男「あはは・・さすがにないか」
男「はぁ」
男友「あれお前今日幼ちゃんと飯食わねーの?」
男「まぁな」
女友「えー幼かわいそー」
幼「あはは・・別に気にしてないから」
女友「あーあー酷いぞー男ー」
男「あはは・・・・ごめんごめん・・・」
男友3「なら俺と飯食おうぜ?」
男「嫌だよ」
男友3「照れるな照れるな」
男「だってお前ゲイでしょ?」
男友3「そうだが?」
先輩「おい貴様」ガラ
男「へ?」
先輩「話があるといっただろう!なぜさっさと教室に来ない」
男「へ?は?」
先輩「なにキョロキョロしている!ほら、こっちに来い」
男友「な、なんだなんだ。男が先輩さんにつれて枯れたぞ」
男友2「あれってやっぱり先輩?見間違えじゃなく」
男友「うん。生徒会長の先輩さんだった」
男友2「あのひと怖いからなぁ。」
~D教室~
先輩「男よ」
男「なんですか先輩」
先輩「ふぅ落ち着け落ち着け」
男「?」
先輩「大丈夫。私ならできるぞ」
男「どうしたんですか?」
先輩「うむ・・まぁな・・」
先輩「私も緊張しているのだ」
男「?」
先輩「好きだ!男私と付き合ってくれ!」
男「・・・・」
男「?」
先輩「・・・」
先輩「・・・・」
先輩「何だその釈然としない顔は」
先輩「この私が乙女心を奮い立たせていったのだぞ」
男「いや、いやいや」
男(何だよこんな所に連れてこられたと思ったら、こんな意味わかんないことに・・)
男「ふぅ・・・」
先輩「なにをため息なぞ吐いている?」
男「ん・・ああすいません」
男「聞き間違えかもしれないのでもう一度お願いしてもいいですか?」
先輩「き、貴様!私にもう一度告白しろというのか!」
先輩「まったく私が惚れた男はとんだサディストだ」
先輩「だが私も女。好きな男の望むことには答えよう」
先輩「すーはー」
先輩「好きだ!ずっと好きだった!私と付き合ってくれ!」
男「・・・」
男「いや・・・」
男「いやいや・・へんでしょ」
先輩「何?変?私を愚弄するのか?」
男「いや、そうじゃなくて」
男「俺先輩と話した事なんて一度もないのに」
先輩「ほう・・・」
先輩「ほうほう・・」
先輩「貴様、やはり忘れているな」
男「ん・・・?」
先輩「はぁ全く全く・・・」
先輩「つくづく貴様にはあきれるな」
先輩「同じ高校に貴様が居るからと・・・」
先輩「こちらは入学式で貴様を見つけてからずっと緊張していたのに」
先輩「貴様は私を見て何とも思っていなかったのか」
男「は、はぁ?」
男「なんだよ失礼な・・」
先輩「もういい黙ってろ」
先輩「これ以上質問しても私は自分を傷つけるだけだな」
先輩「ほら、覚えていないか?」
男「なにが・・」
先輩「貴様が保育園に居た頃、いっつも遊んでいるかわゆい女の子が」
先輩「いつも一緒に居ただろう??」
男「ん・・・?」
先輩「まだわからんのか。いつも二人で戦隊ゴッコをしていつも貴様がレッド」
先輩「私はブラックだっただろう」
男「ん・・・ああ」
男「そういえばそんなことがあった・・」
先輩「ようやく思い出したか」
男「でもあのとき一緒に遊んでたのって男児だったような・・・・」
先輩「・・・・・・何?
先輩「き・・・貴様・・・」
男「ん・・・」
先輩「私のことをずっと・・ずっと・・・」
先輩「男児だと思っていたのか・・・」
男「え・・」
男(やっぱりあれが先輩さんだったのか・・・)
先輩「到底許すことはできんな」
先輩「私には初恋であったのに・・・」
先輩「覚悟は良いか男?」
男「へ?は?」
先輩「だがまぁ」
男「ん・・・・」
先輩「いや、声をかけなかった私も悪かったな」
先輩「今考えてみると、確かに初恋相手とは言え、」
先輩「いきなり告白するのは少し唐突すぎではあったな・・・」
男「おう・・そうだよ・・」
男「正直びっくりしたわ」
先輩「ふ・・ふむ」
先輩「ふふ。なるほど」
先輩「認めよう。我なが・・ふふ、焦りすぎではあったな」
男「そ、そうだよ。。正直少し困ってる・・」
先輩「確かに困るだろうな。」
先輩「それが当然だな。うん」
男「そうだそうだ!」
先輩「貴様?図に乗ってないか?」ギロ
男「い・・いや」
先輩「ふん・・・・」
先輩「では日を改めよう。」
先輩「今日の告白のことはいったん忘れてくれ」
男「はぁ?」
男「わ、忘れる?」
先輩「そうだ」
先輩「こう急ではまだ告白に答える答えないのレベルでもなかろう」
男「ま、まぁ」
先輩「それに・・・・」
先輩「貴様は私を男児だと思っていたそうだしな」ギロ
男「う、ううう・・」
先輩「・・・・・」
先輩「だがまぁ・・・」
男「・・」
先輩「おい貴様、私は気づいて居るぞ?」
男「は、はぁ?何を」
先輩「・・・」
先輩「さっきから私の胸をガン見しすぎだ」
男「うう!」
男(ばれてた・・・)
男(確かに相当でかいよな・・・・)
先輩「Eカップだぞ男」
男「な、なんだよ聞いてねぇよ!」
先輩「ふふ。そうれはそうだ」
先輩「聞かれる前に答えたのだから」
男「俺はそんなことは聞きません」
先輩「ガン見はしてもか?」
男「・・・」
先輩「今日はこのくらいにしておこう」
男「おう・・そうしてくれ」
先輩「今日は貴様の体力をガンガン削ることにも成功したようだし」
男「ああ、その通り・・・」
先輩「ではな男」
先輩「明日からモーションかけていくからよろしくたのむぞ」
男「それは頼まれなきゃいけないのか?」
先輩「当然」
男「ああそう」
~放課後~
幼「男ー」
男「んあ・・・幼か・・」
幼「何よ、ずいぶん遅かったねー」
幼「私ずっと待ってたのに」
男「あ・・・そうなんだ」
幼「うん。男があんまり遅いんで、こっちから探しに行こうと思っちゃったよ」
男「あはは・・・そんなことしたら、すれ違いになりそうだな」
幼「そうよーだから待ってたの」
男(わざわざ待っていなくても良いのに)
幼「それでねー私今日の晩ご飯は」
男「別にいっつもご飯作ってくれなくても良いのに」
幼「なに言ってんのー今頃」
幼「もう日課みたいな物なんだから」
幼「今更やめろって言うのも変でしょ?」
幼「変な男」
男「・・・」
PPP
幼「あ、ギャル男君からメール・・・」
幼「あはは、ギャル男君面白ーい」
男「・・・」
幼「あはは・・もう・・ギャル男君ったら」ポチポチ
男「・・・」
幼「あ・・電話もきた・・」
幼「もしもーし」
ギャル男『あ!幼!今日みんなであつまってんんだけどさ』
ギャル男『お前も一緒にこねーか?』
幼「えーうーん・・どうしようかなぁ」
男「・・・」
幼「でもなぁ夜はなぁーうーん」
ギャル男『いいから来ちゃえって』
~夜~
幼「はいはーい。じゃあ、ご飯作ったからねー」
男「・・・・おう」
幼「それじゃっと・・・じゃあ、ここの揚げ物はこのソースかけて」
幼「それから、お醤油はこっち」
幼「それからそれから・・・」
男「・・・・」
男「無理すんなよ」
幼「へ?」
男「今日約束あるんだろ?」
男「俺のことは良いから、そっちいけよ」
幼「あ、うーん・・・」
幼「いいの?」
男「おう、気にすんな」
幼「あはは。べっつに気にしてはないけどさー」
男「そ、そうか・・」
幼「それじゃあ行ってくるね-?」
男「・・・・」
男「おう」
幼「あ、電話も来た」
幼「はいはーい」
ギャル男『おい!幼おせーって!』
幼「ああ、ごめんごめん」
ギャル男『とにかくさ!こっち超盛り上がってるから!!』
ギャル男『とりあえず早く来いよ-!』
幼「うん!わかった!すぐ行くね」
ギャル男『おーい!みんな幼ちゃんくるってー』
幼「もう・・そんな大げさな・・・」
男「・・・」
先輩「男に・・・」
先輩「男についに告白できた・・」
先輩「んーーーー」
先輩「ついにやった!やってしまった!」
先輩「ああ、我ながら思い切ったことをしたものだ」
先輩「正直断られたら自殺しようとも思ったが」
先輩「今日の感触を見るに・・・」
先輩「まぁそんなことも必要なさそうだ」
先輩「ようやくだ・・・」
先輩「ようやく・・ようやく・・男を私の物にできる」
先輩「これは男が保育園の徒競走で一番になったときの写真・・・」
先輩「これは男が保育園の焼き芋大会で焼き芋を食べている写真」
先輩「これは男が卒園式で私と2しょっとで撮った写真」
先輩「これは男が高校に入学したときの写真」
先輩「これは男が高校の研修旅行に言ったときの写真」
先輩「これは男が学校祭で露天をあんないしている写真」
先輩「私はもうこんな写真にすがらなくてもいいのか」
先輩「いやいや・・・今までさんざんお世話になった写真だ」
先輩「こんな・・・という言い方もないな」
先輩「もう少しで私は男を物にできるんだ・・・」
先輩「ふふ・・そう思うと我ながら武者震い」
先輩「いや・・・」
先輩「いやいや、この表現は少し雄々しいかな?」
先輩「ただでさえ私は男児だと思われていたんだ」
先輩「なれば、少し女々しく・・」
先輩「いや女らしくもするべきだろ」
先輩「明日は女の子の特性お弁当でも作っていってやろうかな」
先輩「心躍るとはこのこと・・」
先輩「ふっふっふ・・まっていろよ男」
~朝~
幼「男・・・男・・・」
男「ん・・・んん・・」
幼「まったくもう・・・」
幼「ほーら!起きなさい!」
男「んあ・・・」
男「あ・・幼・・か」
幼「そうよー。さっさと寝ぼけた顔、洗ってきてー」
幼「タオルも洗濯終わってるからねー」
男「あ。はいはい」
幼「もー男ったらまだだらしない顔してる」
男「う、うるせぇないいだろ・・」
幼「よくない!ほら顔こっち向けて」
男「なんだよ・・わっぷ・・」
幼「ほらほら」ゴシゴシ
男「い・・痛い痛い・・」
幼「痛いか痛いかーほらほらー」ゴシゴシ
幼「やっと綺麗になった」
男「・・・」
男「なぁ・・もうこういうの・・・」
男「あのさぁ・・もう、こういうの・・」
幼「んーなにー」
幼「って・・あメール・・」
幼「まーたギャル男君・・じゃなくて」
幼「今日はチャラ男君か」
幼「もしもしー」
チャラ男『幼ちゃーん昨日めっちゃ楽しかった』
チャラ男『また誘うからよろしくねー今度は二人っきりでー』
幼「あはは、もう!」
幼「チャラ男君ったら!」
男「・・・」
男「・・・」
幼「ふぅ・・・」
幼「あ、そういえば男」
男「・・・」
男「んあ?」
幼「昨日のお昼どうしたの?」
男「・・・・」
男「別に」
幼「?」
幼「ちょっとちょっと!男ーどうしたの?」
幼「もしかして怒ってる?」
男「あ?なんでさ」
幼「いや・・何となく・・・」
男「怒ってないよ」
幼「そう?ならいいんだけど」
男「・・・」
男「じゃあ学校行こうか」
幼「うん。行こう」
幼「あ、待ってその前にギャル男君にメールメール」
少しだけ書くの休憩
~授業中~
男「はぁ・・・」
男(幼の奴・・・昔は・・・)
男(はは・・照れて恥ずかしがってたせいでなぁなぁになってたけど)
男(将来は・・・って思ってたのにな・・・)
男「あ・・」
男(手紙・・・)
『昼休み。昨日と同じ場所に来い』
男「・・・」
男「どうするかな」
~昼休み~
男「トイレトイレっと・・」
ザワザワ
男「ん・・クラスが騒がしい」
男「ふぅガラ
先輩「お!やぁやぁ男!」
先輩「来たな。ずいぶん長いトイレだった腹でも壊したか?わはは」
男「・・・」
男友「お、おい!男!」
男「な、なんだよ」
男友「お前、先輩さんとどういう関係?」
男「いや、どういう関係もなにも・・」
男友2「お前、先輩さんと知り合いなら俺にも言ってくれよ」
男友2「せっかく知り合えるチャンスだったのによー」
男友2「ひそかに好きだったし」
先輩「さぁ、私ともに行くぞ男」
男「ちょ、ちょっと待ってください先輩・・・」
先輩「どうした?元気がないな。覇気もない」
先輩「せっかく私がじきじきに来てやったというのに」
男「わ、わざわざ俺のクラスになんのようですか」
先輩「置き手紙をしただろう?」
先輩「昼食でも一緒に食べよう」
男「は?」
先輩「ではな、B教室でまってるぞ」
先輩「乙女をあまり待たせるなよ。昨日から楽しみにしていたのだからな」
男友「え、えーなんで!何で!!」
男友「なんで男が!」
男友「つか俺、先輩さんあんな近くで見たの初めてで少し緊張した・・・」
男友2「ま、まぁべっつにぃ。女は先輩だけじゃねーし」
男友2「今考えたら全く好きじゃなかったは先輩」
男友3「その通り!男君の方が何倍も可愛い!」
男友2「それはお前が本物のゲイだからだろ?」
男友3「ふん・・・やはりばれるか」
わはははは
幼「・・・・」
幼「男?」
男「んあ・・・」
男「幼か・・・どうした・・?」
幼「も、もしかしてさ、もしかして・・」
幼「昨日の昼休み出かけていたのは、先輩さんと会っていたから?」
男「ん・・・まぁ・・な」
幼「・・・」
女友「ちょ、ちょっと!男!」
男「なんだよ・・」
女友「お前!幼の気持ちも考えないよ!」
男「は、はぁ?」
女友「あんた!分かるでしょ!幼の気持ち!」
幼「・・・」
女友「それなのに!あんた!昼に幼の誘い断って・・」
女友2「そうだわ。ぶっちゃけ見てたけどお前最低」
男「な・・何が・・」
女友2「幼に思わせぶりな態度取っておいて!」
女友2「結局キープだったわけ?」
男「お、おいお前らなに言って!」
女友3「何この後のに及んで言い訳してんのこいつ?」
女友「知らない?馬鹿だからじゃない?」
幼「う・・うう・・」
女友「幼!大丈夫-?」
女友2「幼!しっかりして!」
女友2「私たちが居るからねー」
男「なんだよ・・」
男(元はといえば・・お前が・・)
女友「で?」
男「は?」
女友「どうすんの?あんた?行くの?」
男「・・・・」
男「・・・・」
男(こんな所にいたって・・しょうがないし)
男「ああ。」
幼「・・・・」
女友「はぁ!じゃあ、あんた、幼は?」
男「・・・別に」
女友「何?聞こえない!」
女友2「ハッキリしゃべれや!」
女友3「こいつ本当ウジウジしすぎ!」
男「別に・・・俺のことは俺が決めるから・・」
女友「でた!自己チュー」
女友2「うっわ・・・男ってそういう奴じゃないと思ってたのに・・・」
女友2「正直マジで引いてるんでだけど・・・・」
女友3「ね、幼!もうこんな奴良いじゃん」
幼「・・・」
女友3「あー幼元気なーい」
女友「大丈夫?」
女友2「大丈夫?元気出して!」
男「・・・」
男「じゃあな・・」
女友「うっわ・・マジだ・・」
女友2「こいつ本当にこういう奴だったんだ・・」
幼「・・・・」
幼「男」
男「なんだよ」
幼「・・・・」
幼「冗談だよね?嘘だよね?」
幼「な、なんで・・なんでなんで・・いつの間にか女の子と仲良くなってるの・・」
男「うるせーな。お前だって・・」
幼「何・・」
幼「あ、あ!ギャル男君とかのこと!」
男「・・」
幼「あれは、違うの!うん。誤解だから」
幼「わ、私は本当何でもないから」
幼「な、な、何だー男ったら誤解してたんだー」
幼「も、もう・・男ったらおっちょこちょい・・」
幼「だ、だからさ・・ほら誤解は解けたよ?ね?だから」
男「なんだよ」
幼「いや。だから」
幼「ほら!!誤解はなくなったよ!」
男「それで?」
幼「そ、そ、それでって。え?」
幼「だからさ、ほら、お昼・・・」
男「いや・・・ここでは食べない」
幼「あ、あーわかった、教室移動するんだね!うん」
男「いや、お前とは食べない」
幼「え、え、なんで?だってなくなったよ?誤解」
幼「なのに・・え?なんで?なんで?」
男「なんで?わかるでしょ」
男「理由くらいわざわざ言うこともないよ・・」
幼「え・・え・・・わかんない」
幼「わかんない。だって・・え?」
幼「私だよ?」
幼「私がお弁当食べようって誘ってるんだよ?」
男「・・・・それで?」
幼「え・・だって・・」
幼「男が好きなのは私でしょ?!」
男「・・・」
男「じゃあな」
幼「え?え?」
幼「あれ?え?」
幼「なんで?何で・・不思議不思議・・」
女友「幼!落ち着つきなって」
女友2「っち!男の奴幼のこと泣かせて、絶対ゆるせない」
女友3「どうする?明日からシカトする?」
幼「・・・・そ、それは・・やめてあげて・・」
女友3「よ、幼」
女友「幼やさしー」
先輩「おお!」
先輩「来たな待ちかねたぞ」
男「はい・・・」
先輩「?貴様元気がないな」
男「はは・・ちょっと色々ありまして・・」
先輩「ふん。ずいぶん待たされたが、その間虐められでもしたか?」
男「あはは・・」
先輩「そんなことで貴様はいちいち悩む時間をつくるのか。」
先輩「「意外に繊細なんだな」
男「あ、あはは・・」
先輩「まぁそんなことはどうでもいい」
男「・・・」
先輩「ふふ・・あまりに遅いもので・・・」
先輩「まさか約束をすっぽかされたのかとハラハラしたぞ」
先輩「わははは」
男「・・・」
先輩「まぁいくら貴様でも・・・」
先輩「乙女との約束を破る奴ではないな」
先輩「仮にも私が惚れたんだ」
男「約束って・・・一方的だったじゃん・・・」
先輩「ん・・そうだったかな」
男「そ、そうだよ・・」
男(それであんなやっかいなことに・・)
先輩「まぁそんな取るに足らないことはどうでもいい。」
男「・・・」
先輩「まぁ食え」
男「うっわ・・・重箱?」
先輩「ふふ・・そうだ。驚け?」
先輩「今日は3時起きしたんだ貴様のために」
先輩「まさに私の貴様への乙女心の結晶だな」
男「凄いな・・重箱って・・」
男「まるで運動会みたいだ」
先輩「ん・・・運動会か・・」
先輩「中々粋な表現をするやつだ」
先輩「さすが私が惚れた男」
男「そんな大げさな・・・」
先輩「だが問題は中身だろう?」
先輩「重箱のことはもう良いから食え」
男「あ、はい・・・」
男「・・・」パクパク
先輩「・・・」
男「・・・」パクパク
先輩「ええい。黙って食うな感想だ感想!」
男「え、はい」
先輩「どうだったんだ?うまかったのか?それとも」
男「いや・・・結構・・」パクパク
男「うまいっす・・」
先輩「ふむ」
先輩「そうかそうか」
先輩「良かったぞ貴様。見事私の自殺を止めたな」
男「はぁ?」
先輩「結果的には良かったが」
先輩「もし仮にも男が私の料理を不味いというようなことがあれば」
先輩「私はこの現実世界に身をおき続けることはかなわん」
男「んな大げさな」
先輩「嬉しいぞ。嬉しい。こんなに嬉しいのはいつ以来だったかな」
先輩「そうそう。思い出した」
先輩「男と保育園の運動会でペアになって駆けっこしたとき以来だ」
男「・・・」
先輩「ふふ・・まぁいい食え食え」
男「あ、はい」
先輩「ああ、その刺身はこの醤油をかけるんだ」
男「お、小袋醤油」
男「久々に見た給食以来かな」
先輩「これから貴様の昼は私が作らなくてはならないからな」
先輩「スーパーで買っておいた。まぁこれくらいの出費はわけない」
男「え・・あ、毎日・・」
男(幼のことどうしよう)
先輩「ど、どうした男?不服なのか?」
先輩「まさか私に毎日作ってもらうのが苦痛だとでも・・」
男「い、いやそうではなくて」
先輩「そ、そうか・・・危うく気を失うところだった」
先輩「わははは」
男「そ、そうですか」
先輩「それで」
先輩「なぜさきほど顔をしかめた?」
男「ん・・」
男(さてなんて言おうかな)
男「実は・・今まで・・その」
先輩「なんで?もったいぶって。ハッキリ言ってくれ」
男「ああ・・うん」
先輩「つまりその幼とかいう女にいつも飯を作ってもらっていたと」
男「はい」
男「だから・・なんというかその・・」
先輩「付き合ってはいないなんだろ?」
男「は、はい」
先輩「では何も問題ないではないか」
先輩「ハッキリ言えば良い」
先輩「これから昼飯は運命の人に作ってもらいますと」
男「おいおい誰が」
先輩「ふふ。小粋なジョークだ許してくれ」
先輩「だが確かに、今までずっと作ってもらっていて急に断るのは言いづらかろう」
先輩「どれ。私の方から言っておいてやる」
男「え、えーなんかそれは」
先輩「ふん。ならどうすれば良い?」
先輩「貴様のことだ、どうせ何も言えずに終わるのがオチだろう」
男「せ、先輩が俺の何を」
先輩「貴様のことなど話しただけで性格を分析するのはたやすいわ」
先輩「なぜなら貴様と過ごす時間は、いつも楽しいせいか一瞬なのでな」
先輩「いつも集中しているのだ」
男「そ、そうですか」
先輩「うむ」
pc変えるから鳥つける。
つか、今使ってるノーパソ電源切れそうだから移動する。
ちょいまって
バン はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
; ' ;
\,( ⌒;;)
(;;(:;⌒)/
(;.(⌒ ,;))'
(´・ω((:,( ,;;),
( ⊃ ⊃/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/ ̄ ̄
/\
/ /|
∴\/ /
゜∵|/
(ノ・ω・)ノ
/ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やっとついた。
ID変わってるけど鳥見てね
i_;l_;:_;:_i /;;:;:;:;:;::;:i i_;:_;l_;:_;:;:_;l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i
j。 。゙L゙i /_;:_;:_;:_;:_i Y・ ・  ̄ il;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;i
r-=、 l≦ ノ6)_ l ・ ヾ;r、゙t lヲ '・= .i;l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i
`゙ゝヽ、`ー! ノ::::::`ヽ、 L、゚゙ tノ`ゾ`ー ゙iー' i;:l;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;::;i
にー `ヾヽ'":::::::::::: ィ"^゙iフ _,,ノ , ゙tフ i_;l_;:_;:_;:_;:_;:_;:_;:_;:_i
,.、 `~iヽ、. `~`''"´ ゙t (,, ̄, frノ ゝ-‐,i・ ・ ヾミく::::::l
ゝヽ、__l::::ヽ`iー- '''"´゙i, ヽ ヽ,/ / lヲ ェ。、 〉:,r-、::リ
W..,,」:::::::::,->ヽi''"´::::ノ-ゝ ヽ、_ノー‐テ-/ i / ,, 、 '"fっ)ノ::l
 ̄r==ミ__ィ'{-‐ニ二...,-ゝ、'″ /,/`ヽl : :`i- 、ヽ ,.:゙''" )'^`''ー- :、
lミ、 / f´ r''/'´ミ)ゝ^),ノ>''" ,:イ`i /i、ヺi .:" ,,. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`゙
! ヾ .il l l;;;ト、つノ,ノ / /:ト-"ノ゙i ,,.:ィ'" /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. l ハ. l l;;;;i _,,.:イ / / ,レ''";;;;`゙゙" ヽ_,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
人 ヾニ゙i ヽ.l yt,;ヽ ゙v'′ ,:ィ" /;;;;;;;;;;;;;;r-'"´`i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
r'"::::ゝ、_ノ ゙i_,/ l ヽ ゙':く´ _,,.〃_;;;;;;;;;;;;f´' ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
` ̄´ / l ヽ ヾ"/ `゙''ーハ. l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/ l ゙t `' /^t;\ ,,.ゝ;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;
男「そ、そういえば・・」
先輩「ん?」
男「正直意外だったんだよね」
男「先輩のお弁当がうまいって」
先輩「む。聞き捨てならん」
先輩「貴様の思い出の中の私はいったい」
男「あ、あはは・・」
先輩「・・・笑ってごまかそうとしても無駄だ」
先輩「なぜそう思う?怒りはしない、無礼講だ」
先輩「言え」
男「ぶ、無礼講・・・。」
男「いや思いだしたんだけどさ・・」
男「先輩って結構昔不器用だったじゃん」
先輩「ん・・・」
男「ほら・・昔・・覚えてないかな?」
男「先輩がハンカチ破ってさ」
男「アップリケで直そうとするんだけど中々できなくて」
男「挙句の果てに泣いちゃったから俺が直したんだよ」
男「えっとたしか熊とかのアップリケで」
先輩「ん・・・違う鶏のアップリケだ」
男「ああ、そうだった」
男「よく覚えてたね」
先輩「・・・当然だ」
先輩「私は貴様との思い出を忘れることはない」
先輩「未来永劫な」
男「あ、あはは」
先輩「ふふ。笑い事ではないぞ?」
先輩「男がお昼寝の時間に、先生をママと呼んで甘えていたことも」
先輩「しっかりインプットされているからな」
男「そんなことはインプットしなくてもいいです」
先輩「貴様の命令でもそれは聞けん」
先輩「貴様との思い出を消去するなど自殺にも等しいむごい行為だ。ああ恐ろしい」
男「・・・ああそうかい」
先輩「そうそうそういえば。ハンカチ」
男「?」
先輩「これだな」
男「は・・・」
男「幼稚園の時のハンカチ・・・まだ持ってんの?」
先輩「貴様・・何を驚いている?当然のことだ」
男「当然なのか・・・」
先輩「ああそうだ。当然だ。何せ貴様から・・初恋の相手からもらった」
先輩「最初の贈り物なのだから」
男「・・・」
男「そんな大事にしてくれてるなんて思わなかった」
先輩「私の宝物なんだ」
先輩「これは」
男「宝物」
先輩「そうだ」
先輩「ふふ。私も結構女々しいだろう?」
先輩「・・・すこし幻滅したか?」
男「いや・・まぁうれしいけど・・」
男「先輩ってそういう人じゃないと思ってた・・・」
男「もっとこう、サバサバというか」
先輩「まぁ貴様は男児だと思っていたのだからな」
男「あ、あはは・・」
先輩「私は結構愛情深くて女々しい女なんだ」
先輩「見た目よりもな」
先輩「もし貴様と交際することになったとして」
先輩「浮気なぞしたら・・・」ギロリ
男「」ゾク
先輩「ふふ」
先輩「してからのお楽しみだな。男」
男「お、おう」
先輩「おう?するのか?」
男「い・・いや仮にの話ね!」
男「仮定の話!イグザンプルでしょ」
先輩「そうだな。そういう未来を私も願っているぞ」
男「でも、もしそんなことになったらちゃんと謝るから・・・」
先輩「謝る・・か」
男「うん」
先輩「はて?」
先輩「そんなことになって、貴様が喋ることができる状態である前提なのが気に食わんな」
男「・・・」
幼「・・・・」
ギャル男「よっすー!幼ちゃん!」
幼「・・・」
ギャル男「んどーしたんだよ!校門で突っ立って、元気ねーな?」
チャラ男「俺らと今日も遊びに行こうぜ?」
幼「・・・悪いけどあんたたちにかまってる暇ないの」
幼「あともう遊ばないから」
チャラ男「あ?何だその意言いかた?」
ギャラ男「お前、舐めてんのか?あぁ?」
先輩「こらこら貴様ら」
チャラ男「なんだ・・・って」
チャラ男「先輩さんじゃないっすか」
先輩「貴様ら・・状況を見るに、一人の女子生徒にゾロゾロと」
先輩「見ていて女々しい、うっとうしい」
先輩「さっさと散らんか」
チャラ男「ん・・・」
ギャル男「おい、先輩さんに逆らうのはまずいって」
チャラ男「・・・」
ギャル男「・・・」
チャラ男「わっかりましたーそれじゃー」
先輩「おう。気をつけて帰るがいい」
幼「・・・」
見てないけどNTRある?
>>241
見ろやボケ
先輩「大丈夫だったか?」
幼「はい・・」
先輩「女子生徒にゾロゾロと」
先輩「情けない男たちだったな」
先輩「男の癖に群れて個人を襲うとは女々しいやつら」
幼「・・・」
先輩「何だ心の傷でも負ったか?」
先輩「安心しろ走れば直る」
幼「あ、あのう・・」
先輩「ん?何だ。」
幼「ちょ、ちょっと・・」
先輩「ああ、そうか。なるほどなるほど」
先輩「礼ならいらんぞ。当然のことをした・・・とまでいかんが」
先輩「目の前にある、自分の力で助けられる程度の事に手を出しただけだからな」
先輩「取るに足らないことだ」
幼「あ、はいそうでした・・か」
幼「まずはありがとうございました」
先輩「うむ・・・・ん」
先輩「なんだまだ用があるような口ぶりじゃないか」
先輩「私にまだ言いたいことがあるのか?」
先輩「いいだろう私が許可する」
幼「あ、」
先輩「サインか?生徒会長の」
幼「ああいえ、そうではなくて」
先輩「ああそうか。それでは何かな。うーん」
幼「私は別に・・」
先輩「すまんな。私とてまだまだ花の10代未熟な10代」
先輩「人一人の心も満足に読むことができのだ」
幼「別に・・普通に言いますよ」
先輩「そうかそうか。では頼む」
幼「男・・・・」
先輩「ん?」
幼「男とはどういう・・関係ですか?」
先輩「男?ああ、男か。」
先輩「うむ。良くぞ聞いてくれたいい質問だほめてやろう」
先輩「ずばり私の許婚だ」
幼「い、い、許婚!」
幼(そ、そんなそんな!男は私にそんな話一度も・・・)
先輩「うむ。といっても過言ではない」
幼「・・・」
幼(・・・)
幼「あ、あの男とは・・その・・付き合ってるんですか?」
先輩「ん・・」
先輩「そうだな。そういう感じだ」
幼「感じ?」
先輩「そうだ。そういう感じ。付き合っている感じ」
幼「そ、そうですか・・」
先輩「そうだ。許婚な感じ」
幼「あ、あの!」
先輩「なんだまだ質問があるのか?」
先輩「と、いつもの私ならここで苛立つが」
先輩「あいにく私は最近機嫌がいいんだ」
先輩「ぬいぐるみを抱きしめてキャー!とかやりたいほどにな」
先輩「許す!質問しろ!」
幼「は、はい・・その」
幼「さっきの、男のこと・・」
幼「本当に付き合っているわけではないんですよね・・?」
先輩「・・・」
先輩(やけに男との事を聞いてくる奴だな)
先輩(それにまるで男とある程度の仲のような口ぶり)
先輩(まぁ私が惚れた男だ)
先輩(交友関係も広いのは当然だろう)
先輩(・・・だとしても)
先輩「だとしても・・だ」
幼「はい?」
先輩「貴様の言動は少し引っかかるな・・」
先輩「貴様。名前は?」
幼「・・・幼です」
幼「男の幼馴染の・・」
先輩「ほう!貴様か!」
先輩「私の敵様じゃないか」
先輩「こんなところで男どもに襲われて何をしている?」
幼「・・私が望んだわけではありませんよ」
先輩「そんなことはわかっている。少し弄っただけだ」
先輩「そうカリカリするな。ほら、ジュースでも飲むか?」
幼「いりません」
幼「それに・・・て、敵って・・」
先輩「そうだな、その表現は」
幼「・・」
先輩「貴様にはもったいないな」
幼「は、はぁ?」
先輩「貴様ごとき私の足元にも及ばん」
幼「な、何ですかさっきから失礼なことをベラベラ・・」
幼「先輩生徒会長がそんな人だと思いませんでした!」
先輩「貴様ごときが私の力量を測れると思ってるいるのか?」
先輩「傑作だ!笑いそうだよ笑わないが」
幼「あなた・・敵って私のことを呼んだって事は・・」
先輩「そうだ。男を愛している。誰よりもな」
幼「だ、誰よりもって・・」
先輩「そうだ。何か文句でもあるのか?」
幼「あ、あります!」
先輩「あるのか。聞いてやろう。」
幼「お、男のことが一番好きなのは・・私・・」
幼「だ、だから!あなたに男は絶対渡さない・・」
先輩「貴様?どの口が言っているんだ?その台詞を?」
幼「・・・」
先輩「自覚があるようだな。貴様は最近わざわざ男の前でほかの男とイチャイチャしていたそうじゃないか」
幼「そ、そんなイチャイチャなんて私してない・・」
幼「あ、あれは男が・・悪くて・・・」
幼「お、男・・・が・・私のこと好きなくせに・・」
幼「私に・・・全然アタックかけてこないから・・」
幼「それで背中を押そうと思って・・」
幼「それで・・ほかの男に・・」
先輩「ほう。いわゆる恋愛テクニックという奴だな」
先輩「それも上級者向けの」
幼(上級者?)
幼「まぁ・・はい」
先輩「そうか」
先輩「ならしょうがないな」
麗と毒島先輩みたいな気がしてきた
>>289
毒島先輩一択
先輩「が、結果的にお前は失敗したのだ」
幼「し、失敗・・」
先輩「貴様は第三者の存在を考えなさ過ぎたな」
幼「だって、そんなもの意味はない」
幼「男が好きなのは私なの!わ・た・し!」
幼「わかってないのはあなた!」
先輩「負けた犬というのはよくほえるな」
先輩「声ばかり大きくてかなわん」
幼「は、はぁ!」
気を引きたいための嘘とか「いつでも逆転出来る潔白証明するための何か」が無ければビッチ扱いで切り捨ても当たり前だしな
周りの擁護とかこの場合「お前らなにも知らないくせに」と孤立感を煽って憎しみを増大させるから逆に危険
そこに絶対の味方が別にいるとなればそりゃそっちにいくしいつかほだされてくっつくな
幼「私が男の幼馴染で!」
先輩「幼馴染か。だが最初に知り合ったのは私が最初のはずだぞ」
幼「うそ!私は生まれたとき、男の隣のベッドにいたんだから」
先輩「なるほど負けたな」
先輩「まぁどうでもいい。とるに足らん。そんなこと」
先輩「そういえば私も貴様には用があったぞ」
先輩「男のやつ、もう貴様の弁当は要らないのだそうだ」
幼「!!!」
先輩「用はそれだけだ。それではな」
~夜~
幼「はい。晩御飯」
男「ああ・・うん」
幼「・・・」
男(こいつ・・今日来ないと思ってたけど・・)
男(普通にきたな・・)
幼「どう?」
男「ん・・?」
幼「私の料理おいしい?」
男「え・・あぁ・・うん」
よくわかりませんが、置いておきますね
ノ |_ ll__l---||_
rj「l__`ー' ヽlーj L---┐
|―┴┴―`ーrュ-‐< ̄.ィj .__jl
|[][][][][][] i """ _..,,rr=''´ l
l ̄ ̄ ̄ ̄/7-‐'´ /
f jL-、 _-‐' -‐´~~
ヽ |  ̄ _j_ -‐'~´~~
ターニングポイントは>>44>>49
ここで「無理するな」ってのは「こっちはやりたくてやってるわけじゃないんだろ、向こうのほうがいいんだろ」という意思確認
そこで「向こうのほうがいい」という行動に(実際の意図はともかく)出た時点で内部的には気持ちが切れた
その上で>>296の状況を作り上げ、説得力のある行動に出られず言動も上から目線、かつ周りに男を「攻撃」させて庇わない
「傷つけてた」という自覚が無い
そこを治せない限り幼馴染に逆転の目は無い
幼「そっか。おいしいんだ」
男「お、おう・・そりゃあ・・いつも俺の料理を作ってるのはお前だから」
男「俺の好みを知ってて当然だよ」
幼「そうだよね?そうだよね!」
幼「当たり前。いい言葉だね。うんうん」
幼「私、いつも男の料理作ってるんだもん」
幼「男が私の料理を食べたくて当然」
幼「・・・」
幼「それで・・・」
男「?」
幼「もちろんお昼ごはんのお弁当も私が作ったの食べたい・・・・よね?」
>>304
先輩「ほう。いわゆる恋愛テクニックという奴だな」
先輩「それも上級者向けの」
>>307
「上級者向け」
つまり「きちんと逆転できる(相手を納得させられる)手段」を用意しておかないと死ぬ
男「え・・?」
幼「お昼。どうなの?」
男「い、いや・・」
幼「男は私の料理が好きなんだよね好みなんだよね?食べたいんだよね?」
幼「じゃあさ、まぁ・・聞くまでもないんだけど」
幼「私の料理が一番だよね?一番食べたいよね?」
男「・・・」
男(こいつ・・先輩とのこと知ってるのか・・?)
男(先輩が直接言ったか・・ありえる・・な)
男「ま、まぁさ!お前の料理はうまいよ」
男「別に誰かと比べることはないんじゃないかな?」
幼「・・・」
幼「先輩のより?」
男「え・・・」
幼「私のほうがおいしいよね?料理」
男「・・・」
幼「私ね、もう会わないから」
男「は?」
幼「ギャル男君やチャラ男君とは」
どのみち恋愛テクニック()を使うような女は面倒くさい
男「・・・」
男「は・・?」
幼「全部ね?ぜーんぶ嘘」
男「な、なにが?」
幼「わかるでしょ。私がほかの男どもと仲良くしてたの」
幼「あれね、全部あんたに見せ付けてたの」
男「な・・なんでわざわざ・・」
幼「そんなのわかるでしょ」
幼「男が不甲斐ないからじゃない」
幼「私のこと好きなくせに」
治すどころかえぐりに行った―――――ッ!?
幼「でももういいよ。許してあげる」
男「お、俺がお前に何を許されるんだよ・・」
幼「男の不甲斐なさに」
幼「だって男ったら、ぜんぜん私に近づいてこないんだもん」
幼「だから、わざとあんな態度とってたの」
男「お、お前・・」
幼「はい。そうです。ぜーんぶ勘違い」
幼「いや、だました私も確かに悪いけどね、ね!」
幼「でも!ほら!」
男「・・」
幼「これで全部解決」
男「ん?」
幼「だって、だってさ!」
幼「わたしは男のことが好き」
幼「あなたも私が好き」
幼「そうでしょ?」
男「・・・・」
幼「問題解決!」
幼「両思いー!」
幼「パチパチパチー」
男「・・・」
「信用を失ってる」という現実にいつ気づくんだろうな
ただの幼だろww
幼「ふぅ問題解決したねぇ」
幼「解決したところでさ・・」
男「・・・・」
男「なんだよ?」
幼「あいつ」
幼「あの目障りな女、振ってくれない?」
幼「何か今日も私色々言われたんだけど」
幼「何あの女?私聞いてないよ?」
男「・・・」
一途に主人公を想い続けながら敗北してきた幼馴染達の怨念「お前のような出来損ないの幼馴染がいるからぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
幼「あとさ、実を言うと私」
男「…」
幼「男だったの!」
男「それは・・・」
幼「うんうん」
幼「それは?」
男「できない・・よ」
幼「ん?・・・・」
幼「何?聞こえなかった」
幼「聞こえなかったことにしてあげるよ男」
幼「それで?もう一回言って?」
男「だから・・俺は・・先輩を振ることは・・」
幼「?」
幼「何で?」
男「は?」
幼「単純にどうして?」
幼「待って待って!だって変じゃない」
幼「あなた私のことが好きなのに。何で先輩とかいう女振らないの?」
男「・・・」
幼「え?え?違うよね?」
幼「そんなことないよね?男がすきなのは私だよね?ね?」
男「・・・」
ノ |_ ll__l---||_
rj「l__`ー' ヽlーj L---┐
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l ̄ ̄ ̄ ̄/7-‐'´ /
f jL-、 _-‐' -‐´~~
ヽ |  ̄ _j_ -‐'~´~~
ノ |_ ll__l---||_
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f jL-、 _-‐' -‐´~~
ヽ |  ̄ _j_ -‐'~´~~
男「・・・」
幼「あなた・・・」
幼「ふざけんな!!」
幼「あなたが好きなのは私!そうでしょ?!」
幼「何ちょっとあっただけの女に心許してんのよ」
幼「私、ずっと男の子とが好きだったんだよ?」
幼「それなのに男は他の人を好きになるの?変でしょ?変だよ!」
幼「そこは私と結ばれてハッピーエンド。そうでしょ?ね?」
男「・・・」
男「・・・」
男(確かに)
確かにじゃねーよwww
幼「私、ずっと男の子とが好きだったんだよ?」
クソビッチじゃねーかwww
気にしたら負け
先輩の言葉を思い出して「確かに何も言えないままなのはおかしいよな」ならいいが、
ここまでのクズ晒されて折れる意味での「確かに」だったらまとめて死んじゃったほうがいいよ
意味は違うんだろうけど(確かに)で噴いたww
幼「もしかして私のこと信用できないの?」
幼「わかった。大丈夫。もうあんなことしないよ約束する」
幼「でも気持ちは初めからあなたのものだよ?」
幼「あなたを手に入れるための好意だもん。だから戻ってきて?」
幼「私・・私あなたがいないと・・ね?」
男「・・・」
男「・・」
幼「ねぇーえ男!」
男(そ、そうだ・・俺は・・元々幼が好きだったんだ・・)
男(小学生のときからずっと・・)
男「わかった」
幼「!!!本当!?」
男「うん・・・」
幼「じゃあ、もうあの女とは会わない?」
男「・・・」
男「・・うん」
幼「そっかぁ。そうだよね」
幼「当たり前だよ。あなたは私が好きなんだもん」
幼「あんなポッとでの女には負ける分けないよね」
男「ただ・・・」
幼「なぁに?男?」ナデナデ
男「そ・・その・・」
男「今度こあんなことしたら・・本当に怒るっていうか」
男「その・・」
男「嫌いになるからな?」
幼「うん!わかったよ!」
幼「もうあんなことしないね」
男「・・・」
男「ほ、本当に?」
幼「本当本当!信じて?ね?」
男「う・・うん・・」
幼「じゃあ、明日・・・言おっか?先輩にね?」ナデナデ
男「う・・うん」
幼「ふふ・・かわいい・・」
/⌒ヽ
( ) おっおっおっ
/ 、 つ
(_(__ ⌒)ノ
∪ (ノ
~昼休み~
先輩「今日はいい天気だ」
先輩「外で弁当を食べるにはいい気候だぞ。」
先輩「それに気温もちょうどいい」
先輩「天が私に味方をしてくれているに違いない」
先輩「だが・・・・・・・・私は一人・・・」
先輩「男の奴・・何故来ない・・」
先輩「今日のお弁当の中には大好物の天ぷらと天つゆをいれて・・」
先輩「男と二人で食べられると思って楽しみにしていたのに・・・」
先輩「」ボリボリ
先輩「うまいな・・」
先輩「・・・・・男」
先輩「これは・・・」
先輩「これはまさか私への裏切りなのか・・?」
先輩「いや、違う早とちりすぎだろう・・・・」
先輩「そうだ、男の奴はきっと今日は腹が痛くてトイレにこもっているに違いない」
先輩「ふふ。そうかそうであったか」
先輩「そうであったか。そうであってくれ・・・」
先輩「そ・・・そうでなかったら・・」
先輩「そうでなかったら・・・」
先輩「私は・・・」
先輩「私は・・・か、か、悲しくて・・悲しくて」
先輩「う・・ううう・・」ポロポロ
先輩「男ぉ・・何故来ない・・・何故来てくれない・・・」ポロポロ
幼「男ー帰ろうよー」
男「おう」
女友「あれ?あんたたち仲直りしたの?」
幼「んーまぁね」
幼「あ、ってかみんなに重大発表ー」
女友「えーなんだろ」
女友2「もったいぶってないで早く」
幼「えーっと、このたび、私と男は交際することになりましたー」
女友「えーまじ?それまじ?」
女友2「おーやったじゃん!男!幼結構人気高かったんだよ!」グイグイ
女友3「幸せにしなよー」
男「お・・・おう・・」
男友「おい男の奴、幼と付き合うってよ?」
男友「てかあいつ女子から嫌われてんじゃなかったっけ?」
男友2「まぁ?別に女と付き合うとか面倒ジャン金もかかるし」
男友2「俺はしばらくひとりでいいね。金ためたいし」
男友「お前はずっと一人じゃなかったか?」
男友2「うるせーよ。未来の彼女のために金ためてんだよ」
男友3「お・・とこ・・くん・・」
男友3「うそ・・・だろ・・?」
先輩「そうだ・・思い出した。思い出したぞ・・」
先輩「あれは昨日ことだった」
先輩友「ん?先輩ちゃんどうかしたー?」
先輩「うむ。独り言だ気にするな」
先輩「幼とかいう男の幼馴染が私にチョッカイかけてきたが・・」
先輩「なるほど・・・きゃつが男に何かを吹き込んだな」
先輩「私は敵ですらない。敵の資格すら持たないと思ったが」
先輩「そういえば男は人前で女の乳をガン見する素直な奴であった。」
先輩「大方、あの女に良いように言いくるめられでもしたのあろう」
先輩「そうだ。屋上から下校途中の男の様子を観察でもするかな」
先輩友「・・・・・」
少し休憩
18時にラストまでペーストするから
もうちょい待って
~下校~
幼「男ー」スリスリ
男「お、おいおい・・・ここ学校だぞ?」
幼「そんなの関係ないでーす」
幼「むしろ私たちのラブラブっぷりをみんなにみせちゃおうよ」
男「え、えぇー」
男「こ、困ったな・・」
幼「・・・」
男「ん?」
幼「うーん!むしろ私たち、学校公認のカップルになっちゃおーよ?ね!」
男「え、えぇ~」
男「ど・・どうしよっかな・・」
幼「・・・・ふふ・・・・」
幼「照れなくてもいいんだって!」
幼「・・・」
幼「こう・・・男にもたれ掛かったりして・・」ピト
男「!!」
男(い、良い匂いがする!!)
幼「・・・」
幼(ふふ・・赤くなってる赤くなってる・・)
幼(もう・・可愛いんだから・・)
幼「そーれーでーこう体を当ててみたり?」ピト
男「お、おい・・」
幼「んー?」
幼「なーにー?」
男「あ、当たってる・・」
幼「当たってる?当たってるって何が?」
幼「何が当たってるの?はっきり言ってみてよ?」
男「む、む、む、胸が・」
幼「あはは男?」
男「な、何?」
幼「当たってるんじゃないの、当ててるのよ?」
男「う・・ううう・・」
幼「気持ちよかった?」
男「な、何が・・」
幼「おっぱい。あたってて?」
男「べ、べ、べつに・・」
幼「もう!男!」
男「なんだよ」
幼「隠さなくてもいいのに。私知ってるんだからね?」
幼「いつも私の胸ガン見してたでしょ?」
男「は、はぁ!ふざけんな!」
男(ずっとバレてたんだ・・・)
先輩「ほう・・・」
先輩「ほうほうほう」
先輩「あいつら中々いい度胸だ」ミシミシ
先輩「私の目の届く範囲であそこまでいちゃつくとは」ミシミシ
先輩「許せるか許せないかで言えば」ミシミシ
先輩「到底許しがたい」ミシミシ
先輩友(先輩ちゃんにかしてる望遠鏡・・)
先輩友(ミシミシ言ってるけんだけど、まさか壊したりしてないよね・・?)
先輩「しかもあそこまで男に近づいてみせるのか・・・」
先輩「いい度胸だ。私に喧嘩売るとは幼とやら」
先輩「だが・・・男も男だ」
保守してくれた人ごめん
仕事呼び出しくらった
書類提出して終わりだから、あともうちょっと待ってくれ。
もうラストまで書き試してるから今日までには終わらす
PC変えた
ID変わってるから鳥みて
先輩「男め・・・簡単になびきおって・・」
先輩「それもあんな女に・・・」
先輩「事が終わったらお仕置きせねばなるまいな」
先輩「・・・」
先輩(お仕置き・・か)
先輩(い、一度TVで見たことがある、アレ・・)
先輩(ぽ、ポッキーゲームとか一度やってみたいのだが)
先輩(お仕置きで、男はやってくれるだろうか・・?)
先輩「い、いかんいかん!」
先輩「我ながら破廉恥すぎるな」
先輩「その邪魔をするのが・・・」
先輩「あの女か。忌々しい」ミシミシ
先輩「が・・・取るたらんな物足りん」ミシミシ
先輩「私にとってはあんな女の存在取るに足らん存在なのは明白・・・」ミシミシ
先輩「それよりも・・」ミシミシ
先輩「今現時点で男に体を密着させるのをやめてくれないものかな」ボキ
先輩友「ちょ!ちょっと!先輩ちゃん!望遠鏡壊れちゃう!」
先輩「ん・・・・ふむ。すまない。」
先輩「壊れてしまった。許せ。」
先輩友「・・・」
~幼の部屋~
幼「ようやく!」
幼「ようやく男とこの関係になれた!」
幼「長かった長かった~」
幼「はぁ男かわいかったなぁ」
幼「これからは本当の意味で男は私だけを見てくれる・・」
幼「最初っから、もっとはっきり言っておけば」
幼「きっとこんなにややこしくならなかったんだろうなぁ・・」
幼「・・・・少し回りくどいことしすぎたのかも」
幼「・・・」
幼「・・・」
幼「・・ところで・・」
幼「あの先輩・・」
幼「ふふ・・あはは・・」
幼「勝った・・・男は私の物だもん・・」
幼「噂に聞くと昨日のお昼・・」
幼「一人で泣きながら重箱のお弁当食べたって噂」
幼「くく・・・」
幼「あはは・・・」
幼「あっはははは」
幼「あーっはっはっはっは」
幼「惨めー」
幼「あっははははははは」
幼「もう駄目もう駄目」
幼「本当に笑っちゃって・・・」
幼「お、おなか・・痛い・・・」
幼「ふぅふぅ・・」
幼「ふふ男に手を出そうとするからこういうことになるの」
幼「思ったよりお馬鹿さんだったみたいだなー」
幼「っていうか・・男がまるで自分の所有物みたいに言ってさぁ」
幼「精神病か何かなの?まぁいいや」
PRRRR
幼「ん・・メール?」
幼「知らないアドレスから・・・」
幼「なんだろ・・」
『明日の昼休みD教室に来い』
幼「・・・」
幼「・・・まぁ差出人の予想はあらかた・・・」
幼「ふーん」
幼「直接対決ってわけ」
幼「受けてたつわよ。見せつけてやるわよ」
幼「男は私が好きで」
幼「私のほうが男のこと好きなんだから」
~昼休み~
幼「・・・」ガラ
先輩「ふむ。来たか」
先輩「以外に来るのが早かったな」
先輩「スマホで遊んで待っていようと思ってたのだが」
幼「・・・」
先輩「まぁいい」
先輩「覚えているだろ?私だ」
幼「・・・覚えてますよ」
幼「男のこと追っかけてる気持ち悪いストーカーでしょ?」
先輩「はっはっはっは」
先輩「良い度胸だ褒めてやる」
先輩「私相手に度胸があるぞ貴様」
幼「・・・・どうも」
先輩「それに見た目以上に態度もどっしりしているな」
幼「・・・態度が大きいって事ですか?」
幼「・・・でも」
幼「男に振られた惨めな女に気を使う必要ないですから」
幼「気が楽なんです」
先輩「ふむ・・・そうか」
先輩「ふふ・・貴様・・」
先輩「どうやら人の腹を立たせる技術もたいした物をもっているようだな」
先輩「褒めてやるぞ。胸を張れ」
幼「・・・・」
幼「それはどうも」
先輩「大した態度のでかさだ。私が認めてやろう」
幼「・・・馬鹿にしてんの?」
先輩「そうだが?」
幼「・・そう」
先輩「・・・単刀直入に言おうか」
幼「・・・」
幼「私もそのほうが助かります」
先輩「そうか。では期待に応えよう」
先輩「単刀直入に言おう」
先輩「男を私に返せ」
先輩「あれは元から私の物だ」
幼「返せ・・?」
幼「それってまるで元は自分の物みたいな言い方・・・」
先輩「そうだが?私と男はあれだ・・」
先輩「運命のあ、赤い糸・・という奴でつ、つながっているのだ!」
先輩(今のは言わなきゃ良かったな)
幼「・・・」
幼「先輩・・」
幼「あなた頭大丈夫ですか?ウジわいてません?」
先輩「む」
先輩「貴様・・」
先輩「私は別に無原則に怒らない人間というわけではない」
先輩「腹を立てることもあれば、いらつくこともある」
先輩「つまりだ」
先輩「馬鹿にするのも対外にしてくれないか?」
先輩「私は見た目ほど気は長くないんだ」
幼「まるで見た目は気の長い人みたいな言い方」
先輩「そう自覚しているが?」
幼「・・・・」
幼「はいはい。わかりましたよ」
幼「でも質問に真面目に答えたつもりなんですけどねぇ」
幼「何回も似たようなこと、アンタに言ってるけど」
幼「男は、ずっと私の物なの!」
幼「あなたの者になった瞬間なんて一秒もないの」
幼「わかった?」
幼「わかったらさっさと男をあきらめてくんない?」
幼「面倒くさいから別の奴に乗り換えて?」
先輩「ふむ。無理だな」
先輩「ほかの男に乗り換えるなぞ、私には考えられんな」
先輩「私の隣でともに歩くのは男だ」
先輩「貴様が乗り換えろ。」
先輩「これは命令だ」
幼「め、命令って!」
幼「あ、あなたが私に命令できる立場じゃないでしょ!」
幼「むしろ命令する立場なのは私!そうじゃない?」
幼「私の口からあなたの悪いうわさ男に言って嫌わせることだってできるのよ?」
先輩「・・・」
幼「あーそうだ・・・」
幼「いいこと思いついちゃったぁ・・・」
先輩「・・・」
幼(前にテレビドラマで見て一回試してみたかったんだよねぇ)
幼(アレやったら気持ちよさそう・・・ふふ)
幼(この人いつも偉そうでムカつくし・・私よりモテるからって調子に乗ってるし)
幼「せ~んぱい」
先輩「何だもったいぶって」
幼「土下座」
幼「してみよっか?」
先輩「何?」
幼「土・下・座」
幼「もしぃしてくれたらぁ・・・」
幼「ふふ。男に告げ口するのだけは勘弁してあげる」
幼「まぁたま~に話すことも許さないでもないかな」
幼「あ、それは駄目だねやっぱ」
幼「さぁ!土下座!やってみようか!」
先輩「・・・」
幼「あれあれ?できないんですか?」
黒崎「続きは?…貴方達!気にならないの!!?」バン!
国税調査員「?…おい!続きまだかぁ!?」
先輩「なんだその口の聞き方は!?私は常務だぞ!常務だっ!!!」
先輩「貴様は中々面白い奴だな?」
幼「は?」
先輩「そこまで私に意見したのは貴様くらいの物だぞ」
幼「だから偉そうにすんな」
先輩「偉そう?偉そうではない。」
先輩「偉いんだよ。私は」
幼「また・・調子に乗って」
先輩「それに私は他人に土下座など、するような人間ではないんだ」
先輩「さすがに貴様でもわかるだろう?」
幼「は、はぁ?何かっこいいと思ってんの?自分を貫くってか?」
幼「アンタの言ってることは都合が良いだけなの精神病女」
先輩「自分を貫くか。中々良いな」
幼「・・・」
先輩「私は、私自身が男を好きなのだ」
先輩「貴様のように・・・」
先輩「好きな相手のためなら自分をコロコロ変えるような奴とは違う」
先輩「私は自分に絶対の自信をもち、自分を変える事はしない」
先輩「私は私を男に好きになってほしい。」
先輩「私を愛してほしいんだ」
先輩「まぁだからといって・・・」
先輩「男が私を好きにならないことを、許すわけではない」
先輩「もし私を裏切って誰かの物になろうとするならば・・・」
先輩「むろん容赦をするつもりはない」
先輩「ポッキーゲームだ」
幼「・・・」
幼「なにそれ?変なの」
先輩「貴様ごときが私に口答えするのか」
先輩「よかろう言え」
幼「・・・」
幼「好きな相手に好かれるためなら、どんな自分にでも代わる」
幼「相手が望む私に、望まない私は削除する」
幼「それが相手に好かれる最善の方法でしょ?」
幼「さっきから貴方が言ってるのはわがままじゃない」
幼「自分は変えたくない」
幼「でも自分を好きにならないと駄目」
幼「なにそれ?理屈に合ってないじゃない」
幼「ここは貴方の帝国主義国家じゃないの」
幼「見た目や言動ばっかり大人びていて」
幼「中身は全然」
幼「子供なの。あなたは」
先輩「ふん・・・」
先輩「もういい」
幼「?」
先輩「もう飽きた」
幼「は?」
先輩「もともと・・・」
先輩「元々話し合いですむとは思っていないかったのだから」
幼「は、はぁ・・」
先輩「ふん」ドギャ
幼「う・・・」
幼「いった・・・」ドサ
幼(急に・・お腹を・・)
幼(お・・おなかに痣が・・・)
幼「う・・ううう・・痛い・・」
先輩「あはは・・」
先輩「嘘をつくなよ?貴様?」ギロ
先輩「手加減した。見た目ほど酷くはない」
先輩「私の言いたいことはわかるだろう」
幼「・・・」
先輩「次」
幼「ううう・・・」
先輩「次から気を着けろ」
先輩「全く私も優しい女だ」
幼「どこが・・・」
先輩「お前は自分を変える事ができるんだろう?」
先輩「なら簡単だろう」
先輩「男を好きではない自分になれ」
先輩「貴様ならできるだろう?」
先輩「できないとは言わせないが・・・な?」
幼「あ・・あははは」
幼「あは・・あっはっはっはっは」
先輩「何だ?気が違ったか?」
幼「ふ・・ふふ・・このこと・・・」
幼「このこと・・・男にバラしてやる・・」
幼「男はこんなことをする女の子・・ううん」
幼「こんなことをする人を好きにはならない・・」
幼「男はね・・手を上げる人間が一番嫌いなの・・」
幼「これで・・邪魔者は消えた・・・」
先輩「貴様・・・・まだ喋るか?」
幼「ふ・・ふふふ・・」
幼「これが・・・私なの・・」
幼「私個人が誰かに合わせて変わったとしても・・」
幼「私は・・・生き様は変えない・・」
幼「これが・・私のやり方だもん」
先輩「良い度胸だ」
先輩「なら、また痛めつけるまでだな」
先輩「やられたらやり返す!貴様に至っては100倍返しだっ!!」
先輩「覚悟しろよ?」
先輩「次はかなり痛いぞ?」
幼「う・・うう・・」
幼「警察に言ってやる・・」
先輩「ふん」
男「おい!お前!」ガラ
先輩「ん・・・」
幼「男・・・」
男「俺の幼馴染みになにしやがった??今!!」
先輩「・・・」
先輩おわた
先輩「ほうほう・・」
先輩「貴様、まさか覗いてみていたのか?」
先輩「男は私が思っていたよりも少し根暗だな」
先輩「まぁ私ほどではないが」
男「・・・」
男「違う」
男「昼休みに幼も先輩もこの教室に移動したと聞いて」
先輩「偶然か。そうか。」
先輩「タイミングの悪い偶然もあった物だ・・」
男「貴方はもう生徒会長じゃなくなるんです!」
幼「男・・・」
男「幼・・」
男「ごめん・・俺わかってたのに・・もしかしたらこんなことになるかもって」
幼「・・ごめん怪我しちゃった・・」
幼「ちょっと立てない・・」
男「なんで謝るんだよ」
幼「なんとなく」
男「そうか」
先輩「おーい無視するな」
先輩「結構嫌なんだ。無視されるの」
男「お前はもう生徒会長としても学生としてもお終いだ♪」
幼「やられたらやり返す、倍返しだ!!!!」
男「先輩。」
先輩「ん?」
男「ハッキリ言わせてもらう」
先輩「ふむ。聞こう」
男「先輩がいかに俺を好きであろうと」
男「俺はすぐ人に手を上げる人間は嫌いだ」
男「俺の彼女を傷つけるお前と、交際関係になることは絶対にない」
先輩「・・・」
幼「か、か、彼女」
幼(男・・かっこいいよ・・)
先輩「そんな…私は何もしらんよ…」
こっからどう巻き返すんだろ
先輩「・・・・」
男「俺はお前とは付き合わない」
男「幼・・ほら行くぞ」
幼「・・・うん」
男「ほら・・しっかりな」
男「立てるか?」
幼「うん・・ありがとう・・・」
先輩「待て」
男「・・・」
先輩「そういうわけにはいかない」
男「は?」
先輩「わ、私は!」
先輩「私はずっと・・ずっと」
先輩「ずっと、ずっと、ずっと」
先輩「お前のことが好きだったんだ」
先輩「こんな・・こんなことで駄目になってたまるか」
先輩「初恋なんだ・」
先輩「ずっと好きだったんだ!!!!」
先輩「お前を手に入れる!絶対に!」
先輩「お前を逃がすわけにはいかないんだ・・」
男「はぁ?しらんよ」
男くっそわろたwwww
男「さぁ行くぞ幼」
幼「うん・・・」
幼(ざまーみろ)
先輩「だ、だから待て!!」
先輩「ま、待ってくれ・・」ガシ
男「なんだよ、話せよ」バ
先輩「言ってるだろう・・逃がさないと・・」
男「俺はそんなことは知らないけど」
先輩「に・・逃がさない・・逃がすわけにはいかないんだ・・」
先輩「わ、私・・は・・・」
なんかキャラむちゃくちゃww
男「知るかよ」
男「それとも俺を一本拳でみぞおちをえぐるか?」
男「さっき幼にしたように」
先輩「・・・」
男「だけど・・そんなことしても」
男「俺はお前を一生好きになることはないからな」
先輩「待て!お、おいてくな!男」
先輩「私は・・私は・・」
先輩「たのむ!頼まれてくれ男ぉ!」
半沢「どういう事か説明してもらおうじゃありませんか…おぎそ!!!!」
男「・・・」
先輩「待ってくれぇ!男!私は・・私は」
先輩「お、お、お前にいなくなられたら・・」
先輩「い、言っただろう私は根暗なんだ・・」
先輩「は、はは・・それに私は自分が思ったより、強くないようだ」ガタガタ
先輩「お前に捨てられたくはない・・頼む・・」
先輩「私には・・お前しか・・」
先輩「私の前から、い、いなくならないでくれ・・男・・男・・・」
先輩「うう・・ううう・・」ポロポロ
男「・・・」
幼「もし」
先輩「?」
幼「もし男に好かれたかったら」
幼「変わらなきゃ。」
先輩「・・・」
男「お、おい・・お前いいのか?」
男「一本拳でみぞおちをえぐった相手だぞ?」
幼「いいの・・」
幼「私は男が好きなの」
幼「多分突き放してまた襲い掛かってくるでしょうね」
幼「あの女は」
幼「そのために、男に言い寄る女危険でなくなるなら」
幼「これくらいは大丈夫よ」
幼(正直ここまでやるとは思ってなかった)
幼(あなたは今まで男に擦り寄ってきた女の中でも一番強かった)
幼「せめてもの情けって奴・・・・」
先輩「・・・」
このあと仲直り
男は私のものだ~負けませんから~
みたいなクソEDになると予想
3P!!!!!
1ヶ月後
先輩「男く~ん」
男「ん・・」
先輩「あのね~今日はお弁当作ってきたの~」
男「・・・」
幼「・・・」
先輩「今日はね~らぶり~にピンク色のでんぷでハートマーク作ったんだ」
先輩「ラブリーでしょ?」
幼「・・・先輩。変わるって、そういうこととは少し違います」
先輩「む・・・そうか」
先輩「なかなか難しい物だな・・・」
先輩「よし次は猫耳で男を誘惑だな!われながら女子力の高いことだ」
男「・・・・」
幼「生き様は貫くんだったわ」
~end~
おぎそ「だからさっきから言ってるだろ!!誰もが納得いく続きを書け!続きを!!!」机バンバン
はいはい撤収~~
終わりです
保守と支援してくれた人助かったよ
これ前に最後まで書いたssを最後まで投下できなかったから
少し繋げたんだけど、確かにラストが思ってた以上に不自然になってるな。
まぁしょうがない。
このSSまとめへのコメント
うっわ....そこは先輩endにしろよ。幼馴染糞野郎なのに、なんだ?>>1は胸糞が好きか、そうかそうか。だったら一生このssで自己満足てろ。読む人の事も考えろよ。
死ね、糞だろ、
本当に糞だろ、なんだこいつは、胸糞悪いのが好きなのか、キモいんだけど
キモ過ぎる。
先輩ENDが当たり前だろうが、気持ち悪いんだよ。
馬鹿じゃねーの?
幼馴染どら結ばれるの好きだけどこれはアカン
いやそこは先輩endだろが糞が
書いてるやつキモい。
せめて安価とれよ
やっぱり糞サイト
こ れ は 糞