ジョナサン「きみはディオ・ブランドーだね?」幼女「ふえぇ…」 (161)

ジョナサン「紹介するよ、こっちが僕の愛犬のダニーってんだ!」

ダニー「はっはっはっ」

幼女「ふえぇ…」

ボギャアァァッ!

ジョナサン「ああっ!ディオの丸太のような足がダニーの顔面を!」

幼女「ふえぇ…人間にへーこらする態度に虫唾が走るよぉ…」

ジョナサン「何をするだァーーーー!ゆるさん!」

幼女「ふえぇ…」

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ジョージ「やあディオくん、今日からは君も私たち家族の一員だよ」

幼女「ふえぇ…ご厚意に感謝するよぉ…」

ジョナサン「あっ、僕がカバンを運ぶね」

幼女「ふえぇ…小汚い手であたしのカバンに触れないでよぉ…」ドグシャッ

ジョナサン「うげっ!?」

幼女「ふえぇ…いばるんじゃないよぉ……」

ジョナサン(な、なんて子だ……)ガクガクブルブル

その日以来、ジョナサンの生活は一変した


ジョージ「また間違えたぞジョジョ!ディオを見ろ、20問中20問正解だ!」

ジョナサン「だってディオのは小学1年生用のドリルじゃないか!」

幼女「ふえぇ…言い訳をするクズ男が紳士だなんて笑わせるよぉ…」


ジョージ「ジョジョ!なんだその食べ方は!マナーがなっとらん!ディオを見てみろ!」

ジョナサン「いや、ディオだって口の周りがケチャップまみれになってますよ!」

幼女「ふえぇ…自分のことを棚に上げて他人を非難するゲロ野郎がいるよぉ…」

スポーツ!それは人々の心を熱狂させた!

司会「挑戦者、ジョナサン・ジョースターくん!彼は最近めきめきと実力をつけてきました!」

司会「そして対するチャンピオンは……ご存知、ぼくらのディオ・ブランドーくんッッ!」

ジョナサン「えっ」

幼女「ふえぇ…二度とリングに立てない体にしてやるよぉ…」

「ディオー!がんばれー!」「今日も一撃KOだー!」「きゃー!ディオ様ー!!」

ジョナサン「ちょっ、あのこれ」

司会「さあ、ゴングが鳴り次第試合開始です!」

ジョナサン「いやあの、身長差が……っていうかそれ以前にいろんな問題が」

幼女「ふえぇ…あたしは自分にお小遣いぜんぶ賭けるよぉ…」ジャラジャラ

ジョナサン「なにっ!?(あの額…僕のお小遣いより全然多いぞ…!)」

幼女「無理強いはしないんだよぉ…あたしに勝てる自信が無いマンモーニなら今すぐ消えるといいよぉ…」

司会「おおーっと、ディオくんの挑発だぁー!どうするジョナサン、これは受けなきゃ男じゃない!」

ジョナサン「……いいだろう、受けて立つ!」

ジョナサン(ディオには色々やられっぱなしだし、ここらで義兄としての威厳を見せてやる!)

幼女「ふえぇ…足りない分は体で払ってもらうよぉ……」

司会「試合開始!」ゴーン!

ジョナサン(軽く打たせて、頃合いになったら泣かない程度に小突いてあげよう)

ジョナサン「さあ来い、ディオ!」

幼女「ふえぇ…」ヴンッ.....

ジョナサン「!?ディオが何人にも重なって見えるっ!」

幼女「幼女というのは訓練次第でこのような身の軽やかさも体得できるんだよぉ…」

ジョナサン「くっ……思わぬ苦戦だ!つい力んでディオにケガをさせてしまうかもしれない!」

幼女「ふえぇ…この期に及んで手加減だなんて、あたしもナメられたものだよぉ…」

ジョナサン「ごめんよっ!一気に試合を決めさせてもらう!」

司会「おーっと、ジョナサンくん距離を詰めた!ディオくんの分身ごと全て殴り飛ばすつもりだぁー!」

ジョナサン「うっしゃああああああ!!」

幼女「ふえぇ…眠っちまいそうなトロさだよぉ…」

ジョナサン「なっ、後ろに!?」

司会「なんとディオくん、分身は全てオトリ!完全に背後を取っていたぁー!!」

幼女「気づいたところで遅いよぉ……お前の運命はリングに上った時から決まっていたんだよぉ…」

幼女「ふえぇ…」ガッ

ジョナサン「うぐっ!」

司会「ディオくんのヒールキックがジョナサンのスネにクリーンヒット!たまらず膝を付く!」

ジョナサン「きっ、キックは反則じゃあ……!」

幼女「強者こそ正義だよぉ…弱者の戯言なんて誰が耳を貸すんだよこの間抜けぇ……」

司会「ディオくん、ジョナサンの頭を掴み……入ったぁー!顔面にヒザが吸い込まれる!これは痛い!」

ジョナサン「がっ…は…!」

司会「鼻が折れたか!?ジョナサンくんの血が噴水のように吹き出ています!しかし拳での一撃でないため試合は継続ッ!」

幼女「ふえぇ…あたしのお洋服に汚らしい体液がべっとりついちゃったよぉ…」

幼女「そろそろトドメを刺すよぉ…」

ジョナサン「まっ、待って、もういい、僕の負——」

幼女「聞こえないよぉ……」

ドッギャァッ!

幼女「ふえぇ…目の中に親指を突っ込んで殴り抜けたよぉ……」

司会「決まったぁーーーー!ディオくんの必殺ストレート!試合終了ーーー!」

      スイート・リトル・ガール
幼女「『目に入れても痛くない』……これが幼女・ブースボクシングの技巧だよぉ…」



ジョナサン「うう…ディオ……あの子がウチに来てから僕の生活は滅茶苦茶だ…」

幼女「ふえぇ…さて、足りない分の掛け金をどうしてもらうか悩むよぉ…」

幼女「とりあえずこの時計は貰っておくよぉ…」バッ

ジョナサン「あっ、それは僕の大事な…」

幼女「それと、あたしの汚れたお洋服を洗ってもらうよぉ…おやつも全部あたしのものだよぉ…」

ジョナサン「ちくしょう、みじめだ……!」

恋!そのすてきな好奇心がジョナサンを行動させた!


エリナ「うふふジョナサン、ジョナサンうふふ」

ジョナサン「えへへエリナ、エリナえへへ」


ジョナサンはディオに虐められる生活を続けながらも、エリナとのひと時を楽しみに耐え続けた!


エリナ「まあ!ジョナサンったらいけないひと!」

ジョナサン「えへへ」

エリナ「ふう、今日もジョナサンと素敵なひと時を過ごせたわ……」

幼女「ふえぇ…ふえぇ……」

エリナ「あら、小さな女の子が泣いているわ。どうしたのかしら」

幼女「ふえぇ…ふえぇ…」

エリナ「どうしたのお嬢さん。まあ!お洋服もボロボロじゃない!何があったの?」

幼女「ふえぇ…ジョナサンとかいうロリコン野郎に手篭めにされたよぉ…ふえぇ…」

エリナ「」

バーーーーンッ!

ジョナサン「ディィィイオオオオオオオオオ!!!!」

幼女「ふえぇ…友だちが居ないクソぼっちに気安く名前を呼ばれたよぉ……」

ジョナサン「エ、エリナに何を言ったァーーー!町で声をかけたら泥水で耳を洗われたぞォーー!」

幼女「ふえぇ…嫉妬に狂った姿は見苦しいよぉ…あたしも泥で目を洗いたい気分だよぉ…」

ジョナサン「決して許さない!もうぜったいぜったい許さない!」

幼女「ふえぇ…またこの間のボクシングのようにされたいようだよぉ…」

ジョナサン「うおおおおおおっ!」

幼女「ふえぇ…突っ込んでくるだけの間抜けは対処が容易いよぉ…」ヒラリ

ジョナサン「!? また背後にっ…!」

幼女「ふえぇ…その小枝のような股間を潰してやるよぉ……」グッシャァ!

ジョナサン「はうっ!」

幼女「ロンドンでは『くるみ割り人形』と呼ばれていた頃もあったよぉ…」

ジョナサン「か、かなわない……」

幼女「ふえぇ…もう一個もコキュッと潰してやるよぉ……」

ジョナサン(で、でも負けるわけにはいかない……失われた僕の名誉のためにも…!)


通常、睾丸を砕かれて無事でいられる男性は居ない!
しかし、ジョナサンは立ち上がった!
潰された際に発した「はうっ」という呼吸が偶然波紋の呼吸と一致していたため痛みを和らげることができたのだ!


ジョナサン「ま、まだだ……!」グググ.....

幼女「ふえぇ…しぶとい半タマ野郎だよぉ……」

ジョナサン「うおああああ!」

幼女「徹底的に叩きのめしてやるよぉ……」シュッ!

ジョナサン「なんの!」

幼女「ふえっ!?」

ジョナサン「きみが僕のタマを狙ってくることはわかっていた!どこに来るか分かっていれば、守るのは容易い!」

幼女「こ、これは……『サンチン』の構えだよぉ……!どこで、こんな…!」

ジョナサン「そして!足を抑えられて動きの止まったきみを捕まえるのも同様に容易い!」ガシッ

幼女「ふえぇ……!」

幼女「は、放すんだよぉ、このロリコンペド野郎ぉ……!」

ジョナサン「ディオ……これから僕はきみを叩く!しかし、恨みを晴らすためではない!」ペロンッ

幼女「ふえぇ…おしりを出されちゃったよぉ……!」

ジョナサン「僕は!きみのネジ曲がった性根を正す!義兄として!」パシーン!

幼女「ふえぇっ!痛いよぉ!」

ジョナサン「きみが!泣くまで!叩くのを!やめない!」パシーン!パシーン!パシーン!

幼女「ふえええええええーーーーーーー!!!!」

幼女「ふえぇ…この、汚らしい阿呆がぁ……!!」

ジョナサン「これに懲りたら、これからは淑女らしく態度を改めるんだよ」


ジョージ「何をしているジョナサン!」バァーン!

ジョナサン「父さん!」

ジョージ「何事だジョジョ!今のは抵抗もできなくなったディオを一方的に辱めているように見えた!」

ジョナサン「違うんだ父さん!僕は、ディオに更生してもらおうと」

幼女「ふえぇ……おとおさぁん……」グスグス

ジョージ「ジョジョ……私は最近『よからぬ噂』を耳にすることがある……しかし、火のないところに煙は立たぬとは言ったものだな」

ジョナサン「ちょっ」

ジョージ「更生する必要があるのはお前のほうだ、ジョジョ!紳士たるもの、幼子に手を出すなど言語道断!今すぐ部屋に戻れ!あとで罰を与える!」

ジョナサン「そ、そんな…」

幼女「ふえぇ……」

幼女「ふえぇ…JOJOにあれほどの爆発力があるとは思わなかったよぉ……」

幼女「このおしりの『痛み』は……自分への『戒め』として決して忘れずにいてやるよぉ…」

幼女「いずれJOJOにも同じ『痛み』を与えてやるよぉ…そしてゆくゆくはあたしがジョースター家を乗っ取るんだよぉ…」


その後、ダニーが火だるまになったりしながら7年の歳月が過ぎた。

司会「すごい!これはすごいラグビーの試合だぁー!」

司会「すごすぎる!すごい!これはすごい!すごいぞぉー!」

ジョナサン「うおおおおお!」ドドドドド

雑魚「な、なんだこいつ、こっちは5人もいるのに引きずりながら走ってやがる!」

ジョナサン「ディオ!パス!」ヒュッ

幼女「ふえぇ……相変わらず危なっかしいパスコントロールだよぉ…あたしじゃなきゃ取れないよぉ…」パシッ

司会「トラーーーーーーーイ!決まったぁーー!!」

司会「ジョナサンとディオ!この二人の活躍でまたまた我が校が優勝しました!」

司会「ディオはあらゆる分野においてNo,1の成績を残し、当校の全ての単位を取得して卒業する予定!」

司会「かたやジョナサンは一部からロリコンと蔑まれながらも考古学の分野で優秀な論文を発表しています!」

司会「正に我が校の誇り!またの活躍を期待しているぞぉーーー!!」


ジョナサン「ディオ!すばらしいトライだったよ!今回もきみのおかげで勝つことが出来た!」

幼女「ふえぇ…そう思うならアイスのひとつでも奢ってよぉ…」

モブ「ディオ!きみたちの友情を記事にしたいんだけど、いいかな!」

幼女「ふえぇ…恥ずかしいよぉ…」

「ディオが照れてる!かわいい!」「きゃー!ディオ様ー!」「俺の妹になってくれー!」

幼女「ふえぇ…」


幼女(友情とかキレイ事はどうでもいいんだよぉクズどもぉ……)

幼女(あれから7年……もう財産とかそういうのを好きにできる年齢になったんだよぉ…)

幼女(あとはジョースター家を乗っ取るだけだよぉ…ふえぇ…)

ジョナサン「ディオ!さっそくこの勝利を父さんに教えに行こう!」

幼女「ふえぇ…その前にアイスだよぉ…」

ジョナサン「ははっ、わかったわかった。今日は僕が奢るよ」


ジョナサン(あれから7年…僕はすっかり大人になり、ディオもますます幼女らしくなった)

ジョナサン(以前に比べてディオもだいぶ素直になってきたが……)

ジョナサン(正直言って僕は未だ彼女のことが苦手なままだ)

ジョナサン(何故だろう…僕にはディオが天使の皮を被った悪魔にしか見えない)

ジョナサン(あの半タマ事件がトラウマになっているのだろうか)

ジョージ「おお、二人共よく頑張ったようだな……ゴホゲホ」

幼女「ふえぇ…お父さん、まだ具合が悪いみたいだよぉ…」

ジョナサン「父さん……少しも良くならないのかい?」

ジョージ「医者に入院を勧められたが…断ったよ」

幼女「ふえぇ…お父さん、指が腫れちゃってるよぉ…大丈夫?咳は止まらないみたいだけど、ちゃんと心臓いたい?」

ジョナサン「えっ、いま『ちゃんと』って」

ジョージ「ああ……今日は軽い方だよ…ゴホッゴホッ…心配は要らない」

ジョナサン「いや、『ちゃんと』ってなに?ねえディオ」

幼女「ふえぇ…お父さんに気を使わせちゃいけないから部屋に戻るよぉ…」

ジョナサン(僕の聞き間違いだろうか…)

それから、ダリオの手紙が見つかったり回想が挟まれたり色々あった。


幼女「ふえぇ…お父さんにおくすり運ぶよぉ…」トテトテ

ジョナサン「ディオ!」

幼女「……何か用かよぉ、ガチムチモンキー野郎ぉ……」

ジョナサン「その薬……どうした!」

幼女「どうしたもこうしたもないよぉ…言葉が不自由な輩とのお話は要領を得ないよぉ…」

ジョナサン「君への疑念が確信に変わったぞ!ディオ!」

幼女「ふえぇ…何を言っているかわからないよぉ…」

それでもダニーは生きてる
よかった、犬を生きたまま消毒する幼女はおらんかったや

幼女「もう付き合ってられないよぉ…おくすり運ぶよぉ…あっ」ガッ

幼女「ふえぇ……転んじゃったよぉ……」ポロゥ

ジョナサン「はっ!?ディオのポケットから薬がもう一つ出てきたぞ!?」

幼女「し、しまったよぉ…」

ジョナサン「こっちが本物の薬だ……すると、ディオが父さんに持って行こうとしていたものは!」

幼女「ふえぇ…JOJO……その薬を調べると友情を失うよぉ…」

ジョナサン「僕はジョースター家を守る!」

幼女「ふえぇ……([ピーーー]か……)」

>>52
※ダニーはすでに丸焼きになりました

ジョナサン「君の考えが全てわかった!僕らの間には友情なんて最初から存在しなかったんだ!」

幼女「ふえぇ…そんな分かりきったことを声高に叫ぶんじゃないよぉ…馬鹿に見えるよぉ…」

幼女(ここでJOJOを消すのは簡単だけど事故に見せかけるのは難しいよぉ…ふえぇ…)

ジョナサン「君をもう父さんには近づけない!この薬を調べて警察につきだしてやる!」

幼女「ふえぇ…もうちょっとのところで見つかるなんてついてないよぉ…」

幼女(こうなったら調べが付く前に始末してやるよぉ…)

「ふぇぇ…永遠の安心感を与えてあげるよぉ…」

ジョナサンはディオがジョージに手出しできないように計らった後、薬を調べに行った。


幼女「ふえぇ…JOJOめ、馬鹿なやつだよぉ…オウガーストリートに一人で行くなんて自殺するようなもんだよぉ…」

幼女「これならあたしが手を下すまでもないよぉ…はっぴーうれぴーだよぉ…」

幼女「だから飲まずにはいられないんだよぉ…」グビグビ

幼女「何軒もはしごして飲みまくるよぉ…」グビグビ

幼女なのに酒を飲めるという最大の矛盾

幼女「あいたっ」ドシンッ

ザコ「おうっ、どこ見て歩いてんだ嬢ちゃんよお!」

雑魚「ひゃはは!お出かけする時はママについてきてもらいなよトンチキぃ!」

幼女「ふえぇ…気のせいかなぁ…汚物があたしに話しかけてるような気がするよぉ…」

幼女「きっと飲み過ぎたせいだよぉ…今日はもう一軒行って終わりにするよぉ…」グビグビ

ザコ「おうコラ!まだ話は済んでねえぞガキ!」ガシッ

幼女「ふえぇ…」ピンッ!

ザコ「うっぎゃああああああ!!!」

雑魚「な、なにィ!相棒の爪が吹っ飛んじまった!」

幼女「次は爪じゃ済まないよぉ……」

ザコ「畜生…ぶっ殺してやる、このガキ!」

幼女「ふえぇ…『ぶっ殺してやる』と心のなかで思った時には……」

ザコ「たわばっ!」ブッシャアッ!

幼女「その時既に行動は終わってるんだよぉ……」グビグビ

雑魚「ひいいっ!ダ、ダチコーが……!」ガタガタ

幼女「お前も逃さないよぉ……そこで拾ったこの変な仮面を被せて、その上から顔面を叩き割ってやるよぉ…」

雑魚「ゆ、許してくれえ!このとおりだ!何でもするぅ!」

幼女「駄目だよぉ」バキュッ!

雑魚「おぼぅ!」

雑魚「」

幼女「ふえぇ…余計な時間をとられたよぉ……」グビグビ

幼女「もう夜も明けちゃうし、そろそろ帰るとするよぉ…」

雑魚「」カタカタ....

幼女「ふえっ?」

雑魚「SYAAAAAAAA!!!」グワッ!

幼女「ふえええええええっ!!?」

雑魚「ふ、ふへ、ふひひひひ……渇く、渇くぞぉ…渇いて仕方ねえ……」

幼女「このあたしが仕損じるなんて……スタンドも月までぶっ飛ぶ衝撃だよぉ…」

雑魚「ちゅーちゅー吸わせろよやガキぃぃぃぃぃ!!!」

幼女「ふえぇ…だったら今度こそハラワタをぶちまけさせてやるよぉ……」ヒュッ!

雑魚「GUAAA!」ガッシ!

幼女「ふえっ!?あたしの手刀をかわして首を掴まれたよぉ…!?」

雑魚「ふひひひひ……潤う…潤う……」ギュンギュン

幼女「ふえぇ…コリコリと弾力のある頸動脈に触られてるよぉ……」

幼女「ふえぇ…もうだめだよぉ…力が抜けてくよぉ…」

雑魚「ひゃはははあ!あの石仮面を被ったおかげですごい若返ったし、すごい力も身につけたぞ!」ギュンギュン

幼女「ふえぇ…あの太陽が最後に見るものだなんていやだよぉ…」

たいよう「USYAAAAAAA!!」サンサン

雑魚「うっ……ぎゃあああああっ!」ジュウゥゥゥ.....

幼女「ふえっ……太陽の光を浴びたら汚物が溶けていったよぉ……」

幼女「わかってきたよぉ…あの仮面の秘密が……ふえぇ……」

一方、ジョナサンは薬の秘密を解き明かしてジョースター家に戻ってきていた。


幼女「ふえぇ…帰ってきたらおうちが真っ暗だよぉ…」

ジョナサン「待っていたよディオ」

幼女「ふえぇ……生きてたよこいつぅ……」

ジョナサン「解毒剤を手に入れて父さんに飲ませた…それはつまり薬の証拠を掴んだということだよ」

ジョナサン「表向きだけとはいえ、兄妹のように育ってきたきみを警察に突き出すのは心苦しい……これは僕の本心だ」

幼女「ふえぇ…甘っちょろいJOJOらしい言葉だよぉ……」

幼女「わかったよぉ……もう自首するよぉ…」

ジョナサン「なんだって!?」

ジョナサン(てっきり逆上して襲い掛かってくると思ったが…意外、それは自首!!)

幼女(もうなりふりかまってられないよぉ…隙を突いて始末するしかないよぉ…)

幼女「信じてほしいよぉ…あたしもどうかしてたんだよぉ…」

幼女「今まで掃き溜めのゲロみたいな連中に囲まれて育ったせいで悪いことを考えるようになっちゃったんだよぉ…」

幼女「でも…ジョースター家の『優しさ』に触れたおかげで最後の最後に『良い子』になれたんだよぉ…」

幼女「そもそも逃げるつもりなら最初からここに帰ってこないよぉ…ふえぇ…」

ジョナサン「ディオ……」

ジョナサン「わ、わかった…信じよう、きみを」

幼女「JOJO…いや、おにいちゃん……」ウルウル


SW「気をつけろ!信じるなよ……そいつの言葉を!」

幼女「ふえっ!?」

SW「誰だ?って顔してんで、自己紹介させてもらうがよ……」

SW「俺はおせっかい焼きのスピードワゴン!ジョースターさんが心配だもんでついてきた!」

SW「俺はそいつが良い奴か悪いやつかは『におい』で分かる!」

SW「こいつはくせえっーーー!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜっーーー!こんな幼女には会ったことがねえほどにな!」

幼女「ふえぇ…よく喋るやつだよぉ……」

SW「ジョースターさん、早いとこサツに突き出しちまいな!証拠は揃ってんだ!」グイッ

ワンチェン「すんませぇん」

幼女「ふえぇ……名前がわんちゃんみたいだから良くしてやってたのに使えないやつだよぉ……」

ジョージ「話は聞いていたよ」ガラッ

警察「警察署の方から来ました」ガラッ

幼女「ふえぇ…四面楚歌だよぉ……」

ジョージ「残念だよディオ……君は我が子のようにかわいがってきたのに…」

幼女「……ふえぇ」

幼女「……もう、ほんとのほんとにおしまいだよぉ」

ジョナサン「ディオ……」

幼女「ふえぇ……せめて最後はきみが手錠をかけてほしいよぉ……JOJO……」


ワンチェン「あの幼女……捕まりやしないよ」

SW「あ゛ァっ!?」

ワンチェン「そういう幼女に生まれとる…ジャンヌ・ダルクやクレオパトラもまた、彼女のような幼女だったと聞く」


ジョナサン「わかった……ぼくが手錠をかけよう」

SW「ジョースターさん気をつけろ!そいつは幼女だ!」

幼女「ふえぇ……」ニヤリ

幼女「JOJO……人間というのは限界があるんだよぉ……だから」

ジョナサン「なに?」

幼女「あたしは人間をやめるよぉーーーーー!ジョジョーーーー!!」グワッ

ジョナサン「な、なんだその仮面は!?」

幼女「このナイフでお前の血を吸わせるんだよぉーーー!」

ブッシャァッ!

ジョージ「ぐはぁっ!」

ジョナサン「父さん!?」

幼女「ふえぇ…邪魔が入ったよぉ……」

サツの旦那「射殺しろ!」

警察「幼女に銃を向けるなんてできません」

サツの旦那「いいから!」バキュンッ!

幼女「ふえぇ……!」ドッシャァァァンッ


ジョナサン「父さん!父さん!」

ジョージ「う、うぐ……」

SW「うう…あのナイフの位置は…急所だ……!」

SW「きっとジョースター卿は助からない…だが、その精神は息子であるジョナサンが受け継いでいるから問題無いぜ!」

SW「そんなことよりディオの奇行が気になる……なんだってヤツはあんなことを?」チラッ

SW「!!!!!」


SW「し、死体が無い!ディオの死体が!」

サツの旦那「私があのときダリオ・ブランドーを流島の刑にしておけば…」ブツブツ

SW「サツの旦那!窓から離れろっーーー!!!」

ドッシュゥゥゥゥ!!!

幼女「……ふえぇ……」ドドドドド....

幼女「FUEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」バァーン!

SW「い、生き返ってるっーー!!!」

警察「な、なんてこった…サツの旦那がぐしゃぐしゃになっちまった!」

SW「馬鹿野郎、早く撃て!今度は急所を狙うんだ!」

警察「幼女に銃を向けるなんてできません」

SW「いいから!」

ジョナサン「僕がやる!」バッ

SW「おおっ、ジョースターさん、銃を!」

ジョナサン「ディオーッ!」チャッ

幼女「FUEEE……」

ジョナサン「…………ッ!」プルプル

SW「早く撃つんだジョースターさん!」

幼女「FUEEE……」スッ

SW「危ない、ジョジョっーーーーー!!!」ズギュンッ!

幼女「」ビスッ!

幼女「」

SW「やったか!?」

幼女「……FUEEE」ユラァ....

SW「い、生きてる!?頭を撃ち抜かれたのに!!わ、分からねえ!何が起こってるのか!!」

幼女「ジョジョ……こんなにすごい力を手に入れちゃったんだよぉ……」

幼女「石仮面と!お前のお父さんの血でぇ!」バッ!

警察「うぎゃああああああ!!」

サツ「うわああああ!!」

ポリ「ひいいいいいいいいいい!!」

幼女「FUUUUUEEEEEEEEEEEEEYYYYY!!!」ギュンギュンッ!

ジョナサン「す、吸い取っている……人間の精気を……!」

SW「う、うおおおおおおおお!!!」

ジョナサン「恐怖している……スピードワゴンが……!」


警察「ち、くしょう!あいつはもう幼女じゃねえ!化け物だ!」チャッ!

幼女「FUEEE……邪魔だよぉ……」グシャァッ!

警察「ぎえっ!」

SW「うわあ!ディオがバラバラにした人間の破片が飛んできてぶつかったせいで腕がぁ!!」ガクッ

幼女「FUEEE……」

ジョナサン「……っ!」ガタガタ

ジョナサン「こ、怖い……だけど、戦わなければならない!死んでいった父さんのためにも!」

幼女「FUEEE…その拾った槍であたしを倒せると思ってる辺り馬鹿丸出しだよぉ……」

ジョナサン(仮面を被ったおかげでディオは『幼女』に『成った』……ならば脳を破壊し尽くせば!)

SW「戦っちゃ駄目だジョースターさん!逃げるんだぁーー!!」

警察死体「」ピカッ!

SW「んっ?な、なんだ!?ディオの殺した死体が光り出したぁっ!」

警察幼女「……ふえぇ……」ユラァ....

SW「ひ、ひでぇ!幼女は幼女を生み出すのかっ!」


警察幼女「ふえぇ…のどがかわいたよぉ……おじさん…ちゅーちゅーさせてぇ……」ヨロ...ヨロ....

SW「や、やめろ!来るんじゃねえ!」

警察幼女「ほしいよぉ…おじさんのあったかいのほしいよぉ……」

SW「う、うわああああああ!!」

ジョナサン「せいっ!」ズバァッ!

警察幼女「ふえっ」ドシャッ

SW「ジョースターさん!」

ジョナサン「つらい……化け物と言えど、相手は幼女……!」

ジョナサン「父さん、もっと勇気を与えてください…!!」

幼女「FUEEE……ジョジョ……」

SW「くっ、来る!そこらの雑魚幼女なんかとは桁が違う、正真正銘幼女の親玉が!」

ジョナサン「ディオオオオオ!!」ブンッ

幼女「無駄だよぉ……こんな槍、指一本でへし折って……」バキッ!

幼女「そのまま刺し返してやるよぉぉぉぉ!FUEEEEE!!!」グッサァッ!

ジョナサン「ぐああっ!」

幼女「FUEEE……どんどん力が湧いてくるよぉ……どこまでできるか自分でも分からないよぉ……」

幼女「……FUEっ?」

幼女「FUEEE……よそ見してる内にジョジョがどこか行っちゃったよぉ……」

幼女「そう……かくれんぼがしたいんだねぇ……?」キョロキョロ

幼女「だけどジョジョ……今のあたしにはくだらない策なんて通用しないんだよぉ……」

幼女「カーテンの裏に隠れてるのは丸わかりなんだよぉぉぉぉ!FUEEEEEEEE!!」シュバッ!

ボワァァァアッ!

幼女「あっ、あっつううううういいいいいいい!!!カーテンが、燃えてたよぉぉぉぉぉ!!?」

ジョナサン「『策』ではない、『勇気』だ!」

SW「ジョースターさんの腕の中、安心するぜっ!」

幼女「FUUEEEE……だけど、こんな炎ではあたしは倒せないよぉ……」

SW「も、燃えながら向かってくる!」

ジョナサン「きみは逃げるんだスピードワゴン!もともと無関係だ!」ブンッ!

SW「そ、そんな!」

ジョナサン「上がってこい、ディオ!屋上で決着を付ける!」

幼女「FUEEE……何を考えてるかわからないけれど……どんな手も無駄だよぉ……」

>警察幼女「ふえぇ…のどがかわいたよぉ……おじさん…ちゅーちゅーさせてぇ……」
>警察幼女「ほしいよぉ…おじさんのあったかいのほしいよぉ……」

おい


おい

SW「い、今や炎は屋敷全体を包んでる……屋上なんて行ったら逃げ場が無ぇ!」

SW「分かるぜ…ジョースターさんは何も死ぬために屋上へ行ったわけじゃない!」

SW「ジョースターさんはこう考えている…『すごい火力なら焼き殺せる』と!」

SW「屋敷に完全に火が回るまで待って、すごい火力でディオを焼き殺す気だ!」

SW「だけどすごい火力の中に居るジョースターさんは……」

SW「ジョースターさぁぁぁあぁぁん!!駄目だそんなことおおおおおぉぉぉぉ!!!」

幼女「FUEEE……うるさいやつだよぉ……」

どうでもいいけど、3部になると承太郎VS幼女になるの?

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」
幼女「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄だよぉ……」

みたいな感じになるの?

>>107
同じタイプの幼女が殴り合う事になる

ジョナサン「ディオオオオ!!」ドンッ!

幼女「FUE!?た、たいへん……騒がしいゲロ帽子に気を取られていたせいで反応が一瞬遅れたよぉ……」

ジョナサン「このまま!きみは僕といっしょに火炎の中に落ちるんだ!」

幼女「FUEEE……貧弱だよぉ……」ボグシャッ

ジョナサン「ぐっ!」ボキボキッ

幼女「あばら骨が露骨に折れた音だよぉ……そしてあたしは壁につかまれば落ちるのはお前だけだよぉ……」

ジョナサン「うぐううううっ!」

幼女「ぐっばーい、ジョジョぉ……」

幼女「ほんとはちょっぴりだけ驚いたよぉ……だけどやっぱりあたしには敵わなかったみたいだよぉ……」

幼女「お父さんと同じ所で眠るといいよぉ……FUEEE……」

ジョナサン「まだだぁ!」

幼女「FUE?」

ジョナサン「この、たまたま手の届くところにあった槍を!壁に刺し!」

ジョナサン「すごい力で頑張って上にのぼり!」

ジョナサン「刺した槍を足場にして飛び上がり!」

ジョナサン「まだちょっと足りない距離を補うために一瞬でベルトを取って投げ!」

ジョナサン「すごいコントロールできみの足に引っ掛ける!」

幼女「FU、FUEEEEEE〜〜〜!?」

幼女怖い幼女怖い幼女怖い幼女怖い幼女怖い幼女怖い

>>108
幼女の復活と共にジョースター家の血族が皆、幼女に目覚めるわけか……。

ジョナサン「戻ってきたぞ!ディオ!」

幼女「FUEEEEEEE!そんなのぜったいおかしいんだよぉ……!」

ジョナサン「そして、これが……!」

ジョナサン「きみが父さんに突き立てた……ナイフだああああぁあああぁ!!」ドガァッ!

幼女「FUUUUEEEEEEEEEEEEE!!!」

ジョナサン「最後に…きみが落ちる先は……」


 ジョースター家の守護神、慈愛の女神像!


幼女「FUE……あ、ああ……あ……!」

SW「や、屋敷が……」

SW「ジョースターさんは無事なのか……!」


ジョナサン「ふっ!」ガシャァンッ!

SW「ジョ、ジョースターさんが窓から飛び出してきた!」

SW「そ、そうか…きっとジョースターさんはディオと一緒に最上階から一階まで飛び降りたんだ!」

SW「そして落下した際にディオの体がクッションになって無事!さらには衝撃で吹っ飛んだ先が偶然窓だったんだ!」

SW「あのディオのやつはきっと何か…例えば一階にあった女神像の持つ槍か何かに刺さってお陀仏したに違いない!」

SW「ジョースターさんは生きている……この人は勝ったんだ……!」

SW「ディオは死んだ!大げさかもしれねえが、世界は救われたんだぁーーーー!!!」

ジョースター家の死闘から3日後……


ワンチェン「いひひひ……あったあった」

ワンチェン「この石仮面は金になるよ……持って帰って誰かに売りつけてやるね」


 FUEEE……


ワンチェン「ひっ!?て、手が、あ……!」ギュンギュン....

わんちぇん「あ、ああ……ふえぇ…」ガクッ

幼女「FUEEE、ジョジョ……次は負けないよぉ……」


to be continued...

おつー!

                                             , /  ` 、vヽヽ
                                            Y /, — 、 ヽl .i i
                                            l r '  ̄ y、 )) .i i

                                          r.'´ ^ i=====>ヽ// ノ l
                                         //   |     ''<=' ン  アビドラーーウンドアバウトwwwwwwwwwwwwww
              __   アスペッドゥッウェーwwwwwwwwwwww      // ⊂ > .|======>  |     ドコゾッメェーキュッアードゥナッwwwwwwwwwwwwwwww
      ,  't T ̄ ̄  ‖  ヨーwwwwウェーーーーイwwwwwwwwwwwwwwww  └-`    |      .i   
  _ —/   | l  (()  ''^ii                         .'ーv   |       ノ
/    /    \ \’.   レ`—,           ( ○)- 、      7  >.'      <_ -— - - 、
    /ヾ     | .|`ー— .、ノヽ>— — -   <~\><ノ       ` ´ >ノ    Y ´  |       ヽ
   /  ヾ vv、 .\\ □   _’.三三三三`yく、ゝ _.i  |        /´ |     し  i   ,,ー ' ヘ
   .|    .|   .>< ̄\||  /  `y    |  lK ミヨ ' ヽ ノ ><   /   l      ー— ' ~ 人   ヘ
   .l    |     \ .||  .l    |      ー 、 ー '、    ><      l         ヽ   ヾ   i
   |    |      .~><|   .|        /` 、\   ノ   ><|        , ┘><.)  L

   i     ゝ         i   .N 、     /   /\ ^ ー— ' ^    L___>< ンミ\<L    ̄ヨ
   人    人        /   ./  />< ./  /    \        /、 ii_ v -<ミミミミミ\  ̄ ̄
    \     \    _r '.   i  .l  /  \ /       \      //~~‖~ヾ ||| ヾン ' \ \
      \     ^~ Y^ <   /    ^<   ./ \        \    ‖_ _,,,><~\ \ ン´\_

でぃあぼろ「ふぇぇ・・・わたしのそばにちかづかないでよぉ…」

ぷっち「ふぇぇ・・・そすうをかぞえられないよぉ・・・」

書き込む時ぐらいsageようぜ

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