アニ「…?なにやってんだい」
ライナー「か、体が勝手に…!うおおお!股が裂ける!っていうか浮いてるぅぅぅ!!」
アニ「…ダイアー?ダイナ…あれ?」
ライナー「ふざけた事言ってないで早く降ろしてくれ!」
アニ「…?」スタスタ
ライナー「お、おい!」
アニ「何か忘れているような…」
クリスタ「アニ、どうかしたの?」
サシャ「そのパン食べないなら貰っていいですか?」モグモグ
アニ「…(この2人名前なんだっけ)」ジー
クリスタ「アニ?ボーッとしてるけど大丈夫?」
アニ「大丈夫だよ…ク…クリ…」
クリスタ「?」
アニ「クリリン」
クリスタ「私の事かーーーーーー!!!」ゴオッ
アニ「!?」ビクッ
サシャ「クリスタ、それは悟空のセリフですよ?クリリンの事かー、って言わないと意味不明です」モグモグ
アニ「何言ってんだい?サ…シ…シャ…」
アニ「シャア」
サシャ「認めたくないものだな…自分自身の…食欲故の過ちと言うものを…」
アニ「?何を言って…」
コニー「何デカイ声出してんだよ?ビックリしたじゃんか」
アニ「サニー、この2人がいきなり…」
コニー「スーパーフライ返し!!」
アニ「は?」
コニー「食義を覚えた俺の髪の数は…」
アニ「…」
コニー「100万本だ。ちなみに射程距離の広さは3ミリメートル!」
アニ「短っ」
サシャア「坊主だからさ…」
アニ(なんだこれ…)
アルミン「賑やかだね。皆、ここにあったボトル知らないかな?昨日ここに忘れちゃったんだよ。二つあったはずなんけど」
アニ「ああ。今朝早くに喉が乾いて、食堂に置いてあったから飲んだよ。あんたのだったのか」
アルミン「…え?の、飲んじゃったの?」
アニ「すまないね。今度新しいの買って来るよ」
アルミン「…二本とも?」
アニ「ああ。小さくて物足りなかったから」
アルミン「飲んでから変わった事は…?」
アニ「そういえば頭にモヤがかかってる気が…何かマズイ物だったのかい?…ア…アル「うわあああ!!」ガバッ
アニ「ふぐっ!?むーっ!むーっ!」ジタバタ
アルミン(なんてことだ!この前作った薬を飲んだなら最悪だ!)
アルミン(一つはどうでもいい事を忘れちゃう薬。雑念を取り払って集中して取り組めるようにって思ったんだけど、アニがどうでもいい事って相当あるんじゃ…名前もどうでもいいんだろうね)
アルミン(問題は二つめの方だ。呼んだ相手を言った名前になんでもしてしまう薬。例えば、犬と呼べば四つん這いになってワンワンなくようになったり、人物名を言えばその人と全く同じ中身になってしまう。今度クリスタで試そうと思ったのにぃ!!)
アルミン(様子がおかしい人は、恐らくアニが間違った名前で呼んじゃったんだね…どうしよう)
アニ「むぐぅ…むっ!」ドカッ!
アルミン「ぎゃっ!」
アニ「…ハァハァ。何すんのさ…ア…ミ…?」
アルミン「ごめんごめん!!!今説明するからさぁ!!!」
アニ「デカイ声出して…説明ってなに?」
アニ「アルフォンス」
アルミン「あ」
アニ「あ?」
アルミン「ニーサン!(゚w゚`)゙」
アニ「ニーサン?」
アルミン「ニーサン!(゚w゚`)゙」
アニ「アルフォンスまでおかしく…いったい何が起こ「ニーサン!(゚w゚`)゙」
アニ「…」シュッ
バキッ!
アニ「…痛っ!鎧!?いつの間に!」
アルミン「ニーサン!(゚w゚`)゙」
アニ「ひっ」ダッシュ
待てよニーサン…(゚w゚`)゙
パン!バシッ!バリバリバリ…
ズゴゴゴ…
地面「ちーっす」ゴゴゴ
アニ「うわあああ!地面が!」
アルミン「一人の夜は嫌だよニーサン…(゚w゚`)゙」ガションガション
アニ(とりあえずこの部屋に!)ガチャ
バタン!カチャカチャ…
アニ「これで入って来れない…」
ジャン「おい、何やってんだ?」
マルコ「なんか騒がしいけど何かあった?」
アニ「あんた達は…どこもおかしくなさそうだね…」
ジャン「何を言ってーーー
ニーサン…(゚w゚`)゙
アニ「ひっ!」
マルコ「この声…アルミン?」
パンッ…
バシッ…
バリバリ…
扉「ういっす」
アニ「 」
マルコ「 」
ジャン「 」
ガチャ…キィィィ…
逃げるなよニーサン…(゚w゚`)゙
アニ「ああああ!!」
ジャン「何だこの小っさい鎧は!?」
マルコ「ア、アルミンだよね?どうしたのその格好…」
アニ「話は後だ!逃げるよ!…えっと…」
「ジャギ!マルフォイ!」
ジャンマルコ「 」
アニ「早くっ…」
ジャン「おいお前」
ジャン「俺の名を言ってみろ」
アニ「…知らないよ」
ジャン「じゃあ死ねぃ!」ガチャ
アニ「散弾銃!?…ここは武器庫か!」
バァン!
アニ「…っ!」
アニ「…?何ともない…なんで目の前に壁が…」
アルミン「危ないとこだったねニーサン…(゚w゚`)゙」
アニ「助けてくれたのかい…」
ジャン「ぬぁあんだお前はぁ…兄さんんんん?お前は弟かぁ?」
アニ「いや違うけど…」
ジャン「兄より優れた弟など存在しねぇ!」
アニ「話聞けよ」
ジャン「北斗羅漢撃!!」ブンブン
ジャン「俺様の速い突きがかわせるかぁ~?」シュッシュッ
アルミン「もう、邪魔しないでよ…ふん!」バキッ
ジャン「あぎゃあぁああーー!!」バターン
アルミン「ニーサンは僕と一緒にいないといけないんだよ。危なかっしいから」ガションガション
アニ「な、なに?」
アルミン「だからね…ニーサンもこの鎧に魂を定着させようよ」
アニ「!?来るんじゃないよ…!」シュッ
パシッ
アニ(片手で弾かれた!?)
アルミン「なんだいその蹴りは?…やっぱり生身だから調子悪くなるんだよ。さぁこっちへ来て一緒に人体練成してくれよ。今度は僕が呼び戻すから…ね」ガシッ
アニ「意味の分からないことを…くっ離せ…っ!」
ジャン「俺の名を言ってみろおおお!!」ガッ!
アニ(外れた…逃げるなら今…!)ダッシュ
アルミン「うわっ!もーめんどくさい人だなぁ…」パンッ
アルミン「火薬を全部爆発させるよ。ニーサンも錬金術で…あれ?」
ガッシャーン!
アルミン「ニーサン、窓割ってっちゃダメだよ…あ、これから壊れるから大丈夫なんだ。そこまで考えてるなんて、流石ニーサンだね」バシッ
カッ!
マルコ「フォォイ!?」
ドォォォン…
ガション…
ガション…
今行くからね…
ニーサン…(゚w゚`)゙
補足
アニ=兄=ニーサン(゚w゚`)゙
訓練所
アニ「ハッ…ハッ…どうやら…巻いた…みたいだね…」ドサッ
アニ(訳が分からないよ…このままほとぼりが冷めるまでここにいようか…)
バシュウウウウウウ
アニ(立体起動の音…誰かいるのか…)
ミカサ「私の勝ち」
エレン「だぁぁ!なんでそんなに速いんだよ!」
アニ(あいつらはいつも通りだな…さっきの事を話した方が…いや、ジャギとマルフォイの時も最初は普通だったけど…やめておこう)
エレン「ん?アニがいるぞ」
ミカサ「あの女狐…ここまで邪魔しにきたのか…」ギリギリ
アニ(気付かれた…逃げるか?いや…)
アニ「通りがかっただけだよ、邪魔して悪かったね」スタスタ
「阿笠」
ミカサ「 」
アニ(自然に立ち去ってみるか…)
エレン「おーい…いっちゃったな。ミカサもう一回競争するぞ!今度は…」
ミカサ「できたぞエレン。鈍感を治す薬じゃ」スッ
エレン「はあ?」
ミカサ「早く飲むんじゃ!さぁ!」グイグイ
エレン「うわ!やめろ!いきなりどうしたんだよ!」ギリギリ
ミカサ「ここで恒例のクイズじゃ」
エレン「なんなんだよ!」
ミカサ「幼馴染の女の子に好かれているのに気付きもせず、他の子のフラグを無意識に立てちゃう悪い人はだーれじゃ?」
エレン「そんなん知r「お主じゃああああああああ!!!!!」
エレン「いやぁぁぁ!!」
いやぁぁぁ…
アニ「!?」
アニ「あいつらがいる方向…」
アニ(厄介な匂いがプンプンするけど…チッ!)ダッ
ミカサ「この薬を飲んでワシと一つになるんじゃ…!」グイグイ
エレン「うおお!?助けてくれええええ!!」
アニ「…フッ!」ドカッ
ミカサ「ぬぅ!?」ドサ
エレン「ア、アニ…助かった…」
アニ「どうしちまったんだい阿笠のやつ…いや、いつも通りな気もするけど」
エレン「アガサ?誰…」
アニ「そんな事はどうでもいい!今のうちに逃げるよ!」グイッ
「エレン!」
エレン「お、おお…」ダッシュ
ミカサ「…できたぞエレン…」ムクッ
ミカサ「女狐を削ぐブレードじゃ」スラッ
アニ「…って風に皆おかしくなった」
エレン「つまり…どういうことだよ…」
アニ「さぁね…アルフォンスが何か知ってる風だったけど、あの様子じゃ…」
エレン「アルフォンス?そんなやついたっけ?」
アニ「何言ってるんだい。いつもあんたといるじゃないか」
エレン「はぁ?」
バシュウウウウウウ
アニ「来たか…」
ミカサ「エレン!どこじゃあ!」
エレン(ブレード…!あいつ…何する気だ!)
ミカサ「おっと…この装置は扱いが難しいのう」
アニ(…さっきからあいつ、動きが悪くないか?)
エレン(確かに…今の立体起動もあんまり上手く無かった気が…)
アニ(最初の不意打ちもおかしかった…全然反応できてなかったしね)
エレン(でも、力はいつも通りだったぞ。なんか素人っぽい動きだったけど)
アニ(…変とはいえ、立体起動から走って逃げるのは難しい。ここで迎え撃つよ)
エレン(やるしかねぇか…)
ミカサ「見つけたぞい」シャキッ
アニ「しまっ…」
シャッ パシッ!
アニ「…っ!躊躇なく首を狙うんじゃないよ…!」ギリギリ
エレン「白刃取り!凄ぇ!」
アニ「感心してる場合か!」
アニ(遅い!いつも凶悪な鋭さが感じない…けど、力が…!!)ぐぐ…
エレン「うおおお!!!」ガシッ
ブンッ ドサッ
ミカサ「 」チーン
エレン「…え?」
アニ「…あっさりやったね」
エレン「なぁ…これ本当にミカサなのか?」
アニ「…(名前…ミカサだっけ?)どうみても本物だよ。この腹筋とか」バキーン
アニ「あとおっぱいの揉み具合とか」ムニムニ
エレン「なんで知ってんだよ!」
アニ「か弱い乙女達には秘密ってもんがあるのさ…」
エレン「人類代表のツートップが何言ってやがる!」
アニ「おお怖い怖い」
ミカサ「うっ…エレ…」
アニ「ふん!」ズドッ
ミカサ「 」チーン
エレン「こんなミカサ二度と見れないな…」
アニ「あとで覚えてたらエレンのせいにしよう」
エレン「分かってるよ…え?」
アニ「よし、ここから離れるよ」
エレン「えええ…」
ミカサ「うう…」
アニ「悪いね。ミカサ」
アニ「ふん!」ズドッ
ミカサ「 」チーン
エレン「こんなミカサ二度と見れないな…」
アニ「あとで覚えてたらエレンのせいにしよう」
エレン「分かってるよ…え?」
アニ「よし、ここから離れるよ」
エレン「えええ…」
ミカサ「うう…」
アニ「悪いね。ミカサ」
って言う夢を見たんだ(´Д` )
需要があったら続き書きます
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