佐天「手から饅頭出す能力か・・・」(242)
佐天「ふっ!」ポンッ!
もぐもぐ
佐天「美味いっ!」
佐天「他の食べ物は出せなくて出した饅頭の分だけカロリーが消費される。饅頭も粒あんとこしあんの2つだけだせる。出した饅頭を食べれば+-0・・・」
佐天「これは凄い能力ね……何よりカロリーを饅頭に変換すれば決して太らない」
佐天「この能力についてもっと詳しく知る必要があるわね」
ポンポンポンポン
佐天「んぐんぐ、ももがもがもがももがもが、もがもがもがもが」パクパク
佐天「ぷはっ、それにしても結構いけるわねこれ。明日初春に食べさせてあげようかな」
佐天「レベルが上がったらどうなるのかなー。ふふっ、夢は尽きないわ」
佐天「う~い~は~る~!」バサアッ
初春「な、なにするんですか佐天さん!?」
佐天「やだなー、挨拶代わりじゃない。おはよう」
初春「おはようございます佐天さん、……ってはじめから普通に挨拶してくださいよ!」
佐天「あはは、ごめんごめん。それよりね初春、ついに私も能力開発に成功したんだよ!」
初春「本当ですか佐天さん! 一体どんな能力なんですか?」
佐天「へっへー、聞いて驚かないでね。なんと……」
佐天「手から饅頭を出すことができる能力なんだ!」
初春「………………へっ?」
初春「今、手から饅頭って聞こえたような……炎とか電撃とかじゃなくてですか」
佐天「饅頭だって。もしかして初春バカにしてない?」
初春「い、いえそんなことは……ただ聞いたことのない能力だな、と思って」
佐天「ふっふーん! そうだよね、まあまずはお試しあれ!」ポン
初春「わあ、本物ですね」
佐天「初春に嘘なんか吐かないわよ、ほら温かいうちに食べて食べて」
初春(温かいって言うより生温いような……体温くらいかな)
初春「い、いただきます……もぐもぐ、あ、美味しいですねこれ」
佐天「でしょー? いくらでもあるからたくさん食べて」ポンポンポン
初春「そ、そんなに食べられませんって」
初春「なかなか便利ですねこれ。ただいくつか疑問があるんですが」
佐天「なになにー? まあ私もまだそんなに把握してないけどね」
初春「これは本当にいくらでも生み出せる能力なんですか?」
佐天「多分違うね。使った感じだとカロリーを変換して産み出しるみたいだね」
初春「すごいじゃないですかそれ! 能力使うだけで痩せられるってことですか?」
佐天「いいでしょー。で他には?」
初春「佐天さんの能力は身に付いたばかりですから能力強度はレベル1ですよね」
佐天「うん」
初春「この能力……レベルがあがったらどうなるんですか?」
佐天「分かんないなあ。同系統の能力者っているのかな」
初春「書庫に当たってみます?」
佐天「うん気になる」
カタカタカタカタ
初春「……うーん、さすがに出てこないですね」
佐天「検索ワードが悪いんじゃないかな。いくらなんでも『饅頭』って」
初春「いえ、全く同じ能力者がいれば話が早いかなって」
佐天「正直、他に例があると思った?」
初春「……いえ」
佐天「まぁとにかく、どういう系統なのかの取っ掛かりくらいは知りたいなあ」
初春「そうですね……手から何かを発する能力というのがどういう意味を持ってるのか、が気になりまして」
佐天「?」
初春「例えば、手から炎を、電撃を、真空の刃を出す能力ってありますよね」
佐天「うん。私に比べたらきっとメジャーな能力だね」
初春「それらはそれぞれ制御しているものが違うんですよ」
初春「もっと言うなれば、『手から何かを生み出す』というより『周りにあるものを加工する』能力という表現の方が正しいんです」
佐天「ふむふむ。私の場合は体内のカロリーを変換する能力と」
初春「そうかもしれませんが、さっき佐天さんは結構饅頭出してましたよね。使った分だけ丸々体重が減ってるんですか?」
佐天「そんなことはない……と思う
でも無から物質を生み出す能力もあっておかしくはないんじゃないかな」
初春「それはそうですが……佐天さんの能力、実は相当に凄い能力なのかもしれませんね」
佐天「またまた~自分で言うのもなんだけどそんなんじゃないって」
初春「………………」
佐天「初春に調べてもらった限りでは該当する能力はなさそう、か」
佐天「まあせっかく身につけた能力だし、訓練頑張りますか」
ポンポンポンポン
佐天「ふー、いろんな饅頭ができるようになったわ。それにしても喉が乾くわね」
佐天「饅頭には温かい緑茶だねー」ズズズ
佐天「んぐんぐ……あれこれは饅頭(マントウ)かぁ。アンがないと味気ないんだよなー」
佐天「あれこれもマントウかぁ。いまいち制御できないなあ」
佐天「ういはる~!」バサアッ
初春「きゃっ! 何度目ですか佐天さん!」
佐天「今日は白の無地か……それでね、私の能力について分かったことがあるんだよ!」
初春「なんでしょうか?」
~~~
初春「へえ、最近食べたものに反映される……と」
佐天「多分ね。最近自分の饅頭でしかまともな糖類を摂ってなかったから餡入りの饅頭の割合が減ってきて」
初春「なるほど、それでこの豚肉ですか」
佐天「そう。私の勘が正しければ、これを食べたら……」モグモグ
初春(私もカロリー気にせず食べられたらなあ……)
佐天「ごちそうさま! さて能力を使うと……」ポン
パカッ
初春「凄いじゃないですか! 肉まんですよ佐天さん!」
佐天「うん予想通り! 色々わかると楽しくなるな~」
~数日後~
初春「白井さんと御坂さんから一緒にお出かけのお誘いが来てるんですが」
佐天「うんうん行く行く~。そう言えば能力を身につけてから御坂さんたちに会ってないなあ」
佐天「ふふふ、きっとビックリするぞー」
~次の休日~
佐天「お待たせー」
美琴「久しぶりね佐天さん」
黒子「これで揃いましたわね」
初春「では出発しましょうか」
美琴「ところで、さっき初春から聞いたんだけど、佐天さん能力が使えるようになったんだって?」
黒子「初春に聞いてもそれ以上は教えてくれませんの」
佐天(きたきた!)
佐天「驚くことなかれ! 饅頭を生み出す能力ですよ」
美琴「饅……」
黒子「……頭?」
佐天「百聞は一見に如かず! ご賞味あれ!」ポンポン
美琴「……どっからどう見ても饅頭ね」
黒子「いただいても大丈夫ですの?」
佐天「大丈夫大丈夫! 私も初春もさんざん食べてるから」
美琴「じゃあ……」ムグムグ
黒子「いただきますの……」モグモグ
美琴・黒子「!?」
美琴「美味しいじゃないこれ!」
黒子「なかなかお目にかかれない味わいですのね」
佐天「苦労したんだよ~。食べ物と能力の調整が難しくて」
美琴「えっ?」
~かくかくしかじか~
佐天「っていう感じで、どんな饅頭でも思い通りに生み出せるってわけじゃないみたい」
美琴「ふ~ん……それにしても聞いたことのない能力ね」
黒子「レベルが上がったときにどうなるか想像もつきませんの」
初春「そうなんですよ。料理のレパートリーが増えるんじゃないかなって思ってるんですが」
佐天「ふっふーん、実はわたくし佐天涙子はこの度レベル2になったんですよー」
初春「えっ!? 初耳ですよ佐天さん!」
佐天「誰にも言ってなかったからねー」
美琴「それで佐天さん、レベル2で何が変わったのか把握してるの?」
佐天「もちろんですよ! もう少ししたら分かりますよ」
オマチドウサマデシター ゴチュウモンノオノミモノヲオモチシマシター
佐天「準備完了ですね」
三人「?」
佐天「私の頼んだココアは……っと。ちょっとお見苦しい所を見せますね」
チャポン
初春「何してるんですか佐天さん! ココアに指を突っ込むなんて!」
佐天「まあ見てて。それっ」ポン
三人「!」
佐天「ココア蒸しケーキ完成! 食べなくても食べ物に触れれば饅頭が作れるようになりました!」
初春「でも食べ物に触るのは……」
黒子「そう……ですわね……」
美琴「さすがにちょっと……」
佐天「……ま、まあ普通は人前ではやりませんよ」アセアセ
佐天「あー喉乾いたなー」ゴクッ
初春「指つけたものですよねそれ……」
佐天(薄っすー)
佐天「う~ん、能力が身に付いてから充実してるなー」
佐天「触るだけで食材を反映させられるから二度美味しい!」
ポン
佐天「萩の月完成! うん、うまいうまい。これでカロリー増えないとか詐欺だよねー」
佐天「それからこのカスタードシューを……っと」
モグモグ
佐天「……意外に淡白。これなら私の作った菓子の方が美味しいなー」
~~~
佐天「それっ」ポン
佐天「………………! これは! 予想通りね」
甘党の俺には裏山な能力
佐天「う~い~は~」
ガシッ
初春「もう、やめてください佐天さん!」
佐天「ちくしょー」
初春「でも佐天さん最近特に元気ですね」
佐天「へっへっへー、能力身に付いてから楽しくて楽しくて」
初春「気持ちは分かりますけど」
佐天「それでね初春、ついにレベル3ですよレベル3!」
初春「凄いじゃないですか! 成長速度が異常ですよ!」
初春「ところでレベル3ってどんな能力なんですか?」
佐天「凄いんだよ! 何と食べ物を見るだけで饅頭に反映させられるんだよ!」
初春「………………」
佐天「あれ? 何かリアクション薄いね初春」
初春「いえ……何か佐天さんの能力って軸がぶれないですよね」
佐天「へっ?」
初春「えっと、レベル3の能力って言ったら学園都市の外で言うような超能力って感じじゃないですか」
佐天「うん」
初春「それなのに佐天さんの能力はずっと饅頭を生み出す能力……何か別の能力がそう見えてるだけのような気がして」
佐天「初春は考えすぎだよ~」
初春「だといいんですが……」
饅頭以外も作れるのかな
団子とか
佐天「………………」
初春『……何か別の能力がそう見えてるだけのような気がして』
佐天「……考えすぎだよね。初春も、私も」
佐天「さあて、練習練習!」
ポン
佐天「うーん、やっぱり私の饅頭は天下一品ね!」
佐天「それにしても能力使ったあとの食べ物って何か味気なくなるなぁ。まるでおいしさを吸いとってるみたいな……」
佐天「………………!?」
佐天さンを構成してた物質で生成された饅頭ならいくらでも食えるよォ!
>>71
セロリこんなところで何してんだよ
俺は別に学園都市最強の第一位様じゃねェぞ?
打ち止めたンには毎晩寝かしつけた後に体中ペペロペロの刑をしてるから無問題だァ!
佐天さンは、まあ別腹ってもンだな!饅頭だけになァ!
支援支援支援支援ッ!クケラコケラコケクケラ!
佐天 バッ
佐天(明らかに濃いインスタントコーヒーを用意して……っと)コポコポ
佐天 ジーッ
佐天「………………」
~30分後~
佐天(これだけ時間をかければ間違いない)
ポン
佐天(ここでコーヒー蒸しケーキを無視してインスタントコーヒーの方をを)
ゴクッ
佐天「やっぱり……これ、とんでもない能力かも……」
佐天さんは何に気が付いたのか…
それと佐天さんが脇から作った饅頭が食べたい
佐天「初春は言ってた……手から何かを生み出す能力は何かを制御して変換するパターンが多いと」
佐天「……間違いない。これは饅頭に変換する能力」
佐天「レベル1では体内のものを、レベル2では触れたものを、そしてレベル3では見たものを……」
ゴクリ
佐天「……今まで食べ物にしか目が行ってなかったけど、これもしかしたら……」
佐天(このコップを……)ギュ
ポン
ムシャ
佐天「──────!! げぇっ、げほ、うぇっ!」
ロリータ「どうする?お前の相手は学園都市一の強さの饅頭だぜ?」
佐天(そうだコップは)コンコン
ピシッ
佐天「──!?」
佐天(どうしよう……私)
カタカタカタカタ
佐天(自分の能力が……怖い──?」
佐天「………………」トボトボ
初春「おはようございます佐天さん」
佐天「………………」
初春「? おはようございます佐天さん!」
佐天「うわビックリした! 初春かぁ」
初春「初春かぁじゃありませんよ! 挨拶返してくださいよ! おはようございます!」
佐天「……うん。おはよう初春」
初春「どうしたんですか佐天さん? 何か元気なさそうですね」
佐天「ううん。何でもない……」
初春「………………」
初春「そういえば週末に身体検査がありますね」
佐天 ビクッ
初春「佐天さん最近ずっと能力鍛えてるみたいだから、今度はレベル4になってるかもしれませんね」
佐天 ブルブル
初春「……佐天さん? やっぱりどこかおかしいんじゃないですか?」
佐天「………………」
初春「佐天さん! 顔真っ青じゃないですか!」
佐天「……ごめん初春。今日は休ませてもらうから」タッ
初春「佐天さん!」
~週末、身体検査~
初春「……いない」
初春「佐天さん……あれからずっと学校休んでますね。さすがにそろそろ心配になってきましたよ」
初春「電話にも出ませんしメールも音沙汰無しですか」
初春「そうだ、今日は風紀委員の仕事も非番ですし、お見舞いに行ってみますか」
~~~
ピンポーン
初春「佐天さん! 初春です! 様子見に来ましたよ!」
初春「……応答がないですね。まさか……」
ガチャッ
初春「鍵は開いてますね……失礼します佐天さん」
初春「佐天さん!」ガチャッ
佐天「……あ……ういはる……」
初春「佐天さん! 大丈夫なんですか!?」
佐天「……ん、ここしばらく全然食べてないから……」
初春「そうですか……って佐天さん饅頭出せるじゃないですか!」
初春「あ……ダメですか。佐天さんの能力では全然栄養になりませんからね」
佐天「……饅頭……能力……初春……」
初春「そう言えば目に映った食べ物でも確か……」
佐天「……ういはる……」ガシッ
初春「はい?」
ポン
初春「──────」ガクン
ドサ
佐天「大丈夫……能力……怖くない……怖くない……」
佐天「怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない」
佐天「饅頭……久しぶりの……饅頭……」
ガツガツガツガツ
佐天「大丈夫……大丈夫だよ初春……」
佐天「……初春……?」
饅頭 コロン
佐天「あ……ああ……」
佐天「ああああああああああああああああああああああああ!!」
ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン!
佐天「嘘……嘘だよね初春……ういはるー!!」
初春「──あ、れ……私……」
佐天「初春! 気がついたのね初春!」
初春「……うわあ、部屋中饅頭まみれですね」
佐天「うっ──げほっ、おえっ、げぇっ、うえぇぇぇっ」
初春「佐天さん! 大丈夫ですか!?」
佐天「うえぇぇぇっ、かはっ、はあっ、はあ──」
初春「佐天さん……」
>>159
‐-、 ィ-‐、 ハノ\
| ‐-⊂⊃-‐ }⌒ヽ_ノ|r、 / >─、
>´ ̄ ̄ヽー'、__ノ \二ニ─‐ニ´__/
/_____ ヽ <´____ノ、 ヽ
l r-、 r-、\_r-| / r-、 r-、\r-}
| ⌒ ) l ⌒ )
\(´ ̄ ̄⊃ 厂 \ (´ ̄ ̄フ ノ´
>二二<´ >⊂ロ⊃<
〈_,ィ o ト、〉、 <_,ィ o ト、_>
/ / ノ o ( '、ヽ / / |_o_| | |
mn∠___\ nm レm(_r-,_) レm
\‐∨‐/ \ ∨ /
⊂-┴-⊃ ⊂-┴-⊃
土 | 干 二、 /)⌒) ⌒ゝ丶/ | ‐┼`` ‐─ァ``
rノ、 l rノ、 _ノ .レ ノ 、_ (__ .l rノ、 (_
た~のし~い な~かま~が
初春「佐天さん」スッ
バシッ
佐天「来ないでっ!」
佐天「私……もう、自分が怖くてしょうがないの!」
佐天「私分かったの……この能力が何をしているのか……」
佐天「もう抑えられる自信がないの! さっきだって私は初春のことを……」
佐天「うっ」
初春「佐天さん!」
佐天「こんな能力を身に付けたばっかりに初春を傷つけることになってしまった」
初春「えっ? 傷つける……」
佐天「お願い出てって! もうこれ以上初春を……みんなを巻き込みたくないの!」
まだ能力がよくわかってない俺は馬鹿なのだろうか
初春「何言ってるんですか佐天さん! 私はこの通り元気ですよ!」
佐天「違うの……違うのよ初春……明らかに初春の体の一部を削り取ってるのよ……」
佐天「お願い初春! 早く私から離れて! 初春が離れないなら……」
ヨロヨロ
初春「そんな体でどこに行くんですか佐天さん!」
ヨロヨロ……ポン
ヨロヨロ……ポン
……ポン
初春「佐天さーん!」
>>173
LV3で見た対象の成分を吸い取って饅頭に変換
>>177
肉を削り取っている・・・?
初春「追い付きましたよ佐天さん! 落ち着いて下さい!」
佐天「来ないでって言ってるでしょ!」ドンッ
初春「──────」ドサッ
佐天「あ……うああ……また……」
佐天「ああああああああああああっ!!」ダッ
ポンポン
ポンポン
ポンポン
ポン
ポン
ポン……
白い粉でも使ったのかよ
~数時間後~
冥土帰し「それでは彼女の記憶を削り取る、という形になるけどそれでいいかな?」
初春「はい……。私の友人があなたならそれができると教えてくれました。よろしくお願いします」
冥土帰し「流石に能力の封印は僕の領分ではないし傷ついた精神をそのままにしておくわけにはいかないし」
冥土帰し「能力の暴走か……、強大な能力を制御できずにこんなことになるとはね……」
冥土帰し「まあレベル5の超能力者も割と人格が破綻してるのが多いからねえ」
美琴「どういう意味よ」
冥土帰し「いやいや、君のことを言っているつもりはないんだ」
冥土帰し「それにしても……」チラ
美琴さんの電気を饅頭に変えてビリビリトラップを作れたり
佐天「………………」
冥土帰し「レベル4の能力者……周囲の認識できる範囲のモノを『自分の体と混ぜ合わせて』饅頭にする能力か……」
初春「はい……恐らく佐天さんは能力の暴走で意識が保てなくなるくらい能力を使ってしまって……ぐすっ……」
冥土帰し「痩せ細ってしまった体は少し入院していれば通常の健康体には戻るんじゃないかな」
冥土帰し「ただ問題は……これからも同じように学園都市で生活するつもりなんだよね?」
初春「……はい」
冥土帰し「当然、能力開発も続けられるはずだ。しかし一度発現したこの能力を再発させるわけにはいかない」
冥土帰し「恐らく彼女はこれから永遠にレベル0と扱われるだろうね。能力を持っていると意識されないように」
冥土帰し「親友の君も、永遠に秘密を抱え込んだまま生きていかなきゃならない」
佐天「………………」
初春「覚悟は、できています」
御坂「ビリビリした味が刺激的! 超電磁饅(レールまん)はいかがですかー!」
一方通行「口に入れた途端甘味が一方通行だァ! セロリまんいかがですかァ!」
上条「……どっちも普通の饅頭なんだけど」
>>214
上条さんは左手使わないと食べれないね
一方通行の場合はセロリまンになるんだった
>>219
いや、饅頭になる前の構成物質に還元されるんじゃね?
学園都市名物・佐天さんの肉饅頭!
原料:佐天涙子・その他
佐天さん(の肉)が舌の上でしゃっきりぽんと踊るゾ!
一個:29800円 数に限りあり!お求めは守護神有限会社まで!
~~~
佐天「う~い~は~る~」バサッ
初春「きゃっ! もう、やめてくださいよ佐天さん!」
佐天「何か結構長い間寝込んでたらしいからねー。実感ないけど」
初春「そう、ですね」
佐天「あーあ、それにしてもまた身体検査かあ。レベルも全然上がらないし」
初春「大丈夫ですよ」
佐天「えっ」
初春「佐天さんなら、きっと大丈夫ですよ」
佐天「手から饅頭出す能力か・・・」
完
>>221
肉塊
乙
○○○
○ ・ω・ ○ がおー
○○○
.c(,_uuノ
○。 ○
ミハックシュ ○ o ○
ミ `д´∵° 。 o ○
.c(,_uuノ ○ ○ ○
>>1 ○○○○
○
∧∧ ○
( ・ω・) ○ ○
.c(,_uuノ ○○○○○
〉`ヽ. O 〉 人,人 O `ヽ}`ヽ Yヽ
_f⌒ o ⌒Y .イ__ノ て ヽf⌒ o⌒ヽ
人_ノゝ、‐'`‐ァ´ 人 ヽ_ノ弋___ノィr 人
7,、r‐´`ァ'´レ':ゝし':::::::::ー':::::(フ'''ーレハゝ‐く`イノ
( う:::/::/:i!,ノ''^¨゙~丿 ミ|::::( ¦ 乙!
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V从::::从i ‐''"~__,,,..--- ...,,,__`ヽ j:人::::ヽ:ゝ
イ::人:::::iゝ ,.r''" r-/⌒|⌒i"ヾ-、ヽ、ヽ r_'_ノ`⌒
弋_彡f⌒ // / / .| | | l l `i`、 /:/
`ーハ // 十|‐十‐十‐十‐十‐|-|、} }レU,i′
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\、ミy,,__ ./′ _U__,,、,,、-ー''''¨
.゙'vu ` . ̄¨¨¨¨¨¨ ̄U` UUv-‐‐'″
しレU
おわったー
正直どうしてこうなった感が凄いんですが
落とし所もなくてバッドエンドっぽくなってしまった
実を言うとこれよりヤバくなる気しかしなかったからむしろ持ち直した方
話考えてる間に横で繰り広げられた雑談が楽しそうで羨ましかったぜ!
読んでいただいてありがとうございました
保守してくれた方もサンクス
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