響「自分のフィギュア?」 (21)
P「ああそうだ」
響「それがどうしたの?」
P「まあ聞いてくれ。実は今年の765プロはな……」
響「うん?」
P「響推しだ!」
響「おぉー?」
P「なんだ、リアクション薄いじゃないか」
響「いや、だって、いきなり言われてもよくわからないぞ」
P「まぁそうか?とりあえずその響推しのひとつとして」
P「響に関連したいろんなグッズを発売することにした」
響「自分のグッズ?」
P「そうだ」
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響抱き枕は!抱き枕はありますか!?
P「で、さっき届いたんだよ」
響「なにがだ?」
P「とある会社と協力して作った我那覇響1/8スケールフィギュアが」
響「おおーっ!なんかすごそうだなっ!」
P「ああすごいぞー」
P「ほら、これが完成品」
響「自分だっ!」
P「手にとって見てもいいぞ」
響「うん!……でも」
P「どうした?」
響「なんか小っちゃいなーと思って」
P「……元が小さいからな」ボソ
響「んがぁっ!自分の耳には聞こえたさ!」
P「くっ!」
響「自分は小っちゃくないぞ!」
P「はっはっは、そうかそうか」ポンポン
響「む……」
P「いやーそれにしてもすごい完成度だなー」
P「響もそう思うだろ?」
響「うがーっ!話をそらすなぁ!」
P「でもなぁ響」
響「なにさ!!!」
P「俺は小さいほうが可愛くていいと思うぞ」
響「か、かわ……いい!?」
P「ああ」
響「あぅ……そ、そういうこと不意打ちで言わないでよね」
P「いいだろー事実なんだし、まぁ、だから小さいとか気にするな!」
響「うん…………ありがと」
P「ん?」
響「な、なんでもないぞ!ほ、ほら!このフィギュア!こんな細かいところまで!よ、よくできてるねっ!」
P「んーそうだな」
響「(うぅ……)」
>>2
すまん、そういうのじゃない
P「響、このフィギュアを語る上で重要な点ってどこだと思う?」
響「えっ?いきなりなにさー」
P「まあまあ」
響「うーん……わかんないぞ。自分、フィギュアは初めて触ったし」
P「まずは顔だな」
響「顔?」
P「ああ、なんといってもかわいい響が完璧に再現できてるからな」
響「!」
P「太陽のように眩しいこの可愛らしい笑顔」
P「ここだけでいかにこのフィギュアがすばらしいのかがわかるだろう」
響「もう……何度もかわいいって言わないでよ」
P「なんだ?恥ずかしいのか?」
響「ち、ちがっ……違わないけど……」
P「照れた顔もかわいいぞ」
響「もーう!」
響「やっぱりプロデューサーは変態だぞっ!」
P「なっ!?なぜそうなる」
響「知らないぞ、自分で考えるといいさー」
P「なんなんだ……」
響「うー…ほら!次はどこなの?」
P「ん、あぁ、次はお尻だな」
響「どうしてお尻なんだ?」
P「それと、この上着の陰から覗く背中のラインだ」
響「背中?ますますわかんないぞ……」ムー
P「響にはわかってほしいようなほしくないような……」
響「うぇーっ!気になるぞ!教えてよ!」
P「エロいから」
響「え……え、エロ!?」
P「そうエロだ」
響「え、えろって……そういう目で見ないでほしいぞ!やっぱり変態だぁ!」
P「何を言ってる!!!」ドンッ
響「ひっ!」ビクッ
P「エロだってアイドルとしての一つの魅力だろ?」
響「そ、それは!……そうかもしれないけど」
P「響、お前は自覚しているのか?」
響「な、なにをだ?」
P「自分の体が魅力でいっぱいだと言うことをだ」
響「そ、そんなこと言われても……自分、よくわかんないぞ……」
P「身長152cmにしてバストは83cm!ヒップの80cmは一見小さいお尻だと思うかもしれないがそんなことはない!」
P「ウエスト56cm、この細さによってお尻も胸も強調されるんだ。だから実際は出るとこ出てる」
響「ちょっ……ちょっと!いきなりなに言うんさ!?」
P「いかに響がエロいかの説明をだな」
響「じ、自分はエロくなんかないぞ!」
P「そっか…」
響「そうだぞっ!」
P「じゃあもう完璧とは言えないよな」
響「えっ……」
P「だってそうだろ?エロっていう魅力が響にはないんだから」
響「…………い」
P「ん?」
響「えろい……ぞ」
響「自分はエロいぞ!」
P「!」
響「って何言ってるんだ自分!?」
響「うぎゃぁぁーっ!ち、違うんだぁ……!」
響「プ、プロデューサー!今のはなしだぞ!」
P「じゃあやっぱり完璧じゃないのか」
響「うぅ……完璧だけど、でも……っ!」
P「でも?」
響「うぁぁっもうわかんないぞ!」
P「ぷ、ぷはははっ!」
響「なんで笑うのさ!」ウガー
P「わからないならそれでいいさ」
響「い、いいの……?」
P「(無自覚なのがいいんだよな)」
P「おっと話がそれたな」
響「ほんとだぞ!まったくもう」
響「プロデューサーが変態だってこと、今日はっきりわかったさー!」
P「変態でも、なんくるー…?」
響「あるぞ!」
P「ぬっはっは」
響「開き直ったって変態は変わらないぞ」
P「まあ聞け、ここで響にとって良いお知らせがある」
響「?」
P「実はこのフィギュア、ハム蔵もついてくるんだ」
響「!そ、それほんと!?」
P「ほら」ヒョイ
響「おぉーっ!ハム蔵だ!プロデューサー!ハム蔵だぞ!」グイグイ
P「おいおい引っ張るな引っ張るな」
響「自分の肩に乗ってる!」
P「ははっなんだか自分のことよりうれしそうだな」
響「ハム蔵は自分の大切な家族だもん」
響「自分、すっごくうれしいぞ!」
P「響は家族想いだなぁ」
響「ふふっハム蔵もそっくりだ」
P「ほしかったら持って帰ってもいいぞ」
響「いいの!?」
P「きっとハム蔵も喜ぶよな」ナデナデ
響「うん!」
P「顔、お尻・背中、おまけにハム蔵」
P「この3点が重要な点だ」
響「ふむふむ」
P「まだまだ語りたいところは山のようにあるが」
P「主にエロい目線で」
響「うぅ、もうエロはこりごりだぞ!それより早くハム蔵にも見せてあげたいさー!」
P「仕方ないな、この辺で終わりにしようか」
P「では、最後に」
響「うん!」
P「『我那覇響』1/8スケールフィギュア!2014年1月31日発売予定!」
P「いまならまだ予約も間に合うぞ!たぶんな!」
P「[我那覇響 フィギュア] でいますぐ検索!」
響「買わなきゃ損だぞ!」
小鳥「はい、おっけーです!」●REC
おわり
短いですが終わりです。
響が好きなら買うしかないっしょ→
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