岡部「鳳凰院凶真のオールナイト円卓会議」(1000)
これは多くの世界を渡り歩いてきた青年も未来を知らない世界線での、とある日常の1ページ。
ひょっとすると多少のネタバレが含まれる可能性があるので、
原作未クリアの方やアニメで岡部倫太郎の結末を追いかけている方はご注意を。
このスレッドの指針と行方はROMを含めた観測者の皆様に一任します。
エル・プサイ・コングルゥ。
貴方の思い浮かべたシュタゲキャラ
>>8
鈴羽
岡部「フゥーハハハハ! 数多の睡眠時間を犠牲にして…ついに、ついに完成したぞ!」
岡部「未来ガジェット…えー、確か二十五号。その名も『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』」
岡部「集音性の高い録音機能付き超小型マイク。限りなく生声に近いクリアな音質を届けることが可能になっている」
岡部「その機能の試運転を兼ねた円卓会議を執り行なおうというワケだ!」
岡部「ククク…時間を一瞬たりとも無駄にしない、我ながら一石二鳥の見事な策だな」
岡部「さぁ、来い! 有能なるラボメン達よ!」
~~~ 一時間後 ~~~
岡部「………遅いな」
岡部「ふむぅ…この時間だとダルかまゆり、助手あたりは来ると思っていたのだが……」
岡部「よくよく考えてみたら、今の時間だとまゆりはバイト、ダルはSNSで知り合った友人とオフ会だったか」
岡部「クリスティーナは論文がどうたらこうたら、と昨日の帰り際に言っていたような気が」
岡部「クッ…まるで狙い済ましたかのような皆の予定の入り方…これも“機関”の陰謀かっ!?」
スチャッ
岡部「俺だ。どうやらまんまと嵌められてしまったようだ」
岡部「そう、間違いない。すでに『奴ら』は裏で動き始めている。気づいているのは俺だけのようだ」
岡部「何っ!? …ふん、心配するな。 すでに幾つかのプランを同時に進行している。抜かりはないさ」
岡部「ああ、すべては運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択のままに」
岡部「エル・プサイ・コングルゥ」
岡部「ふむぅ、やはり呼び出しメールも無しに集まれというのは無理な話か…」
岡部「では仕方ない。俺だけでも円卓会議を始めるとするか」
岡部「あ、あー、あー。 ん、オホン。 よし、しっかりマイクのメーターは入っているようだな」
岡部「ゆくぞ、『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』! スイッチ・オン!」
―――
―――
岡部「フゥーハハハハ! 我が名は狂気のムァッッドスワァイエンティスト! 鳳凰院凶真ぁ!」
岡部「数多の艱難辛苦を越えて、確約されていない未来を約束された世界線へ到達した究極の観測者!」
岡部「この肉声が後世に1つのオーパーツとして残り、その時代の科学者は畏敬の念をこの鳳凰院凶真に抱くだろう!」
岡部「しかして、俺ばかりが喋ってしまうと、その見事な弁舌ぶりに皆は聞き入りすぎてしまうやも知れない」
岡部「そうならないためにも我がラボメンのメンバーをこの実験に参入させて場の空気を緩和化を図ってることにする」
岡部「…はずだったのだが」
岡部「誰も来ていないというこの現状を、いかに打破できるかが当面の課題となってしまった……」
岡部「頼れる右腕(マイフェイバリット・ライトアーム)でありスーパーハカーのダルくらいは来ると予想していたが、
やはり現実はそうそう甘くはないらしい…」
岡部「ヘイ! ラボメン! 誰でもいいから時間を持て余しているラボメン、カモン!」
鈴羽「おーい、岡部倫太郎。 こんな時間に何してんのー?」
岡部「!?」
鈴羽「おっはー♪」
岡部「なんだ、誰かと思えばバイト戦士ではないか。 言っておくがもう夕方だから、その挨拶は間違っているぞ」
鈴羽「なんだとは失礼しちゃうなー」
岡部「ああ、済まない。それでまた何の用事なんだ?」
鈴羽「いや、幼児があるってワケじゃないけれどさ。大きい声で独り言喋ってるみたいだから気になって見に来たんだよ」
岡部「…俺とした事が窓を開けたままだったのを失念していた」
岡部「お前はこんなところで油を売っていていいのか?」
鈴羽「今日の分のバイトはもう上がりだから問題ないよ。
それにここに来たのは『岡部の野郎がうっせぇから、帰る前に注意してこい』っていう店長命令でもあるんだし」
岡部「くぅっ、ミスター・ブラウンめ!
この鳳凰院凶真が開発したガジェットの実験を『五月蝿い』の一言で捕らえるとは…」
鈴羽「ねぇねぇ、そんな事よりも何してたの?」
岡部「……興味があるのか?」
鈴羽「うん。だっていつも岡部倫太郎は何かしら楽しそうにしているからね。
それに携わる事柄のイッカンだったら、ちょっと関わってみたいかな~って思ってさ」
岡部(いっかん? 一巻……ああ、一環か)
岡部「貴様はいつも妙に小難しい言葉を使うな…」
鈴羽「え、そうかな? あんまり自分で意識してないから分かんないや」
岡部「ふぅん、ならば説明してやろう! これは未来ガジェット二十五号、『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』!」
鈴羽「おおー!」
岡部「来るべき“機関”との戦いに向けて作られたガジェットの一つである!」
鈴羽「やっぱり岡部倫太郎は目線を未来に向けてるね、私もそういうキガイを戦士として見習いたいな」
岡部(キガイ? 危害……ああ、気概か)
岡部「コホン、え~、だな。 このガジェットの使い方は…かくかくしかじかで……」
鈴羽「なるほど~。高性能マイクとレコーダーを合併したんだ。
この時代の戦いは情報戦が主流と聞いていたけれど、いざこうした使う立場に立つとドキドキするね!」
岡部「ま、まぁそういう事だ! やはりバイト戦士は飲み込みが早い有能な人材だな!」
鈴羽「ところでさ、岡部倫太郎」
岡部「俺の名は鳳凰院凶真だっっ!」
鈴羽「この発明品をどういう風に実験するのか訊ねてもいい?」
岡部(華麗にスルーされた……)
鈴羽「何でちょっとしょげた顔してるの?」
岡部「フ、フゥーハハハハ! 気のせいに決まっているだろう!」
鈴羽「そ、それならいいけどさー…」
岡部「現状としてはどの程度まで声をクリアに録音出来るのか、そして録音時間の確認のデータが足りていない」
鈴羽「ほぅほぅ」
岡部「ひょっとすると録音時間の後半で音声にノイズが入るかも知れないから、
その辺に問題があれば改善することも必要になってくるだろう」
鈴羽「おお、なるほどー!」
岡部「なので、その問題点を解決するために設定した録音時間ギリギリまで喋り続けるのを今回の実験とするっ!」
鈴羽「それって音楽をずっと流し続けるとかでは代理できないの?」
岡部「…正直、お前が来る前まではそれもやぶさかではないと考えていた」
鈴羽「今は違うの?」
岡部「ふふん。今はラボメンである鈴羽、お前がこの場にいる。
なれば、円卓会議を録音して見るのがマッドサイエンティストとしての本懐だろう!」
鈴羽「そ、それを本懐って言っていいのかはちょっぴり疑問だけどね……」
'´  ̄  ̄ ` ヽ、
、__/ : : : : : )ノ: :ヾ: : : \
. `7: (: : : : : : : : : : : : :} :)ヽ
{: : ト; ;ハ,リノ;Y川 } : ノ: : i|
i::小● ● ノリル: ; j おいついた!
从l⊃ 、_,、_, ⊂⊃从ッ》
/⌒ヽ、|ヘ ゝ._) j /⌒i
\ 〃::(y;)>,、 __, イァ/、__/
.ルリゞ::::::((:::::::ルリゞ::::/
岡部「と、いうわけで」
鈴羽「というわけで?」
岡部「さぁっ! 喋るぞ、バイト戦士!」
鈴羽「な、なにを!?」
岡部「喋るに何もへったくれも無いだろう。普通に話すも良し、貴様のプロフィールを小一時間語るも良しだ」
鈴羽「い、いきなりだなぁ…急に喋れと言われても難しいよぅ……」
岡部「案ずるな。 この時のために既に手筈は打ってある」
鈴羽「こんな限定的な時を考察していたのは、さすが岡部倫太郎と言わざるを得ないね…」
岡部「当ぅ然だろぅ!? フゥーハハハハ! もっと崇めても構わんのだぞ!」
鈴羽「う~ん、褒めているかどうかは微妙なところだけれどねー」
岡部「これを見ろ!」
鈴羽「これって…父さんがいつも使っているPCだよね」
岡部「この中に自動質問生成プログラムをダルから事前に組んでもらっている。
ワンクリックで数千通りの質問から1つ抜粋することが可能な優れものだ」
鈴羽「やっぱり父さんは天才だなぁ。…凄いや」
鈴羽「ちなみに父さんが出題してきそうな質問の傾向とかは分からないの?」
岡部「質問に関する情報収集の基盤を@ちゃんねる準拠にしていたからな…些か不安ではあるのだが…」
岡部「…そういえば貴様、バイト上がりだったな。今日の予定とかは大丈夫なのか?」
鈴羽「う~ん、根城に帰っても筋トレして@ちゃんねるで面白そうなスレをROMるくらいだから
時間に関しては全然問題ない感じだね」
岡部「…やはり見るスレはタイムマシン等の時間系列の論議を交わすスレだったりするのか?」
鈴羽「それも見るねー。 この時代の人間はハクガクで論理的思考も高いラインで形成されているから
ROMっているだけで凄く面白いよ」
岡部(ハクガク? 薄学、…いや博学か)
鈴羽「あとはそうだねー、鳳凰院なんとかってコテで適当に誰か煽ったりとか面白そう」
岡部「貴様、そんなことしていたのか!?
道理で最近書き込んでも『クソコテ氏ね』しかレスが無いと思ったら、こんな身近に犯人がいたとはな…!」
鈴羽「冗談だって、いくらネットに慣れても誰かを煽るなんてこと私はしない」
岡部「む、そ、そうか?」
鈴羽「…あとね、多分そのレスはもっと自分の意見を渇間的に見直す指針だって思うよ?」
岡部「…マジレスはやめろ」
岡部「では早速ダルの組んだプログラミングを試してみるか」
鈴羽「オーキードーキー!」
岡部「ええと、確かここをこうして…エンターキー入力、っと」
鈴羽「うわ、何か文章が勝手に打ち込まれてる!?」
岡部「フゥーハハハハ! さすがはダル! 我が頼れる右腕(マイフェイバリット・ライトアーム)は伊達じゃないな!」
岡部「お、どうやら文章が打ち終わったようだ」
鈴羽「ねぇ、何て書いてあるの?」
岡部「そう慌てるな。 今から読み上げるんで待ってろ」
岡部「えーと、どれどれ……?」
>>40
人いないのか?
>>39
> きょーのぱんつはなにいろかな?
岡部「ダルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
鈴羽「え、これってパンツの色を答えるの?」
岡部「いや、これはノーカンで構わんだろう」
鈴羽「青色!」
岡部「はぁぁぁぁぁぁぁ!? え、なに、何普通に答えてるんだ!?」
鈴羽「この前物資調達で行った『し○○ら』で3枚1000円の大安売りしていたからさー! やっぱ買っちゃうよねー!」
岡部「…お前に恥じらいという部分を期待した俺が阿呆だった」
鈴羽「で、君は?」
岡部「へ?」
鈴羽「もー、とぼけないでよ。 岡部倫太郎は何色のパンツ穿いてるの?」
岡部「いやいやいや! 俺が答えたところで損得無しの虚無が待っているだけだろうが!」
鈴羽「えー! ちゃんと私は答えたのに、君だけだんまりなんてアンフェアだよー」
岡部「お、俺は別にノーカンでもいいと…」
鈴羽「さぁ、レッツ回答プリーズ!」
岡部「み、水玉模様のトランクス……」
鈴羽「………うわぁ」
岡部「こんな空気になるの分かっていたから答えたくなかったんだぁー!」
鈴羽「君もちゃんとアンダーくらい揃えていた方がいいよー?」
岡部「くっ、シ○○ラーに何故俺の下着を忠告されなくてはならんのだ…」
鈴羽「ふふん、岡部倫太郎は知らないんだね。し○○らの有能さ、ってヤツを!」
岡部「いや、肌着とかはよくそこで購入しているから多少は知っているつもりだが」
鈴羽「でもホント凄いんだよあそこ! この前もね、『すぽぶら』っていうのがセールで…」
岡部「えぇい! 貴様のスキャンティ事情なぞ知ったことではないわ! 次だ、次!」
岡部「頼むぞ、ダル…スイーツ(笑)系でも構わないから、次はもっと普通の質問をだな…」
鈴羽「娘が言うのも何だけどさ、父さんにそれは高望みかも知れないなぁ」
岡部「いいや、俺は信じる! ダルの心に残った精錬たる部分の存在をぅ!」
鈴羽「じゃあさ、次は私が試してみてもいい?」
岡部「それは一向に構わないが…」
鈴羽「へへっ! ありがと、岡部倫太郎! それじゃあ…エンターキー、スイッチオン!」 ッターン!
>>52
さっきの質問が事実かどうかの確認
>さっきの質問が事実かどうかの確認 これは外せない大事な事柄だろjk
岡部「ダァァァァァァァルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
鈴羽「え、これってアタシのパンツが本当に青色かの確認しなくちゃいけないってこと?」
岡部「くっ…ダルめ、すでに『暗黒面(ダーク・サイド)』に堕ちていたというのか!」
鈴羽「た、たはは……さ、流石にこれは少し恥ずかしい、な……」
岡部「俺はお前に多少の羞恥心があって安心したよ」
スルッ
鈴羽「どうかな? これでちゃんと証明されたよね?」
岡部「なんで間髪置かずにお前は平然とズボンを下ろせるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
鈴羽「さって、これでミッションコンプリート!」
岡部「良かったな。さて、では次の質問にサクサク移るぞ」
鈴羽「おーかーべーりーんーたーろー? まだ君の番が残っているよ?」
岡部「アホか! 俺のパンツなんか見てもお前は全然嬉しくなんてないだろう!」
鈴羽「うん!」
岡部「即答か、即答ですか! だったら尚更俺がズボンを脱ぐ道理には至らんな!」
鈴羽「さっきも言ったけれどさ、アタシばっかりミッションをこなすなんて不平等だよー。
ちゃんと一蓮托生でやりきろうよー!」
岡部「わーかった、分かった! 分かったから俺のズボンを無理に下に引っ張るなぁぁぁぁー!」
鈴羽「そーれぃ! 観念しろぅ、岡部倫太郎~!」
スルッ
鈴羽「……うん、まぁ、うん、満足、だよね」
岡部「……だからこんな空気になるのを分かって何故実行に移すのか問い詰めていいか?」
鈴羽「なんだかさ、今、凄く綺麗な絵や景色が見たくなってきちゃった」
岡部「アキバの駅近くにラッセンを売りつける画廊があるからとっととそこで目を癒して来い」
鈴羽「まぁ、気が向いたら行ってみるよ」
岡部「くっ…まだ2問しか答えてないのになんという疲労感だ」
鈴羽「だらしないなぁ、君は。 もっと体を鍛えるべきだよ」
岡部「うるさいぞ、バイト戦士。 いいから次の質問だ」
>>66
kskst
> 晩ご飯何?
岡部「ふむ、ようやくまともな質問が来たか」
鈴羽「あー、そういえば夕飯は何食べようか考えてなかったなぁ」
岡部「バイト戦士よ、普段はいったいどういうのを食べているんだ?」
鈴羽「ん~。 そこら辺にあるのをなんでも食べるよ」
岡部「質問の答えになっていないぞ。普段の食べ物で『なんでも』は無いだろう」
鈴羽「本当だってば。 コンビニのご飯を高級品と捉えるなら、お金が厳しいときはその辺の野草を湯がいたりしてね」
岡部「や、野草!? このコンクリートジャングルで野草を探すほうが至難の技だろう!?」
鈴羽「この時代は本当に平和だからね。 草木すら生えてない時代に比べると天国みたいなものだよ」
岡部「……俺が奢るから、今日はラボで食っていけ」
鈴羽「本当、岡部倫太郎!? やっぱり君ってば優しいやつなんだね♪」
鈴羽「ちなみに今日の夕飯は何を予定しているの?」
岡部「カップラーメンだな」
鈴羽「こ、高級品だね…。そんなの長い間口に入れてなかったよ。
ハッ!もしかして君、私をモノで釣ってあんなことやこんなことを…!?」
岡部「カップラーメンごときで人身売買が可能と思っているとは、なかなかの凄まじさだなバイト戦士よ」
鈴羽「それで、私にしてほしいことは何があるの?」
岡部「いや別にしてほしいことなぞ何も無いんだが」
鈴羽「…今日の夕飯、最後の晩餐とかじゃないよね!?」
岡部「えぇい! カップラーメンを最後の晩餐なんぞにしてたまるか!」
岡部「ふむ、…では一つだけ命じよう、バイト戦士よ!」
鈴羽「ん?」
岡部「このジャンク風味のインテリジェンスフードを食べるためには、決定的に足りないものがある!」
鈴羽「そ、それは…?」
岡部「お湯だ。 ちょっとお湯を沸かしてきてくれ」
鈴羽「オーキードーキー! そのくらいお安い御用だよ~♪」
岡部(…嬉しそうな顔をしおってからに、全く)
岡部「湯が沸きあがる前に、もう一つくらい質問に朝鮮してみるか」
鈴羽「お、チャレンジ精神がオウセイだねぇ!」
岡部(オウセイ? 王政、…いや旺盛か)
鈴羽「ん、どうしたの? そんな訝しんだ顔しちゃって」
岡部「ああ、ちょっと我が灰色の脳細胞が漢字変換に戸惑っただけだ。気にするな」
鈴羽「ふーん。 ま、君が変なのは出会ったときから変わらないし、今更気にするつもりもないよ」
岡部「ふぅん、邂逅のときから俺の持つオーラを感じ取っていたのか。流石はバイト戦士といったところだな」
鈴羽「ほらほらー。早く質問読まないと、答えている最中にお湯沸きあがっちゃうよ?」
岡部「では、行くぞ! 狂気に満ちた罪深き指の一押し(ダークネス・フィンガー)!」
>>82
自分の体で一番自信がある部位は?
> 自分の体で一番自信がある部位は?
岡部「ダルめ…ギリギリで怒られない、黒に近いグレーな事柄を質問に組み込みおって…」
鈴羽「自信のある部分、かぁ」
岡部「ふふぅぅん。体全身から漆黒のオーラが滲み出る俺なれば、この質問には『全身』と答えるのが常であろう」
鈴羽「おおぅ! 誰がどう見てもモヤシっ子体系なのに、なんだか凄い自信満々だぁー!」
岡部「……今の一言で少し心がグラついたがな」
岡部「バイト戦士はこの質問にはどう答えるつもりなんだ?」
鈴羽「アタシは普段から鍛えているからね。でも特に自信があるのは、やっぱり腹筋かなぁ」
岡部「ほぅ、俺も腹筋には自信があるぞ」
鈴羽「意外だね。何か腹筋を鍛えようと思ったキッカケでもあったの?」
岡部「詳しくは語るまい…いつどこで“機関”の奴らが聞き耳を立てているか分からんからな」
鈴羽「そうだね…ヤツらは神出鬼没だから警戒は怠っちゃいけないよね」
岡部「強いて言うなら、@チャンネルの腹筋スレか」
鈴羽「え?」
岡部「……いや、なんでもない」
岡部「そう言えば、お前からは色仕掛けで助けてもらったこともあったか」
鈴羽「アレねぇ…出来るならば早急に忘れてもらいたい出来事なんだけれどなぁ」
岡部「ミスターブラウンにはどこを自慢したのだったか?」
鈴羽「腹筋だね」
岡部「あれから日も髄分と流れている。
貴様のカチカチな腹筋も、今ではぷよぷよした肉質に変わっているのではないか?」
鈴羽「しっつれいだなー。今でもちゃんと鍛錬は欠かしてないよぅ。
むしろ前よりも腹筋のラインが浮き彫りになり始めたくらいだし。…見せてあげるよ!」
岡部「え、あ、いや別に俺はそんなつもりで言ったのでは…」
鈴羽「行くよ~、岡部倫太郎! 活目せよ!!」
バサッ
岡部「……」
鈴羽「……こ、コメントしてくれると嬉しいな」
岡部「鈴羽」
鈴羽「な、何?」
岡部「見事な腹筋だ。ぷよぷよでもなければ、ボディビルダーのようなカチカチでもない。
均衡の取れた素晴らしい腹筋だ。バイト戦士の面目躍如といったところか」
鈴羽「さ、サンキュー。 そう言ってもらえて嬉しいよ」
岡部「……」
鈴羽「……あ、あはは。 な、なんか恥ずかしいからおへそ見ないで…」
岡部「いや、パンツ見せる方が恥ずかしいだろ、常識的に考えて…。
その恥じらいを何故もっと最初の方で出せなかったんだお前は」
< ピーッ
鈴羽「あ。 助平倫太郎、お湯が沸いたみたいだよ!」
岡部「誰が助平だ、誰が! それに俺の名は鳳凰院凶真と…」
鈴羽「さーてっと。 カップラーメン、カップラーメン♪」
岡部「はぁ…まぁ、今日に限っては許してやるか」
鈴羽「ねぇねぇ、ねぇねぇ」
岡部「なんだ?」
鈴羽「ごめん。調子に乗って5個くらい封開けちゃった」
岡部「赦すよ……って阿呆か! どんだけ食べたい盛りなんだお前というヤツは!」
鈴羽「ううぅ~、ごめんって言ってるじゃん…」
岡部「全く、困ったラボメンだな。 …ちゃんと残さず食うのが食材に対する贖罪の条件だ、いいな」
鈴羽「…オッケー、了解! ちゃんと全部平らげるよ!」
【中の人も小休止。15:30以降に再開】
【食後にて】
鈴羽「ちょ、ちょ~っと食べすぎちゃった、かな?」
岡部「自業自得だ。むしろよくあの量が細身のお前に入ったものだと感心していた」
鈴羽「だってさー。 君が残すなって言うから無理して詰め込んだんだよぅ」
岡部「それも自業自得だ。次やったら赦さんからな」
鈴羽「…ありがとね、美味しかった」
岡部「フ、フゥーハハハハ! 貴様はラボメンの被験者代表だからな!
多少は健康に気をつかってもらわないと正しい実験データが導き出せなくなるだろう。よって、俺の行動は合理的判断に基づいて…」
鈴羽「照れるな照れるな~、このこのー!」
岡部「や、やかましいわ!」
岡部「さて、腹も落ち着いた頃合だろう。 実験を続けるぞ」
鈴羽「うぃー、了解。 なんかお腹いっぱいって感覚久しぶりだなぁ」
岡部「さり気なく切ない事を言うんじゃない…」
>>115
何の問題も無いな
いい雰囲気になってちゅっちゅっしだす
質問?そんなもの始めからなかった
好みの異性のタイプ
> 質問? そんな事よりも君たち二人でちゅっちゅしてればいいじゃない
にんげんだもの いたる
岡部「ドゥォォォゥワルゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
鈴羽「え、なに、ちゅっちゅって?」
岡部「おのれ…サンボで借りた分の金をまだ返していないことを未だ根に持っているのか、ダルよ……」
鈴羽「ねーねー、ちゅっちゅってどういう意味なの?」
岡部「くうっ、ちょっとまともな質問が来たかと思えばこれだ。
ハッ! まさか、これも“機関”による妨害工作か!?」
鈴羽「ねー、ちゅっちゅってさー、もしかしてこの時代のトレンド? 教えてよー!」
スチャッ
岡部「俺だ。 知らぬ間にプログラミングが書き換えられている可能性がある」
鈴羽「おーい、おっかべーりぃんたろー!」
岡部「なに? そうか、そういう可能性も考えられるということか。
この鳳凰院凶真に宣戦布告とは、無謀なことをしてくれる」
鈴羽「勿体ぶらずにさー、ちゅっちゅを…あ、ちゅっちゅとちょっちゅねーって似てるよね!発見!」
岡部「ああ、うまくやってみせるさ。 全ては運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択のままに。
岡部「エル・プサイ・コング…」
鈴羽「よっし! よく分かんないけれど、とりあえずちゅっちゅしてみようよ!」
岡部「ルゥッ!?」
岡部「いいのか、お前…!?」
鈴羽「いやだって、いきなり携帯で話し出されると置いてけぼり感だってでちゃうよ」
岡部「そ、そもそもちゅっちゅとはだな…」
鈴羽「うんうん」
岡部「それは…」
鈴羽「うん」
岡部「ま、マッドサイエンティストの暗号なのだ。なのでそう簡単に教えるわけにはイカン!」
鈴羽「そ、そっか。 確かに私たち戦士も機密情報は絶対死守だし…無茶言っちゃってゴメンね」
岡部「なに、気にするな。いつの日か機会があれば改めて教えてやろう」
鈴羽「あはは、期待せすに待ってるよ」
岡部(な、なんとか上手く誤魔化せたみたいだな…)
岡部(少しずつ問題の傾向が見えてきたぞ)
岡部(ダルの質問は少なくとも半数以上がトリッキーな内容になっているだろう)
岡部(しかし、少なからずノーマルな質問も取り揃えているようだ)
岡部(俺が地雷を踏む事無く、無難な質問を選ぶためには…)
岡部(……)
岡部(………)
岡部(………運?)
岡部「クリスティーナっ! クリスティーナ、カマーン! 俺に、俺に正しき解をっ!」
鈴羽「うわ! びっくりしたぁ!」
鈴羽「もう、いきなりブツブツ言い出したと思ったら大声出して驚いたよ」
岡部「すまん、自分の不甲斐なさに打ちひしがれてしまった結果だ」
鈴羽「?」
岡部「ああ、いや。 こっちの話だ。次の質問に移るぞ」
鈴羽「オーキードーキー!」
>>135
いいからさっさとちゅっちゅっしよか
> どうせオカリン、怖気づいて安価やってないんだろ?
いっからさっさとちゅっちゅしちゃえよ常考。牧瀬氏とかなら問題ないだろ?
岡部「お前の娘が相手になっているんだから困っているんだろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!」
鈴羽「え、なに? ちゅっちゅって、牧瀬紅莉栖とならできてアタシとは出来ない事なの?」
岡部「助手とも出来るか、こんなこと!」
鈴羽「こんなことて、どんなこと?」
岡部「あーんなことや、そーんなことだ!」
鈴羽「…ひょっとして、いやーんなこと?」
岡部「う、ぐっ、い、一概にそうとは言い切れん」
鈴羽「……すけべっ」
岡部「それは直接お前の口からダルに言ってやれぃ!」
鈴羽「……もう、しょうがないくらいえっちだね、岡部倫太郎」
岡部「頬を染めるな頬を!」
岡部「と・に・か・く! ちゅっちゅを行動に移すほど俺は理性を保てない男ではない!
何と言っても俺は狂気のムァッッドスワァイエンティスト! 鳳凰院凶真だからな!」
鈴羽「じゃあさー、このちゅっちゅはどうするの?」
岡部「簡単なことだ、ちょちょいとプログラムを弄ればあっという間に…」
鈴羽「出来るの?」
岡部「じょ、助手がここに来たときにでも見てもらうことにしよう。
我がラボの頭脳として役立っているあいつなら、プログラミングもお手の物だろう! フゥーハハハハ!」
鈴羽「いよっ! ミスター他力本願!」
岡部「やかましい!」
鈴羽「んぅ~~~っく、あふぁぁぁぁっ……」
岡部「またずいぶんと大きな欠伸だな。このラボの酸素でも吸い尽くす気か?」
鈴羽「いやぁ、お腹いっぱいだと眠くなるってのは流言と思っていたんだけれど」
岡部「だけれど?」
鈴羽「あの定評は存外本津だったんだねぇ。 なんだか眠くなってきちゃったよ」
岡部「ふむ…バイト上がりで疲れているのを手伝わせて悪かった。
次の質問あたりでお前は上がっていいぞ」
鈴羽「わ~るいねぇ、岡部倫太郎。 手伝うとか言っておきながら途中離脱しちゃう羽目になりそうでさ」
岡部「気にするな。おかげで貴様とのデータは十分に取れた」
鈴羽「…やさしいね、君って。 そう言ってくれると嬉しいよ」
鈴羽「んじゃ、最後の質問くらいは読み上げさせてもらおうかな」
岡部「ふふん。殊勝な心構えだな、バイト戦士よ」
鈴羽「そんじゃあ、エンターキー! プッシュオン!」
>>153
助手に告白(鈴羽が)
質問だと言うに
> 牧瀬氏に告白でもしてみればいいんじゃね? あ、オカリン以外で。
もしもおにゃのこが該当したら…百合キマシタワー!
岡部「ダァァァァァァルゥゥゥゥゥゥゥ!
質問だ、質問!クエスチョン! 誰が安価行動をデータに組み込めと言ったぁぁぁ!」
鈴羽「え、これってさ。私が牧瀬紅莉栖に好きって言えってこと?」
岡部「いやまぁ、回答的にはそうなってしまうんだが」
鈴羽「えー、ちょっとドキドキするねぇ、こういうの♪」
岡部「え? うそ、まさか乗る気かバイト戦士!?」
鈴羽「ふっふ~ん。 牧瀬紅莉栖に一泡吹かせるいいチャンスだと受け取れば楽しくなってきたよ!」
鈴羽「そうと決まれば早速メールメール、っと」
岡部「お前はクリスティーナのメルアドを知っているのか?」
鈴羽「ちょこっと前にさ、ラボメン皆の連絡網を君が作ってくれたじゃん?
確かあの中に牧瀬紅莉栖のアドレスがあったからついでに登録しといたの」
岡部「ああ、そういえばそんなものも作った気がするな」
鈴羽「よっし、出来た! こんな感じでどう?」
岡部「どれどれ……?」
【件名】
阿万音鈴羽です
【内容】
15分後 貴方を ラボにて 待つ 即刻 来たれり
鈴羽「よっし、バッチリ!」
岡部「完全に果たし状の文面だろコレ!」
告白と言っても「愛の」とは限らないか・・・
鈴羽「えー。じゃあさ、君ならどういう風に文面作るのさー」
岡部「簡単なことだ。 ちょっと貸してみろ」
【件名】
お慕いしています
【内容】
突然のメール失礼します。
貴方のことを考えると、胸の奥にうずみ火のような仄かな暖かさが燻ります。
宜しければ恋仲として、いや、友人よりも一歩だけ進んだ関係になってくれませんか?
岡部「どうだぁ!」 ドヤァッ
鈴羽「君ってさ、意外とお堅いっていうか、何ていうか…。何だろう、この形容しがたい感情は…」
岡部「え、ダメか!? こういうのはダメなのか!?」
鈴羽「ま、まぁ君がロマンチストっぽいのだけは凄く伝わったよ! 流石だね、岡部倫太郎!」
岡部「知らないうちに気を使われて、さらにフォロー入れられていた…欝だ……」
岡部「では貴様はもっと気の利いたことが書けるというのか、バイト戦士ぃ!」
鈴羽「む~、でもさっきの文よりはマシなもの書けそうなんだけれど」
岡部「ならば! 円卓会議らしく意見を交わしあって、最高の一文を作り上げようではないか!」
鈴羽「お、ナイスアイデア。三人寄らば文殊の知恵ってやつだね」
岡部「二人しか居ないけどな」
鈴羽「…君はこういう些細な揚げ足を取ってくると思ったよ」
~15分後~
岡部「完璧だな」
鈴羽「バッチリだね」
岡部「やはりシンプルなのが一番、ということだな。
くっ…“あの時”の俺もこの事に気づいていれば…すまない、スザンヌ、キャシィ」
鈴羽「…過去は振り返りすぎちゃダメだよ、岡部」
岡部「ああ、すまない。俺としたことが感傷的になってし8まったようだな」
鈴羽「それじゃあ、送るよー!」
岡部「行け、バイト戦士! 作戦名:恋文綴る電子の妖精(オペレーション・ボルトライク)開始だ!」
鈴羽「オーキードーキー!」
>送信先 牧瀬紅莉栖
【件名】
ぬるぽ
【内容】
好きです。
< rrrrr~♪
鈴羽「早い! もう帰ってきた!」
岡部「送り主は!?」
鈴羽「牧瀬紅莉栖、ターゲットから!」
岡部「よし、狼狽せずにメール内容の確認だ!」
【件名】
ガッ
【内容】
私には想い人がいますので、謹んでお断りさせて頂きます。
…それと、どちらさまですか?
鈴羽「あ、名前書き忘れてた」
岡部「……しっかり『ぬるぽ』に反応するあたりが助手らしいな」
鈴羽「いやぁ、散々だったねぇ」
岡部「全くだ…ん?」
鈴羽「どうしたの?」
岡部「鈴羽、お前エンターキーを押した際に力を込め過ぎていたらしいぞ。
新しい質問がディスプレイに浮かんでいる」
鈴羽「あ、ホントだ~。 じゃあこれが今日最後の質問ってことでいいかな」
岡部「ああ、把握した」
> 想い人はいるか?それは誰か?
岡部「な、なんというスウィィィーッツ(笑)!
多種多様なジャンルを取り入れすぎだろう、ダル」
鈴羽「おぉ~! 岡部倫太郎、これってアレだよね! 『コイバナ』っていうのだよね!」
鈴羽「ねぇ、誰なの?」
岡部「な、なにがだ!?」
鈴羽「とぼけないでよぅー。 想い人っているんでしょ?」
岡部「ぐっ…!」
鈴羽「ほらほら、この手の質問ってちゃんと答えるのが原則でしょ? まずはキミから♪」
岡部「……わ、かった。答えよう」
鈴羽「ではズバリ! 岡部倫太郎の想い人と言えば~?」
岡部「……ラボメン」
鈴羽「へ?」
岡部「俺は、俺は…ラボメン全員、かけがえのない想い人だ!
誰一人として失ってはならない、大切な仲間だ!
マッドサイエンティストの矜持を捨ててでも、この事柄にはしがみつく所存だからな! フゥーハハハハ!」
鈴羽「岡部……」
岡部「…こ、こういうのでも別に構わないのだろう?
鳳凰院凶真としては、全てを捨てぬ傲岸不遜さこそが持ち味なのだからな!」
鈴羽「うん、ま、別にいいんじゃない?」
岡部「フゥーハハハハ! バイト戦士ぃ、次は貴様の番だな」
鈴羽「むぅー。アタシかぁ」
岡部「しっかり答えてもらうぞ! ぬわぁんていっても、この俺が、答えたのだからな!」
鈴羽「…はぁ。よっし分かった、アタシも戦士だからね。矜持に乗らせてもらうよ」
鈴羽「私の想い人は…いるよ」
岡部「相手は?」
鈴羽「父さん」
岡部「ふぅん、まぁ肉親だからな。恋慕とは遠い感覚の想い人に当てはまるだろう」
鈴羽「それとね。ラボの皆を大切に思う、仲間想いの自称マッドサイエンティスト」
岡部「…な、に?」
鈴羽「と、とーか言っちゃったりね! やだなぁ、なんか変な汗掻いちゃった」
岡部「お、おぅ、そうだな。今日のラボは妙に空調が効いていないから、致し方ないことだ!」
鈴羽「よーし、答えたからこの話題おしまい。おしまーい!」
岡部「りょ、了解した。 こ、これ以上続けて機関に目をつけられても困るからな!」
鈴羽「よ、よし。それじゃ明日もバイト早いからこの辺で失礼するね」
岡部「あ、ああ。気をつけて帰れよ」
鈴羽「あはは、心配してくれてありがと」
岡部「また…カップラーメンでも奢ってやる」
鈴羽「うっはぁ、それは助かるなぁ」
岡部「フゥーハハハハ!
この鳳凰院凶真のポケットマネーから、至高の一品を貴様にそのうち贈呈してやろう!」
鈴羽「なんともボンヤリした話ってのが君らしいね…でも、そういう心が嬉しいな」
岡部「ええい、礼を言われる覚えなどは無い! いいからさっさと帰れ、バイト戦士!」
鈴羽「あいよー。 それじゃ、おやすみー。」
岡部「ああ…おやすみ」
岡部「バイト戦士が突然来たときは驚いたが、まぁ概ね実験は上手く進んでいるだろう」
岡部「『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』のマイクは…うむ、しっかり動いているようだ」
岡部「しかして…また時間を持て余すことになってしまったな」
岡部「では当初の予定通り音楽でも流して場を繋げつつ、読書でもしてみるか……ん?」
トットッ…トットッ……
岡部「これは、階段を上がってくる音? いったい誰だ?」
【岡部の元に来る訪問者】
<18:00:00.00>に最も近いレスのシュタゲキャラ
フェイリス
>>224
バタン
フェイリス「やっほー、凶真。 待ちかねていたニャン!」
岡部「いや、お前から出向いてきたんだろうが」
フェイリス「細かいことは言いっこ無しニャ。 それより、マユシィ知らないかにゃ?」
岡部「まゆりか? いや、ラボには来ていないぞ。
大方そのまま帰宅したか、大手本屋で雷ネット系の本でも立ち読みしているのだろう」
フェイリス「はにゃ~、すれ違いというわけでも無かったとは無念ニャ」
岡部「まゆりに何か用事でもあったのか?」
フェイリス「次のバイトのシフト表、うっかり渡しそびれちゃったのニャ」
岡部「ふん…そんな事で迂闊なようでは“来るべき因縁の日(アポカリプスデイ)”に間に合わないぞ、フェイリス」
フェイリス「にゃんにゃ~ん。大丈夫、そのためにギアナ高地で修行を積んでいるからぬかりは無いニャ☆」
フェイリス「それじゃあ凶真がマユシィに渡しておいてくれると有難いニャ~」
岡部「ふん、狂気のマッドサイエンティストに頼みごと、か…となれば、“アレ”は持っているのだろうな?」
フェイリス「もっちろん! ちゃんと“クライスト”を通じて例の金庫に入れておいたニャ」
岡部「ふふぅん、相変わらず用意周到な女だ」
フェイリス「にゅっふっふ、凶真の前世からの付き合いだから、考えなんてお見通しニャ☆」
岡部(くそっ…“クライスト”って誰だー、とかどこの金庫だよとか突っ込めないのは些か辛い…!)
岡部「…おい、 秋葉留未穂」
フェイリス「ん、誰のことかニャ?」
岡部「お前だ、お前」
フェイリス「フェイリスはぁ、フェイリスにゃ!」
岡部「…フェイリス。 貴様に一つ折り入って頼みがある」
フェイリス「おお、凶真からの頼みごとなんて珍しいニャ。
聞くだけなら聞いてあげてもいいんだけどにゃ~」
岡部「…もし時間があるなら、未来ガジェットの実験に付き合ってくれないか?」
フェイリス「……それは、“来るべき因縁の日(アポカリプスデイ)”と因縁があるのニャ?」
岡部「ああ。今回の実験は全ての鍵になる。お前の力が必要なんだ」
フェイリス「はにゃ~ん。 そこまで言われては仕方ないニャぁ。
忙しいから長い間は付き合えないけれど、ちょっとだけなら・い・い・ニャ♪」
岡部「ほわぁっ! く、首元に近づいてくるなっ!」
フェイリス「それで、具体的には何をするのか教えてほしいニャ」
岡部「ああ、実はだな……かくかくしかじかの……」
フェイリス「ほぅほぅ……とらとらうまうまで……」
岡部「そして、まるまるばつばつ、……というワケだ」
フェイリス「だいたい分かったニャ!」
岡部「貴様の飲み込みの早さには感心するぞ」
フェイリス「ダルにゃんの組んだプログラムっていうのが不安だけれど、3問を目安に付き合ってみるニャ」
岡部「ああ、協力感謝するぞ。 フェイリス・ニャンニャン」
フェイリス「にゃぁ~ん! 凶真ぁ、そんな真面目な顔で見られるとドキドキしちゃうニャぁ~」
岡部「ほぁっ!? ば、バカを言うでない!」
フェイリス「ずいぶん本格的にプログラミングしてあるのに驚きニャ」
岡部「こういう所に全力を注ぐのは、ダルなりの職人魂と言ったところか」
フェイリス「職人…。 ねぇ、凶真。マーベリックさんは空から見ていてくれてるか、ニャ…?」
岡部「ああ……あんなに無骨で頑固で、優しい職人のことだ。笑いながら俺たちを見ているさ」
フェイリス「良かった、伝説の氷剣“アイシクルソード(愛し狂う魔剣)”を封印したのはきっと無駄じゃなかったニャ」
岡部「ああ……」
岡部(誰だよ、マーベリックさんって!? そして何時の間に魔剣の話になっているんだぁぁぁ!?)
岡部「フェイリス、プログラミングを起動するぞ」
フェイリス「OKニャ! この世界そのものの“プログラム”を壊すためにやってやるニャ!」
岡部「よし、では質問に移ろう」
フェイリス「質問。そう、あの15人の聖人も敗れた『世界の理』に今から挑戦ニャ! 思い返せばあれは黒月の夜に……
岡部「エンターキー大プッシュ!」
>>270
ブッチュしちゃいなYO☆
どんなネコミミが好き?
> ブッチュしちゃいなYO☆
岡部「なぁ、留未穂」
フェイリス「…今はフェイリスにゃ」
岡部「今度、ダルをこっぴどく怒っておいてくれ」
フェイリス「OK,無償でやってやるニャ。それも全力で」
岡部「ダルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ! お前、どれだけトラップをプログラミングに張っているんだぁぁぁぁ!」
フェイリス「でも出ちゃったものは仕方ないニャ」
岡部「ぬぅ、ダルめ……」
フェイリス「ねぇ、凶真。 恥ずかしいから、目を閉じて……」
岡部「な、ふぇ、フェイリス!?」
フェイリス「…こういうときに女の子に恥をかかせる男の子は嫌いだニャ」
岡部「なっ、お、俺には、こ、こここ、こrこrに決めた奴が…!」
フェイリス「凶真ぁ……」
フェイリス「ほらほら、観念するニャ♪」
岡部(ぬっ、く、紅莉栖……!)
むにゅっ
岡部(く、唇にやわらかい感触がぁ!?)
フェイリス「…………ククク」
岡部(なんだ…、この言いようの無い助手への罪悪感は……)
フェイリス「…………クックック」
フェイリス「にゃーっふっふっふっふっふ! 凶真ぁ、簡単に騙されすぎニャぁ☆」
岡部「へ、へ…?」
フェイリス「さっきの感触はぁ、ひ・と・さ・し・ゆ・び♪」
岡部「こ、こ、こ、この隙間猫がぁ!」
岡部「全く…貴様のせいで“古き神の矛(グングニル)”を避けたとき並みに汗が吹き出たぞ」
フェイリス「いやぁ、あんまりにも可愛いリアクションするからついからかってしまったニャ」
岡部「ホント、お前にはいつまでたっても勝てる気がしないな……」
フェイリス「10年早いのニャ!」
フェイリス(そっか、岡部さんの心の中には……)
岡部「どうした、フェイリス。 何故そんなに悲しそうな顔をしているのだ?」
フェイリス「ちょ、ちょっと前世のアルトン教授のことを思い出したのニャ。
とってもお世話になった老紳士だったんニャけれど、戦火に包まれて…」
岡部「…次の質問に移るぞ」
フェイリス「了解ニャ~!」
岡部「おっと、この鳳凰院凶真としたことが…」
フェイリス「問題でも発生したのかニャ?」
岡部「勢い余ってエンターキーを二度押ししてしまったらしい」
フェイリス「確かに画面にはもう次の質問が映っているニャ」
岡部「クッ…暴発してしまったか、“喧嘩師相楽奥義(フタエノキワミ)”……」
フェイリス「凶真ぁ! “見えざる肉体の骨子(マインドボーン)”がボロボロになってるニャ!」
岡部「ふん、この程度ならば次の質問に答えるうちに治癒されているだろう」
フェイリス「さすがは“神の寵愛を受けた君子(オートキュア)”使いニャ…」
岡部(またしても設定をそのまま上書きされてしまった…!)
>>272
> どんなネコミミが好き?
岡部「お、これはダルらしい質問だな」
フェイリス「秋葉原一のネコミミストである、このフェイリスにうってつけの質問ニャ」
岡部「で、そのあたりはどうなのだ? お前にとってのこだわりは何かあるのか?」
フェイリス「凶真、ネコミミにとって大事なのは在り方ニャ」
岡部「在り方?」
フェイリス「ネコミミとは個性であり、付属品であり、ただの言葉ニャ」
岡部「な、何やら深い話になりそうな予感がするぞ」
フェイリス「かいつまんで言うと、『付けている人を輝かせているネコミミ』が大好きニャ。自分や他者を問わずで」
岡部「また見事なほどに端折ったな…だが、その心意気や見事なり!」
岡部「思わず2つも質問を読み上げてしまったな」
フェイリス「でもこの「くらいなら、もう少しくらい付き合ってあげてもいいかニャ~」
岡部「お前がいなかったら独り静かにラボで音楽かける羽目になっていたからな。
正直、ほんの少しだけだが有難く思わないこともないぞ! フゥーハハハハ!」
フェイリス「~~~っ! ホント、凶真はいいツンデレにゃ!」
岡部「おわっぷ、ちょ、いきなり抱きついてくるなっ!」
フェイリス「にゅっふっふぅ~♪」
岡部「くっ、妙な体勢になってしまっているが、このままエンターキー押さざるを得ない!」
>>320
もしも一日だけ好きな人を独占できるとしたら何をする?
> もしも一日だけ好きな人を独占できるとしたら何をする?
フェイリス「にゃにゃ! ダルにゃんらしからぬ素敵な質問だニャ!」
岡部「ダルにこんな思考が働く筈が無い。
この質問は大方@ちゃんねるで拾ってきたのだろう」
フェイリス「そこまで言い切っちゃうのも凄いのニャ」
岡部「当ぅ~然だ!我が頼れる右腕(マイフェイバリットライトアーム)の内情なぞ当に読みきっている!」
フェイリス「で、これどっちから答えるべきなのかニャ?」
岡部「…ならば、俺から先に行こう」
岡部「俺は…傍に居てくれるだけでいい。生きていてくれるだけでいい。 …それで充分だ」
フェイリス「凶真は欲が無いのニャ~」
岡部「フゥーハハハハ!
この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真が女ごときに現を抜かすワケなかろう!」
フェイリス「さ、流石ニャ…“不動心(王の御心)”ユーザーはブレないニャ」
岡部「あ、ああ。 勿論だとも」
岡部(またしても聞いたことのない設定が…)
岡部「ちなみに、お前はどうなんだ?」
フェイリス「テレるにゃ~。フェイリスなら、いーっぱい色々な場所で遊んじゃうニャ!」
岡部「……」
フェイリス「ディ○ニーに行ったり、温泉に行ってなんだか大胆なフェイリスを見せつけたり~」
岡部「留未穂はどうなんだ?」
フェイリス「…え?」
岡部「留未穂としては、どういう気持ちになるのか気になってな。
…もちろんコレはあくまで狂気のマッドサイエンティストのデータ検証の為の言葉で他意はないがな!
フゥーハハハハ!」
フェイリス「………」
フェイリス「一緒に、手を繋いでゆっくりしたい、とか思っちゃうかも……」
フェイリス「ふにゃー…。何をドサクサに紛れて言わせてるニャ」
岡部「フゥーハハハハ! 貴様から一本奪ったり、フェイリス・ニャンニャン!
これが、これが勝利の美酒…相変わらず甘美な味をしている……」
フェイリス「もぅー、凶真はイジワルにゃ!」
岡部「意地悪ぅ? 俺は狂気のマッドサイエンティスト、その心は意地悪ではなく混沌で形成されているのだぁ!」
フェイリス「なーんて言ってる間に、そろそろ帰らなくちゃ心配されちゃう時間帯ニャ」
岡部「む、確かに良い頃合だな」
フェイリス「なかなか斬新で楽しかったニャ、凶真!」
岡部「…いいデータが取れそうだ。ありがとう」
フェイリス「にゃにゃ!? 凶真が礼を言うなんて、明日は“誘い病”が秋葉原に蔓延しちゃいそうだニャ!」
岡部「うるさい、別に礼を言ってるわけでなく狂気のマッドサイエンティストとしてだな…」
フェイリス「どういたしまして、…岡部さん」
フェイリス「ちゃんと3日に1度は店に顔を出すのを忘れずにニャ。それでは、バイバイニャー!」
岡部「……ふん。気が向いたらな」
フェイリス「あ、言い忘れてた!」
岡部「?」
フェイリス「おやすみニャさい、ご主人様☆」
岡部「まったく、俺はご主人様ではなく狂気の…まぁいい、おやすみ」
岡部「…気をつけて帰れよ」
留未穂「……はい。お気遣いありがとうございます」
岡部「やれやれ…どっと疲れた」
岡部「フェイリスと話す時は鳳凰院凶真も楽なのだが…いかんせん、設定を上書きされるのがなぁ」
グゥゥ-
岡部「そういえば夕飯はカップヌードル1個だけだったか。道理で腹が減るわけだ」
岡部「誰か作りに来てくれるといいのだが…いや、流石にそこまで期待してはいけないな」
岡部「どれ、確かまゆりが買い置きしていたジューシーからあげナンバーワンが……」
トントン……トントン……
岡部「ん? こんな時間にラボに客、か?」
【岡部の元に来る訪問者】
<20:30:00.00>に一番近いレスのシュタゲキャラ
保守して頂いて有難うございます。現状は夕食でエネルギーを補充している最中です。
遅筆の身なので、皆様をやきもきさせてしまうのは申し訳ない限り…。
それでももし宜しければ、お茶でも片手にこのスレに気楽に付き合って頂けると嬉しいですね。
ダル
∧_∧
( ´・ω・) ∬ ルカ子(性別はもちろん男)
( つ旦O ∬
と_)_) 旦
いっちょ頑張ってラブちゅっちゅっ☆な展開に行くように質問考えるか・・・
>>373
ダル「うーっす、オカリン。まだ残ってたとか根詰めすぎだろ常考」
岡部「なんだ、ダルではないか」
ダル「もしかしてまだアレやってたの? えーと、未来ガジェット二十五号…何だっけ?」
岡部「『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』だ」
ダル「そうそう、それそれ。…ていうかやっぱりその名前だと読みづらすぎっしょ」
岡部「お前の提唱した『ハイパーマイク 1st Edition Ver1.52』だって読みづらいだろう」
ダル「チッチッ。僕のセンスを分かってないな、オカリンは」
岡部「お前ももっと俺の才能あふれるネーミングセンスに痺れるべきだろう!」
ダル「………あれ。水掛け論じゃね、これ」
岡部「………全くだな」
岡部「それで、スーパーハカーよ。お前はこんな時間まで何をしていたんだ?」
ダル「スーパーハカーじゃなくて、スーパーハッカーだって言ってるだろぅ!
はぁ…もう何度目の訂正か分かんなくてマンドクセ」
岡部「確か今日はオフ会がどうこう言っていたような気が…」
ダル「なんだ、ちゃんと覚えてんじゃん。
オフ会が三次会まで長引いちゃって、なかなか抜けれなかったんよ」
岡部「ほぅ…結構長いことその面子と一緒に居たのだな」
ダル「まぁね。ヲタ友における僕のコミュ力の発揮っぷりは異常!」(キリッ
岡部「いや、誇らしいかどうかはイマイチ判断が難しいのだが…」
ダル「で、どうよ、オカリン」
岡部「何がだ?」
ダル「惚けちゃいかんぜよ。 実験にあたって僕が組み込んだプログラミングは約に立った?」
岡部「……」
ダル「あ、あり? オカリン?」
岡部「…さま、の…いで……」
ダル「おおぅ、オカリンから何やら漆黒のオーラが滲み出し始めた件」
岡部「貴様の、せいで……」
ダル「え、なに? 僕がどうかしたって?」
岡部「貴様のせいでどれだけ大変だったと思ってるんだぁー!?」
ダル「な、え、ちょー! オカリン、落ち着けって!
理由は知らんけれど、どう考えてもそれは逆ギレっぽいだろぅーー!」
岡部「逆ギレなわけがあるか! 正当な怒りを今こうして抗議してぶつけているに決まってるだろぅ!」
ダル「か、完全に今北産業状態なワケだが……」
揚げ足取りの
約に立った?→役に立った?
岡部「そもそも俺は『質問』を自動生成するプログラミングを頼んだだろう!」
ダル「もちろんちゃんと作ったワケだが」
岡部「ところが、だ。いざ蓋を開けてみると生成されるのは質問以外にも行動安価がちょくちょく付いてきた」
ダル「あり? …なんかきな臭くなってきた件」
岡部「『ちゅっちゅする』やら『ぶっちゅする』という答えが飛び出したときは、
この狂気のマッドサイエンティストも思わず善人に裏返りそうな衝撃だった」
ダル「オカリンは元から善人じゃね?」
岡部「この鳳凰院凶真の存在意義(レゾンデートル)を危うく失いかけた件…さぁダルよ!どうしてくれるのだ!」
ダル「……なぁなぁオカリン。ちょっとPC前に座らせてくんね?」
岡部「うむ、いいだろう」
ダル「ちょっち自分の組んだプログラミング、もっかい見直してみるわ」
カタカタカタカタ……カタカタカタカタ……
岡部「まだか?」
ダル「ん~、もうちょい待ってくんろ」
岡部「ふん、お前が気になったのならば徹底的に調べ上げるがいいさ!
その貪欲さこそが我が頼れる右腕(マイフェイバリット・ライトアーム)たる証だからな!フゥーハハハハ!」
ダル「調べあげて何か僕以外の事柄が原因で不具合見つかったら、オカリンは僕に何か奢るべき」
岡部「ふむ、その際はキンキンに冷えた知的飲料でも差し入れてやろうではないか!」
ダル「…そこはせめてダイエットコーラにすべきだろ常考」
カタカタカタカタ……カタカタカタカタ……
岡部「まだか?」
ダル「もうクサい部分は見つけているから、もう少しだお」
岡部「……」
カタカタカタカタ……カタカタカタカタ……ッターン!
ダル「よっしゃあ! ktkr!
流石は僕、この手の小細工なんぞエロゲ2画面同時攻略より楽勝だお!」
岡部「おお、何かが分かったのか!?」
ダル「ああ、そりゃもうバッチリと」
岡部「で、貴様のプログラミングの不具合の原因は何だったのだ?」
ダル「結論から言うと、オカリンは僕にドクペでも何でもいいけれど奢るべき」
岡部「なん……だと……!?」
ダル「このプログラミング、どうやら僕が作り終えたあとに第三者が勝手に書き加えているっぽい」
岡部「…お前は本当に質問パターンだけを提示するプログラムを作っていたのか?」
ダル「オフコース。仕事はパーフェクトに、がモットーですから」
岡部「詳しく説明してくれ」
ダル「僕は元々、『晩ご飯何?』とか『好きな人誰?』みたいな質問を@ちゃんねるで仕入れてきたのは伝えたよな?」
岡部「ああ、事前に聞いている」
ダル「んで適当にレス取り入れて完成させていたんだけれど、
そこから更に@ちゃんねる経由で誰かが行動安価ルーチンみたいなのを付け加えているワケ」
岡部「このスーパーハカーのプログラムに介添えが可能な人物、か」
ダル「しかもこのPCを直接触れるような権限を持つ人物と来たら…」
岡部「………一人だけ、心当たりが浮かんできた」
ダル「………オカリン、多分それ僕が浮かんできた人物と一緒と思われ」
岡部「これは、助手の仕業か……」
ダル「牧瀬氏の犯行である可能性は、テリーマンの靴紐占いの的中率程度と思われ」
岡部「それはもうほぼ100%だろうが!」
, ・ ´  ̄ ̄` ヽ っ っ
/: : : : : : : : : : : : : \ っ っ
/,::'/i : : : : : : : : : : 、: :ヽ っ っ
i : {_{从: : : i }人 i| l: :|: :i|
| :|l 、_,、_, * : :|ノ│ ク、クリスティーナでも助手でもないと言っとろうが!
/⌒ヽ__|ヘ j_| j /⌒i !
\ /〃|: :l>,、 __, イァ/ /::|
. /〃/|:リ v只v´ {ヘ、__∧ |
`ヾ< ´ j j 「 ̄ヾ、三シ:|
ダル「……」
岡部「……」
ダル「…オカリン、お前の嫁だろ。早くなんとかしろよ」
岡部「おっ、俺とクリスティーナはそういう関係ではない!」
ダル「ま、いいや。僕に被害は及ばなかったわけだし」
岡部「ヘイ、スーパーハカー。お前の傍に実際被害を被ったマッドサイエンティストが一人居るぞ」
ダル「でもさ。調べてみたけれど、牧瀬氏が追加しているのは質問じゃなくて行動安価だけだったですしおすし」
岡部「それがどうかしたのか?」
ダル「これはさ、まぁオカリンをからかう事が一番の動機だとしても」
岡部「しても?」
ダル「もしかしたら『牧瀬氏がやってほしい事柄一覧』に見えなくもなくね?」
岡部「……は?」
鈴羽もなんでもかわいい
岡部「と、いう事はだ」
ダル「どういうこと?」
岡部「『ちゅっちゅする』とか、『ぶっちゅする』とかの行動安価は…」
ダル「もしかしたらオカリンにやってほしかったって事じゃね言わせんな恥ずかしい」
岡部「い、いや…助手に限ってそんなことある筈が無いだろう!
それに俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真ぁ!
あんなメリケン処女なセレセブごときの色香に惑わされる男ではぬわぁい!」
ダル「でも万が一、その可能性が的中したら?」
岡部「……や、やぶさかではない、な!」
ダル「あ、もしもし。壁殴り代行ですか。60分コースお願いします」
ダル「ちっくしょう…高校時代に僕と魔法使いになるって誓い合ったじゃないか…。
今日の魔法少女だって交わした約束忘れないんだぞぅ…」
岡部「7年後に子供が生まれるのがほぼ確定しているリア充予備軍が何を言うか!」
ダル「…まぁ、気を取り直すお。牧瀬氏にはオカリンが直接聞くのがいいと思われ」
岡部「は!? 何故俺がクリスティーナにダイレクトに聞かなければいかんのだ!」
ダル「え、マジで分からないの?オカリン、僕はちょっぴり見損なったぜ…。
まったく…これだからろくに恋愛もせず高校時代を過ごした非リアは……」
岡部「えぇい! エロゲで乙女心を知った風な気になっている男が何を言うか!」
波紋を呼んだ行動安価にもこの柔軟な対応・・・久々にできる>>1だ
ダル「とりあえず僕はそろそろ帰るわ。もういい時間だし、深夜アニメの予約もしなくちゃならんのよ。
忙しい男の一部分を見せてしまって恐縮だな」
岡部「まぁ待て、ダル。折角こうしてラボに来たんだ。貴様も少しくらい円卓会議に参加していけ」
ダル「えー、だって現状も録音してるんだろ? だったら今までの会話がその、円卓会議だっけ、それでいいじゃん」
岡部「もし参加するのであれば、フェイリスからお前に預かったメッセージを早急に伝えようではないか」
ダル「何やってるんだよオカリン1分1秒は惜しむべき。エンターキーもう押したからとっとと始めるお」
岡部「くっ、ピッツァなのにこういうときの行動は俊敏すぎるだろう、ダルよ…」
>>467
初恋の人を教えろ
> 初恋の人を教えろ
ダル「え? 何これ誰得?」
岡部「貴様が選んだ質問からの抜粋らしいぞ、橋田くん」
ダル「ちょ、そういう静かな怒り方はやめてほしいお!」
岡部「ぬわぁぁんで! この暑苦しいラボで! むさ苦しい男二人で! ボーイズトークしなくてはならんのだぁぁぁぁ!!」
ダル「禿同すぎだろコレ…」
岡部「し、しかし…この質問が選ばれたからには答えなければならんのか……」
ダル「僕ならこの手の質問に答えるのはPC組み立てるより楽勝だお」
岡部「なに!?」
ダル「僕の初恋は小額四年生のときに見ていたアニメに登場したヒロインの……」
岡部「そんな事だろうと思ったぞ、我が頼れぬ右腕(マイフェイバリット?・ライトアーム)……」
ダル「そういうオカリンはどうなん?」
岡部「初恋か…あれは、14の頃だった……」
ダル「おお!? まさかのぶっちゃけキター!」
岡部「俺が“機関”から逃げ続けて、偶然であった女性。エミリー…いや、ロザンナだったか」
ダル「あーあーあーあー、また発症してるお」
岡部「俺の…俺の力が足りないばかりに…彼女は雨の中で静かに事切れて……」
ダル「中二病乙!」
ダル「僕はてっきりまゆ氏の事かと思ったのに…ガッカリなのです」
岡部「お前は今まゆりに全力で詫びるべきだ」
ダル「冗談も通じないオカリンなんてただの中二病末期患者だお…」
岡部「まったく…では次の質問に移るぞ」
ダル「うえぇ!? まだやるのかお…これってどっちも大火傷する未来しか見えなくね?」
岡部「データ収集のために犠牲は付き物だ。そう、それが例え我が身であっても…フゥーハハハハ!」
ダル「こりゃ後もう少しだけ付き合うべきかも分からんね…」
>>490
>>475
腹筋がゲル化したおwwwwwwww
> >>475
腹筋がゲル化したおwwwwwwww
岡部「おい、スーパーハカー。詳しい説明を頼む」
ダル「た、多分何らかの手違いでレスポンス先のレスまで拾ってしまったと思われ…」
岡部「しかもなんだコレは、添付画像までついているではないか」
ダル「あり? こんなんあったっけ? …さすがに1000近い質問全てを把握するのは無理があるお」
岡部「ふん、どうせくだらんエロ2次元画像だろう」
ダル「おっとそれはいけない、ウイルスかも知れないからすぐにクリックしなくては!」
岡部「いや、ウイルスならば尚更クリックしてはいけないだろう…」
ダル「飛び込むぜ…無限の電子の海から浮かぶ煩悩へ!」 カチカチッ
>>475
ダル「Oh……………」
岡部「すまんなダル、俺にはいまいち何が映っているか見えなかった」
ダル「ちょ、オカリン! 自分で自分の目を潰そうとするとかどんだけドM思考!?」
岡部「ダル…アレが夢に出てきたら恨むからな……」
ダル「死ぬときは一緒だお、ダチ公」
岡部「ん? またしても質問がディスプレイに映っているぞ」
ダル「ホントだ。勢い余って思わず二度押ししちゃった?」
岡部「むぅ、このキーボードも随分と使い込んでいるから買い替えどきかも知れんな」
> きょーのぱんつはなにいろかな?
岡部「ダァァァァァァルゥゥゥゥゥゥ!」
ダル「いやいやいやいや、流石にこれはパーセンテージの概念作った人に文句言うべきそうするべき!」
岡部「男二人で何が悲しゅうてパンツの色を言い合わなければならんのだ…」
ダル「お、でも絶世の美女に脳内変化をさせれば多分…」
岡部「それ以上の発言を禁ずるぞこのHENTAI!」
ダル「……オカリン、なんか今日食べた分の牛丼が喉元まで上がってきたワケだが」
岡部「まさか自分の姿を女子に脳内変化させたのか…」
ダル「アンタってサイコメトラーの資質あるぜオカリン……」
岡部「しかもこの質問、鈴羽のときと丸被りじゃないか」
ダル「え!? なに、鈴羽もこの質問に答えたの!?」
岡部「何故そこを深く掘り下げようとするんだこのHENTAIは」
ダル「ばっか、鈴羽に不埒なことをする輩は例えオカリンでも僕は許さんぜ!」
岡部「まさかの『いい親父』ヴィジョンがお前に一瞬だけ見えてしまった…リーディング・シュタイナーの余波か……」
ダル「はぁ…なんかもうどっと疲れた。そろそろ帰るお」
岡部「俺も『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』の実験観測が無ければ即帰っているところだった…」
ダル「ま、あんまり無茶するなよって言ってみるテスト」
岡部「忠告感謝するぞ、ダル。ラボメンリーダーを気遣うその姿勢は皆に見習わせるべきだな」
ダル「何言ってるんだか。言われずともみんなオカリンを心配しているに決まってるだろ常考」
岡部「………」
ダル「か、勘違いしないでよね! 別にアンタのために言ったんじゃないんだから!」
岡部「……ふふっ、ツンデレ乙と言わざるを得ないな」
ダル「じゃーなー。 また明日」
岡部「ああ。また明日、鳳凰院凶真の元に集うがいい! フゥーハハハハ!」
<< 俺は、友達が欲しかっただけなのかも知れないな……… >>
岡部「また、明日……」
岡部「まさかメールをせずとも、まゆり以外でラボに三人も急に来るとはな」
岡部「ラボメンとしては根城とするこの未来ガジェット研究室につい集まってしまうのは仕方の無いことか」
岡部「ダル曰く、俺が来る前はまゆりと紅莉栖もいて、ルカ子や閃光の指圧師(シャインングフィンガー)も顔だけ見せたとのこと」
岡部「ふん…結局はどこかしらで全員このラボに来たワケか」
岡部「それもこれも! この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真のカリスマが成せる技だろう!」
岡部「フゥーハハハハ! フゥーッハッハッハッハッハッハ!」
岡部「はは、ははは……はっはっは」
岡部「…悲しくないのに、なんでこんな胸がいっぱいなんだろう」
岡部「……いかんな、俺の灰色の脳細胞が少々疲弊しているようだ」
岡部「……さすがにもう人は来ないだろうし、少しだけ、仮眠でもとるか」
岡部「……おやすみ」
岡部「……………?」
岡部「誰か、階段を上がってきている音がする」
【ラボへの訪問者】
<23:00:00.00>に一番近いシュタゲキャラ
買い換えてから真っ白な画用紙のようにクリーンなマイPC
…まさか初めての保存絵が>>475になろうとは予想外
無理やり壁紙にしました。サンクスです。
助手
>>597
岡部「………気の、せいか」
岡部「………zzz」
岡部「………zzz」
??「はろー」
??「寝てるの、岡部?」
??「おーい、電気点けたままだと省エネとは逆ベクトルの無駄遣いになるわよ」
岡部(………誰だ?)
岡部(……まぁいい、少しだけ眠ろう)
やばい襲われる
岡部「………zzz」 ツンツン
岡部「………zzz」
岡部「………zzz」 ムニムニ
岡部「…………zz」 アンガイ ハダキレイネ…
岡部(…………ん?)
岡部「………………」 ツンツン
岡部「………………」 ネテルトキハホント トシソウオウネ
岡部「……ええい、一体何なのだ、助手!」
紅莉栖「きゃっ! い、いきなり起きてビックリさせるな!」
岡部「ぃやかましい! 人の安眠妨害しておいて何を言うか!
助手の身でありながらリーダーを敬わんとはどういう了見だ、クリスティーナ!」
紅莉栖「助手でもクリスティーナでもないと言っとろうが!」
岡部「こんな夜分遅くにラボに何の用事だ、セレセブ」
紅莉栖「セレセブでもないっつーの。 …ちょっと論文に行き詰ったから、気分転換よ」
岡部「ほーぅ、わざわざラボまで来るとは貴様もすっかりラボメンとして身も心も定着したようだな」
紅莉栖「う、うっさい! 別にいいでしょ、私がどこでどう気晴らししようとなんて」
岡部「…よく来たな。 コーヒーでも淹れてやるから待ってろ」
紅莉栖「ほらああ言えばこういう……って、え?」
岡部「砂糖は2個、ミルクは無しだったな」
紅莉栖「あ、ありがと。 …よく私の嗜好覚えていてくれたわね」
岡部「なに、俺の灰色の脳細胞を使えば容易いことだ! フゥーハハハハ!」
紅莉栖「はいはい、中二病乙。」
紅莉栖「………ふふっ」
地球「ビシィ!!」
おまえら「ひっ」
紅莉栖「あ、美味しい」
岡部「当ぅ然だ! この鳳凰院凶真が淹れたコーヒーは悪魔のように黒く、地獄のように熱く…」
紅莉栖「天使のように純粋で、愛のように甘い。…でしょ? ベリゴール乙」」
岡部「なっ、台詞のいい所を取るな!」
紅莉栖「こんなの誰でも知ってるわよ」
岡部「ぬぅ…飼い犬に手を噛まれるならぬ、セレセブに諭されるとはこの事か!」
紅莉栖「なんぞその造言は! アンタは相変わらず失礼だなホント!」
岡部「やかましいぞぅ、助手ぅ~!」
紅莉栖「コ、コーヒーは…」
岡部「?」
紅莉栖「美味しかった。その、…ありがと。 気まぐれの優しさでも感謝するわ」
岡部「べ、別に貴様に感謝されたくて淹れたのではない! 誤解をするな!」
紅莉栖「そ、そういえば!」
岡部「なんだ?」
紅莉栖「また新しいガジェット発明して、今日はその実験だっけ? もう終わったの?」
岡部「いや、まだ録音時間が動いているから実験は済んでいない」
紅莉栖「そ、そう…」
岡部「なんだ? まさか実験に加入したいと考えていそうな顔をしているな、クリスティーナ」
紅莉栖「し、しとらんわ!」
岡部「隠すな隠すな、貴様が実験大好きっ娘というのは今までの付き合いで熟知している」
紅莉栖「ぐっ、反論できない…!」
岡部「今回は特別にこの鳳凰院凶真が貴様を実験に加えてやろうではないかぁ! フゥーハハハハ!」
紅莉栖「はいはい、ありがとありがと。感謝しますー」
岡部「時間的にも貴様で最後だ。 光栄に思うがいい」
紅莉栖「タイミングがいいのやら悪いのやら分かんないわね…」
あえて鈴羽の告白メールについて問い詰めるか
岡部「さて、ではこの未来ガジェット二十五号、『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』の使い方だが」
紅莉栖「あ、知っているから割愛していいわ」
岡部「むぅ? 何故貴様はこの機能を知っているのだ?」
紅莉栖「あんたが嬉々として私に説明してきたじゃない」
岡部「あ、ああ。そうだったな、出来上がったのがつい嬉しくて…ではなく!
つ、次はダルが組んだこのプログラミング」
紅莉栖「それも大体把握してるから説明の必要は無いわ」
岡部「なん……だと……!? 貴様、この難解なプログラムを把握済みだと!?」
紅莉栖「わ、私くらいになれば見ただけで把握余裕ですた。…じゃない、でした!」
岡部「む、もうすぐ『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』の録音機能が止まりそうだ」
紅莉栖「それじゃあさっさと始めちゃいましょう」
岡部「フゥーハハハハ! ついに長き戦いに終幕のとき来たれり! 行くぞ助手、ラストスパートだ!」
紅莉栖「相変わらずテンション高いわね…」
>>690
クラッキングをなぜしたのか
いきなり本題か
> クラッキングをなぜしたのか
岡部「クリスティーナ、これがディスプレイに表示されるという事は…」
紅莉栖「………」
岡部「やはり、ダルのプログラミングを弄ったのはお前だったのか」
紅莉栖「……うん」
岡部「クリスティーナ」
紅莉栖「何よ、怒るならば怒ればいいじゃない」
岡部「俺は、お前が理由も無くこんなイタズラをするような奴じゃないのは知っている」
紅莉栖「…まるで色んな私を見てきたような口ぶりね」
岡部「見てきた。 何度も、何度も、幾度世界を繰り返してお前をずっと見てきた」
紅莉栖「……え?」
岡部「教えてくれ、紅莉栖。 お前の行動には全て理由がある。俺はそれを知りたいんだ」
鈴羽かえって来い!
岡部「こんな自白紛いのような事柄で自分の罪を曝け出すのは、どうしてだ?」
紅莉栖「勘や閃きのいい岡部なら、どうせすぐに気づくと思って。
だったらアンタに言われる前に私から吐いちゃえって感じ、かな…」
岡部「クリスティーナ…」
紅莉栖「…こんなことしたの、自分でも驚くような理由だから。 きっと信じてもらえない」
岡部「話してみないことには分からないだろう」
紅莉栖「…岡部」
岡部「ああ」
紅莉栖「…笑わないでね」
岡部「ああ」
>>717
まゆしぃちゃう!まっちょしぃや!
【ガジェット二十五号、完成前夜】
岡部「フゥーハハハハ! あともう一息で完成だ、『満月に響く剛胆たる声色(ハウリング・ムーン)』!」
紅莉栖「また中二病を患っているネーミングですね、分かります」
ダル「牧瀬氏、最近は@ちゃんねらーを隠さなくなってきている件」
紅莉栖「う、うっさいな! たまたまよ、たまたま!」
まゆり「まゆしぃはね~、紅莉栖ちゃんが心を紐解いてきてくれてなんだか嬉しいのです」
紅莉栖「まゆり…サンクス、どこぞのHENTAI共と違って貴方はこのラボの癒しだわ…」
まゆり「えっへへ~。 紅莉栖ちゃんも充分に可愛いのです☆」
ダル「なぁなぁ、オカリン」
岡部「どうしたダルよ?」
ダル「まゆ氏と牧瀬氏の間に凄い百合オーラを感じるお…キ、キ、キマシタワー!」
岡部・紅莉栖「「HENTAI自重しろ」」
紅莉栖「ところで岡部、なにを作っていたの?」
岡部「ん? これか? 聞いて驚け、助手! これはだな…」
~以下、ガジェット説明~
岡部「と、いうワケだ! フゥーハハハハ! 凄かろう!」
紅莉栖「はいはい、凄い凄い」
岡部「む、なんだ助手。 なぜほくそ笑んでる?」
紅莉栖「ほくそ笑んどらんわ! ただ…あんたホント楽しそうに喋るから、つい笑い顔がつられただけよ」
岡部「え、な、な…!」
紅莉栖「おい照れるな岡部! こ、こっちまでなんか恥ずかしくなっちゃうでしょ!」
岡部「お、愚か者! この狂気のマッドサイエンティストがこの程度で恥らう筈無いだろうが!」
まゆり「うわぁ~。オカリン、頬がリンゴみたいだよ~」
ダル「はい、壁殴り代行ですか。いつもすいません、橋田です。ええ、ええ…45分コースで」
クリマユはまだなのか!?
岡部「ま、まぁ助手には色々と世話になっているからな。
特別にこのガジェットの実験第一号の栄誉は貴様に授けようではないか!」
紅莉栖「いらんわ、そんな栄誉!」
ダル「オカリーン。 頼まれていたプログラムだいたい終わったおー」
岡部「流石はスーパーハカー! いい仕事をしてくれる!」
紅莉栖「橋田に何か組ませていたの?」
岡部「先ほど話した通り、ガジェット実験で必要な質問を自動生成してくれる優れものを少々、な…」
紅莉栖「なんで無駄に含みを持たせるのよ」
紅莉栖(質問自動生成プログラム、か…)
オカリンに育ててもらえば問題ない
紅莉栖「岡部、この質問プログラムに出ている事柄は絶対なのよね」
岡部「そうだ。貴様も知っているだろう、@ちゃんねるにおける『安価は絶対』という暗黙の事柄を。
まぁおっぱいうpしても『解散』の二文字でスレの埋まるどこぞのクソコテには分からんだろうがな。 フゥーハハハハ!」
紅莉栖「クソコテなのはお互い様でしょうが!」
岡部「なんだ、論破厨。この鳳凰院凶真とやりあうつもりか!?」
紅莉栖「その論破厨に論破されまくって顔とID真っ赤にしてるのはどこの誰かしら?」
岡部「ぐぬぬ……」
紅莉栖「はぁ…そんな事じゃなくてね。岡部」
岡部「なんだ、セレセブ」
紅莉栖「その実験、良ければ最初にやらせてくれない?」
岡部「む? 別に構わんが?」
紅莉栖「決まりね。 じゃあ明日さっそくやってみましょう」
~~~~
【再び現在】
岡部「そんなことも確かに言っていた…が、それが一体?」
助手「あれから私は深夜ラボでプログラミングを書き換えて、翌日に備えたわ」
岡部「だがお前は今日、他大学の教授から突然の呼び出しで…」
助手「そぅ、実験に参加できなくなった」
岡部「なので俺は適当に集まってくれたメンバーで実験を行い…まぁ、たまに凄い質問を引き当てた」
助手「…ホントはね。 行動安価を全部私に当てる予定だったの」
岡部「何……?」
助手「そ、そうすれば、岡部と……ちょっとくらい、いつもより深く接せるかなって…」
岡部「そう、だったのか……」
デレてまいりました
岡部「と、いう事はだ」
紅莉栖「…うん」
岡部「あの謎の行動安価は全部お前の自演だった、と」
紅莉栖「…うん」
岡部「………クククク」
紅莉栖「!?」
岡部「クックック、フゥーハハハハ! まさか稀代の天才HENTAI少女が自演をするとは…!」
紅莉栖「う、うるさい! 恥ずかしくて死にそうなのに追い討ちかけるな、バカ!」
岡部「今日から@ちゃんに書き込む際は『栗悟飯と☆自演乙☆カメハメ波』のコテハン使用を許可する」
紅莉栖「不名誉すぎて書き込む度にディスプレイ曇りそうになるわ!」
岡部「いやはや、しかし…『ちゅっちゅする』をどんな心境で打ち込んでいたのか気にはなるが」
紅莉栖「……いっそ殺して」
岡部「……なんだか、愛おしくも感じるぞ。クリスティーナ」
オカリンが口説きに入りました
紅莉栖「へっ!?」
岡部「おっと、もうすぐガジェット二十五号の録音時間が止まる頃合だ。
せっかくこうして手伝ってくれているんだから、さっさとやるぞ助手!」
紅莉栖「じょ、助手じゃないと言っとろうが!」
岡部「ふぅん! 言っておくが俺はどんな安価でもこなしてみせる自信があるぞ。
この鳳凰院凶真の真髄を特と思いしれぃ!」
紅莉栖「はいはい、死亡フラグ乙」
岡部「さぁ、どんな内容でも受けてたとう! 来たれ混沌! 轟け轟雷!」
>>772
あなたの大切な人は誰ですか?
> あなたの大切な人は誰ですか?
岡部「………」
紅莉栖「………」
岡部「………」
紅莉栖「………」
<●><●>
岡部「…右手を、出してくれ」
紅莉栖「…こ、こう?」
岡部「………」
紅莉栖(…手、握られちゃった)
岡部「紅莉栖」
紅莉栖「…何?」
岡部「言葉は、野暮か」
紅莉栖「…言ってほしいときだってあるのよ、女の子には」
岡部「………」
紅莉栖「す、少なくとも。 私は岡部が思っているよりは、岡部の事を…」
岡部「なぁ、紅莉栖」
岡部「俺は、お前の事を…………」
【後日談】
in 未来ガジェット研究室
まゆり「とぅっとる~! オハリン!」
岡部「…それはおはようとオカリンを合体させた言葉か?」
まゆり「うん、正解~。さっすがオカリンだねぇ~」
岡部「全く、まゆりは相変わらずだな」
まゆり「えっへへ~」
まゆり「ところでオカリン? なんか新しいガジェット作ったみたいだけれど、実験はどうなったの?」
岡部「ああ、あれか。 …聞きたいか?」
まゆり「うん! すっごく聞きたいよ~!」
岡部「結論から言うと失敗だ。 改良の余地はあるにせよ、今回は無念の結果を残してしまった…」
まゆり「あらら~…残念だったね、オカリン…」
岡部「断片的に聞こえはするものの、マイク感度が良すぎてレコーダーがその機能に耐え切れなかったようだ」
まゆり「ふぇ~、残念なのです。次はまゆしぃも誘ってね、オカリン」
岡部「ああ、次はお前のバイトが無いときあたりを狙ってやってみよう」
まゆり「ありがとう、オカリン☆」
まゆり「ちなみに、そのガジェットは捨てちゃうの?」
岡部「いや、まだ部分部分で聞こえはするから、俺の家に持って帰って改良することにする」
まゆり「あー、じゃあね、じゃあね! ちょこっとだけ聞かせてほしいのです!」
岡部「………えっ!?」
まゆり「えー、オカリンはケチんぼだよぅ」
岡部「あーいや、その、ほら、音割れがひどくて聞かせられなくてな」
まゆり「そっか~…残念……」
岡部「まゆり……」
まゆり「と、見せかけて、と-ぅ!」
ガシャッ
岡部「おわっ! ばっ、落としてしまったではないか!」
まゆり「ご、ゴメンねオカリン…いきなり飛びついちゃって」
岡部「い、いきなりアグレッシブになって驚いたではないかっ! …ん?」
シュルシュルシュル
岡部(…これは、自動再生の音?)
まゆしぃGJ
まゆり「あ、何か聞こえてきたよ~? 何て言ってるんだろう?」
>>439
>岡部「ダル…………」
>ダル「オカリンに……やってほしかった……言わせん……恥ずかし……」
>>461
>ダル「男の……一部分……、見せて……」
>岡部「折角……うして…ラボに……」
>ダル「今まで…会話が……………それでいいじゃん」
>ダル「……1分1秒は惜しむべ……押したから、とっとと始めるお」
まゆり「倫太郎くん、ちょっと話があるんだ~☆」
岡部「なんだその奇跡で成り立ったレコーダーは!?」
……これも、これも運命石の扉(シュタインズ・ゲート)の選択なのかぁーーーー!」
まゆり「あ、こら逃げるなオカリン!」
岡部「エルッ・プサイッ・コングルゥーーーー!」
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………… カチッ
岡部「………zzz」
紅莉栖「可愛いなぁ……ハッ!いやいや、気の迷い乙」
岡部「………zzz」
紅莉栖「うりうり、なかなか起きないなこいつ…」
岡部「………zzz」
紅莉栖「案外、肌綺麗ね…髭を剃って髪セットしたら、格好いいんだろうな」
紅莉栖「ツンツン、ツンツン…って、突いても起きないのか。
おーい、淋しいぞ、岡部ー。構いなさいよー」
岡部「………………」
紅莉栖「おっかべー。やっと論文が一息ついたから会いに来てやったんだぞー」
紅莉栖「寝ているときは歳相応よね…黙ってたら格好いいのに、いや、黙ってても格好いいのかな?」
岡部「……ええい、一体何なのだ、助手!」
紅莉栖「きゃっ! い、いきなり起きてビックリさせるな!」
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………
シュルシュルシュル………… カチッ
助手じゃないと言っとろーガッ!
岡部「……栖」
紅莉栖「…な、に?」
岡部「…とばは、野……暮か」
紅莉栖「…言ってほ………ときだってある……、女の子には」
岡部「………」
紅莉栖「……少なく…も。 わた…は、おか…が思ってい……よ……、岡部の事を…」
岡部「なぁ、紅莉栖」
岡部「俺は、お前の事を…その、大事に思っているぞ」
紅莉栖「……うん」
岡部「俺を絶望から救ってくれたお前と、世界線の彼方で出会えた愛しいお前と、お前が許すかぎり…」
紅莉栖「…うん」
岡部「一緒に、いたいと、この俺、鳳凰院…岡部倫太郎は思っていなくも、ない、気が、する…わけだ」
紅莉栖「…あんたって、ムード知らずのDTね」
岡部「なんだと、このメリケン処女!」
紅莉栖「なっ、こ、このタイミングでそんな事を言うわけ!? さ、最っ低ぃー!」
岡部「五月蝿いぞ、このスイーツ(笑)! スウィィーッツ(笑)!」
紅莉栖「……プッ」
岡部「ク、クク…ハ、ハハハハハハ!」
紅莉栖「ほんと…いつまでも変わらないわね、私たち」
岡部「ああ、全く以って同感だっ!」
岡部「紅莉栖」
紅莉栖「何よ?」
岡部「愛してる」
紅莉栖「…私も」
岡部「俺の命、全部やるよ」
紅莉栖「…それじゃあ不平等ね」
岡部「?」
紅莉栖「私の全部、貴方にあげるわ」
岡部「ふっ……クックック、これはまた素晴らしい矜持だな!
それでこそ我が助手だ!」
紅莉栖「助手じゃないと、言っとろうが…」
岡部「まゆりも、紅莉栖も、生きている。 未来の読めないこの充足した世界線に感謝を!」
岡部「これにて、鳳凰院凶真のオールナイト円卓会議を閉廷する!」
――END――
俺「俺の命、全部やるよ……」
女「いやいらんけどww つーかお前なに? キモいんですけど(笑)」
いいかお前達?これが現実の壁だよ……
>>906乙!オカクリに収束してよかったよ
長らくお付き合い頂いて有難うございました。
このスレは>>1にも書いてあるように、
ROMを含めた観測者の皆様あってのスレッドです。
保守や支援を含めた多くのレスで楽しませて頂きました。重ね重ね感謝。
またどこぞのスレッドで見かけたら宜しく願います。
シュタインズゲートが大好きな皆々様へ
エル・プサイ・コングルゥ!
'´  ̄  ̄ ` ヽ、
、__/ : : : : : )ノ: :ヾ: : : \
. `7: (: : : : : : : : : : : : :} :)ヽ
i::小● ● ノリル: ; j
从l⊃ 、_,、_, ⊂⊃从ッ》 乙
/⌒ヽ、|ヘ ゝ._) j /⌒i
\ 〃::(y;)>,、 __, イァ/、__/
.ルリゞ::::::((:::::::ルリゞ::::/
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません