杏子「お」ほむら「あ」マミ「え?」(615)


大型ショッピングセンター

杏子「こんなところで」

ほむら「会うだなんて」

マミ「奇遇ね」


杏子「油売ってる暇なんてあったら魔女退治すればいいじゃん」

ほむら「ひとのことが言えるのかしら」

マミ「まあまあ2人とも」


マミ「たまには3人で遊ぶのも悪くないじゃない」

ほむら「え?」

杏子「は?」


マミ「だって私たち。女の子らしいことしてないじゃない」

マミ「ボロボロになって、魔女と戦って、QBに騙されて」

ほむら「・・・確かに」

杏子「一理あるな」

マミ「だからたまには女の子らしいことしましょうよ」

杏子「女の子らしいことってなんだよ」

マミ「・・・」

ほむら「(友達がいないからわからないのね」

マミ「そ、そうね。お茶したり」

杏子「ジジババかよ」

マミ「そっちのお茶じゃないわよ!」

マミ「もう!私が先輩としてあなたたちに
女の子らしい遊びを教えてあげるわ!」

ほむら「結構よ」


杏子「にしても、お前ら相当暇なんだな」

杏子「休日の昼間から一人でジャ○コなんて」

マミ「自分のことを棚にあげるとはこのことを言うのでしょうね」

杏子「あたしか?あたしには目的がある」

ほむら「言ってみなさい」


杏子「じゃーん」

杏子「休日のジャ○コは品だし多いから、
段ボールの宝庫なんだぜ」

ほむら「だから段ボールを両脇に抱えてたのね」

マミ「もう漫才はいいからスタバ行くわよ」

杏子「すたば?」

杏子「後ろから刺すことか?」

ほむら「それはバックスタバー」

マミ「女の子と言ったらスタバなの。そんなことも知らなかったのかしら」

マミ「まあ無理もないわね。暁美さんはぼっちだし、佐倉さんにいたっては不登校だし」

杏子「あたしにはさやかがいるぞ」

ほむら「わたしはまどかの親友よ」

マミ「・・・」

ぼっちをこじらすと中二病になるのか
中二病をこじらすとぼっちになるのか

マミ「私だって3話くらいまでは鹿目さんの親友候補だったわよ」

マミ「でも退場しちゃったんだからしょうがないじゃない!」

杏子「わかったわかった」

ほむら「とりあえずどこか行きましょう。人目が痛いわ」

                 ___
             ´            ` ミ
         /                マ
.          /        〃  ∧      ',_
        .′       /i}  /  '_      (())
         |    ⌒ / i /  ´ `、   ((><))
         │   i/   レ′      ヽ!   (())
.         从   v′r!      Y!   !  /¨ゝ、
       ヘ\ ! <●> <●> ム/    〉

     iく.   Xヘゝ  ,,   、_,、_,  ,,  .イ    /,ヘ  と~も~だ~ち~
.       __ ヽ   Yゝ .____ゝ_'   .:< ` 、_(/ ∧
.    ノ \i_y‐ ′   ! ̄ 【】、  ̄) }    `ー〈__`≧x、

    ヾ、   \     /ゝf´!∧_i`フ.∧   ! i         ソ
       \ _ノ   X X´./    X./ } ノ ′     ´
   Y¨≧='゙    `´  〈    `´   入
   乂!          ∧/\  /   \
                  / /   `´\   〆
               ゙ー←┬--┬<´_
                    '; !   `ー‐ ´
                    ';_!

スターバックスコーヒー

マミ「ここが“スタバ”よ」マミッ

杏子「腹減った」

マミ「あなたたちみたいなはぐれモノには一生縁のないところなのだけど、
今日は先輩として連れて来てあげたわ」

ほむら「(先週まどかと来たことは黙っておこう」

杏子「で?何があるんだ?」

マミ「そ、それはもちろんコーヒーよ」

杏子「あたしは甘いのがいーんだー」

マミ「わ、わがまま言わないの!
スタバは大人の社交場なのよ。甘いものなんt」

杏子「お、ケーキあるじゃん」

ほむら「(巴マミ・・・初めてなのね」

先輩面するマミさん可愛い


マミ「まっ、まちなさい!」

マミ「えっとメニュー、メニュー・・・」

店員「何になさいますかー」

マミ「!」

杏子「あたしこのケーキ」

ほむら「私はバニラクリームフラペチーノ」

マミ「わ、わたしは」

マミ「(メニューがわからないわ!」

ほむら「どうしたの?」

杏子「はやくたべたいー」

マミ「!」

マミ「こ、こーひー!」

俺はマミさんのおっぱいみるく

店員「ドリップコーヒーでよろしいですか?」

マミ「そ、そう。それをアイスでひとつ」

ほむら「(うまく乗り切ったわね」

店員「サイズはどうなさいますか?」

マミ「・・・」チラッ

ほむら「(あらかさまに私の後釜を狙っているわ」

ほむら「巴マミ。先に決めていいわよ」

杏子「先輩を立てるわけだな」

マミ「・・・」


マミ「ビッグで」

店員「びっ・・・ぐ?」

緑わかめ「上條くん見てください、あそこに知ったかぶりのスタバ初心者がいますわよ」

上條「ほんとだね、バイオリンを弾けなかったときの僕よりみじめだよあははは」

アーッハッハッハ
クスクス

杏子「なんだなんだ?みんなあたしたちを見てるぞ」

マミ「(しくじった死にたい・・・」



ほむら「2つともトールで」

ほむら「マミさんはピッグよ、間違えないで。」

店員「かっ、かしこまりました」

マミ「あなた・・・」

ほむら「グランジ、って言おうとしたのよね」

マミ「え、あ、そうよ!何よ!バカ!」

杏子「お前ら何時の間にか仲いいな」

店員「お会計はご一緒ですかー?」

ほむら「小銭あったかしら」

マミ「それには及ばないわ」

ほむら「」イラッ

マミ「はい!先輩として私が払うわ」マミッ

杏子「お、悪いなー。えへへ」

マミ「先輩だもの」マミッ

ほむら「(地獄のミサワに出て来そうだわ」

ほむら「先に席をとっておくわ」

杏子「ついでに段ボール置いといてくれ」


店員「お待たせしましたー」

マミ「はーい」

杏子「おー、おいしそう!」

マミ「さて、と」

ほむら「?」

杏子「?」

マミさんは喰い過ぎで腋とか股が臭そう
そこがかわいいんだけどさ


マミ「乾杯しましょう!
私たち3人組の、女子会開催記念!」

ほむら「(よっぽど嬉しいのね・・・」

杏子「なんかいいよな、こういうの!」

マミ「でしょ?あなたはスプーンだけど!」

杏子「うるせー乾杯だ乾杯///」

ほむら「あなたたち案外相性いいのかもしれないわね」

マミ・杏子「?」

ぼっちの先輩とそれにたかる後輩の図


マミ「じゃ、今日ここに女子会を開催できたことを、いや」

マミ「今日ここに!“魔法少女子会を開催できたことを祝して!乾杯!」カチッ

ほむら「うまくないわ・・・」カチッ

杏子「カンパーイ!」カチッ

ほむら「(周りの視線が痛いけど、これはこれでなんだか楽しいのかもしれないわ」


マミ「さてここからはフリートーク!
普段なかなかできない質問を相手にぶつけるチャンスよ」

ほむら「(巴マミ、それは居酒屋のノリだわ」

マミ「(友達を作る50の方法に、盛り上げ役は人気者、と書いてあったわ」

ほむら「・・・」

ほむら「ティロ・フィナーレってなんなの?」

マミ「」

杏子「(それはさすがのあたしも聞かなかったのに」

ほむら「そもそも何語なのかしら」

マミ「イ、イタリア語、よ!」

マミ「(だった、わよね」

ああ中二病を突っ込まれるのは困るな

ほむら「どういう意味なの?」

杏子「(この空気何も言えねえ」ムシャムシャ

マミ「・・・・・・」

マミ「クリームが溶けるわよ、暁美さん」

さやかはあんことくっついたよ


ほむら「いいわ。それよりティロ・フィナーレの意味を教エロ・フィナーレ」

杏子「ぶっwwwww」

マミ「」ピクピク

マミ「(ソウルジェムに穢れが溜まるのを感じるわ」


ほむほむ魔女化させる気か

マミ「(うっわ、こいつティロ・フィナりてえ」

ほむら「ねえ、早く教えなさいよ」

マミ「(でも抑えなきゃ、先輩だもの」

マミ「(暁美さんも何も馬鹿にしてるわけではないのよきっと」

マミ「イタリア語で、最後の射撃って意味よ」

杏子「っ・・・(危ねえ噴くところだった」

あんこちゃんは鼻からコーヒー噴けるいい子

ほむら「なるほど。
3話の魔女に撃ったティロ・フィナーレは文字通り最後の射撃だったのね」

杏子「(首ネタはやめろよwwwww」

マミ「(この黒髪を今すぐフィナりたい」

マミ「え、ええそうね。惜しくも」

マミ「暁美さんは何か必殺技名つけないの?」

変身するときドタバタしてるけどあれも聞いてくれ

あれこの世界って円環の理の中?

ほむら「そうね、必殺技名・・・」

杏子「(ようやく流れが終わった」

ほむら「(正直いらないわ」

マミ「ザ・ワールド!なんてどう?」マミッ

杏子「いやそれは違うだろ」

ほむら「盗作なんて最低ね」

最低ねわらたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ほむら「ちなみに、あなたが変身するときやたら暴れてるけどあれは何なのかしら」

マミ「(質問コーナーのはずが尋問コーナーになってる」ズズズ

マミ「(苦い」

マミ「あれは、そう。足元の妖精を踏まない様に避けているのよ」

杏子「なるほど。マミの魔法少女変身時ってやたらメルヘンだもんな」

ほむら「(あいたたたた」

ほむら「もう出ましょう。お腹いっぱいだわ」

ほむら「(いろんな意味で」

杏子「そうだな。しかしおいしかったよ」

マミ「(なんだか悔しい」

マミ「(でもなんか一人で紅茶を飲むよりもずっと楽しいのよね」

杏子「あ、そーだ。あたし新しいお菓子みたいからそろそろ」

マミ「お菓子売り場は一階よね」

杏子「(あ、ついてくるんだー」

ほむら「(あ、まだ解散しないのね」


一階

杏子「お、これうまそーだな」

マミ「ねるねるねは身体に悪いわよ佐倉さんッ!」

杏子「(お母さんかようぜー」

ほむら「ねえねえ、巴マミ」

マミ「なにかしら」

ほむら「このお菓子は知ってるかしら?」

マミ「あ、それなつかしいわ!
注射器の形してる、水あめが入ってるやつよね」

マミ「昔よくたべ」

ほむら「まさに」

杏子「(まさか」

マミ「?」

ほむら「ティロ・フィナーレ」ピュッ

あんこ良い子すぎだろ
腹筋崩壊しててもおかしくない

マミ「」ピキッ

マミ「(あ、ソウルジェムに亀裂入った」

杏子「はらwwwwいてwwwww」

ほむら「どう?巴マミ。己の必殺技を食らった気分は」

マミ「(年長者、先輩、威厳・・」

マミ「ええ、なかなかおもしろいジョーk

杏子「ティロ・ふぃな

マミ「おい」

杏子「ごめんなさい」

やべぇ怒らせたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


ほむら「あ、そういえば参考書を買うのを忘れていたわ」

マミ「なに、暁美さん勉強苦手なの?」

杏子「ガクガクブルブル」

ほむら「勉強は苦手じゃなくてもするものなのよ」

マミ「なら本屋に

ほむら「いいえ。私一人で行くわ」

ほむら「今日は楽しかったわ、ありが

マミ「だめよ」

ほむら「え」

マミ「今日は私に付き合いなさい。先輩命令よ」

杏子「(いじられてもなんだかんだ楽しいのか」

本屋

ほむら「(まさかここまでついてくるとは」

杏子「《野外キャンプのプロを目指せ》」

杏子「おもしろそうだなこの本」

ほむら「(何時の間に杏子はホームレスキャラになったのかしら」

マミ「暁美さーん!杏子さーん!こっちこっち!」

ほむら「(本くらい静かに選ばせてほしいものだわ」

マミ「この本面白いわよ!」

《幸福論》

マミ「(読んだことないけど、ちょっと小難しい本を読んでると思われるくらいがちょうどいいわ」

杏子「あたしはこういうの無理だなー。
絵か写真がないやつは」

ほむら「(またこの女は・・・」ピクッ

背伸びしてもほむほむに突っ込まれるだけなのに・・・このぼっちは

  |      ,. -―‐―‐- . _      |
  |  _,.-‐^爿 >-―--v__ 〉     |

  |  ア 〈X´           ' ,    ..|
  |  i  ./    /  人    ',     |
  |  {  i   / __{__ ノソ }_}__  ',    .|
  |   从ム .i|ノ斗、     ャ-、Ⅵ }ー、 .|
  |  ァ{ A {!〈 ◯     ◯ 〉} /‐、 } .|
  | { ∧ b辷ゝ ¨´  !  `¨ ム´厄ノ ハ|

  | ∧ `ーァ-ゝ、  冖  _. ィ´‐〈ン ノ }.|

  | {/`¨ー/ {|.  ヾ≧≦ノ  |}  Y´_,イ|
        , . : ´: : : : : : : :` : . 、                 〃: :/ : : : : :ヽ : ヽ: \     、   ___- 、  ___
       ./ : : /: :/-―――-ヽ:\                  〃: :/|:/: i : |: : | : : |: : |: :,   ≫x': : : : \∨≦. ̄`\
       ': : : : ; : f/: ̄ ̄ ̄`ヽ|: :|                 /:|: 〃 |{ : ハ: |: : | : : |: : |: :| /へ   ̄`>x:ー=ミ \
      |: : : :|:| : |: :/ : |: : :| : : : |: :r=xヘ,,-一……ー-fVイ |: |!⌒ V |ハ⌒ト、: :|ニ7 : |/ /  /  ⌒ヽー ハ ヽ: : :\}
      |: : : :|:| : |斗-/|: :/|十ト:|: :|| 》′ /   ヽ ヽ|| |: Vx=ミ    x=ミi| : : |ニ7 : | .'  / ハヽ  :| ∪ |: : : } :\
      |: : r 、| :_|从_ |/ |;从V|:/||/ .:  /  l | :| |ヾィ| : {   '      リ : :/ }: : :リ |-‐|/ |} -┼|、U| |_;/{:__;ノ
     .八: :{い| :下ィリ^   {ィリ^/イ/  | 斗- 八 |‐ト |  ハ: :|\ 「 ̄ ) / : /_ノ: :}/ :!r=ミ、  |从==x| i |/ }   |ト\
       ハ: \| : |""    , ""ハ〃   | ,|x=  ∨ =x ハ :|从|∨}>r--/ィ(ヽ从/ V从_}ハ   "l_}ハ リ l |∨  ||
      |: :_;ハ: :ト . _ー .. イ 八 {  !〃_}ハ    _}ハY| :|ヽ 从/{丁⊂ヽ} | ̄`\∨{ゞソ,   弋りイ/ソ/:|   :||
      |/二丶|二ニTニL,: ヘ/イ }ハ 从Vり  ,  Vり从 |,ノ } f: ̄{:{ ̄:{V「|| / 〉リ\ tー‐v   /イ :|   八
     //⌒¨'《/: : }:/し「|〉ハ,人从人"" ー一 ""ノ ∧从ハ:__;八:__「Lj_ノ7    f_,r‐rミTニニ7{__:| |   、\
    八/   \〈: : : :/:|{_{ノニユ 〉  \{ >r---r<イ/ / / // ̄|:| {   八   :,  r┴‐x――‐《/⌒¨´ }  、 \\
    , :     L: イ: ん、 ニニ.} { _,/⌒}}二ニTニ二{{⌒\{  !」   |」 | ̄ ̄くハ/ } || : : 八: : : : : }    └x \ \≧=---
     \     / |/   VTハ〉「   {く: : : : 八: : : : >   \     ∧   ノ\  ∨ヘ:ノ|ー{\_;ノ }   ノ   丶、\ \
     ッ': :{  !  ん、   }ー〉 ヾ, \V L://_|:\_/  { //     L...x'’   \ ‘, |:|  \\  丁⌒丶、   ヽ \ ` ー
     /: /:} \} /   )_ノ  V^/⌒ {  /: /  |: |    }  ,ハ     ー=ヘ ^' .,_   } ヽ>  丶>八    \/  |、  \ー‐
    /: / : {  /  /  :,   V    /}  V   |_」  _,/  {   〉        :,   }/ ̄「^ー‐        ; }\   |  | \  \
  /: /: : : }    /     :,   }   / |       ー=;  ! {       /^ー‐ヘ、  :,         {、 \ ` ー-|/ :|    \ー‐
 /: /: : : :∧__,/^ ー--   人   /\ |           ハ   :,/    ̄ ̄   /  \|        入\ ヽ   {  |\\   ヽ

ほむら「へえー!巴マミ、こんな小難しそうな本を読むのね」

マミ「え、ええもちろん!もう3年生ですから」

杏子「(そういえばあたし進路どうしよ」

ほむら「さすが受験生は意識が違うのね」

マミ「それほどでもないわよっ」マミッ

マミ「でも魔女退治ばっかりじゃなんていうか知識欲が満たされないのよねー」マミッ

杏子「(あ、こいつ読んだことないな」

ほむら「へえ。この本私も読んでみようと思うのだけれど、どんな話なのか知りたいわ」

マミ「」

マミ「そ、壮大なスケールよ」

ほむら「どう壮大なのかしら」

マミ「それはそれは、壮大よ」

ほむら「ティロ・フィナーレよりも壮大なのかしら」

マミ「え、ええ!一言じゃ語り尽くせないわ!」

ほむら「どんなストーリーなのか気になるわ」

マミ「うっ」

杏子「《幸福論》ってくらいだから幸福をさg

マミ「家なき子は黙ってなさい!」

杏子「」

マミ「そう!幸福を探すお話よ!」

ほむら「なるほど、そうなのね」

マミ「ええ、ラストはすごく感動するわ」

ほむら「あれを見なさい、巴マミ」

マミ「え?」


この本のカテゴリ
《哲学・論文》

マミ「」

あんこも調子のるタイプだろうけどマミさんという反面教師がいてよかったな

ほむら「でも魔女退治ばっかりじゃなんていうか知識欲が満たされないのよねー」

マミ「あ、あの、その」

ほむら「なにかしら」

マミ「違うのよ」

ほむら「何が違うのかしら」

マミ「読んだの、だいぶ、昔だから!」

ほむら「へえ、そう」

ほむら「杏子は、一回読んだ本の内容ってすぐ忘れるタイプかしら」

杏子「いや、覚えてるぜ」

ほむら「ふーん」

マミ「・・・・・・」

杏子「でも魔女退治ばっかりじゃなんていうか知識欲が満たされなくないか?」

ほむら「ッブwwwwwww」



マミ「・・・・・・帰る」

ほむら「え?」

杏子「え?」

マミ「もう知らない!2人とも魔女に食べられて死んじゃえばいいのよ!」

タタタタタタッ

ほむら「行ってしまったわね」

杏子「ああ」

まどさや呼んで慰めてもらえ

杏子「ひとつだけ言っていいか?」

ほむら「ええ。きっと私も同じことを考えてるわ」

杏子「魔女に食べられて死ぬのって・・・」

ほむら「っぶwwwwww」

ほむら「や、やめましょう、不謹慎だわ」

杏子「私、頭かじられたから知識欲が満たされないっていうか」

ほむら「笑い死ぬ!笑い死ぬ!」

ほむら「ワロ・フィナーレね」

杏子「それはイマイチ」

ほむら「あなた何気にギャグセン高いのね」

杏子「お笑いとか好きだぞ」

ほむら「好きな芸人は?」

杏子「インスタントジョンソン」

ほむら「」ガシッ
杏子「」ガシッ

マミ「お疲れちゃーん」


マミ「ひどいわ2人とも!私をバカにして笑ってるに違いないわ」

ドンッ

マミ「いたっ」

マミ「ちょっとあんたどこみて歩いてんのよティロフィナるわよ!」

まどか「ティロフィナる?」

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

マミ「あ、鹿目さん!」

まどか「マミ・・・さん?泣いてるんですか?」

マミ「はっ」ゴシゴシ

マミ「いいえ、心の汗よ」

まどか「(つまり涙なんですね」

マミ「どうしてあなたがここに」

まどか「お母さんにお使いを頼まれたんです、えへへ」

マミ「(やっと普通の人に会えた・・・」

まどか「マミさんはおひとりなんですか?」


       //      `ー| /    .!  /_/  / 二/ー/---/-_/ //      |
     //        //, |.||    |  T´ア /三>=、-|  /  ! /| ヽ     | ,      .!
     --/    /    ''-/ i |,|   //|  と |Vi--,;::リ  |  /  | | |   ヽ   | /|  |    |
     /    /rァ   ,  | i ! |   | | | |  !ー`-<'っ   | ./   .|.! |   、 \ | / | |    |
     /  .///  イ /iヽヽ }、  | | l |          V    ! |  -ゝヽ  X| | /    /
   /  / ´ / // ///ノヽ `ヽ  |{ V       ,'        | l   ,r\ / ヽV|   /    /    <  心の汗よ!!!
   | /    // ,.i/_     ヽ ∧ |         ,'     i     ⊂{/ r//>ヽ、/,.ヘ  ,/    /
   レ'    '´  / `ヽ、ヽ、- '´ | ヾ                     \-=ソァ ヾ<  >i    /
         /    `ヽ\  ヽ        , - 、              ヾ'´_ _∧V./    /
        /        ヽヽ  ヽ ;       v`ヽ ` ヽ            じ/ / /   /   /;;
        \>、 \       \/\      ,_`ヽ 、   \          ' ´ /  /    /ノ
         `ヽ ヽ、\       ヽ  じ\        ヽ、 ヽ,!          /_,,</    / 「´
     ,/ `ヽ、    / ヽ ヽ   ヽ  ヽ ,-, |ヽ、       ヽ ̄         ―'// /  /i__ノ
    /    \  | ゝ' ヽヽ   ヽ  | .Y |_ |  \                  /_/ ,. イ|____
   ノ       ヽヽiヽ__ヽヽ _ | _|ノ/`ヽ`ヽ  ` ―--- __ ___ ,./-r-二-' _二 -------
  /     _    !ヽヘ, -'――'-<;;//,   `i |   , --ニニニ-'--,     , '´, - ' ´
  \\ >'´   ` ー,r'´ ,. - ―===- 、`ヽ、   | | //       /    / /   _      ___
   /      / /―-_、. .\ヽ ヽiヽ ヽ>,|,!//   __ --ァiゝ、_  {  ,-'´, - ―--、 --――--
--、,/       / / 二二_  ヽ_ ヾ  l | ヽ 〈/ `゙ ヽ、, -――'´    / > ' ´       \ ---
_,/       / /,. -'  ̄///////ヾ i |  lヽ ヽ、    \      //            \ ̄

マミ「う、ううん」

まどか「ってことはお友達と?」

マミ「ま、まあ。うん」

まどか「はぐれちゃったんですか?」

まどか「それかケンカとか」

まどか「それとも事件ですか」

マミ「(なにこの鹿目さんなんか変」

マミ「ど、どうしたの鹿目さん怖いわよ」

まどか「いやー、わたし気づいちゃったんです」

マミ「気付いた?何に?」

まどか「みんなが仲良しなら、この世に呪いとか、そういうのも起きないんじゃないかなって」

まどか「だから、もしマミさんがお友達とケンカしちゃったなら
仲直りしたほうがいいですよ」

マミ「な、なによ。私まだケンカしたなんてひとことも

まどか「ふふ、じゃわたしはこれで。
忙しい忙しい」


マミ「あれ。私、今誰と話してたんだろ」

まどか神受肉か

ほむら「さて」

杏子「巴マミでも探しに行くか?」

ほむら「いいえ」

杏子「え、このまま帰るのか?」

杏子「このまま帰るのはなんかさすがにあたしの良心が咎める」

ほむら「いいえ、来てもらいましょう」

杏子「どうやって?」

ほむら「“ティロ・フィナーレ”を使うのよ」


マミ「よくわかんないけど、帰ろう」

マミ「スタバ、おいしかったな」

マミ「え、私なんで泣いてるの」ポロポロ

マミ「やだ、胸が痛い、なんで」

マミ「仲直り、したいよお」

マミ「うぅっ、ぐすっ」

ピンポンパンポーン♪

マミ「?」

《迷子のお知らせです》

マミ「あらかわいそう」

《見滝原から来た、巴マミちゃんが迷子になっております。
黄色いドリルヘアーが特徴です。
見つけた方は3階のサービスカウンターまでお

マミ「誰がドリルヘアーだコラ!!!」

これは酷い


ほむら「遅いわねドリ子」

杏子「あ、」

マミ「・・・・・・」てくてく

杏子「ご、ごめんな」

マミ「・・・・・・」

ほむら「ちょっと、言い過ぎたわ」

杏子「(いじっぱりだなこいつ」

マミ「・・・・・・」

あの呼びだしじゃティロられても仕方ない

マミ「ねえ」

マミ「あなたたちひどいわ」

マミ「私をさんざん馬鹿にして、泣かせて、挙げ句の果てには迷子で呼び出し?」

マミ「ティロられたいわけ?」

杏子「ガクガクブルブル」

ほむら「・・・」

マミ「普通だったら、10回くらいティロ・フィナってソウルジェム粉砕してふところだけど」

杏子「(なぜかトラウマ」

マミ「ひとつだけ許してあげる方法があるわ」

ほむら「何かしら」

杏子「(なんだろう」

マミ「私と」

ほむら「私と?」

杏子「私と?」


マミ「プリクラを、撮りなさい」


おわり

\(^o^)/

ご愛読ありがとうございます。

後日談はスレが残ってたら
夜投下しようと思います。
落ちてたら残念賞!

みんなありがとう、乙

ほむほむほむほむほむぅ!

お待たせしました、保守ありがとうございます
PCからですが後日談投下しようと思います。

保守ほんとにありがとう

後日談

マミ「正確には当日談ね」

杏子「おい、鼻水ふいたほうがいいんじゃないのか」

ほむら「で、ゲームセンターは何階だったかしら」

マミ「3階よ」


マミ「そ、それにしてもあなたたち迷子のアナウンスを使うってなめてるの?」

杏子「(言わんこっちゃない」

ほむら「・・・・・・」

マミ「私の友達とかクラスメイトが来てたらどうするつもりなのよ!」

ほむら「その点について心配はないわ」


ほむら「クラスメイトはともかく、あなたに友達h」ホムッ

杏子「(そこらへんにしとけ!またアナウンスする羽目になるぞ」

マミ「・・・・・・」

マミ「マミッ」


マミ「いいのよ、まあ」

マミ「(お友達とプリクラが撮れる日常」

マミ「(大金持ちよりも、素敵な彼氏よりも」

マミ「(これってとっても大事なものじゃないかしら」


ゲームセンター

杏子「こんなところはじめてきたぜ」

マミ「(こ、これが噂のゲームセンター・・・」

マミ「(女の子の遊びには避けては通れない道」

ほむら「さわがしいわね、ここ」


杏子「で、どこにあるんだよ、そのプリクラとかいうやつはよー」

マミ「え、えっとー」

ほむら「あれじゃないかしら」

マミ「そ、そうあれよ!」

ほむら「それは麻雀格闘倶楽部よ」

マミ「」


杏子「プリクラってあれだろー写真撮るやつだろー」

ほむら「知っているの?」

杏子「(さやかと撮りたくて調べてたとは言えない」

マミ「最近のプリクラはすごいのよ!」


杏子「どんなふうにすごいんだ!」ワクワク

マミ「え、えっとー」

マミ「写真がシールになってるのよ!」

杏子「・・・・・・」

マミ「そのシールを携帯にも貼れたりして!」

マミ「い、いいつでも一緒にいれる、みたいな」


ほむら「ごたごた言ってないで入りましょう」

杏子「お、おう。たくさんあるけどどれにするんだ?」

ほむら「それは巴マミ。あなたが決めればいいわ」

マミ「え、ええ!私が決めていいの?」

ほむら「ええ」


さるさんくらってしまった

マミ「えーと、えーと」

マミ「(いろいろありすぎてわけわかんないわ」

ほむら「どうしたの巴マミ、早く選びなさい」

杏子「(み、みてらんねー」


杏子「これにしようぜ!な!400円の!」

マミ「これにしましょう!今なら100円らしいわよ!」

マミ「ボタンがたくさんあって楽しそうだし」

ほむら「・・・・・・」

ほむら「(巴マミ、それはプリクラではなくポップンだわ」


杏子「ああ!あたし絶対こっちがいーなー!うん!」

ほむら「(佐倉杏子、けなげだわ」

マミ「えー、佐倉さん。ゲーセン処女のあなたに400円はまだ早いわ!」

杏子「(このドリヘ女・・・」

マミ「私が選んだプリクラに間違いはないわ!早く撮りましょう」


杏子「ほ、ほら、でも初めては大事な人にって言うだろ!」

杏子「だから、あたしも初めてはちょっと高級なやつがいいんだ」

ほむら「・・・・・・」

杏子「(おい、なんとか言ってくれよ。また帰られたら面倒なんだよ」

ほむら「(それもそうね」

ほむら「年長者としてここは譲るべきだわ巴マミ」

マミ「年長者!」マミッ


ほむら「(ところでなんであなたゲームセンター初めてなんて言ったの」

杏子「(いや、だって何も知らない後輩のほうがかわいげあるだろ」

ほむら「(接待根性がしみついてるのね・・・」

マミ「しょーがないわね!」

マミ「じゃあ今回は佐倉さんに譲ってあげるわ」

マミ「は、はやく撮りましょう!はやく!」


ほむらの豆知識

ほむら「ドリヘとはドリルヘッド(=巴マミ)のことよ」

杏子「テストに出るからおぼえとけよー」

ほむら「使用例をあげておこうかしら」

使用例

ほむら「あれはドリヘですか?」

杏子「いいえ、あれは下駄箱です」

ほむら「あれはドリヘですか?」

杏子「はい、巴マミです」


ゲーム機「お金を入れてね!」

ほむら「・・・」スッ

マミ「それには及ばないわ」

ほむら「」イラッイラッ

マミ「ここは年長者としてわたs

杏子「ここはあたしがだすぞ」チャリンッ


マミ「あ」

杏子「友達は一人に負担を強いたりしないんだぜ」

ほむら「(くっさ」

マミ「そ、そうね!ありがとう」マミッ

ゲーム機「フレームを選んでね!」

杏子「おい、好きなの選んでいいぞー」

ほむら「巴マミ、あなたが選びなさい」

マミ「(この子たちもしかして分かっててやってるのかしら」


マミ「じゃじゃあピンクと黄色のやつがいいわ!」

ほむら「悪くないセンスね」

マミ「そうかしら?」

杏子「じゃ、早く選んでくれよ」

マミ「(どうやって選ぶのかしら」


マミ「(見たところボタンはないみたいだし・・・」

ほむら「(困ってる困ってる」

マミ「!」

マミ「(今はやりの音声認識ってやつね!」


マミ「ピンクと黄色いのでお願いします!!!!」

杏子「ちょwwwww」

マミ「あれ、聞こえてないのかな」


マミ「ピンクのと黄色いフレームで!!!!!」

ほむら「」プルプル

杏子「どうしたんだよおい」

ほむら「ツボに入ったわ」


マミ「おかしいわねえ」

マミ「ピンクと!黄色の!フレーム!!!!!」

ほむら「ひっ、必殺技風に言わないとだめなのよこれ新しいから」

マミ「あ、やっぱり、そっちのタイプだったのね」

杏子「(どっちのタイプだよ」


マミ「あ、でも」

マミ「暁美さんや佐倉さんの場合はどうやって言うのかしら」

マミ「気になるわ・・・」

ほむら「・・・・・・」

杏子「・・・・・・」


ほむら「そうね」

ほむら「私の必殺技名は、ザ・ワールド時よ止まれ、だから

ほむら「フ・レームよ黄色ピンク!かしら」

マミ「なかなかセンスがあるわね」

杏子「(ねーよ」

ほむら「佐倉杏子、あなただったらどうやって言うつもり?」



杏子「(まさかのカウンター・・・」

杏子「(わかめに寝取られる並みにドンデン返しだぜ」

ほむら「ほら、早く答えなさい」

マミ「気になるわー」

杏子「・・・・・・」


杏子「あたしの必殺技名は・・・」

杏子「燃えよ、あたしのそうるじぇむ」ゴニョゴニョ

ほむら「え?聞こえないわ」

マミ「も、もえ?」

杏子「燃えよ!あたしのソウルジェム!だよ!」


マミ「(あいたたたた」

ほむら「(あいたたたた」

杏子「なんであたしがいじられてんだ」

杏子「・・・・・・」

杏子「(弾けろ!のほうがよかったかもな」


ほむら「さて、巴マミ。コールをはやく」

マミ「ええ、まかせて!」

マミ「佐倉さん!気にすることはないわ、最初はみんな恥ずかしいものよ」

杏子「(フォローうぜえ」

こっちが恥ずかしいです

マミ「じゃいくわよ!」

ほむら「力の限り叫ぶのよ!」

マミ「まかせて!」


マミ「キィロ!フィナーr


ゲーセンのお姉さん「お客様、他のお客様の迷惑になりますので」


マミ「」


マミ「・・・・・・・」

ほむら「・・・・・・」

杏子「(ひでえ・・・」

マミ「・・・だよ」

杏子「え?」

マミ「こんなのってないよ!あんまりだよ!」


ほむら「(誰なのあなた」

杏子「(よく名言覚えてるなこいつ」

マミ「もういいわ、あなたたちまた私を騙したのね!」

プリクラ「撮影をはじめるよ!」



マミほむら杏子「え?」


プリクラ「3」

杏子「さ、さあポーズとろうぜ」

マミ「ポーズってどんなよ!」

プリクラ「2」

ほむら「もうだめだわ!」

杏子「じゃ、じゃあカメラに向かって」

プリクラ「1」

杏子「聖母の祈り」

カシャッ


マミ「な、なかいいポーズね」

杏子「///////////////////」

ほむら「杏子の必殺技というわけね」

マミ「じゃあ次は」

プリクラ「3」

マミ「カメラに向かって」

プリクラ「2」

ほむら「まさか」

プリクラ「1」

マミ「ティロ・フィナーレ!」バーン

カシャッ


マミ「満足・・・」マミッ

杏子「(どこにも貼りたくねえ!」

ほむら「最後の一枚だわ」


プリクラ「僕とタッチして、フレームを選んでよ!」


マミほむら杏子「このプリクラなんかムカつく」


マミ「最後の一枚はどうしましょう」

ほむら「そうね・・・」

ほむら「杏子、フレームは選んだの?」

杏子「きめといたぜ」

ほむら「巴マミ。あなたに流行りのポーズを教えるわ」

マミ「!」マミッ


プリクラ「3」

ほむら「まずは両手をあげます」

マミ「はい」

プリクラ「2」

杏子「(あたしは、もう1回聖母の祈りでいいや」

ほむら「次に左足をあげるの」

マミ「こうかしら」

プリクラ「1」

ほむら「グリコ」

マミ「え?」

カシャッ


ほむら「さて、落書きよ」

杏子「(撮らなきゃよかったよさやか・・・」

マミ「何事もなかったかのようにスルーしないでよ!」

ほむら「え?」

ほむら「知らないの?グリコは人気のポーズなのよ」

マミ「え?」

マミ「知らな、いわけないじゃない!ありがとう!」

ほむら「いいえお気づかいなく」


杏子「さて、なんて書こうかな」

ほむら「1枚目はとりあえず」

マミ「聖母の祈り、ね」

杏子「・・・・・・」

マミ「あ、ペンを忘れたわ佐倉さん持ってるかしら」

ほむら「・・・・・・」

杏子「・・・・・・」


ほむら「(さすがに機械に落書きさせたら警察沙汰ね」

ほむら「それには及ばないわ」

ほむら「落書きはまかせなさい」

杏子「(この1枚目どぶに捨てたい」


ほむら「2枚目はもちろん」

マミ「ティロ・フィナーレ、ね!」マミッ

杏子「これは結構よくとれてるな」

マミ「仲良し3人組って感じね」

杏子「ぼっち3人くm

マミ「おい」

おい


マミ「3枚目は」

ほむら「グリコね!」

マミ「おい貴様」

ほむら「何かしらグリエさん」

マミ「トモエです」

杏子「グリコ・フィナーレはどうだ?」

ほむら「それだ」

なんかグリコが終わったみたいじゃあないか


うぃぃぃーん

マミ「何はともあれ無事にプリクラ撮れたわね」

杏子「だな」

マミ「あ、画像」

ほむら「私が受信しておいたわ」

杏子「送れよー」

ほむら「あなた携帯もってるの」

杏子「iphone」

保護者無し中学生ほーむレスなのによく契約できたな


ほむら「意外だわ」

杏子「お前はどこの携帯なんだ?」

ほむら「柔らかい銀行よ」

杏子「ああ。ならタダ友じゃん!アドレス交換しようぜ」

ほむら「いいわよ」

マミ「」チラッ チラッ


杏子「おーきたきた」

ほむら「プリクラも送っておいたわ」

杏子「サンキュー」

マミ「」チラッ

ほむら「(うわめっちゃ見てる」


杏子「(どうすんだよおい、めっちゃ見てるぞグリエ」

ほむら「(そうねグリエめっちゃ見てるわね」

杏子「(アドレス交換してやれよ」

ほむら「(あなたが交換してあげなさいよ」

杏子「(べつにいいけど、なんかなあ」

マミ「あの、佐倉さんよかったら」


杏子「(来た!!!!!」

杏子「な、なんだよ」

マミ「よかったら、その、私とも、その」

マミ「あどれすを」

マミ「交換してあげてもいいわよ!」

ほむら「(なぜそこで上から目線!!!!」


マミ「さあ早く受信なさい!」

ほむら「あなたはどこの携帯なの?」

杏子「なんかauっぽいな」

マミ「そうね・・・」

マミ「(私もおもしろいこと言いたいわ」

マミ「あっちこっち、どっち、みたいな」

杏子「は?」

ほむら「は?」

は?

駐輪場

ほむら「今日は楽しかったわ」

杏子「お、おう」

マミ「そうね」

マミ「(なんだかソウルジェムが黒く濁った気がするわ」

杏子「おい」

ほむら「なにかしら」

マミさん濁り過ぎじゃないか


マミ「?」

杏子「ま、また3人で遊んでやってもいいぞ」

マミ「・・・・・・」

マミ「そうね!」マミッ


ほむら「じゃ、私はこっちだから」

杏子「あたしはあっちだ」

マミ「またね。楽しかったわ。2人とも気をつけて帰るのよ」


ほむら「またね、グリエ」

杏子「また遊ぼうな、グリエ」

マミ「あの2人ったら」


マミ「また3人で遊ぼう、か」

おわり


番外編 閲覧注意

杏子「あーつかれたぜ」

ほむら「ほんとね」

まどか「空気読んでほしいよねー」

さやか「あははしょーがないよ」

ほむら「せっかく4人で遊んでたのに台無しね」

まどか「ほんとだよね切腹して詫びてほしいよね」

さやか「グリエ」

杏子「ぐwwりwwえwww」

  ,'.:       〃 ,:1  ,  __/  // /         } ,     ',
__彡ァ       乂_ノ :!  ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ     ,'∧      '
.. /            /i::, {  彳ア:::抃<     ( (、__,/'  i     }
 ,'/リ.,   ,イ  ./`¨´i.|:∧. 、 .c弋匕Z_         >、_`ヽ、」     ,'
_彡'厶イ./iヽ,′   |:::∧ {Ⅵ//             ア:::抃、 |    /
       / i|:::{:     `(( .Ⅵ .))       ‘     弋匕Zっ    /
     /  ∨:、     }}_口_{{     ,_-‐- 、      / //
.    i.|   ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、    .辷´五ニ=一、
.    ヾ、   \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ.     `~    /          \
-‐…‐-'_ヾ   / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉

  /¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y   /        `ヾ´/////

. /  {    /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/               ∨―‐- 、
. !   ',     /  !:::::::::`¨ニ¨´::::::|// `ヽ/                 ∨   .〉
. | >'´`ヽ:. /.i⌒i:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) (  , -―-         j   ./

\! .Уヽ   (./ ./:::::::::::::◯:::::::::::::!  / ∧/ , -‐-、. \        〈‐‐-、 j
. /   ヾ .〈  ヾ::::::::::::::::::::::::::::::! 入 _〈_/    \ \       ∨_)'


ほむら「ほんとあの人の空気の読めなさは異常だわ」

杏子「お前らが隠れたせいであたしたち大変だったんだぞ」

まどか「咄嗟の判断は成功だったね」

さやか「あたしたちGJ」

ほむら「見て、ほらこのソウルジェム」

まどか「うっわ真っ黒ー」

杏子「あたしのもだぞー」

さやか「ひどいね。今にも割れそうじゃん」


ほむら「正直、あの存在は魔女より達が悪いわ」

まどか「それは言いすぎだよほむらちゃんwwww」

さやか「案外言いすぎでもないぞ!あはははは」

杏子「ティロ・フィナられるぞおいwwwww」

ほむら「フィナられるwwww」

                       _  __         _,-/¨>、
                  ,-、_/7// /;/〉/7-/.7、_ム/ /:.  /ミ-、
             ノ ̄/ '´  // /:////:::/ /:/ / /`7ァェ_/ ,/ 7
            ./⌒,,.-==-ヽV /:////::./ /:/ / /`/ /、/ / 〉/-,
           ヽ//      ヽ匸`゙'‐'- '、〈./_/_/`/ /、/ /、// /〉/ヽ__
             }'´       ヽ)::::::::::::::::::::::::::::`゙-/__/_/`// /// /::/〉__
             ヽ l        l ノ_/ニ/_/ニ/_>‐;;:::::::::::ヽ//_/// /::// / 〉-、
            ヽl        ヽヽ::::::::::::::::::`'-/、/〉::::::::::::::`ヽ/::// / / //ァ、
               l        ',:ノ:::::::::::::::::::::__::::::::゙〈/〉、::::::::::>、../ / /// /〉
             l/ミ 、      l }::::::::::::::/ /:::::::::::::::゙ 〈/〉;-‐/⌒v⌒>-/     
               l  `゙'、`、     .l.`}:::::::./ /:::::::::::::::::::,-、ノ_=‐'´ ̄ヾヽ __)
              l    ヽヘ   l:二∨ /-、::::::::::_ナ彡'´       .} {´ 」-、
                ',     ヽヘ  l_ソ⌒`ヽ-、,`=//           l l _ノ
     ,-=‐- 、        ' ,       ヽ丶 lヽ⌒ヽミヽフ'´.            ,.┴'‐-'
     ノ  \ ヽ       ヽ.     Vヘl三ヽ,ィ<≡=-‐''" ̄ ゙̄'''7' ´
    く     ヽ l         \:....   l ll{/'´             /
     \  \ l_ヘ         へ ::::mnv'、          ,.イ
      ` -( `ヾ ∧            〉}メ{{:::::::........ _ . -=''"´
         ̄、  \       /,}刈l´  ̄ ̄ ´       _
          `丶、 丶_    _ム}},'}{ l            /´   ̄ヽ
              `ー- ニ二{゙==={―――-----‐=--―    }
                   __〕 ,-‐'==‐- ....,,__〃 ̄ヾ}ー--=/

                     / -=、ヽ           `  ̄´ヘニ _ノ´  
               _.。ャぁリゝ、__...イ
             O ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧ 
                        ヽ∧
                          `O


まどか「あの必殺技ってぶっちゃけ痛いよね」

さやか「痛いどころの話じゃないだろ」

ほむら「ティロ・フィナーレ(笑)」

杏子「この「・」がポイントだよな」

さやか「何かとつけて先輩面してくるのもうざいよねwww」

まどか「ケーキを食べましょうwwwwww」

杏子「誰がケーキと引き換えに魂差し出すんだよwwww」

ほむら「頭沸いてるとしか思えないわ」


がちゃんっ


ほむら「え?」

まどか「え?」

さやか「え?」

杏子「え?」

マミ「」


さやか「杏子、あんたひどいわ」

杏子「まどか、だっけ?あんたちょっと言い過ぎじゃない?」

まどか「ほむらちゃん、ひどすぎるよ!あんまりだよ!」

ほむら「なんてこと」


マミ「私に友達なんていなかったのね」

マミ「今日はすごく素敵な一日だと思ってしまったわ」

マミ「ぐす・・・」

マミ「プリクラまで携帯に貼って、ほんとに」

マミ「私って、ほんとバカ」

パリパリパリッ

さやか「え?」

まどか「嘘、だよね」

杏子「落ち着け!」

マミ「みんな、ごめんね私迷惑だったよね」

まどか「そ、そんなことないよ!私マミさんのこと尊敬してます」

マミ「え?」

まどか「私たちの面倒も見てくれて、優しくて、強くてかっこよくて」

まどか「そんなマミさんをすごく尊敬してます」

さやか「マミさんを見て魔法少女になろうと思いました」

杏子「確かに強いのは認めてやるよ」

マミ「みん・・な」


ほむら「そうよグリエ!あなたはすばらs」

マミ「」

パリンッ


マミ「また、3人で遊びたかったな」

おわり

昨日から長々とありがとうございました。
おわりです。
またどこかで。

  |      ,. -―‐―‐- . _      |
  |  _,.-‐^爿 >-―--v__ 〉     |

  |  ア 〈X´           ' ,    ..|
  |  i  ./    /  人    ',     |
  |  {  i   / __{__ ノソ }_}__  ',    .|
  |   从ム .i|ノ斗、     ャ-、Ⅵ }ー、 .|
  |  ァ{ A {!〈 ◯     ◯ 〉} /‐、 } .|
  | { ∧ b辷ゝ ¨´  !  `¨ ム´厄ノ ハ|

  | ∧ `ーァ-ゝ、  冖  _. ィ´‐〈ン ノ }.|

  | {/`¨ー/ {|.  ヾ≧≦ノ  |}  Y´_,イ|
        , . : ´: : : : : : : :` : . 、                 〃: :/ : : : : :ヽ : ヽ: \     、   ___- 、  ___
       ./ : : /: :/-―――-ヽ:\                  〃: :/|:/: i : |: : | : : |: : |: :,   ≫x': : : : \∨≦. ̄`\
       ': : : : ; : f/: ̄ ̄ ̄`ヽ|: :|                 /:|: 〃 |{ : ハ: |: : | : : |: : |: :| /へ   ̄`>x:ー=ミ \
      |: : : :|:| : |: :/ : |: : :| : : : |: :r=xヘ,,-一……ー-fVイ |: |!⌒ V |ハ⌒ト、: :|ニ7 : |/ /  /  ⌒ヽー ハ ヽ: : :\}
      |: : : :|:| : |斗-/|: :/|十ト:|: :|| 》′ /   ヽ ヽ|| |: Vx=ミ    x=ミi| : : |ニ7 : | .'  / ハヽ  :| ∪ |: : : } :\
      |: : r 、| :_|从_ |/ |;从V|:/||/ .:  /  l | :| |ヾィ| : {   '      リ : :/ }: : :リ |-‐|/ |} -┼|、U| |_;/{:__;ノ
     .八: :{い| :下ィリ^   {ィリ^/イ/  | 斗- 八 |‐ト |  ハ: :|\ 「 ̄ ) / : /_ノ: :}/ :!r=ミ、  |从==x| i |/ }   |ト\
       ハ: \| : |""    , ""ハ〃   | ,|x=  ∨ =x ハ :|从|∨}>r--/ィ(ヽ从/ V从_}ハ   "l_}ハ リ l |∨  ||
      |: :_;ハ: :ト . _ー .. イ 八 {  !〃_}ハ    _}ハY| :|ヽ 从/{丁⊂ヽ} | ̄`\∨{ゞソ,   弋りイ/ソ/:|   :||
      |/二丶|二ニTニL,: ヘ/イ }ハ 从Vり  ,  Vり从 |,ノ } f: ̄{:{ ̄:{V「|| / 〉リ\ tー‐v   /イ :|   八
     //⌒¨'《/: : }:/し「|〉ハ,人从人"" ー一 ""ノ ∧从ハ:__;八:__「Lj_ノ7    f_,r‐rミTニニ7{__:| |   、\
    八/   \〈: : : :/:|{_{ノニユ 〉  \{ >r---r<イ/ / / // ̄|:| {   八   :,  r┴‐x――‐《/⌒¨´ }  、 \\
    , :     L: イ: ん、 ニニ.} { _,/⌒}}二ニTニ二{{⌒\{  !」   |」 | ̄ ̄くハ/ } || : : 八: : : : : }    └x \ \≧=---
     \     / |/   VTハ〉「   {く: : : : 八: : : : >   \     ∧   ノ\  ∨ヘ:ノ|ー{\_;ノ }   ノ   丶、\ \
     ッ': :{  !  ん、   }ー〉 ヾ, \V L://_|:\_/  { //     L...x'’   \ ‘, |:|  \\  丁⌒丶、   ヽ \ ` ー
     /: /:} \} /   )_ノ  V^/⌒ {  /: /  |: |    }  ,ハ     ー=ヘ ^' .,_   } ヽ>  丶>八    \/  |、  \ー‐
    /: / : {  /  /  :,   V    /}  V   |_」  _,/  {   〉        :,   }/ ̄「^ー‐        ; }\   |  | \  \
  /: /: : : }    /     :,   }   / |       ー=;  ! {       /^ー‐ヘ、  :,         {、 \ ` ー-|/ :|    \ー‐
 /: /: : : :∧__,/^ ー--   人   /\ |           ハ   :,/    ̄ ̄   /  \|        入\ ヽ   {  |\\   ヽ

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