七咲「橘先輩、無視しないでください……」(419)

昇降口

七咲「あ、先輩。おはようございます」

橘「……」

七咲「くすっ。今日も眠そうな顔してますね。みっともないですよ」

橘「……」

七咲「あの、先輩?」

橘「……」
スタスタスタ

七咲「……せ、先輩」

七咲「ま、待ってください、先輩!」

橘「……」

七咲「せっかく人が挨拶しているのに、黙っていってしまうなんて失礼じゃないですか」

橘「……」

七咲「あ、あの……先輩」

橘「……」

七咲「もしかして、何か私のことで怒ってますか……?」

全力で支援だっ!

七咲「さっき、先輩のことみっともないって言ってしまったから、でしょうか……」

橘「……」

七咲「もしそうなら、このとおり謝ります。ですから、こんな意地悪すぐにやめてください……」

橘「……」

七咲「……そ、その」

美也「お兄ちゃん、あいちゃん。おっはよー」

橘「美也か。ひどいじゃないか、今朝は俺を起こす前に行っちゃうなんて」

美也「にししー、たまにはね!」

七咲(先輩……)

つづけろください

おい、どうなってんだ?続きが表示されねーぞ

ちょっとまってろ

七咲分はやるが残りは他の奴が書けよ

→今朝に戻る

下駄箱

七咲「おはようございます、橘先輩」

橘「…」

七咲「あ、ほら先輩、寝癖がついてますよ、ふふっ」

パシッ

七咲「痛っ!?」

橘「…」
スタスタ…

七咲「せ、先輩!」

橘「…」

七咲「人がせっかく親切にしてるのに、今のは無いんじゃないですか?」
   「どうせまたくだらない悪戯でも考えてるんでしょうけど、ちょっと冗談が過ぎますよ」

梅原「よう、大将!」
   「なんか今日はいつにも増して眠そうだな」

橘「あぁ、昨日はお宝本の整理で夜更かししちゃってさ」

七咲「先輩…」

1年教室

美也「え、お兄ちゃんに変わったところ?」

七咲「うん…、何か今朝から様子がおかしかったとか、なかった?」

美也「う~ん…特にそんな様子もなかったかなぁ、逢ちゃんどうかしたの?」
   「もしかしてお兄ちゃんに変なことでもされた!?」

七咲「う、ううん、別にそんなことないよ」
   「ごめんね、変なこと聞いて…」

美也「あ、逢ちゃん…」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

キーンコーンカーンコーン

梅原「おーい、橘」

橘「ん、なんだい?」

梅原「後輩ちゃんが橘のこと呼んでるぞ、いってやんな」

橘(誰だろう)チラッ

七咲「あ…」ビクッ

橘「…悪い、寝不足でそれどころじゃないって伝えてくれないか」

梅原「お、おいおいちょっと可哀想なんじゃないか?」

橘「いいからいいから、頼むよ」

梅原「…何かあったのか?」

橘「別にそんなんじゃないから、頼むよ、な?」

梅原「仕方ねぇなぁ、…っておいおいちょ…」

七咲「橘先輩!」ズカズカ

橘「…ちっ」

七咲「あの…、私先輩に何か怒らせるようなことしましたでしょうか…」

橘「…」

梅原「あ!今呼ばれたような気が…」タタタ…

七咲「無視しないでください!」
   「言ってくれれば謝ります」

絢辻「あの、お取り込み中申し訳ないんだけど」

橘「どうしたの、絢辻さん」

七咲「!?」

絢辻「うん、次の英語の授業なんだけど、提出のプリントが梅原君と橘君だけ出てないのよ」
   「持ってきてるなら私が預かるから提出してくれるかしら?」

橘「あ…、あはは…」

絢辻「どうしたの?忘れちゃったの?」

橘「面目ない…」
  「よかったら教えてくれないかな?」

絢辻「え、別にいいけど…」

七咲「…っ」タッタッタ…

屋上

橘「今日もいい天気だなぁ」
  「ちょっと寒いけど、眠気覚ましに丁度いいか」

七咲「あ…」

橘「…」

七咲「先輩…、あの」

橘「あ、後者裏に梨穂子がいるぞ、行ってみようかな」

七咲「待ってください!!!」

橘「…」

七咲「お願いですから…、話をしてください橘先輩…」
   「今まで憎まれ口とかたくさん言ってましたけど…」 
   「先輩その事を怒ってるんですよね?」

橘「…」

七咲「そういうことも全部謝りますから…、何でもしますから…」
   「私とお話…、してください…ぐすっ」

橘「はぁ…」

七咲「せ、先輩…ぐすっ…ひぐっ…」

橘「おおおおおおい!!!」
  「梨 穂 子おおおお!!!」

桜井「あ、純一ー!」

橘「いまからそっちいくからちょっと待っててくれー!!」

七咲「橘先輩!!!!」
   「…、ううっ…せ、先輩…うぅぅ…」

昼休み

テラス

美也「逢ちゃん…、一体どうしちゃったの?」
   「今朝からずっと様子が変だよ…」

中多「私達でよければ、何でも話てね?」

七咲「うん、ありがとう…、でも大丈夫だから」

中多「そ、そう…」


梅原「お、橘あそこ空いてるぞ」

橘「うん、じゃぁ席取っておくからラーメンを頼むよ」

梅原「あいよー」

七咲「あ…」

七咲「…」スタスタ…

美也「あ、ちょっと逢ちゃんどこいくの?」

橘「…」

七咲「先輩…」
   「橘先輩、無視しないでください……」

橘「…」

七咲「橘先輩とこんなだと、私授業も集中できなくて…」
   「先輩がいないと…、何もできなくて…ぐすっ」
   「おねがいですから…、構ってくださいよ…」

橘「…」

美也「ちょっとお兄ちゃん!?」

橘「あ、美也どうしたんだ?」

美也「どうしたんだじゃないよ!」
   「逢ちゃん泣いてるじゃん!!」
   「何があったから知らないけど、そんな子供っぽいことしてないで許してあげなよ」

橘「美也…」
  「一体何を言ってるんだ?」

美也「え…?」

橘「逢ちゃんって誰だい?」
  「そんな知り合いはいた覚えがないんだけど」

七咲「そんな…、先輩!橘先輩…っ」

七咲「許して…、お願い…」
   「橘先輩がいないと…私」

中多「あ、逢ちゃん…」

橘「あ、そういえば薫にパン買ってくるように頼まれてたんだ」
  「じゃあ僕行くから、じゃあな美也、中多さんも」タッタッタ…

美也「ち、ちょっとにぃに!」

放課後

校門

梅原「B定食とラーメンはちと重かったぞ、あの後授業にも出てないし、なんで急に居なくなっちまったんだ?」

橘「あ、いや、なんというか、急にお腹が痛くなっちゃってさ」
  「保健室で休んでたんだよね」

梅原「ふ~ん…、あ」
   「悪ぃ、そ、そういや急用ができちまったのを思い出した!」

橘「え、急に何意味のわからないことを言ってるんだ?」

梅原「ま、まぁそういうことだから、じゃあなっ!」

橘「あ、おい!」

七咲「…」

橘「ぁ…」

七咲「…」スタスタ…

橘「…」スタスタ…

七咲「…、先輩とこうして帰るのも久しぶりですね…」

橘「…」

七咲「…」
   「あの…、もうお話してくれなくてもいいです…」

橘「…」

七咲「…、ただこうして側にいさせてくれるだけでいいので…」

橘「………っ!」タッタッタッタ…

七咲「ぁ…」
   「競争ですか?」タッタッタ
   「一応これでも水泳部なんですから、負けませんよ?」

橘「くっ…!」タッタッタ…

七咲可哀想(;ω;)












でもいじめるのも楽しい(;ω;)

七咲「あ、でもこれだと…」
   「早くお家に着いちゃってあまり先輩といられませんね…」タッタッタ

橘「ハァ…ハァ…ゼェ…」タッタッタ

七咲「あれ?先輩そっちは方向が違いますよ?」

橘「…」スタスタ

七咲「あ、公園へ行くんですね」
   「私が、先輩と初めて会った場所…ふふっ」

橘「…」

七咲「橘先輩!覚えてますよね?」
   「私がこうしてこのブランコで靴飛ばしをしてて…」
   「あはは、あの時の先輩達の顔、忘れられません」
   「少し怪しい人達だって思いましたけど」
   「あ、でも今は違いますよ!?」
   「先輩が見たいなら、その…」
   「先輩?」
   
   シーン…

七咲「うぅっ…」

七咲大好きなのに・・・大好きなのに見てしまうもっと見たくなってしまう
俺はどうすればいいんだ

橘 こうして僕と七咲は会話しなくなった

   あの後もたまに七咲の視線を感じることもあったが、最近では全くなくなった
   僕は年上が好きなんだ、あんな子供の相手なんか願い下げだよ

                                        七咲無視END

>>78
空白だぞ

プロローグ

梨穂子「で、でねっ、茶道部の山口先輩っていうOGの方がいるんだけど…」

橘「へ~、今度僕も誘ってよ」

梨穂子「う、うん…、あの…純一?」

橘「なんだい?」

梨穂子「あのね、あそこ…」

橘「何?何かあるのか?」

梨穂子「え、見えるでしょ?」

七咲「…」コソコソ…

橘「ん~?何もないけど…」

梨穂子「えぇ!?」
     「居るよぉ、確かにそこに見えてるもん」

橘「変なこと言ってないで、ほらもうそろそろ次の授業始まるぞ」

七咲「ふふっ…」
   「橘先輩…ぐすっ…」

おしまい


美也編は>>95とか辺りが書いてくれるよ!

>>95
期待待機

>>100

七咲「先輩、これからよろしくです」

上崎「あ、うんよろしく・・・」

俺は読み専なんだ勘弁してくれさい

>>72から続きかいていい?

>>108
期待

wktk

七咲「せん、っぱい…ぐすっ、返事してくださいっ…変態なんてもう言いませんから…」

橘「…」

七咲「わたし、先輩から無視されるだけでこんなに辛くなるなんて思ってなかったです…」

七咲「先輩がいないと、ダメなんです」

七咲「もう泳げなくたっていい、先輩だけいてくれたらイイです!だからお願いです!わたしをみてください!」

橘「…」

無言で走り去る橘
もう追う気力は七咲には無かった

七咲「先輩…うっ…うっ…うぇえええん…」

ただただひたすら泣き続ける七咲
暗くなり、不審に思った近所の人が呼んだ警官がくるまでひたすら泣き続けた…

家に帰っても部屋に閉じこもる
布団をかぶりただただ泣く
何が悪かったのか?
何かしてしまったのか?
自問自答を繰り返すが答えは出ない
自分の中でこんなにも先輩の存在が大きくなってたなんて思わなかった
もっとあの時間を大事にすればよかった
もっと優しい言葉をかけてあげればよかった
からかったりなんかしなければよかった
もっと可愛く見せればよかった
一晩中泣き続け、後悔し続ける七咲
そこにはかつてのクールな振る舞いを垣間見ることはできなかった…

切ねえ・・・切ねえよぉ・・・

次の日学校を休んだ
ずる休みなんてはじめてだ
一晩中泣いたせいで顔がひどいことになってたのもそうだけど、
何よりまた先輩に無視される事に耐えられなかった

七咲「先輩…」


ー学校にて

美也「逢ちゃんどうしたのかな…」

中多「うん…」

美也「ぜえっつたいにぃにぃのせいだ!逢ちゃんずっと無視して!もう許さない!」

中多「あっ、ちょっと美也ちゃん!」

梅原「おう、美也じゃねーか。どうした?」

美也「梅ちゃん!にぃにぃはどこ?!」

梅原「大将ならなんか朝から様子がおかしくてな…どこかにいっちまったよ」

美也「梅ちゃんは何か聞いてないの?にぃにぃはほんとどうしようもない変態さんだけど、今回はちょっとおかしすぎるよ!」

梅原「あー‥まぁ俺も気になってはいるんだが‥すまん!全く心当たりがない!」

美也「もう!梅ちゃんの役立たず!」

梅原「や、役立たずって…orz」

梅原「おう、美也じゃねーか。どうした?」
っておかしくないか?

構内を走り回り必死に兄を探す美也
すると水泳部の部室前で話し声がするのに気づく

塚原「橘くんって本当にバカよね…」

橘「すいません…」

美也(にぃにぃと塚原先輩?何話してるんだろ?)

塚原「不器用とかそれ以前の問題よ、最低ね。もっと他にやり方なんていくらでもあったでしょうに」

橘「…」

塚原「はぁ…まぁでも責任の一端はわたしにもある…か。なるべくフォローはしてあげる。でも、ちゃんと謝りなさい?それでも許してもらえるか分からないけどね」

橘「わかってます…とにかく明日、やってみます」

塚原「そう、じゃあもう行きなさい。授業はじまるわよ?」

橘「はい…あの塚原先輩。すいませんでした」

塚原「わたしに謝るくらいならあの子にちゃんと謝りなさい」

橘「はい…」

美也(にぃにぃたちなんの話してるんだろ…?ってやばっ!もう予令なってる)

>>125
ゴメン、梅原と美也の絡みがわかんなかった

梅は女子相手だと優しい口調になるチェリーだ

七咲「ん…もう夕方か…」

七咲「何時の間にか寝ちゃってたんだ…」

七咲「あ…携帯…美也ちゃん達から…」

七咲「心配させちゃった…」

七咲「先輩…」

ピンポーン

七咲「誰?」

家には誰もいないようだ

塚原『七咲?いる?』

七咲「塚原先輩?」

どうなってんだはやくしろ

塚原「悪いわね、急に押しかけちゃって」

七咲「いえ…」

塚原「橘くんの事?」

七咲「っ!」

塚原「言わなくてもわかるわよ。でね、わたし、その事であなたに謝らないといけない」

七咲「塚原先輩が…?」

塚原「ゴメンなさい。橘くん、わたしが言った事ちょっと変な風に受け止めちゃったみたいでね。結果的に七咲を傷つけることになってしまったわ、本当にゴメンなさい」

七咲「いえ!先輩!そんな風に謝らないでください!きっとわたしが悪いんです!」

塚原「いいえ、今回は全部わたしと橘くんのせい。あなたは何にも悪くないの。」

七咲「でも…だって先輩は…」

塚原「一つだけ弁解させて?彼は本当はあなたを傷つかせたくてこんなことしたわけじゃないのよ?」

七咲「…」

あー!!七咲携帯持ってなかったorz
スルーして
後ゴメン、上司から電話きてた


塚原「彼はひどいことしたわ。でもね、お願い。明日まで待ってみて?そしたら全部わかるから。その後で彼を殴るなり蹴るなり埋めるなりしてあげて?」

七咲「先輩?それってどういう…」

塚原「ゴメンなさい、わたしが言えるのはここまで。それじゃあね」

七咲「あ、ちょっと!塚原先輩!」

いうだけ言うと塚原先輩はそそくさと帰ってしまった

七咲「塚原先輩…どういうことなんだろ?」

七咲「明日まで…」

七咲「先輩…」

>>140
えっそうなん

>>144
いやいや、あるけど90年代後半って設定らしく、中高生では持ってる人は少ないってだけだったかな


んではやく書けこら

~橘家~

橘「はぁ、はぁ、七咲っ!七咲っ!」

ドピュッ!!

橘「ふぅ・・・」




美也「にぃに・・・」

橘「み、美也っ!」

七咲「朝…」

七咲「塚原先輩は今日何かあるって言ってたけど…」

七咲「学校…行ってみよ」

ー学校

美也「逢ちゃんおはよ!ほんとゴメンね!うちの馬鹿なお兄ちゃんが」

七咲「大丈夫。わたしのほうこそ心配かけてゴメン」

七咲「それより今日…先輩は?」

美也「え"、あぁうんきてるよ、でも、ぷ、ぷふふふ」

七咲「?どうしたの?」

美也「ぷふふふ、いやなんでもないなんでもない!ちゃんとお兄ちゃんには謝るように言ってあるから、早くいってみてぷぷぷぷ」

七咲「?」

七咲「先輩いるかな…?」

薫「あ、あなた」

七咲「?」

薫「七咲…逢ちゃんよね?純一が屋上にきて欲しいって」

七咲「先輩が!」

薫「うん、ぷぷっ。は、早くいってあげて」

七咲「はい!…なんで笑ってるんですか?」

薫「行けばわかるわよ、ぷふふふ」


七咲「?」

美也の笑いかたは
にしししだろうが氏ね

じゃあアマガミの登場人物は今30歳近いのか

>>153
死にたくなった

元々30代前半向けに作られたところもあるらしいしな

ー屋上

七咲「先輩…何処だろ」

七咲「あっ、あそこにいるのは、せ、せんぱい…?」

橘「七咲!いままで本当にゴメンっ!!」

七咲の眼前には確かに先輩がいた
でも、何もかもがおかしかった

なぜこの人は頭を丸めてるんだろう
なぜこの人は冬の屋上で海パン一丁なのだろう

七咲「あの…橘くん先輩…ですよね?」

橘「こんなことで許されるとは思わない!僕は今回七咲にひどいことをたくさんしてしまった!でも、僕じゃこれくらいしか思いつかなかったんだ!」

七咲「ぷっ、ぷぷっ、ふふふふ…」

良かった…
本当に良かった…
ようやく何時もの先輩に会えた気がした
いつだってこの人は馬鹿で
いつだってこの人は変態で
そんな先輩は何処かにいってしまったのかと思った
でもようやく会えた

七咲「ふふふふ、えっぐ、ふふ‥えっぐ‥」

可笑しくて、自然と涙が出てきた

橘「な、七咲?!ヤバイ、僕またなんかしちゃったのか?!」

七咲「違いますよ、先輩。ただおかしかっただけです」

ほんとはそれだけじゃなかった
本当に何時もの先輩に会えたことが嬉しかった
また七咲って名前を呼んでくれることが嬉しかった
こうやってわたしのことをしっかりみようとしてくれてることが嬉しかった

橘「本当にゴメン!言い訳なんてしない!煮るなり焼くなり好きにしてくれ!」

>>161
そんなことするぐらいなら最初からやるなよって思ったり
七咲は100%冷めたろ

>>174
色々言いたいことはあるが一つだけ言わせてもらうとこんなことされても橘さん大好きだから許しちゃうのが七咲クオリティ

七咲「ふふ、そんなことしませんよ」

七咲「ですけど先輩?ちゃんと説明してくださいね?」

七咲「じゃないとここから飛び込みの練習してもらいます、格好もちょうどイイですし」

橘「な、七咲?!それって飛込みじゃなくて世間一般では飛び降りって言うんじゃ…?」

七咲「そうとも言いますね」

橘「うわー!やっぱり滅茶苦茶怒ってるぅうう!!」

七咲「冗談ですよ、でもちゃんと説明はしてください」

橘「あ、ああ…実は…」

それから先輩は順を追って説明してくれた
塚原先輩にわたしのタイムが伸び悩んでると聞いた事
そして原因が先輩にあるんじゃないかと言われた事
考えた結果、やっぱり水泳で頑張って欲しいと思って距離をおこうと決めた事
でも距離の取り方なんて分からなくてわたしと一切かかわらないようにしようとした事
でもそれはとても辛かった事
わたしに泣かれて心が折れて塚原先輩に相談しにいった事
滅茶苦茶怒られて正直に話して謝るように言われた事
美也にも怒られ髪を全部剃られたこと
ついでに友人にも怒られ追い剥ぎにあった事

やっぱり馬鹿だなこの先輩…
でもそれは全部わたしのためにやってくれた事
わたしを思ってやってくれた事
ようやく気づいた

七咲「先輩?そんな事されてわたしが喜ぶと思いました?」

七咲「先輩から無視されてどれだけわたしが傷ついたと思ってるんですか?」

橘「うぅ…悪かったよ、七咲…」

七咲「ほんと馬鹿ですね、タイムが伸び悩んでたのはわたし自身の問題です」

七咲「でも、わたしのこと考えてくれた事には感謝します」

七咲「だから先輩にはわたしのお願いを聞いてもらいます、それで許してあげます」

橘「わ、わかった!なんでも言ってくれ!」

七咲が好きすぎて生きるのが辛い

七咲「ひとつ、いつもわたしのことを見ててください」

七咲「ひとつ、わたしに寂しい思いをさせないでください」

七咲「ひとつ、わたし以外の前で変態行為をしないでください。捕まえられたら困ります」

七咲「最後に、目を瞑ってください」

橘「?こうか?」

純一は言われるままに目を瞑る。

七咲「もう先輩が馬鹿なことして誰かを傷つけないようにずっと調教してあげますね」

橘「ちょ、調教ってななさっ??!!!」

頭を抱えられ唇を塞がれる

橘「っ、ん。な、七咲?」

七咲「ずっとそばにいてくださいね?先輩」

>>184
せやな(;ω;)

終わりです
色々すまんかった
でも、不幸な七咲なんて見てられなかったんだ
七咲かわいいよ七咲

美也「お兄ちゃん!逢ちゃんを無視するのはやめなよ!」

橘「どうしてだ?」

美也「どうしてって…逢ちゃんがかわいそうでしょ!」

橘「そうか…じゃあ美也が替わりになるか?」

美也「…え?」

橘「七咲がかわいそうなんじゃないのか?」

美也「…わかった。そのかわりちゃんと逢ちゃんと喋ってよ!」

橘「…。おーい七咲ー」

七咲「!?」

なんてこった・・・これじゃいつになっても七咲以外のキャラが進まなくなってしまうじゃないか

橘「いままでごめん!僕が悪かった!また七咲と話したいんだ。許してくれるかな…?」

七咲「え、あ…も、もう仕方がないですね先輩は!今回だけですからね!」

美也「よかったね!逢ちゃん」

七咲「あ、もしかして美也ちゃんが?」

美也「…う、うん。まったく、にぃには美也がいないとだめなんだから」

橘「…」

七咲「ふふ、美也ちゃんになんて言われたんですか先輩」

橘「美也って誰だい?」

七咲「えっ」

この後ずっと無視されて七咲の代わりになると言ったことを後悔
七咲が心配して声をかけるも八つ当たりしちゃう美也ちゃん
七咲が橘さんを説得してみるも「じゃあ七咲が代わりになるか」と聞かれ拒否
最後には逢ちゃんを無視してまた自分と話すように頼みこむ
七咲無視へ

こんな感じでお願いします

そういうドロドロ感はちょっと・・・

よし、5分待ってろ

おいおい七咲編は終わったんだ
ここからは俺が個人的に見たかった美也編を俺の提供でお送りするぞこら

チュンチュン…チチチ…

橘「また、あの夢を見てしまった…」
  「はぁ、押入れに入ろう…」ススッ

美也「にぃに~、朝だよー!」
   「あれ、にぃに?」

橘「…」

美也「また押入れに篭ってるの?」
   「にぃに、遅刻しちゃうよ!」ガラッ

橘(どうして毎朝起こしにくるんだよ…)

美也「どうしたの?また何か嫌なことでもあったの?」

橘(もううんざりだ…)

美也「にぃに…」

橘「…」スルスル…

美也「うわわ!」
   「もう!着替えるならそう言ってよ!」
   「…下で待ってるからね?」タタタ

橘「…」

橘「いってきます」

美也「いってきまーす、ってにぃ…じゃなかった、おにいちゃん待ってよ」

橘「…」スタスタ

美也「おにい…ちゃん?」

橘「…」

美也「…ねぇ、ほんとにどうしたの?」

橘「…」

美也「何もできないかもしれないけどさ…その、話くらいだったら私だって聞いてあげられるよ?」

橘「…」スタスタ

美也「…」
   「おにいちゃんってば!!」

橘「…」

梅原「よう大将!」
   「今日も夫婦仲良くご登校たぁ、羨ましいねぇ~、このぅ!」

橘「あぁ、梅原おはよう」

美也「何言ってんの梅ちゃん!」

梅原「冗談だって、あと梅ちゃんはやめてくれ…」

橘「今日は見ての通り朝から一人なんだけど」

梅原「あぁ?何いってんだ?」

美也「え…?」

橘「そんなことよりさ、昨日学校の帰りに本屋へ寄ったら良いお宝本を見つけちゃったんだよ」

梅原「お!ほんとか大将!!」

橘「あぁ、表紙が無地だから中身も全然わからなくてさ、まさかの掘り出しだったよ」
  「後で一緒に鑑賞といこうじゃないか」

梅原「あ、あぁ、それはいいんだけどよ、いいのか?」

橘「何が?」

梅原「いや何がってなぁ、今更だが美也ちゃんの目の前だしさ…」

橘「美也?誰だそれは?」

美也「おにいちゃん!?」

梅原「お、おおい?橘…ギャグだよな?」

橘「ギャグも何も、僕はずっと一人っ子だよ、梅原こそ何いってんだよ」

美也「……」

梅原「…」
   「…事情はよく知らねぇが、喧嘩はよくないぞ」
   「あんなに仲良かったじゃないか」

美也「梅ちゃん…」

梅原「はぁ…、まぁお前がそんなんだったら、今は少し時間を空けた方がいいかもな」
   「と、いうわけだから…美也ちゃん、悪いけど俺達、先行ってるよ」

美也「うん…」

キーンコーンカーンコーン

棚町「純一!」バコッ

橘「いでっ!なんだよいきなり!」

棚町「梅原から聞いたわよ?なんでも兄妹喧嘩してるんですってね?」

橘「薫まで何言い出すんだよまったく、僕は一人っ…

棚町「はーいはい、いつまでも根に持つなんて男らしくないわよ?」
   「早いとこ仲直りしなさいよね」

梅原「そうだぞー、今朝のあれは流石に見てられなかったぜ」
   「美也ちゃん、あんな悲しそうな顔してたらなんかこっちが悪いことしたみたいな気分になってきちまう」
   「お前ら二人の問題なんだろうけどさ、俺もバツが悪いっていうか…

橘「いい加減にしてくれよ!」

棚町「純一…」

橘「二人して一体なんのこと言ってるんだ!」
  「僕はなにもおかしくない!」

梅原「…」

棚町「…」

橘「ごめん…ちょっと熱くなりすぎたよ」
  「次の授業が始まるし、席につこう」

梅原「あ、あぁ…」

棚町「こりゃ相当キてるわね…」

休み2
1年教室

橘「七咲ー!」

七咲「あ、橘先輩」
   「何か用ですか?」

橘「いや、ちょっと七咲と話でもしようかと思って」

七咲「その前に」

橘「?」

七咲「美也ちゃんのことなんですけど」
   「一体どうしたんです?」
   「喧嘩なんてらしくないですよ」

橘「…七咲までそういうことを言うのか」

七咲「までって、先輩は学年も違うし知らないと思いますけど」
   「美也ちゃん、ずっとうな垂れてましたよ」
   「私と中多さんが話かけてもずっとにぃに、にぃに、ってうわごとみたいに言ってて」
   「仕舞には泣き出しちゃうし…」

橘「…」

七咲「事情はわかりませんが、これはやりすぎです」
   「美也ちゃんあそこにいますから、仲直…

橘「…」タッタッタ…

七咲「あ、ちょ、先輩っ!」

キーンコーンカーンコーン

橘「さて、今日は購買でパンでも買って、天気もいいし屋上で食べようかな」

美也「あ…」
   「おにいちゃん…」

橘「…」プイッ

美也「…ぐすっ」

橘「コロッケパンとカツサンドください!」

食おば「あいよー」

橘「さてと」タッタッタ…

美也「あ、に、にぃに!待って!」タタタ

橘「…」ダダダダ…

美也「にぃに~!えぐっ…うぅっ…」タタタ…
   「おいてかないでよ…にぃに…」タ…タ…
   「うえぇぇ…」

放課後

橘「なんだかこのまま帰るのがもったいない気がする…」
  「そうだ、茶道部室でもいってみるか」


梨穂子「あ、純一、どしたの?」

橘「おう、なんか暇でさ」
  「梨穂子の顔が見たくなって」

梨穂子「もう…、そんなこと言って」
     「っていうか暇で私の顔見たくなるって、あんまり嬉しくないんですけど!」

橘「あはは」




ぜったいハッピーエンドにしろよ!
絶対だかんな!!

橘「さて、じゃあそろそろ帰るよ」

梨穂子「あれ、一緒に帰らないの?」

橘「え、なんで?」

梨穂子「え…、ん、ん~と…、あはは、なんでもない、なんでも…」

橘「変なやつだなぁ、じゃあな」

梨穂子「う、うん、またね」

橘「…」スタスタ…

美也「あ…」

橘「…!」

美也「…あの、ね…」
   「下駄箱…、靴が、あったからね…」
   「待って…たの…」

橘「…」スタスタ…

美也「ま、待ってよ!!」

橘「…」

てすぽ?

美也「にぃに、お願いだよ!待ってよ!!」

橘「…」スタスタ

美也「ねぇ!待って!待って!」
   「にぃ…に…まっ…」

橘「…」タッタッタ

美也「置いて…いかないで…にぃに…」
   「一人にしないで…」
   「にぃにが居ないと…みゃー、ヤダよ…」
   「一人ぼっちは…ヤダよぅ…」

美也「にぃ…」
   「うぅん…」

橘「美也…」

美也「んん…?」
   「あれ…」

橘「起きたか、ほら、水」

美也「え…、にぃに?」

橘「なんだよ?」

美也「みゃーと、お話してくれるの…?」

橘「美也…、大丈夫か?」
  「しっかり寝て治すんだぞ」

美也「え、何を言って…」

橘「風邪」

美也「え?」

橘「すごい熱だし、さっきもずっとうなされてたんだよ」
  「あまり心配させるなよ」ナデリナデリ

美也「にぃに”…うぅっ…」

美也「う”ああああああん!!」ガバッ

橘「うわぁ!?」

美也「ざびじがっだよ”ぉ”お”!!!」

橘「ちょ、おいこら美也!」

美也「に”ぃ”に”ぃぃいいい!!!」

橘「やめ…、うつったらどうする…っ!」

美也「ぐすん…ぐすっ…」

橘「落ち着いたか?」

美也「うん…ううん…」

橘「どっちだよ…」

  「じゃあ僕は夕飯の買出し頼まれてるから…」
  「安静にしておくように!」スッ

ギュッ

橘「…」

美也「…」

橘「あの、離してほしいんだけど…」

美也「ヤダよ」

橘「いや、しかしですね、買出しが」

美也「ダメ」

橘「怒られるのは僕なんd

美也「ヤなの!!」
   「ずっとここに居るの!」フーッ

橘「…はぁ、美也の我侭にも困ったもんだよ」
  「寝るまで一緒に居てやるから、はやく治して明日は一緒に学校行こうな」

美也「…うん」

美也「にぃに?」

橘「ん~?」

美也「あのね、みゃーね」

橘「うん」

美也「にぃにとお話がしたいな…」

橘「そんなのいつだってできるだろ?」

美也「ちがうの、そうじゃなくて…」
   「いいから、たくさんお話して?」

橘「はいはい…



おわれ

何で無視してたのかの理由がわかんないのでいまいち

もっと徹底してやってくれ

>>264
ヒント:夢落ち

んじゃぁ最後に>>278のキャラ一人だけ書くから
それ終わったら俺は寝る

かなえちゃん

>>262
橘純一「いい加減腹が立つからアイツのこと無視する」

よし書く

登校

橘「ふぁ~あ…」
  「ゲームのしすぎで寝不足だよ…」

桜井「あ、純一はおー!」

橘「あぁ、梨穂子か、おはよう」

伊藤「橘君おっす!」

橘「…」

伊藤「…ん?」

橘「今日も放課後部室寄ってもいいか?」

梨穂子「うん!いいよ~大歓迎だよ~、ふふ」

伊藤「うわぁ…、桜井ってわっかりやす~」

梨穂子「え”、べ別にそんなことないよ~」

橘「んじゃあ僕は教室行くから、またな」

梨穂子「ばいば~い」

>>282
こんなのあったのか
となるとこのスレも含めて残る標的は
スト子、さえちゃん、ラブリーだけだな期待

休み1

橘「さてと、梨穂子のところにでも行くかな」

梨穂子「純一!」

橘「っと…、どうしたんだ?」

伊藤「橘君聞いてよ~、桜井ったら授業終わった途端『純一のとこに行く~』って出て行くんだもん」
   「ほんとオアツイことで…

橘「丁度僕もそっち行こうと思ってたんだよ、梨穂子は何か僕に用事?」

おいおい、どうしろってんだ…

桜井「う、ううん、別に用ってほどじゃないんだけど、ちょっと話でもしない?」

橘「話か…」
  「そうだね、何か話でもしようか」

伊藤「ち、ちょっとちょっと、待ちなって…」

桜井「どうしたの香苗ちゃん?」

伊藤「なんかさっきからあんた感じ悪くない?」

橘「梨穂子は家でラジオとか聴いたりする?」

伊藤「って言ってるそばから無視しないでよ!」

桜井「ちょっと香苗ちゃん落ち着いて…」
   「純一もどうしたの?香苗ちゃんの話聞いてあげてよ」

橘「香苗ちゃん…?」
  「そんな子いたっけ?」

伊藤「なっ…!?」

桜井「純一…!」

橘「あ、そうそうこの間あったんだけどさ…」

伊藤「なによ…、もういいっ!」スタスタ…

桜井「あ…、えっと…」

休み2

キーンコーンカーン…

橘「おーい梨穂子ー!」

桜井「あ、純一…」

橘「悪いけどさ、次の授業英語でなんだけど、教科書忘れちゃってさ…」

桜井「あぁ、うん…、貸してあげるね」
   「で、さ…」

橘「ん?」

桜井「香苗ちゃんと、何かあった?」

橘「何言ってるんだ?」

橘「香苗ちゃんなんて知り合いは、僕にはいないけど?」

桜井「純一…」

伊藤「おーい、桜井ー!」

桜井「あ、香苗ちゃん…」

伊藤「ちょっとさ、借りってっていい?」
   「二人で話したいことがあるからさ」

桜井「う、うん…」

伊藤「さ、行きましょ」

橘「…」

伊藤「来いっつってんの!」ガシッ

橘「…」ズルズル…

桜井「あ、香苗ちゃん…、乱暴なことは…」

伊藤「あぁ、しないしない、安心して待ってて?」

理科準備室

伊藤「さて…」

橘「…」

伊藤「あたしさ、友達といつまでもウダウダ喧嘩してんのってヤなんだよね」
   「あんたのことは友達だと思ってる」
   「だからさ、もうこんなこと終わりにしましょ?」
   「何か悪いことしたんだったら謝るから、この通り…」

橘「…」

伊藤「…そっか、相当怒らせちゃったんだね」
   「いいよ、今はそれでも」
   「でもちゃんと口利いてくれるまでずっと付き纏ってやるんだから」

橘「…」

キーンコーンカーンコーン
昼休み

梅原「おーう大将!」
   「食堂行こうぜ、もう腹ペコで倒れちまう」

橘「そうだね、行こうか」

伊藤「やぁやぁお二人さん!」
   「今から昼食かな?」
   「よかったらあたしらも混ぜてよ」

梅原「あぁ、香苗さんに桜井さんも、いいよ」
   「な、橘?」

橘「じゃあいこうか梨穂子」

桜井「え、うん…」

伊藤「でねでね!そんときの桜井ったらもうすごくってさ!」
   「皆黒板写してたからお腹の音丸聞こえでもう先生もゲラゲラ笑ってて」

桜井「も~、香苗ちゃん、恥ずかしいよぉ」

梅原「はは、まぁタイミングも悪かったなそりゃ」

橘「…」

伊藤「…」
   「橘君、口にご飯粒付いてる」
   「動かないで、取ってあげるよ」スッ

パシン

梅原「なっ!?」
   「おい、大将!今のはひどいんじゃないか!?」

伊藤「いいっていいって、さすがにこの年じゃあ恥ずかしいだろうしね」

梅原「で、でもよぉ…」

伊藤「でも、仮にも人の親切を無碍にした報いは受けてもらうけどね」シュバッ
   「チャーシューもらった!」

橘「っ!」

桜井「おぉお…」

梅原「おいおい、目で追うのがやっとだったぞ今の…」

伊藤「へへーん、これに懲りたら素直になることね」

橘「…」バッ

伊藤「あっ、ちょ!」
   「あたしの玉子焼き!」

桜井「おおー!」

梅原「いや、つか…何してんの?」

放課後

梅原「今日も終わったーっ!」
   「なぁ、たまには一緒に帰らないか?」

橘「そうだね、いいよ」

伊藤「とーう!」

ゲシッ

橘「つっ…!」ヨロ…

伊藤「お二人さん、いまから帰り?」

梅原「あ、あぁ…そうだけど…」

伊藤「そっかそっか、あたしもこれから帰るとこなんだけどさ、よかったら3人で帰らない?」

梅原「あ、俺は別にいいんだけど…」チラッ

橘「…」

伊藤「はーいじゃあ決定!」

桜井「あ、純一!」

橘「梨穂子か、どうした?」

桜井「どうしたじゃないでしょ!」
   「今日部室に来るんじゃなかったの?」
   「待ってるのに来ないから見にきたら帰ろうとしてるよ!?」

橘「あぁ!そうだった、すっかり忘れてたよ」

桜井「も~、で、どうするの?」

橘「…じゃあ行こうかな、約束だからな」
  「と、いうわけで梅原、悪いけど先帰っちゃってくれて構わないから…」

伊藤「そっか~、そういえばそんなこと言ってたっけ」
   「でもダメー!」

梅原「?」

伊藤「まぁ流石にすっぽかされるのも可哀想だから、そんな桜井には変わりにこちらの梅原君を差し上げます」

梅原「お、おいおい、聞いてないっての!」

伊藤「あんたはあたしと一緒に帰るの、わかる?」

橘「ちっ…」

桜井「あ…あはは…」

梅原「なんだってんだよ、もう…」

伊藤「さー橘君、仲良~く一緒に帰りましょう!」


梅原「あいつら、あれはあれでうまくやれてるな…」

桜井「うん…そだね…」


伊藤無視END

エピローグ

橘(結局、僕はそんな香苗さんの強引さに負けてパソコン部にまで入部してしまった…)
  (いや、これはさせられた、と言ったほうがあってるな)

伊藤「コラー!新入部員!ボケっとしてないで早くセットアップしなさいよ!」

橘「…」

伊藤「ここまで近くにいるのに無視だけは貫き通す徹底ぶり…、逆に尊敬しちゃうわよ…」

橘(でも、なんだかんだ言って最近ではこれはこれで居心地がよかったりする)
  (そもそも、なんで香苗さんを無視してるんだっけ…?)


おわる

そんなに書いてほしけりゃ朝まで保守でもしてろ
俺はもう寝る、お疲れさん

マジでラブリーちゃんお願いします

>>347
今から仕事だから夕方まで残ってたら書くよ

よし、ラブリーはID:JXE2CA7R0を待つとして
その間保守がわりにまさかの麻耶ちゃん編を書くぞこら

2時限目
日本史

橘(まずいぞ、猛烈に眠い…)

  (こんないい天気はひなたぼっこでもしたいなぁ)
  (っと、いかん、だめだだめだ、頑張れ純一!男だろ!)

高橋「さて、ここで余談なんだけど平清盛が太政大臣になったのは何年かしら」
   「そこでウトウトしてる橘君に答えてもらおうかしら?」

橘(しかも今日の授業はやたらと先生に当てられてる気がする…)
  (なんだかイライラするな…、よし、無視してやる!)

梅原「麻耶ちゃん、今日はなんか橘を総攻撃って感じ?」

高橋「何?貴方も攻撃されたいの?」
   「あと、麻耶ちゃんではありません、高橋先生と呼びなさい」

梅原「なんだかすげーそそられるが、ちょっと簡便ねがいます…」

キーンコーンカーン…

高橋「あら、もう終わりね、それじゃあ次の授業までに教科書の範囲をしっかり予習すること」

絢辻「起立、礼」

皆「ありがとうございました」

高橋(総攻撃…か)
   (なんだか図書室での田中さんの麻雀占いの件以降、私も橘君を妙に意識してるかもしれないわ)
   (…って、教師がこんなんでどうするの!しっかりしなきゃ…!)

絢辻「高橋先生、朝のホームルームで頼まれていた家庭訪問のプリントを集め終わったのでどうぞ」

高橋「あら、いつもご苦労様」

絢辻「いえ、このくらいは…」

梅原「なぁ大将、麻耶ちゃんと何かあったのか?」

橘「え、何のことだい?」

梅原「ほら、授業のことだよ、あれだけご指名されてりゃ、誰でも気づくっての」

橘「ごめん、眠たくってそれどころじゃなかったよ」

絢辻「ちょっといい?」

梅原「あぁ、絢辻さん、どうしたの?」

絢辻「今朝のホームルームの時に言ってたプリントだけど、もう先生に提出しちゃったから」
   「二人は放課後にでも直接先生に提出しておいてね」

梅原「あ~、了解、ありがとう」

絢辻「橘君も、わかってるの?」

橘「え、あ、うん、わかったよ」

梅原「3年生の進路相談もあるだろうに、教師は大変だよなぁ」

橘「そうだね」

昼休み
2年教室

橘「梅原、学食へ行かないか」

梅原「ガッテン承知だ、今日は俺が席取っとくからよ」

高橋「あ、ちょっと橘君と梅原君」

橘「…」

高橋「家庭訪問の件だけど、貴方達二人とも放課後に提出に来るのよ?」

梅原「はいはい、わかってますよ」

高橋「はいは一回、ビシッとしなさい、ビシッと」

梅原「は~い」

高橋「貴方もよ?橘君」

橘「……」

高橋「橘君?」

橘「…」

梅原「おい、大将、どうしたんだ?」

橘「さ、早く学食へ行こう…」スタスタ

高橋「あ、ちょ…!」
   「待ちなさい、橘君!」ガシッ

橘「…」

高橋「なんだか今日は態度がなってないわよ」
   「担任を無視しようだなんていい度胸してるわね」

梅原「やべー…」

橘「…」バッ

タッタッタッタ…

高橋「あ、コラ!待ちなさい!」
   「もう、どうしたっていうのかしら…」

梅原「あ、後で詳しく聞いてみますよ」

食堂

梅原「で、あれは一体なんのつもりなんだ?」

橘「ん?何が?」

梅原「何がってなぁ…、あのさ、俺らってクラスの中でも結構問題児な自覚あるけどさ」
   「担任の先生無視するほど不良やってるわけでもないだろ?」
   「そりゃぁ中学の頃と比べりゃ先生の好き嫌いも出てくるのはわかるが…」

橘「梅原、僕は君が何を言いたいのかさっぱりだよ」

  「とにかく、僕がすることにいちいちケチつけないでくれよ」
  「そういうとこ気にするのも、友達ってもんじゃないかな?」

梅原「あ、あぁ…、まぁ言われりゃそうだけどよ…」

放課後

橘「なぁ梅原」

梅原「…なんだ?」

橘「悪いんだけど、プリント僕の分も一緒に提出しておいてくれないか」

梅原「やっぱりきたかー、まぁそうだろうと思ってたけどさ」

橘「話が早くて助かるよ」

梅原「ひとつ貸しにしといてやる、ほら出しな」

高橋「あら、その必要はないわよ」
   「どうせそんなことだろうと思って、直々に取りにきてあげたわよ」

梅原「麻耶ちゃん…俺帰っていいすか…」

橘「…っ、じゃ、じゃあ僕急ぐんだ、梅原またな!」ダッ

梅原「普通そこまでするかよ…」

高橋「はぁ…、私この仕事向いてないのかしら…」

梅原「ま、まぁ気を落とさないでくださいよ」
   「橘も気まぐれでやってるだけだろうし、すぐ飽きていつも通りになりますって」

高橋「そうだといいんだけどね」

ただいま
ちょっと落ち着いたら書き始める

後確認。
ラブリー先輩からの橘の呼び方って
キミもしくは橘くんでよかったっけ?

森島「ん~!今日もいい朝ね。あ、橘くんだ。おーい」

橘「…」

スタスタ

森島「あれ?気づかなかったのかな?おーい!…行っちゃった、ついてないなー」

塚原「おはよう、遥」

森島「響ちゃん、おはよー」

塚原「大きな声出してどうかしたの?」

森島「うん?橘くんを見つけたから声かけようと思ったんだけど、気づかなかったみたいなのー、グットじゃないなー…」

塚原「…そういうこともあるわよ。さ、行きましょ」

塚原(…)

ー休み1 2年教室前

森島「あ、橘くん。いまちょっといい?」

橘「…」

森島「ちょ、ちょっと待ってってば」

橘「…」

スタスタ

森島「ちょっとー!その態度はグッとじゃないぞー!」

森島「いっちゃった…なんなのよ、もう!」

ー休み2 中庭

森島「あっ!橘くん!さっきの態度はなーに?ちゃんと説明しなさい!」

橘「…」

スタスタ

梅原「あ、森島先輩。こんちはーっす…っておい、大将!」

橘「?どうしたんだい、梅原?早くしないと次の授業に遅れるぞ」

梅原「どうしたもこうしたも、こうして森島先輩が話しかけてくれてるっていうのに…」

橘「森島先輩?なにをいってるんだ梅原。僕はもう先に行ってるぞ」

梅原「大将!…ったく、すいません、森島先輩。どうも今日あいつおかしいみたいで…それではまた」

森島「むむむー…」

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