落ちてたので
落ちてたのか
>>2悪い。スレストだった。
えー、私、上条当麻はあの後無事に学園都市へと帰ってこれたのですが、
何とイギリスの最大主教がついてきてしまったのです、不幸ですねはい。
――
上条「まぁ、ついてきてしまったものは仕方がない。帰るまでの間だが、世話をしてやる」
ローラ「そうなりけるか? では、お言葉に甘えるとして、失礼しよう」ずかずか
上条「おぃぃぃ!! 土足で上がりこんでくんじゃねぇぇ!! アメリカじゃねーんだぞ!!」
ローラ「えー……こんな汚し床を素足で歩けとな? それは殺生といいたもうぞ」
上条「えー……はこっちのセリフだ! これでもちゃんと掃除してんだよ!」
ローラ「……仕方なしに……こちらも居候の身になりける。家主の言葉には従わなければならぬというもの」
上条「いや、お前はまず礼儀というものを知った方がいい」
ローラ「失敬な!! 私はイギリス清教の最大主教、マナーなぞ心得るなし!」
上条「土足で入って来た奴には言われたくねーよ」
インデックスがこいつの代わりに名前だけの最大主教を務めるらしいが……
まぁ、「大丈夫なしに、ちゃんとマニュアルは置いてきた」って言ってるから大丈夫なんだろう……多分……。
――
ローラ「ここが上条の部屋? 物置きじゃなしに?」
上条「うるせーよ、お前の家の物置はこんなに広いのかよ」
ローラ「まさか……靴箱でもこれよりは広いというもの」
上条「……これだからセレブは……。まぁ、それは置いといて。俺、今から補習なんだけど、お前はどうするんだ? 土御門の所にでも行くか?」
ローラ「補習? それは何につき?」
上条「あー……優秀な奴だけが受ける授業みたいなもんだ、俺は頭いいからな、うん」
ローラ「何故、そんな嘘を? 補習の意味なぞ幼少の事から知ってたもうぞ」
上条「だったら聞くなよ!!」
ローラ「よきによきに。上条はよく頑張った」
上条「こいつに慰められるとは……なんたる屈辱……」
ローラ「私の事は気になしに、適当にくつろいでおきたるから」
前のスレ教えて
ローラ→「古文口語」に「なりける」をつければいい
ころすけ→「現代口語」に「ナリ」をつければいい
ころっけ→「挙動不審」で「ハナクソ」をつければいい
――
バタン
ローラ「ふぅ、行ってしもうたか……暇になりける……」
スフィンクス「にゃー」
ローラ「わぁ! この家は猫も住んでいりけるの!」
スフィンクス「なぁー」すりすり
ローラ「くふふ、猫はかわいいの」なでなで
スフィンクス「なー」すたすた
ローラ「ちょっと、子猫ちゃん? どこに行きたりけるの?」
スフィンクス「にゃー」ぱんぱん
ローラ「おや? 外に行きたけるの? それでは私がお供につきなしよ」
――
土御門「ふぅ、今日も仕事か、かったるいぜぇ」
バタン
土御門「あれ? カミやんの部屋から金髪の女が……くくく、これはスクープだにゃー」
ローラ「おや、土御門?」
土御門「!? ろろろろ、ローラぁ!?」
ローラ「あぁ、そういえば土御門はお隣さんになりけるのね」
土御門「お、お前が何でこんな所に」
ローラ「上条の家に居候につきしなの」
土御門「居候? どゆこと?」
ローラ「詳しきは上条に聞くよし。っさ、子猫ちゃん、散歩に行きたもうね」
スフィンクス「にゃー」
土御門「カミやん……お前は遠い存在になってしまったんだな……」
ローラ「ステイル!学園都市に行くわよ」
ステイル「はい?」
ローラ「だから、学園都市に行くと言いたりけるの!」
ステイル「なぜ学園都市に?」
ローラ「上条当麻という男がいたりけるわね?ぜひ一度会うてみたりけるのよ」
ステイル「最大主教、もう少し自分の立場をわきまえてください。あなたの行動が世界を―――」
ローラ「~♪」てくてく
ステイル「話を聞けぇ!!」
【学園都市】
インデックス「とうま!お腹すいたかも」
上条「さっき食ったばっかだろうが!」
インデックス「それはお昼ご飯であって、今はおやつの時間なんだよ!」
上条「不幸だ…」
ピンポーン
上条「誰だこんな時に……。はーい」
ガチャ
ステイル「…やぁ」
上条「…は?」
上条「ステイル?!いったいどうしたんだ?」
ステイル「…君に会いたいという人がいてね」
上条「俺に?」
ヒョコ
ローラ「あら、なかなかいい男でありけるのね」
上条「…どなた?」
ステイル「イギリス清教の最大主教だ」
上条「そんなお偉いさんが俺に何の御用でせうか?」
ステイル「それは僕が聞きたいくらいだ」
ローラ「上条当麻」
上条「はい?」
ローラ「少し学園都市を案内させてたまわろうかしら?」
上条「」
上条「えーっ…と、そういうわけで行ってくるから」
インデックス「むぅぅぅ」
上条「まぁステイルにでもご馳走になってくれ」
ローラ「何をしておるの上条?レディを待たせたるは紳士としてあるまじき行為でありけるわ」
上条「あ、はいはい…。って何で腕を組むんですか?!」
ローラ「レディをエスコートしたるのも紳士の役目たるのよ上条」
上条「ふ、不幸だ…」
ステイル「………」
インデックス「………」
上条「そういえばまだお名前を聞いてなかった気がするんですが…」
ローラ「ローラ=スチュワート、ローラと呼びたりなさい上条」
上条「はぁ、えーっと…。ローラ…さん?」
ローラ「ローラ!」
上条「はいすいません」
ローラ「わかりたるならよし」
上条「ローラはいったい俺に何の用で?イギリス清教のトップってことはインデックスのこととか?」
ローラ「特に、暇でありたるから来たるにすぎないわ」
ローラ「そういうことにつきだから、今日一日付き合ってもらいたるわよ」
上条「」
上条「ところで」
ローラ「?」
上条「何というか、その間抜けなしゃべり方はわざとなんでせうか」
ローラ「も、文句は土御門に言いたりなさい!私に日本語を教えたるは土御門につきなのだから」
上条「土御門が?!」
上条(だとすると、というか今この状況を土御門に見られるのはマズいのでは…?)
上条「ろ、ローラ!とりあえずどっかの店に入りましょう!さぁ!」
ローラ「ちょ、ちょっと上条!いきなり引っ張りたるなんてレディに対して優しくなしにつきよ!」
土御門「あれ?おーい上やーん」
上条「…はは、嘘だろ」
上条「つ、土御門…。なぜお前が…」
土御門「これから舞夏のところに行くつもりだったんだが…どうやら上やんはとんでもない人を連れてるようだにゃー」
ローラ「ちょっと土御門!よくも私におかしき日本語を教えたる真似をしたりけるわね!」
土御門「そんなことはありませんぜ最大主教。この国に古くからある由緒ある言葉ですぜ」
ローラ「ぬぬぬ…。上条、早く私を案内したりけりなさい!」
上条「は、はいはい」
土御門「上やん」
上条「ん?」
土御門「馬鹿そうに見えるがあれでもイギリス清教のトップだ。何かあったらお前の命はないもんだと思った方がいいぜよ」ぼそっ
土御門「そんじゃ!お二人さん、ごゆっくり~」
上条「はは、不幸だ…」
ローラ「それで、どこに行きたるつもり?」
上条「とりあえずスーパーで買い物に付き合ってもらっていいですかね、これからタイムセール始まるんで」
ローラ「タイムセールとはいったい何のことでありけるの上条」
上条「えーっと、つまり―――」
美琴「あ、見つけたわよ!」
上条「げっ、ビリビリ!」
美琴「今日こそ決着を…って誰よその人!!」
上条「っとー、この人はだな…」
ローラ「上条、この女は上条の彼女でありけるの?」
美琴「かっ、かかか…彼女?!そそ、そんなわけないでしょ!!!」
美琴「あ…アンタこそなんなのよ!うっ、腕なんか組んじゃって…///」
ローラ「私は上条の内縁の妻でありけるの」ぎゅっ
上条「ちょっ…、ローラさん?!」
美琴「な、ななな…内縁の……妻…?!」
美琴「あ…あんた!これはいったいどういうことなのよ!」
上条「そんなの俺が聞きたいぐらいだ!ローラ!お前も何バカなことを―――」
ローラ「…ちがいけるの?」
上条「へ?」
ローラ「私はこんなにも当麻のことを愛したるのに…。あぁ!かなし、かなしけるわ!」
上条「さっきから何を言いたりけるのですかローラさん!」
ローラ「………ふっ」にやり
美琴「ぬぬ…!」
ぎゅっ
上条「び、ビリビリ?!」
美琴「さ、さぁ当麻!こんなわけのわからない内縁の妻なんか放っておいて、せ…せ、せせせ」
美琴「正妻の私とっ!…その、デ‥デートに…///」ぷしゅうぅぅ
上条「…何ですかこの状況」
ローラ「ちょっと、当麻は私のものでありけるのよ!離しなさい!」
美琴「あんたこそ!と、当麻から離れなさいよ!」
上条(あぁ、なんだこれ…帰りたい)
黒子「ようやく見つけましたの。おねえさまぁ~……んんっ?!!」
美琴「げっ、黒子…!」
黒子「またしても…!またしてもお姉さまはこの類人猿と…!!」わなわな
美琴「ち、ちちちがうのよ黒子!これには深いわけが―――」
黒子「腕なら私がいくらでも組んであげますの!さぁ、帰りますわよ!」ぐいっ
美琴「ちょ、ちょっと待ってよ!黒子ぉぉぉ!」
ローラ「さて、邪魔者はいなくなりしことだしタイムセールとやらに向かいて―――」
ステイル「最大主教!」
ローラ「ス、ステイル?!」
ステイル「あなたは自分が何をしているのかわかっているのですか?しかもこんな街中で…」
ローラ「離しなさいステイル!これから当麻とタイムセールなるものに向かいしところ―――」ずるずる
上条「…助かった、のか」
【常磐台中学学生寮】
黒子「さ、お姉さま。あの類人猿と何があったのか く わ し く お話しくださいな」
美琴「な…何って、その…。あいつの隣にいた女の人が内縁の妻だとか言うから…」
美琴「べっ、別にあいつにそんなのがいたところでどうってことはないんだけどさ!」
黒子「はぁ…。」
【常磐台中学学生寮】
黒子「さ、お姉さま。あの類人猿と何があったのか く わ し く お話しくださいな」
美琴「な…何って、その…。あいつの隣にいた女の人が内縁の妻だとか言うから…」
黒子「はぁ…」
美琴「いや、別にいいのよ?!全然そんなの私気にしてないけどね!内縁の妻が何だってのよ、ははん!」
黒子(未練たらたらですわね)
美琴「と、とにかく!高校生のくせに内縁の妻だなんて生意気なのよ!」
美琴「まずはその…。か、彼女とか…///そういう関係からじゃない?」
黒子「つまり、お姉さまはあの類人猿の彼女になりたいということですの?」
美琴「ばっ…黒子!ち、ちがうってば///」
黒子「図星ですのね」
美琴「うぅ…//」
黒子(なんとわかりやすい…)
【とある路地裏】
ローラ「どうしてこんなところに連れ出したるのよステイル!」
ローラ「もう少しで二人きりになりたしと言うのに…」ぼそっ
ステイル「…そんなにあの男のことが気に入りましたか?」
ローラ「…!な、何をバカなこと言いたるのよステイル///」
ステイル(このババア…!)
ローラ「と、とにかく!私のことは放っておきなさい!」
ステイル「…はいはい。それでは好きになさってください」
ローラ「ふ、ふん!わかりたるならいいのよ」
ステイル「ただ、念を押しておきますが自分の立場というものを考えて…」
ローラ「ではさっそくだけどステイル。禁書目録を連れたりて一端イギリスに帰りなさい」
ステイル「は?」
ローラ「上条当麻と二人で生活するのに、禁書目録は邪魔になりたるでしょう?」
ステイル「」
みたいな感じでビリビリとローラが上条さんを取り合うみたいな感じでよろしく。
上条「それにしてもさっきのは何だったんだ」
上条「おかげでタイムセールにも遅れるし…」
上条「いや、くよくよしてても仕方がない。上条さんは明るく生きていこうと決めたのですから!」
上条「よし、家に帰ってメシでも作るか!」
ガチャ
上条「たっだいまー!」
ローラ「おかえり、当麻♪」
上条「………」
バタン
ローラ「な、何で扉を閉めたりけるのよ!」
上条「何でローラが俺の部屋にいるんでしょうか」
ローラ「まぁまぁ、堅きことは言うなして」
上条「それはそうとインデックスは?まだ帰ってないのか?」
ローラ「あぁ、禁書目録ならステイルと一緒にイギリスに帰りたしよ」
上条「…てことはつまり、あれですか」
ローラ「そう、しばらく当麻は私と二人で暮らしたるのよ」
上条「…不幸だ」
ローラ「当麻、私はお腹が空きたりけるのだけど」
上条「はいはい、今から作りますから。野菜炒めでいいですね?」
ローラ「当麻の作りし料理なら何でもよきにつきたるわ」
上条「…じゃあまぁ適当にベッドに腰掛けて待っててください」
ローラ「このベッドは当麻が使いしたるものなの?」
上条「まぁ。最近はもっぱらインデックスの寝床ですけど」
ローラ「ほう。ではこの匂いは当麻のものでありたるということね」
上条「いや、そういうわけじゃ…」
ローラ「当麻の布団~♪」ばふっ
上条「」
上条「出来ましたよー…ってあれ?」
ローラ「すー…っ。すー…っ」
上条「寝てるし、ったく。ロー…?!」
上条(しゅ、修道服が乱れて…生足がぁぁぁ!!?)
ローラ「………んっ…」
上条(い、いかん!このままでは下着まで…)
上条(とと…とにかく直さないと)すっ
ローラ「…ふぁ。寝てしもうたようね。料理は出来とろうかしら?」むくり
上条「げっ?!」
ローラ「………」
上条「………」
上条「あ、あのーこれはですね。とてもふかーい事情がありまして…」
ローラ「……!!///」ばっ
ローラ「レ…レディの寝込みを襲いて肌着を覗きたるなんて、はしたないにも程がありけるわ当麻!!」
ローラ「私の肌着は何人たりとも見せるつもりはなしにつきなのよ!」
上条「だから、誤解ですってば!」
ローラ「で、でも…」
上条「?」
ローラ「当麻がそんなに私の肌着を見たいと言いたるなら…その…//」
上条「いや、何を言ってるんですかあなた」
上条「と…とりあえず、冷めちゃうんで早く食べましょ」
ローラ「そうね。いただこうかしら」
上条「いただきます」
上条(それにしても、綺麗な足だったな…白かったし)
ローラ「…当麻、当麻!」
上条「は、はい?!」
ローラ「この箸というもの、まことに使いづらきなのだけど…」ぷるぷる
上条「あぁ、じゃあフォークか何か―――」
ローラ「その必要はなしにつきよ」
上条「へ?」
ローラ「当麻が逐一私の口に運びたれば、問題なかろうでしょ?」
上条「いやいやいやいや…」
上条「おかしいでしょう常識的に。自分で食べてください」
ローラ「内縁とは言え妻でありし私にそれくらいしてもよかろうと思いけるわ」
上条「まだその設定続いてたの?!」
ローラ「設定も何も、そのつもりで最初からここにいたりけるのだけど」
上条「えぇー…」
ローラ「それに、先程私の肌着を見んとせしは誰であろうかしら?」
上条「だからそれは誤解だって…」
ローラ「男は黙って頷きしがスマートと言うものよ」
上条「不幸だ…」
上条「じゃあいきますよ」ひょい
ローラ「待ちたりなさい当麻」
上条「?」
ローラ「かのような時は『あーん』と言いたるのがマナーと聞きたりしよ」
上条「どんなマナーだよ!聞いたことねぇよ!!」
ローラ「さ、仕切りなおしよ当麻」
上条「うっ…」
ローラ「………」
上条(なに準備万端にしてんですかこの人!)
上条「はぁ、仕方ない…」
上条「あ、あー…ん」
ローラ「あーん」ぱくっ
ローラ「ふむ。味はまぁまぁと言いたりしところかしらね」
上条「そりゃどうも」
ローラ「さ、次は当麻が口を開けたる番よ」
上条「いや、俺は結構ですから…」
ローラ「………」じーっ
上条「はい、お願いします…」
ローラ「よろしい」
ローラ「はい当麻、あーん」
上条「あー…ってちょっと待て」
ローラ「どうかしたの?」
上条「お前普通に箸使えんじゃねーか!」
ローラ「この私が箸ごときを使えなしと思いたりて?」
上条「さっき使いづらいって言ったじゃねーか…」
ローラ「冗談に決まってるでしょ?そんなこといちいち気にしたることでもなしに、小さき男ね」
上条「ぬぐっ…」
ローラ「さぁ当麻、お口を開けたりて?」
上条「………はぁ」
昼寝するわ、おやすみ
誰か書いていいよ
ローラ「ごちそうさま」
上条「お粗末さまでした…」
上条(結局最後まで付き合わされてしまった…。まぁ満足してくれたみたいだし、よしとするか)
上条(…俺も万更ではなかったし)
ローラ「さて、当麻」
上条「ん?」
ローラ「お風呂に入りたるわよ」
上条「…は?」
上条「あ、あぁ。お風呂ね。いま沸かしてきます」
ローラ「?」
上条(いやいや、まさかね…)
ローラ「さてと」しゅるり
・・・・・・
上条「沸かしてきまし…!」
ローラ「ど、どうかしたりけるの上条?」
上条「いや、すごくきれいな髪だなぁと」
ローラ「なっ、なにをいきなり言いたりけるのよ上条///」
上条「いやいや、お世辞とかじゃなく。長いし綺麗だし」
ローラ「も、もう…//」
上条(か、かわいい…!)
/ / / . // / . \\ | ∨ : : / : l
. / / ./ / /| | . / . | | |: : :/: : ∧
/ / . / / //| |. / / | Ⅵ . |: :/: : /: :l
. / / : / . V / .l 八.| l| | |: . : :|:/: : / : 小
.. / ′ . ! | // 八.∨; ′:l ヽ : |: . リ :八 :| :| . : : :〃: :/: ; : ノ ! '^
/! .|.斗:rF- ! 介 乂 l . :| l | | : . ′/ ,: :| . : : : /l_// : : /| /
| /| |: :| l ! i[_ ト! |: トミ!_八: :|、 | l. : : . . / /: /./: : : : | |二: //:|
|. |. :|: .| ||_|ィ屶汽:||. | i卞ニ、「ヽ-!、_:|ト V// : :/. : : : : : :| |__/: : : ,} /
|l |. :|: .| |i爪 jfr价i八: .、 l F=弐 N |ト〉y /: /:|: : : : 八乂: : : : /,乂_
i; 八 |; .| || ^ 忘ヅ 、{ヽN ノ勹芯.|川|| l/乂 /: /|| : : : : l : lTニニ厂[ \
| jヽNト ^¨ \ j{_,rぷ刈|// `ァー/ : ||: : : : : : l:| 」 | \
|/| iノ 忘ぅ沙 ,劣 /: /⌒ヽ | : : : : | : l:|‐┘/ \
/: : i ^¨ // . : ∧ 八 : : : /l: : リ_/
. /: 八 / ′ ,: : :/_ノ ,〈:l : : : :/: |: . | 私こそ真のヒロインたるのよ。
/: /: | 〉. t、___ / . : : :厶.. イ :|: : /: :|: :V
:/ ! ,: 、 弋(⌒` ァ ,.: /: : :/|: : |: :|: : : : :|: : : .
!′ | / \ ¨´ / . , : : :∠|: :|: l: : : : |: : :| : : :|: : : : l
|l :}′ | ト / ./ : /し'|: :|: l: : : : |: : :| : : :| : : : .i
|| . l| | | : :了二ア ./ : ∠/ |: :|: l: : : : |: : :| : : :| : : : :|
|| : || | | : :八/ /: -/ 八: : :l: : : : |: : :| : :八: : : 八
|| : |l 八V: 〉 . /// :|: |: : : 八 :|| : : : : : : .∧
|| : リ V. . ///_ ノ :|: : : : : : |:l|: : : : :\: : .ヽ
八 . :| /.//.イ二 -‐ 乂: : : : : :ヘl八 : : : : : : : : : :\
上条「沸きましたよ」
ローラ「い、いい当麻!決して覗くべからずよ!」
上条「わかってますって…」
ローラ「絶対よ!」
バタン
上条「…とりあえず一緒に入るみたいな事態にならなくてよかった」
上条(にしても、髪を下ろしたローラかわいかったな…少し長すぎな気もするけど)
上条(まぁきれいな髪だしいいのか)
【浴室】
ローラ「ん…せまき浴室ね」
ローラ「この髪をあんな風に褒められたるのは初めてよ」
ローラ「………」どきどき
ローラ(わ、私ともありたる者が何を動揺したるのかしら…)
ローラ(そそ…そうよ!あの男はただ純粋に私の髪を褒めたるだけであって、別にそのような感情は…)
ローラ「このままだとのぼせたるわ、早く湯船に浸かりて出なければ」
つるっ
ローラ「ふえっ…?!」
上条「そういやローラって寝巻とか持ってきてるのか?」
上条「さすがに俺のを着せるわけにもいかないし…インデックスのでいいか」
「ふえっ…?!」
どっしゃーん
上条「な、何事?!浴室から…」
―――馬鹿そうに見えるがあれでもイギリス清教のトップだ。何かあったらお前の命はないもんだと思った方がいいぜよ―――
上条「マズイ…俺の人生に終止符が…」
上条「それはいかんですって上条さん…!」
ガラッ
上条「ローラ!!!」
ローラ「…つつ」
ローラ「自分の髪を踏みたりて転ぶとは、情けなしにも程がありたるわ…」
ローラ「だいたいこの浴室が狭しなのがいけないのよ!」
ガラッ
上条「ローラ!大丈夫か?!いったい何が…」
ローラ「………」
上条「………」
上条「し、失礼しましたー」すーっ
ローラ「~~~!!///」ぼんっ
ローラ「当麻…?これはいったい、どういうことでありけるのかしら…?」
上条「い、いやその。ローラの身に何かあったのではと心配になりまして…」
ローラ「………」うるっ
ローラ「肌着はおろか、裸身まで見られたるなんて…ぐすっ」
上条「ロ、ローラさん?な、泣かないでくださいな」
ローラ「誰のせいだと思いけるのよ馬鹿者…」
上条(はは、終わった。今度こそマジに終わった…)
ローラ「………」
ローラ「…当麻」
上条「は、はいっ!」
ローラ「浴室に入りたりなさい」
上条「え?」
ローラ「いいから入りたるの!」
すっ
上条「な…なんでせうか」
ローラ「…裸身を見られたる以上、当麻にはそれなりの責任というものを取らせるにつきなのよ」
上条(なるほど、切腹をしろということですか。はは、最後の最後まで不幸な人生だったなぁ…)
ローラ「わ、私を…。せせ、正妻としたりなさい…」
上条「………はい?」
ローラ「に、二度も同じことを言わせたるでないっ…///」
ローラ「何人たりとも見せたことのなき私の裸身を見たりし以上、それが…責任、と言いたる…ぶくぶく」
上条「はぁ」
ローラ「なっ、なに?!嫌だと言いたるの?!」
上条「いや、別にそうは言って―――」
ローラ「そ、そうよ!この私を正妻として迎えしことが出来るだなんてむしろ光栄に思いたりなさい!」
上条「むちゃくちゃだろこの人…」
ローラ「と、とにかく!この私の淫美なる身体を見た以上、それが当然の責任たるの!」
上条「ワタクシまだ高校生なのですが…」
ローラ「年齢なんて関係なしにつきよ。私がそうだと言いたるのだからそうなのよ」
上条「はぁ」
ローラ「では当麻。さっそく私の背中を流したるのよ」
上条「は?!」
ローラ「何を驚きたるのよ当麻。妻の背中を流すのも夫の務めたるものでしょう?」
上条「…ワタクシ上条当麻は、高校一年生にして妻を持つことになりました」
ローラ「ん…もう少し大きい服はなきなのかしら?」
上条「仕方ないでしょうが!ていうかいきなり来といて文句を言うな!」
ローラ「とはいえ、これではきつくて眠れそうにもなしにつきよ。特に胸のあたりが…」
上条(うっ…。イ、インデックスの服だとローラの胸が余計に強調されて…)じーっ
ローラ「…何をジロジロ見たりけるのかしら当麻?」
上条「いっ、いえ!決してそのようなやましい事は考えておりませんでして…」
ローラ「触りたりてもいいのよ?」
上条「へっ?!」
ローラ「冗談よ。なに鼻の下を伸ばしたるのよ当麻」
上条「」
上条(その格好でいられたらどこに目をつけていいやらわからん!)
上条「と、とりあえず俺の寝巻貸すからこれを着てくれっ」
ローラ「ふむ」ぬぎぬぎ
上条(こんなのを妻にしていいのか俺は…?!)
ローラ「ほら、見たりて当麻。ぶかぶかー♪」ぶらぶら
ローラ「それに、すごく当麻の匂いがしたるわ。ふふ」
上条「…はは、そりゃどうも」
上条(まぁ…いいか)
ローラ「…ふぁ」
上条「もう寝ますかね。何かやたら疲れたし」
ローラ「そうね。ちょうど私も眠くなりしところよ」
上条「そんじゃ、ローラはそこのベッド使ってください」
ローラ「何を言いたるの当麻」
上条「?」
ローラ「一緒に寝るに決まっとろうなのよ」
上条「…マジですか」
ローラ「夫婦というものは、そういうものでありたるのよ」
上条「………」
ローラ「当麻。もう少し私の方に寄りてもよきなのよ?」
上条「え、遠慮しておきます…」
ローラ「………」だきっ
上条「ひっ?!」
ローラ「私の方から抱きつきたればよき話ね」
上条(む、むむ…胸が当たってるんですけど!?)
ローラ「ふふ。幸せにしたるのよ?当麻♪」
上条「はは…」
上条(これはこれで不幸なんじゃないですかね上条さんは…)
なんかさぁ、こう…ちがくね?
書いてはみたけどさぁ
とりあえず寝る。
ローラかわいいよローラ
おはよう
残ってるとは思いませんでした
いま出先から帰った
もう少ししたら書く
何にも考えてないが
ローラ「―――麻!――当麻!」
上条「…んあ?」
ローラ「朝よ、起きたりなさい!」
上条「……休日なんだし、もう少し寝かせてくれてもいいのではないでしょうか…ふぁ」
ローラ「何を馬鹿なことを言いたりけるのよ当麻!」ゆっさゆっさ
上条「………」ぼーっ
ローラ「さぁ、早く着替えて」
上条「………」
ローラ「買い物に行きたるわよ」
上条「……Zzz」
ローラ「」
ミ\ /彡
ミ \ / 彡
ミ \ / 彡
ミ \ / 彡
ミ \ / 彡
ミ \ / 彡
\ \ / /
ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡
/ ̄ ̄\|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i|/ ̄ ̄\
/ / ̄| || ̄\. \
/ / |〕 帝凍庫クン .|| ´\ \
/ │ ..| 脱臭炭入り || | \
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彡 / │ ./..| -―- 、__, |ト、 | ´\ ミ
彡/ │ ../ | '叨¨ヽ `ー-、 || \ | \ ミ
│ / ..|〕 ` ー /叨¨) ..|| \|
r、 |/ ! ヽ, || \ \ ,、
) `ー''"´ ̄ ̄ / | `ヽ.___´, j.| ミ \  ̄` ー‐'´ (_
とニ二ゝソ____/ 彡..| `ニ´ i| ミ |\____(、,二つ
| 彡...|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i| ミ |
\彡 | .|| ミ/
|〕 悪臭は発生しねぇ ||
| ..||
|___________j|
上条「…朝から平手打ちはないと思うんですけど」ヒリヒリ
ローラ「当麻が起きなしにつきたるからよ」
上条「それで、何を買いに?」
ローラ「生活必需品よ、服とかね」
上条「………今さらりと言ったけど、これからどうするつもりなんだ?」
ローラ「どうするって、一緒に暮らしたるに決まってるのだけど」
上条(あ、もう完璧に夫婦っていう体ですか)
上条「つっても、いつまでもここにいるわけにもいかないだろ?」
ローラ「もう少ししたらステイルや神裂にも伝えたるつもりよ」
上条(…また一悶着ありそうだな。というか、当然のごとく腕を組んでいるというのもいかがなものでせうか)
ローラ「♪」
美琴「あいつ、また昨日の人と…」
美琴「まま、まさか本当に内縁の妻とか…?ど、同棲とかしてたりして…///」
美琴「って、何考えてんのよ私は!と、とにかく関係を聞き出さないと…」
御坂妹「そこで何をしているのですか、と、ミサカは端から見たらストーカーにしか見えないお姉様に話しかけます」
美琴「へっ?!こ、これはその…」
御坂妹「………」
御坂妹「…なるほど、と、ミサカは瞬時に今の状況を把握します」
御坂妹「つまりお姉様は、見知らぬ女性と歩いているあの―――」
美琴「だぁぁ///う、うっさい!」
御坂妹「相変わらず素直ではないのですね、と、ミサカはため息混じりに呟きます」
美琴「なっ…!か、関係ないでしょうアンタには!!」
御坂妹「いいえ。ミサカもあの女性が何者なのかは気になります、と、心の内を打ち明けます」
御坂妹「では」すたすた
美琴「ちょ、ちょっと!どこ行くのよ!!」
御坂妹「私は私で情報収集します、と、ミサカはオリジナルとは違う行動を取ると暗に示します」
美琴「…なによ、あいつ」
ローラ「さすがは学園都市といいたりしね。実に色んなお店がありたるわ」
ローラ「当麻!この服はどう思いたる?」
上条「いいんじゃないか?修道服も悪くないけど、そういう格好も似合うと思うぞ」
ローラ「そ、そんなこと言っても何も出てきたりはなしなのよ!//」
上条「何顔を赤らめてんですか…」
ローラ「もう少し中を見てまいりたるわ」
上条「へいへい」
上条(女性ってのは買い物に時間をかけるもんなんだな)
御坂妹「お久しぶりです、と、ミサカは挨拶と共に颯爽とあなたの前に立ちます」
上条「ん?」
上条「その喋り方は…妹の方か」
御坂妹「いつになったら見た目だけでオリジナルと区別がつくのでしょうか、と、ミサカは少々呆れながらも10032号という検体番号も添えて頷きます」
上条「お前らを見てくれで判断しろってのが無理な話ですよ」
御坂妹「そうですか、と、ミサカはあなたの努力の足りなさに落胆しつつもそう答えます」
上条「それで、どうしたんだ?」
御坂妹「先ほどからあなたが連れられている女性は誰なのですか、と、ミサカは単刀直入に質問します」
上条「…はい?」
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