in倉庫

グリシャ「こんなところにこんな倉庫があったなんて」

キース「知らなかったか･･･?」

グリシャ「うん･･････」

キース「さあ、やろうか･･･」

グリシャ「なっ、冗談じゃなかったのか!?」

キース「当たり前だろ･･････」

グリシャ「･････････なっ!?」

キース「さあ、ほら、早く、早くするんだ･･･」

グリシャ「････････････わ、分かった」

グリシャ「それなら･･･」

グリシャ「その手に持っている刀を、下ろしてくれないか、キース」

キース「･･･ばれていたか」

グリシャ「ふふ、当たり前だろ、なんでそんな物を持っているんだよ、キース」

キース「ああ、そうだな･･･」

キース「それじゃあ･･･」

キース「お前も、そのナイフを仕舞ってくれないか」

グリシャ「はっはっは！お前に嘘は通じないなあ」

キース「よく言うよ、この嘘つきが」ﾊｯﾊｯﾊ

グリシャ「･･････」ﾀﾞｯ!!!

キース「っ！」ｼｬｷﾝ

グリシャ「キース！！」ｶﾍﾞｷﾞﾜｼﾞﾘｯ

キース「･･････グリシャ！」ｸﾞｻｱ

グリシャ「キース！何をする！」

キース「･････････」

グリシャ「キース！！！！」

キース「答えろグリシャ」

キース「お前は･･･何者だ」

グリシャ「何を言っている！？」

キース「お前は、いったい何なんだと聞いているんだ！！」

キース「お前には、色々と聞きたいことがある」

グリシャ「････････････」

キース「･･･お前は何処から来たんだ、グリシャ」

キース「流行り病に苦しむ町の者に、薬を与え、民を救った名医師」

キース「そんな風に呼ばれていたな、グリシャ」

キース「あの病は、壁内の医師団が原因不明、治療方法も不明とされた悪魔の病だ」

キース「そんな病を、どうやって治したんだ･･･」

グリシャ「･･････その医者が、無能だったからではないか?」

キース「･････････」

キース「グリシャ、勝手かもしれんが、あの薬分析させて貰ったぞ」

グリシャ「･･････っ！？」

キース「この壁内にはない物質が、大量に使用されていたそうだな」

グリシャ「なんの、ことだ･･･」

キース「とぼけるなよ、グリシャ」

キース「あの病を持ち込んだのは貴様だな、グリシャ」

グリシャ「馬鹿なことを言うなキース」

グリシャ「私がなぜそんなことをしなければならない！」

キース「知らん」

グリシャ「なっ!」

キース「貴様、出身はどこだったか、私は聞いたことがないが」

キース「教えてくれないか」

グリシャ「･････････」

キース「不思議に思い、調べてみたが･･･」

キース「貴様、出身地どころか経歴さえ出てこなかったぞ」

キース「最も古いものが、カルラさんとの結婚時の物だった」

キース「もう一度聞くぞ･･････グリシャ、貴様は、何処から来たんだ」

グリシャ「･････････馬鹿を、言うな、キース」

キース「グリシャ･･･あくまでもしらを切るか」

キース「ならば、聞くぞ･･････」

キース「なぜ･･････」

キース「お前の傷口から」

キース「蒸気が上がっているんだぁ！！！！答えろぉ！！！！グリシャァ！！！！！」

グリシャ「･････････」

グリシャ「･･･････････････」ｼｭｳｳｳｳ

キース「･･･････････････」ﾊｱﾊｱ

グリシャ「分かっているのだろう、キース」ｶﾀﾅﾂｶﾐ

キース「･･･！？」

グリシャ「私は･･･」ｼｭｳｳｳｳ

グリシャ「巨人なのだよ」ｼｭｳｳｳｳ

ホモはないからな

もう一度言うぞ

ホモは無いからな

キース「くっ………！」

グリシャ「キース。君は、些か詮索がすぎる」ｸﾞｸﾞｸﾞ

グリシャ「少々、痛い目にあってもらわくてはいけないようだ」ｶﾀﾅﾆｷﾞﾘﾂﾌﾞｼｯ

キース「…！しまった！！」

グリシャ「君は、私が何処から来たのかと尋ねたが」ｼｭｳｳｳｳ

グリシャ「答は『壁の外』からだ。キース」

グリシャ「目的は『この壁内の人類の滅亡』させること」

グリシャ「私は特異な能力を持っていてね」

グリシャ「一種のウィルスを散布することで人間を巨人にすることが出来るのだよ」

キース「馬鹿な………」

グリシャ「あの病も、私の能力によるものだ」

キース「なぜっ！？」

グリシャ「実験、だよ」

キース「実験だと！？」

グリシャ「壁内の人間に、私の能力がどれ程の効力を表すか、知る必要があったのでね」

キース「ならば、なぜ貴様はあの病を！？」

グリシャ「カルラだ」

グリシャ「彼女が、私を変えたのだ」

グリシャ「……いや」

グリシャ「それは違うな。……私は彼女のせいで戦士になり損ねた」

グリシャ「……これも違う。正しくは、戦士と医者と、どちらにもなれない半端者にされたんだよ」

グリシャ「私は、人類の敵、巨人だ」

グリシャ「だが、守りたいと思った」

グリシャ「彼女の愛するこの世界を」

グリシャ「………今の私の存在価値は彼女にある」

キース「ならば……この手を……はな」

グリシャ「いや、それはできない」

グリシャ「君には」

グリシャ「ここで死んで貰う」

いいな、ホモは無い

無いのだよ

ここにあるのは尻明日のみだ！！

分かったな！！

キース「止めろ！グリシャ！」

グリシャ「私の邪魔を、させる訳にはいかないのだよ」

キース「くっ………！！」

グリシャ「すまないなキース」ｻﾞｸｯ

キース「ぐっ……ふぐぅ…………」

キース(私は…何も…出来なかった……)ｶﾞｸｯ

キース(皆…すま…ない)ﾄﾞｻｱ

さて、プロローグ終了

ここからは尻パートに突入

キース「グリシャ、あくまでもしらをきるか」

キース「ならば、聞くぞ……」

キース「なぜ………」

キース「貴様の尻穴から」

キース「蒸気が上がっているのだ！！グリシャ！！！答えろぉぉ！！！」

グリシャ「お、お前が、ローションも使わずに突っ込むから……」

キース「」

キース「そう言うことでは無い！！」

グリシャ「………くそっ！ごまかしは効かないか！」ﾇｷｯ

キース「………っ！」ｽﾞﾎﾞｵｯ

グリシャ「ひゃ………！！！！」ﾋﾞｸｸｸ

キース「逃がさんぞ、グリシャ」ｼﾘﾂｶﾐ