キョン「手足が無い!!!!!!!!!!」(313)
うう…
ハルヒ「目を覚ましたわ!!!」
聞き覚えのある声に安堵し、目が覚める
キョン「ここは…」
ハルヒ「アンタ…交通事故にあったのよ…」
長門「…」
みくる「よかったです~」
古泉「…ええ、一時はどうなる事かと…」
キョン「思い出した…確か、俺は…トラックに轢かれて」
キョン「…あれ…なんだこれ」
ハルヒ「…ひどい火傷でね…手術で切り取るしかなかったらしいの…」
キョン「…」
手足が無い
ハルヒ「あたしがあんたの右腕になるから大丈夫よ!!!」
小泉「んじゃ、僕は左腕かな?」
長門「右足で」
みくる「左足で~す」
キョン「…」
あれから5か月が経った。
俺は驚異的なスピードでリハビリを終え、退院した。
今日は学校に電動の車イスで登校する日だ。
リハビリのおかげでドアの開け閉めくらいならもう自分でできるのだ。
キョン「…ここの出っ張りを扉にひっかけて…」
そしてクイっと扉を開けると、いとも容易く教室の扉は開いた。教室に
入ると、同情、憐れみ、困惑、…様々な表情がそこにはあった。
キョン「よ…よぉ…国木田…、谷口…」
谷口「お…おっす!!!!久しぶりだなー!キョン!!!皆心配してたんだぜ!」
国木田「そ…そうだよ!あ!そうだ!今日は皆でキョンの退院祝いしようよ!」
二人とも動揺しているようだ。俺の体については話を触れさせないようにしている。
無理に俺に気を使っているのがわかって、少し辛くなった。
ハルヒ「SOS団やめていいわよ、その体じゃ大変でしょ」
(あたしってやさしー)
キョン「オナニーできねえ」
ハルヒ「あたしがしてあげるわ!」
ハルヒ「…アッハハ!!!何よアンタそのカッコ!!!本当に
面白いわね!!!!!!アハハハハハハ!!!駄目!!笑えるわぁ!!!」
谷口「…おい…涼宮テメェ…」
ハルヒ「…いや、病院で寝たきりの時は可哀想とか思ってたんだけど、
実際アンタが車イス乗ってるの見ると、何か面白いのよね!ブフッ!!」
国木田「いい加減にしなよ!」
キョン「ハハハ!笑えるだろ。俺も、自分の姿見ると最初は腹が痛くてさ」
谷口「キョン…」
ハルヒ「…今日から復帰したんだから、ちゃんとSOS団に来るようにね!」
キョン「わかったよ。」
そして、岡部から俺の事について話があり、授業がいつも通り行われた。
授業が終わった後、ハルヒに車いすを押して貰いながら一緒に部室へ行く。
ハルヒは俺がいない間、SOS団で起こった出来ごと、俺はリハビリの
話をした。
障害者に対して一般人が見せる、戸惑いや不安等は微塵もみせず、ハルヒは真っすぐに俺を見て
自然に話をしてくれた。
ガラッ…
古泉「…」
みくる「あ…どうも…」
長門「…」
ハルヒ「キョンが復帰したわよ!!」
キョン「お…おう…久しぶり…」
みくる「…」
長門「…」
古泉「…」
長い沈黙が続く…
ハルヒ「な…何よ!アンタ達!せっかくキョンが退院したんだから、もっと
喜びなさいよ!」
古泉「…いえ…ただ、更に面倒事が増えたな…と思っただけですよ…」
古泉が、まるで壊れた玩具を見るような目で俺を見ながら言う。
みくる「こ、こいずみく~ん…」
>>1は遅筆であった
いいんだ…仕方ないさ…俺だって昔は障害者をネタにして、馬鹿にしてた…
そんな事を考えていると、続けて古泉が言う
古泉「彼のトイレは誰が面倒を見る事になるんですかねぇ?僕は嫌ですよ」
ハルヒ「何よそれ…古泉君がそんな奴だなんて思わなかったわ!」
古泉「なんなら部室におまるでも置いておきましょうか!?」
長門「…推奨する」
みくる「あわわ…」
古泉の言葉は俺の心に冷たく突き刺さった。
でも、俺なんかのせいで部室の空気が悪くなって行くのはもっと耐えられなかった。
キョン「だ、大丈夫だ古泉…そのくらい自分でできるから…」
古泉「よかったですねぇ、我が校にも障害者用のトイレがあって、まぁ、
せいぜい汚物をここで漏らさないようにしてほしい物ですね。」
バチッーンッ!!!
ハルヒが古泉に渾身のビンタをお見舞いする。
口が切れたのか、唇に血を滲ませてよろめきながらも古泉が言う
「カタワ野郎が…」
そう捨て台詞を残すと、静かに古泉は部屋から出て行った。
ホモ泉のことだからレイープするかと思ったわ
ハルヒ「何よアイツ!古泉君なんてもう首よ首!」
長門「…」
みくる「ふえええ~~~」
朝比奈さんが泣き出してしまった…いつもなら彼女を抱きしめる事もできようが、
今の俺には到底不可能な事だった…
長門「…ユニーク…」
ハルヒ「きょ…今日は…解散…ごめんなさい…キョン…」
罵られるより、謝られた方が辛かった。
みくる「ふええ~~~」
キョン「長門…朝比奈さんを頼む…」
長門「…コクリ」
そううなずくと、長門は朝比奈さんを連れて部室から出て行った。
ハルヒ「ご…ごめんなさいキョン…古泉君、貴方が入院してからおかしくなったの…
毎日バイトバイトで…SOS団にもあんまり来なくなって…今日も無理行って来て貰ったの…」
キョン「…そうか…」
ハルヒが部室から出て行った後…俺は一人泣いた…
プルルル…
古泉「はい…古泉ですが…」
キョン「古泉…今日の事なんだが…」
古泉「…貴方が入院してから、毎日のように閉鎖空間が出現するようになり、
大勢の仲間が死にました。涼宮さんは貴方の前では冷静を保っているようですが、
彼女の精神は確実に蝕まれています。現に、今全世界で奇形児が生まれる確率
は異常なまでに上昇しつづけているのです。恐らく、貴方を思うが故、彼女は
五体満足な人間こそが異常だという世界に地球を改変しつつあります。
全て貴方の責任です!!!!」
電話ごしで怒鳴られると、耳に響く。
キョン「…おお…俺だっでなぁ…好ぎで…」 自分が泣いているのに気付いた
キョン「うっ…うっ…」
古泉「新たな閉鎖空間が発生したようなので、そろそろ切りますね。二度と
かけてこないで下さい。」
ツーツーツー…
妹「キョン君誰とお話してたの…?」
キョン「関係ねぇよ…」
妹「キョン君泣いてるの?」
キョン「五月蠅い!!あっちに行ってろ!!!!!!!!!」
妹「う…うう…うえええええええ!!!!!!!!!!!」
キョン「ああ、ごめん…ごめんな…」
ただ、謝る事しか出来なかった。
どうやって一人で電話したのかが気になって仕方ない
翌日…
キョン「おーい!おこしてくれ!」
妹に向かって叫ぶ
キョン「おい!おーい!!!」
返事は無い
妹「キョン君…今日からは全部自分でやってね」
キョン「そ…それが出来ない事は知ってるだろ…」
妹「アタシもう嫌なの、キョン君のお食事の世話したり、おトイレの世話したり」
キョン「お願い…お願いだから…」
妹「キョン君は…なんでそんな体になっちゃったの…?」
キョン「…」
妹「そんな体のキョン君なんか…キョン君なんか…」…タタタ
キョン「…待てよ!おい!」 ヴー・・・ヴー・・・
机の上の携帯が鳴音だった。
キョン「畜生…アイツがいないと携帯も取れねぇよ…」 無理やり携帯を取ろうとして、俺はベッドから落ちてしまった…
ドスン…!
キョン「痛てて…携帯……痛てて…!!」
ヴー…ヴー…ヴッ…
>>31
確かに
飯
無意識下じゃないとハルヒが願っても願望叶えられないンだっけ?
>>39
そんなことなくね?
>>46
ワロタww
結局次の日、親に頼んで学校まで連れてって貰った。
キョン「おはよう。」
谷口・国木田「オッス!キョン!」
キョン「…」 開いた口が塞がらなかった。
谷口「やっぱわかる?俺も最新式の電動車イスにしたんだぜ!いやー、こっちの
方がずーっと楽だぜ!」
国木田「…すごいねー。高かったでしょ」
谷口「全然。あーあ、俺もキョンみたいなマシンに乗ってたらなぁ。今頃クラスの
女子一人占めだったのによぉ」
キョン「…お前等…なんで手足が無いんだよ…」
谷口「?何キモチワルイ事言ってんだよキョン、俺等生まれた時から手足なんて
無いだろ。」
国木田「手足なんて奴隷共には必要だけど、僕らにはいらないだろ」
何を言ってるんだこいつ等は…
ウイイイー…
ハルヒ「おっす!キョン!」
ガシャン!
キョン「痛ッ…だれ…だ…って…ハルヒ…か…?」
ハルヒ「何驚いた顔してんのよ!」
この現象の原因は明らかだった。俺の目の前にいる、車いすに乗った四肢が欠損した女だ。
キーンコーンカーンコーン
ウイイイィィーン… 車いすの音と共に岡部が入って来た。
岡部「それじゃぁテストを配るぞー。各自プリントを後ろに回してくれー」
谷口「やべぇ!今日テストだったのか…全然勉強してねーよ!!」
岡部「はいそこ。もう喋るな…」
谷口「…はいはい」
ウィィィイイー…ウィィイイー…ウィィイイー…
俺が唖然としながらテストを眺めている最中。教室には車いすのモーター音が鳴り響いていた。
キョン「どういう事だ…」
長門「…既に世界は大きく改変された。この世界では、四肢が欠損している
状態が通常の状態であり。五体満足な人間はその人間に尽くす奴隷として淘汰される。
生まれて来る人間の90%が奇形児」
キョン「…俺の親は五体満足だったぞ」
長門「…この世界には親子という繋がりよりも、五体満足かそうで無いのかという
繋がりがより重視される…親であっても五体満足な人間は貴方の奴隷」
キョン「…誰がそんなバカな法律考えたんだ」
長門「…そうではなく、昔から、道徳としてそれが正しいとされて来た。
そう世界は改変された。」
キョン「お前がそういう体だと本当に"人形"という表現がしっくりくるな」
長門「…私は人形じゃない」
古泉「…僕は認めませんよ。こんな世界。」
さっきから凄まじい顔で俺を睨んでいる奴隷がいた。
俺は平然とこう言ってやった。
キョン「古泉…」
キョン「ウンコ手伝ってくれよ。」
古泉「…な!!」
キョン「早くしろよ、古泉。俺をトイレまで誘導し、俺のパンツを脱がし、
俺の尻を便器の真上に運び、ウンコをさせろと言っているんだ。」
古泉「…」
ハルヒ「オーッス!!!…ん?どうしたの?皆」
キョン「ハルヒ…聞いてくれよ…古泉が俺のトイレを手伝いたくないんだとさ」
ハルヒ「…!古泉君!貴方健常者でしょう!!!!!!!一体何を考えてるの!?
早くキョンのウンチヲテツダイナサイヨ!!!!!!!!!!」
古泉「…!!…わ…わかりました…」
キョン「早くしろ…」
古泉「(チ…チクショウ…ダルマ野郎が…)」
古泉「…ダルマヤロウガ…」
俺はそれを聞き逃さなかった。
ハルヒ「!貴方今!障害者を侮辱したわね!?」
古泉「い…いえ…そのような事は…」
ハルヒ「古泉君が障害者を侮辱したわっ!!!」
ハルヒがそう叫んだ瞬間。真っ黒な服を来た健常者達が部室に雪崩れ込んで来た!
古泉が殴られ、蹴られ、もみくちゃにされている…
古泉「…や!やめろ!!お前たちはわからないのか!?あんな奴等僕らでかかれば
簡単だろう!健常者だけが虐げられても構わないのかぁッ!!!!!」
無表情な健常者たちに、古泉はボロボロにされ、どこかへ連れて行かれるのだった。
ハルヒ「今日は…午後から処刑があるわね!それに古泉君も参加させたらどうかしら!?」
みくる「いいですねぇ~。私達に立て付いた醜い健常者が死ぬのをこの目で見て見たいですぅ~」
キョン「…」
午後1時になった。
岡部「え~、今日は"処刑"がある。ウチの生徒がされるようだ。皆、校庭に
集まるように!」
谷口「今日処刑されるのって古泉って奴だろ?SOS団の団員のさ。」
国木田「まさか日ごろから世話をしていた健常者に裏切られるなんてね…
キョンも可哀想だよ…でも、僕等は友達だから。」
キョン「…その…処刑って?何だ?」
谷口「なんだよキョン、障害者に立て付いた健常者は、俺達が責任持って殺さなきゃ
いけないって知ってるだろ?」
国木田「そうだよキョン。キョンは今日の死刑執行人なんだよ?掲示板見なかったの?」
キョン「…は?」
谷口「お!そろそろ時間だ!」
全校生徒が移動し始める。モーター音があちこちで響く
ヴヴヴウィィィィイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!
ヴヴヴウィィィィイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!
キョン「…まるで超音波だな…」
ハルヒ「アンタがしっかりと止めを刺すのよ!、わかった!?」
キョン「つってもどうすれば…」
ウィィイイー…
長門「校庭に行って…そうすればわかる…」
俺が校庭に付くと、既にほぼ全学年の車いすにのった生徒が校庭に数十列に
わたって並んでいた。
車いすに乗った校長が現れる。
校長「えー、それでは、処刑を始めます!本日の死刑執行人、前へ出てきなさい!」
ハルヒ「行ってきなさい!キョン」
ガシャン!
そう言ってハルヒは楽しそうに俺の背を押した。
>>80
背は押せない・・・・。
>>81
車イスで体当たりした。
ハルヒに車イスで体当たりされ、よろけながらも前に出る。
そして、本日のメインディッシュが姿を現した。憎き健常者古泉。
心臓がドクドク脈打ってるのがわかる…
俺は興奮しているのだ…
この男を惨殺する事に…!
鼻と指を切り取られた哀れな健常者が他の奴隷達によって運ばれて来た
古泉「…イダイ!!!イダイ!!!!助けて!!!助けて!!!ちくしょおおぉおお!!」
黒服「これを…」
そういうと黒服の健常者は俺に西洋で言う…レイピア…を渡した。
柄の先端部分はマウスピースのようになっている。
俺は古泉の処刑方法を一瞬で理解した。
古泉はうつ伏せの状態でベッドの上に完全に、水平に固定された。
そして、古泉の顔の位置は俺の口の高さとほぼ一致していた。
黒服「押しましょうか?」
キョン「いや、良い…」
レイピアを垂直に咥えた俺と縛られた古泉が正面を向かい合った形で直線状に並ぶ。
キョン「(行くぞ!古泉!)」
ウィィイイーーーー…
電動車イスのモーター音がゆっくりと…そして確実に…処刑する側、
される側の両方に聞こえていた…
古泉「た!!!たたった!!!!助けてぇえええうぇ!!!!!!!!」
豚のような悲鳴を上げながら古泉が泣き叫んでいる…
俺の五体は炎のように熱くなり…しかし頭は冷静で…
…まさに…無の境地とはこの事を言うのであろうか…
レイピアの先端部と古泉の距離が10cm付近まで近付いた所、古泉が叫んだ
古泉「殺してやる!!!!この!!!糞ダルマ野郎があああああああああああ!!!」
プスリ…
古泉「ぁ…」
プスプスプスプスプスプスプスプスプスプスズブブブブブブブブブブブブブズズズズズ…
古泉「…かぽっ…」
俺のレイピアは古泉の口から、尻の部位の辺りまでを見事に貫通したのだった…
古泉は、しゃっくりのような悲鳴を上げ、口から血を流すと…死んだ。
一瞬の静寂が訪れる…
ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!
谷口「す!すげぇよアイツ!!!!」
国木田「なんて…綺麗な処刑なんだ…」
ハルヒ「(キョンって…やっぱりカッコイイ)」
長門「…ユニーク…」
みくる「…はわわ、くそったっれ健常者の豚が…情けない声を上げながら
赤子の如く死んだですぅ~~」
岡部までもが目を滲ませていた
岡部「お前のような生徒を持った事…私は誇りに思う!」
皆が俺を讃えてくれる…健常者の時にはこんな事は無かった…
障害者になって良かった…
初めてそう思えた。俺は…ハルヒによって救われた…
翌日
谷口「いやぁ~、昨日はすごかったな…まさかお前にあんな特技があるなんて…」
国木田「学校中その話題で持ち切りだよ。モテモテだねキョン」
谷口「古泉の死にざま、どんな感じだった?」
俺は自信に溢れた顔で言う
キョン「まず、レイピアが古泉の顔に刺さる瞬間、プスリという音がした、
そして、その振動は僅かながら俺に伝わった。次に車いすを加速させ、奥へ
レイピアをさしていくのだが、体は痙攣しているのでダイレクトにその振動が
俺に伝わる訳だ。最後は死に顔と間近で顔を合わせるんだが、古泉の顔
と言ったら、白目剥いて鼻の穴開いて…そう…アレは正に豚だったぜ。」
そして学校の新聞部の三面記事には「古泉、正に豚だった」という見出し
と共に哀れな死に顔が掲載されるのであった。
妹「おはよう…キョン君…」
キョン「さっさと俺を起こせ…糞健常者が…」
俺のクソッタレの妹が俺を起こしに来る…全く、家族に二人も健常者がいるなんて…
俺が近所からなんて思われてるかわかるか?
妹「は…はぁーい…」
処刑から2か月…正直、俺はイラついていた…あの時を上回る興奮が欲しい。
もう一度処刑をやってみたいという願望が、俺を熱くさせた。
キョン「…早く下に連れて行け…処刑されたいのか…」
妹「…う…うう…」
俺は健常者に喧嘩を売るようになっていた…
少しでも俺に逆らって見ろ…すぐさま…あの黒服を読んで…ショ…処刑
してやるのだ…ウヒヒ…
そして、いつもの如く学校へ向かうのだった。
この世界だと、性的な方面に走る奴 続出だろうな
>>117
しこれないから
健常者にやらせるのか
キョン「おはようございます…鶴屋さん」
鶴屋「キョ…キョン君…にょ…にょろ…」
鶴屋さんは健常者だが、善人だ。嫌な顔せず朝比奈さんのトイレの世話を
してくれている。俺は好奇心から彼女にお願いをしてみる事にした。
キョン「…鶴屋さん…」
鶴屋「にょ…にょろ?」
キョン「オ シ ッ コ が し た い ん で す よ ぉ ! ! !」
鶴屋「!?」
キョン「世話して貰えませんかねぇ?」
鶴屋「わ…わかったよ…」
そして俺は鶴屋さんと一緒に男子トイレに入るのだった。
通常、この世界では女の世話は女健常者が、男の世話は男の健常者がする物なので、
基本的に女は男子トイレに入る事はまず無い。鶴屋さんも顔を赤らめている。
俺は完全に勃起した。
なぁ、俺普通にハルヒが神通力使って「事故を無かったことにする」
のかと思ってたんだけどさ
なにこれ
鶴屋「ど…どうすればいいんだいっ!?」
キョン「まず、ファスナーを下げて頂けますか?」 ニコッ
鶴屋「わ…わかった…にょろ…」 ジィィイイー
鶴屋「ひっ!」
キョン「これでは、便器にかかってしまいます。鶴屋さん。申し訳ないのですが、
僕の ペ ニ ス を、支えては貰えないでしょうか?」
鶴屋「…い…いや…にょ…ろ…」
キョン「…余り私を怒らせない方がいいですよ?」ニコッ
鶴屋「…」さわっ…
綺麗な女性の手だ。俺は好奇心の余りチンピクをさせて見る。
ピクピク…
鶴屋「や…やめるにょろ!!」
>>123
ハルヒは能力を自覚してないから
無意識化で発動するわけだな、
事故をなくしたい! じゃなくてキョンが普通になって欲しいと思ったからじゃね
ジョボボボ…
キョン「…」
鶴屋「ま…満足したかいっ?」
キョン「ええ…」
そして俺は、まだ出ている自分のモノをチンピクさせた
ピクンッ!!
鶴屋「うわっ!」
鶴屋「な…何するんだっ!!」
バチィーッン!!!
鶴屋「あ…」
キョン「ニヤリ…」
そして、また、処刑が始まる事になった。
岡部「えー、今回の処刑方法は投票で決める事になった。民主主義的な
やり方だ。文句は無いな。」
岡部「と、その前に、クラスごとに代表的な方法を決めろと言われた。
だから今日の授業は話し合いだ。」
ザワザワ…ウィィ…ういいいいーん…
谷口「俺、キョンが前にやった奴がいいな」
ハルヒ「うーん、火責めとかどうかしら!?」
国木田「どれも見あきたよ…つまらないね…何かある?キョン」
キョン「ミシン…」
ハルヒ「ミシン…?…成程!さすがキョン!」
>>1の精神がああああああああ
>>159
いきなりなんすかwwwまあ登録してるけど
谷口「何を考えてるかは分かったけどさ、特注のがいるだろ?」
ハルヒ「そうね、綺麗な縫い目を作る事こそミシンの本質ですものね。」
国木田「難しくないかな?だってミシンは上下の糸で縫い合わせる原理なんだよ?
」
キョン「…下の部分はカミソリを取りつけたら良い。皮膚を剥きながら、縫い目を
付けて行くんだ。」
ハルヒ「成程ね…」
谷口「生皮を剥がれながら、生きながらにして縫われて行くって寸法か!」
割れコテタヒねよ
キョンの提案は見事にクラス全員のハートを掴み、
プレス機、回転等の案を押しのけてミシンによる処刑
が決定された。
そして当日…
黒服「どうぞ。」
渡されたのは口に挟んで、強く噛んだ時に作動するようセットされたスイッチである。
キョン「…これは?」
黒服「噛んでみて下さい」
キョン「んぐ…」
ガガガガ!!!!!!
一瞬にして、堅い木の上を直線状に特注のミシンが這って行った。
キョン「ふごい…(すごい)」
黒服「お気に召して頂けたようで何よりです」ニコッ
鶴屋さん「クカー…クカー…」
寝てる…
黒服「まずはどの部分に?」
寝ている彼女の姿は見ていてとても癒される。
そして俺は躊躇わずに言った。
キョン「左の太ももに。」
カチリ。
処刑器具の装着が完了した。
はやく!はやく!!うっひょぉぉ!!!
>>175が犠牲になった
キョン「ングゥ!!」
ガガッガガガッガガッガ!!!!!!!!!!!!!
鶴屋さん「ん~?」
鶴屋「なんだっ…キョンくんっ…おはよ…がああああああああああああ!!!!」
鶴屋「うわっ!んぎゃっ!!!」
キョン「フゥー!!!フゥー!!!」
ガガガッガッガッガガ!!!!
鶴屋「い”いだい”にょろっ!!!!キョン君ッ!!!!」
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
http://www.youtube.com/watch?v=G8yEe55gq2c
これ10時間くらい聞いてた
鶴屋さんの太ももにミシンの張った縫い目がシッカリと浮き上がっている。
そして、縫い目からは血が滲み、糸を赤く染めているのであった。
ハルヒ「私興奮してきちゃったわっ!!!!!!今すぐあの太ももに噛みつきたいッ!!」
国木田「いつもながら鮮やかだね…キョンの処刑は…」
鶴屋「にょ…にょろ…キョン君っ…痛いよっ…」
何がにょろだふざけやがって…
黒服が告げる「次の個所は」
キョン「口だ…。」
カチリ
二度とその口を開けなくなるようにミシンがセットされた。
キョン「んぐぅ!」
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
鶴屋「んー!!んんんーーー!!!!!!!!!」
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
黒服が告げる「次は?」
スイッチを口から外し俺が答える
キョン「まぁ、少し待ってろ。良い物が見れるぜ?」
鶴屋さんは必死に、そして大粒の涙を浮かべながらもがき苦しんでいる。
さぁ、聞かせてくれ!死ぬ前の断末魔を!
糸をプチプチを引きちぎり鶴屋さんの口から美声が溢れだした!
鶴屋「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
黒服「次は?」
キョン「オマンコだ!!!!!!!!」
俺は怒り、興奮、憐れみ、悲しみ、そして情熱をこめて黒服に叫んだ!
カチリ!
処刑器具がセットされた!
鶴屋さんは口を縫う際に、舌が絡まってしまい上手く話せないようだった
鶴屋「ぎょ、っぎょグ…やべっ…にょろ」
キョン「…」ニコリ
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!!!!!!!!
失禁…しかも血が混じっている…
そのあまりの光景に岡部等は男泣きしているのであった。
こうして…出血多量で彼女が死ぬまでミシン処刑は続いた。
全校生徒はまるで感動巨編の物語を見ているような、清んだ瞳でその光景
を眺めているのであった。
(´つω-`)ねむい…
あの日から、今や全ての生物が五体不満足になりつつある。
この前、犬を見たんだ…
手足の無い犬を…
アレはどうなるのだろう…
アレは…最後には飢え、ネズミか何かに生きながら食われて死ぬのだろうか…
そんな、生き物として、何故生まれてきたのかわからないような生涯を送るのだろうか
キョン「動けないという事は…死よりも辛い…」
キョン「そんな事もわからぬ者は…死ねばいい」
今やキョンは完全に狂っていた。
いや、この世界ではそれは狂気では無かった。
それが当然なのだ。
法律、道徳、ルール、全てが何かを失った不完全な物になりつつあった。
キョン「長門…今の世界はお前達から見てどう考える?」
長門「…ユニーク」
長門「…ホモサピエンスの心はある種の”ハカリ”によってほぼ均一に保たれて
いるにすぎなかった。」
長門「…それは、五体満足の者が多数で、かつ、強いという物差しだった。
未来永劫変わらぬ絶対的なルールの筈だった。」
長門「…しかし、強者と弱者が逆転したこの世界では、人間の精神は
混乱し、逆転する。自然界の法則が崩れ去ると言う事は、生物に未知数の
影響を与える。この先、精神と言う物がどのように変化していくのか、
それは誰にも予想する事は出来ない。何故なら、既にハカリそのものが壊れたから」
楽しそうに長門は喋った。おそらく、コイツ等のハカリも壊れてしまったのだろう…
キョン「狂い始めている…俺が…」
キョン「戻ろうとは思わない…何故なら…」
俺は、あの犬にはなりたくないんだ…
誰がわざわざ餌になりたいと願うのだ…
でもあの犬は誰のせいでああなったのだ…
俺のせいだ…多くの者が…俺のせいで逆転した…
長門は精神は逆転すると言った…
その意味は完全には理解できないが…
弱い物がエライくなるという事…
エライという事は強いと言う事…?
…結局は…強い、弱いのバランスは存在するのだ…
逆転しただけだ…1よりも2が小さくなっただけなのだ…
最終的には安定するだろう…この世界も…異常と正常を逆転させて…
そして…半年が経過した…
世界は…完全に逆転した。
キョン「おっ…ニュースだ」
アナウンサー「障害者が健常者に惨殺
されるという事件が発生しました。」
司会者「最近物騒ですねぇ~、でその健常者はどうなったんですか?」
アナウンサー「それがですねぇ~相手は健常者、という事なので減刑されると
専門家が…」
司会者「まーた健常者の人権ですかぁ?果たして社会的弱者の健常者なら何をやっても
許される、情状酌量されるんでしょうかねぇ?いいんですか?」
芸能人「君ぃ!それは差別発言だよ!!それでも司会者か!」
キョン「変わらないな…俺のいた世界と…あまり」
学校に行くか…
谷口「それでさぁ!言ってやったの!お前は健常者かって!あははは!」
国木田「そういうブラックジョークは笑えないよ…谷口」
谷口「…うるせぇ…健常者の処刑をやめようなんて誰が考えたんだか…」
国木田「差別主義者の方が健常者よりも恥ずかしいよ!」
ウィイイイーーー!!
キョン「おーっす!」
ハルヒ「キョン!おはよ!」
ウィィイイー!!
キョン「今日は転校生を紹介する。」
古泉「どうもー!」
キョン「…」
クラスが静まり返る…
何が起きたのか、一瞬理解できなかった。
>>231
あ、キョンじゃなくて、岡部だった
キョン「なんで?」
古泉「この世界が安定しているように見えるでしょう?」
キョン「違うのか?」
古泉「ええ」
キョン「お前はなんで生き返った」
古泉「土葬して貰ったのですが、その時虫達が私の体を作りなおしてくれたようです」
キョン「は?」
古泉「貴方も長門さんから聞いたでしょう?ハカリが狂い全てが逆転していると」
キョン「時間も…という事か?」
古泉「そんな単純な話では無いのですよ」
古泉「強弱、大小、これらが逆転したら何が起きると思います?」
キョン「何が起きるんだ」
古泉「混沌ですよ」
キョン「どういう意味だ」
古泉「そのままの意味です」
キョン「具体的にどうなるのかと聞いている」
古泉「例を挙げましょう。世界とは1と1を足して未来に向かって起きている物だと考えて下さい。
1と1を足して2が創造される。まぁ、世界は簡単に言えばこのような法則で成り立っています。」
大小という概念が逆転したらどうなるのでしょう?」
キョン「2という1より小さな物が誕生するんじゃないのか?」
古泉「そうです。そしてその2という性質は1よりも劣った物になる。そこで
それが終わるならね。」
キョン「意味がわからん。」
古泉「涼宮ハルヒが願った逆転の願望は現在進行形で続いているのです。」
キョン「は?」
古泉「大小の概念の変化が連続的に、瞬間的にではなくまるで、
空中を回り続けるモーターのように変化しているのです。」
キョン「大も小も無くなってるって事か?」
古泉「その通り。これから世界は更に混沌を増すでしょう。」
古泉「概念が消失すると言う事は全てが消え去るという事です。」
キョン「どうすれば良い?」
古泉「もはや彼女を殺すしかないでしょうね。それで世界がどうなるか
それこそ未知数ですが。」
キョン「…」
古泉「全ての概念はそのウチ意味の無い物なります。もうすぐ、言葉、意思、知性、存在。
あらゆるものが意味を持たない異なる形で存在するようになるでしょう。まぁ、世界の終わりですね。」
ニコリと微笑みながら古泉は言った。
よく見ると、古泉がカブトムシになっていた
カブトムシ「涼宮さんを探しましょう…」
キョン「お前…恨んで無いのか?」
カブトムシ「…そんな事より僕らには使命がある筈です。」
キョン「…ああ…」
机に変化した古泉が言う
机「Don't forget it,we must look for haruhi suzumiya」
そう言うと、机は外へ飛んで行ってしまった。
キョン「既にここまで世界は狂ってたのか」
キョン「そういえば…ハルヒがいなくなってる」
教室にはよくわからない形をした物で溢れかえっていた
その時教室の扉が開く
キョン「長門!…か?ハルヒはどこだ!」
首から上がエントツになっている長門に尋ねる
長門「もうじき…自我を保てなくなる…彼女は…こう…て い」
キョン「校庭か!有難う。」
走り行く中で分厚い消しゴムを読んでいるジュースや、とろける鏡等、
よくわからない物に遭遇しながらも、俺は車いすで校庭に向かうのだった。
既に時間、空間の概念も無くなりかけていた。
俺がこの空間の影響を受けて無いのは、ハルヒの意思による物なのだろうか。
そんな事を考えながら、俺は校庭にたどり着いた。
そこには一匹の光るカエルがいた。カエルだった物は…時間と言う感覚は無くなって
しまったのだが、例えるならば物凄い「速さ」で変化し続けていた
ハルヒだ。俺は直感した。
キョン「3fgvp741308!」
キョン「(言葉が…4378rんd)」
既に思考すら意味の無い物になりつつあった。
頭の片隅に記憶が残っていた。
「涼宮ハルヒを殺せ」
殺すと言う言葉すら何の意味も持たない新たな物になってしまったのだが、
どういう事をすべきかはかろうじてわかっていた。
変わりつつあるハルヒだった物の上にキョンだった物体は「殺意」をこめて思い切り
体の一部を叩きつけた。
グチャリ…という音がした。
神は死んだ。
そして、全てはあの時から止まったままである。
この世界に、新しい物差しが誕生した瞬間であった。
神は変化を求め、それを実行した。
それが自分を殺すとは知らなかった。
キョンと呼ばれていたホウキは本を読んでいた。
完全に世界が改変したわけではなく、その時のルールで、そのまま残っている
物体も世界には存在していたからだ。
ホウキ「…」
ホウキ「…」
言葉、文字と言う概念は消滅してしまった。
ホウキにとって文字はその辺の塵芥と何の代わりもない風景であった。
しかしホウキはそれを見ると何か懐かしい気持ちになるのであった。
ホウキの頭には二つの言葉が残っていた「涼宮ハルヒを殺せ」「涼宮ハルヒを探せ」
何かはよくわからないが、それはとても懐かしい言葉であった。
終わり
多分筒井康隆の影響を大きく受けているからエンドがこうなった。
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