一方通行「泣き事言ってんじゃねェよ、三下。せっかくテメェの家使ってやってンのに」
上条「使ってやってるって……最初から住んでたインデックスはいいとして、一方通行が立派なマンション持ってるだろ。
見ての通り上条さんちは二人でいっぱいいっぱいなんですよ!! 皆一方通行のマンションに住めよ!」
一方通行「そっちに住めも何も……俺の家は頭の弱い奴らに場所が割れてるから面倒だしよォ」
打ち止め「ミサカは貴方について行くよって、ミサカはミサカは貴方の袖を引きながら言ってみる!」
青ピ「俺は第一位の家でもええけど上やんおる方が気ぃ楽やしなぁ」
11801号「ミサカは上条当麻と一方通行が同居しているのが理想です、とミサカは正直に述べます」
木山「と、いう事だ。君が折れるのが一番楽なのが分かるね?」
禁書「真面目な話は終わり? そろそろお腹が空いたかも!」
青ピ「今日の晩ご飯当番はー……でけでけでけでけ……かーみやーん! なんとこれで二週間連続やぁー」
打ち止め「今日はミサカも手伝うよ、ってミサカはミサカは手伝いを申し出てみる!!」
一方通行「いつかみてェに包丁で指切ったりすンなよォ?」
打ち止め「うん!!」
11801号「食料は一方通行から貰ったお金で買い足しておきました、とミサカは補足説明しておきます」
木山「じゃあ私は先にお風呂をいただいておこう」
上条「……不幸だ」
俺得
つまんね。
禁書厨きえねえかな
上条「……はぁー、こりゃまた、もの凄い量買ってきたな」
打ち止め「これだけいっぱいあったらどう使いか迷うね、ってミサカはミサカは目を輝かせながら言ってみる!!」
上条「一応聞いとくけど、今晩のおかずで何かリクエストあるか?」
青ピ「僕はLOがええなぁ」
11801号「あーさんがLOならミサカはわぁいがいいです、とミサカは自分の性癖を暴露します」
木山「ふむ。じゃあ私はメガストアで」
禁書「んー、じゃあ私は……とーま食べる」
木山「……ほほう」
青ピ「それはそれは」
11801号「今夜はお赤飯ですね、とミサカは口元を手で隠しながら含み笑いをします」
一方通行「……なに言ってんだァ? こいつら」
上条「打ち止めは何が食べたい?」
打ち止め「ハンバーグがいいな、ってミサカはミサカは聞かれた喜びを身体全体で表現しながら言ってみる!!」
上条「よし、じゃあ今日はハンバーグ四人前だな」
木山「四人前? ……保護者である私の分と」
11801号「年頃の女の子としてミサカの分と」
青ピ「上やんの心の友である僕の分と」
木山「……あとは……打ち止めか、インデックスか……」
上条「どうやったらそういう勘定になるんだよ!!!」
木山「……君も謙虚だなぁ、自分の分はいらないだなんて」
上条「今の俺の目がそういう風に見えますか? 木山さんには」
木山「……あー、その、なんだ。そんな熱い視線を送られても、私たちの間には歳の差というものが」
上条「……はぁ、もういいです。疲れました」
青ピ「成程、上やんの守備範囲は上は三十路前後から下は小学生みたいな外見の先生まで、と」
11801号「英雄色を好むという奴でしょう、とミサカはあーさんのメモ書きに口出しします」
一方通行「つーかそれどっち見ても三十路前後じゃねェか」
上条「……じゃあ打ち止めはひき肉こねててくれ。俺が他の用意するから」
打ち止め「分かったよ、ってミサカはミサカは腕まくりをして自信満々!!」
禁書「なるべく早く作ってくれると嬉しいかも!」
上条「……」
打ち止め「よいしょ、よいしょ」
上条「……打ち止めはいい子だなぁ」
打ち止め「へ?」
上条「皆が打ち止めみたいな性格だったら俺だって追い出したりしないのに」
打ち止め「あはは、あの人がミサカみたいな性格だったら面白いかも、ってミサカはミサカはミサカみたいなあの人を想像して笑ってみる!!」
一方通行「なァに話してンだァ? 三下よォ」
上条「いえいえ、なんにも。で、どうした? コーヒーなら作りだめして置いてあるぞ」
一方通行「向こうであの青とムッツリの相手するくらいならテメェら手伝った方がマシだ」
上条「そうか。そいつはどうも」
一方通行「ンで? 何かやる事ァあるのか?」
上条「そうだな、じゃあ……」
木山「まさか私としたことがバスタオルを忘れてしまうとは」
上条「全裸で歩き回るな!!! 一方通行、木山さんにバスタオル!!」
一方通行「断る」
禁書「まったく、はるみはもうちょっと隠すべきなんだよ!」
木山「……しょうがないだろう。バスタオルを忘れてしまったんだから」
青ピ「いやぁ、眼福眼福」
11801号「……という事は一方通行や上条当麻がお風呂に入っている時にバスタオルを隠せば……」
一方通行「ンな事したらテメェだけ橋の下に放り出す」
11801号「……ならば上条当麻だけに……」
上条「あ、打ち止め。12個でいいぞ。やおい号がいらないみたいだから」
打ち止め「分かった、ってミサカはミサカは作ってた一個を崩して他のにくっつける」
11801号「……分かりました諦めます、とミサカは肩を落としながらしぶしぶ宣言します」
木山「さて、じゃあ私はお風呂の続きを」
上条「タオル貰ったんだから身体を隠して下さい!!」
木山「……君はいちいちうるさいなぁ。細かいことを気にしていると将来禿げるぞ」
青ピ「そうやはげやん、細かい事はいいっこなし」
上条「一方通行、アイツの分にタバスコを瓶ごと入れといてくれ」
青ピ「んな殺生なぁ!!!」
―――
「「「「「「「いただきまーす」」」」」」」
青ピ「うわぁ……僕の味噌汁にダイレクトでタバスコ瓶はいっとる……」
禁書「とうまー、おかわりー」
上条「はいはい。もっと味わって食えよ」
打ち止め「ねぇねぇ、ミサカのつくったハンバーグおいしい? ってミサカはミサカは貴方達に聞いてみる」
一方通行「……普通」
11801号「おいしいですよ、とミサカは率直な感想を隠し、焦げたハンバーグをほおばりながら苦々しげな顔でいいます」
打ち止め「ホントに!? 、ってミサカはミサカは満面の笑みで聞き返してみる!!」
木山「料理はうまいし、面倒見もいい。上条君はきっといいお嫁さんになるだろうな」
上条「そいつはどうも」
11801号「できればウエディングドレスでお願いします、とミサカは真剣な表情で頼みこみます」
青ピ「いやぁ、やっぱここは着物で上やんにカツラをかぶせてやなぁ」
上条「……」
青ピ「ちょ、上やん!! 無言で僕の味噌汁に醤油さし入れんのやめてぇや!!」
11801号「さすがのミサカもしゃもじは食べられません、とミサカは味噌汁に入れられた予備のしゃもじを見ながらいいます」
―――
青ピ「それじゃあ今日の寝る場所発表しますー」
打ち止め「ぱちぱちー」
青ピ「ベッドはいつも通りミサカちゃんと打ち止めちゃんとインデックスちゃん」
青ピ「寝室の布団は木山さん」
青ピ「リビングの布団は第一位」
青ピ「ソファが僕」
青ピ「上やんはいつも通りバスタブにタオルケットで」
木山「……いつも布団だと時々ベッドが恋しくなるな」
禁書「はるみ、交代する?」
木山「いや、いいよ。私だけ決めつけを破るわけにはいかない」
青ピ「じゃあかいさーん」
―――
上条「……どうしてこうなった……」
――― 数日前
上条「さて、買い物も済んだし……ん?」
木山「おや、君は……確か」
上条「……貴方は、いつぞやの路上でいきなり服を脱ぎだした……」
木山「買い物かな、えっと……」
上条「上条です。また何かあったんですか?」
木山「私は木山だ。まあ、何かというほどじゃないが……上条君、君、家はこの辺か?」
上条「え? ええ、まあ。それなりに近くですね。……えっと、それが何か」
木山「私の為に時間を割いてもらうというのも心苦しい。歩きながら話そう」
上条「歩きながら、って……木山さんどこかに行こうとしてるんじゃないんですか?」
木山「大丈夫さ。目的地は同じ方向だからね」
上条「……?」
木山「ほら、行こう」
上条「あ、ああ、はい」
上条(歩きながら話そう、とか言ってたけど……)
木山「……」
上条(一向に話す気配がない……)
木山「……」
上条(さすがにこの組み合わせは怪しく見えるのか、道行く人たちにチラチラ見られてるし……
……不幸だ)
打ち止め「ほら、急いで急いで! ってミサカはミサカは貴方の背中を押してみる!!」
一方通行「やめろって言ってンだろォが!! この、馬鹿が!!」
上条「おお、一方通行に打ち止め。二人で買い物か?」
打ち止め「今丁度彼と一緒に貴方の家に向かってた所なんだよ、ってミサカはミサカは満面の笑みで言ってみる!!」
上条「ん?」
一方通行「頼みがあってよォ。まァ、お前の家に着いたら話すわ」
上条「それは別にかまいませんが……木山さんはそれでも?」
木山「……ん? ああ、私か。構わないよ」
打ち止め「それじゃあしゅっぱーつ!! ってミサカはミサカは大声で」
一方通行「うるせェ、静かにしろ」
木山「一方通行……君が学園都市第一位の? 相当な偏屈だと聞いていたんだが」
一方通行「あァ? なンだおばさン?」
打ち止め「駄目だよ! 女性に向かっておばさんなんて言っちゃ!! ってミサカはミサカは憤慨してみる!!!」
木山「いいよ、私自身若いという年齢でもないしね……そういえば君は、学園都市第三位とも知り合いだったね。上条君自身も強い能力者なのかい?」
上条「はは、いやいや。俺自身は何処にでもいるバンクに乗る事もないレベル0ですよ」
一方通行「何処にでもいる、レベル0、ねェ……」
木山「……ふむ、じゃあ君は、強い能力者を惹き付ける何かを持っているのかもしれないな」
上条「何か、ですか?」
木山「ああ。強い能力者を君の周囲に惹き付ける能力の持ち主なのかもしれない」
上条「それは……想像以上に嫌な能力だろうなぁ」
一方通行「なンだ三下ァ、その目は」
上条(第一位のコイツといい、第三位のビリビリといい、強い能力者と関わっていい思いしたことってないしなぁ。
惹き付けるんならレベル0でも、もっとまともな奴の方が……)
青ピ「お、上やんやぁ」
上条「……いや、確かにレベル0って言ったけど、コイツは……」
青ピ「なんや、上やん。僕の顔見て即座に首振るなんて、酷くない?」
上条「珍しいなぁ、土御門ならこの辺でもよく見るけどお前がこの辺に居るなんて」
青ピ「いやぁ、はっは。ちょっと上やんに用事があってん」
上条「……」
青ピ「あれぇ、どうかした上やん? いきなり黙り込んで」
上条(おかしい……なんだこの遭遇率の高さは……なにか嫌な予感がする……何が起こるっていうんだ……)
打ち止め「関西弁ってはじめて聞いた! ってミサカはミサカは興奮しながら青髪ピアスのお兄さんに今の喜びを伝えてみる!!!!」
青ピ「はっはっは~、どや?」
上条「何やってんだエセ関西人、幼女拉致で通報するぞー」
青ピ「ちょ、ひっど! そこバラすん無しやろー!!」
木山「君は知り合いが多いんだな」
上条「え? ええ、まあ、人並みには」
青ピ「よっしゃ、行こか、上やん!」
上条(……俺には分かってる。これで終わりじゃ無い、きっとまだ何か起こる筈だ……例えば、後ろを誰かがつけて来てたり……)
上条「なぁんて、まさか……」
クルッ
11801号「……あ」
上条「……誰もいない、か」
11801号「……ばれていないようですね、とミサカは自分のとっさの判断を……」
上条「ってんなワケあるか!!! なんで!? なんで御坂妹がここに!?」
一方通行「……」
打ち止め「検体番号11801号? ここで何やってるの? ってミサカはミサカは首を傾げながら検体番号11801号に聞いてみる」
青ピ(11801……良いやおい? ……えらい名前やなぁ)
木山「君は……第三位……?」
上条「妹ですよ」
11801号「……言えません、とミサカは上条当麻や一方通行、上位個体に自分の考えを隠します」
11801号(言えない……ショタスクと夏の新刊作成の為の資料製作として独立行動して上条当麻を追いかけていたなんて……)
青ピ「上位個体?」
打ち止め「ミサカの事だよ! ってミサカはミサカは胸を張ってえっへんってえばってみる!!」
青ピ「そーかそーか、お嬢ちゃん偉いなぁ。飴ちゃんあげるさかいちょっと静かにしとってなー
んで、上やん、上位個体って何?」
上条「さぁ? 一方通行なら知ってるんじゃねぇか?」
青ピ「一方通行……ってもしかしてそっちのアンタが、あの学園都市最強にして最狂の!?」
一方通行「オイオイ、いきなりなンですかァ、人聞きの悪い事言いまくってよォ。喧嘩売ってンのか、テメェ」
青ピ「い、いえいえいえいえ!! 滅相もない!!」
上条「……あー、もしかして、お前も俺に何か用なのか?」
11801号「そ、そうです、とミサカは内心冷や汗をかきながら応えます」
上条「……あー、なんでしょうねこれは。上条さんの嫌な予感センサーがさっきから警戒信号鳴らしっぱなしなんですが」
青ピ「じゃー、とりあえず、上やんちに急ごか」
11801号「そうしましょうそうしましょう、とミサカは乗り気でない四人を急き立てます」
一方通行「……おい、三下ァ」
上条「なんだよ」
一方通行「コイツら全員何でお前ンちに向かってンだァ?」
上条「それは俺が聞きたいよ」
打ち止め「出来れば簡単な用事で帰ってくれると嬉しいね、ってミサカはミサカは貴方の服の裾を引っ張って言ってみる」
一方通行「……まァ、最悪追い出しゃいいしな」
上条「……こっちはこっちでなんか物騒な話してるし……」
―――
上条「それで、一人ずつ俺の家に来た理由を教えてもらいましょうか」
木山「じゃあまず私から話そうか」
上条(そういえば木山さんは終始自分から話そうとしてなかったしなぁ……っていうか、用があるのは俺の家の近所じゃなかったのか?)
木山「上条君の家に泊めてもらおうと思ってね」
上条「……は?」
木山「もちろんタダでとは言わない。それなりの謝礼も払おう」
上条「ちょ、ちょっと待ってください!! な、なんでいきなりそんな話に!?」
木山「袖振り合うも多生の縁と言うだろう? 迷惑はかけないように努力する」
上条「い、いや、そうじゃなくて!! 世の中には倫理的なモンがあってですねぇ!!」
木山「問題ないさ。私は倫理的に問題があるほど魅力を持っていないからね」
上条「でも!!」
木山「なに。邪魔はしないさ。場所だけ貸してくれればいい。ホテルに泊まるよりもこうやって知り合いに泊めてもらった方が安くつくしな。
まぁ、どうしても嫌だというなら仕方ない。泊めてくれる人を探してもう少し歩くさ」
上条(……駄目だ、この人はおそらくこの後もずっとこの調子だろう……
野放しにしておいて、何か問題を起こされたりしたら…………)
打ち止め「えー、貴方も彼の家に泊まるの? ってミサカはミサカは驚きを隠せずに声を上げてみる!!」
上条「貴方も!? って事は……」
一方通行「俺達も同じだ。テメェの家に泊めてもらおうと思ってなァ」
上条「……えーと、一方通行さんには上条さんちよりも立派なお家がありましたよねぇ?」
一方通行「ンァ? まァ、色々あってなァ。……まさか、嫌とは言わねェよなァ」
上条「……嫌って言ったら?」
一方通行「ベクトルを操作して」
上条「み、右手を使って無効化……」
一方通行「家の中をメチャクチャにする」
上条「んな!? そ、それはお前、無しだろう!!!」
一方通行「テメェが俺達を家に泊めればいいだけだろォがよォ。嫌なら断ればいいし」
上条「断らせる気0の奴にんな事言われたくねぇよ!!! だー、不幸だああああああああああ!!!!」
青ピ「えー、第一位たちも? って僕も僕も驚きを隠せずに言うてみる!!」
上条「帰れ」
青ピ「ええ!? ちょ、ちょい待ちぃや上やん!! なんや僕にだけ冷たくない!?」
上条「帰れ」
青ピ「そんなこと言わんでやぁ!! 僕かてなんも無しに上やん頼ってん違うねん!!」
上条「帰れ」
青ピ「まあまあ! 僕居てたほうが上やんも色々助かるやろ?」
上条「帰れ」
青ピ「言わんでってばぁ!! 上やんのいけずぅ~」
上条「帰れ」
青ピ「あ、僕トイレ借りてもいい? ずっと我慢しててん」
上条「帰れ!!!」
青ピ「ああ、上やん、僕冷たい麦茶飲みたい」
上条「……」
青ピ「い、痛!! ちょ、なぐ、なぐらんで!!」
上条「それで、御坂妹は俺に何の用なんだ?」
11801号「み、ミサカは、その……ミサカも、泊めてもらいに……」
打ち止め「検体番号11801号、何かあったの? ってミサカはミサカは一応確認してみる」
11801号「……黙秘権を行使します、とミサカは顔を反らしてはぐらかします」
打ち止め「……」
11801号「……」
青ピ「どうせ女の子は上やん皆泊めんねんやろ!? 僕一人増えても問題ないやん!!
それとも何!? 上やんは女の子は泊めて男で友達の僕は無視するような発情期の猿みたいな奴やったん!?」
上条「い、いや、それは……」
青ピ「あー!! 今言い淀んだ!! 図星や!! 上やぁん、いつの間にエロやんになってしまったん? 僕らの上やん帰ってきてー!!」
上条「あー、もう、騒ぐな!! 分かった、泊っていい! 泊っていいから騒ぐな!!」
打ち止め「……あまり独立行動が過ぎるのは駄目だよ、ってミサカはミサカは検体番号11801号に釘を刺しておく」
11801号「了解しました、とミサカは自分の考えを隠し通せた事にホッとしながら掴みあう上条当麻と青ピアスの青年の方を凝視します」
木山「……つまり、この人数が一気に泊る事になるのか?」
一方通行「……暑苦しいなァ」
―――
禁書「……」
上条「……」
禁書「とーま、何か言いたい事ある?」
上条「こ、ここは上条さんの家ですから、誰かを泊めるっていうのも上条さんの判断で行っていいと思うんですよ」
禁書「……むー、とーまは女心を全く理解してないかも!!」
一方通行「……まだ同居人がいやがったのか。こンの狭苦しい家に七人で住むのかよ」
打ち止め「七人じゃないよ、ってミサカはミサカは貴方の間違いを指摘してみる!」
一方通行「あァ?」
スフィンクス「にゃー」
木山「ネコも居るのか。これだけ居れば賑やかだろうな」
打ち止め「……もしかして、二人っきりの方が良かった? ってミサカはミサカは貴方に尋ねてみる」
一方通行「テメェ、頭が溶けてンのか?」
11801号「二人きりの方がいいに決まっているだろう、言わせんな恥ずかしい、とミサカは一方通行のいいたい事を」
一方通行「間違った解釈垂れ流すな」
青ピ「……まさか上やんがあの修道女ちゃんと同棲しとったとは……」
11801号「確かにこれは由々しき事態です、とミサカは青髪ピアスの青年に同調します」
青ピ「やっぱやーちゃんもそう思う?」
11801号「やーちゃん、ですか? とミサカは聞き覚えのない単語をオウム返しで聞き返します」
青ピ「あー、ごめんごめん。なんやあのちみっこいのが11801号とか呼んでたからなぁ。名前何?」
11801号「ミサカの名前はミサカです、とミサカは青髪ピアスの貴方に説明します」
青ピ「んん? でも、あのロリっ子もミサカ言うんやろ? めんどいなぁ、姉妹かなんかか?」
11801号「そもそも何故やーちゃんなんですか? とミサカは質問に答える前に質問をしてみます」
青ピ「いいやおい号や呼ばれててんからやーちゃん固定やろ」
上条「11801号だからいいやおい号って……それは明らかに酷いだろ」
11801号「やおいはどこも酷くありません、やおいだって愛の結晶なのです、とミサカは柄にもなく熱く語ります」
木山「……やおい?」
打ち止め「ねーねー、やおいって何? ってミサカはミサカは貴方に問いかけてみる」
一方通行「知らねェよ。つーかてめェのお仲間の事くらいてめェが知っとけ」
青ピ「あー……ガチか」
禁書「私がなんで怒ってるかわかる? どうせとーまは人がいいから何も考えずに良いって言っちゃったんでしょ!
スフィンクスなら簡単に飼う事も出来るけど、人間は違うんだよ? ご飯や寝る場所はどうするの?」
上条「それを勝手に住みついたお前が言うのかよ」
禁書「私一人でもいっぱいいっぱいなのに……大丈夫なの?」
上条「……そういえばそうだな。どうしよう」
打ち止め「その事なら心配ないよ!ってミサカはミサカは横から話に参加してみる!」
一方通行「金なンて掃いて捨てるほど持ってるからな。テメェの世話になンねェよ」
上条「ほ、本当か!?」
木山「私も金は払う。ただで泊まろうなんて思ってないさ」
上条「ああ、助かります」
青ピ「ホント助かりますー。ほらミサカちゃんもきちんと頭下げてぇ」
11801号「助かります、とミサカは促されるとおりに頭を下げます」
上条「……」
青ピ「あら、なあに上やんその目……ジッと見てもぼかぁ何も出せんよ?」
上条「よし、口実が出来た。お前帰れ」
青ピ「まだ言うかドスケベやん!! エロエロ煩悩丸出しエロやんめ! 僕追い出したら学校で酷い目に会う事になんで!!」
―――
上条「あれからもう半月……誰も一向に出ていく気配がないんだよなぁ……」
上条「木山さんは何してるかわからないしなんで俺の家に居続けるのかもわからない。
分かるのは野放しにするのが危険だろうってことくらい」
上条「一方通行と打ち止めは、まあ、家が不良どもに荒らされるって言ってたし、かくまうのは仕方ないよなぁ。
打ち止めは勿論の事、一方通行の奴もなんだかんだ言いながら家事の手伝いしてくれるから助かってるし」
上条「青髪……アイツは何があったのかは知らないけど、土御門の家に突っ込んだら傷だらけで帰ってきたし、俺が面倒みるべきなんだろうな」
上条「やおい号……あいつも謎なんだよなぁ。何か目的があって俺や一方通行に近付いてきたのかもと思ったけど違うみたいだし……
日中も机に向かってソッチ系の漫画描いてるだけみたいだし……分からない」
上条「……いつまで続くんだ、このバスタブ生活……」
―――
―――
上条「……ん」
サァァァァ―――――……
上条「……水の、音?」
木山「おや、起こしてしまったか」
上条「って全裸!? ちょ、木山さん! 全裸で一体なにを!!」
木山「……君は阿呆なのか、それともまだ寝ぼけてるだけか?
服を着てシャワーを浴びるような変人がいたら紹介して欲しいものだ」
上条「だからって何で上条さんの目の前でシャワー浴びてるんですか!!」
木山「昨日は暑くて、起きたら寝汗が酷くてね。君を起こそうとも思ったが、せっかく熟睡しているのを邪魔するのもよくない」
上条「邪魔していいから起こして下さい!!」
―――
上条「……酷い目にあった。ってかまだ四時過ぎかよ……不幸だ」
上条「……とりあえず、コーヒー作っとくか。一方通行、朝コーヒー飲めないと機嫌悪くなるし」
スフィンクス「にゃー」
上条「おお、お前も起きてたのか。おはよう」
スフィンクス「にゃー」
上条「腹減ったのか? じゃあ一方通行の分のコーヒーと一緒にお前のご飯も用意しような」
スフィンクス「にゃー」
木山「私の分もコーヒーを作ってくれるかな?」
上条「ああ、シャワー浴び終わったん……」
木山「うん。もうバスタブを使ってくれても構わない。起こしてしまって本当に悪かった」
上条「……あのですねぇ、木山さん。女性が男性の前で下着姿で歩き回るってのは」
木山「なんだネコ君、君も早起きだな」
スフィンクス「にゃー」
上条「ま、聞いてもらえるなんて思ってないけど……
それより、木山さんは寝なおさないんですか? いつもならもう少し寝てますよね」
スフィンクス「にゃー」
木山「寝るのもいいが、起きておくのも悪くないと思ってね」
上条「そうですか。じゃあ向こうで待ってて下さい」
木山「ああ」
―――
一方通行「おい、青髪ィ! いつまでトイレにこもってんだよ!! さっさと出ろ!!」
『そう言われてもほら、男の子って朝大変やん?』
11801号「朝からそんな所でナニやってるんですか、とミサカはあきれ顔で扉に向かって言います」
打ち止め「ねぇねぇ、ミサカのお箸が見当たらないよ? ってミサカはミサカは手元を確認しながら言ってみる!」
木山「ああ……じゃあ、割り箸を出すか」
打ち止め「えー、でもミサカあの箸がいい! ってミサカはミサカはちょっと駄々をこねてみる」
禁書「とーまー、朝ご飯なにー?」
上条「ご飯に味噌汁だよ。純和風な感じでね」
一方通行「おいおい! 朝飯がコーヒー+味噌汁って何考えてんだよ三下ァ!!」
上条「うるせぇ! 嫌なら自分で作れ!!」
禁書「あーさん、トイレまだー?」
『急かさんでぇや。そんな急かされても、なぁ?』
11801号「……トイレは貴方一人の物ではありません、とミサカは連続でノックをしながら急かしたてます」
木山「やれやれ、朝から賑やかだな」
11801号「今日は金曜日」
11801号「上条当麻とあーさんは学校、木山春生・一方通行・上位個体は外出」
11801号「つまり今この家はミサカの独壇場です、とミサカは鞄から画材を取り出しながら言います」
スフィンクス「にゃー」
11801号「これは失礼しました。私とスフィンクスの独壇場ですね、とミサカはスフィンクスの頭を撫でながら前言を撤回します」
禁書「私が居る事も忘れてほしくないかも」
11801号「……影が薄いので本当に忘れてました、とミサカは禁書目録を見ながらため息交じりに呟きます」
禁書「……うう、怒るよ?」
11801号「禁書目録に怒られた所で怖くないです、とミサカはヘアゴムを付けながら言います」
禁書「やおいって時々変な格好するよね。目が悪くないのに眼鏡かけたり、髪もそんなに長くないのに縛ったり」
11801号「これは言うなれば戦闘装束です、とミサカは禁書目録に胸を張って説明します」
禁書「戦闘装束?」
11801号「伊達眼鏡をかけ、ヘアゴムで髪を纏める事によってミサカは一流の妄想戦士へと進化を遂げるのです、とミサカは熱のこもった演説を繰り広げます」
禁書「よく分からないんだよ」
11801号「理解が及ばなくても結構です。邪魔だけはしないでくださいね、とミサカは禁書目録に一言断りを入れておきます」
11801号「…………さて、次の題材はどうするべきか、とミサカは真っ白なノートとにらみ合いながら構想を練ります」
禁書「どうかしたの?」
11801号「漫画の構想を練っているんです、とミサカは簡潔に禁書目録に説明します」
禁書「漫画? 漫画ならとーまのがたくさんあるよ」
11801号「残念ながら上条当麻の持っているジャンルの漫画ではなく、もっとアブノーマルな物です、とミサカは補足説明をします」
禁書「どんな内容なの?」
11801号「美少年と成人男性が情事に及ぶ漫画や、美少女と成人男性が情事に及ぶ漫画がほとんどです、とミサカは一切言葉を濁らせること無く質問に答えます」
禁書「じょ、情事って……」
11801号「御察しの通り性交の事です」
禁書「……やおいはエッチだね、しかも男同士もなんて」
11801号「いえ、人間の恋愛感情は突き詰めればそこに到達するのです。それはおそらく男性でも女性でも同じはず。
ならば男同士でも恋愛感情の表現に性交を用いるのもおかしくないでしょう、とミサカは熱弁をふるいます」
禁書「そういうものなのかな?」
11801号「そういうものなのです、とミサカは自分の発言を肯定します」
禁書「……そういうものなんだってさ」
スフィンクス「にゃー」
禁書「何を迷ってるの?」
11801号「……実は今、ミサカの知り合いの提案で上条当麻を主人公にしてそういう話を書こうとしているのですが、いかんせん彼の周りにはミサカの得意分野とする10歳以下の幼児が少ない」
禁書「らすとおーだーとかなら居るけど」
11801号「上位個体を題材にしてしまうとミサカ自身の命が危ない気がします、とミサカは提案を蹴ります」
禁書「んー……じゃあ、いっその事、周りの人を小さくしちゃったら?」
11801号「……そんな事が出来れば苦労しません、とミサカは」
禁書「でも、若返りの魔術とかは存在するよ? 出来ないとは言い切れないかも!」
11801号「……そういえばバンクに乗ってないだけでそういう能力が存在するかも……ちょっと落ち着いて今の言葉を考えてみよう、11801号、周りを小さくする、なるほどそんな手が存在していたなんて!
学園都市の生徒たちを襲う謎の『幼児化』、裏に控える能力者、『逆行成長』……能力は、演算によって全ての生物を身体的にも精神的にも若返らせることができる。
それに挑む一方通行筆頭の上条勢力だったが次々に幼児化させられてしまう、最後の頼みの綱は『幻想殺し』の上条当麻だけ!!
まさかのロリショタハーレム完成!!! これはどう考えても完璧!! バカ売れ間違いなし!!!!! いやいや、落ち着いてミサカ、逆に、幼児化した上条当麻を守るために立ちあがるメンバー……
いやいやここはショタ条とアクセラショタの絡みで兜」
一方通行「昼間っから何騒いでンだ、ムッツリ」
11801号「……」
打ち止め「何かいてるの? ってミサカはミサカは質問してみる」
11801号「……なんの事でしょう、とミサカは画材とストーリーノートを隠しながらしらを切ります」
禁書「あ、あくせられーた。早かったね、お帰り!」
一方通行「……あァ」
禁書「あれ? 元気がないんだよ」
打ち止め「きっとお帰りって言われたのが恥ずかしかったんだと思う、ってミサカはミサカは説明して」
一方通行「くだらねェ事言うな」
11801号「上位個体と何処へ行っていたんですか、とミサカは社交辞令で一方通行に問いかけます」
打ち止め「本屋さんでお料理の本を買ってたんだよ、ってミサカはミサカは買ってきた本を見せながら言ってみる!」
禁書「お料理の本? あくせられーたが? 意外かも」
打ち止め「きっと上条当麻の負担を減らしてあげるために勉強するつもりなんだよ、ってミサカはミサカは……
あうう、頭ぐりぐりしないでぇ、ってミサカはミサカは頭の上にある貴方の手を払おうと努力しながら貴方に懇願してみる!」
一方通行「誰があンな三下の為に勉強なんか覚えるかよ!! 俺は味噌汁にコーヒーが嫌だから自分の朝飯くらい自分で作ろうと思ってだなァ!!!」
禁書「でもその割には大勢で食べられる料理のレシピが多いんだよ」
11801号「……これはいいツンデレ具合、とミサカは口元を隠しながら微笑みます」
一方通行「ンなンじゃねェって言ってるだろォが!!!!」
打ち止め「あ、ミサカこのパエリアっていうの食べてみたい、ってミサカはミサカは目を輝かせながら提案してみる!!」
禁書「じゃあ私はこの娼婦風スパゲティっていうのがいいな!!」
11801号「……親子丼……成程、それもありですね」
打ち止め「そういえばそろそろお昼だね、ってミサカはミサカは貴方の方を見ながら言ってみたり」
一方通行「俺は作らねェからな」
禁書「大丈夫! 今日もちゃんととーまがご飯作っていってくれてるんだよ!!」
11801号「まるでニートの世話をするパート働きのお母さんみたいですね、とミサカは上条当麻の優しさをかみしめながら恥ずかしさを隠しつつそういいます」
一方通行「……今日は、木山と青髪の弁当の中身を多めに作ってたみてェだな」
打ち止め「ずっとここにお世話になれれば楽できるよね、ってミサカはミサカは貴方に満面の笑みで申し出てみる!!」
11801号「……こうやって好感度を稼いでフラグを徐々にたてていくんですね、とミサカはストーリーノートに素早くメモします」
一方通行「そンじゃ、ちゃっちゃと飯食うかァ」
打ち止め「じゃあミサカは食器を用意するね、ってミサカはミサカは元気に走り出す!」
禁書「だったら私はテーブルを片づけるんだよ!」
11801号「ならばミサカは上位個体と禁書目録に支度を任せてくつろいでおきましょう」
一方通行「テメェも働けよ」
―――
バタン
木山「ただいま」
打ち止め「あ、木山春生が帰ってきたよ、ってミサカはミサカは」
一方通行「動くな、今いいとこなンだよ」
<タトエバオマエラガソノムカシ、ステラレテコゴエテルコイヌヲタスケタコトガアルトシヨウ……
木山「……アニメかい?」
11801号「はい。一方通行が暇つぶしに買って来た物を皆で見ています、とミサカは画面から視線を外すことなく答えます」
<デモシネ
木山「……吹っ飛ぶなぁ」
禁書「とーまもこれだけ強ければもっと頼りになるんだけど」
一方通行「……三下がコイツみてェ強くなったらそれこそ規格外の存在になるぞ。
世界中の異能者から日夜殺害対象として追いかけられたりしてなァ」
<ラクエンニデモスンデンノカァ?
11801号「……これは今までにも増して酷い、とミサカは新キャラの存在感に唖然とします」
木山「じゃあ私も昼ごはんをいただきながら見せてもらおうかな」
―――
<オマエ、ショジョダロ?
一方通行「……おいおい、リモコンどこやったァ!?」
打ち止め「ねえねえ、処女って何、ってミサカはミサカは貴方に聞いてみる」
木山「処女というのは」
一方通行「教えようとすンなクソババア!! おいムッツリ、テメェが最後にリモコン弄ってただろォが!!」
11801号「これは興味深い展開ですね。音量をもう少し上げて……」
<コドモツクルキ!?
打ち止め「子どもってどうやって作るの? ってミサカはミサカは」
禁書「こ、子どもはコウノトリが運んでくるんだよ!」
一方通行(よし、よくやったインデックス!!)
11801号「嘘を教えてはいけません、子どもというのは男性と女性が」
一方通行「なに余計なマネしようとしてンだ!! このムッツリスケベ!!!」
木山「あー、おしべとめしべがだね」
一方通行「丁寧に教えろって言ってンじゃねェよ!! そろそろ黙れテメェら!!!!」
―――
上条「……で、色々と聞きたい事があるんですが」
禁書「あ、とーまにあーさん、お帰りなんだよ!」
<マァキィ……
ゲェッ!?>
上条「なんでエアマスター見てるんだ?」
打ち止め「面白そうだから買ってきたんだよ! ってミサカはミサカは答えてみる!」
上条「じゃあなんでエアマスター見ながらやおい号は鼻血流してるんだ?」
11801号「まさか男性同士で子作りが可能とは……と、ミサカは生命の神秘を噛み締めながら答えます」
青ピ「あぁ、そういえばこれ長戸回やからその話もあんもんなぁ」
上条「成程、やおい号のどストライクだったってわけか」
11801号「興味深いです……アクセラショタ(9歳)が上条当麻の子どもを妊娠……」
上条「……ったく、やおい号はお前の同類だろ? なんとか言ってやれよ」
青ピ「逆のがええやろ。一見受けに見えるヒョロ一位がカミやん押さえ込んでってのがアツい展開やん?」
上条「よし、お前ら揃って表に出ろ」
上条「……まさか、ずっと見てたのか?」
一方通行「ンだよ、悪ィか?」
上条「アニメの見過ぎは身体によくないぞ」
打ち止め「……そういえばちょっと目がチカチカするかも、ってミサカはミサカは目をこすりながら言ってみる」
木山「集中してると気付かないものなんだろう。私は日ごろからパソコンに向かっているから慣れているが」
青ピ「おお! 全巻あるやん! これは今日は寝られんなぁ!!」
上条「はいはい、どうでもいいから着替えろよ」
木山「……そういえば私も帰って来てからスーツのままだったな」
上条「ストップ!! 着替えるなら寝室か風呂場でお願いしますね!」
木山「……君は本当に細かいなぁ……私の母親でもそこまで口うるさくはなかったぞ」
上条「思春期真っただ中の男が居る中で着替えようとするのを止めるのは当たり前の事ですって!!」
木山「……仕方がない、じゃあ寝室で着替えてこよう」
青ピ「ほな僕も寝室で……」
上条「……」
青ピ「じょ、冗談やて」
上条「……確かに寝室で着替えてくれたのは嬉しいですが」
木山「……なんだ、まだなにかあるのか?」
上条「下着にワイシャツは駄目だって毎日言ってますよねぇ!?」
禁書「とーまー、おなかへったー」
青ピ「……成程、『逆行成長』……そらありかもな」
11801号「ロリによし、ショタによし、ミサカによし、あーさんによし、最高ですね、とミサカは親指を立てます」
青ピ「せやなぁ、ほんなら、これでお話作ってこか」
打ち止め「今日はね、彼がご飯を作ってくれるんだよ、ってミサカはミサカは上条当麻に説明してみたり!」
一方通行「おい! いきなり何言ってンだァ!?」
上条「ああ、じゃあ頼んだぞ一方通行。ほら、木山さん、ズボンはいて!」
木山「……ストッキングだけじゃだめか?」
上条「駄目ですってば!!」
青ピ「えええ!? ええやんワイシャツストッキング!! 最高やん!!」
11801号「ミサカ的にははだけたサイズ大きめのワイシャツだけで十分なんですが」
上条「お前ら二人黙ってろ!!」
一方通行「……ったく、なに作ンだよ」
打ち止め「ミサカはパエリアが食べたいなぁ、ってミサカはミサカは冷蔵庫を漁りながら言ってみる!!!」
一方通行「香辛料とかねェだろ。もっと楽なので……」
木山「手伝おうか?」
打ち止め「あれ、珍しいね、ってミサカはミサカは木山春生に言ってみたり」
木山「あー……まあ、たまにはね」
上条「はぁ!? ジョンスが出ない!? エアマスターなのに!?」
青ピ「んー、しんちゃん帰ってけぇへんしなぁ。まあ、戦闘シーンがめっちゃ丁寧やしそこ見てな」
11801号「監督はプリキュア初期の監督なんです、とミサカは無駄知識を披露します」
青ピ「あの監督絶対朝八時枠とかより殴り合いアニメ作らせたがええって」
木山「……上条君があれじゃあ、しょうがないだろう?」
一方通行「……使えねェ三下だ」
打ち止め「たまには息抜きも必要なんだよ、ってミサカはミサカは貴方の本当に言いたい事を予想して」
一方通行「下らねェ事くっちゃべってねェでさっさと作るぞ」
―――
木山「……君、意外と器用だな」
一方通行「……こうみえても一人暮らしが長ェからな」
打ち止め「普段はめったにお料理しないけどね、ってミサカはミサカは卵を割りながら木山春生に言ってみる」
木山「まあ、人生に置いて苦労は必要な量だけで十分だから、手抜きとして外食をするのもいいだろう」
上条「一方通行、手伝うか?」
禁書「私も出来ることがあるなら手伝うかも」
一方通行「うるせェ、使えねェ三下どもは指くわえて見てろ」
青ピ「とかなんとかいいつつ、どうせ心ん中ではカミやんの事思ってんねん」
11801号「一重に愛ですね、とミサカはいやらしい笑みをします」
一方通行「……ンあァ? おい打ち止めァ、タバスコ何処だァ?」
青ピ「正直すんませんでした」
11801号「今度は聞こえないように言います、とミサカは謝罪します」
スフィンクス「にゃー」
一方通行「おい待て木山!! 片栗粉はまだだ!!」
木山「……そろそろだろう?」
一方通行「まだだって本に書いてあンだよ!! もう少しじっとしてろ!!」
禁書「きょーおーのおかずはなんだろなー」
上条「あの材料なら八宝菜に、卵焼きとかじゃねぇかな」
打ち止め「ミサカ特製卵焼きだよ、ってミサカはミサカはキッチンから大声で上条当麻に教えてみる!!」
青ピ「つまり、次回は上×ショタ一って事でええな?」
11801号「はい。私の友人にもそう伝えておきます、とミサカは構想を練りつつ返事します」
青ピ「友人っつーと、あのお花畑ちゃん? あの子もええ趣味しとんもんなぁ。
ええか? 間違っても前回みたいにカミやんの右腕もいで調理して一位が食べるなんて内容にならんようにせえよ」
上条「……な、なんだよその怖い内容……」
11801号「ミサカの友人の描いた漫画の内容です、とミサカは顔色一つ変えずに答えます」
禁書「とーまの右腕、おいしいかなぁ?」
上条「狙うな!!」
打ち止め「ああ、ちょっと、まだご飯炊いてないよ!! ってミサカはミサカは急いで貴方に伝えて見る!!!」
一方通行「あァ!? チィッ、木山ァ! 早炊きで米頼ンだ!!」
―――
上条「……なんだかんだで、旨そうにできたな」
禁書「あくせられーた、料理上手なんだね!」
一方通行「ケッ、当たり前だろォが」
11801号「今日は上手に焼けましたね、とミサカは上位個体を褒めます」
打ち止め「えへへー」
木山「さて、それじゃあそろそろご飯にしようか。いつまでも喋っていると冷めてしまう」
青ピ「ほいじゃ、手を合わせてください!」
「「「「「「「いただきます」」」」」」」
青ピ「……とうとうこの日が来た」
11801号「……この日というのは?」
青ピ「見てみぃ、ミサカちゃん。僕らの前にあるもんを」
11801号「……大皿いっぱいの八宝菜ですか、とミサカはあーさんに尋ねてみます」
青ピ「そう。カミやんは気配り上手やからいつも個別に取り分けとった。
しかし、第一位にそんな配慮はない。一人暮らし長い言うとったし、皿から直取りが常やったんやろうなぁ」
11801号「……」
青ピ「ピーンと来たか? つまりやなぁ……」
11801号「もしミサカ達が多めに取って食べ始めれば……大皿の上の料理は人数分均等とはいかなくなり……」
青ピ「……そういう事や」
11801号(……上条当麻は他人に優先して食べさせようとするから絶対量が少なくなる……そして、それを一方通行に気付かせれば、悪口を叩きながらも彼は上条当麻に自分の取り分を分けるはず……
合法間接キスの完成、とミサカは内心ほくそ笑みながら涎を拭きとります)
青ピ(……つまり多めに取っとけばのちのち打ち止めちゃんか禁書ちゃん、木山さんのうちの誰かがおかわりが欲しい言うはずや……そこで僕の分を分けてあげる……
合法間接キスの完成や!!)
上条「ほら、二人とも、皿貸せ。八宝菜取り分けるから」
青ピ「……クソッ! さんざん期待させといてなんやそのオチ!!」
11801号「こんな幻想まで殺さなくてもいいじゃないですか、とミサカは悲しみに打ちひしがれます」
上条「お前らホントに仲良いよな」
木山「波長が合うんだろう。似た者同士だからね」
一方通行「どっちも頭ン中お花畑だからなァ」
禁書「仲良き事は美しきかな、だよ!」
11801号「いえ、さすがのミサカでも上条当麻と一方通行の仲の良さには敵いません、とミサカは述べます」
一方通行「はァ?」
上条「んー? ……そんなに仲良さそうに見えるか? 俺と一方通行って」
青ピ「もしかしたら僕より仲ええんとちゃうかなぁいうくらいやわぁ」
一方通行「俺と三下が仲がいいとか、テメェら揃いも揃って目にガラス玉でもはめ込ンでンのかァ!?」
木山「おや、違うのかい? 私から見ても君達は仲がいいと思うがな」
上条「ははは、だってよ」
一方通行「クッ……テメェらあとで覚えてろよ」
青ピ「第一位ってば真っ赤になっちゃって可愛い~」
禁書「あくせられーたってとーまの事嫌いなのかな?」
打ち止め「照れてるだけだよ、ってミサカはミサカは禁書目録のウズラの卵を狙いながら言ってみる」
打ち止め「今だ、ってミサカはミサカはおりゃーって箸を伸ばして卵をゲット!」
ガシィ!!
禁書「……あげないんだよ」
打ち止め「うう……」
上条「はいはい、喧嘩するな。ほら打ち止め、俺の卵やるから、これでいいだろ?」
打ち止め「わぁ、ありがとう、ってミサカはミサカは上条当麻から貰ったウズラの卵をほおばってみる!!」
木山「……君は、なんと言うか……いいお嫁さんになるというよりも、いいお母さんになるだろうな」
上条「どういう意味ですか、それ」
木山「いや、言葉通りの意味だよ」
上条「……上条さんだって好きでこんなキャラしてるわけじゃないんですけどね」
青ピ「お母ちゃん、僕も卵欲しい~」
上条「……」
青ピ「ごめんてカミやん。謝るから卵の殻持ってくるの止めてぇや」
―――
青ピ「ほんじゃ、カミやん風呂入ってる間に寝る場所決めとこか」
一方通行「どうせ今日も変わらねェンだろ?」
木山「……一つ提案があるんだが」
青ピ「ん? どうかしました、木山さん」
木山「上条君ばかりバスタブ生活というのはやはりどうかと思うんだ。
どうだろう? どちらか彼と一緒に寝ては」
11801号「一方通行が一緒に寝るべきですとミサカは即答します」
一方通行「断る」
青ピ「でもソファは僕一人でいっぱいいっぱいやし」
木山「…………そうか、じゃあ仕方ない。それなら私が」
禁書「それはそれで問題があるんだよ」
打ち止め「じゃあどうしようかなってミサカもミサカも皆と一緒に考えてみる」
―――
上条「これでよし。水滴一つ残ってない」
上条「しっかり拭いておかないと、寝る時に服がビチョビチョになるからなぁ」
青ピ「フローリングにベタ寝やと寝ぼけてカミやん踏みかねんし……」
11801号「寝る場所を変えても根本的な問題の解決にはつながりません、とミサカは別の方法を探ります」
禁書「あ、じゃあとーま用の新しいお布団買うのは?」
青ピ「んー、そう言うてもなぁ、布団買う金とか誰が出すん?」
打ち止め「……ミサカはミサカは無言で貴方を見てみる」
11801号「ミサカもこのメンバーの中で一番金持ちだろう一方通行の方を見つめます」
一方通行「……チィッ、仕方ねェな……金出せばいいンだろ」
木山「いいのかい? なんなら私がだしてもいいが」
一方通行「一応、泊めてもらってる恩もあるしなァ。金も有り余ってるし、丁度いいだろうよォ」
木山「そうか、それは助かる。そういえば明日は土曜日だし、買いに行くには丁度いいかもしれないな」
―――
上条「……はぁ、この家の主は上条さんだっていうのに、何が悲しくてこんな所で寝てるんでしょうか……」
上条「かといって、女性から場所を奪うわけにも行かないし……一方通行や青髪から取るってのも気が引けるし……」
上条「……不幸だ」
―――
上条「……ん」
サァァァァ―――――……
上条(……なーんか、デジャヴな展開だな……寝起き、水の音……)
上条(また木山さんか? ……まったく、どうするべきかなぁ……)
上条(起き上がって注意するとモロにシャワーを浴びてる木山さんの裸を見る事になるし……
かといって放っておくとこのまま放っておくと『寝てる間ならシャワーを浴びてもいい』って思ってまた浴びに来るかもしれないし……)
上条(横になって目を瞑ったまま言ってみようか……いや、あの人の事だから『酷い寝言だな』とか言うに決まってる……)
上条(……ここは、一気に起き上がって、見ないようにしながら!!)
ガバッ!
青ピ「おわっ! カミやん起きてたん!?」
上条「ってお前かよ!!」
青ピ「いやんカミやん見んといてぇ~、僕はずかしぃ~」
上条「人の寝室に上がり込んで言う事がそれか!! とっとと出てけ!!」
―――
上条「あー……朝から酷いもの見た……」
放っておくって二回も使ってるけど気にしないでね
一方通行「おォ、起きたか三下ァ」
上条「ああ……たぶん今までで一番最悪な寝起きだった」
木山「上条君、君、今日何か用事は?」
上条「へ? いや、別に……」
木山「そうか。じゃあ丁度いい。少し買い物を手伝ってもらおうと思ってね。いいかい?」
上条「買い物ですか? 別にいいですけど」
一方通行「……ンン? おい三下ァ、コーヒーの作り置きもう無かったかァ?」
上条「あー……悪い。今から作るから待っててくれ」
一方通行「いや、いい。今日は俺が作るわ」
木山「ああ、じゃあ私の分もお願いできるかな?」
一方通行「……仕方ねェな」
青ピ「んならカミやん、ちょい早いけど朝ご飯にしよか」
上条「そうだな。すぐにインデックス達も起き出すだろうし」
一方通行「今日は洋食で頼むぜェ?」
上条「はいはい。じゃあ今日は簡単にトーストとサラダとベーコンエッグかな」
―――
禁書「うー……」
打ち止め「今日は不機嫌だね、どうしたの、ってミサカはミサカは禁書目録に尋ねてみる」
禁書「日本人の朝は一杯の白ご飯とお味噌汁から始まるんだよ……今日もお味噌汁を食べる気満々だったのに」
上条「お前生粋のイギリス人だろーが」
禁書「心は大和撫子なの!!」
11801号「ミサカもどちらかと言えば和食派です、とミサカは牛乳を飲みながら同意の意を示します」
打ち止め「ミサカは洋食も好きかも、ってミサカはミサカはベーコンを食べながら言ってみる!」
一方通行「口に物入れて喋ンな、汚ェ」
青ピ「そうやなぁ、ぼかぁ米所出身やし、米よりもパンのが好きやなぁ」
一方通行「米所出身なのに米が嫌いなのかよ」
青ピ「そりゃあほら、こっちのお米ってあんまおいしくないしねぇ?」
木山「ふむ……私は栄養が補給出来ればどちらでも構わないかな」
一方通行「俺も、コーヒーとあうから洋食の方がいいだけだしなァ……コーヒーとあう米があるっつーンなら別に和食でも鎌わねェなァ」
上条「まあ、みんなの意志に沿うなんてのは無理なんでですね。その辺は各自で妥協してくださいよ」
木山「さて、上条君。準備はいいかな?」
上条「ああ、買い物ですっけ? いいですよ。何処に行きます?」
木山「そうだなぁ……歩きながら考えようか」
上条「またそれですか」
―――
上条「……それで、何買う予定なんですか?」
木山「今日は君の分の寝具を買おうと思って買い物に誘ったんだ」
上条「寝具って言うと……布団とかですか?」
木山「ああ、君をバスタブに押し込んでおくのに皆心を痛めていてね。君にもちゃんとした寝場所を作ってあげようという話になって」
上条「だったら誰かが代わってくれればよかったのに」
木山「……えっと、寝具ってのは何処で売ってるんだったかな」
上条「そうですねぇ……まあ大きなお店にいけばあるんじゃないでしょうか」
木山「……あー、じゃあとりあえず、少し歩きまわってみようか」
上条「そうですね」
木山「……人が集まる場所は……暑いなぁ」
上条「いきなり脱ぎださないで下さいね」
木山「……しかし、こう暑いと」
上条「店の中に入ると寒いくらいにエアコンがかかってる筈ですから、それまで我慢してください」
木山「……努力する」
上条「お願いします」
木山「…………限界だ」
上条「……何か冷たいもの買ってきます」
―――
美琴「……なんで、アイツが、木山さんと一緒に居るのよ……」
黒子「お姉さま、あれはおそらく世で言う所の『デート』ですの。あの男性もすみにおけませんわねぇ」
美琴「……もしかして、歳上趣味なの? でも、偶然会っただけかもしれないし……」
黒子「というわけでお姉さま! 黒子たちもデートと洒落込みましょう!!」
美琴「……いや、でも、万が一……追うわよ、黒子!」
―――
一方通行「……」
<アー、ナンカイカリデデビルマンニヘンシンシソウ!!
デキルノカ!?>
打ち止め「……デビルマン?」
11801号「デビルマン……?」
禁書「……デビルウーマンじゃなくて?」
青ピ「あちゃー、皆デビルマン知らん世代かぁ」
11801号「そんなキャラクターが居たんですか? とミサカはあーさんに尋ねます」
打ち止め「ミサカも知らないよってミサカもミサカもあーさんに尋ねてみる!」
青ピ「えー……デビルマン言うんはなぁ」
一方通行「静かにしろ、集中出来ねェだろォが」
青ピ「はいはい、えらいすんません」
―――
木山「……やっぱり暑い日は冷たいものに限るな」
上条「近くにソフトクリーム屋さんがあってよかった……」
―――
黒子「あらあらあら、ソフトクリームを一緒に食べてますの」
美琴「……いやいや、あれはたぶん木山さんが服を脱がないようにであってデートとかじゃ」
―――
木山「ああ、そうだ上条君」
上条「はい?」
木山「お昼は素麺でいいかな?」
上条「え、ええ。まあ、いいですけど」
木山「そうか、じゃあ急ごう。暑くなる前に買い物を済ませないとね」
上条「そうですね。ああ、溶けないように注意してくださいね」
木山「大丈夫だ。子どもじゃないんだからそれくらい注意するさ」
上条「……だといいけど」
―――
木山「……寝具売り場は、暑いな」
上条「……確かに、布団ばっかりですからね。後は上条さんだけで決められるんで、木山さんは涼んでてもいいですよ」
木山「いや、いい。私が居ないと会計に移れないだろう?」
―――
黒子「あら、あらあら、二人で一緒にベッド! ベッドを見てますわよお姉さま!!」
美琴「……」
黒子「これはもうあの二人が恋人同士という何よりの証拠!! 同棲の下準備かもしれませんわねぇ!!
残念でしたわねお姉さま、でもご安心を! 黒子がいつでもお傍に居ます!」
美琴「……」
黒子「……お姉さま?」
バチバチバチバチィィィッッ!!
美琴「……見間違い、これはただの見間違い……」
―――
上条「んー……少し寝苦しいかもしれないけどこっちの安いのの方が……」
木山「金は一方通行持ちだから、遠慮せずに高い物を選ぶといい」
上条「よし、決めた。この一番安いのでお願いします」
木山「……本当にいいのか? 代金の事なら心配しなくても」
上条「いやぁ、一方通行には食費も世話になってるし、ぜいたくは言えないでしょう」
木山「『安物買いの銭失い』という諺を知っているかな? 今日限りじゃなく、今後も使うものなんだから、少し高めの買ったほうが後々安くつくという意味だ」
上条「……と、言われましてもねぇ」
木山「なんならこのダブルサイズのベッドでもいいし」
上条「……一方通行からいくら貰って来たんですか?」
木山「ざっとこれくらいだな」
上条「厚ッ!? た、束じゃないですか!! 上条さんレベルじゃ今後お目見えできるかどうかも分からない大金が、目の前に……」
―――
黒子「シングルベッドの次はダブルベッド……しかもどうやら代金は木山さん持ちのようですの。
新居に引っ越しする際の家具揃えに来たと見るのが妥当ですわねぇ」
美琴「……」
黒子「ご理解いただけましたの? お姉さま。あの男性と木山さんは見ての通りの関係……」
黒子「あら、お姉さま?」
木山「おや、君は……」
上条「ん? おお、ビリビリじゃねーか」
美琴「あ、あれー? 珍しい組み合わせですねー……こんな所で二人で何やってるんですか?」
木山「ああ、いや……上条君の寝具を買おうと思ってね」
美琴「な、なんでですか!?」
木山「……なんでと言われても、なぁ?」
上条「まあ、同居人が増えて上条さんちの寝る場所が無くなったから、としか言いようがないですね」
美琴「同居人!? い、いや、まだそうと決まったわけじゃ…………で、でも、なんで木山さんが買い物の手伝いなんか」
木山「そりゃあ、私がその同居人だからね」
美琴「」
黒子「……あらあらまあまあ、まさか本当に同居をしていたとは」
上条「おお、お前はビリビリんとこの……えーっと」
黒子「白井黒子ですの! お姉さま、お気を確かに、黒子が傍に居ましてよ!」
美琴「」
木山「……心ここにあらずだな。なにかあったのかい?」
黒子「いえいえ、お二人はお気になさらずお買い物を続けてて結構ですの」
上条「気にするな、って言われても」
木山「……じゃあ後は君に任せても?」
黒子「ええ、お任せ下さいまし!」
木山「……だそうだ。上条君、私たちは自分たちの買い物に戻ろう」
上条「……あー、何があったかは知らないけど、頑張れよ」
―――
黒子「よし、邪魔ものは居なくなりましたわね! さあ、お姉さま!! お姉さまの心の傷、黒子が癒してあげますの!!」
美琴「……ざ」
黒子「……ざ?」
美琴「ふざけんなああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
―――
上条「……ん?」
木山「どうかしたかい?」
上条「今、なんか……叫び声みたいなのが……」
木山「君は本当に謙虚だな」
上条「別に、変に高い布団を買っても緊張して寝られないかもしれませんしねぇ。上条さんにはセール品くらいがお似合いなんですよ」
木山「そうか。……よく分からんな」
打ち止め「あ、居たよ、ってミサカはミサカは上条当麻と木山春生を指さしながら貴方に教えてみる!!」
一方通行「……大声出さなくても俺にも見えてるよ」
上条「一方通行に打ち止め、なんでここに……」
打ち止め「ミサカ達は荷物運びのお手伝いに来たんだよ、ってミサカはミサカはあの人の袖を引きながら言ってみる!」
木山「荷物運びと言っても……運ぶほどの荷物は無いぞ。寝具は家に送ってもらう事になっているし」
一方通行「ンな事ァ俺も分かってる」
上条「じゃあなんで?」
一方通行「あの空間にあれ以上居たくなかっただけだ。まァ、要するに外出する口実だ」
木山「……あの空間?」
上条「外出っていっても、上条さん達これから帰るだけですけど」
―――
初春「一枚描き上がりました! あーさん、トーンお願いします!」
青ピ「りょうかーい、ミサカちゃんの方は?」
11801号「もう少しかかりそうです、とミサカは細部のペン入れをしながら答えます」
青ピ「インデックスちゃんベタ塗りどう? 進んどる?」
禁書「……」
青ピ「あちゃあ……死んだ魚みたいな目になっとる」
11801号「……これは、禁書目録は横にしておいた方がいいのではないでしょうか、とミサカは提案します」
青ピ「せやなぁ。じゃあ初春ちゃん次のページの前にインデックスちゃん頼んだわ」
初春「はい!」
―――
禁書「……うう……」
スフィンクス「にゃー」
禁書「はだかの、とーまと、あくせられーたが……かおをあからめながら……」
スフィンクス「ふにー」
―――
木山「……ああ、そう言えば」
上条「今度はなんですか?」
木山「鍋を買おう」
一方通行「鍋ェ? この暑いのに鍋なンか買って何すンだよ」
打ち止め「暑い時期にあったかい物を食べると健康になれるってテレビでやってたよ、ってミサカはミサカはテレビの受け売りで喋ってみる」
木山「いや、人数分の素麺を茹でる鍋が必要だと思い出してね」
上条「そういえば、上条さんちのお鍋は二人用ですしねぇ」
打ち止め「今日はお素麺なの、ってミサカはミサカは木山春生に飛びついてみる!」
木山「予定ではな。何か他にいい案があるならそちらにするのも吝かではないが」
一方通行「別にねェよ。……ンで、誰がつくるンだ?」
木山「私だが、手伝ってくれるかい?」
一方通行「茹でるだけだろォが。それくらい一人でやりやがれ」
打ち止め「暑い日はお素麺だよね、ってミサカはミサカは木山春生に飛び付いたまま言ってみる!」
木山「…………暑い」
上条「打ち止め、飛び付くなら一方通行の方にしとけ」
一方通行「……なンで俺が」
上条「……一方通行、木山さんはな、家の中でも家の外でも一緒なんだ」
木山「……こう暑いと」
一方通行「お、おい! 何いきなり脱ぎだしてンだァ!!?」
木山「……いや、暑いだろう?」
上条「打ち止め、こっちに来い! えっと……木山さん、ジュース買ってきますんで服着て待ってて下さい!」
打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは言われたとおりに降りてみる!」
木山「……努力する」
一方通行「……あのなァ、木山。テメェには常識ってもンが」
木山「…………暑い」
一方通行「……チィッ、じゃあこうすりゃあいいンだろ。打ち止めァ、力貸せ!」
ヒュゥゥ―――……
木山「……ああ、風が……涼しいなぁ」
一方通行「風のベクトル操作……ったく、なンで俺がこンなくだらねェ事に能力使わなきゃなンねェンだよ……」
上条「おーい、ジュース……って、やけにこの辺だけ涼しいな」
木山「ああ、すまないね上条君。ありがとう」
上条「ほら、一方通行と打ち止めも」
打ち止め「ミサカはオレンジジュースがいいなぁってミサカのミサカの飲みたい方を伝えてみる!」
一方通行「じゃあ俺こっちな」
打ち止め「あうう……ミサカのオレンジジュースが……ってミサカはミサカはしょんぼり……」
上条「……」
一方通行「……はいはい、分かりましたよ。ほら、これでいいンだろ」
打ち止め「え、いいの? ありがとう、ってミサカはミサカは大歓喜!!」
上条「ほら、お前も。こっちでいいか?」
一方通行「……ケッ」
―――
ノ }7人)´/ァ'人)ヽN、}てぅY i`Yぅちi{y く) _)⌒`
ーr米N .:/ /´:/ 八ノ|:. i :.个'(人)从 }`Y≧ー
iヽ’′/ .: :/: .:i: !:. | :.: : i:. i: :\ノ、ノろ,
个1.: .:.'. /..:/:.:. |:i:...:|:..:: : |i .::..:.:.l: :l::. :.:. iハ:ヾ^′
}:| ::i :!:i:..i::::_!:::: .:ムj::,イ:::: :.:} }:!::::::::|1:!!:|:.:: 小:|:| ∧/V)_ ノヽ、
|:| ::|.:|イ:l:::十:::::77/リ}:::::::/ 辻:::::::ト}:||:'.:::リ:|! :!:! /⌒)< (⌒´ o`⌒Y)/〉
{:l::::|::N!┴'┴‐'ぐ′ノ--/ ノ'ノ}:」:フTメ}::::/::;::.リ} Z7´ o ノ个(__人 八)^⌒)ー(_
N::::{´ __-≧=’ /_ /'7::::::/:}ノ くて 人_)(人__厂乙(_ _゚´)r'て
{_:小 イ下う::f;不` 示う::〒ミ /.:/:/:/ <⌒( /^フ >∨⌒勹(⌒)フ
ト、ヽ( 厂 ̄ヽ ) ....................`¨¨ぞう/::/イ∧ 〈 /`o__〕~___人Vーく>
_、 ∨{{ ::::::::::::}!:::::::::::: i::::::::::::::::: }ノ/ィ'ノ人ド\ ヽ|〃
ヽヽ.〉|! |{ _ 〉 |{' 从 ____ .l ̄l___
《=∨込:、 ,.ij-- く(, --、 ノ / \ (__) \
|「 i|ノィト )、〈廴__ __jハ (/イ ||\ . \
|L.l| ::::} \` ー‐ ー‐.´< シュエイサー…… ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
`T {:ノl ` ー‐.≦∧:......\ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
ノ..|! '. /ヽ.》,.......\ || || ||
{.. |! 丶 ,〈 }l..............}\_ .|| ||
誤爆です
気にしないで下さい
―――
上条「ただいまー」
青ピ「おお、カミやんお帰り~」
11801号「早かったですね、とミサカは手元の原稿を隠します」
上条「まあ布団を買うだけだったしな……あれ、そっちの人は?」
11801号「ミサカの仕事仲間です、とミサカは上条当麻に伝えます」
青ピ「初春ちゃんっていうねんでー」
上条「……ったく、ただでさえ人が多いのにどうしてお前らはそうやって人を増やしたがるんだよ」
初春「あ、えっと、ごめんなさい……」
青ピ「ええてええて、カミやんああ言うてるけどホントはそんな嫌がってないし」
11801号「それよりもお昼はまだですか、とミサカは上条当麻に催促します」
上条「今日は木山さんが作ってくれるってよ」
木山「……あー、初春さん。素麺だけど、君も食べて行くかい?」
青ピ「やっぱ優しいなぁ木山さんは。カミやんとは大違いや。食ってくやろ、初春ちゃん?」
初春「あ、じゃあ、お言葉に甘えさせていただきます」
禁書「……」
一方通行「……生きてるかァ?」
禁書「……あくせられーた……」
一方通行「生きては居るみてェだな」
禁書「……あくせられーた……」
禁書「……お尻はそういう風に使うものじゃないんだよ……」
一方通行「……手遅れか」
―――
打ち止め「あれ、禁書目録は、ってミサカはミサカは貴方に尋ねてみる」
一方通行「……今はそっとしておいてやるべきだろォな」
木山「……食べられそうにないなら彼女の分は作り置きにしておくか」
一方通行「あァ、そうしてやってくれ」
木山「そろそろ茹であがるからテーブルの上を片付けておいてくれ」
青ピ「はいはーい。いやぁ、やっぱ暑い日は素麺に限るなぁ」
上条「もうすぐ涼しくなるだろうから、このメンバーで食べるのは今回くらいだろうな」
11801号「お望みとあらば来年までお世話になってもいいですが、とミサカは素麺が運ばれるのを待ちながら言います」
上条「はっはっは、丁重にお断りしておきますよ」
初春「これ、どれが誰のお箸ですか?」
一方通行「あァ? ……打ち止め、頼んだ」
打ち止め「えっとね、これがミサカので、これが上条当麻ので、これがあーさんの……」
一方通行「テメェら二人本当に働かねェな」
青ピ「働いたら負けやと思っとる」
一方通行「ハン、どうとでも言ってろ。今日の晩飯当番テメェらだからなァ」
青ピ「はぁ!? ちょ、そんなんあり!?」
11801号「……どうしましょうあーさん、とミサカは若干の焦りを隠しながら尋ねます」
青ピ「んー、まあ、なるようになるやろ」
木山「それじゃあ手を合わせて」
「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」
青ピ「一番箸ぃー!」
11801号「ならばミサカは二番箸です、とミサカは素麺を掬いあげます」
初春「はい、打ち止めちゃん。どうぞ」
打ち止め「ありがとう、ってミサカはミサカはお礼を言ってみる!」
一方通行「……ったく、もっと静かに……ゲハッ!?」
上条「お、おいどうした一方通行!?」
一方通行「誰だ、俺のコーヒーカップに麺つゆ入れた奴はァッ!!!」
青ピ「だれやろなー、ふしぎやなー」
一方通行「……殺す」
青ピ「ちょ、目ぇマジは怖いって!! ジョーク! いっつ関西じょーく!! カミやんヘルプミー!」
上条「これは仕方ないな」
青ピ「見捨てんといてぇー!!」
黒子(お姉さま一筋モード)導入の有無について
↓
―――
初春「それじゃあ、ごちそうさまでしたー」
青ピ「ほなまたなー」
バタン
上条「お前とやおい号の知り合いにしてはまともな子だったな」
一方通行「……あの趣味が無けりゃあ、な」
青ピ「……第一位、初春ちゃんはあの趣味だけやない。僕らよりもっと酷い趣味持ってんねん」
11801号「彼女は軽いものは純愛から始まり、重きは四肢切断からのカニバリズムや脳を弄っての洗脳および脳姦やスカルファックまで、手広くカバーしています。
その趣味の悪さはミサカやあーさんを軽く超越してるでしょう、とミサカはお茶を飲みながらいいます」
青ピ「しかも重度の方が描いてて楽しい言うんやから重傷やろうなぁ」
一方通行「……」
上条「……人って、見た目じゃないんだな」
木山「……特殊思考が過ぎると、大人になって苦労するぞ」
青ピ「まあ、根はいい子なんや」
11801号「はい、根はいい子なんです、とミサカは遅すぎるフォローを出します」
上条「……さて、昼も食べたし……今日はこれから何しようかなぁ」
一方通行「布団はいつ届くンだ?」
上条「今日の二十時頃だってさ。……こう暑いと外に行くのも億劫だしなぁ」
青ピ「……そやなぁ、やったらやっぱゲームかなぁ」
上条「ゲームねぇ……一方通行、何かやりたいのあるか?」
一方通行「どンなのがあるンだ?」
打ち止め「パズルゲームならミサカ得意だよ、ってミサカはミサカはやる気満々で言ってみる!」
11801号「パズルゲームだと一方通行と上位個体の独壇場になりかねないのでもっと別なゲームにするべきです、とミサカは提案します」
上条「落ち物とか得意そうだもんな……じゃあ格ゲーとか?」
青ピ「格ゲーやる? でも格ゲーやと向き不向きあるしなぁ。
つーかカミやんなんでSFやらKOFやらやなくてあえてのジャス学なん?」
上条「ほっとけ」
木山「人生ゲームとかでいいんじゃないか? それ以外はルールを覚えるのが面倒だし」
上条「……木山さんもするんですか?」
木山「休日の午後は暇でね」
上条「じゃあゲームは人生ゲームでいいな」
青ピ「ま、そうなるわな」
上条「でも、六人でやるとなると……チーム分けか」
木山「最高プレイ人数が四人……二人組二つに二人か」
一方通行「いや、もっと面白いチームの分け方がある」
木山「……へぇ、それは?」
ドタドタ
禁書「……うー……お腹すいたぁ」
青ピ「おお、インデックスちゃんおはよーさん。ご飯さんそこ置いてあんでー」
禁書「……うん」
一方通行「個人戦とチーム戦じゃあどうしても差が出る。だから当然、やるなら全員チームを作るべきだ。違うかァ?」
上条「つまり四チーム、八人でやるって事か」
木山「……しかし、禁書目録を合わせても七人しか居ないが?」
一方通行「そこなら問題ねェ」
―――
―――
チームA 一方通行&禁書目録ペア
禁書「あくせられーた、頑張ろうね!」
一方通行「やるからには勝つぞ、インデックス」
チームB 打ち止め&木山ペア
木山「君と私か、これはまた珍しい」
打ち止め「一番になろうね、ってミサカはミサカは熱意を表してみる!」
チームC 青ピ&11801号
青ピ「……アミダくじなんに、まさか自分と当たるとはなぁ」
11801号「非常に残念です、とミサカは肩を落とします」
チームD 上条当麻&スフィンクスペア
上条「不幸だあああああああああああああああああああ!!!」
スフィンクス「にゃー」
――― 一方禁書組
青ピ「先に言っとくけど、乱数調整は無しやでー」
一方通行「ったく、ンな面倒な事するかよ」
禁書「どっちがルーレット回そっか?」
一方通行「……俺が回すとあの青馬鹿が騒ぐだろうから、テメェが全部回せ。
マスごとのイベントに関しては俺が全部決めるから」
禁書「分かったんだよ! それ!!」
6
一方通行「……ふゥン、まァまァだな」
禁書「よくもなく、悪くもなく、だね」
一方通行「……買わない」
禁書「了解なんだよ!」
―――
青ピ「安定してんなぁ、あの二人」
木山「……チームとしては理想的かもしれないね。二人の役割分担がしっかりしてる」
――― 打ち止め木山組
打ち止め「ミサカがルーレット回すね、ってミサカはミサカは言いつつボタンを押してみる!」
木山「ふむ。じゃあ私達は一回ずつ交代にしようか」
打ち止め「分かった、ってミサカはミサカは頷いてみる!!」
木山「それじゃあ、最初は頼んだぞ」
打ち止め「任せて、ってミサカはミサカは選択肢を選びながら言ってみる!!」
―――
青ピ「なんや、お母さんと子どもがゲームしてるみたいやなぁ」
11801号「このやり方なら進行速度も内容も、どちらか片方のせいって事になりませんからね。
勝っても負けてもお互いが同じだけ関係していますからね、とミサカは解説を加えます」
一方通行「ンなの弱い奴の言い訳だろォが。絶対強者ってのはなァ、何が起ころうと勝つようになってンだよ」
青ピ「あらぁ、さすが第一位。言う事が大胆やわぁ」
――― 青ピやおい号組
青ピ「ほな、まずは僕から……」
11801号「待って下さいあーさん、最初はミサカがルーレットを回します、とミサカはコントローラを掴んで自己主張します」
青ピ「……あんなぁ、ミサカちゃん。この手のゲームは一手目が大事なん、分かる?」
11801号「重々承知の上です。その上で提案しています、とミサカはあーさんを睨みながらコントローラを引っ張ります」
青ピ「ミサカちゃん強情やねぇ、もっと大人しい方が男受けええと思うよ?」
11801号「あーさん、レディファーストは紳士の嗜みですよ、とミサカはあ―さんに食い付きます」
―――
一方通行「見事にバラバラだなァ」
打ち止め「譲り合いの精神が大切だよね、ってミサカはミサカは二人を見ながら言ってみる」
上条「コントローラー壊すなよー」
スフィンクス「にゃー」
木山「……同じタイプの人間といっても、こういう時は不便だな」
禁書「だね。こういう時は真逆がいいのかな?」
――― 上条スフィンクス組
青ピ「カミやん、スフィンクスの脚引っ張らんようになー」
上条「……ルーレット回して」
11801号「まずは話し合いでどちらがルーレットを回すか決めるべきです、とミサカはアドバイスをします」
上条「……」
上条「えー、スフィンクス……ルーレット回す?」
スフィンクス「にゃー」
上条「は、はっはっは、じゃあ上条さんがルーレット回しますねー。それー」
1
上条「うわぁ、一出しちゃったぁー、ごめんな、スフィンクスー」
スフィンクス「……」
上条「……不幸だ……」
―――
木山「……頑張るなぁ、彼も」
一方通行「お前ら笑いすぎて呼吸困難とかになるなよォ?」
途中一位 一方禁書組
途中二位 青ピやおい号組
途中三位 打ち止め木山組
途中四位 上条スフィンクス組
――― 上条スフィンクス組
青ピ「カミやんそろそろ一マス下がる地獄から抜け出してえやー」
上条「うるさい! 俺だって頑張ってるんだよ!!」
木山「……ここまで一続きとは……ネコ君がルーレットを回した方がいいんじゃないのか?」
11801号「グッドアイデアです、とミサカは口元を隠しながら笑います」
上条「……スフィンクス、回すか?」
スフィンクス「にゃー」
ポチッ
10
上条「……」
スフィンクス「にゃー」
上条「は、ははは……凄いなぁスフィンクスは、ルーレット回せるなんてなぁ……はは、ははは」
上条「何も全員で大笑いしなくてもいいんじゃないですかねぇ!?
普段は顔色一つ変えない木山さんまで笑いこらえるのに必死だし!! あーもう、不幸だあああああああああああああああああああ!!!!!」
禁書「とーまの不幸は今日も絶好調だね!」
一方通行「ききかかか、猫にも劣るたァテメェの事だなァ!!! けけかかかききっかかか!!!!」
青ピ「カミやんに笑いの神様降りてきた!!
カミやん今めっちゃ輝いてる、カミやん今めっちゃ輝いてんでー!!!」
木山「……くくく、まさか、ネコ君の方が先に大きな数字を出すなんてなぁ」
上条「笑いたければ笑えばいいさ。上条さんもうそういうの慣れっこですからね」
スフィンクス「にゃー」
上条「よし、スフィンクス。次はどうするか作戦会議だ!!!」
打ち止め「吹っ切れたみたいだね、とミサカはミサカは呼吸を整えながら11801号に言ってみる」
11801号「見事に吹っ切れましたね、とミサカは笑いをこらえながら上位個体に言います」
上条「頼んだぞ、スフィンクス!!」
スフィンクス「……」
トテトテトテ
上条「…………まさか、スフィンクスにまで見捨てられるとは」
上条「せっかく作戦会議を開いたってのにいざとなったらスフィンクスどっかに行ってるし!! なんなんですかこの流れ!!!
『残念ながら上条さんの不幸はまだまだ続くよ!』っていう神様の茶目っ気たっぷりないきな計らいですかねぇ、これは!? 笑いたきゃ笑え!!!!」
青ピ「あー、もう駄目、あかん、カミやん面白すぎや!!」
11801号「勝負結果がどうであれ今日のMVPは上条当麻で揺るぎなさそうですね、とミサカはなんとか体制を立て直しながら言います」
禁書「スフィンクスよく頑張ったねー、いい子いい子」
スフィンクス「にゃー」
木山「……っ、……っ!!」
青ピ「あかん、木山さん声出せんほど笑っとる」
打ち止め「二人の相性はバッチリだったね、ってミサカはミサカは涙を拭きながら言ってみる!!」
一方通行「……はァ、わ、笑いすぎで死ぬかと思った……」
11801号「学園都市第一位の死因が笑いすぎっていうのも面白いかもしれませんね、とミサカはぼそりと呟きます」
木山「こ、これは、今のは、すごかった……」
打ち止め「大丈夫? ってミサカはミサカは木山春生の涙をハンカチで拭きながら聞いてみる」
木山「ああ、大丈夫だ……しかし、こんなに笑ったのは久しぶりかもなぁ」
上条「…………穴があったら入りたい……」
―――最終結果
一位 一方禁書組
二位 打ち止め木山組
三位 青ピやおい号組
上条スフィンクス組……一マス戻る地獄に再びはまりゴールに到達できずに再起不能(リタイア)
―――
一方通行「ま、当然の結果だな」
青ピ「結果的にはこうなったけど、ぼかぁ今回はカミやん独り勝ちやと思うわぁ」
木山「まさかゴールにたどり着けないなんてね」
打ち止め「一だけを出し続けるなんて逆に凄いよ、ってミサカはミサカはフォローしてみる!」
禁書「捉え方によってはもの凄い幸運かも!」
11801号「場所が場所なら相応の評価を受けていたでしょう、とミサカも遅ればせながらフォローを試みます」
上条「……いっその事まったく触れずに放っておいてくれると上条さん的には助かるんですが……」
青ピ「いやぁ、カミやんこれは誇るべき美徳として末代まで語るべきやって」
スフィンクス「にゃー」
上条「……スフィンクスさえ俺を裏切らなけりゃあ勝ちの目もあったのに……」
禁
>>245-256
<(^o^)> とうまとうまー
( )
\\
..三 <(^o^)> とうまー
三 ( )
三 //
. <(^o^)> 三 ねーとうまー
( ) 三
\\ 三
\
(/o^) とうま聞いてるの!?
( /
/ く ドゥイーン ……ドゥイッドゥイッドゥドゥドゥン
..三<(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> 三
..三 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 三
..三 // // // // // 三
こんなKUUFUKU! どーするKOKUFUKU? そりゃもう沢山飯食ってMANPUKU!
..三 <(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> 三
.三 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 三
..三 \\ \\ \\ \\ \\ 三
海で首まで埋めるそりゃないよハニー 私だってきっと愛してるのこんなに
..三<(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> <(^o^)> 三
..三 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 三
..三 // // // // // 三
補す
S
EX
SMplayer
まずはそのふざけた幻想をぶっ殺す
まずはそのふざけた幻想をぶっ壊す
ごめんなさい
―――
青ピ「さて、僕らが今日のご飯当番らしいんやけど……一つええかな、ミサカちゃん」
11801号「なんでしょう、とミサカはエプロンを着ながら答えます」
青ピ「ミサカちゃんて料理得意?」
11801号「ミサカは一般雑務はすべてこなせるように作ってあります、とミサカはヘアゴムで髪を纏めながら答えます」
青ピ「ホンマ!? ほなら」
11801号「しかし、だからと言って料理が得意というわけではありません」
青ピ「は?」
11801号「ミサカ達の行う料理とは、『栄養を効率よく吸収するため』に行うもの。そのため味を重視した物ではありません、とミサカは釘を刺します」
青ピ「……あー、ミサカちゃん」
11801号「はい、なんでしょう?」
青ピ「得意料理は?」
11801号「脂肪分と糖分が一度に摂取できる、角砂糖の油炒めです、とミサカは胸を張ります」
青ピ「カミやーん、今日のご飯出前でもええかなぁ?」
上条「なに甘えた事言ってんだ」
青ピ「だって、僕とミサカちゃんだけやったら最悪死人出んでぇ!?」
上条「レシピを見てその通りにつくればいいだろ」
青ピ「ふっふっふ、甘いなぁ、カミやん。今まで隠しとったけどな、ぼかぁ地味好きちゃん並に料理下手やねん」
上条「地味好きっていうと……ああ、あのライトノベルの」
青ピ「そう。普通に料理して化学反応で肉じゃが内に青酸カリが発生するレベルや。
どやろカミやん、時々は出前もええと思うけどなぁ」
11801号「さて、何を作りましょう、とミサカは冷蔵庫を漁ります」
上条「やおい号はやる気満々みたいだし、俺達を殺さない程度に頑張ってくれ」
青ピ「ええー、めんどいー」
上条「やっぱりそれか。大体おかしいでしょう? レシピ見てたら殺人料理なんてありえませんって。ほら、とっとと作れ」
青ピ「ふーんだ、カミやんの意地悪! よっしゃミサカちゃん、いっちょ皆の度肝抜く料理作ろか!!」
11801号「腕が鳴りますね、とミサカは角砂糖と油を取り出しながら答えます」
青ピ「お、ミサカちゃん得意料理で攻める気ぃ? じゃあ僕は……まず金ダワシを一口大に切って……」
上条「……やっぱ俺が作るべきかも」
青ピ「なんやかんや言いながら手伝ってくれんねんもんなぁ。僕カミやんのそういうとこ好きやわぁ」
上条「お前ら二人が材料用意するの見てるだけで冗談抜きで命の危機を感じたからな」
11801号「失礼な。ミサカは必要栄養素を確実に摂取でき、なおかつ栄養吸収効率が上がるという健康的な角砂糖とスポーツドリンクの油炒めを作ろうと」
上条「それがまずおかしいんだよ。これだけ材料があってなんであえてその三つで戦おうとしますかねぇ。
やおい号はとりあえず米を炊いててくれ」
11801号「……分かりました、とミサカはしぶしぶ承諾します」
青ピ「なぁなぁカミやん。僕何すればいい?」
上条「そうだなぁ、米を炊くから何か手軽で米にあう物を作りたいな」
青ピ「米にあう言うと……たこわさとか、もろきゅうとか?」
上条「何処の居酒屋さんですか」
11801号「……糖分の素早い変化と消化を促すには……最初からある程度消化酵素を混ぜておいて……」
上条「やおい号、米は水で洗って水で炊けよ」
11801号「……分かりました、とミサカはがっくりと肩を落とします」
青ピ「んでカミやん、僕は金ダワシを幾つに切ればええのん?」
上条「お前が一人で食ってろ」
金だわしの効果:便秘改善、血圧正常化、鬱解消、絶倫になれる
「上条さんは~ですよ」って多用すんのやめろ
死ね
原作でもそんな使われてねえよ
>>323
おまえでなおせ
木山「……彼も面倒見がいいなぁ。なんだかんだ言いながらキチンとあの二人も相手してあげているし」
打ち止め「面倒見が悪かったらミサカ達はとっくに追い出されてるよ、ってミサカはミサカは木山春生の膝の上で言ってみる!」
一方通行「余計な事まで手ェ出し過ぎなンだよ、三下の野郎はよォ」
禁書「不幸だー、っていいながら自分から問題に飛び込んでいくもんね」
木山「まぁ、そんな性格だからここまで人に頼られるんだろうけどね」
―――
上条「炊いてる途中に炊飯器のフタ開けて何する気だ!?」
11801号「酢を入れるとおいしくなるのではないかと」
青ピ「おお、ミサカちゃんナイスアイデア!! 僕酢飯て結構好きなんや~。じゃんじゃん投入しよ、じゃんじゃん!!」
11801号「はい、じゃんじゃん入れますね、とミサカは酢を片手に」
上条「おいバカやめろ!!」
―――
木山「……食べられるものが出てくればいいが」
一方通行「……電話帳用意しとけ」
禁書「分かったんだよ」
一方通行「……電話帳用意しとけ」
....
電話帳なんて必要なのか?
学園都市なら形態一本で十分な気がする
学園都市という舞台にはあわないかもしれんが
出前という単語を使わずに出前をとる準備をさせている表現として
うまいと思う
まけたあああああああ
>>329
みなみけでいう電話一本で食卓に笑顔がもどるっていうやつ?
このスレの住人は理不尽な理由で新規を追い出し
さらには関係ないスレにまで文句を言いに来る最低のスレです
こんな酷いスレをパー速から追い出そう
上条「ったく、なんでそうやって変にアレンジしたがるんだ!? レシピどおりに作れば不味くならないんだって!」
青ピ「駄目やなぁカミやん、今は個性を尊重する時代やねんで」
11801号「料理一つとってもそれは同じなんですよ、とミサカは酢とみりんを両手に持って」
上条「増やすな!!」
青ピ「ほんでカミやん、今日のおかずなんにする?」
11801号「ミサカも手伝いますよ、とミサカは一旦酢とみりんを置いて上条当麻に向き直ります」
上条「……『一旦』ねぇ」
青ピ「あ、カミやん僕今日肉食べたい!」
上条「じゃあ、肉野菜炒めでいいか」
青ピ「んで、材料の方は?」
上条「そうだな、肉、もやし、玉ねぎ、人参、キャベツ……それと」
11801号「スポーツドリンクですよね、とミサカは分かり切った事を確認します」
青ピ「あと砥石もかな?」
上条「スポーツドリンクと砥石をなんに使うんだよ!!」
>>332
パー速がjane styleで見れない件について
1マダー?
期待してる
一方通行「おい」
青ピ「おお、第一位。なんやぁ? コーヒーかぁ?」
一方通行「テメェら二人向こうで寝てろ。後は俺と三下が作る」
11801号「しかしそれでは、とミサカは酢とみりんの方を見ます」
一方通行「酢飯っつーのはなァ、炊き上がった飯に酢を混ぜンだよ、バーカ」
11801号「……ですが早く混ぜた方が味がしみ込んで良いのではないでしょうか、とミサカは一方通行に尋ねます」
青ピ「そやそや、早い方が何かと便利やろ!」
一方通行「ンで、何作ンだァ?」
上条「肉野菜炒めだから……そうだな、人参と玉ねぎの皮むき頼めるか?」
一方通行「はいはい。他のは?」
上条「俺がやっとく」
青ピ「あらぁ、二人とも無視は酷くない?」
―――
11801号「とうとう追い出されてしまいました……何が間違っていたんでしょうか、とミサカはあーさんに尋ねます」
青ピ「……んー、たぶん、第一位酢飯嫌いなんちゃうん?」
青ピ「というわけで」
11801号「追い返されたのでこちらに来ました、とミサカは三人に現状を伝えます」
木山「……まあ、当然そうなるだろうな」
青ピ「残念やわぁ、僕の料理で皆のほっぺた落としたろ思っとったんに。なぁ?」
11801号「はい、残念です、とミサカはあーさんに同意します」
禁書「さすがにあの材料でほっぺたが落ちる事はないかも」
打ち止め「もしかしたらほっぺたが腐って落ちる事になってたぞって意味かも、ってミサカはミサカは説明してみる!」
木山「それはそれで面白いかもしれないな」
青ピ「リアルこぶとり爺さんやな、そらそれでええかも、なぁミサカちゃん?」
11801号「……」
青ピ「ミサカちゃん?」
11801号(今気付きましたが……今、キッチンでは、エプロン姿の上条当麻と一方通行が二人並んで……)
青ピ「なんやいきなり鼻血流して」
木山「……あー、血は布に付くと落ちにくいから、気を付けるんだぞ」
―――
上条「ほら、出来たぞー」
一方通行「……なンだァ? 鼻血なンか流して、気色悪ィ」
11801号「いえいえ、ごちそうさまでした、とミサカは二人に心の底から感謝します」
一方通行「……コイツ何言ってンだ?」
上条「さぁ。やおいの発想が理解できないのは俺も一緒だからな」
打ち止め「今日はいつにもまして山盛りだね、ってミサカはミサカはお皿に盛られた料理を見ながらはしゃいでみる!!」
木山「いくらなんでもこれは多すぎないか?」
上条「ああ、残りは明日の昼ごはんにするつもりなんで」
禁書「……これは、全部食べ切るしかないんだよ」
青ピ「せやなぁ。手抜きはあかんでカミやん、昼は昼でちゃんと作らな!」
上条「ったく、人の苦労も知らないで……」
一方通行「どォでもいいから、冷める前に食うぞ」
打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは元気いっぱい!!」
「「「「「「「いただきます」」」」」」」
hohoemasii
28282822828
そこはシェリーさんを入れるべきだった
>>352
おるそらは?
>>351
澪はおかしいが佐天はセオリーだろjk
>>354
レベル0でなおかつ活躍のない佐天
しかも原作とは関係ない
科学のレールガン?キャラだし
青ピは能力不明のレベル0だけどもしかしたら
当麻様より強かったりww
それはでてないという
なにが?
根っこ?
なぜTINTINにはふれない?
たしか青ピの方がつっちーよりもでかかったはず
青ピだけ本名がわかってないのは
作者が後でラスボス的な役割を与えるためなのだろうか?
謎の原石な気がする...
1キテー
come on,come on
えろいな
ねえ?
わたしとにゃんにゃんしてみない?
美琴タン「ふにゃーーー」
上様「ふにゃぁぁぁぁあじゃねぇぇぇっぇえええ!!」 (11巻既出?)
なんか変な人がスレに居るみたいなんで出直して来ます
ぎ
う
__,冖__ ,、 __冖__ / //
`,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ /――--、..,
ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / :::::::,-‐、,‐、ヽ.
__,冖__ ,、 ,へ ,ィ:::::_|o | ゚|-i、
`,-. -、'ヽ' く <´ 7_// . ` ' ● ' ニ、
ヽ_'_ノ)_ノ \> / ニ __人__ノ
n 「 | / / ̄ _ | i
ll || .,ヘ / |( ̄`' )/ / ,..
. n. n. n ヽ二ノ__ { `ー'´`'ー゙' / '(__ )
|! |! |! _| ゙っ  ̄フ====( i)==::::/
o o o (,・_,゙> / :/ ヽ:::i
/≦三三三三三ミト、 . ―― .
《 二二二二二フノ/`ヽ / \
| l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨{ミvヘ / , !l ヽ
ト== ==彡 》=《:ヽ ′ ―‐ァ!l / ̄}
/≧ァ 7¨7: :ァ.┬‐くミV!ハ | (__ _ノ |
′: /: イ: /': :/ |:リ ヽ }i! : . | _j_ ツ |
i. /: il7エ:/ }:/ ≦仁ミ ト:.i|: i| | d __ 、、 |
|:i|: :l爪jカV′´八ツソ Vミ :l| | ノ - ノ |
|小f} ` , ´ ji }} : .{ { ┌. ー ´ }
}小 _ ,ムイ|: :∧ . |/ ヨ
//:込 └` /| : :i i : :.∧ 、 o ―┐!l /
/:小:i: :> . .イ _L__|:| :li {∧ \ __ノ /
. /′|从 :|l : i :爪/´. - 、 〈ト |ト:ト :'. / く
N V 「{´ / ヽ{ハ| `\ / ヽ
| }人ノ/ li V _.′贈 惜 と '
i´ } //} i′′ ハ 、| `ヽ. り し ミ !
{ { 〃ノ {l l! } : { } ま み サ |
rー‐'⌒ヽ ,イ i{| | i | す な カ
〉一 ' ∨n ∨ ′ ハ | い. は }
`r‐‐ ´ V | | ! 称 ′
‘r‐‐ ´ \ }/i⌒ヽ { . 賛 /
`¨¨` ー .、 ` < ` | `ト、 } ヽ を
}}\  ̄ `ヽ ト ソ \ /
ノi \ } } ` ―‐ ´
// > . | ノ
―――
青ピ「これがカミやんのおニューの布団? 僕も買うてもらえばよかったなぁ。これやと僕だけソファやん」
一方通行「テメェの分は自腹で買って来い」
青ピ「えー、なんやそれ! 僕の分は買うてくれへんの!? 意外とケチやなぁ、第一位」
上条「今だってタダ飯タダ住まいの癖にお前どこまでずうずうしいんだよ。
あー、でも、この柔らかく包み込まれる感じ……これからは筋肉痛に悩まされずに済みそうだ」
ガラガラ
打ち止め「お風呂あがったよー、ってミサカはミサカは11801号に頭を拭かれながら男性陣に伝えてみる!!」
11801号「お湯の張り直しは十三分二十三秒後に終わる予定です、とミサカは上位個体の髪を拭きながら言います」
一方通行「あァ、分かった」
打ち止め「あ、新しい布団だ! ってミサカはミサカは勢いよくダーイブ!!」
11801号「これは確かに寝心地が良さそうですね、とミサカも上位個体に続いて布団にもぐりこみます」
上条「飛びこむな!! 潜り込むな!! この布団は俺一人でいっぱいいっぱいなんだよ!!」
禁書「……うずうず」
木山「ほら、まだ動くんじゃない。髪をきちんと拭いておかないと髪が傷むぞ」
禁書「……うー、分かったんだよ……」
打ち止め「ふかふかだね、ってミサカはミサカは枕に顔をうずめながら布団の外の禁書目録に言ってみる!」
禁書「確かに、これはとうまのベッドよりもふかふかかも」
11801号「新品の布団の寝心地こそ、最高の寝心地ですからね、とミサカは布団にもぐりこんだままの状態で禁書目録に言います」
一方通行「だがよォ、あンなショボイ布団で良かったのかァ? それなりの金は渡してただろォが」
木山「私もそれは思ったんだが、彼が頑なに安いものでいいと言いはってね」
上条「……そう言われてもなぁ、金は使わないに越した事はないだろ?」
一方通行「貧乏が骨まで染み込ンでるっつーのはテメェの事を言うんだろうなァ。金渡された時は遠慮なく使えばいいンだよ」
上条「……そんなもんなのか?」
青ピ「そうそう、使わんでも使った事にして懐に入れとけばええんに」
上条「それは人として間違ってるだろ」
11801号「……なんだか睡魔が……」
打ち止め「……ふぁー……ってミサカはミサカは大きく欠伸して……おやすみなさい……」
上条「って、そっちはなんで上条さんの布団で寝始めてるんですかねぇ!?」
一方通行「……フン」
どすっ
11801号「ぐぇ、とミサカは背中をいきなり踏まれて潰れたカエルのような声を出します」
一方通行「おい、眠いンならテメェらの部屋で寝ろ。この布団は三下のだ」
打ち止め「……うん、分かった、ってミサカはミサカは目をこすりながら答えてみる……」
11801号「何故ミサカに対しては足なのに上位個体には優しく声をかけるだけなんでしょう、とミサカは一方通行に疑問を投げかけ……
背骨を踵でぐりぐりするのはやめてください、とミサカは一方通行に懇願します」
一方通行「おい、インデックス。コイツ頼ンだ」
禁書「はーい。らすとおーだー、動ける?」
打ち止め「うん、ってミサカはミサカは禁書も……ふぁ……くろくに欠伸交じりに答えてみる」
11801号「布団から抜け出したいので足をどけてもらえると助かるのですが、とミサカは踏まれた状態からなんとか上体だけを起こして一方通行に頼みます」
一方通行「……」
スッ
11801号「ありがとうございます、これで安眠できます、とミサカはもう一度布団の中に潜り込んで……」
どすっ
11801号「すみません、すぐに出るので踏むのはやめてください、とミサカは踏まれた状態で再び一方通行に懇願します」
青ピ「そや、カミやん何処で寝る?」
上条「んん? そうだな……布団動かすのも面倒だし、ここでいいか」
一方通行「お前もここで寝るのかよ」
上条「仕方ないだろ。ここ以外だと風呂場と玄関くらいしかないんだし」
木山「じゃあ、私も今日はそろそろ寝るとしよう。明日も早い事だし」
11801号「それではミサカもそろそろふざけるのをやめて寝ます、とミサカは背中の踏まれていた部分を押さえながら言います」
青ピ「ん? なんやミサカちゃん、今日はえらい早寝やなぁ」
11801号「早寝も何も、明日は朝から初春飾利と会う予定でしょう? とミサカはあーさんに確認します」
青ピ「ああ、そういえばそやったなぁ。そか、明日かぁ……カミやん明日暇ぁ?」
上条「暇だけど……なんだよ急に」
青ピ「いやな、明日僕らの買い物手伝ってくれへんかなぁ思て」
上条「やおい号とお前と初春さんで買い物って、嫌な予感しかしないんだが」
青ピ「ほな頼んだなー、僕お風呂いただいてくるわ」
11801号「それでは上条当麻、明日はよろしくお願いします、とミサカは答えを聞かずに立ち去ります」
上条「少しは人の意見を聞こうとしろよ!!」
―――
一方通行「……ンン」
青ピ「おお、第一位おはようさん」
一方通行「……今何時だァ?」
青ピ「もうそろそろ八時くらいかなー」
一方通行「……寝過ごしたか。飯は?」
青ピ「それがなぁ、カミやんまだ寝ててなんもないねん」
一方通行「……」
木山「ぐっすり寝てるのを起こすのも申し訳ないだろう?」
一方通行「……テメェらが作ろうとかはねェのかよ」
木山「……朝はどうも弱くてね、何もやる気になれないんだ」
一方通行「それは誰でも一緒だ」
青ピ「……よっしゃ、ほなら僕がやるしか」
一方通行「ったく、なンで朝から俺が料理なンか……」
青ピ「あ、あらー? 第一位さんってばなんで僕が作る言うたらなんでそんなすぐに動き出すん?」
そらそうや
しんでまうもん
おまえのくってもうたら
おいおい
鈴科 百合子
ってちゃんと書いとけ
―――
禁書「おはよー」
木山「ああ、おはよう。……他の二人は?」
禁書「もう少し寝てるって。……あれ、とうまは?」
青ピ「まだ寝てる」
禁書「……」
上条「……くかー……」
ガブッ!!
上条「痛たたたたたたた!!!!! ええ、な、何事!?」
禁書「おはよう、とうま。よく眠れた?」
上条「……噛みつかれるまではぐっすり眠ってたんだけどな」
禁書「それは朝ご飯が無かったから仕方なかったんだよ」
上条「仕方なかったって、それはアレか!? 『朝ご飯が無かったから朝ごはんのかわりに上条さんを食べる(文字どおりの意味で)』って事ですかね!?」
禁書「それも仕方ない事かも」
上条「仕方ないで食われてたまるか!!!」
妹「いやーお兄ちゃん。変わらないねー」
男「お前もな」
妹「まだ引きこもってんの?」
男「うるさいわ」
妹「出かけようよ」
男「仕事で外でてる」
妹「仕事以外でもさー」
男「別に行きたいところないんだよ」
妹「だから腐っちゃうんだよ」
男「腐ってるか? 俺」
妹「むしろ臭い」
男「あ?」
妹「こりゃ失敬」
一方通行「ったく、朝っぱらから騒々しいンだよ、テメェは」
禁書「ハッ……これはご飯の匂い!!」
上条「おお、一方通行。おはよう」
一方通行「なァにが『おはよう』だ。人の迷惑も知らないでいつまでもグースカ惰眠を貪ってたくせによォ」
青ピ「第一位ご飯出来たん?」
一方通行「あァ。有り合わせで作ったなンの工夫もねェサンドイッチだがなァ」
上条「あー……悪いな」
一方通行「悪いと思ってンなら寝坊すンな」
上条「う、ご、ごめんなさい」
一方通行「おい、木山、コーヒーだ」
木山「ああ、ありがとう」
一方通行「インデックス、飯が食いたけりゃあの馬鹿二人起こしてこい」
禁書「了解なんだよ!」
―――
>>434
ほうほうそれでそれで?
.. ∧_∧ /||___|^ ∧_∧
.. (・ω・`)//|| |口| |ω・` )
. ./(^(^ .//||...|| |口| |c )
..... ∧_∧ / // ||...|| |口| ||し 楽しく仲良く使ってね
....... (・ω・`) //.... ||...|| |口| || 共存しようよ
/(^(^ // .... .||...|| |口| ||
|/ |/ ∧_∧
===,=(´・ω・`)
||___|_゚し-J゚||_
∧_∧/ //.___|^∧_∧
(´・ω・`) /|| |口|(´・ω・`)
./(^(^//|| || |口|⊂ _)
∧_∧ /./ || || |口| || ∧_∧
∧_∧ (´・ω・`)/ ...|| || |口| || (´・ω・`)
(´・ω・`) /(^(^/ / .|| || |口| || ゚し-J゚
"" ゚し-J゚:::'' |/ |/ '' " :: ":::::⌒ :: ⌒⌒⌒ :: "" `
上条「さすがに上条さんちで七人暮らしはキツイんですよ」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1278674684/)
436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/07/13(火) 19:45:52.51 ID:nnVwO0kD0 [8/8]
>>434
ほうほうそれでそれで?
どうぞ 作者さん
すみませんごばくしました
打ち止め「おはよー、ってミサカはミサカは元気よく朝の挨拶をしてみる!!」
11801号「おはようございます、とミサカもつられて挨拶します」
一方通行「黙って座れ、飯にすンぞ」
打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは返事を返して席に着く!」
禁書「今日も洋食だったから明日は和食だよね、とうま!」
上条「はいはい、しかし悪かったな、一方通行」
一方通行「俺は自分の腹が減ったから作っただけだ」
木山「なるほど、これがツンデレというやつか」
青ピ「そ、これがツンデレや」
11801号「紛う事無きツンデレです、とミサカは手元の牛乳を注ぎながら同調します」
一方通行「……テメェら喧嘩売ってンのかァ?」
打ち止め「駄目だよ、ご飯の前に喧嘩しちゃ、ってミサカはミサカは貴方を止めてみる」
11801号「それでは皆さん、手を合わせてください、と今日はミサカが音頭をとります」
「「「「「「「いただきます」」」」」」」
やっぱりあなたの作品のほうが俺の好みだったりしちゃうかもです
/ : : / ://: : : : : : : : : : : : :∨⌒ヽミミミ丶: : : : : : : ヽ
. / : : : / :〃: : : :i: : : : : : i : : :i :ヘ 丶ミミミミ: : : : : : : :ヘ
/ : : :.:/.:/:|i:|: : : :| : :i: : : :| : : :|: ハ \ミミミ: : : : : : :ハ
′: : :/∨:∧{: : : :| : :| : : :j : : :j : ii:| ヽミミミ: : : : : : : :i
. i. : : : :∨ /: iヽ、 : :| : :| : :,ノ : :_ム_:ム|___ ∨ミミ : : : : : : |
i : : : : :| : : : 八≧=-- : :/ : :i: :i jノ } ∨ミミ: : : : : : !
i: :.:/: :.:! : : :,メ´| | :\ :/ !: :ムイ ´ __ ∨ ,x=、: :/: i
i .:/ : : :|!: : : : : :| |: :从乂レ' v''´ ̄ ̄` ∨ ∧∨: : ! 感動をありがとう
i:イ. :|: : |! : : : i :i| レ' __ ..::::::::::::.. ソ } }|: :八
}从.:i: : ii : : : 从{ ,メ´⌒´ レr' ム|: : : :ヽ
{ i八:ハ : : : ∧ ...::::.. ′ _,ノ: i| : : : : ヘ
ノ }i 从: : : : ハ ム:.: : : :i|: : : : : :ハ
八 小、 : :{∧ _ ___, イ:. : : : : i| : : i: : : : i!
|i :\ : :込、 ` , |: : : : : : | : : |: : : i小
ノii : : `ヾ{ : :ヘ イ |: : : : : : | : : l: : : i jノ
/ :八: :i: : : : : : : :i> . _ < | : : : ノ: i| : : i: : :八{
/イ 八:| : : ∧: :八: : : :.:_j |ンフ : : | : : i : / ノ
/ 八 :j∧ :/:ハ:j ハ:.:/く} _,..-'''" /イ: :八:j/从{
―――
青ピ「さてカミやん、そろそろ出かけよかー」
上条「……拒否権は?」
11801号「ありません、とミサカは即答します」
上条「はいはい、分かったよ、俺も行きゃあいいんだろ。……それより」
青ピ「ん? どした?」
上条「なんでやおい号は眼鏡かけてるんだ? 目が悪いのか?」
11801号「目は悪くありません、これは言うなればファッション眼鏡です、とミサカは伊達眼鏡の位置をずらしながら答えます」
上条「ファッション眼鏡ねぇ……」
青ピ「もう質問ないか、カミやん? 無いんやったらそろそろ出発したいねんけど」
上条「いくらなんでも早すぎないか?」
11801号「早くついておくのが待ち合わせのマナーです、とミサカは上条当麻を急かします」
青ピ「よし、質問タイム終わりー。出発やー」
―――
青ピ「さて待ち合わせ場所についたわけやけど」
上条「何時集合なんだ?」
11801号「一応十一時にこの場所集合という事になっています、とミサカは今日の日程を確認します」
上条「まだ三十分もあるじゃねーか」
青ピ「だいじょぶだいじょぶ、たぶんその辺に……ほら、おったおった、おーい」
初春「あ、どーもー」
青ピ「なー? 早めに来て正解やったろ?」
上条「……なんでお前はこういう所だけは気が回るかなぁ」
初春「皆さん早いですね。もう少しかかるかと思ってたんですけど」
11801号「いつも待たせてばかりなので今日は急いでみました、とミサカは胸を張ります」
初春「上条さんも、今日はよろしくお願いします」
上条「……そういえば、俺は今日は何をすればいいんだ?」
青ピ「んー? ああ、早いうちに買い物して、買ったもんカミやんちに持って帰ってもらおう思ってなぁ」
上条「つまり荷物持ちか」
11801号「そういう事です、とミサカは肯定します」
なあなあ ヤオイ号って美琴タンのクローンだよな
ゴールキーパー(初春)ってもう美琴に出会ってるはずだよな
ならクローン計画のことも知ってるのか?
違和感なく話してるのが俺には
違和感なんだが....
裏設定とかある?
―――
一方通行「……暇だ」
禁書「この時間だとテレビも面白いものやってないもんね」
一方通行「なに時間潰すかなァ」
打ち止め「じゃあミサカ、ゲームがしたいな、ってミサカはミサカはゲーム機を出しながら言ってみる!」
木山「……しかし、人生ゲームは昨日やったしなぁ」
一方通行「おいインデックス、何か分かりやすくて面白いゲームねェのか?」
禁書「そうだねぇ……えっと……あ、これがいいかも!!」
木山「それは?」
禁書「すまぶらだよ!!」
打ち止め「スマブラ? ってミサカはミサカはオウム返し」
一方通行「やってみりゃァ分かンだろ。ンで、どのハード使うンだァ?」
禁書「えっと、コントローラーはこれで、本体はこれで」
―――
一方通行「ンで? こいつはどンなゲームなンだ?」
禁書「えっとね、ボタンを操作して、戦うんだよ!!」
木山「……分かりやすいのか……分かりにくいのか……」
禁書「とにかく、やってみるのが一番かも!!」
打ち止め「それもそうだね、ってミサカはミサカはコントローラを握ってみる!」
禁書「まずはキャラクターを選ぶんだよ」
一方通行「どいつでもいいのか? ……じゃあ俺はコイツだな」
木山「……ふむ」
打ち止め「じゃあミサカはこの可愛いのにする、ってミサカはミサカは選んでみる!」
―――
一方通行「ハァッ!? な、なンで俺のキャラクターが食われてンだよ!!」
禁書「それがこの子の能力かも! そしてすかさずコピーだよ!!」
打ち止め「ああ、なんで寝ちゃうの!? ってミサカはミサカは自分のキャラクターをなんとか起こそうとしてみる」
木山(……指が疲れる)
―――
青ピ「さて、昼前後の買い物はこんなもんかな?」
上条「思ったよりも大した荷物じゃないんだな。量も、中身も」
初春「あはは、本格的に荷物の量が多くなるのはこれからですからね」
11801号「これはいわば前哨戦に過ぎません、とミサカは意味深な笑みを見せます」
青ピ「そやでー、カミやん。カミやん帰ったらそっからは大人の時間やからなぁ」
上条「……午前中だけでよかった……」
青ピ「あ、そや、カミやんなんか食う? 午前中付き合わせたお礼分くらいなら奢るで」
上条「へぇ、珍しいな。お前が奢るなんて……そうだな、じゃあ」
青ピ「よし、チョコソフトクリームなー。初春ちゃんも一緒でええやろ?」
上条「聞いてねえし!!」
初春「あ、はい。お願いします」
青ピ「よっしゃ、じゃあ二人で荷物番頼んだな。行くでミサカちゃん」
11801号「了解です、とミサカは持っていた荷物を上条当麻に預けてあーさんについていきます」
上条「しかも行っちまったし……」
美琴「だいたいアイツもアイツよ!!!! なんで木山さんなんかと!!」
黒子「まあまあ、お姉さま、堪えて堪えて。……ってあら? あれは……」
美琴「なによ!?」
―――
上条「えっと、初春さん、だっけ」
初春「はい?」
上条「ちょっと気になるんだけど……アイツらとは一体どういった経緯で知り合ったの?」
初春「アイツらっていうと、御坂さんの妹さんとあーさんですか?」
上条「そうそう。そいつら」
―――
美琴「……」
黒子「……あらあら、昨日の今日で」
美琴「……」
黒子「しかも今日は初春ですの? 手が早いというか、守備範囲が広いというか」
初春「えっと、御坂さんの妹さんとはその手のイベントでたまたま出会って。
あーさんとは御坂さんの妹さん経由で一週間くらい前に知り合ったんです」
上条「……つまり、やおい号……御坂妹の知り合いだったわけか」
初春「やおい号、ですか?」
上条「ああ、えっと、ほら、番号が11801だからやおい号って呼んでて」
初春「……11801……」
上条(あ、あれ……? 話がまったく繋がってない……)
上条「え、えっと初春さん……その、つかぬ事をお聞きしますが、御坂妹の事をどこまでご存知で?」
初春「……えっと、その、恥ずかしながら、御坂さんの妹さんなんだなぁって事と、同じ趣味持ってるんだなぁってくらいでその他は何も。
妹さんが話したくなったら話してくれるかなぁって期待してるんですけど、進展なしで」
上条(……つまり御坂妹については何も知らないわけか)
初春「あ、そう言えば昨日の打ち止めちゃんって子も御坂さんの妹さんなんですよね。御坂さん、何人姉妹なんだろう?
上条「あー、初春さん、それは、その」
美琴「ちぇえええええええええりゃあああああああああああああああああああ!!!!」
ボゴォッ!!
上条「はいぃッ!?」
/≦三三三三三ミト、 . ―― .
《 二二二二二フノ/`ヽ / \
| l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨{ミvヘ / , !l ヽ
ト== ==彡 》=《:ヽ ′ ―‐ァ!l / ̄}
/≧ァ 7¨7: :ァ.┬‐くミV!ハ | (__ _ノ |
′: /: イ: /': :/ |:リ ヽ }i! : . | _j_ ツ |
i. /: il7エ:/ }:/ ≦仁ミ ト:.i|: i| | d __ 、、 |
|:i|: :l爪jカV′´八ツソ Vミ :l| | ノ - ノ |
|小f} ` , ´ ji }} : .{ { ┌. ー ´ }
}小 _ ,ムイ|: :∧ . |/ ヨ
//:込 └` /| : :i i : :.∧ 、 o ―┐!l /
/:小:i: :> . .イ _L__|:| :li {∧ \ __ノ /
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N V 「{´ / ヽ{ハ| `\ / ヽ
| }人ノ/ li V _.′与 惜 と '
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〉一 ' ∨n ∨ ′ ハ | い. は }
`r‐‐ ´ V | | ! 称 ′
‘r‐‐ ´ \ }/i⌒ヽ { . 賛 /
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}}\  ̄ `ヽ ト ソ \ /
ノi \ } } ` ―‐ ´
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なぜ ちぇりぉ!
じゃないんだ?
スレ主さんヨォ?
【第七学区】
ミサカ 「感覚共有使用……ミサカネットワークから情報を引き出します、とミサカは一人呟きます」
ミサカ 「……10032号です。上条当麻、及び今回魔術師役を演じてくださってる方の行方
その情報提供を要求します、とミサカは他の固体に要請します」
ミサカ 「……え? 二人の居場所なら把握している? とミサカはちょっぴり驚きます」
ミサカ 「……一方通行に居場所を押してたのですか? とミサカはここで一方通行の名が飛び出したことに若干驚きます」
ミサカ 「……一方通行が魔術師の方々を襲っている? とミサカは驚愕の事実にだいぶ驚きます」
ミサカ 「その方々は悪気があるわけではありません、とミサカは必死で弁解します」
ミサカ 「……上位固体から情報開示を否認された? とミサカは上位固体の行動に疑問を感じます」
ミサカ 「一方通行が邪魔をしないようにしようとした……? それで事態を悪化させていては元も子もありません、
とミサカは上位固体に心の中で嘆息します……ミサカも人のことは言えませんが」
ミサカ 「では一方通行に提示した座標をミサカにもお願いします……とミサカは頼みます」
ミサカ 「…………」
ミサカ 「……分かりました、ではそこへ向かいます、とミサカは通信を終えます」
ミサカ 「……戦いをとめなくては、とミサカは決意を胸に走り出します」
\ ,――――/`-* _________
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>>469
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_,,t-‐‐-、,-‐‐-、
三'::::::............... .....::::::`y,.
ナ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::ヾ
| ̄| V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{
| ̄| | ̄| ナ::::::::::::::i`__,,,,,,,ァ_ _,,,,,_ t;;:ヌ
| | | | イヘ::::::(ヾ~!,ャt、 !'''i ィtン )=f }f というか・・・なんで処女じゃないんですか!?
| | | | i {t)テ" ヘ' '___,イ ヽ_/ 介'
| | | | _,rヘ_,j|!' /ー--''! |'
|,.ィ―'''' ̄ /| | /二ク !
/;;:::'';;::''::;;:/ { ! 、 ヾニン ノ\
/'''::::;r|''':::;;;| | ! \ _,,./|::;;'''\
/:;;/ |;;;''::;;| 丶\ `__>-ー´ !;;;:'''::iヽ、
i/ |'::;;;;''| 三 ―''" !''::;;;;| /ヽ
/⌒ヽ |;;''':::;| \ !;;::''|/ i
/ \{'';;;::''}  ̄二ニ= !::;;| |
/ヘ |;;:::::;{ ‐- !/ |
/ i |:::;;;''! ー ! / |
>>467
おい
おい誤爆か
上条「な、なんだ!? 何が起こった!?」
初春「御坂さん!? 一体なにを……」
美琴「……昨日は木山さん、今日は初春さん、いい度胸してるじゃない、アンタ」
バチバチィ!
上条「……えっと、御坂さん、何をそんなに怒ってらっしゃるのでしょうか……?」
美琴「さぁて、どうしてかしら?」
バチバチバチバチィィィッッ!!
上条「……は、はは。……初春さん」
初春「はい?」
上条「……荷物、お願いします」
初春「えっと……はい」
美琴「死ねええええええええええええええええええええ!!!!!」
上条「不幸だぁぁぁ――――――――!!!!!」
―――
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::ノ ̄ヘ::::::;―、::::::::::::::::::::::::ヘ
/:::::::::::;-' ̄  ̄  ̄ ヘーァ:::::::::i
i:::::::::彡 ミ:::::::::::ヘ
|:::::::メ ........ ......, ヾ:::::::::::|
|:::ノ / ヽ / ヽ ミ::::::::::|
|::| / _ _ ヾ::::::l
|::| イ(:::)ヽ イ(:::)メ |::::::|
|ノ i `ー'ノ i ヽ` ~ イ::イ
| j } ~~ ノ; い
ゝ:.:.{: . : . γ ,、 )、 i丿 智チン476Getぉー♪
厶:.:.ヾ : . ` ''` ~ ヽ ノつ キャッキャo('-'*)oo(*'-')oキャッキャッ
/i:.:.:.:. : . ,_ i /
/ ヘ:.:.:. : . i ハニエ!-!‐ヽ | ,イゝ、__
/| ヘ:.: . │〈.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ ノ / \:;:- 、 _
/:;:;:;:;ヽ ヽ ! ヾエエEァ´ / i:;:;:;:;:;:;:;\
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ \ ゝ、::::::::::: ' ノ |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヘ
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ \ / /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ ` ー--― ' /:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
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:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\ /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
_ __ _
, .:´. : : : :: : `ヽ
/:/. : : : : : : : :: :.:\
/:/: : : :/: /: : :「`ヽ.: ヽ
i :i:l: :l: l: /:/l: ハ! _ミ i:ハ
_ __ V:.{: :从ム_ l//ィテ_j从
, .:´. : : _: : : : `ヽ ,': :ハ イヒソ りソ リ: :',
/. : : , .:´. : : : : : : :.\ /: : :い ' j: : : '.,
/: : :.//:/. :/: :/ : : : : : ヽ l/l: /: : ゝ、 ´` ,. イ: : : ハ! 黒< お姉さまとのイチャエロ展開キボンヌですわ
/:/: //: i: :/l: :/:/`}: : : :.:.i { ,.'´ ̄/ ハ `¨´ 〉 Kハ}、
l/: /从/テ仁メ、リ /L/./:/:l _/ / 〈-、 ,-/__」 `ヽ美< ・・・・オイ
/:,.イ いリイ ヒソ` イヒソ/:./:.,′ /´ `ヽ `フヽ /\ }
/:/:.{: :ヽ{ `¨ ´ ノレ'レ'′ / i  ̄「  ̄ / ハ
/: :/: : :ハ: :ノト、 rっ ,.イハ /`丶、 ハ c j r== l/ /!
/:ハ: :/: :., ィ´: 〈 ゝー</{: :', /`丶、 >' //´  ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ ̄/
l:l V´ . : : l: : : :ヽ 〈: ト、Kノ.:ハ:} \ \ _// /
l:l /⌒ヽ: :L__: :ヽ |: \: : 〈 ノ! \ // /
{:V: : : : : V: : : : |: : :\/: : :.レ′ ヽ// /
/: : : : : :,′: : : : ̄ i {: : : i: :{ // Mac book pro /
/. : : : : :;′: : : : : : :.l |: : : |; :.', // /
/: : : : : : {: : : : : : : : :.l |: : : |: : 」 〃 /
`T´ ̄`レ'_ __ _ j レ'⌒ヽ L____, ィ´〈_ __ _ _ __ ___/
ニ ニニ ニニニ ニ ニニニ ニ ニニニ ニニニニ ニニニニ ニニニ ニニニ ニ ニニニ ニ ニニ ニニ ニ ニニ ニ ニニニ
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 ̄ ̄/.::::::::::::::::::::::::::::/l/ >|:/ |:iハ:::::i:::::::::/ j/ハ::::/!::::::::::::::::::::::::<
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
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/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿
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x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
/ >x:::.、 \::::::::::::::::::::{'/////////\
| ̄上 ̄条 ̄ ̄当 ̄麻 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| いいぜ…てめぇが何でも思い通りに出来るってなら
| まずはそのふざけた幻想をぶち壊す
|____________________________
打ち止め「ようやくつかめた、ってミサカはミサカは目を光らせてみる!」
一方通行「……見えた、これだァッ!!!」
<PKサンダー!!
バチバチィィッ
禁書「ら、落下したはずのあくせられーたが、帰ってきた!?」
一方通行「落下しない。これぞ、このゲームにおける最強の戦い方ってなァ!!!」
打ち止め「ふふん、余所見は禁物だよ、ってミサカはミサカは禁書目録のキャラクターに近付いて……」
ドガァァァァァーーーーーーン!!
禁書「えええええ!? な、なんで!?」
打ち止め「このキャラクターが眠っちゃうのは攻撃の予備動作にすぎない。
ミサカのミサカのキャラクターの軸と他のキャラクターの軸の接触率からダメージが換算されてるんだ、ってミサカはミサカは説明してみる!」
禁書「そ、そんな……『ねむる』にそんな秘密が……」
木山「それじゃあ私は少し出かけてくるな」
打ち止め「いってらっしゃい、ってミサカはミサカは木山春生に」
一方通行「きっききききかくかかかか!! 余所見は禁物だぜェー?」
打ち止め「わ、わわわわわ! 危ない危ない、ってミサカはミサカはジャンプで華麗にかわしてみる!」
`゙"''― ..,,,,_ `゙'''ー ..,,、 ヘ、 .ヽ. ..l .| . / /
´゙"''―- ..,,,_ `゙''ー ,,_ `'-、 \ l | . / . /
.,,,___、  ̄''''― ..,,,_ `゙''ー ,,_ `ゝ、 .ヽ l | / ,/ ._..-'''
 ̄ ゙゙゙゙̄'''''''¬―---..........,,,,,,___、 `゙゙''''― ..,,,_、 `'''ー ..,,、 `'-. `- ″ ヾ .,/ ''"
 ̄ ゙゙゙̄"''''''¬―---..........,,,,,,,゙,゙;;;;― .. いいぜ
______________________________ ヘ(^o^)ヘ ___
|∧ : ー ..,,,、
''ー ̄ ̄二二二二二二ニニニニニ==== / : 、. `゙"'ー-
_,,,....`''ー ,,_゙'ヘ..,,、 . -''''"´ ,.. -''″ ._. 、 .\
_,,,,.. -ー'''''"゙´ ._,,.. -'"''ー ..,~'''ー ..,,r'" .,./ . / l .| ヽ 、.\.
_,,,.. -ー'''''^゙´ _,,.. -‐'''"゛ _.. ‐`''ー、,_ `'''ー.、,,,'" .,. ,! ., ! ...l.ヽ ヽ. \
... -ー''''''"´ _,,,.. -‐''"゛ . _,, -'"゛ _..-'"゛._..‐`''ー ,,、 `゙''ー 、,,, .! .| .l .l..ヽ .ヽ. ..\
_,,,.. -‐''"´ _.. ‐''″ _,, ‐'″ ,/゛ . ,/ `''ー..,,, `゙''ー ..,_.′ l ...l. ヽ ヽ.
'l¬―--ニ ......,,,,,__、 _..-‐'″ _..-'"゛ _/´ .,/ ,/ / `ハ ,,、 .`'''ー ..,,, ヽ ヽ てめえが何でも
''''"´ .l,  ̄ ゙゙̄'''''''''――-..........,,,,,___.゛ ." / / / ./`゙'ー ,,_ `゙''ー ミ,,, 思い通りに
l, (^o^) 三 出来るってなら  ̄ ゙゙̄'''''''¬―--..........,,,,,,__ .′ ′ ! `'''- ,,、 .`゙''ー /
.l, (\\ 三  ̄ ゙゙̄"'''''''――- ニニッ (^o^)/
l < \ 三 /( )
. _,, -'"゛ ..l : 、―ー―――--------________________ / / >
._..- l \./ ../ ./ ,i' ./ ,i .,i .i .、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
._.. ‐'″ l \ / ./ ./ ./ / ! │ ! .| ヽ
'" l \ / ./ ./ l .! .l .| .! .ヽ
l \ / / .l゙ ,! .l゙ .| ! ..l.
.,/´ l \ / / / / | .! l
.,/゛ ..l, \ / ! l ! .| !
.._/゛ ヽ \ \ / / . l │ l .l
゛ . / l (/o^) まずは \ / l゛ / │ .| !
.,/ l ( / そのふざけた \ ./ / .,! .| .!
.,/ ,/..l / く 幻想をぶち壊す \ ′ ,! ! ,! .!
一方通行 「じゃあ土御門、妹達、行くぞ」
ミサカ 「あなたとですか? とミサカは思わぬ申し出に驚いてみます」
一方通行 「うるせェな。俺一人だけだと攻撃されるから橋渡し役が必要なンだよ」
土御門 「じゃあインデックスと打ち止めは上やん見ててくれにゃー」
インデックス 「了解なんだよ! ってミサカはミサカは返事してみる!」
ミサカ 「意識が覚醒したらミサカネットワークにて連絡をください、とミサカは頼みます」
打ち止め 「そっちも進展あったら教えてね! ってミサカはミサカは10032号にもいってらっしゃい!!」
【とある病院 入り口前】
一方通行 「他の妹達からは?」
ミサカ 「何も見かけていないそうです、とミサカは報告します」
土御門 「地道に探すしかなさそうにゃー」
一方通行 「他のやつらに襲われたりしてねェだろうな」
土御門 「超電磁砲とかキレてたりしてにゃー」
一方通行 「笑えねェから止めろ……マジでありそうで怖い」
. :'"´ : : : : : : : : : : : :`': .
/ : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : \
. / : : : : : 、 : : : : : : : : : : :\ .: : :ヽ
.′: : :/ : / \ : : : : : : : : : : : :\ : :ハ
l : : / : / _ \\ : : : : : _:_:_: : ヽ: :!
| l : :l: :/'´ ` \\〃´ 、\`.: :l:|
| !: : ! :! \\_ヽ\ ヽ.:! :|
| !: : !|  ̄` ´ ‐-\ヽ. 川
| !: : !_j ーtテミ、 ィテ斤r !>く l:| いいわよ!
| !: :/ハ '辷zノ '辷zノ r 川 あなたがなんでも思い通りに
| l :ヽ い らィ: :l:! 出来るとおっしゃるなら
|!: :ゝ-: ' ハ l: :; ! まずはそのふざけた幻想を
| :', : : : 人 、----ッ イ /. ; :;: | ぶち壊しましょう。
| :ハ : : : : : > .  ̄ .ィ.::/.: ' : : :,':|
l/.: }:.、: : : :∨j、` ´ /,': : : : : :ハ: |
l .:/.:厶 : : : :| \_ _/ ,': : : : : /:∧|
__, 斗<:::::::} : : : |\/^廾ヘ/.: : : : :/:>トヽ__
. /.:::::::::\:::::::::',: : : :!ヽ/|| X'.: : : : /.:::::::/.::::::::ヽ
. ヽ:::::::::::::::::::::ヽ:::ヽ: :!:: ∨|.:::l.: : :/.:::/.:::::::::::::::::::::/
}::::::::::::::::::::::}::::}: !:::::j ∧::l : :/.:::/.:::::::::::::::::::::{
{:::::::::::::::::::::::::ヽ:|: l/| l:::l/!.:/.:::/.:::::::::::::::::::::::::}
ヽ::::::::::::::::::::::::::|: l:ヽ| l:::l::j/.:::/.:::::::::::::::::::::::::/
なぞなぞじゃ。
ノ´⌒ヽ,, 国民からはサギに見え
γ⌒´ ヽ, 海外からはカモに見え
// ""⌒⌒\ ) 身体検査をしたら真っ黒なカラス
/== \ / ヽ )ヽ もの言わせたらアホウドリ
/==== (・ )` ´( ・) i===| 押しの強い相手からはチキンに見える
/ ̄ |===== (__人_) |===| さて、この鳥はな~んだ?
/ |===== 、_`ー'_/===| ./|\
 ̄ ̄ ̄ ̄ | )  ̄| ̄ _ ヽ_| | ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ | \
ヽ__)))―\__)))―、_)))
── =≡∧_∧ =488げt!!
── =≡(,, ・∀・) ≡ ガッ ∧_∧ ∧_∧ .∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ .∧_∧ .∧_∧
─ =≡○_ ⊂)_=_ \ 从/-=≡ r( .) r( .) r( .) r( .) r( .) r( .) r( .)
── =≡ > __ ノ ))< > -= 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ
─ =≡ ( / ≡ /VV\-=≡⊂ 、>>1 ⊂ 、>>3 .⊂ 、>>4 ⊂ 、>>5 .⊂ 、>>6 ⊂ 、>>7 ⊂ 、>>8
── .=≡( ノ =≡ -= し' し' し' し' し' し' し'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|
|
| ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
| 琵 琶 湖
―――
黒子「はいはい、そこまでです。……お姉さま、時には話し合いも必要ですわよ」
美琴「話し合いも何も、乙女の敵は地獄に叩き落とす、これが最善策でしょうが!!!!」
上条「乙女の敵って、上条さんそんな存在になった覚えないんですが!?」
黒子「……と、言われましてもねぇ。私にも風紀委員としての務めというものがありまして」
青ピ「まぁ、カミやんやったら乙女の敵認定されてもしょうがないわなぁ」
11801号「むしろなるべくしてなったという方が的を射ているでしょう、とミサカはソフトクリームを食べながらあーさんに話しかけます」
初春「あ、あーさん、妹さん!!」
美琴「妹? ……な、なんでアンタがここに!?」
11801号「……ミサカは用事を思い出しました、とミサカはお姉さまに背を向けて歩きだします」
美琴「ちょっと待ってよ! なんでアンタと、アイツと、初春さんが知り合いなの!? アンタとアイツが知り合いなのは分かるけど、なんで初春さんが!?」
青ピ「なんやおもろい事になってきたなぁ。なぁ、ミサカちゃん?」
11801号「離して下さい、ミサカはまだ死にたくないです、とミサカはミサカの肩を掴むあーさんの手を振りほどこうとします」
保守
ムゥ~おやつが食べたいな~
あっ、シュークリームだ
おいしそう 食べよう
モグモグモグモグ おいしいな モグモグモグモグ
もう一個ある これも食べちゃえ
モグモグモグモグ モグモグモグモグ
あ~おいしかった
ねえムーくん、ここにあったシュークリーム知らない?
知らないよ
変だなぁ 後でムーくんと一緒に食べようと思ったのに
おかしいな どうしたんだろう?
あんなおいしいシュークリーム どうしたんだろうね?
あんなおいしいシュークリーム?
それじゃまるでムーくん
あのシュークリームを食べたことがあるような言い方じゃないか?
ワッ しまった
さてはムーくん シュークリーム食べたでしょう?
知らないよ
ほら 白状しないと コチョコチョコチョコチョ
ムヒヒヒヒ 食べた 食べた
ほら やっぱりムーくんが犯人じゃないか
もう おしりペンペン
ムッヒーミンミンミン ムッヒーミンミンミン
ようし ムー汁にして食べちゃおうかな
ムッヒーミンミンミン ゴメンナサイ ムッヒーミンミンミン
―――
黒子「さて、冷たい物を食べて落ち着きましたか? お姉さま」
美琴「……それなりに」
上条(……俺のソフトクリーム……不幸だ……)
初春「上条さん、怪我は……」
上条「ん、まぁ……」
青ピ「頑丈なだけが取り柄です!!」
上条「お母さんありがとう!! じゃなくて、大丈夫だよ。こんなのもう慣れっこだしな」
青ピ「おお、さすがカミやん。こんな状況でもノってくれるんは嬉しいなぁ」
11801号「条件反射とも言えるほどの完璧なタイミングでしたね、とミサカは昨日見たエアマスターを思い出しながら感嘆します」
初春「それならいいんですけど……」
美琴「……それで、アンタたち何やってたのよ」
黒子「それは私としても気になる所ですの。
お姉さまそっくりな方と、上条さん、そして初春。ここまで関係が気になる組み合わせというのもそうそうありませんからねぇ」
青ピ「……あら、僕もしかして蚊帳の外?」
` " - _ ` ̄ ヽ
/: :/: : : : : : : : : : : : : . 、_ }
!: : : : :/:/: : : ミ:ヽ: : : : : : : ! ̄ヽ、 /
i!: :l: : /:/メ/: : ヽ!:ヽ: : : : : : | -‐ ' (
|: : |: : :/ミ/ミ: : : : !l:ヽ : : |: : :|"ヽ - 、二 _` ‐ - 、_
|: : |: : :|/""`ヾ'´"{~ヾ: : |、: :i! メ  ̄ ヽ、
|:.:r|: :-|、.__ {,,斗:.:|'イ、:i  ̄ ~" ) /
i!: {'|: :.弋ヤヾ、 ''"艾フ:.:.|/: :.i! _ , ' -‐'´
i!: : l: : :.|;;; ! `'ト; |: |: :ハ , '" /
/:!: :.|: :.、| l _ |: ヽ: :、ハ:\ 斗'"´ _ -‐' ´
/:/|:|:.:|: : :iヘ 、____ ,ィミ.イ|: : ヽ: 、:./, <-‐― 、
/: :/: |:/i:|: :ト、 ヽ. /:::`|ミュ. _彡/::::::::.. .::::::ヽ
/: 彡' |:| |:!: :i \::::`´::::::l |: :!: : |ヾ :::::: :::::::::|
_,/.: /' |:|: :| , ヘ.、::::::/'"~|: :|、: ヽ ::::::: ::::::::}
. /.:::: / j'|: :i'´ | /-、"/l .j: :.| \` .:::. .::::{
' ヽ ヾ:| 、 \ミ_ | ィ'| j:/ \:::.. :| .:/
、 |:: \ / N ヽ:::ヽ-|‐"i :::::::::/:::: / /
.∨ / 、 〈〈 :::∧|、,、} ::::::/!::: :/ /|
∨ \ \. :::::∨:/..../.::::ハ ::/:. / |
〉:: /`> 、:::::∨/ ..ハ .:: /.: |
〈 、 ::. \ !::. >< 、 .:: ∨.:: ::: |
|::ヽ ::. /:. /( ) () } .::::ヽ :::: / |
┏━━━━━━━━┓
┗━━━━━━━━┛ ┃
┃なんと ステイルが おきあがり . ┃
┃なかまに なりたそうに こちらをみている! ┃
┃なかまに してあげますか? . . ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
非処女趣味のおたニートども
/≦三三三三三ミト、 . ―― .
《 二二二二二フノ/`ヽ / \
| l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨{ミvヘ / , !l ヽ
ト== ==彡 》=《:ヽ ′ ―‐ァ!l / ̄}
/≧ァ 7¨7: :ァ.┬‐くミV!ハ | (__ _ノ |
′: /: イ: /': :/ |:リ ヽ }i! : . | _j_ ツ |
i. /: il7エ:/ }:/ ≦仁ミ ト:.i|: i| | d __ 、、 |
|:i|: :l爪jカV′´八ツソ Vミ :l| | ノ - ノ |
|小f} ` , ´ ji }} : .{ { ┌. ー ´ }
}小 _ ,ムイ|: :∧ . |/ ヨ
//:込 └` /| : :i i : :.∧ 、 o ―┐!l /
/:小:i: :> . .イ _L__|:| :li {∧ \ __ノ /
. /′|从 :|l : i :爪/´. - 、 〈ト |ト:ト :'. / く
N V 「{´ / ヽ{ハ| `\ / ヽ
| }人ノ/ li V _.′贈 惜 と '
i´ } //} i′′ ハ 、| `ヽ. り し ミ !
{ { 〃ノ {l l! } : { } ま み サ |
rー‐'⌒ヽ ,イ i{| | i | す な カ
〉一 ' ∨n ∨ ′ ハ | い. は }
`r‐‐ ´ V | | ! 称 ′
‘r‐‐ ´ \ }/i⌒ヽ { . 賛 /
`¨¨` ー .、 ` < ` | `ト、 } ヽ を
}}\  ̄ `ヽ ト ソ \ /
ノi \ } } ` ―‐ ´
// > . | ノ
童貞趣味のオネイサンにはやさしくね?
── =≡∧_∧ =500げt!!
── =≡(,, ・∀・) ≡ ガッ ∧_∧ ∧_∧ .∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ .∧_∧ .∧_∧
─ =≡○_ ⊂)_=_ \ 从/-=≡ r( .) r( .) r( .) r( .) r( .) r( .) r( .)
── =≡ > __ ノ ))< > -= 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ 〉# つ
─ =≡ ( / ≡ /VV\-=≡⊂ 、>>1-324 、>>3 .⊂ 、>>4 ⊂ 、>>5 .⊂ 、>>6 ⊂ 、>>7 ⊂ 、>>8
── .=≡( ノ =≡ -= し' し' し' し' し' し' し'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|
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| ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
| 琵 琶 湖
| ∩ _, ,_ >>1-508
|・)二⊃⊂⌒ ( ゚Д゚ ) !
| `ヽ_つ ⊂ノ
| _, ,_ >>1-508
|⌒ ( `Д´) )))
|`ヽ_つヽ_つ ))
|, ,_ >>1-508
|Д´) ))
|ヽ_つ )
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/:::::::::::::::::::ノ ̄ヘ::::::;―、::::::::::::::::::::::::ヘ
/:::::::::::;-' ̄  ̄  ̄ ヘーァ:::::::::i
i:::::::::彡 ミ:::::::::::ヘ
|:::::::メ ........ ......, ヾ:::::::::::|
|:::ノ / ヽ / ヽ ミ::::::::::|
|::| / _ _ ヾ::::::l
|::| イ(:::)ヽ イ(:::)メ |::::::|
|ノ i `ー'ノ i ヽ` ~ イ::イ
| j } ~~ ノ; い
ゝ:.:.{: . : . γ ,、 )、 i丿 智チン512Getぉー♪
厶:.:.ヾ : . ` ''` ~ ヽ ノつ ひっかかったー やぁーいやぁ-い♪
/i:.:.:.:. : . ,_ i / キャッキャo('-'*)oo(*'-')oキャッキャッ
/ ヘ:.:.:. : . i ハニエ!-!‐ヽ | ,イゝ、__
/| ヘ:.: . │〈.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ ノ / \:;:- 、 _
/:;:;:;:;ヽ ヽ ! ヾエエEァ´ / i:;:;:;:;:;:;:;\
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ \ ゝ、::::::::::: ' ノ |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヘ
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ \ / /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i
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ID:slNp/f+7P
ID:u1rG3WL70
ブラクラリンク貼った容疑で
タイーホ!
踏んじゃいやぁぁぁっん!!!!!
ひ
な娘!
____ / ̄ ̄ ̄\
/___ \ / ___ ヽ
/ |´・ω・`| \ / |´・ω・`| \ みんな~
/  ̄ ̄ ̄ \ / _,  ̄⊂二二)
| i ヽ、_ヽl | |
└二二⊃ l ∪ | |
| ,、___, ノ | ,、 |
ヽ_二コ/ / ヽ / \ /
_____/__/´ __ヽノ____`´
_/ ∠≠ニ二ニ≧=<´ ヘ. ', ヘ\ヽ.
_ -‐ ´/ , -‐´、_, '⌒`^ 、 \::\ } l ヽヘ ヽ}
 ̄ フ´, / 丶\::V| | Vl
. //./ `Vヽl | ヽ ' .
/ ,イ/ Ⅵ/, ヽ.\
|/ / | ∨ヘ. ト、 \_
. / / / l: / l ∨i 、 |  ̄
l│ / イ ,イ. l ト、ヽ / | :l :| | l
| | l_メ、」_,;./l L l V ∧ / :|/ ハ. ト、
| ト. |.____ ヽ l´ヽ{ _⊥イ イ / / / l/⌒ヽ
| | ヽ | 、i┘::::i \ | r┬┬‐┬ァ V ,∧. ,' ´
レ ヽ! ゝ- ' \l i,.┘:::::iノ / ,/〉│ :| {
. 7/l/l/ 、 `'ー‐ ' ∠≠r'ノ:jノ :| |
λ /l/l/l ∧‐'.:|:::| ハ ',
`、 ⌒ ,/| ::| :|:::| ./ ヽ_
` = 、 ,.イ∧'|:l.:/l:::|´
`>-r =ニi´、.,_`::: |:| { |:::l
_,.イ´ヽ.7 / /:\;八:V:ノ
/7:::::! ○O'´ /::::::::/ヽ.
さ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|>>1を回収に来ました。 | |スレに新しい風を |
|__ ________| |__ _____|
,_∨_______ γ===============┐.. V
. γ;二二二, ll .__/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄// \______/ )\ゥアア・・
. _ // ∧_∧ |.|| | .| 東京都清掃局 .l l,,,,,,,,,,,,,,,,,,\____/ /__\
[_].//( ´∀`).| || | .| ヽヽ丶 |8|| ̄ / / ̄ヽ |6|
.└/l__/__ ).| || .|__| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ ヾ-ー「:l|_/ /__∧ ヽ ||
| (_/ [||| --|_________ヽヽ ゞ |.:ll ./ /;´Д`) ミ. ∧_∧ ポイッ
lフ ,------|.l_|二二l_l/ ̄ ̄/l /γ二二..ヽヽ __ヾ |.:|/. \ヽ⊂(∀` )ミ
[ll三// ̄ヽ\|.\===l二二l__l /// ̄ヽ\~ヽヽ_匚|]二||二二二||_.(⊂ )
└--l .※ ..l ..凵======-l/.l .※ ..l |_l~(\__/~'==l=======l==/y 人
丶 ./_/ 丶_/_/ .丶 ./_/_/ ̄~~丶_/_/_/ ̄ ̄ ̄ (___)__)
ヽ、__,..-:‐:‐-ィ':ヽ:-‐::-:.、_
_,.-‐='ニ´: : : : : : : : :;{: : : : : : : : : :`ヽ、 .
´ ̄>: : : : : :/: : :/::/|: : :.::|: : : :`ヽ: : :ヘ ;
.,ィ'/: : : : : : :/:: : :;j: :| ∨: :::|V: : :ヘ::.:\: :ハニ:=‐-.、 .
j/::j: : : : : ::|::__,ノ'|: j u V:.:|ヽ、:__: ::|:::: ::ヘ::|::::::::\
\:|: : ::i: : ::|:.:/ __|:/ ヽ:|___ \:.:|::: : :ハリ:::::::::/;
; |: .:::|: : ::|;/ィチ弐" ....... ゛オ弐z∨:::: : : |:\:/
: |:.;/:|: : :ハ::::゜:.. , ..::u::∨:::.:ト:|::: :| :
レi: ::|: ::|.-}::::::: ,:‐-、 ::::::;r-'|:.:|:::::: :| ;
|: ::::ヽ:|:| ヽ、 V ,ノ u,/ |::||/:i::::: .:|
|i: : ::::|i:| : `,ニ=‐r--r‐<. |::| |:|:::::: :|
|:|: :::::|'|:| / r:j {ア \; |::| .||:::::: :|
|:| : :::| |:l/ |-‐-/ \|:| |!::: : :| .
: |:| : :::|.|::j\ | ./ ,/ハj |::: : :| ;
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/ | ..:j¦ ! |、::. ト、 //ヽ.☆| l
. /.:/ i l .:::;.イ| !l ヽ::.ヽ\/∧: ☆ l. |
. /::/ i l.::/´| :| ̄`ヽ. い. \:\`i:. i☆.リ !
/:;:::/:: ! |'´ ,,.==ニ_ヽ \> =ニ、!: |!:::..!:: i |! / ̄ ̄ ̄ ̄
´ムi::::: . !| 〃√¨ヽ ´__ `|: |l::::j::: | || < ヒヒヒヒヒ
. !::::: :: i /'ん リ '.ニ,㍉,ヽ!ハノ:: | rュ \____
l::::::: :: , { y′ ん j j} /::::::: l 「 ̄|
|:::::::..::: . ' `^¨^" { / ' /::::::::: .: ! r‐「 :/⌒ヽ
. |::::l::::::::. . : i ^"'冖 /::::::::: .:: .: ; し「´しi^ ト、
!:::|:::::::::::. ::.. :. l┌‐‐-- .._′ ,:::::::::::.::: .: , 」L 〉 / >、
,. -‐1::ト::::::::::::::.. ::::.. ::i. |l i `) イ::::::::::::::::: / (⌒ヽー' /`/ , ヘ
く:_: : : :Vい:::::::::::::::::::::::::... :::i |\ j/ /:::::::::::::::::::/: / ヘ ト 〈_zLイ) l
`¨丶ヽ{ :\:::::::::::::; '"´ ̄`丶、` | | ...::´/::::::::::::::::::〃./ | ヽ / ,'
` ̄ .へ::/ 丶 | |,:::::::::::/!:::::::::::::// / ヘ /
/ : : / \U|::::::/ j:::::::::/ // 〉 イ
AA貼りまくってると容量で落ちるから保守も何もなくなるぞ
>>550
そうなんだ
しらなかった
だから容量食うってみんないってたのか.....
ごめん
時々にするね?
も
松松松松松松松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松松松松松秣松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松 松松松松松松松松松
松松松松松松松松松 松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松松 松松松松松松松松松
松松松松松松松 松松松松松松
松松松 松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松 松松松松松松松松松松松松
松松松松松 松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松松松松松松 松松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松 松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松
松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松松
___
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| [___] \
_|ノイ|´・ω・`|リ__> とうま~
/ \ ◇/ \
| i_ /ノヽ\ ヽ、∥
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\| | ノ \\ \
ヽ_二コ/ / ̄ ハ,,ハ
_____/__/´ (-ω-) )
| |/)+}∠..ノ: :+:∠: : +: ∠: :+:!: :.! |
| Lノノ: :+: :(.../ゝ: : /_:_:_:_.ノ∠L |
| ノ 厂 ̄ ̄ ̄厂 ̄ノ ハハ:.!ヽ: : : : :\|
. |/ ー=彡' : : : :/: : :/:.:./ ! `トハ l: :.厂 !
. / /: : ノ: /: :∠../∠厶イノ 」ノ__」ハハ. |
/ 厶イ: ://______ー ■■■■|/
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/ /|: : | ■■■■ , 八 .!
. / /‐|: : | /、___, / ヽ', __ .、
{`ヽ`ヽ. /ム|: : |`ト . { ∨ ..イ | ! /) // ノ
. (`ヽ「ヽ \i`ヽ /く:.:.:!: : !、\` ヽ..__,ノ .イヽj: | |/ ムイ/ /)
\ | i ヽ \ \.> |: : |:.\ ` ーニ二厂「 r=ミ.|: | / ' //
/∧ ゝ、 ヽ.!: : ! :.:.:.\ イ:.: :| Vノヘ: ! ,' /
. // \ }: : l:.:.:.:.:.:.:.\ ノ:.:.:/ i ヽ. || j /
仕事の都合上ちょっと遅くなります
この後も今まで通りぐだぐだなので落としてもらっても一向に構いません
ほ
美琴「それで、アンタら二人と初春さんはどういう関係で、三人でなにしてたの?」
青ピ「うっわ、三人て、マジで僕アウトオブ眼中やん。お兄ちゃん悲しいわー」
11801号「ミサカと初春飾利は友人で、一緒に買い物をしていただけです、とミサカは簡潔に答えます」
上条「俺はその付き添いで、荷物持ちをさせられてたってわけ」
美琴「……アンタと初春さんが友達って……ホントなの、初春さん?」
初春「はい。仲良くさせてもらってます」
黒子「……ふむ。おかしいですわねぇ……」
青ピ「おお、なになにー? なにがおかしいん?」
黒子「お姉さまの妹さんと出会ったりしたら、いつもの初春ならイの一番に私に話すでしょう? どうして私にまで関係を隠していたんですの?」
初春「え、えっと……はは」
初春(い、言えない……即売会で御坂さんと間違えて声をかけて、そのまま仲良くなったなんて……)
11801号「人には他人に言えない趣味というものが少なからずあるものです、とミサカは事実を隠しつつ含み笑いします」
黒子「……人には言えない趣味……う、初春、まさか貴方、お姉さまの妹さんと、そういう関係なんじゃ!!」
青ピ「……この子、発想ぶっ飛んでんなー」
11801号「さすがのミサカもこれは引くわー、とミサカは少々茶目っ気交じりにあーさんに耳打ちします」
美琴「……あー、ごめん。すぐに黙らせるから」
青ピ「レズっ子ちゃん、だいじょぶ?」
黒子「お、お姉さまの愛の鞭で、黒子、何かに目覚めちゃいそうですの……あふぅ……」
青ピ「電撃喰らって恍惚としとる……ミサカちゃん、この子末期やな」
11801号「類は友を呼ぶようになっているんでしょう、とミサカは初春飾利を見ながら言います」
青ピ「……あー」
初春「な、なんで妹さんは私を見ながらそんな事言うんですか!? あーさんも納得しないで下さい!!」
青ピ「そうは言うても……なぁ?」
11801号「ねぇ? とミサカもあーさんと同じく上条当麻に同意を求めます」
上条「……まぁ、うん。初春さんの知り合いなら仕方ないだろうなぁ」
初春「上条さんも納得しないで下さい!!」
美琴「………………」
美琴「……ねぇ」
上条「おお、どうした御坂。まだ何かあるのか?」
美琴「……そいつ、本当に私の『妹達』の一人なの?」
上条「はぁ? 何を聞くかと思えば、どっからどう見てもそうだろ」
美琴「そりゃ見た目はそうだけど……他のとまるで別物じゃない」
上条「他のって……他の『妹達』とか?」
美琴「やけに饒舌だし、会話の仕方も若干違うし、私に対する態度も他のとなんか違うし」
11801号「きっとそれはミサカが特別な存在だからです、とミサカは厨二病を伺わせる発言をします」
美琴「ほら、今もまた」
上条「……そんな気になるもんですかねぇ。上条さん的にはあのくらいはっちゃけてた方が個性的でいいと思いますが?」
青ピ「せやせや。逆にこんなんやないミサカちゃんとか、なんかこう、想像しただけで背筋ぞわぞわーってするわ」
美琴「……ふーん……」
11801号「……ミサカは言いようのない不安を覚え、お姉さまから視線を外します」
美琴「……他のだと絶対目をそらしたりしないし」
上条「いいじゃねーか。そいつがどんな反応返そうと、やおい号はやおい号なんだからよ」
初春「あ、あの、上条さん。人目のある場所でそんな大声でやおいやおいっていうのは、その、どうかと……」
美琴「……でもなぁ」
11801号「顔を押さえないで下さい、とミサカは必死で目線だけを外した状態でお姉さまに懇願します」
上条「それじゃ、疑いも晴れたみたいだし、俺はそろそろ帰らせてもらうぞ。そろそろインデックスが腹減ったって騒ぎだす頃だろうからな。
初春さん、さっきの荷物……」
初春「あ、どうぞ。上条さん、今日はありがとうございました」
上条「いやいや、俺は自分のできる事をしたまでだし」
11801号「待って下さい、帰る前にお姉さまをどうにかしてください、とミサカはお姉さまに顔をガッチリロックされた状態のまま上条当麻に頼みこみます」
上条「自分で何とかしろ。じゃあなビリビリ」
美琴「ビリビリ言うな!!」
青ピ「……んー、初春ちゃん、ごめん、僕も帰んわ」
初春「へ? あーさんもですか?」
青ピ(いくら初春ちゃんの知り合い言うても、あんな危なそーなんに絡まれたままやとリアルに命に関わる事とかありそうやし)
青ピ「ごめんなー。今日はミサカちゃんだけで我慢しといてー、今度絶対埋め合わせするから」
11801号「待って下さい、この際あーさんでもいいから助けてください、とミサカはお姉さまのロックから逃れようともがきながらあーさんに頼みます」
青ピ「……ミサカちゃん、姉妹が仲良い言うんはとっても素敵な事やと僕思うねん。ほななー」
初春「はーい、お疲れさまでしたー」
11801号「この状態が俗に言う、『悲しみを超えて無が襲ってくる』という状態なのでしょう、とミサカは諦観まじりに呟きます」
―――
青ピ「カミやーん、一緒帰ろー」
上条「断る」
青ピ「ちょ、即答とか! 知らんよ? 僕に爆弾発生しても!!」
上条「……あのなぁ。まず俺には爆弾の発生以前に、ただ日々を過ごしているだけでフラグが発生するようなときめきでメモリアルな青春はありえないし。
それが有り得たとしてもお前は攻略対象に成り得ないし」
青ピ「えー、でも第一位とかは今の状態でも伊集院枠で攻略対象になりそうやん?
それに、ミサカちゃんの好きそうな内容やと間違いなく僕も攻略対象の一人やろうし」
上条「っていうか、なんで俺が男を攻略するの前提で話進めてるんだよ!
嫌だからな! 俺は例え攻略可能キャラクターが存在しないとしても、男とイチャイチャなんて!!」
青ピ「カミやん、今まで黙っとったけどな……実は僕、僕っ娘やねん」
上条「……昨日の朝、俺は確かにお前の『女ではあり得ない』裸を見た覚えがあるんだがなぁ」
青ピ「んじゃあ、あれや。カミやん、今まで黙っとったけどな……第一位、女の子やねん」
上条「…………一方通行に聞かれたら殺されるぞ」
青ピ「んー? 大丈夫やろ。第一位口では色々言うとんけど、実際はそれなりに優しいし」
上条「まぁ、口で言ってるよりはな……しかし、一方通行が女かぁ…………ん?」
青ピ「どーした、カミやん」
上条「いや、その……アイツって、男だよな?」
青ピ「……は? なに言うてんのんカミやん」
上条「……いや……女じゃないとも言い切れないよなぁ、って」
青ピ「そういやそうやなぁ。僕や木山さんみたいに下着姿になる事もなく。朝も昼も夜もキッチリ服着てんし……
寝る時もカミやんバスタブに押し込んでまで頑なに一人で寝よったしなぁ」
上条「……あーでも、俺を頼ってきたって事は男だよな……? さすがに女二人で男の家に泊ろうとはしないだろうし……
……すまん、今のは聞かなかった事に」
青ピ「んー……ま、そらそやな。常識で考えればあんな可愛い子が女の子なはずないか!」
上条「……公衆の面前でその発言はどうかと思うぞ」
青ピ「んー? ぼかぁショタでも十分守備範囲やし。
それにもしかしたら今の僕の発言聞いて『まぁ、素直で素敵なお兄ちゃんやわぁ』って可愛いショタっ子ロリっ子寄ってくるかも知れんやろ?」
上条「それは無い」
青ピ「いやいや、万に一つくらいは」
上条「断言してやる。絶対にない」
青ピ「……したらしゃあないな。こうなったら打ち止めちゃん使って光源氏作戦しか……」
上条「お前ホントにそのうち一方通行に殺されるんじゃないか、って思えてきたわ」
―――
上条「ただいまー」
青ピ「皆のお兄ちゃんのご帰還やー」
禁書「あ、とうまお帰りー」
上条「……」
禁書「どうしたの? とうま。いきなり頭を庇ったりして」
上条「いや、今朝みたいに腹減ったからって噛みつかれないように……」
禁書「大丈夫だよ! とうまに噛みつかなくても、あくせられーたのおかげでもうお腹いっぱいかも!」
上条「へ?」
一方通行「なンだ、テメェら。もう帰ってきたのかよ」
打ち止め「帰ってこないと思ってもうご飯食べちゃったよ、ってミサカはミサカは食器を運びながら言ってみる!」
一方通行「まァ、食いたきゃ自分で作るンだなァ」
上条「お、おお、一方通行」
青ピ「……ゴクリ」
一方通行「……あァ? なンだその反応」
上条(…………よく見ると中性的な顔だよなぁ、こいつ……まさか本当に女だったりして……)
青ピ「……なぁ、第一位?」
一方通行「……」
上条「お、おい」
青ピ「僕とお風呂はいらへん?」
一方通行「……成程、死にてェのか」
青ピ「ええええええ!? い、いやや、僕まだ死にたくない!! 第一位とお風呂に入るまでは死ねへん!!」
一方通行「打ち止めァ」
打ち止め「もー、じゃあ十分だけだよ? ってミサカはミサカは能力の行使に制限付きで許可を出してみる」
上条「やめろ一方通行、ジョークだから、今のジョークだから!!」
青ピ「クソッ、こうなったら僕の隠された能力で……」
上条「お前レベル0だろ!! だああああああああ!! 一方通行、室内で竜巻作るな!!」
一方通行「手ェ離せ三下ァァッ!!! 今日という今日は、この青馬鹿を、殺す!!!!」
禁書「とうま達は取り込み中みたいだし、私たちはゲームにもどろっか」
打ち止め「そうだね、ってミサカはミサカはあの人達からそそくさと離れてコントローラを握ってみる」
上条「はぁっ……はぁっ……なんとか、マンションや家具類は壊れずに済んだ……」
青ピ「痛ぁ……手加減無しやもんなぁ」
青ピ(……これで確認できるとは僕も思っとらんかったし……かくなる上は寝込みを襲って……)
一方通行「……次変な事したら、屋上から突き落とす」
青ピ「よし、やめとこ」
上条「…………ったく、お前らは……ん? なんだ、偉く懐かしいゲームしてるんだな」
禁書「とりゃー!!」
打ち止め「それー、ってミサカはミサカは華麗に避けてからの『うたう』、『ねむる』!!」
ドゴォォォーーーーーーン!!!
キラーン>
禁書「ああ……」
上条「おお、上手いなぁ。タイミングばっちりじゃんか」
打ち止め「えへへー、ってミサカはミサカは褒められて少し恥ずかしがってみる」
青ピ「しかし、懐かしいなぁ。うっわ、選べるキャラ少ない。……よし、じゃあ僕サムスぅー」
禁書「あーさんもやるの?」
青ピ「モチのロン! 男として、これ見せられたらやるしかないやろ!!」
一方通行「おーおー、やる気満々ですかィ?」
打ち止め「ミサカ達に挑もうなんてあーさんは愚かだね、ってミサカはミサカは見下してみる!」
青ピ「……なんやぁ? えらい自信やなぁ、二人とも。まさか戦う前から僕らに勝てる気でおるん?」
上条「僕らって」
青ピ「言うときますけど、僕とカミやんあんま舐めん方がええよ」
上条「やっぱり俺かよ……」
一方通行「……ききき、テメェらがいくら強くたってなァ、俺達ァ、負けねェ」
青ピ「へぇ……おもろいやん。カミやん、4P頼んだ」
打ち止め「上条当麻も強いの? ってミサカはミサカは聞いてみる」
上条「まぁ、もともと俺のゲームだしな。そこそこは出来ますよ、そこそこはね」
禁書「とうま、あーさん、油断しちゃダメかも……この二人は……」
上条「……それで、作戦は?」
青ピ「……『御門堕し』や」
上条「……了解」
禁書「……なんだか二人が、いつになく真剣なんだよ……」
GAME START !!
一方通行「そンじゃあ行くぜェ!!!!」
打ち止め「速攻、即撃、即終了! ってミサカはミサカは切り込んでみる!!」
青ピ「カミやん、第一位任せたぁー」
上条「はいはい、分かりましたよーっと」
―――
一方通行「……チィッ! やっぱりやり慣れてンなァ、こンな早々に画面端に追いやられるとは……でもなァ!!」
<PKサンダー!!
一方通行「こうやって戻ってくれば、落ちる事もないよなァー!!!」
上条「PKサンダー復帰か……ますますあの二人の戦い方にそっくりだ」
一方通行「さァて、三下ァ。教えてくれよ、復帰することができるこの『絶対に落ちない』俺のキャラクターをどうやって倒すンだァ?」
―――
青ピ「さーて、そろそろカミやん動き出すかなー」
打ち止め「余所見は禁物だよ、ってミサカはミサカは飛びこんで必殺コンボを使ってみる!!」
上条「いい事教えてやるぜ、一方通行」
一方通行「あァ?」
上条「二対二の戦いってのはな……無理に自分が生き残る必要はない、最終的に相方か自分が残ってればいいんだ」
一方通行「……それがどうした」
上条「……いいぜ、一方通行」
上条「テメェが、落下からPKサンダーで復帰するっていうんなら!」
上条「テメェが落ちることが絶対にありえないなんて豪語するんなら!!!」
上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!!!!」
ガシィッ!!
禁書「ああ! と、とうまのキャラクターが、あくせられーたのキャラクターを掴んで……」
一方通行「お、おいおい、まさか……」
\ドカーン/ \ドカーン/
一方通行「と、飛びおりやがった、だとォ?」
上条「これぞ『御門堕し』……PKサンダーとこうそくいどうで復帰ばっかしてくる土御門兄妹にキレた俺達二人が編み出した、『落ちない相手を落とす』作戦だ」
青ピ「……勝負ありやな。掴みのタイミングは完璧に技術やからなぁ。いくら不幸なカミやんでも単純なボタン操作は失敗せぇへん。
これから第一位はずっとカミやんと死に続けておしまい。んで……」
打ち止め「今だ! ってミサカはミサカは」
青ピ「はいさよならー」
打ち止め「え、ええええ!? なんで避けられるの!? ってミサカはミサカは大声で聞いてみる!!」
青ピ「そらぁ、打ち止めちゃんの狙いって『うたう』『ねむる』のコンボやろ? それ分かってて当たってあげるほど、ぼかぁ優しくないよ」
打ち止め「ああああ、起きて! ってミサカはミサカはなんとか自分のキャラクターを起こそうとする!!」
青ピ「まあ起きたとしても、それ以外の攻撃は火力最低レベルやから、吹っ飛ばされる心配もないし」
上条「つまり、俺が一方通行さえ封殺出来れば負けは無いんだ」
<ドカーン
―――
――― 3P WIN!!
一方通行「認めねェぞ!!! こンな卑怯なやり方絶対無しだ!!!!」
打ち止め「そうだそうだーってミサカもミサカも断固抗議の姿勢を貫いてみる!!!」
青ピ「卑怯? 勝てば官軍って言うやろ」
上条「今回は俺達の作戦勝ちだ。大人しく負けを認めるんだな」
打ち止め「こうなったら、ってミサカはミサカは目を光らせてみる」
青ピ「いやー、勝つとやっぱ気分ええなぁ、カミやん!」
上条「そうだなぁ、久しぶりにやると」
打ち止め「今だ! ってミサカはミサカは勢いを付けて上条当麻に飛びかかってみる!!!」
上条「なぁっ!? な、何をいきなり!!」
一方通行「……けけけ、面白ェ、リアルファイトか!!!!」
ボゴォッ!!
青ピ「げはぁっ!? ちょ、第一位いきなり顔殴んのは無し!! まさかさっきの事まだ根に持ってたり……」
一方通行「喰らえェェェッ!!!!」
ボゴォッ!!
青ピ「ぐ、カミやん! 助けて!!」
上条「重い! 暑苦しい!! 離れろ!!」
禁書「加勢するよ、らすとおーだー!!」
打ち止め「うん、ありがとう! ってミサカはミサカは上条当麻にのしかかったままお礼を言ってみる!!」
青ピ「ちょ、カミやん幼女二人にのしかかられとる!! それご褒美やん!! 金払ってでもして欲しいくらいゲハァッ!! だ、第一位、腹殴んのも無し!!
第一位自力弱いからそんな効かんけどそれでも痛いもんは痛いんやて!! なぐ、殴らんで!!!」
木山「君達は本当に元気だな」
青ピ「げ、元気に見えます!? 顔中あざだらけの僕、元気に見えます!?」
木山「子ども同士の遊びで怪我をするのは仕方ない事だからな。私も昔よく悩まされたよ」
青ピ「でもこの怪我の量おかしいって!! ……ったく、第一位の奴、しこたま殴ってシャワー浴びに行きおってからに……」
木山「……それより、上条君は生きてるのか?」
上条「………………暑くて死にそうです」
打ち止め「卑怯な手を使った罰だよ、ってミサカはミサカは上条当麻に言ってみる!」
禁書「はるみも当麻に乗る?」
木山「……それじゃあお言葉に甘えて」
上条「乗らないで下さい!!」
木山「冗談だよ。何もそこまで声を荒げなくてもいいじゃないか」
上条「……もう動けないくらい疲れてるんですって……今日は電撃喰らいそうにもなったし……
その上人の背中の上でインデックスと打ち止めは暴れまわるし……」
青ピ「いや、カミやんのは絶対ご褒美やて……僕なんかグーで顔よ?」
木山「……まあ、頑張ってくれ。私は着替えてくるから」
上条「しかし、お前よくやり返したりしなかったな」
青ピ「……しゃーないやろ。第一位の能力が反射やっていうのは有名な話やし」
上条(……そういえば昔はオールオート反射だったんだよなぁ)
青ピ「それに……」
上条「それに?」
青ピ「……第一位に殴られてるうちに……そういうのも、まぁ、ありっちゃありかなぁって」
上条「……」
青ピ「ちょ、カミやん、なんでそんな露骨に距離とんの!?」
上条「……」
禁書「へ? なに? とうまー?」
打ち止め「なんでいきなり目隠しするの? ってミサカはミサカは若干うろたえてみる」
青ピ「なんでそうやって『汚いものを子どもに見せたくない』みたいにすんかなぁ!?」
上条「いや……これは……もう」
青ピ「冗談! 可愛い僕の可愛いジョークなの!! せやから『もう』とか言わんで!!」
/ ` 、 感謝するぜ 此の水虫薬と上条スレと出会えた
/ ノノ ヽ
, ニニ彡'⌒ /`ヽ これまでの 全てに
' ニミ ニニ彡 〈rう├--ミ
{ { ニミ } j j jノx'ィイく }し{\ `丶、___/ニニニ
j_ニニミV ハレノ x<⌒ヽ V ヘ \ \ニニニニニニニ
{xミミー'ヾ(、ル( 厶tァァく⌒ヾ} )ハ::::::. \ニニニニニニ
彡ィ'">tァ} \(`ニ彡 ノ` /ト=く ::::::i \ニニニニニニ
( V^`こ7 _, \``ヾヽ` ノ|`ヽ ヽ l:::::| \ニニニニニ
∧ { ' ` ノ^ヽ { ノ !:::::| ___ノ^ヽニニニニニニ
/.::::\ゝヽ. _ノヽ``ヽ, -――- 、 /:::::/ /  ̄`ヽニニニニニ
/.::::::::::::::::>'"ノルハヽ`/ -―- 、⌒V::::::/.// j___ノ、 ヽニニニニニ
/ニニ、`ヽ`ヾヘ{ {、ムイ 、_( > \/ (__ ノニニニ \ニニニニ
,仁ニニニ\ヽヽヽ ∨ /ニニ>彡>--')__ ノ `ヽニ \ニニニ二
ニニニニニニヽ / {ニニ> ´ `¨¨´ ニ} \>''"´
ニニニニニニニニ/ ∨ / }八
ニニニニニニニ./ }ニ{ ノニヽ ノ
ニニニニニニニ/ }ニハ /⌒ヽヽヽ ___彡
ニニニニニニニ! ノニニヽ、 / ` ー=彡'ニニニニニ
ニニニニニニニ} ⌒`丶、 /⌒ヽ ノ ノ_____
/ ̄ ̄ ̄`ヽ/ヽ、 _彡ヘ{ { > 、 / /  ̄ ̄ ̄
) 、 / ヾ、 ヽ ヽ ( `{ /
// ⌒ヽ / 〃 トミ ___ >--‐=、 ヽ _ノ
{ / // / \__ノ
. | (^ω^ |
. | ( つ
. |___ __\ |
. / (^p^ )
/ / \
| | | | 陰に隠れているのは分かっているぞ、妻よ
// //
(Ξ´ ‘ミ)
. |^ω^ )
. と ノ 三
. | /___
/ / \
(( / | , /
____/ /| _/ /___
. |
. |
. |__
!?( )ミ ほらやはり隠r
/ γ⌒\
7``) / / \(^ω^ )
ヽ___ノミ\ \/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>667
わたくしとお友達になってください
だめなら、おホモ達でもかまいません
どうぞよろしこまんこ~♪
※※ ここからID:XyALCadR0とID:Wuz831Ps0の濃厚なホモスレになります! ご期待ください!! ※※
__...-‐ ニ ..._ ニミ 、
...ィ ※ ̄ ※ `ーミ、.\
// ___彡=ミ、__. ゚ ヾ、 \
〈: : {/ / / ` ー.、ヽ ※ ヾ ` .、_
∨j′/ / / j }, \ 、 ` .ヾ、 /
ソ / / .{. ! //:ハ l ヘー.、゚ リ: :/
. !{ ' / ./{ l ///ー-l ! ./ ゝ{ .|lイ
. !|} |:{ ./_ '{ /.イ厶xz:}' / ./{:{ ※}}|
'{.!}.レ忘`∨ ゞ=リ//:}.{{ .〃|
. {{ .ヘ'' ' "./イ/ィ j {l {{ :| っすみません 作者さん
(( ※.ゝ 、 - イ }八!{ }}:リ っ ここで落ちさせてもらいますね?
j}}ュ_ノ):.`ヾミェ< 弋-:リ※jハ、 っ るんるん♪
/:/:.:.:.:.ヽ_,、ミ、 >- 、_才〃 .jjハヽ
. / :{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝィヽヽ才介ミ{{ {{ }.] ∧
/ ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ ヽ`´ ゞヾヘ'※リ_メ、:.:ヽ_ _
. / j∨:.:.\:.:.:.:.:∨} / ̄¨ニつ.ニ¨ニヽミy‐、
/ / |:.:',:.:.:.:.:.\:.:.:∨ r-冖_ ´_.ィ)ヽ`.</.ィ_}、-{
./ / .!:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.ハ <¨ミx、7Tヘ´※リ.|:.ゝ'ー-彡 .′
′ / 弋:.:.:.:.:.:ノ才´ヘレ´`'^ー-」´|. }} }} !/ `´⌒/
! ./ / `:ヾ<:.:.:.:.:/ 」∪ {L彡'./ :{
V / / ∨:.:.:.:/ i:. . :j彡辷=r‐y'.:/ ノ/
__...-‐ ニ ..._ ニミ 、
...ィ ※ ̄ ※ `ーミ、.\
// ___彡=ミ、__. ゚ ヾ、 \
〈: : {/ / / ` ー.、ヽ ※ ヾ ` .、_
∨j′/ / / j }, \ 、 ` .ヾ、 /
ソ / / .{. ! //:ハ l ヘー.、゚ リ: :/
. !{ ' / ./{ l ///ー-l ! ./ ゝ{ .|lイ
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'{.!}.レ忘`∨ ゞ=リ//:}.{{ .〃|
. {{ .ヘ'' ' "./イ/ィ j {l {{ :| っ
(( ※.ゝ 、 - イ }八!{ }}:リ っ あのよかったら ぜひ きゅうりを
j}}ュ_ノ):.`ヾミェ< 弋-:リ※jハ、 っ いれてみませんか? 興奮しちゃいますよ?
/:/:.:.:.:.ヽ_,、ミ、 >- 、_才〃 .jjハヽ
. / :{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝィヽヽ才介ミ{{ {{ }.] ∧
/ ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ ヽ`´ ゞヾヘ'※リ_メ、:.:ヽ_ _
. / j∨:.:.\:.:.:.:.:∨} / ̄¨ニつ.ニ¨ニヽミy‐、
/ / |:.:',:.:.:.:.:.\:.:.:∨ r-冖_ ´_.ィ)ヽ`.</.ィ_}、-{
./ / .!:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.ハ <¨ミx、7Tヘ´※リ.|:.ゝ'ー-彡 .′
′ / 弋:.:.:.:.:.:ノ才´ヘレ´`'^ー-」´|. }} }} !/ `´⌒/
! ./ / `:ヾ<:.:.:.:.:/ 」∪ {L彡'./ :{
V / / ∨:.:.:.:/ i:. . :j彡辷=r‐y'.:/ ノ/
青ピ「それはそうと、カミやん……これチャンスやない?」
上条「ん? なにがだ?」
青ピ「……性別の確認の、や」
上条「……お前、まさか」
青ピ「男は度胸!! 例え突き落とす言われても、こんなチャンス前にしたらやるしかないやろ!!
行くで、打ち止めちゃん!!!」
打ち止め「やったるでー! ってミサカはミサカは何の事かよく分からないけどエセ関西弁であーさんに続いてみる!」
青ピ「突貫!!!!」
打ち止め「うおりゃああああああああああああああ!!!! ってミサカはミサカは更衣室のドアを開けて貴方にこんにちわー!!」
一方通行「……なにやってンだ、テメェら」
青ピ「あ、あら……着替え、終わってる……」
一方通行「……テメェは、つくづく死にてェらしいな」
青ピ「あ、あはは……そ、それ以上動くと打ち止めちゃんがどうなっても!!」
打ち止め「ねーねー、もう一回戦おう、ってミサカはミサカは上条当麻に挑戦してみる!」
上条「言っとくけどプレイヤーへのダイレクトアタックは禁止だぞー」
青ピ「ちょ、人質逃げとる!! クッ、かくなる上は僕も逃げるしか……!!!」
脂肪予告出しときますね
一方通行「あァ? ……アイス切れてンのかよ、この暑いのに」
上条「仕方ないだろ、やおい号と打ち止めとインデックスがバクバク食うから」
一方通行「ったく、人の分くらい残しとけっての……この際アイスコーヒーでいいか」
打ち止め「あれ? あーさんは? ってミサカはミサカは貴方に聞いてみる」
一方通行「突き落とした」
打ち止め「そっか、ってミサカはミサカは」
上条「ちょっと待て!! ホントに突き落としたのか!?」
一方通行「心配しなくても風紀委員に見つかるようなヘマはしねェよ」
上条「それ聞いてメチャクチャ不安になったんですけど!! こ、殺してないだろうな?」
一方通行「……インデックス、なんか別のゲームねェのか?」
禁書「そうだねー、じゃあ……」
上条「なんで答えないんだよ!! まさかお前……」
一方通行「心配しなくても死ンじゃあいねェはずだ。生きてるかは知らねェが」
上条「……」
青ピは俺の一物の餌食となった!
―――
11801号「只今帰りました、とミサカはビニール袋片手に言います」
青ピ「やー、死ぬかと思ったわぁー」
木山「ああ、二人とも、お帰り」
上条「……よかった、生きてた……」
青ピ「ええ、なに? カミやん僕の事心配してくれてたん?」
上条「そりゃあそうだろ。お前が死ぬのはどうでもいいけど、自分の家が殺人現場になったりしたら……」
青ピ「ってそっちかい!! カミやん酷い!! 僕、ホンマ死ぬかと思ったんに!!!」
木山「しかし、二人一緒なのか。何処かで偶然会ったのかな」
11801号「はい。この家から一番近くにあるコンビニのゴミ箱に突き刺さっていたあーさんをミサカが回収してそのまま一緒に帰ってきました、とミサカは現状説明します」
木山「……君はゴミ箱に突き刺さる趣味が?」
青ピ「ややわぁー、木山さんてば。んなわけないやん。それにぼかぁ突き刺さるよりも突き刺す方専門やし!」
11801号「突き刺さる専門はどちらかと言えば一方通行ですよね、とミサカは……ごめんなさい、謝るので首を絞めるのはやめてください、とミサカは一方通行の手首をタップします」
青ピ「ちょ、死ぬ、せっかく生きて帰ってきたんに、た、たす、助けて」
上条「あー、死なない程度にしておけよ」
青ピェ・・・・
「ややわあ~」
なんて言わんと思いますが?
いややわ~ならわかりますねん
青ピの関西弁はニセモノなので
あれだ
脳内補完するとヨイ
青ピ「あー……今日だけで僕運悪かったら三回くらい死んでたかも」
11801号「幸運ですね、とミサカはあーさんに言いつつ手元のビニール袋を漁ります」
上条「そういやそれなんなんだ? 首絞められたときも持ってたが」
11801号「ああ、これはアイスですよ、とミサカはビニール袋の中身を上条当麻に見せます」
禁書「アイス!?」
木山「いち、に……ちょうど人数分か」
青ピ「全部お兄ちゃんの奢りやでー、ありがたくいただきぃー」
上条「珍しいな、お前が奢りなんて」
青ピ「ま、そういう日もあるって事で」
11801号「本当はミサカ達がアイスを食べつくしてしまったからこっそり補充しておこうとしていただけですが、とミサカはこっそり呟きます」
一方通行「一つもないと思ったらテメェらが食ってたのか」
打ち止め「まぁまぁ、新しいのを買ってきたんだからいいでしょ、ってミサカはミサカは貴方を宥めてみる」
禁書「なになに! あーさん何買ってきたの!?」
青ピ「えっとなぁ……これと、これと、これと」
>>688
そういえばそうでしたね
駄スレすんまへん
青ピ「ささ、みんな選んでー」
禁書「じゃあ私これ!!」
打ち止め「じゃあじゃあミサカはミサカはこれ! ってミサカはミサカは自分の好きな物を取ってみる!!」
11801号「……ミサカはこれにします、とミサカはとある思惑を巡らせつつソフトクリームを選びます」
木山「じゃあ私は……これかな」
11801号「……」
青ピ「……」
一方通行「じゃあ俺は……これだな」
青ピ「じゃあ僕これなー。いただきまーす! んー、冷たくておいしー」
上条「じゃあ俺は……」
青ピ「今や!! おおっと、僕とした事が手と足がいっぺんに滑ったぁぁぁ!!!!」
11801号「わー、危ないー、とミサカは避けるそぶりすら見せずにあーさんの手の進行方向の方に自分のソフトクリームを持っていきます」
べちゃ
青ピ「うわー、やってもたー。ごめんなミサカちゃーん」
11801号「
途中送信した
一番下は忘れて
11801号「残念です、これではミサカの分のアイスがありません、とミサカは大げさに肩を落とします」
青ピ「ホンマごめんなぁ? あー、僕のもう口つけとるしわけてあげられんなー、どないしよー」
上条「な、なんで二人して上条さんの方を見てるんですか?」
11801号「あー、どうしよう、とミサカは上条当麻の方を凝視します」
青ピ「ホンマどないしよー、どっかにアイス分けてくれる優しい人おらへんかなぁー」
上条「う……わ、分かったよ……俺の食べろよ」
11801号「それはさすがに上条当麻に悪いですが、上条当麻がどうしてもと言うのに拒否するのはミサカとしても心が痛むのでいただいておきます、とミサカは口元を緩ませたまま言います」
青ピ「ごめんなぁー、僕の食いかけや無かったらミサカちゃんにあげるんやけどな」
上条「……うう、不幸だ……」
11801号(作戦第一段階、第二段階ともに成功です、とミサカはあーさんにアイコンタクトをします)
青ピ(後は対象Iの動き待ちやな)
―――
木山「……何してるんだ、彼らは」
禁書「きっと暑さで頭がやられちゃったんだよ」
上条「……アツい……」
11810号(……さぁ、舞台は整いました、とミサカは二人の方を凝視します)
青ピ(動け! 動け!!)
一方通行「……」
上条「……不幸だ……」
一方通行「……チッ、しょうがねェな。ホラ」
青ピ(動いたあああああああああああああああああああああ!!!!!)
11801号(いよっしゃああああああああああああああああああ!!!!! とミサカは心の中で大きくガッツポーズを取ります!!!!)
上条「い、いいのか?」
一方通行「いらねェなら俺が一人で食う」
上条「あ、ありがとうございます! いただきます!!」
青ピ(全て計算通りや!! 一方通行が多くのアイスの中からコーヒー味のパ○コを選ぶのも!
カミやんの分が無くなったら、二つのうち一つをカミやんに譲るのも!! 全てまるっとすりっとずばっとどこまでもお見通しや!!!!)
11801号(ありがとうあーさん、これでミサカは今月も頑張れそうです、とミサカはあーさんに心の中で謝辞を述べます!!)
木山「……なんであの二人はがっしりと握手をしてるんだ?」
禁書「知らなーい」
―――
11801号「しかしあーさんは何故ミサカの計画に力を貸してくれたんですか、とミサカは疑問だった点を聞きます」
青ピ「……ミサカちゃん、ちょっと想像してみぃ。
恥ずかしがりながらも自分の分のアイスを意中の相手に分けてあげる美少女……グッと来るやろ?」
11801号「つまりミサカとは別のベクトルで燃料補給をしていたと、とミサカはあーさんに確認します」
青ピ「そ」
11801号「ふむ……上条×女体化一方……それはそれでありですね、とミサカは新たな可能性を噛み締めます」
青ピ「……なあなあ、ミサカちゃん?」
11801号「なんでしょう、とミサカは答えます」
青ピ「第一位って……実は女の子なんやないかな?」
11801号「……なん……だと……とミサカは月並みな表現で驚きを表します」
禁書「とりゃー! フルゲージ時止めなんだよ!! むだむだー!!」
木山「……」
上条「木山さん無表情で時止め返し成功させてる……」
一方通行「……」
11801号「……」
青ピ「……」
一方通行「……何見てンだ」
青ピ「……な?」
11801号「……言われてみれば、とミサカは新事実に驚きを隠せずに声を震わせながら答えます」
一方通行「……意味分かンねェ」
―――
上条「さて、今日の晩は何作るかな」
禁書「……とうとうこの日がきてしまったね……」
上条「んん? どうしたインデックス」
禁書「とうま、今日は私が晩ご飯の用意をしちゃうかも!!!」
上条「……えーっと」
禁書「皆が料理当番やってるから私もやらなくちゃだよね! 見ててねとうま! 今日はフルコースだよ!!」
上条「……なんだろう、昨日以上に嫌な予感が……」
上条「……勢いに負けて追い出されてしまった」
一方通行「……一応聞いておくが、アイツの料理の腕前は?」
上条「……未知数」
一方通行「……どっちに?」
上条「おそらく、下方向に」
一方通行「……どうしたもンかなァ」
木山「しかし、本人がやりたがっているんだし、ないがしろにするのは良くないだろう」
一方通行「やる気で料理がうまくなるワケじゃねェンだよ。食えねェもン出されたらどうすンだァ? お前が一人で食うかァ?」
上条「……包丁とかを使って怪我したりしなきゃいいが」
青ピ「そんな心配やったら手伝いに行けばええやん」
一方通行「追い出されるンだってよォ」
上条「『厨房は女の戦場かも! 男子禁制なんだよ!!』って言って、ほらこの通り」
打ち止め「綺麗に残ってるねー、ってミサカはミサカは上条当麻の腕の歯形を見ながら言ってみる」
青ピ「つまり、女の子ならええわけやろ?」
11801号「どうやら腕の見せどころが来たみたいですね、とミサカはおもむろに立ちあがり」
一方通行「テメェは座ってろ」
11801号「……促されるままに座ります」
上条「木山さん、お願いできますか?」
木山「ああ、頑張ってみよう」
打ち止め「じゃあじゃあミサカも頑張るよ、ってミサカもミサカも腕まくりしながら言ってみる!!」
上条「ああ。よろしく頼むな」
青ピ「あら、第一位は行かへんのん?」
第一位「……何言ってンだお前」
―――
木山「という事で」
打ち止め「手伝いに来たよ、ってミサカはミサカは禁書目録に言ってみる!!」
禁書「うーん……じゃあ、お手伝いだけ! お手伝いだけだからね!」
木山「はいはい。それで、今日のメニューは?」
黄色いご飯
○○こ味
お腹すいたんでご飯食べてきます
おなかすいたんでうんこたべてみます
おかえりー
さ
書き手は夜7時くらいから十回くらい書き込んでいなくなるよな
書き溜めがないのかそれともスレ伸ばしたいだけなのか
>>778
ごめんね
母さん即興苦手なのにスレ立ててごめんね
禁書「んーと、まず白ご飯と、スパゲティと、焼きそばパンと」
木山「見事に穀物ばかりだな。糖尿病になっても知らないぞ」
禁書「とにかくおいしい物を一杯食べたいかも!」
打ち止め「でも、お料理出来るほどお野菜もお肉も残ってないね、ってミサカはミサカは冷蔵庫と流しの下を確認してみる」
木山「……使いやすい物はこの数日で使ってしまったからなぁ」
禁書「あれだけあったのにもうこれだけしかないの!?
うー、これだけじゃお腹いっぱいなんて程遠いんだよ……」
木山「なに、これだけでも十分だろう。……大根、そぼろ、グリンピース……この材料だと、ふろふき大根かな」
禁書「はるみはこの材料でお腹いっぱいになれる料理が作れるの?」
木山「まあ、お腹一杯になれるかどうかは別として、料理は作れるよ」
禁書「はるみは料理の天才さんだね! はるみ、作り方教えてほしいな!」
打ち止め「煮物作るの? ってミサカはミサカは大根を両手で構えて木山春生に聞いてみる!」
木山「こらこら、食べ物で遊ぶんじゃない。打ち止め、お米の用意を頼めるかな? 私とインデックスでおかずを作っておくから
打ち止め「分かった! ってミサカはミサカは元気に言ってみる!!」
木山「じゃあ、始めようか」
禁書「うん!!」
青ピ「……ええなぁ、ああいうの」
上条「どうした、いきなり」
青ピ「いやさ、可愛い幼女たちと可愛いお姉さんが僕の為にお料理してくれてる……ああいうのが理想かもなぁって」
上条「お前一人の為じゃないけどな」
青ピ「ま、そらそうやけどさ」
11801号「なぜミサカを行かせてくれないんですか、とミサカは目の前に立っている一方通行に問いかけます」
一方通行「テメェが行ったら邪魔になるっつってンだよ。大人しく座ってろ」
11801号「昨日の反省を生かして一回り大きくなったミサカが邪魔になる筈ありません、とミサカは熱弁をふるいます」
一方通行「……一応聞いとくが、何反省したンだァ?」
11801号「つまり糖分と脂質だけでは五大栄養素の内二つしか取れていなかったから昨日は追い出されたのではないか、とミサカは仮定を述べます」
一方通行「……」
11801号「安心してください。今日は卵白や牛乳を混ぜ、キチンと五大栄養素に配慮して料理を作ります、とミサカは自信満々で言います」
青ピ「卵白に牛乳ってお菓子作りみたいやなぁ」
上条「やおい号がお菓子作るっていうんならあの材料でもいいんだがなぁ」
11801号「何故ミサカの邪魔をするのですか、とミサカは無言でミサカの手を引く一方通行に抗議します」
一方通行「よし、テメェらよォく聞け」
11801号「正座は苦手なので手短にお願いします、とミサカは足の方を意識しながら言います」
青ピ「てかなんで僕まで?」
一方通行「うるせェ、黙って聞け。まず料理っつーのはなァ、食えるもン作るのが大前提なンだ」
11801号「……それくらい知っていますが、とミサカはため息交じりに答えます」
青ピ「何言いだすかと思えば、第一位ってばなに当たり前の事言うてんのん?」
一方通行「テメェらが当たり前の事が出来てねェから説明してやってンだよ。
ていうかそれじゃあなンですかァ? テメェの常識の中では金ダワシは食えるものっていうンですかねェ?」
青ピ「いやいや、さすがの僕でも金ダワシは食えんて」
一方通行「それじゃあなンで昨日あそこまで金ダワシ入れようとしてたンだよ!! 言ってる事とやってる事が矛盾してンだろォが!」
青ピ「いやいや、第一位も頭固いなぁ。あれは出汁取り用の金ダワシで」
一方通行「……テメェ、金ダワシを煮込ンだらおいしい出汁が出ると思ってンのかァ?」
青ピ「んー、おいしい出汁は出んと思うけど、鉄分接種にはええやろ」
11801号「成程、鉄製品から鉄分を接種する……理にかなっています、とミサカはあーさんを称賛します」
青ピ「あはは、ミサカちゃん、僕褒めてもなんも出ぇへんよ?」
上条「……一方通行、これは無理だ。俺たちじゃどうしようもない」
一方通行「そもそも、鉄分をそンなに接種して何になるっつゥンだよ」
11801号「女性には定期的に鉄分が必要になる月一のイベントがあるんです、とミサカは明言を避けつつ説明します」
青ピ「そやそや。僕は皆の事を思って金ダワシで出汁取ろうと」
一方通行「……そんなに鉄分が欲しいなら釘でも齧ってろ」
木山「……世の中には釘を噛んで鉄分を補給する人もいるらしいから、その鉄分の取り方もあながち間違いではないんだろうがな」
上条「あ、木山さん。料理の方は?」
禁書「今コトコト煮込んでる所かも」
一方通行「アイツはどうしたンだァ?」
木山「打ち止めには向こうで火の番をしてもらっている」
上条「……料理の内容は?」
禁書「ふろしき大根だよ!!」
木山「ふろふき」
禁書「ふろふき大根だよ!!」
上条「……意外と普通なんだな」
禁書「はるみに教えてもらいながら作ったからね!」
一方通行「なンだよ、和食かよ」
木山「材料が材料だったからね。和食しか選択肢が無かったんだ」
禁書「あくせられーた、和食嫌いじゃないよね?」
一方通行「……さァ、どうだろうなァ。コーヒー飲ンでくるわ」
禁書「いってらっしゃい!」
―――
青ピ「釘、固っ!」
11801号「歯が折れてしまいそうですね、とミサカは釘を奥歯で齧ります」
上条「……それで、お前らなにやってんだ?」
11801号「本当に釘を噛んで鉄分が摂取できるのか疑問に思ったので実際に試しています、とミサカは上条当麻に釘を差し出しつつ言います」
青ピ「カミやんも一本どう?」
上条「……遠慮しとく」
―――
一方通行「……」
打ち止め「あれ、何か用? ってミサカはミサカは貴方に尋ねてみる」
一方通行「コーヒー飲みに来ただけだ」
打ち止め「そうなんだ、ってミサカはミサカは火の様子を見ながら答えてみる」
一方通行「……火の番なンか、面白ェのかねェ」
打ち止め「結構面白いよ! ってミサカはミサカは満面の笑みで貴方に言ってみる!!」
一方通行「……へェ、そうですか」
打ち止め「うん!」
―――
木山「……やはり打ち止め一人に火の番をさせるのはマズいかな」
上条「ああ、大丈夫ですよ。たぶんコーヒー飲みに行くついでにアイツが見てると思うんで」
木山「そうか……意外と気が回るな、彼も。あれで口さえ悪くなければ接しやすいんだが」
上条「まあ、そこは一方通行ですし」
11801号「口が悪いから良いんです、とミサカは横から会話に参加します」
木山「そんなものなのか」
打ち止め「出来たよー、ってミサカはミサカは大声で皆に伝えてみる!!」
禁書「よし、行こうはるみ!」
木山「じゃあ、君達もそろそろ準備しておいてくれ」
青ピ「おっしゃ、食器用意すんでミサカちゃん!」
11801号「はい、ミサカ達の華麗な食器並べで他のメンバーを圧倒しましょう、とミサカはあーさんに続いて駆けだします」
一方通行「狭苦しいのにドタバタ動き回ンな」
打ち止め「じゃあミサカはご飯を混ぜるね、ってミサカはミサカはしゃもじを浸す水を用意しながら木山春生と禁書目録に言ってみる!」
木山「頼んだ」
上条「おお、結構おいしそうだな」
禁書「ふふん! どう、とうま? これが私の実力かも!!」
上条「はいはい、すごいですねーっと。おいやおい号! 食器並べる前にテーブル拭け!!」
―――
禁書「それじゃあみんな手をあわせて!」
「「「「「「「いただきます」」」」」」」
禁書「とうま、どう? おいしい?」
上条「そうだな。味もしっかり染みてるし、初めてにしては上手く出来たんじゃないか?」
禁書「えへへ。見なおした?」
上条「まあ、それなりにな。……ところで、これで冷蔵庫の中からっぽなんですよね?」
木山「幾つか残っているが、どれも単品じゃ料理できないものでね」
上条「じゃあ、明日買い足しに行ってくるかなぁ」
青ピ「あ、じゃあカミやん、ポテチも一緒に頼むわぁ」
上条「なに言ってんだ。お前も一緒に行くんだよ」
青ピ「はぁ!? な、なんで僕!? 第一位とラブラブしながら一緒に行って来れば……
いや、今のは言葉のあやって奴で……ごめん、第一位ホンマごめん! 謝るから僕のふろふき大根穴だらけにすんの止めて!!」
11801号「これではふろふき大根ではなくあなあき大根ですね、とミサカは軽いジョークを飛ばします」
上条「明日は平日だから学校帰りに買い物するからお前に手伝ってもらった方が早く済むだろ」
青ピ「んー、しゃーないなー。まぁ、カミやんがどうしても僕と行きたいー言うなら断るのも申し訳ないし」
一方通行「金はいくらくらい必要だ?」
上条「そんなには。まぁ3000円くらいで大丈夫だろ」
一方通行「なンだァ? 今回はエラく少ねェじゃねェか。とうとう青馬鹿かムッツリが追い出されるのかァ?」
上条「いや、いつも買ってる店が今度の水曜日に大安売りをするってチラシがはってあってよ。
どうせなら必要量だけ買い足して、水曜日に買い込んだ方がいいだろ?」
木山「……若いのに、所帯染みてるなぁ、君」
上条「出来るなら買い物上手って言って欲しいですね」
禁書「とうまはケチケチしすぎなんだよ! もっとどーんと買ってくればいいのに!!
そうすれば私もお腹いっぱい食べられるし!」
打ち止め「そうだよ、お金はあの人が出すし、ってミサカはミサカはミサカの分の大根を切りわけながら言ってみる」
上条「……って言ってもなぁ、多く買うと冷蔵庫の中で腐らせたりした時に面倒くさいし……」
一方通行「別にいいじゃねェか」
上条「無駄は無いに越した事はないだろ」
木山「……一度贅沢をしてみるのも悪くないと思うぞ」
上条「考えておきますよ」
―――
・米・味噌などを買い足す必要はない+単品では料理できないものの使える材料は結構残っている
・上条さんはああ見えて結構買いもの上手
って考えて3000円って設定したけまだ高めの方が良かったと猛省
―――
上条「おし、授業終わったし買い物行くぞー」
青ピ「……なぁなぁ、カミやん、今日の買い物僕に任せてくれへん?」
上条「ん? どうしたいきなり」
青ピ「いやなぁ、僕も皆の役に立ちたいなぁって昨日の布団の中で思って。
せやけどほら、僕料理出来んし、平日の昼に家におらんから洗濯も出来んし、やれる事は買い物くらいやろ?」
上条「……」
青ピ「お願いカミやん、僕にも時々は花持たせてぇな、この通り!!」
上条「……いや、別に手伝いがしたいっていうんなら止めはしないけど、ちゃんと食えるもの買ってこれるのか?」
青ピ「へへ、当たり前や! あんま僕を舐めたらあかんでぇー!」
上条(……どうするかなぁ……本人がやりたいって言ってるのにそれを無視するのはいけないって昨日木山さんも言ってたし……
まあ、買い物くらいならこいつにも出来るよな……)
上条「……いいか、くれぐれも使い込みとかは」
青ピ「わーってるって。料理出来るもん買って帰ればええんやろ?」
上条「ああ。お前の買って帰ってくるものに今日の晩飯がかかってるんだからな」
青ピ「りょうかーい」
―――
上条「……で、なんなんですかねぇ、これは」
青ピ「んん? なにって、人参に、お肉に、チョコレートに、ああこれは自腹で買ったLOやった、んでポテチ……」
上条「俺は、こっちについて聞いてるんだけど」
青ピ「なにって……お鍋用の出汁やけど」
一方通行「……この暑いのに鍋って……テメェ」
青ピ「いやなぁ、僕、一回でいいからやってみたかった事があってん」
上条「……なんだよ」
青ピ「や・み・な・べ♪」
上条「……一方通行、金貰ってもいいか?」
一方通行「一万くらい持ってけ」
青ピ「ええええええ!? なんで!? ええやんお鍋!! 皆でわいわいしながらお鍋!! 大家族と言えばこれやろ!?
それに余ってる材料、ネギとかお豆腐とか白菜とかやろ? 悪くなる前に一気に使いきれてええやん!!」
上条「あのなぁ……俺は三千円で二日間過ごすつもりだったんだよ。まったく、一日分で三千円使い切りやがって……」
青ピ「んな事言わんでさぁ、闇鍋しようやぁ! 別に闇鍋して死ぬわけやないし!」
一方通行「テメェとムッツリが居る時点で十分命に関わる事も有り得ンだよ!!」
一週間たったのに何で落ちないんだろうね
不思議
―――
木山「いいんじゃないか? たまにはそういうのも」
上条「はぁっ!? で、でも、闇鍋ですよ!?」
木山「冷蔵庫の整理も出来るし、一石二鳥だろう。なんなら選択の幅が広がるように食材を買い足してこようか?」
打ち止め「ミサカもミサカも皆でワイワイお鍋食べてみたいなー、ってミサカはミサカは貴方に言ってみる!!」
一方通行「……おいおい、テメェら揃いも揃って正気かよ」
禁書「ねーねー、とうま。闇鍋って何?」
上条「闇鍋って言うのは……なんていうか……皆が秘密で持ち寄った材料を使って鍋を作るっていうか……」
禁書「なんだか面白そうかも!」
上条「……」
青ピ「よっしゃ! んじゃ早速用意しよか!!
まずは下地の鍋として、買ってきた食料と冷蔵庫の中の野菜で最低限の鍋って言える鍋作って、そっからやな」
11801号「何を入れてもいいのですか、とミサカは一応確認を取っておきます」
青ピ「うーん……僕もやったこと無いからよう分からんけど……『自分これ食える!!』ってモンならありちゃう?」
11801号「……成程、とミサカは頷きます」
上条「……下地の鍋自体は問題ないとして……問題は、個人的に入れられる材料だよな」
上条「さてさて、冷蔵庫の中から無くなっている物は……」
上条「うどん麺と肉団子用の肉と……だけ!?」
上条「……」
上条「あらー、どういう事ですかねこれは……確か、食材選びは上条さんが一番最後だったはずですけど……」
上条「い、いや待て……落ち着け……木山さんが買い足して来てくれた分もあるし、もしかしたらそれで……」
上条「だからってこの減りはおかしいだろ!!!!!」
上条「インデックスは自分の好物を入れるはずだから……たぶん食えるもの……
木山さんと一方通行は食えないものを入れるなんてバカな真似はしないはずだ……
問題は、打ち止めと料理オンチ二人……打ち止めはよく分からずにとりあえず突っ込むみたいな事するかもしれないし、料理オンチ二人は言わずもがなだろう」
上条「……自分の入れた物を食うのは反則だから、なんとかして危険じゃない三人の分を食えればいいが……」
―――
上条「昆布と買い足し分のエビ……これでいいか」
青ピ「さて、皆さん材料持ちましたぁー? 持ちましたね? それでは闇鍋始めたいと思いますー。
木山さん電気消してー、ミサカちゃん鍋の火ぃ消してー」
青ピ「よし、手元も確認できんようになったし、一人ずつ入れて行こか。まず僕なー」
11801号「では次はミサカですね、とミサカはあーさんに続いて自分の材料を投入します」
上条(……よし、つまりこの二人の材料は比較的下の方に有る事になる!)
一方通行(上から少しずつ取っていけば、まず奴らの入れたもンに当たる事ァねェ!!)
打ち止め「じゃあ次はミサカね、ってミサカはミサカは自分の分を入れてみる!」
上条(問題は……)
一方通行(打ち止めが、変な物入れねェかだが……)
にゃー>
打ち止め「よいしょ」
上条「ってちょっと待てえええええええええええええ!!!!!」
一方通行「テメェ鍋にネコ入れるつもりかよ、打ち止めァァァッッ!!」
打ち止め「……駄目なの? ってミサカはミサカは二人に」
一方通行「駄目に決まってンだろォが!! 食えンのか!? テメェはネコが生ではいってて食えンのかァ!?」
上条「生きたネコそのまま食べるなんて真似ワンダープロジェクトとかドクタースランプとかに出てくるロボットでもない限り無理ですから!! 上条さんたちみたいな人間がネコをそのまま食べるなんて無理ですから!!!!」
上条(今この瞬間に決まった、この闇鍋での最要注意人物は打ち止めだ!)
一方通行(まさかネコを入れようとするとはなァ……こりゃあ何が入っててもおかしくねェぞ……
一人が入れる材料は二つ……なんとかして、打ち止めの入れた『もう一つ』とネコの代わりに入る『一つ』を引かねェようにしねェと)
禁書「じゃあ次は私だね」
上条(インデックスは大丈夫のはず……)
木山「次は私か」
一方通行(木山、コイツはァ……どっか抜けてる所は有るが、食えるもンは入れるだろォな)
上条「じゃあ次が俺だな」
一方通行(三下は問題ねェ。コイツが料理に食えないものを入れるっつーのはまず有り得ねェ)
一方通行「ンで、最後が俺か」
上条(一方通行は大丈夫だ、コイツはなんだかんだ言ってこのメンバーで一番常識の有る奴だから変な物を入れるとは思えない)
青ピ「皆入れ終わった? よし、じゃあ打ち止めちゃんふた閉めて」
打ち止め「了解、ってミサカはミサカはふたを手さぐりで見つけて閉めてみる!」
青ピ「よし、フタしまったな? じゃあ木山さん電気つけてー。後はじっくりコトコト煮て、しばらく時間が経ったらもう一回電気消してスタートって事で」
上条「……スフィンクス、お前生きてて良かったな」
スフィンクス「ふにゃん」
青ピ「そんじゃもう一回上条家闇鍋祭り鉄の掟確認!! 鉄の掟1!」
禁書「入れる物は一人二つまで!」
青ピ「鉄の掟2!」
打ち止め「お鍋の中に一度入れた物は取り換える事は出来ない、ってミサカはミサカは確認してみる!」
青ピ「鉄の掟3!」
木山「一度箸で触れた物は完食する」
青ピ「鉄の掟4!」
11801号「完食後、その材料を入れた者は名乗り出る、とミサカも確認に続きます」
青ピ「鉄の掟5!」
一方通行「基本三巡、全員が入れた物+最初から入っていた白菜・ネギ・豆腐・人参・春菊・シイタケ・エノキが一通り出れば終了」
青ピ「鉄の掟6!」
上条「食える物しか入れない」
青ピ「よし、皆鉄の掟守れとんな? んじゃカミやん、音頭よろしくー」
上条「……何が当たっても恨みっこなし。手を合わせて!」
「「「「「「「いただきます!」」」」」」」
青ピ「ほな僕一番箸行きまーす!! これや!! ……はぁっ!?」
上条「ど、どうした?」
青ピ「なんや固くて、つるつる滑って、少し重くて、箸じゃ持ち上げられん……第一位、お玉取ってー」
一方通行「……ほらよ」
青ピ「よし取れた! ほな、いただきまーす!!」
上条「躊躇ねぇな……」
ガリッ!
一方通行「……なンだよ、今の音。何食ったンだ、青馬鹿ァ」
青ピ「これたぶん……卵。しかも殻ごとや」
上条「確かに食えるな。しかし、殻ごととは……誰が入れたんだ?」
11801号「ミサカです、とミサカは素直に名乗り出ます」
上条「やおい号か……思ったよりも普通だな」
木山「だけど、鍋に入れる時は茹で卵か何かの方がいいと思うな。私は」
11801号「覚えておきます、とミサカは素直に木山春生の助言を受けます」
一方通行(料理オンチのムッツリでこれなら、案外大丈夫なンじゃねェか……?)
青ピ「ごちそーさまでした! ほな次は、時計回りやからカミやんやな」
上条「……ああ」
上条(材料投入は青ピ→やおい→打ち止め→禁書→木山さん→俺→一方通行の順。もし俺の予想が正しければ危険物は下の方に沈んでるはずだ。
実際、今勢いよく箸を突っ込んだアイツはやおい号の入れた物を取った……つまり)
上条「これだ!」
上条(上の方に危険物は少ない!!)
上条「……あ、あれ……お、重い……なんだよこれ、デカくて、重い……」
禁書「とうま大丈夫? お玉使う?」
上条「いや、大丈夫だ。……よし、取れた。じゃあいただきます」
上条(……ん? これ、食べ物か? なんて言うかザラザラしてるし、噛み切れないし……)
打ち止め「なになに、なんだったの? ってミサカはミサカは上条当麻に尋ねてみる!」
上条「い、いや、それが、これ、食い物じゃなさそうなんだが……」
一方通行「おいおい、いきなり掟破りかよ。誰だァ? 食えないもン入れた奴ァ」
青ピ「あちゃー、もう出たったかー。軽いから上の方に来てたんやろうなぁ……あー、カミやんゴメン、たぶんそれ僕がネタで入れた」
上条(……ネタ食材、というかタオルかなんかか? どっちにしろこれが危険物じゃなくて良かった……)
青ピ「木山さんのパンストや」
一方通行「打ち止め、鍋のフタ閉めろ」
打ち止め「了解、ってミサカはミサカは言われるがままにふたを閉めてみる!」
上条「やおい号、鍋の火消してくれ」
11801号「分かりました、とミサカは上条当麻に言われたとおり火を消します」
木山「インデックス、電気点けてくれ」
禁書「分かった!」
青ピ「あ、あらぁ? 皆なんでそんな怖い顔してんの? 僕のジョーク、ダダ滑りやったかなぁ? は、ははははは……」
ゴスッ!! ゲシッ!!
青ピ「ちょ、ま、第一位もカミやんも落ち着いて!! 蹴んのやめ! こ、これにはわけが!! わけがさぁ!!!」
ゴシュッ!! ドバドバドバ!!
青ピ「く、目にゴミが……やなくて、き、木山さん無言で僕の顔に水掛けるのやめてください!! 息が出来ませんて、ホンマに!!」
ガッシ!! ボカッ!!
11801号「あーさんは死んだ、スイーツ(笑)、とミサカはあーさんの代わりに言っておきます」
青ピ「たすてけ!! もとい助けて! 誰か僕に救いの手へぶぁっ!!」
―――
木山「……これは、今日穿いていた奴だ」
上条「なんかすみません、アイツに非が100%あるとは言っても口なんか付けちゃって……」
木山「出汁の匂いが取れればいいが……」
上条「あー……じゃあ、それ、貸して下さい」
木山「……食べるのか?」
上条「食べません!! 洗っておきますから!!」
木山「ああ、そういう……分かった。よろしく」
―――
青ピ「ただのお茶目やのに……僕の身体を張ったお茶目が……」
禁書「パンストは下着なんだよ? 下着をお鍋に入れるなんてあーさんはちょっと非常識かも!」
打ち止め「そうだよ、一応皆で食べるものなんだから考えないと、ってミサカはミサカはお姉さんぶってあーさんにお説教してみる!」
11801号「確かに木山春生のパンストなら良い匂いがしてそのまま食べられる気がしないわけでもないですが……」
青ピ「せやろ? せやろ!? 僕もそれいうて別のもん入れ直そうって腹やったんに……皆酷い……」
一方通行「まだ蹴られたりねェかァ?」
青ピ「わー、嘘嘘嘘!! 嘘です!! ごめんなさい!! 自分ちょっと調子こいてました!! 謝るんでもう蹴らんといてください!!」
―――
11801号「と、言う事で、鉄の掟を破ったあーさん抜きで闇鍋再開です、とミサカはあーさんに変わって司会進行します」
上条「あー、ちょっといいか? やおい号」
11801号「はい、なんでしょう、とミサカは上条当麻の問いかけに答えます」
上条「闇鍋がどれだけ危険か、皆そろそろ分かっただろ。だからもういっその事電気点けたままで……」
一方通行「だなァ。あの青馬鹿が他に誰の着用済み下着を突っ込ンでるかも分からねェしなァ」
禁書「そ、それは困るかも!!」
木山「じゃあ、もう普通の鍋として楽しむか」
打ち止め「じゃあフタ空けるね、ってミサカはミサカは確認しながらフタを開けてみる!!」
カパッ
上条「……これは」
一方通行「なンつーか……」
木山「……普通の鍋、みたいだな。一見」
打ち止め「うわぁ、すごくおいしそう! ってミサカはミサカははしゃいでみる!!」
11801号「なんだかんだで皆真面目に入れていたんですね、とミサカは少々感嘆します」
最初から入っていた物 白菜・ネギ・春菊・豆腐・
シイタケ・エノキ・人参
個人で入れた物
上条当麻 昆布・エビ
一方通行 水菜・肉団子
やおい号 卵(殻ごと)・ごはんですよ(瓶ごと)
木山春生 マロニー・水餃子
禁書目録 うどん麺・コンビニのフライドチキン
打ち止め ポテチ・チョコレート(包装紙ごと)
青ピ 木山先生のパンスト・コーヒー豆
一方通行「……味が妙だが……食えねェ事ァねェな」
上条「早い段階でパンストに気付けたのがせめてもの救いか……」
禁書「私のフライドチキンがお湯吸ってびしょびしょなんだよ……」
打ち止め「せっかくのチョコレートがドロドロだった、ってミサカはミサカはしょんぼり……」
木山春生「…………コーヒー豆が沈んでたんだが……」
11801号「成程、どこかコーヒー風味なのはそのせいですか、とミサカは納得します」
青ピ「僕もおなか減ったなー、誰か僕に持ってきてくれんかなぁー!」
上条「あいつは無視な」
一方通行「あァ、あの手の馬鹿は放っておくに限る」
打ち止め「はい、あーさん。あーん」
青ピ「あーん、って熱熱熱ッ!! これは無理!! いくら雑食性の高い僕でもこんなチョコ飲んだら喉焼けてまう!!」
11801号「ならばこの殻まで食べられる・賞味期限長めが売りの学園都市産卵を……」
青ピ「僕そんなアブノーマルなんやなくてもっと普通のお鍋食べたいねんて! ほら、白菜とか! 人参とか!」
木山「普通の鍋にパンストは入れないと思うが」
一方通行「贅沢言ってンじゃねェよ、食えるだけありがたく思え」
11801号「もしかしてアツアツに温められたごはんですよがお好みですか?」
青ピ「ち、ちょ、だめ! それは、それはあああああああああ!! いやあああああああああああ!!!!」
上条「思ったより元気そうだな、アイツ。……一方通行、インデックス、野菜も食えよ」
一方通行「……俺は肉だけで十分だ」
禁書「私も、お肉の方がおいしいし」
木山「肉ばかり食べていると体調を崩すぞ。ほら貸してみろ」
一方通行「お、おい勝手に人の器に入れてンじゃねェ!!!」
上条「ほら、インデックス、何食う?」
禁書「うー……じゃあ、白菜」
――― 数ヵ月後
11801号「それでは、今月もやってまいりました、第六回上条家闇鍋祭りを始めたいと思います、とミサカは司会進行をします」
青ピ「わーわー、どんどんぱふぱふー」
一方通行「つゥかいつから定例になったンだ、これ?」
木山「孤食を防ぐためにはこういうイベントも必要だろう」
打ち止め「皆で食べた方がお鍋はおいしいしね! ってミサカはミサカは木山春生と貴方に言ってみる!!」
禁書「ようし、今月もたくさん食べるんだよ!!」
上条「いつまで居座るつもりだお前ら!!」
スフィンクス「にゃー」
―― おわり ――
製作:ミサカネットワーク
単発ネタにここまで付き合っていただきありがとうございました
非日常アニメで日常アニメ的な内容がしたかっただけなんです、許して下さい
つーかなんでこんな俺得のみの一週間も保守され続けたし
キャラ選とかは完全場渡りで最後の最後までヘタ錬にするか木山先生にするか悩んでたのは今となってはいい思い出
>>1000ならパー速にスレ立ててくる
>>1000なら最後のレベル5は青ピや
>>995
憐れ
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