上条「……え?」
――ピカッ……
美琴「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
上条「うわっ!!……あ、何こいつ超いい匂い」
美琴「ほ、ほほホント無理!しばらくこうしてて!!」
上条「……いやおかしいだろ。お前にだけはその属性当てはまらないだろ」
さすがに雷直撃したら死ぬんじゃないか
ていうか能力実はよく知らん
雷出す能力なのか?
>>5
>電撃使い系最強を誇る超能力(レベル5)。
10億ボルトもの出力を誇る電撃に代表される、電流や電磁場を観測し操る能力。
これを応用した攻撃として、雷撃の槍や落雷、強力な電磁波、チェーンソー様の砂鉄剣などがある。
プラズマと化した気体の『陽イオン』に『電子』を組み込んで再び『原子』に戻すことも可能かもしれないそうだ。
また、突出した攻撃力ばかりに眼が行きがちだが、電気信号そのものをを読み取り制御することが可能なので
電気錠やセキュリティの解除、携帯端末から書庫への進入、ネットを介した研究所器材の遠隔破壊、
警備ロボの制御を奪っての遠隔操作、信号機トラブルを起こし交通渋滞を作るなどのクラッキングもできる。
あまりクローズアップされないが電磁力線を目視することもでき、それでスキミングも出来るとか。
さらに砂鉄の剣を始めとした磁力操作に関しても応用範囲は広い。
周囲の金属(マンホールの蓋・水道管・看板・砂鉄など)を集めて盾としたり、
自在に動く砂鉄の盾を操って地面を抉る様な攻撃を防いだりと防御行動にも優れる。
他にも高速道路の柱の側面に立ったり跳び付いて走るといった移動の補助とした使い方や、
操る砂鉄を小さい竜巻のようにして放ったり線路のレールを引き剥がして降り注がせる攻撃的な使い方も。
とある科学の超電磁砲SSにおいては砂鉄の剣の応用で水分子を集めた青白く輝く大小6枚の翼を展開。
刃の様な形状の翼から、それを形成する水分子を消費しバーナーのように噴射することで飛翔を可能とした。
ただしこの翼の使用には空気中の水分子が絶妙な比率で分布していなければならず、使いどころは限られる模様。
なお、常に電磁波を周囲に発してしまうため、猫を始めとした動物類には避けられる傾向がある。 もっともこれは悪いことばかりでもなく、
その反射波を利用してレーダーのように周囲の物体を感知できるため、死角からの攻撃にも対応可能。
また木山と接触状態での電撃によって電気的な回線が繋がり、木山の記憶を読むと言った離れ技までなしとげた。
但しこれは本人が意図してやったものではないので、会得したかどうかは不明。
美琴「な、何よ!怖いもんは怖いんだからしょうがない……」
――ピカッ
美琴「いやあぁぁぁぁっっ!!」
――ジジ……ピカッ
美琴「きゃあぁぁぁぁぁ!!!!」
――ジジ……ピカッ
美琴「きゃあああああぁぁぁぁぁっっ!!!!」
上条「雷に驚いてうっかり呼んじまった雷に驚いてうっかり呼んじまった雷にビビッてんじゃねーよ!!!!」
俺の黒歴史では「水」が最強だったなあ
水分子を操って電気を生み出すから、磁力とか美琴の技もだいたいできるし、
水素爆発とか光の屈折率利用した幻影とかとにかく万能で最強なキャラがいた
二つ名は「全てを統べる」って意味で「皇帝」っていう
超懐かしい
美琴「だ、だって……」
「今のはおかしい、とミサカは冷静に分析します」
美琴「!?」
上条「おかしい……って何が?」
妹「最初の雷は別として、2回目以降はお姉様の極めて近くに落ちています。
つまり落雷による光と音のタイミングに差はほぼありません。
認識してから悲鳴をあげるまでの時間が速過ぎる。お姉様、わざとですね?」
美琴「……っ!」
妹「汚いさすがお姉様やり方汚い、とミサカは呆れ顔で指摘します」
上条「えー、と……つまりどういうこと?」
妹「ワタシ ムカシカラ カミナリダケハ ダメナノヨー。
……ハハッ、ワロスということです」
そもそも触れなければ意味がないだろォがよォ
ガチャ
一方「あァ?なンだァ?」
打ち止め「まだ起きてるの?身体に悪いよってミサカはミサカは貴方の体調を気遣ってみたり」
一方「……寝ようとしてるとこにテメェが来たンだよ」
打ち止め「そうなんだってミサカはミサカは聞き流す」
一方「何の用だ」
打ち止め「今日は雨がすごいねってミサカはミサカは思い切って会話を切り出してみる」
一方「……そうだな」
打ち止め「雷も凄いよね!ってミサカはミサカは言ってみる!!」
一方「……ンな事言いに来たのか?」
打ち止め「きっと貴方が雷を怖がってるだろうなぁって思って優しいミサカは貴方と一緒に寝てあげるために来たんだよってミサカはミサカは本音を隠しつつ言ってみる」
一方「……雷が怖ェのか」
打ち止め「み、ミサカは怖くないんだよ!貴方が怖がるだろうから面倒を見に来てあげたんだよ!!ってミサカはミサカは苦し紛れに言ってみる!」
一方「……下らねェ」
――おわり――
製作:ミサカネットワーク
上条「……ふーん」
美琴「あ………の…、ち、違うの……これは……」
上条「……意外な弱点だな。まさかお前が雷怖いなんてよ」
美琴「……へ?」
上条「あ、てことはひょっとして妹の方も雷嫌いなのか?」
妹「先ほどの話を聞いていましたか?とミサカは……」
上条「ま、いいんじゃね。女の子らしい弱点でさ」
美琴「え、……え……?」
上条「怖いんだろ?カミナリ」
美琴「……ぁ、……こ、怖い、かも……」
上条「落ち着くまでな、買い物行かなきゃなんねーから」
美琴「うん……!」
妹「……」 ――イラッ
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