※注意
書き溜め無しなのでまったり更新していきます
>>1はss書きなれてないので色々お許しください
展開も思いつきでgdgd進行していきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379679435
イリヤ「いえーい!」ドンドンパフパフ
士郎「いえーい!」
士郎「・・・って、なんだそれ!?」
イリヤ「聖杯戦争のルールを変えてみましたー」テヘペロ
士郎「え、それってドッジで勝敗を決めるってことか・・・?」
言峰「その通りだ」
士郎「殺し合いだとか物騒なことしなくていいのは有難いんだけど、急にどうしたんだ?」
言峰「だってお前ら被害出しすぎなんだもん・・・少しは事後処理するこっちの身にもなってほしいし。前回は川で宝具ぶっ放しで船沈めたりするし・・・ブツブツ」
士郎「お、おう」
士郎「それで、いつやるんだ?」
言峰「もちろん今からだ。既に他のマスターには通達してある」
士郎「その辺りはさすがに抜かりないな」
言峰「では麻婆豆腐でも食べながら待つとしよう」
~1時間後~
ワイワイガヤガヤ
セイバー「士郎、これはどういうことなのですか。マスターとサーヴァントが勢ぞろいしているこの状況は・・・」
士郎「あ、ああ、俺も詳しくは把握してないんだけど聖杯戦争をドッジボールで決着つけるらしいんだ」
セイバー「ドッジボールで・・・私としては聖杯が手に入るのであればどんなことでも全力で戦い抜きますが」
士郎「俺も殺し合いじゃなければ願ったり叶ったりだからセイバーがそれでいいならいいんだけど・・・」
凛「相変わらず甘いこと言ってるわねアンタは」
士郎「遠坂!お前も来たのか」
凛「当然でしょ、私の目的も聖杯なんだから」
アーチャー「凛、こんな戯言ばかりの小僧に構う必要はないだろう」
士郎「アーチャーまで・・・!なんだよ、喧嘩売りに来たのか?」
アーチャー「ふん、それこそ時間の無駄だな。私はもう少し他のサーヴァントの様子を見てくるとしよう」スタスタ
凛「あっ、ちょっと、アーチャー!まったく、勝手なんだから・・・」
セイバー「士郎、凛、どうやら説明が始まるようです」
イリヤ「はーい、ちゅうもーく!」
ザワザワ
イリヤ「それでは、ルールを説明しまーす」
言峰「諸君には聖杯をかけてドッジボールを行ってもらう。チームを二つにわけて勝った方のチームを更に二つにわけ、最後は一対一で行い勝敗を決める。ちなみにサーヴァントのみの参加でマスターの参加は認めない」
凛「ちょっと」
言峰「どうした凛」
凛「サーヴァントは全員で7人でしょ?分けるにしても3人のチームは不利じゃない」
言峰「その点については心配いらない」
ギルガメッシュ「この我が参加してやる、同じ大地に立てることを光栄に思うが良い!」
士郎「うわなんかステージがせり上がって金ピカなのが出てきた!?」
セイバー「あれは・・・アーチャー!?」
アーチャー「えっ?」
凛(あの鎧売ったら高そうね・・・)
言峰「彼は前回から残り続けている8人目のサーヴァントだ、人数の件はこれで問題ないだろう。他に質問のある者はいるか?」
凛「はい」
言峰「はいそこ」
凛「チーム分けはもう決まってるの?」
言峰「こちらで決めてある。他になければ開始するが?」
全員「・・・」
言峰「それでは早速開始しよう。チーム分けどうりにコートに入るように」
ランサーが死んだ!
>>5
はやいよ!
チーム分け
Aチーム
セイバー
アーチャー
アサシン
ライダー
Bチーム
ランサー
キャスター
バーサーカー
ギルガメッシュ
実況:イリヤ
解説:言峰
顔合わせタイムin競技用コート
セイバー「まさか貴方達と手を組むことになるとは思いませんでした。よろしくおねがいします」
アーチャー「どのみちこれに勝利すれば敵になるのだから気にすることはない」
小次郎「だがこの戦いで味方なのは確かなのだ、共に勝ち抜こうじゃないか」
ライダー「アサシンの言う通りですね、よろしくお願いします」
バーサーカー「■■■■■■■■__!!」
キャスター「ああもう、暑苦しいわねこの筋肉ダルマ!」
ギルガメッシュ「ふん、せいぜい我の勝利に尽くすが良いぞ」
ランサー「偉そうなことばっか言ってて大丈夫なのかよ・・・」
ギルガメッシュ「誰に向かって口を聞いているかこの犬風情が!」
イリヤ「ドッジボール大会はっじまるっよー!」
パーン
イリヤ「さぁ、始まりました!聖杯の行方を決めるドッジボール大会!実況は私、とってもかわいいイリヤちゃん!そして解説は」
言峰「わたくし、言峰がお送り致します」
ランサー「はっ!」
ライダー「くっ!」
イリヤ「おおっと、ジャンプボールはBチームのランサーがとりました!」
言峰「ランサーの跳躍と俊敏が勝っていたようですね。まずはBチームのボールからスタートです」
シュバッシュババババ
士郎「すごい、ボールが全然見えない・・・!」
凛「サーヴァント同士なんだから当然っちゃあ当然なんだろうけど・・・これ決着つくのかしら」
イリヤ「凄まじい攻防が続いております!目にも止まらぬ攻防!投げる!取る!投げる!」
言峰「全員人間とは比べ物にならない身体能力ですからねー。これは宝具の使いどころが勝負を分けるでしょう」
ランサー「ん?」ピタッ
イリヤ「おおっと、ランサーがボールを投げる体制のまま急に止まったー!これはどうしたのでしょうか!」
ランサー「おい言峰、今宝具って言ったか?」
言峰「言ったがそれがどうかしたのか?」
ランサー「宝具使って良かったのか?」
言峰「聖杯戦争なんだから当然だろう」
ランサー「それを先に言えよ!普通に爽やかな汗かいてたじゃねーかよ!」
イリヤ「ランサー選手、猛然と講義しています」
言峰「そうですねー。ちなみに宝具の能力は全てボールに反映されます」
ランサー「つまり武器を直接使えるってわけじゃねーんだな?」
言峰「その通り。しかしたとえばランサーが今宝具を使用した場合、必中のボールとなる」
ランサー「なるほどな」ニヤリ
セイバー「くっ、まさか宝具が使用できるとは・・・!」
アーチャー「不覚にも自力だけで投げ合うのを楽しんでしまっていたな」
凛「ちょっとアーチャー!何やってんのよ!」
アーチャー「・・・」
ライダー「宝具の使用が許可されたのはいいですがボールはあちら側・・・まずい展開なのは確かですね」
ランサー「そうと分かりゃあ早速やるか。獲物はライダー、お前だ!」
イリヤ「ライダー狙い宣言だー!」
言峰「Aチームの中では俊敏が高く宝具も強力ですからね、妥当なところでしょう」
イリヤ「ランサーの持つボールが赤く輝くー!」
ゲイ・ボルグ
ランサー「刺し穿つ死棘の球!」
審判「ライダー、アウト!」
イリヤ「まだボールを投げていないのにライダーにアウト宣言だー!」
言峰「ランサーの宝具は投げる前に当たったという結果を作り出す宝具なので、今回そういう効果になったんでしょう」
イリヤ「なるほどー。アウトになったライダー選手は外野へ、ボールはAチームの方へと渡ります」
ライダー「・・・この借りは必ず返します」
ランサー「へっ、わりぃけど俺には飛び道具に強いスキルがあるからそれはかなわねぇだろうな」
イリヤ「すれ違いざまにやりとりがあったようですねー。しかし気をとりなおしてAチームのボールで再開します!ここから巻き返せるのでしょうか!」
ギルガメッシュ「雑種にしてはなかなかやるではないか、ほめて遣わす」
ランサー「べつにお前のためにやってるわけじゃねーからな」
セイバー「ボールが回ってきたがアーチャー、どうする?」
アーチャー「ここはやはり宝具でしとめてしまうのがいいと思うが」
小次郎「ここは任せてはもらえまいか」
アーチャー「ほう、自信があるのか?」
小次郎「ああ、拙者の技の冴えを見せ付けてやろうと思うのだ」
セイバー「いいだろう、任せたぞ、アサシン」
小次郎「承った」ズズイ
イリヤ「ここでボールを受け取ったのはアサシンだー!どんな技を見せてくれるのか!そして何故服装に合わない眼鏡をかけているのか!」
言峰「手元の資料によりますと、このアサシンはマスターがキャスターだったため依代を山門にして召喚されたらしいですね。それで本来は移動できないのですが依代を眼鏡にすることで今回参加することができたそうです」
イリヤ「なるほどー」
凛「なによそれ、2人分の枠なんて反則じゃない!私も出しなさいよ!」
士郎「まぁまぁ、落ち着け遠坂」
アサシン「秘剣・燕返し!」
イリヤ「なんとボールが3つに増えたー!」
ランサー「よっと」
イリヤ「避けたー!」
小次郎「」
言峰「燕返しは本来三つの斬撃を同時に放つことで不可避の攻撃となる、技術のみで宝具の粋に達したものなのでボールが3つに増えたわけですが・・・本来とは違い線の攻撃ではなく点の攻撃なので簡単にかわされてしまったというわけですね」
イリヤ「なるほど!」
ランサー「お返しだ!」シュバッ
バシッ
審判「アサシン、アウト!」
イリヤ「宝具をあっさりと避けられてしまい放心状態のアサシンにヒットだー!」
小次郎「無念・・・!」ガクッ
セイバー「使えませんね」
アーチャー「ダメ侍が・・・」
イリヤ「辛らつな言葉を浴びながらアサシンは外野へ!ここから逆転はなるのかー!」
アーチャー「とうとう二人になってしまったな」
セイバー「ええ、そうですね」
アーチャー「仕方ない、私が隙を作るとしよう」
セイバー「お願いできますか」
アーチャー「ああ、任せておけ。ここで負けてしまってはマスターに何を言われるかわからんからな」ズズイ
I am the bone of my sword.
―――――― 体は球で出来ている。
Steel is my body, and fire is my blood.
血潮は皮で 心は空気。
I have created over a thousand blades.
幾たびのコートを越えて不敗。
Unknown to Death.
ただの一度も敗走はなく、
Nor known to Life.
ただの一度も理解されない。
Have withstood pain to create many weapons.
彼の者は常に独り 球の丘で勝利に酔う。
Yet, those hands will never hold anything.
故に、生涯に意味はなく。
So as I pray, unlimited blade works.
その体は、きっと球で出来ていた。
イリヤ「固有結界きたー!!夕暮れの丘にボールが埋まっています!」
言峰「手元の資料によりますと、どうやら見た武器をそのままコピーする固有結界のようですね。ということは今回はボールを無限に作り出せるということでしょう」
アーチャー「おそらくそのようだな」ブワァ
イリヤ「おおっと、空中にボールが次々に現れるー!」
言峰「ちなみにこのボールは本物と寸分違わないのでこれに当たってもアウトになります」
キャスター「あんな無数のボールどうやってよければいいのよ!」
ギルガメッシュ「ふん、あのような贋作者風情、この我がどうにかしてやろうではないか」
ゲート・オブ・バビロン
ギルガメッシュ「王の財宝!」
イリヤ「おおっとこれはぁ!?ギルガメッシュ選手の背後から球状の物体が次々と現れるぞー!」
言峰「あの宝具は全ての宝具の原典を収めてある宝物庫ですね。今回はボールの原典の保管庫として発動されたんでしょう。ちなみにあれは使用してるボールとは違うので当たってもアウトにはなりません」
ギルガメッシュ「しかし飛んでくるボールを迎撃することは可能だ。贋作如きに我の宝物をぶつけるのは些か癪ではあるが・・・雑種をのさばらせるよりはマシであろう」
アーチャー「いくぞ英雄王、ボールの貯蔵は十分か・・・!」
ここに、二つの球群が激突した
眠いので寝ます。
見てくれてる人がどれだけいるかわからないけどまた起きてからのんびり更新しますノシ
アーチャー&ギルガメッシュ「うおおおおおおお!!!」
イリヤ「大量のボールが空中で激しく激突するー!アーチャー選手、物量で攻めますがギルガメッシュ選手これを許しません!」
セイバー「今だ!」シュッ シュッ シュッ シュッ
ポスッ ポスッ ポスッ ヒョイッ
キャスター「あら?」
バーサーカー「■■■■■■_!!」
ランサー「おっと」
審判「キャスター、ギルガメッシュ、アウト!」
キャスター「なんでよ!」
ギルガメッシュ「何故だ!?」
セイバー「ふっふっふ」
イリヤ「おおーっと、二人の激突を眺めていたキャスター選手がヒットだ!一体何が起こったのか!」
言峰「VTRを見てみましょう」
ジー
イリヤ「ここで若干セイバー選手が微妙に動いてますね。持っていたボールが・・・おおっと消えた!そしてその直後にキャスター選手が何かに気づいた様子で、審判からのコールが出ました」
言峰「どうやらこれは、セイバー選手の対象を不可視にする宝具ですね。ボールを透明にしてこっそりキャスター選手達に向けて投げたんでしょう」
ランサー「へぇ、おもしれぇもん持ってんじゃねぇか!だが俺には通用しないぜ!」
アーチャー「よくやった、セイバー」
セイバー「いえ、貴方こそ気を引いてくれて助かりました」
イリヤ「なんと一気に二人アウトになり同点まで追いつきましたー!そしてアーチャー選手の固有結界が解除され、ギルガメッシュ選手とキャスター選手は外野へ!」
セイバー「しかし、気になることがあります。私はバーサーカーにも投げたはず、ランサーのやつには避けられましたがバーサーカーには確かに当たったはず・・・」
アーチャー「なに、それはどういうことだ?」
イリヤ「固有結界が解除され再び一つになったボールはセイバー選手の手元に!しかし何か相談しているようですねー」
言峰「先ほどバーサーカー選手がヒットしていないことに疑問を感じているようです。手元の資料によりますと、バーサーカー選手の宝具は12の試練。命のストックらしいので12回当てないとアウトにならないそうです」
アーチャー「ふん、ならば話は簡単だ」
ブワァ
イリヤ「空中に十数個のボールが現れたー!アーチャー選手、バーサーカー選手をしとめるつもりのようです!」
ランサー「ちぃっ、ギルガメッシュ!打ち落としてくれ!・・・・っていねぇ!どこ行きやがった!」
言峰「ギルガメッシュ選手は腹が減ったと言ってどこかへ出て行きました」
ドドドドドドドドドドドド
バーサーカー「■■■■■■■■■_!!!」
審判「バーサーカー、アウト!」
ランサー「残ったのは俺だけか・・・」
アーチャー「手を緩めるつもりはない。全員でしとめる」
イリヤ「アーチャー選手、複製したボールを外野も含めて味方全員に持たせた!どうやら本物のボールは確保したまま一斉に、一方的に攻撃するつもりのようです!」
アーチャー「悪く思うなよランサー。はぁ!」
セイバー「たぁ!」
小次郎「ふっ!」
ライダー「・・・!」
シュババババババ
イリヤ「Aチーム、ランサー選手を囲うようにして複製したボールを次々と投げていく!しかし!これは!当たらなーい!持ち前の俊敏とスキルで全ての球をかわしていくー!」
ランサー「この程度でアウトになれるんなら、ドッジボール選手なんざやってねぇんだよ!」
イリヤ「何かかっこいいことを言ってる風だが何かがおかしいぞー!」
言峰「ランサー選手は矢避けの加護という飛び道具に対して有利なスキルを保有していますからね。加えて俊敏もサーヴァント内でトップクラスとなればしとめるのは難しいでしょう」
イリヤ「Aチームの攻撃が止んだー!しかしランサー選手は今だ健在!相談タイムに入るようです!」
アーチャー「くっ、ここまで苦戦するとはな」
セイバー「仕方ありません、ここは私の全身全霊を持ってなぎ払いましょう」
アーチャー「しかし回避されては仕方ない。あれに当てられるのか?」
セイバー「くっ・・・」
ライダー「セイバー、足止めは私に任せてください」
セイバー「ライダー、やってくれるのですか?」
ライダー「ええ、ちょうどさっきの借りを返さなければなりませんので」
セイバー「わかりました。では私を全力をこめて放ちましょう・・・!」ゴォッ
イリヤ「相談が終わったようです!そしてセイバー選手の持つボールが、黄金に輝き始めたー!宝具が出るのかー!?」
言峰「セイバー選手の持つ最強クラスの宝具がついにその姿を現すようですね。しかしあの素早いランサー選手に当てることはできるんでしょうか」
イリヤ「周囲の光がセイバー選手の持つボールへと集まって更に輝きを増していきます!これは美しいー!」
ランサー「へっ、なんかやばそうだが何がこようと避けてやるぜ・・・ん?」
ライダー「ランサー、ここまでです」ジー
ランサー「えっ、ちょっ、身体が・・・うごか・・・ねぇっ!」
イリヤ「どうしたことでしょう!ランサー選手の動きが止まってしまったー!」
言峰「ライダー選手が眼帯を外しています。どうやら強力な石化の能力を持つ魔眼でランサー選手をとらえたようです」
ランサー「・・・!(待て待てそんなのありかよ!動け!動け俺の脚!)」
イリヤ「ここでBGMをかけておきましょう!」
♪約束された勝利の剣
セイバー「これで終わりです・・・!」ゴゴゴゴゴ
エクスカリバー
セイバー「約束された勝利の球_!」カッ
ランサー(あっ・・・)
ドゴォォォォォォォ!!
イリヤ「ランサーが死んだ!!」
士郎「この人でなし!」
イリヤ「ということでAチームの勝利です!」
ワー ワー
士郎「やったな、セイバー!」
セイバー「士郎、ありがとうございます」
凛「よくやったわ、アーチャー。この調子でガンガン行くわよ」
アーチャー「任せておけ」
イリヤ「続いての試合!・・・といきたいところですが」
セイバー「ん?」
イリヤ「さきほどのセイバー選手の宝具で体育館が崩壊してしまったのでここで終了とさせていただきます!たくさんのご参加ありがとうございました!」
セイバー「そんな・・・!」
士郎「まぁ・・・うん」
凛「常識的に考えてそうなるわよね・・・」
アーチャー「セイバー、君は加減というものを知らないな」
セイバー「アーチャーも止めなかったではないですか!」
ギャー ギャー
言峰「ああ、また事後処理が大変に・・・」
~END~
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