シャーリー「宮藤の料理はうまいなあ。風呂と宮藤の料理だけで、ここに来てよかったと思えるよ」
芳佳「えへへ、ありがとうございます」
シャーリー「これ、一口大で食べやすいのもいいな。上にかかってるのは魚のチップか?」
芳佳「はい。鰹節です」
シャーリー「で、なんていう料理だ?」
芳佳「たこ焼きです」
シャーリー「……」
芳佳「ほらあ、ちゃんと食べられるじゃないですか。食わず嫌いしてると損――」
ガシャア
シャーリー「二度と作るな」
芳佳「ごめんなさい」
シャーリー「クソが」
芳佳「……ごめんなさい」
リベリオン東部の貧しい家に生まれたシャーリー
10歳の時母は亡くなり、以後は自動車修理工の父と二人でささやかながらも幸せな日々を過ごす
12歳の頃酒に酔った父に襲われ、以来父の性欲のはけ口になる
仕事がうまくいかなくなった父は、週に1度は苛立ちをぶつけるように一日中シャーリーを犯し続けた
「シャーロットは可愛いなあ」と全身を舐め回され、下の口以外のあらゆる場所で奉仕を命じられる
父の友人6人を一度に相手にしたこともあった
娘が蹂躙されている横で札束を数える父に失望したが、男たちが喜ぶよう、笑顔は決して絶やさなかった
その後家を飛び出しボンネビルフラッツで栄冠を勝ち取るまで、親に仕込まれた「悦ばせる技術」を売って生きてきた
誰も信用できないから個人主義を気取って生きていたし、誰も信用できないから、軍もつまらなかった
ただスピードを追えれば周りは関係ない、「ストライカーを履いてどこかへ逃げてしまおうか」と何度も思った
そんな彼女が厄介払い同様に飛ばされた501統合戦闘航空団
そこには自分と同じような目で、精液のこびりついた匂いをした少女がいた
彼女の名はフランチェスカ・ルッキーニ
『シャーロット・E・イェーガーの回想』あらすじより
芳佳「……」ゴシゴシ
リーネ「芳佳ちゃんなにやってるの?」
芳佳「あ、リーネちゃん。あはは……たこ焼き作ったんだけどお皿落としちゃって」
リーネ「……」
リーネ「そっか。もったいないけどしょうがないね。拭くの手伝うよ」
芳佳「ありがとうリーネちゃん」
芳佳「……」ゴシゴシ
リーネ「……」ゴシゴシ
芳佳「うっ……」
リーネ「芳佳ちゃん?」
芳佳「うぐっ……ひぐっ」
リーネ「よ、芳佳ちゃんどうしたの? 大丈夫!?」
芳佳「うええええええん」
リーネ「芳佳ちゃん……大丈夫だよ。なにがあったのか、言ってみて?」
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