ある日、突然父さんが帰って来た。
俺は父さんに呼び出され、“地下室”へ向かった。
父が何故俺を呼んだのか、もっと深く考えるべきだった。
少なくとも、再会を喜び合うために呼ばれたのではないとわかっていたのだから・・・
SS初心者なんで多少おおめに見て下さい。
???「あんまり遅いから迎えに来たわ。…あなたが例のサードチルドレンね?」
エレン「エレン・イェーガーです。(…知らない人。)」
???「あたしは技術一課、赤木リツコ。よろしく」
リツコ「ついてきてシンジくん。お父さんに会わせる前に見せたいものがあるの」
エレン「見せたいもの………ですか。(やべぇマジで状況が…)」
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「司令!!使徒前進!右翼壊滅!!進行ベクトル五度修正、なおも進行中!
予測目的地 我第3新東京都市!!」
グリシャ「よし総動員第一種戦闘配置だ!!」
グリシャ「冬月……あとを頼む」
キース「…ああ。」
キース「(数年ぶりの息子との再開か…)」
リツコ「着いたわ。ここよ。暗いから気をつけて」
エレン「・・・」
カシャン!
エレン「なっ…」
エレン「こいつは……巨人…!?」
リツコ「厳密に言うと巨人じゃないわ。人の作り出した究極の汎用決戦兵器、人造人間 キョジンゲリオン。」
リツコ「我々人類最後の切り札。彼はその初号機よ」
エレン「(話に着いていけないのは俺がバカだからじゃないよな……)」
グリシャ「久しぶりだな……」
エレン「父さん!」
グリシャ「・・・シンジ!私が今から言うことをよく聞け。」
エレン「…」
グリシャ「彼にはお前が乗るのだ。そして、使徒と戦うのだ」
エレン「え?やだよ?」
エレン「なんで巨人に乗る必要があるんだよ!?立体起動があるだろ!!」
リツコ「巨人ではなくキョジンゲリオン。」
グリシャ「……キョジンゲリオンは最後の切り札。その立体起動で挑んだ調査兵団は全滅した。」
グリシャ「人類最強と言われた男でも勝てなかった。…もう“キョジン”を使うしかないんだ。」
グリシャ「座っていればいい。それ以上は望まん………」
エレン「……ッ」
エレン「お、俺が……この巨人にのって巨人と戦うだって……?」ブルブル
グリシャ「説明を受けろ……。おまえが一番適任だ。」
グリシャ「いや、他の人間には無理なのだ……!!」
エレン「なんで俺なんだ……?」
エレン「ぜんぜんわかんねぇよ!!」
グリシャ「今はわからなくていい……」
エレン「嫌だ!できるわけないだろ!巨人に乗るなんて!!こんなことのために俺を呼んだのか!?今までほったらかしにしてたくせに!?虫がよすぎるだろ!!」
グリシャ「・・・」
グリシャ「お前がやらなければ人類全てが死滅することになる。巨人を駆逐するんじゃなかったのか?調査兵団が全滅し怖じ気づいたか!?人類の存亡がお前の肩にかかっているのだ!!」
エレン「イヤだ!!」
エレン「なんて言われたってイヤだ!!!知らない奴に、知らない仕事、巨人を倒すために巨人に乗る!?訳の分からないことが多すぎる!!」はぁはぁ
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