俺「こんな大きな空に比べたら俺なんてちっぽけな存在だなぁ」
俺「なんかVIPなんてキモい場所でレスバトルとか馬鹿らしくなったわ」
その頃の相手「逃げたwwwwwwwww涙目必死wwwwwwwwwwww」
その頃の相手「勝ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ひゅーーーーーーーーー
俺「ん?なんだあれ?」
ひゅーーーーーーーーーーーーーー!
俺「流星・・・?」
俺「いや・・・こっちに向かってきてる」
俺「なんなんだ?」
俺「ってなに呑気に構えてんだよ俺は!逃げろ逃げろ逃げr」
ドカーーーーーーーーーーン!!
俺「・・・げほっ」
俺「なんだよこれ・・・隕石?」
謎の物体?「うぅ~着陸に失敗してしまった」
そういうとそいつ?は俺の目の前で姿を変えた。
今でも忘れない。
隕石?は・・・女の子になった。
謎の少女「くそぅ・・・あのポンコツめ・・・」
俺「お前は・・・”何”だ?」
とりあえず人間ではないことは確かだった。
それにしてもなんという露出の多いことだろうか。
これは男子高校生にはちと、きつい・・・。
謎の少女「戻ったらボコボコのギタギタのマラマラにしてやる」
俺「人間・・・ではないよな」
謎の少女「しっかし始まりがこんなんでいいのかなー・・・」
俺「・・・っおい!」
俺は恐怖もあったが勇気を出して声を張り上げた。
少女は睨みつけた。
俺「・・・お前はなんなんだ」
謎の少女「あ、はは ごめんごめん」
謎の少女「私は”エルル・シャルバーニ”」
謎の少女「気軽にエルルって呼んで」
エルル「どうせ深い関係になるからね・・・」
そういうとエルル・・・は笑った。
俺はアイドルというものが嫌いだが、これには少しやられた。
俺「いやいやいや!名前を聞いたところでよくわからん!」
俺「お前は人間・・・ではないよな」
エルル「そうだよ」
エルル「私たちは・・・この星の言語で言うなら”エイリアン”」
エルル「宇宙人だね」
俺は宇宙人やネッシーなんて信じない。
ビートた○しの特番なんかクソ喰らえと思っていたが、今の俺にはその言葉に抵抗はなかった。
俺「・・・どうして俺の所へ来た?」
エルル「私たちはあなたたち地球人よりずっと高度な文明をもっている」
エルル「少なくとも太陽が属する銀河系の恒星、惑星、そして生命体は全て把握している」
俺「だったらどうして、今更現地調査か?」
エルル「んーまあ合ってるっちゃ合ってるかな」
エルル「私たちはこの星の知的生命体の遺伝子を持ち帰るために派遣された」
俺「・・・俺を拉致するのか?」
エルル「あはは、そうじゃないよ」
エルル「あなたの精子を持ち帰るだけ」
そういうとエルルは俺の股間に手を伸ばした。
エルルの顔が近い。
エルル「だけど精子は宇宙の長旅に耐えられない」
エルル「だから私たちの体内で生かしながら持って帰るの」
エルルは俺の耳元で囁いた。
空「こいついつも論破されてるな」
俺は我慢できなくなってエルルを突き放した。
俺「体内って・・・どうやって?」
エルル「簡単だよ」
エルルは自分の下腹部に手を当てていった。
エルル「人間でいう”子宮”で保存するの」
エルル「つまり・・・セックスすればいいのよ」
俺「え」
その頃の相手「オナニーするか・・・」シコシコ
エルル「さあ、セックスしましょう」
どうする!?俺!?
目の前には美少女が「セックスしよう」と誘ってくる!
だが人間ではない!というかよく分からない生物だ!
そもそも俺には好きな人が・・・
エルル「はやくしようよ」
くそう!セックスはしたいがこんなんじゃムードもへったくれもない!
そもそも安全なのか!?
エルル「ねーねー」
ああ!服の端っこを引っ張るな!かわいい!
チクショウウウウォォォォォォォ!!
俺「・・・りだ」
エルル「へ?」
俺「無理だ・・・」
エルル「あーそう まあ、してくれるまでここにいるけど」
俺「え、なんで?」
エルル「だってむやみに人間に存在を知られるわけにはいかないし」
エルル「そのために素性を明かした人間の精子をもらうことになってるの」
エルル「ま、ゆっくり待つわ」
俺「」
エルル「ああ、それと」
エルル「他にも私のようなものが現れるかもしれないわ」
エルル「ていうか現れてる」
[ゆうすけ]prrrrrrrr
俺「はいもしもし」
『助けてくれ隕石が庭に落ちてきて女の子がなんか迫ってくるこわいしんじゃう』
俺「・・・待ってろ」ピ
俺「で、どうすればいいんだ?」
エルル「そいつの家はどこにあるの?」
俺「大体1kmくらい西だな」
エルル「だったら飛んだ方が早いわね」
その瞬間エルルの背中から蝙蝠のような翼が、しかし黄緑色に光る翼が生えた。
エルル「行くよ」
エルルは俺の体を抱え上げ、いや、仰向けだと胸がモロ顔に・・・。
俺「って飛んでるよ!?ぼくとんでる!!」
俺「うわああああああああああ」
エルル「ここね・・・クレーターができてる」
俺「天国と地獄を同時に味わった・・・」
エルル「だったらプラマイゼロね」
俺「ふむ・・・そうか」
「おにーちゃーん!」
エルル「この声はネクタ・・・!」
俺「おーい!ゆうすけー!」
ゆうすけ「俺~!会いたかったよ~!」
ネクタ「おにいちゃーん!!」
ネクタ「あ、おねえちゃん」
エルル「アンタの着陸する座標ってもっと北じゃあ・・・」
ネクタ「うーん、そのはずだったんだけどー」
ネクタ「なんか強烈な力で引き寄せられちゃった☆」
エルル「・・・」
ゆうすけ「こわいよ~」
俺「よしよし」
エルル「あんた・・・何者なの?」
エルルはゆうすけの胸倉を掴んだ。
エルル「あんた何をしたの?」
エルル「返答しだいでは殺すわ」
俺「おいやめろよ」
エルル「黙ってて」
エルルは俺を睨みつけた。
ゆうすけ「ぼ・・・ぼくはただ『妹が欲しい』って流れ星に願ってただけさ」
ゆうすけ「そしたら・・・この子が落ちてきて・・・」
俺「良かったじゃないか」
ゆうすけ「壁をぶち破って走り回る妹なんてやだよぉぉぉぉ!」
ネクタ「えへへ」
エルル(ただの人間が我々に干渉するなんて・・・)
エルル「あんたのせいで計画が台無しよ」
ゆうすけ「ひっ」
エルル「ま、あんたには価値があるから生かしといてあげるわ」
俺「で、どうするんだ」
俺「お前はこの子とセックスするのか?」
ゆうすけ「やだこわい」
俺「だろうな・・・」
ネクタ「えー!おにーちゃんネクタとセックスしてくれないの?」
ゆうすけ「ご、ごめん」
ネクタ「ふざけないで」
ネクタは壁を殴った。
穴が空いた。
ゆうすけ「ひぃぃ」
エルル「まぁまぁ、代わりにこの人がセックスしてくれるわ」
俺「え?」
ネクタ「わーい!ネクタおにーちゃんだーいすき!」
そういうと抱きついてギロチンチョークを仕掛けてきた。
俺「やめて・・・死んじゃう・・・!」
エルル「あはははははは!」
そういうわけで三人(一人と二つのなにか)の生活が始まった。
わけあって俺は一人暮らしをしているし、どうやらこいつらは食べても食べなくてもいいらしい。
だから問題はない。
エルル「ごはんだよー ネクタ、俺を起こしてきて」
ネクタ「わーい!」
ドゴオォォォォォ!
俺「ネクタちゃん・・・ニードロップは止めようか・・・」
ネクタ「はーい!」
エルル「どう?おいしい?」
俺「うん、おいしい」
エルル「えへへ」
・・・かわいいな。
俺「いってきまーす」
エルル、ネクタ「「いってらっしゃーい」」
俺「お、ゆうすけ」
ゆうすけ「俺さー昨日さーすごい怖い夢みたんだよね」
俺「へ、へぇ・・・どんな?」
ゆうすけ「なんかー流れ星見てたら隕石が落ちて女の子になる夢」
ゆうすけ「で、なんかお前が引き取っていった」
俺「・・・変な夢だな」
ゆうすけ「マンガの読みすぎかなぁ」
とりあえず黙っとこうと思った。
俺「ただいまー」
エルル、ネクタ「「セックスしよ!」」
忘れてた。
エルル「どっちから先にするの?」
ネクタ「それともりょうほう?」
どうやら俺は重大な問題を抱えているようだ。
無機物な嫁 完
空「安価で>>1になにか降らせるwwww」
痰
俺「論破された・・・くっそ!空でも見上げるか・・・」
俺「ん?空から何かが降ってくる?」
↓
↓
↓
↓ピュー
論破
俺「あれは!論破だ!論破が降ってきた!親方ー!」
テレーレレーレーレー♪
ワイ「こんな大きな空に比べたらワイなんてちっぽけな存在やなあ」
ワイ「でも空なんて主張もなけりゃプライドもない、高次元知的生活を送るワイにとってはゴミ以下の存在やな」
その頃の空「雨wwwwwザアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwww」
ワイ「クッソw言い返せないから涙目反撃してきおったwwwwカス乙クズ乙ゴミ乙ワイ完全勝利ww泣きすぎやろってwwwww」
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