ユミル（おでこに手をかざして…と）

ユミル（読めるか…？）

ミカサ『ジャン、あなたの立体機動を見ていた』

ミカサ『無駄のない、とても洗練された動きだった、ので、是非ジャンに教わりたい』

ジャン『そんなこと…お前の方が上手いんじゃねーの？』

ミカサ『私は……ジャンに教わりたい』

ジャン『…っ///』

ユミル（ウブな夢見てやがるなあ）

ユミル（もっとこう、さくっと結論に持ってかねーとな）

ジャン『…わかったよ、教えてやるから来いよ』

ミカサ『では、裏の倉庫へ行こう』

ジャン『は？倉庫でどうやって』

ミカサ『とにかく倉庫へ行くべき』ｸﾞｲｸﾞｲ

ジャン『え？え？』

ジャン『うあっ』ﾄﾞｻｯ

ミカサ『ジャン……』ｼｭﾙｼｭﾙ

ジャン『なっ！？ミカサっ、お前、何脱いでんだよ！』

ミカサ『ジャンも脱いで、全てを見せて欲しい』ﾊﾟｻ…

ジャン『うわ、そんなっ、突然すぎるだろ！///』

ユミル（夢でも奥手とは…こいつよっぽどミカサが好きなんだな）

ミカサ『私は…ずっとジャンが好きだった』

ジャン『ウソだろ、お前ずっとエレンと』

ミカサ『エレンは私の大事な家族。男として好きなのは…ジャン、あなた』

ジャン『ミカサぁ……』ｳﾙ…

ミカサ『だからジャンも早く脱ぐべき』ｸﾞｲ

ジャン『えっ！？あっ！ちょっ…』

　・・・

ジャン「うぅっ……みか…さ……あっ！………ふぅ…」ﾄﾞｸﾄﾞｸ

ユミル（一丁上がりっと）

－翌朝－

ミカサ「エレン、アルミン、おはよう」

エレン「おう」

アルミン「おはよう、ミカサ」

マルコ「ジャン、大丈夫？顔色悪いよ？」

ジャン「ただの寝不足だろ…たいしたことねぇよ…」

ジャン（くそ…全身のエネルギーを吸い取られたみてーだ……）

マルコ「あっ、ミカサ、ここいい？」

ミカサ「構わない」

ジャン「！！（ミカサ…！）」

マルコ「ここいいってよ」

ジャン「おおおお俺ちょっと便所行ってくるわ…！」

マルコ「ジャン！？」

ユミル（ははっ、照れてやがる）

クリスタ「なんか今日のユミルは機嫌がいいね」

ユミル「そうか？」

ユミル（ジャンの精気を食ったばかりだからな）

ユミル（さて、次は誰を狙うか…）

アルミン「今日は対人格闘の日だね」

ミカサ「エレン、またアニと組むつもり？」

エレン「そのつもりだが」

ミカサ「アニと組むと頭を打つことが多い…私はおすすめしない」

エレン「つっても負けっぱなしは悔しいだろ」

ユミル（エレンか…）

ユミル（そもそもこの死に急ぎ駆逐脳に恋愛感情や性欲があるかが問題だ）

ユミル（面白い、やってみるか）

－夜－

ライナー「ぐごごご……」

ベルトルト「すぅ……すぅ……」

ユミル（よしよし、全員よく寝てるな）

エレン「ううぅ……すー……んん……」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

ユミル（悪夢でも見ていそうな様子だ）

ユミル（早速覗いてみよう）

エレン『ぐ……』ｸﾞｸﾞｸﾞ

アニ『こうなるともう抜けられないよ』ｷﾞｭｰ

エレン『くそ……まだだ！』ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ユミル（夢でまで訓練かよ。相変わらずの奴だ）

アニ『無駄だって言っているのに』ｸﾞｲ

エレン『おぉわっ！！？？』ﾄﾞｼｰﾝ

アニ『引き際を知らないなんて男らしくないよ』

エレン『くっ……！』

ユミル（このシチュエーションのまま行ってみるか）

アニ『じゃあ仕切りなおしてもう一回だ』

エレン『あ？これでもう終わりじゃなかったのかよ』

アニ『気分が乗ったからね、一回だけ付き合ってあげる』

エレン『そうかよ。…ん？』

エレン『俺ら以外の奴らが消えてる…！？』

アニ『来なよ暴漢』

エレン『おい！それより』

アニ『来ないなら私から取り押さえようかな』ｻｯ

エレン『うおっ！待てよアニ！』

アニ『なんだい、手ごたえがないね』ｸﾞｸﾞ

エレン『アニ…離してくれ』

アニ『嫌だ、って言ったら？』

エレン『ううっ…耳元で言うな…くすぐったい…』ｿﾞｸｿﾞｸ

アニ『へえ、あんた耳が弱いんだね』ﾁｭ

エレン『！！？？』ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸ

アニ『かわいいじゃないか…』ｶﾐｶﾐ

エレン『っぁ…！やめろ…///』ﾋﾞｸﾝ

アニ『あんた、自分では筋肉が薄いの気にしているようだけど』ｻﾜｻﾜ

アニ『それなりに付いてるじゃないか』ｽｰ…

エレン『お前…こんなところで…』

アニ『こんなところでなかったらいいの？』

エレン（！？いつの間にか寝所に移動してる！？）

アニ『あんただってもう勃起してるし本当は望んでたんだろ？こういうこと』ｷﾞｭ

エレン『あっ……！？　く……！！///』ﾋﾞｸﾋﾞｸ

エレン（アニにチンコ触られてる…）

エレン（とっさに握り潰されるかと思ったけど、わりと優しく触られてる）

エレン（なんなんだ？どういうことだ？）

エレン（しかも……なんでこんなに気持ちいいんだ！？）

エレン『や…めろ…』ﾋﾞｸﾋﾞｸ

アニ『ん？こんなに気持ち良さそうなのに？』ｼｺｼｺ

エレン『あ……だめだ、アニ、く…！』

エレン「～～～～！！っは……！…ぁ……ぁ……」ﾋﾞｭｸｯﾋﾞｭｸｯ

－翌朝－

ミカサ「エレン、アルミン、おはよう」

アルミン「おはよう」

エレン「……」ﾎﾞｰ…

アルミン「エレン？」

エレン「あ？あぁ……おはよう」ﾎﾞｰ…

ミカサ「なんだかエレンの様子が変」

アルミン「うん」

エレン「なんでもねぇよ……」

ユミル（こりゃ私が目覚めさせちまったことになるのか？）

ユミル（身体はいつ性に目覚めてもおかしくない状態なのに）

ユミル（精神が駆逐一色だから結果的にずっと溜まってたのか）

ユミル（昨日吸い取れた精気の量は凄かったな……）

クリスタ「なんか今日のユミルはツヤツヤしてるね」

ユミル「そ、そうか？」ﾂﾔﾂﾔ

ミーナ「もしかしてユミルもスキンケアとかしてるの？」

ユミル「してねぇよ……そんな面倒臭いことするかよ」

クリスタ「またそんなこと言う～…私たちどうしても日焼けするから、
　　　　　健康のためにもケアしたほうがいいんだよ？」

ユミル「興味ないね」

クリスタ「もう！」

ユミル（しかしアイツ、もう純粋な心でアニと対人格闘は出来ねーだろうな）

ユミル（さて……、次は誰を狙うか）

コニー「くかー……くかー……」

マルコ「すぴー……すー……」

ユミル（今日も皆熟睡、と）

ユミル（誰を狙うかな……）

ライナー「ん…く、くりすた……」

ユミル（！　こいつ……そうか、クリスタを狙ってやがるんだったな）

ユミル（クリスタを夢でどうするつもりだ？）

ユミル（その幻想をぶち壊してやる）

ユミル（手をかざして……と）

ユミル（おっ、見えてきたぞ、これは……）

ライナー『クリスタ、本当か…？』

クリスタ『うん、ライナーのことが…好き……///』

ユミル（空き教室で告白だと…！？）

ユミル（しかもいい具合に夕暮れ時…？　演出してんじゃねーよ！ふざけやがって！）

ライナー『実は、俺もお前のことが好きなんだ…』

クリスタ『えっ///』

ライナー『クリスタ…本当は俺から言いたかった』

ライナー『付き合ってくれ』

クリスタ『……はいっ///』

アニ『話は聞かせてもらったよ』ﾊﾞｰﾝ!!

ライナー『！？！？』

アニ『ライナー…傷つくよ。私と言う存在がありながら他の女に…』ｸﾞｲｲｲｯ、ｶﾞｯ!!

ライナー『うぉぉっ！？』ﾄﾞｻｯ!!

アルミン『ライナー！！僕のこと、もてあそんだんだね！！ひどいよ！！』ｸﾞｽｸﾞｽ

ライナー『あ、アルミン！？』

クリスタ『ライナー、説明してくれるよね…？』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ライナー『ま、待ってくれ！俺にも何がどうなってるのか…』

アルミン『小柄で金髪だったら誰でもいいっていうのか…？』ｸﾞｽｸﾞｽ

クリスタ『……！！　ひどいよライナー！！』ｸﾞｽｯ

ライナー『おい！！誤解だ！！』

アニ『覚悟は出来てるんだろうね…？』

ライナー『待て…頼むから……あ゛っ！！』

アニ『電気アンマの刑だよっ！！』ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ

ライナー『お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ！！待てっ！アニ！』

アニ『ほらほら、もっと強く踏んでやるよ、気持ちいいんだろ？』

アルミン『ほらしゃぶれよ、ゴリラ野郎』ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ

ライナー『うぶっ！？』

クリスタ『チンポ踏まれながらチンポしゃぶって乳首ﾋﾞﾝﾋﾞﾝに勃たしてんじゃねーよ！
　　　　　この変態ゴリラが！』ｷﾞｭｯ

ライナー『うっ！うっうっ……』ｸﾞｽｸﾞｽ