姉「しばらくここに泊まるから」

弟「は！？」

姉「何よ、文句でもあるの？」

弟「いいよ、そんなに気を使わなくても」

姉「じゃあ代わりに世話してくれる人とかいるの？」

弟「それは……」

姉「彼女とかさ」

弟「うるせえ！」

姉「……実家から2時間半もかかるんだから、毎日ここに通うなんて私無理よ」

弟「……わかったよ」

姉「それにしても、きったない部屋ね……」

弟「いいじゃん、俺の部屋なんだから」

姉「良くないわよ。今日からしばらくここで私が寝泊まりするのに」

弟「あーはいはい」

姉「ちょっと片付けるわ」

弟「え、いいよ別に」

姉「良くない」

弟「ほ、ほら、姉ちゃんに悪いしさ……」

姉「気にしなくていいから。まずはこの辺の山からね……」

弟「あ、そこは……！」

姉「……………」

弟「そ、それは、その……」

姉「最低ね」

弟「と、友達の……」

姉「姉モノって奴？」

弟「…………」

姉「別にとやかく言うつもりはないけど……」

弟「す、好きな女優が出てるだけだから……」

姉「そう。何でもいいけど、ちゃんとしてよね」

弟「……………」

姉「……………」

弟「……………」

弟（気まずい……）

姉「……弟」

弟「は、はい！」

姉「……何で敬語？」

弟「あ、いや、その……」

姉「ま、いいけど……。それより、何か嫌いな食べ物ってあったっけ？」

弟「えっと、トマト……」

姉「やっぱり、そうだったわよね。いっぱい買ってきておいたから」

弟「……………」

姉「どうせ一人暮らしで普段から野菜取ってないんでしょ。ちゃんと食べなさいよね」

弟（………最悪だ）

姉「ほら、口開けなさい」

弟「いいよ、左手使えるんだから自分で食べれるって！」

姉「そんなこと言って、トマト食べたくないだけでしょう」

弟「ガキじゃねえんだから我慢すりゃ食べれるわ」

姉「もしかして、恥ずかしがってるの？」

弟「な、そんなわけ……！」

姉「ばっかみたい」

弟「………………っ」

姉「ほら、あーん」

姉(45)「アンタ利き腕骨折したんだって？

>>35
セウト

姉「アンタさ」

弟「……ん」

姉「ちゃんとお風呂入ってるの？」

弟「一応シャワーは浴びてるけど……」

姉「さっきご飯食べさせてあげたとき、微妙に臭かったけど」

弟「え、マジ……？」

姉「ちゃんと洗えてないんじゃないの」

弟「そ、そうなのかな……」

姉「不潔ね」

弟「……………」

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　　　　　　　　　　　　ノ　　　　 Y　　`--　 " 　　　))　　ﾉ ""i　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉヽ､　　　　　　　ﾉﾉ　　_/　　 i　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　/ヽ　ヽヽ､＿＿_,;//--'";;"　　,/ヽ、　　　 ヾヽ

弟（……何でこんなことに）

姉「入るわよ」

弟「………！」

姉「うわ、狭っ」

弟「…………」

姉「何よ」

弟「いや、姉ちゃんは脱がないだなって……」

姉「当たり前でしょ。何考えてるの？」

弟「あ、いや、別にそういうことじゃ……」

姉「ばっかみたい」

弟「…………」

　　　　　　　　　　　　_ = " ￣￣￣￣￣　 ￣―＝――
　　　　　　　　＿＝￣　　　　　　　　　　　　　 　 ￣｀＝―　";., l⌒l
　　　　　　＿三＝―　　　　　　　　　　　　　　　　　　―ヾ― 　|　 |' ／ ｀:;
　　　――≠―　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―＝ﾊ､/;|　 | ,'･;
　＿＿三 ￣　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　=-;' ｀＞,l　　 +
　 ―￣―=二　―≠￣￣￣￣￣ニ― ＿　　　　　　　　　ヾﾐ从ソ　 ;',>>43
　　 ―ニ 三＿＿ i´　￣ 三 ＝- ＿　　 ―ヾー　　　　　　　三＝―
　　　　　　―　 ￣|　 三＝‐∧― 　 ￣　　 ＝､―　　　　 　 ┼‐＿
　　　　　　　　 　 |　 =‐´･ω･`)　　　 　　　　　l!―　　　　　 ＝￣　　 ,:
　　　　　　　 　 　 | 　 |ヽ,- 　⌒ヽ　　　　　 　 三　　　　　　 i!= ,x　;:,'ﾞ ､　,: +
　　　　　　　 　 　 |　　}　　　 ヽ r'⌒)　　　　　十＝ ' :,　从/,:'／― '
　　　　　　　 　　／|　　ヽ　 　 /ゝ_,ソ　　　　　 ＝‐　从ﾙﾞ,'+:,ﾊ　 ;,ﾞ･　‐
　　　　　　　 (_ンヽ、　｀　　l　　　　　　　　　j!　 /⌒ヾ ;'､: 　| ';､　　､
　　　　　　　　　　　　ゝ,__　　ヽ　　　　　　　　/　/　,へ＿_ﾉ_ノ　 ﾞゞ､
　　　　　　　　　　　　　　 ＼　 ＼　　　　―≠ （__,ﾉ／　｀ｰi ｀l
　　　　　　　　　　　 　 　 　 }　　 ）　　　 ／　 　 ／　　　　｀ｰ'　　　　　丶
　　　　　　　　　　　　　　　/　 ／　　　／　　 ≠　　　ﾄﾞｺﾞｫｫｫ
　　　　　　　　　　　　　 　 |　 /　 　 ／ 　 ／
　　　　　　　　　　　　　 　 l_,ノ　　 ／

姉「どう……？」

弟「んっ……気持ちいい」

姉「久しぶりなんじゃないの？こんなに綺麗に頭洗ってるの」

弟「……そうかも」

姉「きったな」

弟「しょ、しょうがないだろ」

姉「いつ頃怪我したんだっけ？」

弟「んー、二週間前くらい？」

姉「うわー、不潔」

弟「だーもう、うるさいな」

姉「二週間もどうしてたの？」

弟「どうしてたって、何が？」

姉「だから、アレよ」

弟「アレ……？」

姉「もう……やっぱりいい」

弟「？？？」

姉「シャンプー流すわよ」

弟「……あっ」

姉「……………」ｼﾞｬｰ

弟（今のってもしかして、下ネタ……？）

弟（姉ちゃんとそういう話をしたことがないから、何というか、びっくりした……）

弟（……………）

弟（確かに、二週間もしてないからかなり溜まってるけど……）

弟「………やべ」

姉「……どうかしたの？」

弟「な、何でもないっ……」

弟（勃ってきちまった……）

弟（な、何とか手で隠し通して……）

姉「……………」

姉「……タオル取ってくるね」

弟「え……」

姉「気にしないでいいから」

弟「……………」

弟（もしかして、勃起してるのバレた……？）

弟（さ、最低だ……）

姉「……弟」

弟「は、はい」

姉「これ、あげるから」

弟「あ、ありがと……」

弟（恥ずかしくて、姉ちゃんの方を向けない……）

姉「体洗うね」

弟「う、うん……」

姉「…………」

弟（やばい、姉ちゃんの手が背中に触れる度、どんどん大きくなってくる……）

弟（これじゃあタオルの上からでも形がくっきり分かって……）

弟（ね、姉ちゃんごめん……っ）

姉「弟、大丈夫？」

弟「へ！？」

姉「顔……、耳まで真っ赤だけど」

弟「だだだ、大丈夫大丈夫！」

姉「そう……？何かしてほしいことあったら言ってね」

弟「！？」

姉ちゃんの愛情こもった手コキですねわかります

弟（いやいや、何考えてるんだ俺……姉ちゃんがそういう意味で言ったわけないだろ）

姉「前洗うけど」

弟「ま、前！？」

姉「……何よ素っ頓狂な声上げて」

弟「あ、いや…前だよね、前……」

姉「…………」

弟（俺の馬鹿あああ！）

弟「…………」

姉「…………」

弟（もう、姉ちゃんにもバレバレだよな……）

姉「……………」

弟（はは…しにて……）

弟「…………！」ﾋﾞｸｯ

姉「何よ」

弟「何って、急にタオルの中に手を入れてくるから……！」

姉「だってそうしないと洗えないじゃない」

弟「い、いいよこんな所まで！」

姉「いいからじっとしてて」

弟「…………っ」

姉「……………」

弟（はは……姉ちゃんに完全に勃起してるのバレちゃった……）

姉「……………」

弟（もう本当に死んじゃいたい……）

姉「……………」

弟（いまこの時が、とても長く感じる……）

弟（早く解放してくれないかな……）

姉「……………」

弟（にしても……）

姉「……………」

弟（いくらなんでも長すぎないか……？）

姉「……………」

弟（そんなに長いこと洗われてたら……くっ……）

弟「ね、姉ちゃんっ……」

姉「何よ」

弟「も、もうそこはいいって！」

姉「ダメよ。ちゃんと洗っておかないと」

弟「で、でもっ……」

姉「いいから」

弟「…………っ」

弟「ハァハァ………」

姉「……………」

弟「ね、姉ちゃんっ……」

姉「……………」

弟「さっきからスポンジから手が離れてるけど……くっ……」

姉「……………」

弟「そんなに手で直接洗われたら……あっ……！」

姉「……………」

弟「ハァハァ、ハァハァ………！」

ｼﾞｬｱｱｧｧｧｧｧ

弟「……………」

姉「サッパリしたでしょ」

弟「………うん」

姉「じゃあそろそろ出よっか」

弟「……………」

弟（姉ちゃんに抜かれてしまった……）

弟（姉ちゃんは「洗ってあげただけ」みたいに知らんぷりしてるけど……）

弟（はぁ……これからどうしよう……）

姉「弟、そろそろ寝るわよ」

弟「寝るたって、うちに布団一つしかないけど……」

姉「ほら、つめたつめた」

弟「！？」

姉「せまっ、体くっついちゃうね」

弟「あわわ……」

姉「まいっか。おやすみ」

弟（これからどうなるんだろう）


完