吸血鬼=美少女!!(187)
男「・・・家の前で人が倒れてる」
?「うぅ・・・・」ガタガタ
男「とりあえず、中に入れるか・・・」ヨイショ
男「ソファに寝かせてっと」
男(ずいぶん濡れてるな)
男(まぁ、台風の中で倒れてたらしょうがないか)
?「んぅ、んん~」モゾモゾ
男「辛そうだし着替えさせるかな・・・」
男(スタイル良いな。ルックスも申し分ないし)
男(こ、こんな娘を男の俺が着替えさせてもいいのだろうか)///
男(そうだ、これは不可抗力だ。風邪でもひいたら大変だしな!うん!)
ヌガセヌガセ・・・
男(なるべく見ないように・・・)
?「んぅ・・・」
男「」ビクッ
需要あるかわからんけどのんびり書いていきます
こんな時間から見てくれてありがたいです。投下します。
?「・・・」
男(起きて・・・ないよな?)
キセキセ・・・
男「俺のだからちょっとでかいけど、まぁいいだろ」
男「」ジー
?「・・・」
男(しかし、ホントに美人な娘だな。「モデルやってます」って嘘つかれても余裕で信じるぞ・・・)
?「」モゾモゾ
男「っと、濡れてたし温めたほうがいいかな」
モウフ・・・バサッ
男「完璧」(キリッ
男「ココアでもいれておくかね・・・」
?「・・・」
ココア、ヨウイカンリョウ
男「起きる気配ないし、様子見てるか・・・」
中途半端ですみません(-_-;) 投下します。
十数分後
?「ん・・・」パチッ
男「あ、やっと起きた?外で倒れてたから家の中いれたんだけd・・・」
?「」ガバッ
男「う、うわっ」
?「」カプッ・・・チューチュー
男(首を・・・噛まれた・・・?)
?「」ゴクンッ
?「」パタッ
男「あれ、また寝ちゃった・・・」クビサスリサスリ
男(なんだったんだ?今の)
男「」ジー
?「」スゥースゥー
十数分後
?「ん・・・」パチッ
男「あ、やっと起きた?外で倒れてたから家の中いれたんだけd・・・」
?「」ガバッ
男「う、うわっ」
?「」カプッ・・・チューチュー
男(首を・・・噛まれた・・・?)
?「」ゴクンッ
?「」パタッ
男「あれ、また寝ちゃった・・・」クビサスリサスリ
男(なんだったんだ?今の)
男「」ジー
?「」スゥースゥー
?「」パタッ
男「あれ、また寝ちゃった・・・」クビサスリサスリ
男(なんだったんだ?今の)
男「」ジー
?「」スゥースゥー
さらに十数分後
?「・・・・・・・はっ!!」
?「ここ・・・どこ?」キョロキョロ
男「今度はちゃんと起きたみたいだね」ジー
?「」ビクッ
?「あの~・・・どこなんでしょうか。ここは」
男「ここは俺の家。ってそんなことより風邪ひいてない?大丈夫?」
?「は、はい。大丈夫なんですけど・・・私どうしてここに?」
男「家の前で倒れてたから運んできたんだよ。意識が朦朧としてたからほっとけなくて」
?「あ、そうでしたか・・・それはご迷惑おかけしました」セイザ&ペコリ
男「今度はちゃんと起きたみたいだね」ジー
?「」ビクッ
?「あの~・・・どこなんでしょうか。ここは」
男「ここは俺の家。ってそんなことより風邪ひいてない?大丈夫?」
?「は、はい。大丈夫なんですけど・・・私どうしてここに?」
男「家の前で倒れてたから運んできたんだよ。意識が朦朧としてたからほっとけなくて」
?「あ、そうでしたか・・・それはご迷惑おかけしました」セイザ&ペコリ
男「さすがに台風の中倒れてる人がいたら助けると思うけど・・・どうして倒れてた?」
?「・・・その、お腹が空いちゃって」///
男「そっか・・・」
男(なんか事情がありそうだなぁ)
男(少し探ってみるかな・・・)
男「ねぇ、ちょっと質問いい?」
?「な、なんでしょうか?」ビクビク
男「別に襲ったりしないから落ち着いて。・・・まず、君はどこから来たの?」
?「・・・その、お腹が空いちゃって」///
男「そっか・・・」
男(なんか事情がありそうだなぁ)
男(少し探ってみるかな・・・)
男「ねぇ、ちょっと質問いい?」
?「な、なんでしょうか?」ビクビク
男「別に襲ったりしないから落ち着いて。・・・まず、君はどこから来たの?」
?「言ってもいいんですけど、多分わからないと思いますよ?」
男「(地方から来たっぽいな・・・)まぁ、それでもいいから言ってみて」
?「魔界です」
男「・・・え?」
?「魔界です」
男「え~っと・・・マカイ市ってとこから来たってことかな?」
?「いえ、そうじゃなくて魔界です。こっちだと地獄とも言いますかね・・・」
男「ちょっと待ってみようか」
誤爆しました。すいません
男「え~っと、じゃあ君は鬼とか吸血鬼とかそういうのがいるとこから来たって言いたいのかな?」
?「まさにその通りです!こっちでこの話信じてくれる人居ないと思ってました!」キラキラ
男「ちょっと待っててね。すぐ救急車呼ぶから」つデンワ
?「!!きゅ、救急車なんて必要ないですよ!なんで呼ぼうとしてるんですか!?」
男「いや、だってだいぶ強く頭打ってるみたいだし・・・」
?「いやいや、私は正常です!とりあえず話を聞いてください!」アセアセ
男「・・・わ、わかった(-_-;)」
?「嫌そうな顔しないでください!!」ウルウル
男「聞く!聞きます!だから泣かないで!!」アセアセ
?「まず、私は吸血鬼です」
男「・・・はは、ずいぶん特徴的な名前だね」
吸血鬼「名前じゃなくて種族です!信じてください!」ウルウル
男「(泣きそうになるなんて卑怯すぎる)・・・なんの証拠もなしに信じろって言われても・・・」
吸血鬼「後で証拠見せるのでそこで信じてもらえばいいです。次になぜ私がこの世界に来たかを端折って説明します」
男「(納得できね~・・・)はい、どうぞ」
吸血鬼「私の親は魔界で有数の資産家でした」
男(魔界に資産家とかいんのか?)
吸血鬼「ですが、つい先日に事故で亡くなってしまったんです。両親、同時に・・・」
男「・・・・っ!!!」
吸血鬼「その後、私は両親に嫉妬や不満を抱いている人たちから追い込まれてしまい、ついには魔界から追放されてしまいました」ポロッ
男「・・・」
吸血鬼「そう、して・・グスッ・・私は・・・この世界に、来ました」ポロポロ
男「そう、なんだ」
吸血鬼「でも、この世界の人たちはみんなこの話信じてくれなくて、相手にしてくれなくて」ズズッ
吸血鬼「最後はあなたの家の前で倒れてしまいました」グシグシ
吸血鬼「ご迷惑、でしたよね・・・すぐ出ていくので服だけ返してください」
男「・・・今の話、ぶっちゃけ全然信用できない」
吸血鬼「ですよ・・・ね。わかってますそのくらいは」
男「でも、目の前で女の子が泣いてんのにそれを助けないのはおかしい」
吸血鬼「・・・え?」
男「君、どこか行く宛があって出ていこうとしてるわけじゃないでしょ?」
吸血鬼「・・・はい。でも、もう遅いかもしれませんがご迷惑をかける訳にはいかないので・・・」
男「いや、むしろここで君が出ていってどこかで倒れてしまったらこっちも夢見が悪い」
男「よって、君は今日からここに住む!!!・・・ってことじゃダメかな?」
吸血鬼「・・・・・っ!!!何か企んでいるのですか?」ビクビク
男「・・・はぁ、君は人に信用してもらいたいのに自分は人を信用しないのかい?」
吸血鬼「いや、そうゆうわけではないのですが、余りにも私に都合が良すぎるので・・・」
男「そっちの都合なんか知らない。俺は俺のしたいようにしてるだけ」
吸血鬼「・・・で、でも・・・」
男「でもも何もない!!いいからここにいてくれよ・・・な?」
吸血鬼「・・・いいんでしょうか?私、迷惑じゃないですか?」
男「さっきも言った通り、ここで君が出ていくほうが俺にとっては迷惑なことなんだ」
男「それとも、また信用されない話をしてどこかでぶっ倒れたいのか?」
吸血鬼「そ、そんなことは・・・ないですけど」ブンブン
男「なら決まりだな!とりあえず名前だけ聞いてもいい?」
吸血鬼「あ、はい。私、吸血鬼っていいます。その・・・」
男「?」
吸血鬼「これからよろしくお願いします!!」
男「うん、ヨロシク吸血鬼さん」
吸血鬼「あ、あの・・・」
男「ん?」
吸血鬼「「さん」は付けなくてもいいです。居候なので・・・」
男「そっか・・・じゃ、改めてヨロシク!吸血鬼」
吸血鬼「はい!」ニコッ
間空いて申し訳ないです。投下します。
男「そうか~、まぁでも空を飛べるのはうらやまs・・・」グゥ~
男「・・・お恥ずかしい限りです」
男「まぁ、そろそろ夕飯時だし吸血鬼もお腹すいてるでしょ?倒れてたくらいだし」
男「すぐ飯作っちゃうからちょいと待ってて」
吸血鬼「あ、ご飯なら私の分は作らなくて大丈夫です」
男「別に遠慮しなくてもいいよ。2人分も3人分も作る手間変わらんし」
吸血鬼「あれ?男さんってここに一人暮らしとかじゃないんですか?」
男「いや、下に妹がいてね。親は両方海外出張で頻繁に海外行くから」
男「その度に転校すんのも面倒くさいってことで妹と二人暮らししてるんだ」
吸血鬼「へぇ~、そうなんですか。・・・大変そうですね」
男「ん~、大変っちゃ大変だけど生活費だけは無駄に多く入れてくれてるから」
男「案外そうでもない」
男「って、そんなことより飯のこと遠慮しなくてもいいんだぞ?」
吸血鬼「遠慮とかじゃないんです。さっきちゃんとご飯もらいましたし・・・」
男「ん?さっきなんかあげたっけ?」
吸血鬼「血、飲ませてもらったじゃないですか~」
男「・・・あ~、なるほどね」
男「さすがは吸血鬼といったところだね・・・」
吸血鬼「はい、熱くてヌルッとしててとても美味しかったです」
男「その言葉をカワイイ女の子が言うとそそるものがあるな・・・」ボソッ
吸血鬼「何か言いました?」
男「いえ、何にも言ってません」キリッ
男「でも、血吸うだけでそんなに腹満たされんの?」
吸血鬼「私、少食なんですよ」
男「いや、そういうことじゃなくてですね」
吸血鬼「?」
男「液体を飲むだけでそんなに満腹感が得られるのかってことを聞きたいんだよ」
吸血鬼「そうですね・・・」
吸血鬼「簡単に比に表すとすると、血;血以外のご飯=1;20くらいですね」
男「・・・だいぶ極端な比だね」
吸血鬼「そうですね。でも血を吸うとそのまま自分の栄養にできるので」
吸血鬼「あまり個体のものを食べなくてもやっていけるんですよ」
男「吸血鬼は奥が深いな・・・」
吸血鬼「・・・あ、あの」
男「なんだい?」
吸血鬼「お手洗いお借りしてもいいですか?」
男「あ~はいはい。いいよいいよ」
男「そこから出て左曲がって突き当たりの扉がトイレだから」
吸血鬼「すいません。ありがとうございます」///
男「じゃ、俺は飯作っちゃうかな」
ジャー・・・トントントン・・・パッパッ
吸血鬼「何か手伝いましょうか?」ヒョコッ
男「・・・驚かさないでいただけるとありがたいです」
吸血鬼「あ、すいません・・・」
吸血鬼「でも滑空だと足音出ないので気配で気がついていただけるとありがたいです」
男「んな、無茶な・・・」
吸血鬼「魔界だとみんな気配だけで気がつくのでこっちだと少し不便ですね・・・」
男「我々人類のスペックが低くて申し訳ないです」
吸血鬼「いえいえ!郷に入っては郷に従えと言いますし・・・」
吸血鬼「でもとりあえずは慣れてもらわないとどうしようなもないですね・・・」
男「普通に歩けば済む問題じゃない?」
吸血鬼「さっきもご説明した通り、吸血鬼って足腰が非常に弱いんですよ」
男「うん、それはさっき聞いたけど」
吸血鬼「今の吸血鬼って歩ける方が少ないんです」
男「・・・・・・・マジ?」
吸血鬼「マジです」
男「・・・そいつは厄介だな」
男「まぁ、いいや。少しずつ気配に慣れていくよ・・・何すりゃいいかわからんけど」
吸血鬼「我々吸血鬼のスペックが低くて申し訳ないです」
男「マネされた・・・」
吸血鬼「マネしちゃいました」
吸血鬼「それにしても男さんって対応力ありますよね」
男「そうかね?自分じゃわからないけど・・・」
吸血鬼「そうですよ。倒れている人を見たらすぐに助けますし」
吸血鬼「私の話もしっかり聞いて信じてくれましたし」
男「それは羽っていう証拠があったからなんだけど」
吸血鬼「いえ、「証拠を見せる」と言っても聞いてくれない人もいました」
吸血鬼「話しかけたのに反応一つ見せない人もいました」
男「」
吸血鬼「ホント、倒れたのがこの家の前で良かったですよ」
男(魔界でも色々やられてたらしいし苦労してんだなこの娘も)
吸血鬼「倒れる寸前本気で餓死を覚悟しましたよ~」
男「・・・まぁ、お疲れ様。とだけ言っておくよ」
男「あと、飯は食え。何も食べてない奴の前で何か食べるのは気が乗らない」
吸血鬼「・・・優しいんですね」
男「よく言われるよ。人がいい紳士だって」
吸血鬼「確かに紳士っぽいとは思いますけど「人がいい」とは少し失礼ですね」
男「いや、全部冗談だから「紳士」のところもツッコンでくれ」
吸血鬼「ユーモアもあるんですね」
男「多少はね」
吸血鬼の伝説に基づく形にはあまりなっていません。そっと優しく見守ってもらえると作者は喜びます。
投下します。
グツグツグツ・・・
男「っと、そろそろいいかな」パカッ
吸血鬼「いい香りですねぇ。何を作っているんですか?」クンクン
男「煮物・・・って言ってわかるかな?」
男「肉や野菜を醤油や出汁で煮たもの」
男「あと、そっちのグリルで魚も焼いてる」
吸血鬼「料理慣れしているんですね」ソンケイノマナザシ
男「2人暮らしだからね」
男「今日みたいに妹より先に帰ってくると飯作らないといけないから自然と慣れるんだよ」
吸血鬼「苦労してますね・・・」
男「吸血鬼程じゃないだろ」
吸血鬼「そうですかね?男さんも負けず劣らずって感じですけd・・・」グゥ~
男「・・・」
吸血鬼「なんだか香りを嗅いでいたらお腹すいてきちゃいました」///
男「「私、少食なんですよ」とか言ってなかったっけ?」ジトー
吸血鬼「「自称」を付けて対応していただきたいです」///
男「やっぱ3人分作っといて良かったじゃないか」
吸血鬼「かたじけないです」///
グツグツ・・・・ジュージュー・・・・
男「皿に盛るの手伝ってくれ」
吸血鬼「はい、わかりました」
ヨソリヨソリ・・・・・
男「うっし、完成」キリッ
吸血鬼「とっても美味しそうです」ウットリ
男「あ、そうだ」
吸血鬼「どうかしましたか?」リョウリガンミ
男「妹帰ってきたらどうやって吸血鬼のこと説明しよう?」
吸血鬼「ホームステイとかどうですか?」
男「黒髪で日本顔の人がホームステイか・・・」
吸血鬼「・・・無理ありそうですね」
男「う~ん・・・どうしy」
ピンポーン
男「やべっ、帰ってきたっぽい」
吸血鬼「ど、どうしましょう」アセアセ
男「ありのままで話すかね」
吸血鬼「・・・やはり男さんの対応力には感服しますね」
男「考えて嘘ついてもいずれバレそうだし」
吸血鬼「それもそうですね」
ピンポーンピンポーン
男「はいはい、すぐ開けますよ~」
ピピピピピピピピピピピピンポーン
男「連打しすぎだろ!ぶっ壊れるぞ」ガチャ
妹「たっだいまーー!!男にぃ!!!!」ドゴォ
男「グフッ。毎度のことだから何回でも言うが」
男「ドア開けた瞬間に頭突きを繰り出すのはやめんか!」ビシッ
妹「痛っ・・・非道いな。男にぃが私の帰りを西野○ナばりに震えて待ってると思ったから」
妹「あんなに愛情のこもったハグを繰り出したのに」プクー
男「年子だが男子高校生の呼吸を一瞬止める威力を持つハグはハグにあらず!!」
妹「ふーん」ツーン
男「ふくれてないで早く靴脱いで上がれ。飯出来てるから」
妹「や、やだ。男にぃったら。こんなところで脱げだなんて・・・」///
男「・・・」スタスタ
妹「ちょっと!!ツッコンでよ!!」スタスタ
ガチャ・・・
男「アホらしすぎてツッコむ気にもなれんわ」
妹「そんなこと言わずにs・・・・・・・」
吸血鬼「ど、どうも。お邪魔してます」ドキドキ
書き溜めしてて遅くなりました。見てくれている人がいたら心より申し訳ないです。
妹「・・・・・・男にぃ、この人、誰?」
吸血鬼「私は吸血鬼ともうしm・・・」
男「今日出来た彼女だ」
吸血鬼「え?」
妹「え?」
男「だから、彼女。今日一目惚れしちゃって告白したらOKがもらえたんだ」
吸血鬼「どういうこt」
妹「嘘だ!!男にぃがこんな可愛い女の子と付き合えるハズがない!!」
妹「というか、生涯独身確定のはず!!」
男「・・・・・・そこまで言わなくてもいいじゃないか」ガーン
妹「で、ホントのところはどうなの!!」
男「今日買い物から帰ってきたとき家の前で倒れてたんだよ。それを俺が助けたの。OK?」
妹「最初からそう言えば傷つくこともなかったのに。嘘なんかつくから」
吸血鬼「」ボーゼン
妹「えーっと、倒れてたそうですけど大丈夫ですか?」
吸血鬼「あ、はい。男さんに良くしてもらったので・・・」
妹「「良くしてもらった」!!!?」
妹「男にぃ!この人に何したの!?ナニしたの!?」
男「何もしてないわ!!!それと年頃の女の子がそんなこと言うんじゃない!」ビシッ
妹「あうっ、だって「良くしてもらった」って・・・」
男「そういう意味じゃない。吸血鬼も語弊がある言い方しないでくれよ・・・」
吸血鬼「え?私、「倒れているところを助けてくださった」ことを「良くしてもらった」と言ったんですけど・・・」
妹「・・・なんだ、そういうことか」フゥー
男「納得してもらえて何よりだ」
妹「でもちょっと考えたら男にぃが事に及ぶことなんてありえないよね!」
男「・・・」ガクッ
吸血鬼「お、男さん!?大丈夫ですか!?」
男「大丈夫だ。男心をえぐりとる勢いで傷つけられただけだから・・・」
妹「あ、そうだ。自己紹介まだでしたね」
妹「私、男にぃの妹の「妹」って言います」ペコリ
吸血鬼「ご丁寧にどうも・・・」
吸血鬼「私は吸血鬼って言います。よろしくお願いします」ペコリ
男「自己紹介終わったなら早く飯食うぞ」カイフク
妹「はいはーい」
吸血鬼「はい」
イタダキマース
妹「男にぃ、また料理上手くなったね」モグモグ
男「そうだろう?これでも努力してるんだ」キリッ
吸血鬼「すごくすごく美味しいです!!」バクバク
妹「吸血鬼さん、すごい食べっぷり」アゼン
男「まぁ、倒れてた理由が飢餓だからな~」
妹「・・・・・・大変なんですね」
吸血鬼「い、いえ。妹さんも男さんと二人暮らしで大変そうじゃないですか・・・」
妹「基本的に家事は全部男にぃがやってくれるので私はそんなに苦労していませんよ」
男「俺は苦労してるけどな」
吸血鬼「フフッ。仲がいいんですね」
妹「そりゃあもう!!男にぃのことは大好きですよ!!」
男「気恥しいけど兄冥利に尽きるな」///
妹「照れても可愛くないぞ~。このこの」ツンツン
男「大好きならからかわないでくれよ・・・」
妹「これは一種の愛情表現だよ~」ニコニコ
吸血鬼「いいな~、仲のいい兄弟・・・私も憧れちゃいます」
吸血鬼「私も兄弟とかいれば楽しかったのかな・・・」ボソリ
男(なんか遠い目してるな。少し話題を変えよう)
男「な、何か質問とかあるなら聞いてみたらどうだ?」
妹「そうだね。いいですか? 吸血鬼さん」
吸血鬼「・・・あ、はい。どうぞ」
妹「いきなりなんですけど、何かモデルとかのお仕事されてたりするんですか?」
吸血鬼「いえ、してないですけど・・・なんでですか?」
妹「だって吸血鬼さん、ものすごくスタイルいいじゃないですか!!」
吸血鬼「そ、そうですかね?妹さんもスタイルいいじゃないですか」
妹「吸血鬼さんに比べたら天と地の差ですよ~・・・特に胸とか」ジー
妹「何カップくらいあるんですか?」ジー
吸血鬼「は、測ったこと無いんですよ・・・」
妹「じゃあ、今から測りましょう!・・・私の手で」ワキワキ
吸血鬼「え」
妹「ウフフフ、ダイジョーブ。イタクシマセンカラ・・・」ワキワキワキワキ
吸血鬼「め、目が怖いんですけど・・・」ビクビク
妹「ちょ~っと失礼しますよ~。ウフフフ」ガシッ
吸血鬼「きゃ、・・・んぅ・・・だ、ダメです・・・やぁ・・・や、やめてぇ・・・」
男「嫌がることはするな」ビシッビシッビシッ
妹「あぅ、あぅ、おふ。3連続なんてヒドイじゃないの~。馬鹿になったら責任取れるの!?」
男「その時は俺が教えてやろう」ビシビシビシ
妹「ならば良し!」
男「・・・良くないだろ」
吸血鬼「はぁ、はぁ」グッタリ
男「吸血鬼、大丈夫か?」
妹「大丈夫だよ男にぃ。感度が良いところを中心に責めたから」フフン
男「威張らなくてよろしい・・・・・・悪かったな妹が変なことして」
吸血鬼「す、すごいテクニックでした・・・」///
妹「」ドヤッ
男「ドヤ顔すんな。飯を食え」
妹「は~い」モグモグ
男「吸血鬼はもう食べ終わったのか」
吸血鬼「はい。すごく美味しかったです。御馳走様でした」ペコリ
男「そう言ってもらえると作った甲斐があるよ」ニコッ
妹「男にぃ!すごく美味しいよ!!」
男「おう、知ってる」
妹「反応の差に妹的嫉妬~」ムゥー
吸血鬼「男さんのお皿も流しにもってっちゃいますね」カチャカチャ
男「いや、いいよ。俺がやるから」
吸血鬼「でも、私結局作るとき何にもお手伝いしてませんしこれくらいは・・・」
男?「安心しろ。後で身体でいろいろシてもらうから」
吸血鬼「か、身体で!?」///
男「俺のマネして変なことを言うんじゃない」
妹「上手でしょ~?」フフン
男「声の高さが全然違うだろうが」
吸血鬼「か、身体で・・・」///
男「吸血鬼よ、冗談だから本気にしないでくれ・・・」ハァー
吸血鬼「・・・・・・」///
男「・・・変な事考えてんじゃないだろうな?」ジトー
吸血鬼「ふぇ!?べ、別にあんなことやそんなこと考えてなんかないですよ・・・」///
何か変なとこで止めちゃってて申し訳ないです。見てくれている方本当にありがとうございます。
それでは、投下。
男「顔が朱に染まっているんだが・・・」
妹「吸血鬼さんもそういうお年頃なんだね~」ニヤニヤ
吸血鬼「うぅ・・・と、とりあえずお皿とか洗っちゃいますね!」アセアセ
バサッ・・・・
妹「・・・・・・え?」
妹「なに・・・これ」
男「・・・説明してなかったけど吸血鬼は人間じゃないぞ」
妹「ど、どういうこと?」
吸血鬼「私、吸血鬼なんですよ」
妹「・・・嘘でしょ?」
男「本当だ」
吸血鬼「・・・やっぱり怖いですよね、吸血鬼なんて」
妹「この羽・・・偽物でしょ?」
男「本物だ」
吸血鬼「・・・・・・私、やっぱり出ていったほうが・・・」
男「大丈夫だよ」
吸血鬼「で、でも・・・妹さんにご迷惑ですし」
妹「・・・」
妹「・・・イイ」
吸血鬼「え?」
妹「カッコイイィィィィィ!!!!!」クワッ
吸血鬼「え、えっと~・・・」
妹「カッコイイよ!すごくイイよ!!」ハァハァ
男「コイツ俺と似てるんだよ。趣味が」
妹「羽!羽!羽!すごいカッコイイ!!」
妹「中二っぽくてすごくイイよ!!!」
吸血鬼(あれ?何か既視感・・・)
男「だから、大丈夫と言っただろう?」
吸血鬼「そ、そうですね」アゼン
妹「男にぃ!羽だよ!すごいよ!!」ハァハァ
男「おう、そうだな。羽だな。とりあえずその興奮を止めようか」
妹「スーハースーハー・・・落ち着いた」フゥー
妹「それにしても、こんな生物がいたなんて知らなかったよ」
男「俺も初めて知ったときはビックリしたよ」
吸血鬼「あ、あの!」
男、妹「「ん?」」
吸血鬼「お二人とも怖くないんですか?吸血鬼」
吸血鬼「こっちの本に書いてある吸血鬼は人間を襲ったりしているのに」
男、妹「「全然、全く、微塵も、怖くない」」
男「ってか、うちの前に倒れてたヤツを怖がっても・・・ねぇ?」
妹「ねぇ?」
吸血鬼「じゃあ、その・・・私はここにいてもいいんでしょうか?」
妹「え!吸血鬼さん、ここに住むの!?」
吸血鬼「・・・嫌ですよね?吸血鬼なんかと住むなんて・・・」
妹「ウェルカムだよ!バッチコイだよ!!」
男「はぁ、吸血鬼よ」
吸血鬼「?」
男「お前は何回言わせる気だ。・・・何でもいいからここにいろ!わかったな?」
吸血鬼「は、はい!」
妹「もし出てくって言っても逃がさないよ?三食首輪付きでお世話しちゃうよ?」
男「それはもう拉致の部類に入るだろう」
吸血鬼「く、首輪はちょっと・・・」
男「だから、本気にすんなっての」ハァー
妹「これからよろしくね!吸血鬼さん!!」
吸血鬼「よ、よろしくお願いします!!」
男「ふ~、一段落ついたっぽいなら風呂入って来い。部活で汗かいただろ。汗臭いぞ」
妹「男にぃ!デリカシー無さすぎだよ!そんなのだから彼女できないんだよ!!!」
男「い、痛いところを突くんじゃない!卑怯だぞ!」プルプル
妹「ふんっ。いいもん、お風呂入ってくるもん」プイッ
妹「あ、そうだ。吸血鬼さんも一緒にお風呂入らない?」
吸血鬼「え?わ、私はいいですけど・・・」
妹「じゃあ、入ろう!裸の付き合いだー!!」
男「とっとと入ってこい」
妹「・・・・・・そういえば、なんで吸血鬼さんは男にぃの服着てるの?」
男「そりゃ、台風の中倒れてたら濡れるだろ。そしたら着替えなきゃ風邪ひくだろ。だからだよ」
妹「別に私の服でも良くない?むしろ私の服の方が良くない?」
男「そのことなら俺も考えたよ。でもな・・・」
妹「?」
男「・・・言いにくいんだが」
妹「何なのよ~」
男「サイズが合わないんだよ」
妹「え?なんで?身長なら吸血鬼さんの方が高いけど服は入るでしょ」
男「・・・・・・胸のな」
妹「・・・」チラッ・・・ジー
吸血鬼「?」
妹「う、うわぁぁぁぁぁん!!」
吸血鬼「ど、どうしたんですか!?」アセアセ
男「気にするな、吸血鬼」
吸血鬼「で、でも」アセアセ
男「お前が慰めると多分逆効果となる」
吸血鬼「は、はぁ・・・」
妹「巨乳なんて大嫌いだーーー!!神は不平等だーーー!!!」ダダダッ
ドアつバタン
吸血鬼「行っちゃいました・・・」
男「その・・・なんだ。女の子はいろいろ大変だな・・・」ハァー
男「とりあえず、吸血鬼は風呂入ってこい」
吸血鬼「い、いいんでしょうか?」
男「妹のことは気にしなくていい」
吸血鬼「私、何かしちゃったんでしょうか・・・」ウーン
男「いいから気にするな。とっとと入ってこいよ」
吸血鬼「・・・はい」
男(本人は無自覚・・・これ、いかに)
バタン・・・スルスル・・・ジャー
男「・・・・・・食器片付けるか」モンモン
ジャー・・・キュッキュ
妹「・・・男にぃ」
男「やっと泣きやんだか、妹よ」フキフキ
妹「今、吸血鬼さんお風呂入ってるよね」
男「ん、まぁ入ってるけど」ジャー
妹「吸血鬼さんのおっぱい揉んで私のも大きくなるように願掛けしてくる!」
男「ん~、いいんじゃない?どうせ意味ないと思うけど」
妹「ば、馬鹿にしないでよ!私だって将来大きくなる予定だもん!!」ダダダッ
男「迷惑かけるなよ~」キュッキュ
バタン・・・キュウケツキサーン・・・ア、イモウトサン。イッショニハイリ、キャー・・・コレデオオキクナル、ウフフフフ
男(何をやってるんだ)ハァー
男(テレビでも見るかね・・・)ポチッ
テレビ「続いてのニュースです」
テレビ「昼頃、この地域を襲った台風ですが依然として勢力を衰えることはなくゆっくりと北上している模様です」
外「ザーザーザー」
男「明日は台風一過で晴れるかねぇ」ボー
数十分後・・・
オトコサーン、タスケテ~・・・・・・ウフフフ、タスケハコナイゾ~ウフフフフ
男「・・・何やってんだ。あいつら」スタスタ
ドアつコンコン
男「大丈夫か~、吸血鬼~」
吸血鬼「た、助けて~」
妹「よいではないか、よいではないか」ハァハァ
入学手続きとか部活のお別れ試合とかで書けなくてすみませんでした。見てくださってる方、さらにはコメントしてくださってる方にはとても感謝しております。
それでは続きを・・・投下!
男「妹~、あんまり吸血鬼いじめるなよ~。じゃあな~」
吸血鬼「ま、待って~。男さ~ん」ガチャ
男「え?」
吸血鬼「お、男さ~ん」ガシッ
妹「逃がさぬぞー!吸血・・・鬼・・・」バッタリ
男(待て待て待て落ち着け深呼吸)スーハー
吸血鬼「た、助けて・・・」ウルウル
妹「お、男にぃ・・・何・・・してる・・・の?」
男「」
妹「こ、この」
妹「妹フェチーーーー!!!!!」
男「それって、シスコンっていうんじゃ・・・じゃ、なかった」
男「そ、そんな気は無かったんだ!マジで吸血鬼の悲鳴が聞こえたから!!」アセアセ
吸血鬼「わ、私の純血が~」ガッシリ
男「きゅ、吸血鬼も離れてくれ。弁明してくれ」グイー
吸血鬼「は、離れたらまた襲われます~!!!」ガシッ
妹「・・・男にぃ、そんなに吸血鬼が好きだったの?」ジトー
男「お前さっき自分で「妹フェチ」とか言ってたじゃねーか!!」
男「って、んなことはどうでもいいんだよ!吸血鬼、マジで離れてくれ!洒落にならん」グイグイ
妹「そうだよ!男にぃを裸で誘惑しないで!!」ヒッパリヒッパリ
吸血鬼「きゃ~!襲われる~!!」ズベッ・・・ズルズル
ドアつバタン
男「し、心臓に悪すぎる・・・」ハァハァ
モウナニモシナイカラー・・・・・・フキフキ
ウゥ、ジュンケツガ~・・・・・・・フキフキ
男(風呂で何してんだよ・・・)モワーン...
男「イカン、イカン。平常心平常心」ブンブン
ドアつガチャン
男「」ビクッ
妹「何びっくりしてるの?」テカテカニッコリ
吸血鬼「・・・・・・お、お風呂ありがとうございました」グッタリ
男「・・・なんでもない。次俺入る」スタスタ・・・バタン
ジャー・・・ザバッ・・・ジャー
数分後・・・
男「ふぅ、・・・髪、伸びたかなぁ」スタスタ
ドアつバタン・・・・・・スタスタ
リビングつガチャ・・・
妹「また私の勝ち~!さぁ、もう一枚脱ぐがよい!!」ハァハァ
吸血鬼「もう、やめましょうよ~」///
妹「負けてからそれを言うのは卑怯だy」
男「・・・何をしている」
妹「あ、男にぃ。もう出たの?冷凍庫にアイスあるよ」
男「あ、マジで?気が利くじゃん妹~・・・じゃ、ねぇよ何してんだって聞いてんだよ」
妹「見ての通り脱衣ポーカーですが何か!?」フンス
男「「何か?」じゃねぇだろ。吸血鬼もう泣きそうじゃねぇか」
吸血鬼「運の勝負だって言ってたからやったのに全然勝てない・・・」ウルウル・・・ヌギヌギ
妹「私ってラッキーガールなんだ~」フフフ
男「・・・ちなみに何回負けた?」
吸血鬼「今のところ5回中5回負けてます・・・」
妹「あとだいたい3回位で全裸かな?」フハハ
男「・・・イカサマ使ってんだろ、妹」
妹「な・ん・の・こ・と・か・さ・っ・ぱ・り・わ・か・ら・な・い」
男「よくそんな嘘つくの下手でイカサマ出来たな・・・」
吸血鬼「えぇ!?イカサマしてたんですか!?」ビックリ
男「普通にやってたら3連勝位が限度だろ」
妹「い、言いがかりはよしたまえよ男にぃ」アセアセ
男「ならもう1回勝負してみろよ。それで判断する」
妹(やばい、バレちゃう)
妹(とりあえずここは何もせずに勝負しよう)
妹「じゃ、じゃあ始めるよ」クバリクバリ
吸血鬼「はい。もう負けませんよ」ゴゴゴ
男「」チラッ
妹手札・・・ハート5、ハートj、ハート2、ハート3、スペード6
男・妹((これは6入れ替えてフラッシュ狙いかな・・・))
男「」チラッ
吸血鬼手札・・・スペードa、スペードk、スペードj、スペード10、スペードq
男「・・・」
吸血鬼「お、男さん。ペアがありません。どうしましょう?」ボソボソ
男「吸血鬼よ、このゲームのルール知ってる?」
吸血鬼「え?同じ数字揃えて強い役を作るっていう程度は・・・」
男「そっか・・・じゃあ、さっきの手札って何だった?」
吸血鬼「ふぇ?今の手札と同じでしたけど・・・」キョトン
男「ふむふむ、そうか。」
男「あと、念の為に聞いておくが妹、ちゃんとルール説明したか?」ジー
妹「」サッ
吸血鬼「男さん?さっき言ったとおり私ルール知ってますよ?」
男「いや、わかってたら少なくともさっきのゲームで負けるわけがないんだ」
吸血鬼「え?なんでですか?この手札って弱いんじゃないんですか?」
男「やっぱ、あんまりルール知らないようだから教えるけど・・・」
男「今、吸血鬼が持ってる手札はロイヤルストレートフラッシュっていって」
男「ポーカーの中では最強の手札なんだよ」
吸血鬼「そ、そうだったんですか?」
吸血鬼「って言うことは・・・私、1回も負けてないじゃないですか!!」
男「・・・まさかとは思うけど1回目のゲームから同じ手札?」
吸血鬼「はい。強い手札だって知らなかったので交換しちゃってましたけど・・・」
男「妹よ、よく頑張った」ナデナデ
妹「わ、わかってくれる?1回目から60万分の1を出され続けた私の気持ち・・・」ウルウル
男「なぁ、吸血鬼」
吸血鬼「な、なんでしょう?それと、なんで妹さんは涙目なんでしょう?」
男「その手札ってさ60万分の1の確率でしか出ないはずなんだよ」
吸血鬼「・・・」
男「例を挙げれば毎日のようにポーカーやってる奴が一生に一度出せるかどうか位なのよ」
吸血鬼「・・・」
男「なんというか、凄いを通り越して怖いまで来てるよ」
吸血鬼「・・・や、やめましょうか。このゲーム」
妹「・・・・・・うん」
男「ポーカーだけでここまで場の温度を下げるのは神業だな」ハハハ
吸血鬼「・・・」
妹「・・・」
男「いや、気まずくなりすぎだろ!!とりあえずアイス食って歯磨いて寝るぞ!もう遅いし」
吸血鬼「そ、そうですね・・・」
妹「そ、そうだね・・・」
男(収集つかなくなってるな・・・)ハァー
冷凍庫つガチャ・・・バタン
男「あれ、箱じゃなくて一個ずつで買ってきたのか?」
妹「あ、うん」
男「・・・2個しかないんだが」
吸血鬼「私の分は考えなくていいですよ!ご飯も寝泊まりする場所も提供してもらったんですから・・・」
男「そうは言ってもなぁ・・・」ウーン
男「じゃ、俺の半分やるよ」
吸血鬼「わ、悪いですよ!!」
男「いや、遠慮すんなって。半分まで食っちゃうからあとはやる」
吸血鬼「・・・それって関節キス」ボソボソ
男「ん?半分じゃ不満か?」
吸血鬼「い、いえ!!ありがたく頂きます!!」ビクッ
妹「」モグモグウマウマ
男「」モグモグモグ
男「ほい」アイスつ
吸血鬼「ど、どうも」///
男「?」
男「何赤くなってんだ?」
吸血鬼「な、何でもありません!」モグモグ
男「お、おう。そうか・・・」
妹「ふぃ~・・・満足」
吸血鬼「ご、御馳走様でした・・・」///
男「ん、じゃあ歯磨くかね・・・あ、歯ブラシの予備あったかな」
妹「確かホテルのヤツあったよ」
男「あ~、そうだな。それでいい?吸血k」
吸血鬼「ホ、ホテル・・・兄弟でいいんでしょうか?でもここと魔界は違うし近親相○もOKなのかな・・・?」///
男「吸血鬼、何を妄想しているかは問わないがホテルってのは旅行先で泊まるところのことであって」
男「休憩とかする場所じゃないからな?」ジトー
吸血鬼「!?」ビクッ
吸血鬼「な、なんのことでしょうか?」アセアセ
男「お前も誤魔化すのが下手だな・・・・・・ほれ」ハブラシつポイッ
吸血鬼「わわっ・・・あリがとうございます」キャッチ
男「ん」ハミガキコつ
妹「ん」ハミガキコつ
吸血鬼「なんか男さんと妹さんって似てますね」フフッ・・・ハミガキコつコトッ
男・妹「「ふぉう?」」シャコシャコ
吸血鬼「はい!」ニコニコ
ブクブク・・・ペッ
男「寝る場所のことだけど・・・」
男?「吸血鬼は俺と寝てもらう」
吸血鬼「え!?二人の男女が夜を添い遂げるのはまだちょっと早いのでは・・・でも色々お世話になったしそういうことでご奉仕したほうが・・・」///
男「・・・いい加減妹に騙されるのはやめてくれよ」ハァー
妹「吸血鬼さん、面白い」ニヤニヤ
吸血鬼「・・・私そういうことしたことないですし男さんがしっかりリードしてくれないと・・・」///
男「聞・け」ビシッ
吸血鬼「は!私は何を・・・」
男「吸血鬼は妹と一緒に寝てもらう。一応客間はあるんだが布団が無くてね」
吸血鬼「私、ソファとかでも大丈夫ですよ?」
男「そういうわけにはいかないだろ。さすがに」
妹「男にぃ、優しいね~」ウリウリ
男「やめんか、鬱陶しい。別に優しくは無い。当然の配慮だ」
吸血鬼「いえいえ、男さんは優しいですよ」ニコッ
男「面と向かって言われると照れるからやめてくれよ・・・・・・わかったなら解散!もう遅いしとっとと寝る!」///
妹「照れてやんの~」フフフ
吸血鬼「可愛いですよ」フフッ
男「早く部屋行けよ。頼むから・・・」///
オヤスミー・・・オヤスミナサイ・・・
男「ん、おやすみ~」ファ~ア
男「・・・」
ダ、ダメデスヨ。イモウトサン!・・・オトコニィガイナイカラ、オソイホウダイ。ウフフ。コンヤハ、ネカサナイヨ・・・
男「・・・何やってんだよ。ったく」ハァー
・・・zzz・・・zzz・・・
男「切り替えて寝るの早いな・・・俺も寝るか」zzz
翌朝・・・
すいません。そこまで深く興味を持っていただき誠にありがたいのですが
そこのところあやふやにしてました・・・。後付となってしまいますが、腹減りで倒れること、
吸血鬼と分かったことからモデルではないと推測したという感じでお願いします。
見てくださってる方、本当にありがたいです。コメント打ってくれている方、おかげでめちゃくちゃモチベーション上がります。それでは続きを
投下!
翌朝・・・
早朝5時
ガチャガチャ・・・キィー・・・バタン
?「」スタスタ
?「久しぶりに男君の顔見たな~」ナデナデ
男「・・・ぅう~ん・・・」ゴロン
?「おっと、今起こしても面白くないな~・・・・・・添い寝したら起きた時の反応が面白そう」フフッ
モゾモゾ・・・ガサゴソ・・・
?「添い寝準備よ~し・・・早く起きないかな~」フフフ・・・
数時間後・・・
ジリリリリリリリリリン!!
男「んぁ~あ・・・朝だ~~」ポチッ
ジリリリリ・・・ピタッ
男「顔洗わんと・・・」ガバッ
ムニュ
男「・・・?」
ムニュムニュ
男「この感触は・・・一体?」フトン、バサッ
?「うぅ~ん・・・」モゾモゾ
男「・・・」
?「ふぁ~あ・・・寒いから布団取んないで~」フトンヒッパリ
男「あ、ごめん・・・じゃねぇよ!!何やってんだ!!」フトンヒッペガシ
?「男君と添い寝中~」
男「・・・」ガスッ
?「ひゃんっ!!」ゴツンッ
?「何するの~、男君。いきなりベットから蹴り落とさなくてもいいじゃないか~」サスリサスリ
男「うるさい!本人の許可もなく添い寝とかするんじゃない!!」ビシッ
?「あふっ、非道いな添い寝程度で~。裸で寝ててあげたんだからそのくらい大目に見てよ~」
男「まずそこがおかしいことに気が付こうか」
?「えぇ~なんでさ~、案外嬉しいんじゃないの?起きたら美少女が裸で添い寝してたっていうシチュエーション」
?「普通だったらありえないよ?」
男「ありえないのは俺の知らない間に俺のベットのなかに入って一緒に寝るというお前の思考回路だ」シャツバサッ
男「とりあえずそれ着とけ・・・最悪の朝だ」ハァ
?「ん、ありがと~」キャッチ
?「相変わらず気が利くね~。男く~ん・・・んしょっと」キセキセ
男「無駄なお世辞をありがとう。・・・んでなぜここにいる?幼馴染よ」ジトッ
幼馴染「ふふふ、愚問だね~男君。私はいつだって男君のそばn」
男「真面目に答えろ。なぜここにいる。お前留学したんじゃなかったのか?」ジトー
幼「そんなに怒らないでよ~男君。半年ぶりに会ったって言うのにつれないな~」
男「誤魔化さなくてよろしい。質問に答えんしゃい」
幼「ん~っとですねぇ。まず、私が留学した理由は知ってるよね?」
男「あれだろ?親の仕事の都合でってやつだろ?」
幼「そのとおり~。結果、私は私の半身といっても過言ではない男君と離れなければならなくなったので・す・が~」
男「「半身」は過言だろ」
幼「なんと今回!私の一人暮らしが認められたのですよ~!!」
男「ツッコミはスルーか、おい」
幼「いや~、毎晩毎晩、親に男君の好きなところ100個を聞かせ続けてノイローゼ寸前まで追い込んだ甲斐があったよ~」ニコニコ
男「・・・激しく幼の両親に同情する」
幼「うふふ~、照れなくてもいいんだぞ~、このこの~」ツンツン
男「誰も照れてないわ!鬱陶しいからやめんしゃい!!」ベシッ
幼「あはは!変わってないね~男君は」カイヒ・・・ツンツン
男「半年で人間変わらないだろ」ベシベシベシ
幼「ん~、そうかねぇ?まぁ変わってない方が私にとって嬉しいけど・・・ね!」カイヒ、カイヒ、カイヒ・・・ダキッ
男「うわっ!」ドテッ
男「急に抱きつくなよ!離せ離せ!」ジタバタ
幼「んふふ~、離さいよ~・・・5時間ぐらい」ギュー
男「・・・はぁ、お前も変わってないな」グッタリ
幼「そんなことは無いよ?おっぱい2カップくらい大きくなったし。当たってるのわかるでしょ?」ギュー
男(あ、確かに半年前より大きくなってる・・・じゃねぇだろ!しっかりしろ俺!!)
幼「な~んで黙ってるの男く~ん」ギュー
男(・・・理性にヒビが入る前に離れるか)ハァ
幼「ため息なんてついてどうしt」
男「隙ありだ」ガバッ
幼「ありゃ、ホールドとれちゃった・・・」
男「ふ~、そういうスキンシップはなるべく控えろよ・・・」
男(もしものことがあったらどうすんだよ・・・)
幼「「じゃないと襲っちゃうだろ?」とか考えてるでしょ~」フフッ
男「・・・んなことあるわけないだr」
妹「男にぃ、おはよーーーー!!!!!」ドアバタン!!
妹「妹ちゃんが起こしに来たy・・・」
~男の下に裸yシャツの幼の図~
妹「・・・」パチクリ
男「・・・」
妹「・・・ねぇ、男にぃ?」ジロリ
男「な、何かね?妹」アセ、ダラダラ
妹「幼ちゃんが何でここに居るのかわからないけど、それ以前に今私は男にぃの体勢が気になるよ?」
男「こ、コレにはですね。マリアナ海溝よりも深いワケがありまして・・・」ダラダラダラ
妹「ふ~ん、じゃあそのワケって言うのは朝から女の子を押し倒す事を納得させることのできるの?」
男「・・・」ダララララ
幼「」ニヤリッ
幼「男く~ん、朝から激し過ぎるよ~」
男「!」
男「おい!幼!!その冗談はシャレにならない!!」アセアセ
ドア・・・ガチャ・・・
吸血鬼「妹さ~ん、男さんまだ起きませんk」
幼「おや?見ない顔だね~」
吸血鬼「・・・失礼しました」バタン
男「・・・もう嫌」
妹「男にぃ、何か遺言は?」
また中途半端なところで止めてしまってすいません(-_-;)
それでは続きを・・・
男「いきなり遺言!?聞き方おかしくね!?」
妹「大丈夫だよ。遺体は山奥に埋めるから・・・」ジリジリ
男「お、落ち着け!妹!落ち着いて俺の話を聞いてくれ!!」アトズサリ
妹「30文字以内の遺言なら聞いてあげる」
男「遺言って文字数制限あったっけ!?」
幼「男君、今までありがとう。色々楽しかったよ~」ニヤニヤ
男「幼!他人事みたいに言ってんじゃn」
妹「天誅ーーー!!!!」ガブッ
男「あだだだだ!!!痛い痛い!!」
妹「」ガジガジガジ!
数分後・・・
男「」グッタリ
幼「お~い。生きとるかね~?」ツンツン
男「!」ガバッ
男「ひい爺ちゃんが見えた・・・」
幼「臨死体験ご苦労様~」
妹「ちゃんと反省した?男にぃ」フンッ
男「反省も何も俺は悪くな・・・」
妹「ん?何かな?男にぃ」
男「反省しました。この上なく反省しました」ドゲザ
妹「よろしい」ウンウン
幼「妹ちゃんも相変わらずだね~」フフッ
男「一応さっきの説明をしてもよろしいでしょうか?妹様」
妹「許す」
男「ありがたき幸せ」
・・・カクカクシカジカ・・・
77で文章がちょっとおかしくなっていますがしっかり繋がってるはずなので気にせずよんでください
妹「そ、そうだったの!?私てっきり男にぃが自分を抑えられなくなって幼ちゃんを襲っているものだとばかり・・・」
男「んな訳ないだろ!!野獣か俺は」ハァ
妹「まぁ、それはさて置き・・・」
男「死にかけさせられた俺の発言がさて置かれた・・・」
妹「久しぶりだねっ!幼ちゃん!!」
幼「うん、半年ぶり~」
妹「海外の学校行ってたんだよね?どうだった?」
幼「それなりに楽しかったけど男君が居なかったからね~。日本よりはつまらなかったよ~」
妹「そっか~」
幼「一人暮らしが認められて本当に良かったよ~」
妹「幼ちゃんはどこに住むの?」
幼「このうちの隣~」
男「マジか・・・」
妹「じゃあこれからはいつでも会えるねっ!!」ニコニコ
幼「うん。日本で暮らすの楽しみ~」
妹「いつでもウチに遊びにきていいからね!」
幼「うん、毎日でも男君に夜這いを仕掛けるよ~」
男「それはやめろ!」
幼「ホントは期待してるんじゃないの~。男君もお年頃だし~」ツンツン
男「そういう期待は断じて無い」
男(とは言い切れないかもしれないなんてことはないはず・・・)
幼「・・・ところでさ~」
男「なんぞや」
幼「さっきの羽生えてた娘・・・誰~?」
男「羽生えてることに関してなんの疑問も持たないのかお前は・・・」
幼「前の学校にもいたしね~」
男「!?」
幼「冗談だよ・・・で、誰なの~?」
男「朝から驚かさないでくれよ・・・んで、あいつのことだけど」
男「昨日拾ったんだ」
幼「へぇ~」
男「・・・いや、ツッコめよ!!」
幼「いや、私ツッコミキャラじゃないし・・・」
男「キャラじゃなくてもツッコめるボケだったと思うが・・・」
男「まぁ、拾ったってのはあながち間違えじゃなくて、倒れてるところを助けたんだよ」
幼「ふむふむ。それで助けたことをネタに性奴隷として働かせているってことか~。男君たら、鬼っ畜~」ナットク
男「違うわ!!」
幼「あはは~、やっぱり男君のツッコミは勢いがあるね~」
男「朝からツッコませるなよ・・・」
吸血鬼「あ、朝から突っ込む!?」ドアバタン!
妹「あ、噂をすれば吸血鬼さん」
吸血鬼「あの、差し出がましいかもしれませんがそういうのは夜にするんじゃ・・・」///
男「・・・いつから聞いてた?」
吸血鬼「「男君の突っ込みは勢いがある」あたりから・・・」
男「なんでこうもタイミングが悪いかな・・・ったく」ハァ
男「一応言っておくがお前が考えてる「突っ込み」と今話していた「ツッコミ」は違うからな?」
男「今話していた「ツッコミ」はボケに対する「ツッコミ」だからな?」
吸血鬼「そ、そうだったんですか。わたしてっきり・・・」///
男「皆まで言うな」
幼「」ジー
吸血鬼「な、何かすごく視線を感じます」オドオド
幼「初めまして~。私、男君の幼馴染の幼といいます~。以後ヨロシク~」テつ
吸血鬼「あ、ご丁寧にどうも。私、吸血鬼って言います。こちらこそよろしくお願いします」テつアクシュ
幼「男性経験無しか~」ボソリ
吸血鬼「え?」
幼「なんでもないよ~」
妹「聞いてよ幼ちゃん!吸血鬼さんってすごいんだよ!羽で飛べるんだよ!」
幼「へぇ~、すごいな~。・・・ちょっと飛んでみてよ~」
男「なんか一昔前の不良みたいなだな・・・」
吸血鬼「いいですよ。よいしょっ」バサッ
男(吸血鬼も人間に慣れてきたな・・・よかったよかった)ウンウン
妹「何一人で頷いてるの?男にぃ」
男「ん?いや、なんでもないよ」
幼「おぉう。すごいなぁ・・・」ジー
吸血鬼「な、何か飛んでるとこジッと見られると照れちゃいますね・・・」テレテレ
男「・・・一段落ついたっぽいし朝飯作ってくるわ」スタスタ
妹・幼「「待ってるよ~」」
吸血鬼「私何か手伝いましょうか?」フワフワ
妹・幼「「行っちゃダメ~」」ガシッ
男「いや、いいよ。適当にガールズトークでもして待っててくれ」
吸血鬼「すいません。昨日も今日も・・・」
男「気にすんな。・・・多分こっちにいるほうが大変だろうけど(ボソッ」
吸血鬼「ありがとうございます」ペコリ
男「ん」スタスタ
男「あ、そうだ。幼も食ってくだろ?朝飯」
幼「もちのろん~」
男「承りましたっと」スタスタ
ドア・・・ガチャ・・・バタン・・・
男「昨日の煮物残ってたかな~」スタスタスタ
妹『幼ちゃん。男にぃ行ったよ』
幼『よし、じゃ~、襲おう~』
吸血鬼『え』
妹『抵抗はしない方がいいよ』ウヘヘヘ
幼『そうだよ~。抵抗すると痛い目みるかもよ~』ウフフフ
吸血鬼『あ、あの目が怖いですよ?』アトズサリ
妹『痛くしないから安心してね。吸血鬼さん』ジリジリ、ワキワキ
幼『むしろ気持ちよくしてあげるよ~』ジリジリジリ、ワキワキワキ
吸血鬼『こ、来ないでもらえるとありがたいんですけど・・・』アトズサリ・・・カベ、ドンッ
吸血鬼『あ』
妹『行き止まりだね』ジリジリ・・・ガバッ
いつもいつも中途半端ですね・・・申し訳ないです。
続きGO
幼『観念するんだね~』ジリジリジリ・・・ガバッ
吸血鬼『きゃ、きゃ~!!』
男「やっぱりこうなったか・・・」ハァ
吸血鬼『た、助けて~!!男さ~ん!!』
妹『うへへ、助け何か来ないよ~?』フニュフニュ
幼『ん~、吸血ちゃんいい匂い~』クンクン
男「朝からお盛んなのはどっちだよ・・・」
吸血鬼『んっ・・・妹・・・んあっ・・・さん。そこダメれすぅ・・・幼さんもっ・・・あんっ・・・らめぇ・・・』
男(料理に集中しろ~俺。決して聴覚を集中させてはダメだ・・・)トントントン
妹『幼ちゃ~ん。脱がしちゃお?』
幼『そうだね~』
吸血鬼『い、いやぁ・・・やめてぇ・・・』
妹・幼『『えいっ』』
吸血鬼『あ~!!服返してください~!!』
男(やめろぉぉぉぉぉ!!!!俺の理性を吹き飛ばす気か!!!)トントントントントントン!!!!
幼『』クンクン
幼『ん?これ男の匂いする』
吸血鬼『そ、それは・・・はぁはぁ・・・男さんに借りて・・・んぅ・・・るんです。って妹さん!話してる時くらいやめてくださいよ!』
妹『そいつぁ無理な相談だ!!』サワサワサワモミモミモミ
吸血鬼『あっ・・・んぅ・・・はぁん・・・やぁ・・・』
幼『昨日出会ったのにお泊り&服の貸出とは・・・これいかに』ムムゥ
吸血鬼『ほ、ホントに・・・やめっ・・・んぁ!・・・やめてぇ』
妹『ほれほれ~、ここがいいのかな?それともこっちかな?』モミサワモミサワ
吸血鬼『あぅぅ・・・』クタッ
妹『あ、やりすぎちゃった・・・』
幼『ありゃりゃ~、もう少し私も楽しみたかったな~』
妹『ごめんね~。次襲うときは幼ちゃん優先するから!!』テカテカ
吸血鬼『はぁはぁ、か、カラダがもちません・・・』ハァハァ
・・・3ニントモー、メシデキタゾー・・・
妹・幼『『わ~い!』』タタタッ
吸血鬼『ま、待ってくださ~い・・・』
男(なんとか耐えた・・・よくやったぞ!俺!!)グッ
妹「何一人でガッツポーズしてるの?男にぃ。早くご飯たべようよ」
男「いや、なんでもない。好きなだけ飯よそってこい」つ茶碗
妹「は~い」
男「ほら、幼も」つ茶碗
幼「ありがと~」
男「あれ?吸血鬼は?」
妹「上で伸びちゃってる」ヨソイヨソイ
男「・・・どんだけいじり倒してたんだよ」
妹「いや~、吸血鬼さんの肌モチモチスベスベで触ってると気持ちいいんだよね!」ニコニコ
幼「たしかにあれは触って損はしないだろうね~」ヨソイヨソイ
男「・・・ほどほどにしてやれよったく。ちょっと吸血鬼持ってくるから先食ってろ」スタスタ
妹・幼「「は~い」」モグモグ
・・・ドア・・・ガチャ・・・
男「お~い、吸血鬼。大丈夫か~?」
吸血鬼「は、はいぃ。大丈夫ですぅ」ハァハァ
男「大丈夫じゃねーだr・・・」
吸血鬼→脱がされたまま
男「・・・ごめん」ドアバタン
吸血鬼「あ、待ってくださ~いぃ。男さ~ん・・・」キセキセ
吸血鬼「う、動けないんですぅ」グッタリ
男「・・・お前も結構大変だったんだな」ドアガチャ
吸血鬼「妹さんと幼さんにトラウマ覚えちゃいそうですよ・・・」
男「滑空もできないのか?」
吸血鬼「は、はいぃ」
男「・・・んしょっと」ダキカカエ
コメント久しぶりに観た気がする・・・ありがとうございます。
続きをshoot
吸血鬼「ひゃっ!」
男「あ、男に抱きかかえられるの嫌だった?」
吸血鬼「だ、大丈夫です」///
男「悪いな。うちの妹が迷惑かけて」スタスタ
吸血鬼「い、いえ。そ、そんなことより重くないですか?私」///
男「ん?まぁ、歳相応ってくらいじゃない?むしろ軽いほうだと思うよ」
吸血鬼「そ、そうですか・・・」///
・・・リビング到着・・・
妹「今日も美味しいよ!!男にぃ・・・」
幼「これならどこに嫁に出しても恥ずかしくないね~・・・」
妹・幼「「お姫様抱っこ!!?」」
男「うるさい!誰が嫁だ!」
吸血鬼「」///
男「黙らっしゃい!これお前らが吸血鬼イジメたからだろ!!」ヨッコラセ
吸血鬼「あ、ありがとうございました・・・」フゥ
妹「実の妹の私を差し置いてお姫様抱っこで2階から運ばれるなんてズルイ!!」
幼「そうだそうだ~。実の幼馴染の私を差し置いてズルイぞ~男君」モグモグモグ
男「幼、食いながら喋るんじゃない。あと、やって欲しかったらいつでもやってやるから早く食っちまえ」
妹・幼「「は~い」」モグモグ
男「素直で結構。・・・吸血鬼よ、どのくらい食う?」ヨソイヨソイ
吸血鬼「あまり多くなくていいです」
男「んじゃ、このくらいで」つ茶碗
吸血鬼「ありがとうございます」
男「俺の分もよそってっと」ヨソイヨソイ
男・吸血鬼「「いただきます」」
妹「男にぃ、今日何か用事ある?」
男「日曜だし特に無いなぁ」
妹「じゃあどっか遊び行こうよ!!」
男「いや、あるな、用事」
妹「そんなに私と遊ぶの嫌なの!?」ガーン
男「違う違う。思い出しただけだよ」
妹「ふ~ん。で、その用事とは?」ツーン
男「そんなに拗ねないでくれよ・・・用事ってのは吸血鬼の服買いに行くことだよ」
吸血鬼・妹「「!?」」
幼「」モグモグモグ
吸血鬼「わ、私のですか!?」
男「うん。いつまでも俺の貸し続ける訳にもいかないでしょ」モグモグ
妹「じゃあ、ついでに私の服も・・・」キタイノマナザシ
男「却下」
妹「そんな殺生な~」
吸血鬼「わ、私お金もってないですよ?」
男「俺が出すからいいよ」
幼「ずいぶん気前がいいね~。何かいいことでもあった~?」バクバクバク
男「あれ?なんか聞いたことあるセリフ・・・って幼さん!?煮物食いすぎじゃありません!?」
幼「美味しいんだもの~」ガツガツガツ
男「・・・そう言ってくれるのは嬉しいが、もう煮物無いじゃん」
幼「ふぃ~、ごっつぁんでした~」
男「2日はもつと思ったんだけど・・・また作るか」
幼「じゃ、また食べる~」
男「倍は作っておかねば・・・」
吸血鬼「御馳走様でした」
男「食べるの早いな」
吸血鬼「美味しかったので」ニコッ
男「そりゃどーも」ゴッソサン
男「妹もとっとと食っちゃえよ」
妹「食事は急かすもんじゃないよ。男にぃ」
男「ん~、それもそうだな。じゃ、ゆっくりでいいから食ったあとは皿キッチンに持ってきてくれ」
妹「ご馳走様~」
男「・・・あいよ」カチャカチャ
妹「それはそうとマイブラザーよ」
男「何だいマイシスター」
妹「服どこで買うとか決め手ある?」
男「いや、特に決めてないな」
妹「じゃあさ、隣町のショッピングモール行こ!!」
男「最近出来たってヤツ?」
妹「そうそう!洋服屋さんだけじゃなくて色々あるらしいよ!!」
男「んじゃ、そこ行くか」
幼「私も行っていいかな~?」
男「お前のものは買わないぞ?」
幼「ケチぃな~、そんなんだから彼女できないんだよ~男君」
男「ほっといてください!!」サラアライチュウ
男「これ洗い終わったらすぐ出たいから準備済ませておけよ~」
吸血鬼・妹・幼「「「は~い」」」
十数分後・・・・・・
男「よし、終わり」フィー
男「お~い、野郎ども~。出かける準備はいいか~?」
吸血鬼「私は大丈夫です」
妹「私もオッケ~」
幼「準備万端~」
男「はい、幼さん。ちょっとこっち来ようか~」
幼「なんですかぁ?たいちょ~」
男「呼び方には触れないがお前の服装には触れさせてもらうぞ」
男「なぜ俺の制服を着ている?」
幼「ん~っとですね~。吸血ちゃんが男君の服着てたから対抗しなければ~っと思いまして~」
男「そうかそうか・・・とっとと着替えてこい」
幼「う~ん、ザンネン」
数分後・・・・・・
幼「着替えたよ~」
男「よし、じゃあ行くk・・・・・・行かねーよ!」
幼「え~、どうして?」
男「裸yシャツの女の子はべらせて歩いてたら確実に俺アウトじゃねーか!ってか分かって言ってんだろ!!」
幼「さっき私にさせてたくせに~」
男「お前が何も着てなかったからだろ!?とにかく着替えてこい」
幼「は~い」
また数分後・・・・・・
男「やっと普通のカッコしてきたか・・・」
幼「パンチが足りなくない~?」
男「ちょっと遊びに行くだけなのにパンチを求める理由がわからん」
妹「漫才やってないで早く行こうよ~」
男「・・・んじゃ、行くか」
・・・ドア・・・ガチャ・・・カギ・・・ガチャガチャ・・・
男「」スタスタ
妹「」トコトコ
幼「」テクテク
吸血鬼「」フワフワ
男「・・・吸血鬼、ちょっといいか?」
吸血鬼「なんでしょう?」フワフワ
男「ここ人通り少ないからいいけど、さすがに飛んでるのはマズくないか?」
吸血鬼「・・・そ、そうですね。確実に怪しまれると思います」
男「一旦家に戻ろう」
家到着・・・・・・
男「まぁ、戻ってきたわけだけど・・・どうするよ?」
幼「男君がずっとおぶってたらいいんじゃないの~?」
吸血鬼「そ、それは男さんが大変過ぎますよ!」
男「いや、別にそれでもいいんだけど」
吸血鬼「いいんですか!?」
男「うん、あんまり重くないし。・・・でもなぁ」
吸血鬼・幼「「?」」
男「飛んでるよりはいいかもしれないけど、おぶってても目立つだろ」
幼「まぁ、そうだろうね。でも、他に方法思いつかないし~」
妹「男にぃ、男にぃ」
男「ん?」
妹「車椅子とかってダメかな?」
男「あ、そうか。それでいこう。妹案採用」
吸血鬼「車椅子あるんですか?」
男「何年か前に妹が事故で足骨折したんだよね。それで買った」
吸血鬼「た、大変でしたね。でも普通病院から借りれると思うんですが・・・」
男「うちの妹は見た通りワガママだからさ」
妹「誰がわがままだ!!と表面上は言っておく」
男「表面上も言えないだろ。「病院のは座り心地が悪いからオーダーメイドにして!!」とか言ってたじゃないか」
吸血鬼「そうなんですか。でも車椅子って結構高いんじゃ・・・」
男「高かったよ。でも妹がどうしてもとせがむから仕方なく・・・ね?」
幼「妹ちゃんに甘いね~男君」
男「まぁ、その代わりその年の誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは無しにしたけどな」
妹「ひどい話だよね!足骨折してる妹が欲しがってるもの何も買ってくれないんだよ!!」
男「ひどくねぇよ。当たり前だ」
吸血鬼「あはは・・・」
幼「方向性決まったなら早く行こ~」
男「そうだな。じゃ、車椅子出してくるからちょい待ってて」
吸血鬼「ありがとうございます」ペコリ
男「気にすんな」
数分後・・・・・・
男「お~い、あったぞ~」つ車椅子
妹「久しぶりに見たよ。懐かしいね」
幼「そういえば妹ちゃんが事故に遭ったとき男君泣きながら・・・」
男「言わないでください。お願いします」
妹「え!?男にぃ泣いたの!?」
男「ほら、食いついちゃったじゃないか!!」
幼「「妹!大丈夫か!?死なないでくれよ!頼むから!!」だったっけ?男君てばシスコ~ン」ニヤニヤ
妹「そ、そんなに心配してくれてたんだね・・・ちょっと嬉しいかも」///
男「この、鬼め・・・」ジロッ
幼「よく言われる~」
吸血鬼「昔から優しかったんですね。男さん」ヤサシイマナザシ
男「やめろ、吸血鬼。そんな目で俺を見ないでくれ・・・」
幼「照れてる~」
男「うるさい。ほら、準備したから過去の話してないで早くいこうぜ」
吸血鬼「じゃあ、失礼して・・・」チャクセキ
男「じゃ、行きましょうかね」
数分後・・・・・・
妹「なんか男にぃと出かけるの久しぶりかも!」ニコニコ
男「そういやそうかもな~・・・ってかお前今日部活の日じゃなかったっけ?」
今日はここまでで
見てくれている人ありがとうございまふ
続きGO
妹「今日は他の部活が試合するからお休みなのだよ、男にぃ」フフン
男「何故得意げなのかわからんが部活はサボるなよ」
妹「うん!部活は楽しいからね。サボるにサボれないよ!!」
男「そりゃよかったな」
妹「男にぃも部活入ればいいのに~。バスケ楽しいよ~?」
男「時間があったら部活もいいけど、家のことあるからな~」
妹「そっか・・・そうだよね。なんかごめんね。いつも家事とか任せちゃって・・・」
男「気にすんなって!その言葉だけで俺は頑張れるからさ」
幼「何かキザっぽいセリフだね~」
男「ほっとけ。あ、そうだ。吸血鬼よ」
吸血鬼「はい?なんでしょう?」
男「今日使えるの2万くらいしかないから安いところで頼むな」
吸血鬼「2万・・・ですか・・・」
男「あ、こっちの世界の金の単位わかんないか。ごめんごめん」
吸血鬼「い、いえ!こちらこそ無知で申し訳ないです・・・」
妹「そのへんのコトは私に任せれば大丈夫だよ男にぃ!」
男「いや、お前に任せると危なそうだ」キッパリ
妹「なんでさ~。16年間も妹やってるのに信頼無し?」
男「・・・お前何年か前に誕生日プレゼントで10万くらいのモノ欲しいとか言ってたじゃないか。家計のこと考えずに」
妹「もうそんなこと言わないよ!!私、高校生だよ!?」
男「そっか~、お前ももう中学生だもんな~」
妹「高・校・生!もう結婚だって出来るんだよ!!」
男「お前もう嫁ぎ先決まってたのか~、今まで楽しかったよ。幸せにやれよ~」
妹「うん!嫁ぎ先は男にぃのとこだもん!!それはそれは幸せなれるよ!!」
男「いや、なんでそうなるんだよ!兄弟だろうが!!」
妹「実は私と男にぃは血が繋がってないんだ・・・」
男「な、なんだってー」(棒
妹「ボケたんだからしっかり返してよ!!」
男「なんでやね~ん」(棒
妹「ツッコミが雑過ぎるよ!!」
そんなこんなで駅到着・・・・・・
男「俺と妹は定期でいいか・・・吸血鬼は切符で、幼は?」
幼「私も切符~」
男「あいよ」
キップコウニュウチュウ
男「はい」つキップ
幼「ん、ありがと~」
吸血鬼「なんですか?この紙」
男「あ~、魔界って切符ないのか」
男「それは電車に乗るための紙なんだけど・・・言ってわかる?」
吸血鬼「あ、はい。電車はわかります」
男「そっか、じゃあ幼と同じようにそれ使って」
吸血鬼「わかりました」
男「んじゃ行くべ」ピッ
妹「学校以外で電車乗るの新鮮だなぁ」ピッ
幼「」つキップ
吸血鬼「こうでしょうか?」つキップ
ホームにて・・・・・・
吸血鬼「ここに電車がくるんですか~」フムフム
男「そうだけど、魔界って電車どうなってんの?」
吸血鬼「基本的に飛び乗りますね」
男「ずいぶんワイルドだな」
吸血鬼「あはは・・・でもこっちと違って電車全部無料ですからね」
男「そりゃいいな。どこでもいけるじゃん」
吸血鬼「数十年前まではお金を取っていたそうなんですけど、飛んでいけば結局どこでも行けちゃうので商売として成り立たなくなってしまって最終的に全面無料化したんですよ」
男「ほ~・・・っと来たな」
・・・オアシモトニゴチュウイクダサイー・・・
電車にて・・・・・・
幼「う~ん・・・混んでるね~」
男「隣町つっても何駅かあるからな~、これは辛い。さすがは日曜日だな」
妹「狭い~」
男「我慢しろよ?」
妹「う、うん」
吸血鬼「ひゃっ!」
男「ん?どうした」
吸血鬼「な、なんか胸を触られてる気が・・・」ボソボソ
男「チッ・・・ちょっと待ってな」イラッ
男の手 つ誰かの手・・・ガシッ
中年「」ビクッ
男(こいつか・・・)イライラ
男「なぁ、おっさん」ボソリ
中年「な、何かね?手を離してくれないか?」キョドキョド
男「いい歳して痴漢とはずいぶんと欲求不満なんだな?」ボソボソ
中年「!?」
中年「い、言いがかりはよしたまえ!何なんだ君は!」
男(コイツ、自分の立場わかってないな?)
男「おっさん、今から選択肢を2つ出す。必ずどちらかか選んで実行しろ」ギロッ
男「1、素直に痴漢を認めて3万出して次の駅で降りる」
男「2、最後まで認めず警察に突き出される」
男「どっちがいい?」ギリギリギリ
中年「い、痛。君、本当に言いがかりはよしたまえよ!」
男「・・・こっちは譲歩して金出しゃイイって言ってんだ。いい加減認めろよ」
男「手についてる指輪からしてあんた既婚だろ?」
男「いいのか?警察絡んできたら家庭崩壊するぞ」
中年「・・・くっ」
中年「3万でいいんだな?」ボソリ
男「ああ、それでいい」
中年「ほら」つ諭吉3枚
男「ん、確かに」
男「次の駅で降りろよ?」ギロッ
中年「わ、わかっている」
男「本当に降りるか見るからここから降りろ。いいな?」
中年「・・・わかった」
次の駅到着・・・・・・
男「妹、幼、ちょっと俺と吸血鬼ここで降りるから先行ってろ。ショッピングモールついたら回ってていいから」
妹「うん?わかった」
幼「りょ~かい」
吸血鬼「私もですか?」
男「ほら、行くぞおっさん。吸血鬼も」
中年「引っ張らなくてもいいだろ!」バッ
吸血鬼「?」
・・・オアシモトニゴチュウイクダサイ・・・
中年「なんでお前も降りてきたんだ?」
男「とりあえず謝れよ。土下座で」
中年「な、さっき金を渡したじゃないか!」
男「もう一度言わせる気か?おっさん」
吸血鬼「??」
中年「クソッ・・・。誠に申し訳なかった」ドゲザ
吸血鬼「え?」
中年「君の身体を触ったのは私だ。本当に申し訳ない」ドゲザゾッコウチュウ
男「まぁ、そういうわけだ。吸血鬼、何かコイツに言いたいことあるか?」ゲシッ
吸血鬼「い、いや特にないですけど・・・」
中年「じゃ、じゃあ私はこれで」スタスタ
男「」ニヤリ
男「あ、駅員さ~ん!ここに痴漢魔が居ますよ~!!」
中年「!?」
中年「は、話が違うじゃないか!!」
駅員「な、なんだって!!?」タタタッ
駅員「ちょっとお話よろしいですか?」ガシッ
中年「クソガキ!図ったな!?」
男「さぁ?なんのことだかさっぱり」シラッ
駅員「ちなみに触られたのって君?」
吸血鬼「?」
男「そうですそうです」
駅員「そっか、じゃあとりあえず君たちも同行してもらえる?お話聞きたいから」
男「わかりました」
吸血鬼「?・・・わ、わかりました」
とある一室にて・・・・・・
駅員「で、何?あなた痴漢やったの?」
中年「・・・」
男(ざまぁみろ)フンッ
吸血鬼(何がどうなってるんでしょう・・・?)
駅員「黙ってちゃわからないよ。やったの?やってないの?」
中年「・・・・・・ました」
駅員「え?」
中年「やりました」
男(しっかり自白したか。意外だな)
駅員「じゃあ、一応警察に連絡するからそっちで話しましょう」
駅員「君たちはもう帰っていいよ」
男「来た意味ないですね」
駅員「いや~、ごめんね。もし自白してくれなかったら君たちにその時の状況話してもらわないといけなかったからさ」
男「そうですか。じゃ、僕たちはこれで」
駅員「あ、ちょっと待って」
男「?」
駅員「君たちあれでしょ?デートで隣町のショッピングモール行くんでしょ?ならこれあげるよ。引き止めちゃったお詫びに」つ何かの紙
男(別にカップルじゃないんだけど・・・貰えるもんは貰っとくか)
男「どうも。じゃ、行こうか」
吸血鬼「あ、はい」
男「と、その前に・・・」ガサゴソ
男「これさっきの」つ3万
中年「な、なんで・・・?」
男「さっきは言い逃れようとしたけど一応今自分から罪を認めたからな。返しておくよ」
男「二度とこんなことすんなよ。おっさん」
中年「・・・あぁ。神に誓うよ」
駅員「もしもし?警察ですか?今ですね~・・・・・・・・・」
男「あ、裁判とかにはしないから罰金払ってしっかり反省しろよ」
中年「あぁ」
男「吸血鬼もそれでいいよな?」
吸血鬼「よくわからないですけど私あんまり気にしてないので・・・さっきもしっかり謝ってもらいましたし」
男「いや、女の子なんだから少しくらい気にしろよ・・・・・・まぁ、よかったな、おっさん」
中年「本当に申し訳なかった」
男「ん。じゃあ、行こうか吸血鬼」
吸血鬼「はいっ」
とりまここまで。おかしいとこがあったら指摘お願いします。
需要無さそうだけど続きGO
・・・隣町ショッピングモールにて・・・
妹「男にぃ達遅いね~」ゴクゴク
幼「う~ん、そうだね~」ズズズッ
妹「あ、タピオカおごってもらっちゃってゴメンね」
幼「ううん、いいよ~。そのくらい」
幼「それよりさ~、吸血ちゃんの服。一つぐらい面白いの選ばない?」
妹「と、いうと?」
幼「メイド服(ガータベルト付き、超ミニスカver.)とか~、チャイナドレス(スリッド超深め)とか~」
妹「それは名案だね!!」
幼「うん。それでね~恥ずかしがってる吸血ちゃんの写真を撮って「コレをばらまかれたくなかったら」みたいなこと言って~・・・」
妹「うふふふ、夢が広がるね!!」
妹・幼「「」」ムフフフフ
ところ変わって電車にて・・・・・・
吸血鬼「」ビクッ
男「何だ?また痴漢か?」ボソリ
吸血鬼「い、いや。何か理由のない寒気が・・・」
男「?」
男「っと、ここだここだ」
・・・オアシモトニゴチュウイクダダサイ・・・
吸血鬼「ショッピングモール楽しみですっ」フフッ
男「そっか。じゃあ早く行こうかね。妹達待たせるのも悪いし」
吸血鬼「はいっ」
・・・ショッピングモール到着・・・
男「さてと」
吸血鬼「着きましたね」
男「うむ。とりあえず妹と幼に合流しよう」つケイタイ
・・・プルルルル・・・プルルルル・・・
妹『もしもし?コチラ妹応答願う』
男「どっかの軍隊かお前は。今着いたからどこいるか教えてくれ」
妹『今ね~、3階のカフェテラスにいるよ』
男「わかった。そこで待っててくれ」ガチャ
吸血鬼「どうでした?」
男「3階にいるって。行こうか」
吸血鬼「はいっ」
・・・アノコ、カワイクナイ?・・・ン?ドレドレ?・・・ホラ、サエナサソウナ、オトコニ、クルマイス、オサレテル・・・ア、ホントダ。メッチャカワイイ・・・
男(冴えなさそうで悪かったな)チッ
吸血鬼「どうしました?何か不機嫌そうに見えますけど・・・」
男「いや、なんでもない。早く行こうか」
吸血鬼「そうですね」
3階到着・・・・・・
男「カフェテラスって言ってたな」キョロキョロ
吸血鬼「あ、あれじゃないですか?」
男「ん?あ、いたいた・・・・・・何か他に誰かいないか?」
吸血鬼「男性の方でしょうか?」
・・・数分前、カフェテラスにて・・・
DQN1「君たち二人できたの~?」
妹「いや、待ち合わせてるところですけど・・・なんですか?」
DQN2「いやぁ、チラッと可愛い子見つけたからさ。ちょっとお話したくなって」
幼「可愛いなんて褒めても何も出ませんよ~?」
DQN3「謙遜しないところがまたイイね~」ニヤニヤ
DQN4「相手来るまで俺たちと遊ばない?」
妹「いや、結構」
幼「テンプレしか言えないような人達について行ってもね~」
DQN1「ははっ、手厳しいね~」
DQN2「気の強いとこもイイかも」
DQN3「イイじゃん少しくらいさ~」
幼「あんまりしつこいと女の子にモテないよ~?」
DQN4「まぁ、モテないからこんな事してるんだけどね」
DQN1・2・3「「「DQN4、うるさい」」」
幼「あはは、面白いね~。もしかして漫才師集団?」
DQN1(お、食いついたっぽい)
DQN2「そうでしょ?俺たち実は大学で漫才研入っててさ~。よかったらネタ見てくんない?」
DQN3(!・・・ナイスだ。DQN2)
幼「へぇ~。じゃ、ここで見せてよ~」
DQN4「こ、ここだと人多いからさ。向こうで見せるよ。向こうで」
幼「漫才って人に見られてナンボなんじゃないの~?」
DQN1(チッ、痛いとこついてきやがって・・・)
DQN2「お、おい。どうするよ?」ボソボソ
DQN3「適当にネタ考えて信用させろよ」ボソボソ
DQN2「お、俺かよ?」ボソボソ
DQN4「なんでやね~ん・・・腕の振りが甘いな。なんでやね~ん・・・こんな感じか?」ボソリ
DQN1「なんでお前は一人でツッコミの練習してんだよ」ボソボソ
幼「まだ~?・・・もしかして漫才研のくせにネタないの~?」
妹(すごいな。男の人4人相手にして追い詰めてる・・・)
DQN2「そ、そうなんだよ。実はまだネタ完成してなくてさ~」アセアセ
幼「でもさっき「ネタ見てくんない?」とか言ってたじゃ~ん」
DQN3「ま、まぁネタ云々は置いといてさ。ゲーセンとか、カラオケとか行こうよ~」
DQN2(な、ナイスヘルプ!)
幼(今完全に話逸らそうとしてたな~)ハァ
幼「ごめんね~。ネタ見せるとか嘘言ってどこかに連れ込もうとしてたクズにホイホイ付いて行くほど馬鹿じゃないんだよね~」
DQN1「く、クズだと!?コラ!!」
幼「何なに?こんなところで婦女暴行でもする気かな?」
DQN2「てめぇ、こっちがずっと下手にまわってたからって調子のんなよ?」ギロッ
幼「調子乗ってんのはどっちだろうね~」
DQN3「んだと!?」
幼「私達とあなた達が釣り合うとか思ってたの~?鏡貸してあげるから一回その顔見たほうがいいよ~。ほら」つ手鏡
DQN4「あ、どうも」つ手鏡
DQN1・2・3「「「お前は乗ってんじゃねーー!!」」」
DQN1「ホントに調子こいてるなお前」ギロッ
幼(面倒くさいな~・・・)ハァ・・・チラッ
妹「」ビクビク
幼(妹ちゃん怯えちゃってるし)
DQN2「今から俺らと付き合ってくれれば何もしないからさ~」ガシッ
幼「触れるなよ~。下衆が」ニコッ
DQN2「!?」
DQN3「いい加減にしろよ、お前!!」グワッ・・・ブンッ
幼「きゃ~、こわ~い(棒」ヒラリ
DQN4「ん~、確かに今日はあまり良くないな~。あ、この寝癖のせいか」つ手鏡
DQN1「お前は何やってんだよ!!」バッ
DQN4「あ、ちょっと。盗らないでよ鏡」
DQN1「ふんっ!」ブンッ・・・バリーン
幼「!」
DQN1「はっ!ナメた態度とった罰だ!!」
幼「・・・」ブチッ
DQN1「はは、これで少しはこっちの言うこと聞く気に・・・なんだよその目は」
幼「・・・」ジー
DQN1「何だって聞いてんだろg・・・」
幼「」バキィ!
DQN1「ぶっ!!」
幼「さっきから聞いてればナメてるとか調子乗ってるとか~・・・しつこすぎ」ドゴッ
DQN2「ガハッ!!」
DQN3「こ、この!!」グワッ・・・ブンッ
幼「ふんっ」カカトオトシッ!
DQN3「ぐふぁ!!」
DQN4「うわ、皆やられちゃったよ・・・」ハァ
幼「・・・・・・あなたはあまり野蛮そうじゃないね~」ジー
DQN4「まぁね~、喧嘩とかしたことないし・・・・・・それにしても君強いね。なんか格闘技でもやってるの?」
幼「ううん。特に何も~」
DQN4「そっか、でもすごいね。何もやってないのにこんなに強いなんて」チラッ
DQN1・2・3「「「」」」グッタリ
幼「まぁね~」
DQN4「で、俺のことはボコさないの?」
幼「暴力嫌いなんだ~」
DQN4「ははっ、この状況で良くそれが言えるなぁ・・・・・・じゃ、とりあえずこいつら持って俺は退散するね~」
幼「まぁまぁ、ちょっと待ってよ~」
DQN4「ん?何かな?」
幼「そこで伸びてるの、横に並べてくれないかな~?」
DQN4「何するかわからないけど逆らうと怖いからイイよ」ヨッコイセ
幼「ん~、ありがと~・・・・・・あとは」
幼「店員さ~ん」
店員「な、何でございましょうか?」ビクビク
幼「そんなに怖がらないでくださいよ~。・・・・・・バケツで水持って来てもらえませんか?」
店員「バ、バケツで、ですか?」
幼「はい~」
店員「か、かしこまりました」
DQN4「・・・何する気?」
幼「ん~・・・何というか~、報復?」ニヤッ
DQN4(何もしなくて良かった~・・・)ビクッ
店員「持って参りました・・・」つ水INバケツ
幼「ありがとうございま~す・・・・・・せ~のっ」バッシャーーーー!!!!
DQN1・2・3「「「うわぁぁぁぁぁあ!!!」」」ガバッ
幼「おはよ~」
DQN1「な、何しやがる!!」
幼「何?何か不満でも~?」ジトッ
DQN1「な、何でもないです・・・」シュン
DQN2・3「「」」ビクビク
幼「とりあえずあなた達土下座ね~」
DQN1・2・3「「「な!!」」」
幼「当たり前だよね~?人に散々迫った上げ句大切なものまで壊したんだからさ~」
幼「それとも~、また気絶するまで殴られて水かけられてってのを続けられたほうがいいのかな?」
DQN1・2・3「「「マジですいませんでした!!!!」」」ドゲザ
幼「妹ちゃんもこれでいいかな~?」
妹「は、はい!っていうか私何もされてないですし・・・」ビクビク
幼(・・・何故に敬語?)
幼「ん~、それもそうだね。じゃ~あとは財布置いて立ち去ってもらおうかな~」ニヤッ
DQN1・2・3「「「鬼かあんた!!」」」
幼「ん~?もう一度言わせる気かな~?」
DQN1・2・3「「「ごめんなさい。お納めください」」」つ財布×3
幼「は~い。どうも~」
DQN4「ずいぶんえげつないね~」つ財布
幼「あ、別にあなたはいいよ」
DQN4「いや、連れが迷惑かけたからね~。連帯責任ってやつ?」
幼「ふ~ん。それじゃ、遠慮なく~」つ財布×4
・・・オーイ・・・
幼「ん~?」
男「・・・・・・何やってんだよ。幼」
幼「あ、やっと来たね~。暇すぎてカツアゲしちゃったよ~」
吸血鬼「なんというか・・・凄惨な図ですね・・・」
DQN4「その子達が連れ?」
幼「うん~」
DQN4「そっか。じゃ、またね~」スタスタ
DQN1・2・3「「「二度と会いたくない」」」タタタッ
幼「ところでどこから見てたの~?」
男「・・・お前がバケツで水ぶっかけてるところからだよ」
妹「男にぃ、幼ちゃんってなんでこんなに強いの?」
男「・・・」チラッ
幼「シィ~」
男「・・・俺にもわからねぇよ。まぁ、とにもかくにもケガとかはしてなさそうで良かったよ」
妹「でも、すっごく怖かった!!」
幼「うんうん。怖かった~」
男「妹はともかくお前はどの口でそんなことを・・・」
幼「この口~」チュー
男「やめんか!」ビシッ
幼「つれないな~。据え膳食わずは男の恥だよ~?」
男「・・・何が言いたい」
幼「だから~、女の子がチューをせがんできたらそれに応えなきゃダメってことだよ~」
男「んなこと軽々しく出来るか!!!・・・ほら、とっとと買いに行くぞ!!」///
幼「照れちゃって~」フフフッ
吸血鬼「なんか、幼さんって大胆ですね・・・」
幼「そうかな~?ま、男君のこと好きだし」
吸血鬼「そ、そうなんですか!?」
幼「うん~」
男「また、そういう事を平気で言う・・・」ハァ
妹「幼ちゃん、男にぃ盗らないでよ?」
幼「うふふ~、それは保証しかねるな~」
吸血鬼「ふふっ、男さん人気者ですね」
男「嬉しいんだか、面倒くさいんだかわからないけどな」
幼「素直に喜びなよ~。私これでもモテる方なんだよ~?」
妹「すごいよね。幼ちゃん、1日で最高10人くらいフッたんでしょ?」
幼「うん。男君以外に興味無いし~」
吸血鬼「10人ですか・・・す、すごいですね・・・」
幼「ん~。でも、吸血ちゃんもとっても可愛いと思うよ~?」
妹「そうだよそうだよ。吸血鬼さん顔はイイしボン、キュッ、ボンだし」
吸血鬼「あはは、なんか照れちゃいますね。そんなに褒められちゃうと・・・」
妹「」ジー
吸血鬼「あれ?私の身体に何かついてますか?妹さん」
妹「・・・・・・うん。あまりよくないものがついてる」
吸血鬼「えぇ!?ホントですか?とってもらえるとありがたいんですけど・・・」
妹「じゃあ、失礼して・・・」モギュつ吸血鬼の胸
吸血鬼「ひゃあ!?な、何を!?」
妹「けしからん、けしからん。こんなに大きいおっぱいは断じてけしからんので半分よこせーーー!!」モミモミモミ
吸血鬼「あぁ、んぁ・・・はぁん・・・・・・だ、だめ~・・・」
妹「けしからんけしからんけしからんけしかr」
男「こんなところで何やっとるか」ベシベシベシ
妹「おふっ、あうっ、あふっ・・・は!私は一体何を・・・」
男「はぐらかすんじゃない」
吸血鬼「はうぅ~・・・・・・」///グッタリ
妹「いや~、あまりにも吸血鬼さんが恨めしくて、つい」
男「なら、仕方ないか」
とりまここまで。
テストの山場越えたんで少し投下します。
1ヵ月以上間開いてましたが見て下さっている方本当にありがとう!!!
吸血鬼「男さん!?仕方なくないですよ!!?」
男「冗談だよ」
吸血鬼「・・・」
幼「早く服買いに行こ~よ~、男君」
男「おし、んじゃ行くかね」
妹・幼「「」」ニヤニヤ
吸血鬼「?」
・・・2階洋服売り場・・・
男「すごいな。ワンフロア全体が服売り場かよ・・・」キョロキョロ
妹「広いねぇ」キョロキョロ・・・モミッ
吸血鬼「んやぁ・・・・・・さりげなく揉まないでくださいよ!妹さん!!」
幼「よ~し。吸血ちゃんのわがままボディに似合う服さがすぞ~」モミッ
吸血鬼「あぁ!幼さんも!!」
妹「男にぃも触ってみたらいかがです?上玉ですぜ?」
男「ふ~む。では1回」ソー・・・
吸血鬼「えぇ!?男さんもですか!?・・・・・・でも助けていただいたご恩もありますし、その・・・優しくしていただけるなら・・・」
男「いや、さすがに触らねぇよ」
幼「ヘッタレ~」
男「お前らがおかしいだけだからな?俺は別にヘタレでもなんでもないからな?」
妹「・・・・・・DT」ボソリ
男「うるさいわ!!さっさと服見繕ってこいよ!!!」
幼「ん~?男君来ないの?」
男「ファッションセンスに自信がないため辞退させていただきます・・・・・・適当にぶらついてくるから買うもの決まったら電話してくれ」
妹「りょうかーい。それじゃ行こっか」
幼「うん~」
吸血鬼「はいっ」
男「んじゃ~また後で」
妹・幼「「」」ニヤニヤニヤリンコ
吸血鬼「??」
・・・男、4階到着・・・
男「ここは・・・家電コーナーがあるな。ちょっと見てくか」ブラブラ
男「お!圧力鍋が安い!!・・・・・・欲しいな」
男「む?あっちには最新の掃除機があるじゃないか!!最近吸い込みが悪いんだよな~うちの」
男「これが3Dテレビか~。技術の進歩を感じるわ~」ハァハァ
男「おっとつい興奮してしまった・・・家電は見てるだけで面白いな~」
?「・・・なに興奮してるんですか?」ヌッ
男「うぉう!!」
?「・・・こんにちは」ペコリ
男「なんだ、妹友ちゃんか・・・驚かさないでくれよ」ハァ
妹友「・・・驚かせるつもりはなかったのですが」
男「後ろから急に話しかけられたら驚くって。普通」
妹友「・・・では身体で償います」
男「はい、その発言おかしいよ~」
妹友「・・・でも、先輩そういうの好きだから」
男「どこの何を根拠に」
妹友「・・・そ、そんなこと女の子に言わせないでくださいよ」
男「何故そこで顔を紅潮させてうつむきながら言うんだよ・・・」
妹友「・・・先輩、デリカシーがない」
男「俺か!?俺が全部悪いのか!?」
妹友「・・・まぁ、何はともあれ奇遇ですね。こんなところで会うなんて」
男「・・・そうだな。奇遇だな」
妹友「・・・なんか怒ってます?」
男「年下にキレる俺ではない」
妹友「・・・そうですか」
男「なんでもいいけどさ。妹友ちゃんはなんでここに?」
妹友「・・・今日は暇だったので」
男「ぶらついていたと」
妹友「・・・ぶらつく・・・」ポッ///
男「セイッ」デコピン
妹友「・・・何をするんですか」
男「日常会話から変な妄想を繰り広げるんじゃない」
妹友「・・・妄想なんてしてませんよ・・・・・・少ししか」
男「してんじゃねーか」
妹友「・・・先輩はなんでここに?」
男「無理やり話題変えてきたな・・・・・・ちょっと洋服買いに来んだよ」
妹友「・・・ここ家電コーナーですけど」
男「買いに来たのは俺のじゃなくてだな・・・え~っと・・・・・・」
妹友「・・・妹ちゃんにですか?」
男「いや、それも違うんだが・・・」
妹友「・・・架空の彼女さんですか。そうですか」
男「待て待て待て。俺がいつ、どこで架空の彼女をつくったって言うんだ。しかも一人で納得すんな」
妹友「・・・だって、先輩にリアルの彼女ができると思いませんし」
男「なんで俺年下にいじめられてんの?」
妹友「・・・DTだし」
男「それ関係ないだろ!!」
妹友「・・・まぁ、いざとなれば私が拾ってあげますよ」チラッ
男「そいつぁ嬉しいやー」(棒
妹友「・・・バカにしてます?」
男「うん」
妹友「・・・えい」ゲシッ
男「あ、やめて。脛はさすがに痛いから」
妹友「・・・バカにした罰ですよ」
男「はいはい、俺が悪かったよ・・・・・・」
・・・プルルル・・・プルルル・・・
男「妹からだ。ちょいと待ってな」
妹友「・・・」コクリ
男「もしもし?」ガチャ
妹『もしもし、男にぃ?もう買うもの決まったから来てちょ~』
男「ん。今からそっち向かうよ・・・・・・なんかそっち、うるさくないか?」
妹『・・・そんなことないよ!いやだな~、更年期障害?』
男「なぜその結論に至ったんだよ。まぁ、いいや。すぐそっち行くよ」
妹『待ってるよ~』ガチャ
妹友「・・・妹ちゃんですか?」
男「うむ。ちょっと呼ばれたから俺行くけど、妹友ちゃんも来る?」
妹友「・・・兄妹で来ているのですか」
男「まぁ、妹だけじゃないけど」
妹友「・・・近親相か」
男「黙れ、皆まで言うんじゃない」
妹友「・・・冗談ですよ。私もご一緒したいです」
男「変な単語挟まずそう言ってくれよ・・・・・・んじゃ、行くべ」
妹友「・・・はい」
とりあえずここまで。
やっと・・・やっと、テストが終わった!感無量!というわけで続き投下します
・・・2階洋服売り場・・・
男「・・・広すぎてどこいるかわからん」
妹友「・・・電話かけ直してみたらどうです?」
男「それもそうか」ピポパ・・・プルルル・・・
?「もうやめて~~!」
男「ん?今何か聞こえなかった?」プルルルル
妹友「・・・聞こえましたが、何でしょうね?」
男「まぁいいか」プルルルル
ガチャ・・・
男「もしもし?俺だけd」
妹『今取り込み中!!後にして!!!』
ごめんなさい。眠いんでちょっと短いですがここまで
前回はホントに申し訳ないです。眠気に勝てませんでした・・・
それでは続きを・・・TOUCA
ツーツーツー・・・
男「・・・なんだ?」
妹友「・・・どうかしましたか?」
男「いや、なんかいきなり切られt」
?「きゃーーーー!!!」
男「・・・なんか聞き覚えのある叫び声が聞こえたような」
妹友「・・・向こうからでしたね」つ
男「嫌な予感しかしないけど・・・行くか」
妹友「・・・そうですね」
男・妹友「「」」スタスタスタ
?「あ!男さん!!助けt」クルクルクル←車椅子
妹「逃がさん!!!!」ドドドドド
幼「うふふふうふふ~」ドドドドド
妹・幼「「捕まえた!!」」ガシッ
吸血鬼「いやーーーー!!!!」
妹「さ~、あっちでお着替えしましょ~」
幼「カワイイ洋服いっぱいあるからさ~」
吸血鬼「」ガクブルガクブル
妹友「・・・なんですか、あれは」
男「・・・関わりたくないな、あれは」
吸血鬼「」ウルウルウル・・・ジー
男(めっちゃ助けてっていう目で見てるな)
妹友「・・・なんかこっち見てますけど」
男「はぁ。・・・・・・ちょっと行ってくる」
妹友「・・・ご武運を」
男「変なフラグを立てるな」
・・・試着室前・・・
妹「さぁ!早く中に入るんだ!!」グイグイ
吸血鬼「嫌です~!やめてください~!!」テイコウテイコウ
幼「こっちは二人なんだよ~?うふふ」グイグイグイ
男「そこまでだ。馬鹿ども」バチコーン、バチコーン
妹「おふっ」
幼「あうっ」
吸血鬼「お、男さ~ん・・・」ヘナヘナ
男「大丈夫か?吸血鬼よ」
吸血鬼「怖かったです~・・・」ヨロヨロ・・・ギュッ
男「嬉しいけど抱きつかないでくれ・・・ちょっと恥ずかしい」
吸血鬼「この手を離したら妹さん達に、あ、あんなことや・・・こんなこと・・・」ガクガク
男「何やったらこんな短時間でトラウマ植えつけられんだよ」ナデナデ
吸血鬼「ふぁ・・・」
男「あ、ごめん。つい。嫌だったか?」
吸血鬼「い、いえ!全然嫌なんかじゃ」
妹「何二人でラブコメしてんの」ジトー
幼「吸血ちゃんズルイ」ジトー
男「お前らが原因だろうが」
吸血鬼「男さ~ん・・・」カクレカクレ
妹「なんだよなんだよ~、ちょっとだけ吸血鬼さんで遊んでただけなのに~」ブーブー
幼「そうだそうだ~」
男「だまらっしゃい!!次吸血鬼に変なことしたら晩飯のおかず一品少なくするぞ」
妹・幼「「誠に申し訳ありませんでした」」
男「素直でよろしい」ウンウン
男「ちなみにお前らは吸血鬼に何したんだ?」
妹「カワイイ服(超絶ミニスカメイド服ガーターベルト付き)を無理やり着せたり」
幼「夏に向けての水着(ほぼ紐のみ)を無理やり着せたり~」
妹「他にはね~・・・」
男「わかった。もういい・・・・・・大変だったな、吸血鬼」
吸血鬼「た、大変、でした・・・」ガクガク
妹「そんなことよりさぁ、さっき妹友ちゃんいなかった?」
男「人にトラウマを植え付けた張本人がそんなことよりで済ますなよ。・・・・・・いたけど」
妹「どこか行っちゃったのかな?」
男「そういえば、見当たらないな。どこいっt」
妹友「・・・いますよ、ここに」ヌッ
男「・・・変な登場の仕方やめろ」
妹友「・・・変なとは失礼ですね」
妹「やっほ~。妹友ちゃん」
妹友「・・・やっほ」
幼「ん~?見ない顔だね」ジー
妹「あ、そっか。幼ちゃんって妹友ちゃんに会ったことなかったね」
妹友「・・・初めまして、妹友って言います」ペコリ
幼「うん、はじめまして~」
妹友「・・・」ジー
幼「ん?何かな?」
妹友「・・・幼さんって男先輩のこと好きなんですか?」
男「なっ、いきなり何言ってんだy」
幼「大好きだよ?」
妹友「・・・やっぱりそうですか」
幼「面白いね~、君。なんでわかったの?」
妹友「・・・心理とかそういうのが得意なんです」
幼「へぇ~」ジー
妹友「・・・なんですか?」
幼「君も男君のこと好きでしょ」ミミウチ
妹友「・・・!!」
幼「やっぱり~」ニヤッ
妹友「・・・なんでわかったんですか」
幼「見てれば分かるよ~」
妹友「・・・私、感情表に出すタイプじゃないんですけど」
幼「それでも~、わかる」
男「何の話してんだ?」
幼・妹友「「当事者は黙ってて(ください)」」
男「・・・なんか、ごめんなさい」
幼「それでそれで、男君のどこが好きなの~?」コソコソ
妹友「・・・それはですね・・・・・・」
男「・・・なんか、二人話しこみ始めちゃったな」
妹「ふふふ、分かってないなぁ、男にぃは。というわけで私も話に参加してくる~」
男「『というわけ』ってどんなわけだよ・・・」ハァ
男「てか、目的の吸血鬼の服ってまだ買ってないよな?」
吸血鬼「そうですね・・・」
ソレデソレデ?・・・・・・ソウナンダー・・・・・・イイネー、ワカッテルネー・・・
今日はここまで。あんまり投下できてないのは申し訳ないんですが・・・・・・部活ヤバいんです。
男「・・・二人で買いに行くか」
吸血鬼「ご迷惑かけてすいません・・・」
男「いや、迷惑掛けてんのは吸血鬼じゃなくて、あの3人だから」
吸血鬼「でも・・・」
男「でももへったくれもない。とっとと買いに行くぞ」
吸血鬼「はいっ」
すいません。遅くなりましたが続き行きます
ふと思ったけど、このssの一番最初の
男「ずいぶん濡れてるな」を男「ずいぶん(下腹部が)濡れてるな」
にしたら・・・・・・後は想像で
・・・数分後・・・
男「なんか、良さそうな服見つかったか?」
吸血鬼「う~ん、そうですねぇ・・・」
男(まぁ、女の子は選ぶのが楽しいらしいからな・・・時間掛かるのも無理ないか)
吸血鬼「あ、すいません。向こうの方に行ってもらえますか?」
男「ん、了解」グイグイ
・・・さらに数分後・・・
男「・・・まだ決まらないか?」
吸血鬼「あ、すいません・・・」
男「別に急かす意味で言うわけじゃないけど、ちょっとくらいほしい服が多くても全然大丈夫だぞ?」
吸血鬼「そういうことじゃなくて・・・」
男「?」
吸血鬼「お、男さん!」
男「はい、なんでございましょう」
吸血鬼「私の服、選んでもらえませんか?」///
男「え」
吸血鬼「だ、ダメですか?」ウルル
男「ダメじゃない。けど・・・」
吸血鬼「?」
男「俺、女の子の服とかよくわかんないし・・・ファッションセンスもあるわけじゃないし」
吸血鬼「じゃあ、男さんの好みの服選んでくださいよ」
男「俺の好み?」
吸血鬼「はい。こんな服着てる女の子いたらカワイイだろうなぁ、みたいな」
男「・・・自分で選んだほうがいいんじゃない?」
吸血鬼「い、いえ!男さんに選んでほしいんですっ!」
男「そ、そうか・・・じゃあ僭越(せんえつ)ながら選ばしてもらよ」
・・・服選び中・・・
男(う~ん、選ぶとか言っちゃったけど自信ないなぁ・・・)
吸血鬼(男さん、どんな服選んでくれるんだろ)ニコニコ
男(うわ!めっちゃ笑顔だ!期待してる顔だ!)
男(男としてここで失敗はできないな・・・気合い入れて選ぼう)
男「お、これなんかいいんじゃないか?」つ白ワンピース
吸血鬼「じゃあ、着てみますね」
男「あいよ・・・試着室は向こうか」
・・・試着室前・・・
男「試着室の中なら羽出してもいいからな」ボソ
吸血鬼「はい、分かりました」カーテンつシャー・・・シャー
吸血鬼「・・・覗かないでくださいね」ウワメヅカイ
書いてて何なんですけど、服とか良く分からないんで「ん?」とか思っちゃう
とこあるかもしれません。大目に見てやると作者は頑張って書き続けます
男「覗かないよ。さすがに」
吸血鬼(・・・なんで少し残念な気分なんだろう?)シャー
・・・ちょっと経ってから・・・
吸血鬼「男さん、どうですか?」シャー
男「めっちゃ似合ってるな。普通にかわいいよ」
吸血鬼「そ、そうですか・・・じゃあこれ欲しいです」///
男「あいよ。じゃ、着替えてまた出てきてくれ」
吸血鬼「はいっ」
・・・またちょっと経ってから・・・
男(一着一着だと効率悪いな・・・まとめて選んじゃうか)
吸血鬼「終わりました~」シャー・・・クルマイスニノル
男「よし、じゃあ次行こう」
吸血鬼「はいっ」
・・・一方その頃・・・
妹友「・・・こんなに男先輩について語れる人はなかなかいません」
幼「私も妹ちゃん以外で男君のことここまで話せたのは妹友ちゃんくらいだよ~」
妹「・・・なんで二人とも私でさえ知らないような男にぃの情報持ってるの?」
妹友「・・・それは」
幼「秘密だよ~」
妹「・・・」
幼「あ、そうだ。こんな情報もあるんだけどさ~」
妹友「・・・なんですか?」ワクワク
妹「・・・」
・・・男&吸血鬼・・・
吸血鬼(次はどんな洋服かな~)ニコニコ
男「楽しそうだな」
吸血鬼「はい!とっても!!」
男「そ、そうか。そりゃよかった・・・」
吸血鬼「あ、すいません。選んでもらってるだけなのに・・・」
男「いや、そんなに気にすることない・・・・・・お、これもいいんじゃないか?」つ黒パーカー
吸血鬼「じゃあ、早速着てみましょう!」
男「まぁ、待て。一着ずつだと効率悪いから何着かまとめて選んじゃうから」
吸血鬼「あ、そっか。それがイイですね」
男「っと、これはパーカーに合いそうだ」つ白Tシャツ
男「これもいいんじゃないかな」つ薄緑ミニスカ
男「あとは・・・」
吸血鬼(すっごい一生懸命に選んでくれてる・・・嬉しいな)///
男「ん?顔赤いけど大丈夫か?」
吸血鬼「だ、大丈夫ですよ!?」
男「それならいいけど・・・これもいいかも・・・・・・」
・・・数分後・・・
男「まぁ、ざっとこんなもんかな」
吸血鬼「こんなにたくさん・・・ホントに大丈夫なんですか?」
男「うん。さっき幼が巻き上げた金もあるし」
吸血鬼「そ、そうですか」
男「金銭的なことはいいから、とりあえず着替えてきんしゃい」
吸血鬼「はいっ」
だいぶ短いですが、とりあえず書いた分だけ。
また書き溜めたら投下します。では。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません