モバP「俺がみんなに出来る事…」 (74)
モバP「そうだ!!疲れて帰ってきたみんなに膝枕をしよう!!」
ちひろ「は?」
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ちひろ「いきなりセクハラを公言してどうしたんですか」
モバP(以下、P)「セクハラじゃありません!俺はプロデュース以外でもあいつらの力になりたいんです」
ちひろ「それが?」
P「膝枕」
ちひろ「どうしてそうなるんですかねぇ…」
P「以前三船さんにやってもらったのを思い出しまして」
ちひろ「え?」
P「今はこれくらいしかないかな、と」
ちひろ「ちょ、ちょっと待ってください!三船さんに膝まくr…」
P「本当は美味しいもんとか食べさせたいけどお金が無いから…仕方ないですね」
ちひろ「あの、してもらった件についt…」
P「よーし!そうと決まればさっさと仕事終わらせてスタンばろう!」
ちひろ「…聞く気が無いならもう良いです」
(しばらくして)
P「…よし仕事終わり!!」ッターン
ちひろ「早ッ!!」
P「フフフ…これくらい朝飯前ですよ」
ちひろ「何がそんなにあなたを動かしてるんですか」
P「まァ強いて言うならあいつらを労いたい気持ちですかね」
ちひろ「真っ直ぐ過ぎる発言に何か裏がありそうに聞こえる私の心は汚れてるのかしら…」
P「失敬な!!別にやましい気持ちなんてありませんよ!!」
ガチャ
P「ん?早速誰かが帰ってきたみたいだ!!」
智絵里「ただいま…帰りました…」
P「智絵里か!お帰り!」
ちひろ「あら智絵里ちゃん。お帰りなさい」
智絵里「Pさん…ちひろさん…ただいまです」
P「レッスンお疲れ様。疲れたろう?」
智絵里「はい…少しはりきっちゃて…。クタクタです…」
P「そうか。じゃあ俺の膝枕で休めば良いさ」
ちひろ「!?」
智絵里「!?」
ちひろ(ス…ストレートに言った!!いきなりストレートに!!)
智絵里「え…い、今何て…?」ドキドキ
P「いや、智絵里が疲れてるって言うから俺の膝枕でゆっくり休んでほしいかなーなんて」
ちひろ(何馬鹿な事言ってるんですかあの馬鹿は!!)
P「どうだ?今のアイドルはいないし、人目はさほど気にならないぞ」
智絵里「で、でも…ちひろさんが…」
ちひろ「そうですよ。それにもしかしたら変な事を…」
P(ちひろさん)
ちひろ(!? プロデューサー!?)
P(今あなたに脳内に直接語りかけてます)
ちひろ(え?何それ怖い)
P(それより、もし黙って膝枕を許してくれたら)
P(スタドリを買いますよ…。一人につき1ダース)
ちひろ「智絵里ちゃん。せっかくだからご好意に甘えたらどうかしら」ニッコリ
智絵里「えェ…!?」
ちひろ「私の事は気にしないで。空気と思って頂戴」
智絵里「笑顔が…怖いです…」
P「まあまあ。ちひろさんもああ言ってるんだし、どうだ?」
智絵里「…」
ちひろ(ああそうか。智絵里ちゃんは恥ずかしがり屋な所があるから膝枕なんて恥ずかしすぎるのね。しかも相手は男性)
ちひろ(もしかしたら断るかもしれないわね…)ショボン
智絵里「じ…じゃあ…ちょっとだけ…」
ちひろ「!!」
P「よしきた。じゃああっちのソファでしようか」
ちひろ(ちょっと意外だったわ!でも、これで一人目ね。ありがとう、智絵里ちゃん)
P「よし。じゃあ来い」ボスッ
智絵里「あの…その前に一つ…良いですか?」
P「ん?どした?」
智絵里「何も…しませんよね…?」
P「当たり前だ。智絵里が嫌がる事はしないぞ」
智絵里「…分かりました。じゃあ、失礼しますね…」ポフッ
智絵里「お…重くないですか…?」
P「あァ。大丈夫だよ」
P(…きた)
P(キタァァァァァァァ!!)
P(憧れの膝枕!!女の子にしたくて仕方が無かったんだ!!俺の夢だったんだ!!)
P(みんなを労う気持ちももちろんあるけど、本当は自分の欲望のほうが大きいなんて口が裂けても言えないぜ!!)
P「ふ…ふふふ…」
智絵里「Pさん…?」
P「あ、あァすまん。ちょっとくすぐったくってな」ドキッ
智絵里「そう…ですか…」
P(あ、危ない。あまりにも嬉しすぎて笑いを抑えられなかったぜ)
P(でもこうやって近くで可愛い顔が拝めるとなると…笑わずにはいられない)
P(しかもその相手が、智絵里となるとな!!)
P(やべェ。変な事しないように自分を強く持たないとな…フフフ)
智絵里(…きた)
智絵里(キター!!)
智絵里(プ…Pさんからまさかの膝枕を勧めてくるなんて…!!)
智絵里(私の夢だった、Pさんに膝枕してもらう事が…今叶った!!)
智絵里「フフッ…」
P「ん?どうした?」
智絵里「え?…あ!いや、何でもありません…!!」
P「そうか」
智絵里(危ない危ない…あまりの嬉しさに自然と笑っちゃった)
智絵里(でもこうしてPさんの匂いを間近で嗅げるとなると…笑わずにはいられません)
智絵里(レッスン、頑張って良かったァ…)
智絵里(…そうだ。せっかくだからちょっとお願いしてみようかな)
智絵里「あの…Pさん」
P「ん?何だ?」
智絵里「その…出来たら…頭を撫でてほしいかな…なんて…」
P(何…だと…!?)
智絵里「駄目…ですか…?」
P「い、いや。それくらいお安い御用さ!!」ナデナデ
智絵里「あ……」ナデナデ
P(うっはーーーーーー!!やっべーーーーーー!!)
P(可愛いィィィィ!!そして何だか超楽しいィィィィィィ!!)
智絵里(す、凄い撫でてくれるーーー!!)ナデナデ
智絵里(も、もう幸せすぎて…幸せすぎて死んじゃいそう!!)
P「」ナデナデナデナデ
智絵里「あ…ん…」
P「ハッ!すまん!痛かったか!?」サッ
智絵里「あ…」
P(しまった!あまりにも楽しすぎて我を忘れてしまっていた!!いかんぞ!!)
智絵里(別に痛かったわけじゃなかのに…)シュン
P「ごめんな。俺、不器用だから」
智絵里「大丈夫です…。痛かったわけじゃ…なかったですから」
P「そうなのか?なら良かった」ホッ
智絵里(もっとしてほしい…けど…)
智絵里「Pさん。もう…大丈夫です」
P「え?したばっかだぞ?」
智絵里「良いんです。私、元気になりましたから」ニコッ
智絵里(幸せはちょっとずつ手にしたいから)
智絵里「ありがとうございました…Pさん」ムクッ
P「そっか。なら良かったよ」
P(俺も元気になったぜ!!)
全員おかしいじゃないか(憤怒)
智絵里 帰宅
P「ふう。楽しかった」
ちひろ「それは良かったです」
P「この調子でどんどん膝枕していくぞ!!」
ちひろ「頑張ってくださいね!」
ちひろ(頑張ってもらえば沢山スタドリ買ってくれるし)ニヤニヤ
ガチャ
P「お!来たぞ!!誰かなー?」
>>9そうですね…
ってなわけで今更ですがキャラ崩壊注意です。
>(俺も元気になったぜ!!
それはPなのかpなのか
場合によってはまくr
ちっひは平常運転だろ!いい加減にしろ!
支援
茜「ただいま帰りましたーッ!!日野茜!今日もレッスンで燃えてきましたよーーーッ!!」
P「茜か。相変わらず元気だな!!」
茜「もちろんですよ!!まだまだ燃えたい気分です!!うーーーんファイ」
P「まァ俺の膝枕でちょっと落ち着きなよ」
茜「アアアアアアあえええええええ!?…え?」
茜「Pさん?膝枕…って?」
P「俺の膝を枕に茜が休む事だ」
茜「え?え?」
P「たまにはゆっくり落ち着いて休むことも必要だろ。だからさ」
茜「え?い、良いの?」
P「良いから誘ってるんだよ」
茜「」カアアアア
P「ど、どうした茜!!顔が赤いぞ!!大丈夫か!?」
茜「う、うん!平気だよ!!平気…」ドキドキ
P「馬鹿な!!最後が『!』じゃないなんて茜らしくないぞ!!」
ちひろ「それは大変!!ちょっと横になった方が良いんじゃないかしら!?」
茜「そんな!!私は元気だから!!大丈夫大丈夫!!」アタフタ
茜「た、ただ…」
P「ただ?」
茜「その、してくれるのは嬉しいんだけど…走ってきて汗臭いから…」ドキドキ
P「…」
茜「シャワー浴びてきてからお願いしようかな!!なーんて!!!!」アハハ
P「…は…ん」
茜「え?」
P「私は一向に構わん!!」ドンッ
茜「!?」
ちひろ「…うわぁ」
茜「あ…う…」
P「さァ。来いよ。茜」スタスタ
茜「…は、はい」ドキドキ
P「ソファに座って…。よし。良いぞ」
茜(こ、こんな事になるなら走ってこなきゃ良かったーーーーッ!!)
茜(でもPさんは良いって言ってるし…)
茜(…ううん!!迷う必要なんてない!!こうなったら猛烈タックルでいくよ!!)
茜「し、失礼しますーーーーッ!!!!」ボフッ
茜(うわーーーーッ!!うわーーーーーーッ!!)
P(うおーーーーッ!!うおーーーーーーッ!!)
茜「大丈夫ですか!?汗臭くないですか!?」
P「あァ。全然しないぞ」
P(本当は汗臭い気もしなくはないけど女の子特有の良い匂いがしてまじやばい!!)
茜(うわーーーーッ!!って心で叫んでないと落ち着かないよーーーーッ!!)
茜「」ソワソワ
P「茜?落ち着かないのか?」
茜「え!?そんなはず!!」
茜(駄目!!やっぱり大声はちゃんと声に出さなきゃ!!)
P(しまったな。もしかしたら茜は俺を気遣ってくれたのかもしれない)
P(これは何かして落ち着かせよう)
茜(うーーーーーー!!今大声出したらPさんに迷惑かけちゃうーーーーッ!!)
P(何をしてあげたら茜は落ち着くかな…お!!そうだ!!)
P「茜、良かったらお茶飲むか?」
茜「え!?お茶ですか!?」
茜(なんでまたいきなり…はッ!!ま、まさか!!)ポワーンポワーン
P『ほら、茜。お茶を用意してもらったぞ』
茜『ありがとうございます!!頂きまーーーす!!』
P『おっと。茜は寝たままで良いぞ』
茜『えッ!?でも寝たままじゃ飲みにくいですよーーッ!!』
P『なら俺が飲ませてあげるよ』
P『口で…な』
茜『ほえ?』
P『』グイッ
茜『Pさん…?何を?』
P『…』スッ
茜『あ…ちょっとPさん…顔が…』ドキドキ
P『…』
茜『だ…駄目…!!』ドキドキ
ポワーンポワーン
茜「駄目…です」ボソッ
P「え?何か言ったか?」スッ
茜「!!」
茜「駄目ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」ガバァッ
P「がぼす!!!!」ゴンッ
茜「私もう我慢できませーーーーん!!今日はもう帰りまーーーーーーす!!!!」ダダダダダッ
P「な…なんで?」ヒリヒリ
茜 帰宅(逃走)
P「いてて…。茜の頭が見事にヒットしましたよ」
ちひろ「うわ。鼻真っ赤ですよ。今キンキンに冷えたスタドリを(別途で)持ってきますね」
P「ありがとうございます」
P「しかしいきなりどうしたんだ?」
P「ま、良いか。今度聞けば。今はそれよりも膝枕だ!!」
ちひろ「はい。どうぞ」スッ
P「どうも」
ガチャ
P「ん。また誰か帰ってきたみたいだ」
みんなの為に業界の偉いBBAに身体を売るPの話じゃないのか。
それはさておき期待。
凛「ただいま」
P「凛か。おかえり」
凛「うんただいま…って鼻赤いよ?どうしたの?」
P「あァ。茜の頭が当たってな」
凛「当たったって…どうやったら当たるのさ…」
P「膝枕したら」
凛「」ピクッ
P「本当はゆっくりしてほしかったんだが、やっぱり茜は動いてるほうが良いのかもな。ハハハ」
凛「ふーん…」
ちひろ(あ、何か空気がやばい気がしてきた)
P「それにしても驚いたよ。突然起き上がるからさ」
凛「それは…災難だったね…」ゴゴゴゴゴゴ
ちひろ(やっべしぶりん。めっちゃ怒ってる。なんでかは知らない…ってことにしとこう)
P「あ、それよりも凛。今日はオフだろう?どうしたんだ?」
凛「うん。ちょっと近くを通ったからさ」ゴゴゴゴゴゴ
P(何か凛が怒ってるように見える…。気のせいかな)
P「そうか。ま、ゆっくりしていけよ」
P「俺の膝枕で」
凛「え?…分かった」ニコ
P(あ。笑った。怒ってなかったのか)
凛「そういやさっき普通に『ただいま』と『おかえり』って言っちゃったね」
P「そうだな。凛がオフなのにおかしいな」
ただのミスです。ごめんなさい
>>19この話は(7割程)健全ですので、ご安心ください
P「よしk」
凛「えい」ポフッ
P「おお早いな」
凛「そう?」
P(凛…か。綺麗な髪してるな)
P(それに顔も整ってるし脚も綺麗で…)
P(そんな子を膝枕できる…)
P(そっか。これがプロデューサーか)
凛(…茜だけじゃない。もう一人。女の匂いがする)スンスン
凛(汗とは違うこの匂い…今度見つけなきゃ)スンスン
P「どうした?俺臭うか?」
凛「…ううん。大丈夫だよ」
凛(そうだよ。このままじゃPの匂いが嗅げない)
凛(太ももの感触だけじゃ足りない)
P「そっか。…」
P(考えてみれば…俺がここに来て最初に会ったのが凛だったな)
凛(どうしよう。ここにPの匂いがほとんどない)
P(あの頃から俺は凛を支えて、凛も俺を支えてくれていたなァ)
P(…せっかくの機会だ。凛に言おう)
P「なァ、凛」
凛「何?」
凛(話しかけてくれた。それも嬉しいけどまずは…)
P「俺とお前が出会って結構たったな」
凛(この体制で嗅げそうなポイントは…)
P「正直最初の頃はお前をトップにさせる自信が無かった」
凛(アソコ…はまだ早いし無理だよね)
なんでSSのしぶりんはもれなく変態なんですか(憤怒)
P「でもな、俺は凛が頑張ってる姿を見て勇気を貰ったんだ」
凛(今すぐに自然に顔を押し付けられそうな所…)
P「お前も自信が無かったはずなのに一生懸命アイドルとして努力してた姿を見てさ」
凛(あ…ここなら)
P「俺も頑張らなきゃなって。ありがとうな」
凛(…えい)ポフッ
P「お、おいおい。いきなり顔を俺のお腹に…」
P(あ…もしかして恥ずかしいのか?感動して泣いちゃったのか?)
凛(Pのにほいクンカクンカ)スンスン
P(やっぱり。すすってるし)
P「…これからも宜しくな、凛」
凛「…」スンスン
P(やっぱり凛は良い子なんだな。突然こんな事言っても何一つ言わない。ちゃんと話を聞いてくれる奴だ)
凛(やばいコレ。めっちゃやばい。誰かご飯炊いて。っべーわ)スンスンスンスン
(この調子で10分程して…)
凛「…ッぷは。ありがとう。P」
P「もう十分か?」
凛「うん」ツヤツヤニヤニヤ
P「そうか。じゃあこれからも(相棒として)宜しくな」
凛「うんこちらこそ(私の夫として)宜しくね」
>>24自分が好きだからです(迫真)
好きならちかたないね(ニッコリ
仮に変態だとしても変態という名の淑女だよ
やっぱりクンカーじゃないか(呆れ)
凛 帰宅
P「なんだか凛がとてもスッキリした顔をしてた」
ちひろ「良かったじゃないですか。それだけ膝枕が気持ちよかったって事ですよ」
P「ですね!よーし!この調子でどんどん膝枕だ!!」
ちひろ「ファイトです!Pさん!!」
ガチャ
ちひろ「おや!誰か来ましたよ!!」
P「誰かな?」
ヘレン「私よ」
杏「飴よこせ。」
蘭子「闇に飲まれよ!」
あい「ただいま帰ったよ」
P「あいさん。お疲れ様です!」
あい「P君、お疲れ」
ちひろ「お仕事のほうどうでしたか?」
あい「ふむ。どうやらまた私のグラビアを撮りたいと言われてね。中々好評だったよ」
P「やったじゃないですか!!」
あい「フッ…これもP君のお陰さ。ありがとう」
P「俺のお陰だなんて…あいさんの魅力が一番の成果ですよ」
あい「嬉しい事を言ってくれるね」クスッ
P「ハハハ。あ、そうだ。あいさん疲れたでしょう?」
あい「む。分かるかい?実は少々眠くてね」
P「ならソファと俺の膝貸すんで少し寝ますか?」
あい「ああそうさせてもらう…前に何か一つ面白い冗談を言ったかい?」
P「え?ソファで寝る事ですか?」
あい「そっちじゃない。もう片方の方だ」
P「え?膝枕の事ですか?」
あい「…まさか、本気で言っているのかい?」
P「…まさか、冗談で言うと思いました?」
あい「…フフッ。やっぱり君は面白いね。本気ならその善意を踏みにじる訳にはいかないじゃないか」
P「じゃあ、膝枕します?」
あい「ああ。お願いするよ」
P「それじゃ、どうぞ」
あい「失礼するよ」ポフッ
P(おお!あのあいさんが俺の膝に…!!)
P(何か、俺が恥ずかしくなるな…)カァ-
あい「顔が赤いよ。フフッ緊張しているのかい?」
P「いやァ、何だかいつものあいさんと違うから照れくさくて」
あい「なるほど」
あい(ど…どうしよう。流れとはいえ私はとんでもない事をしてしまった)
あい(照れくさいのは…私のほうだ)カァー
P「あれ?あいさん。顔が少し赤いですよ?」
あい「あ、ああ。疲れているからかな?うんそうだ。そうに違いない」
P「眠いなら寝ても良いんですよ?」
あい「え…?」
あい(どうしよう…。確かに気持ち良くて眠いが流石にそこまで甘えるわけには…)
P「何だったら羊でも数えましょうか?」
あい「そ、そこまでしなくて良い。私も子供じゃないんだ」
P「ですよね。すみません」
P(正直に言おう。めちゃくちゃ子供扱いしたい)
P(なんかしたい!!甘えているあいさんを見てみたい!!)
あい(何故私は膝枕なんかを頼んだのだろう…。今になれば冗談で流せば良かったと思う)
P「あいさん。何かしてほしい事はありませんか?」
あい「え?」
P「俺に出来る事なら何でもしますよ」
あい「何でも…?」
あい「じゃ、じゃあ…。そうだな…」
あい(せっかくなんだ。P君も言っているわけなんだし)
あい「P君」
P「はい」
あい「今度の撮影は君も一緒に来てくれないかな?」
P「へ?」
あい「その、次のグラビアは…P君に見てもらいたい。直にでも」
あい「だから、次の仕事は君も一緒だ。良いね」
P「…いや、その。俺はそういう意味で言ったわけじゃ…」
あい「君は『今ここで』と言っていないだろう?」クスッ
P「…ハハハ。やっぱりあいさんはあいさんだな」
あい「フフッ。約束だよ」
P「分かりました。次の撮影は、一緒に」
あい(前言撤回だ。膝枕は大正解だったよ)
P「それじゃ『今ここで』何かしてほしい事はありませんかね?」
あい「そうだな。ならもう少し話し相手になってもらいたい」
P「分かりました」
(こうしてあいさんとPは数十分程会話をした)
あい「…さて、もう十分だ。ありがとう」ムクッ
P「いえいえ。良い気分転換になってくれたのなら嬉しいです」
あい「それじゃあ、約束忘れないように」
P「もちろんです」
あい 帰宅
P「すっかり話してしまった。それにしてもあいさんにはしてやられましたよ」
ちひろ「中々あいさんも積極的ですね」
P「ちょと意外でした。…さてと時間的にそろそろ誰か来るはずなんだけど…」
ガチャ
P「ジャストだ!誰かなァ?」
まゆ「はぁい…あなたのまゆが帰ってきましたよぉ」
P「」
P「ま、まゆ。まだ仕事じゃなかったっけ?」
まゆ「ちゃんとやってきましたよ。少し早く終わったからまゆは帰ってきたんですよ?」
P「そうか…。うんなら良いんだ。うん」
ちひろ(うわ。めっちゃ動揺してる)
まゆ「…どうしました?Pさん?」
P「な…何でもないよ。まゆは偉いなァ」
まゆ「うふふ…ならまゆに”も”膝枕してくれますよねぇ?」
P「もちろ…あれ?なんで知ってるの?」
まゆ「うふふ…まゆはずっと貴方の事見ているんですよぉ」
まゆ「ずっと…」
P「」ダラダラ
まゆ「汗が凄いですよ?大丈夫ですか?」
P「大丈夫だよ!!ただちょっと暑いなーって!!」ダラダラ
まゆ「それじゃあっちでまゆと涼みましょうか。もちろんPさんの膝枕で」
P「ト、トウゼンサ」ダラダラ
P(いかんいかん、いかん!!まゆにバレてたなんて思わなかった!!)
P(何で知ってるの!?怖いよ!!)
まゆ「うふふ…」
P「お、おし。良いぞ」
まゆ「はぁい…あ。でもその前に…」スッ
P「それは…ファブ○ーズ?」
まゆ「Pさんの匂いが消えるのはしょうがないですけど、仕方ないですよね…」
まゆ「だって他の女の匂いがするんですもの」シュッシュッ
P(…もうやだおうちかえりたい)
まゆ「それじゃあ失礼しますねぇ」ポフッ
P「…どうですか?まゆさん?」
まゆ「うふふ…最高…とは言えないですが、貴方を感じる事ができて幸せです」
P(重い…。愛が…)
まゆ「Pさん。せっかくだからまゆのお願いも聞いてくれますか?」
P「へ!?」ドキッ
P(そんな事も知ってんのかよ!!)
まゆ「良いですよね?Pさん?」
P「ま、まァ…内容次第かなーなんて…」
まゆ「うふふ…簡単な事ですよぉ。まゆ以外の女の子にもう近づかないでください」
P「…うん。もうそれ誰もプロデュースできなくなるね」
まゆ「まゆだけで十分ですよぉ。そう、まゆだけで十分なんです」
P(えェ~…?)
まゆ「貴方は私だけのものです…うふふふふふ」
P「まゆ…さん。それはちょっと無理な話しかなーって…」
まゆ「何でですか」ギロッ
P「ひッ!!」
P(怖いよォォォ!!下からの威圧が怖いよォォォ!!)
まゆ「まゆ以外の女と楽しそうに話すだなんて考えられません。どうして貴方はいつもあんなに楽しそうに他の女と話しているんですか?まゆだけを見てまゆだけにその声を聞かせてまゆだけを求めて。それだけで十分なのにどうして…」
P(うう…クソ!!ここで負けたら俺の膝枕ライフが終わってしまう!!こうなったら戦うしかない…!!)
P「お、俺だってこの事務所のプロデューサーなんだ。一人に集中なんかできるわけないだろ」
まゆ「じゃあまゆがそうできるようにしてあげますよ。邪魔な女を片っ端からPさんの前から消していけば解決ですよね?」
P(火に油ってこういう事なのかな?)
P「そんな事しちゃ駄目に決まってるだろ!…です」
まゆ「じゃあどうしたらPさんはまゆだけを見てくれるんですか!?どうやったらまゆの背中だけを押してくれるんですか!?」
P「どひゃあ!!」
まゆ「答えてください…Pさん!!」
早苗「とりあえずお姉さんに付いてきてくれたら。かな」ポンッ
まゆ「」
P「さ…早苗さん!?」
ちひろ「とりあえず、頼れる人を呼びました」
早苗「まゆちゃん。どうやらあなた盗撮してるみたいねー」
まゆ「え!?」ドキッ
早苗「これ。植木鉢にこっそり仕掛けてあったカメラ。あなたのね」
まゆ「ど、どうしてそれを…!!」
早苗「まァまァ。続きはじっくり、場所を移して話そうか」
まゆ「う…うぅ…」ガクッ
P(流石のまゆも、早苗さんには敵わないか)
早苗「それじゃ行こうか…。P君P君」
P「は、はい?」
早苗「ほれほれ」クイクイッ
P(まゆの背中を指さして何を…あッ…)ピーン
P「えー…っと。うん。全て吐いてこい」ポンッ
まゆ「まゆはこんな結末望んでませーん…!!」グスッ
まゆ 事情聴取のため退場
P「助かりました…ありがとうございます」
ちひろ「いえ。私も怪しいなーっと思ったので」
P「早苗さんの事だし警察には出さないだろ。俺もさっき頼んでおいたし」
ちひろ「大丈夫なんですか?もしかしたらまた…」
P「ハハッ。まゆもきっと早苗さんの説教で懲りますよ」
ちひろ「そうかなァ…」
P「しかし、こうも膝枕ばっかりしてると太ももが痛くなってきましたよ」
ちひろ「え?もう限界なんですか?」
P「今日は次で最後にしますよ。まゆの件でちょっと疲れましたし」
ちひろ「そうですか…」
ちひろ(まァきっとこの人の事だからまた後日やるんでしょうきっと)
ちひろ(その時は今回より私に利益が来るようにしないと…フフフ)
ガチャ
ちひろ「あ。帰ってきましたね」
楓「只今帰りました」
P「楓さん。お帰りなさい」
楓「あ。Pお疲れさまです」
P「ん?その手に持っているのは?」
楓「仕事で使ったお酒です。良かったらどうぞって頂いちゃいました」
P「ちょ、またですか」
楓「てへッ」
P(可愛い)
ちひろ(可愛い)
P「仕方ないですね…後日お礼をしにいくとして…」
P「早速飲もうとしないでくださいね」
楓「…」ゴソゴソ
楓「え?何の話しですか?」キョトン
P「隠すな隠すな」
P「全く…」
楓「酒…酒だけは死酒する…ふふ」
P「あ、楓さん。良かったらこっちで膝枕しますよ」
楓(あれ?無視された?)
P「お疲れでしょう。どうですか?」
楓「…膝枕ですか」ウーン
P「嫌ですか?」
楓「いえ…ギャグが…」
P「別に考えなくても…」
ちひろ「とりあえず膝枕してもらったら何か閃くかもしれませんよ?」
P(ナイスフォロー!流石ちひろさん!!)
楓「そうですね。それじゃあお願いします。P」
P「はい」
P「よいしょ…」
楓「じゃあ失礼しますね」ポフッ
P「…」
楓「…」
P「…あの。楓さん」
楓「はい?」
P「酒を抱いて寝なくても…」
楓「あ、すみません。つい酒を死酒したくて…ふふ」
P(気に入ってるのか?)
楓「そこのテーブルに置いてください」
P「はい…これで良いですか」
楓「ありがとうございます」
P(本当に25歳児だな)
P(だがそれがイイ!!)
P(だがそれがイイ!!!!)
P(大切な事だから2度同じ事を思ったぞ)
楓(Pの太もも…良い匂い)
楓(本当に良い匂い。何かしらこれ?)
楓(…ファブ○ーズ?)
P(楓さんは俺が初めてスカウトした人だったな)
P(凛や他のアイドルは最初からいて…)
P(俺がプロデューサーとして活動を始めてすぐに声をかけたのが楓さんだった)
楓「…P。遠い目をしてますけど?」
P「え?ああすみません。楓さんとの出会いを思い出していました」
楓「私との…?」
P「何て言ったって俺の初スカウトは楓さんでしたから」
楓「私が…初めてだったんですか」
P「その言い方は誤解をうむので止めましょうね」
楓「はーい」
P「…考えてみれば、楓さんには頼りっぱなしの所がありましたね」
楓「そうなんですか?」
P「仕事やレッスンではほとんどアドバイスなんかできずで…。なんだか申し訳ないです」
楓「P…」
楓「そんな事ないですよ」
P「え?」
楓「Pが近くにいてくれるだけで私は嬉しかったですから」
P「楓さん…」
楓「町で声をかけられた時は警察を呼ぼうかなんて考えましたが」
P「え」
楓「そんな人が今は私の安らぎをくれる人になってるんですよ」
楓「あとギャグを聞いてくれる人」
P「後半必要ですか?」
楓「私には必要なんです。ふふ」
P「…ハハハ」
楓「とにかく、私はPのお陰で楽しい仕事ができるんです」
楓「ありがとうございます」
P「楓さん…」
楓(本当にこの人は安らぎをくれる…)フワァ
楓(何だか…眠くなってきちゃった)ウトッ
P(やばい…胸のときめきがマジやばい)
P(今…俺…プロデューサーやってて良かったと心の底から思ってる!!)ウルッ
楓「P…私…」
P「はい?」
楓「私…」ウトウト
P(何か言いたげな様子だ…顔を赤くして目を潤わせて…ハッ!!)
P(か、楓さん…まさか!!??)
楓(ねむい…)ウトウト
P(いやいやいや!!まさか!!だってアイドルとプロデューサーだよ!?そんなのあるわけ…!!)ドキドキ
楓(もう…げんかい…)ウトウト
P(あるの…?あっちゃうの…!?まさかの展開くる!?)
P「…か、楓さん」
楓「…」
P(お…俺は俺は楓さんなら…!!)
P「俺は楓さんの事…!!」
楓「スヤー…」
P「デスヨネー」ショボン
楓「zzz」
P「ただ眠たかっただけか…」
P(…)
P(…しかし、寝顔も可愛いな。本当)
P(膝枕…やって良かったな)
P「…あ。俺動けねェじゃん」
P「…ま。いっか」
(1時間後)
楓「…ん」ピクッ
楓「あれ…私…」
P「グガー」
楓「あ…P寝てる」
楓(そっか私膝枕されてそのまま寝ちゃったんだ)
楓(…寝顔、可愛い)
楓(写真撮っちゃえ)パシャ
楓(ふふ。今度見せちゃおう)ニコ
楓「お疲れ様。P」
楓 帰宅
P「…ッハッフーン!」パチ
P「しまった寝てしまった!!」
P「楓さんは…」キョロキョロ
P「ん?酒の代わりに紙がテーブルに」パサッ
『今度一緒に飲みましょう。膝枕気持ちよかったです 楓』
P「楓さん…」
ちひろ「はーいお疲れ様です!Pさん!」
P「あ、ちひろさん。お疲れ様です」
ちひろ「脚は大丈夫ですか?」
P「はい。問題無いですよ」
ちひろ「なら良かったです」
P「…さてどうやら(二名を除いて)みんな良い気分転換になったみたいだ」
ちひろ「ですね」
ちひろ(スタドリもかなり捌けたし…ラッキー♪)
P「また今度、膝枕してみるか」
ちひろ「はい!その時は(スタドリを)お願いしますね!!」
P「え?」
P(ちひろさんもしてほしかったのか?)
P「わ…分かりました。ちひろさんが良いなら」
ちひろ「良いも何も私は大歓迎ですよ!!」
P「!?」
終われ
オマケ
智絵里「あ…。お疲れ様です…」スタスタ
凛「うん。お疲れ」スタスタ
凛(!!)ピキーン
凛(この匂い…!!奴か…!!)バッ
凛「ちょっと…!」
智絵里「は…はい?」
凛「あのさ…」
凛(…何だろう。茜の時は言えたのに)
凛(彼女相手だと心が痛い!!)ズキン
凛(言いにくッ!!)
凛「…」
智絵里「…?」
凛「…し、仕事頑張ってね」
智絵里「あ、ありがとうございます…」
オマケも終われ
以上でお終いです。
レスされて嬉しすぎてウザい行動してすみませんでした。
思いつきで書いたので短いですが楽しんでもらえたら幸いです。
もしまた次回があったらお会いしましょう。
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