ルフィ「こいつには勝てねぇ・・・」 (71)

みんな分かっていた。
これ程の仲間たちが終結したにも関わらず

エレン「ルフィさんやナルトさんでも無理なのか・・・」
ミカサ「エレン・・・」

バキ「はは・・・飛んでもねぇ奴だよ・・・親父より強い奴が世の中にはいるんだな」

全く歯が立たなかった

ドラえもん「ボクの道具は全て使い果たしたよ。もう駄目だぁ~!」

そう、
奴こそ最強の戦士

ミッ●ーマ●ス「ハハッ! もう終わりかい?」

だが、日本には


悟空「おめぇ達大丈夫か!?」

この男達がいる

マリオ「待たせたね。クッパが邪魔をしていて遅れてしまったよ」

セーラームーン「あいつね! 私達の世界を崩壊させた張本人は! もう許せない!」

アンパンマン「ここで僕達が敗れれば、世界だけじゃない、子供達も危ない」


バキ「悟空さん!」 ミサカ「あ、あいつはいつぞやのビリビリがきかない奴!」
プリキュア「お姉さん!」 ダイ「みんな・・・来てくれたんだね」


ミッ●ーマ●ス「まだ、立ち上がるのかい? ボクは希望を届けているんだ。そんな顔しないでよ」
ミッ●ーマ●ス「まるでボクが絶望を与えているみたいじゃないか」ニヤッ

アンパンマン「はっ! ガンダムくん達は・・・?」

しんちゃん「カンタムもガンダムもゴレンジャーもみんなアイツにやられちゃったゾ・・・」グスッ
音無響子「しんちゃん・・・」ダキッ

ミッ●ーマ●ス「それは誤解さ。ボクの希望の光は万人を照らす、それに耐えられない者はニセモノ・・・
          子供達に光を与える資格がない者の証明さ。自然淘汰、文化も自然の一部、流れには逆らえないのさ。ハハッ」

コナン「それは違う! 文化は愛だ、愛は決して他人を蹴落としたり、破壊したりはしない!」

ミッ●ーマ●ス「? 分からないな。。世界中を救うのがボクの役目さ
          その為にボクは走り続けなくてはいけない。振り向いてはいけない、弱さをみせれば
          子供達は前を向けなくなる。その結果、光陰、貧富、強弱、善悪、長短。犠牲がでるのは仕方がないことさ。
          全てを照らすためには闇を作らなくてはいけない。世の審理さ」

承太郎「てめーの御託はどうでもいい。日本をテメーの色に染め上げるつもりなら受けて立つ」ゴキゴキ
承太郎「貴様は俺を怒らせた」


ミッ●ーマ●ス「怒りは希望には厳禁さ。子供達の前ではスマイル。優しさこそ世界平和の柱なんだよ」ハハッ

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

ミッ●ーマ●ス(時を止める能力だね)スッ
承太郎(なっ───確かにこいつは動きを止めたはず)
ミッ●ーマ●ス(言っておくよ。僕は『世界中』にいるんだ)
ミッ●ーマ●ス「ボクの姿を世界中の子供が待っているんだ」
ミッ●ーマ●ス「だから、『ボク』一人を止めても無駄だよ」ハハッ

承太郎「グフッ」ドサッ

一歩「そんな・・・スタープラチナでも駄目なんで・・・」

ハルヒ「キョン! アンタが何とかしなさいよ!」
キョン「無理言うなよ・・・」
キョン(日本が誇る伝説のヒーロー達が束になっても勝てないのに、一般人キャラの俺がどうしろと・・・)


ゴルゴ13「・・・・・・奴をしとめるには意識の外からしかあるまい」
ゴルゴ「・・・・・・」

ミッ●ーマ●ス「みーつけた」ハハッ
ゴルゴ「!!」バッ
ゴルゴ「瞬間移動か・・・」
ミッ●ーマ●ス「察しがいいね。でも夢の国には銃は持ち込み禁止だよ」ハハッ
ミッ●ーマ●ス「そんな、ルール違反をする大人には夢の国出入り禁止をしないとね」ニヤッ
ゴルゴ「」バシュッ

悟空「おめーの目的はなんだ?」

ミッ●ーマ●ス(孫悟空君か・・・)
ミッ●ーマ●ス「さっきも言っただろう? ボクには世界を救う使命があるのさ」

マリオ「世界に希望をもたらす為に、犠牲が出るのは仕方がないのは分かる・・・」
光希「そんな! マリオさん」
マリオ(まかせて)

マリオ「でも、何故そんなに焦る? 他者を尊重してからでも遅くはないんじゃないか?」

ミッ●ーマ●ス(マリオ・・・)
ミッ●ーマ●ス(この2人を野放しにするのはまずいな・・・)
ミッ●ーマ●ス「君達はよくそんなノホホンとしていられるね」

ミッ●ーマ●ス「この世の中はもう終わってるんだよ」

マリオ「終わってる?」

ミッ●ーマ●ス「島国に住んでる君達には分かるまい」
ミッ●ーマ●ス「いや、気づいているはずだ」
甲児「地球温暖化、領土問題、貧富の拡大、環境汚染、異常気象、核問題、絶滅危惧種の増大
          犯罪の増加、テロリズム拡散、いじめ、差別、食糧問題、そして数年前の原発事故による放射能汚染水の太平洋流出による
          死の海化。
          さすがの君達もこれは忘れてはいまい。」

マリオ「・・・・・・」
ゴン(確かに・・・僕達の問題なのに忘れてた・・・いや、忘れようとしていた)

甲児「それが何だってんだ!? そんなの俺達が何とかしてやる!」
ミッ●ーマ●ス「ふざけるな!」
甲児「!?」

ミッ●ーマ●ス「ボクは怖いんだよ」

シンジ「怖い・・・?」

ミッ●ーマ●ス「うん・・・数々の地球の危機が怖いんじゃない」
ミッ●ーマ●ス「怖いのは、目の前に真っ暗闇の絶望しかないと分かっているのに
          何も考えず、対策も講じず笑っている君達が怖いんだ」

ミッ●ーマ●ス「だから、ボクの使命は、残りの地球のリミットまで子供達に希望というハリボテを与え続けることなのさ」
アンパンマン「・・・・・・」

シャナ「だから、急いでいたのか」
ミッ●ーマ●ス「ああ、そうさ。世界中の人たちをまとめあげにはボクしかいないんだよ」

アトム「それを言ってくれれば、僕達だって協力するよ!
     アナタは、僕達の英雄じゃないか!」

ミッ●ーマ●ス「残念ながら、君達では無理だ」
シャア「何故だ!?」
ミッ●ーマ●ス「君達がアジア人だからさ」
ミッ●ーマ●ス「この世の中の人たちは、とても臆病で弱いのさ、だから肌の色が違う人を
         受け入れてはくれない」
ミッ●ーマ●ス「だからこそ、ボクしかいないのさ」

ランカ「そうだったんだね・・・」
キリコ「クックック。じゃあ、しょうがねえな。俺達は甘んじて死んでやることさ。それが真の生きるってもんだろ」

ピカチュウ「ピカ・・・」シュウウウウウ
サトシ「ぴ、ピカチュウ!! ど、どうして!?」

イカ娘「ゲソ・・・」シュウウウウウ
藤木源之助「・・・・・・」シュウウウウウ
斑目(最後にコクッときゃよかったかな・・・)シュウウウウウ

キルア(みんなが消えていく!?)

一護「ど、どういうことだ!?」

ロックマン「ミッ●ーマ●ス! 何をした!?」

天馬博士「いや、彼は何もしてないよ」
アトム「天馬博士!」

天馬博士「彼らは自発的にこの世界から消えたのだ」
アトム「どうして・・・」
天馬博士「ミッ●ーマ●スの言葉に感化されたからさ。」
天馬博士「彼らも気づいているのさ、誰かが犠牲にならないと世界を救えないとね」

天馬博士「それができるのもミッ●ーマ●スしかいないという事もね」

ミッ●ーマ●ス「・・・・・・」

ミッ●ーマ●ス「さあ! ボクと一緒に新世界を作ろう!」
ミッ●ーマ●ス「君達の姿は、この世界は消えるけど、消滅するわけじゃない」
ミッ●ーマ●ス「君達の思いがボクの糧になる」
ミッ●ーマ●ス「その思いがボクと共に世界を照らすんだ!」
ミッ●ーマ●ス「光栄に思うん───」

ドカッ


ミッ●ーマ●ス「ぐっ・・・」
マリオ「・・・・・・」スタッ

まどか「マリオさん!」
セイラ「何て事を!」
真紅「何故ミッ●ーを殴ったのマリオ?」

マリオ「僕には、分からない。他者を踏みにじってまで自らの業を押し付けるやり方が」

ドクター・エッグマン「何を言っておる! ミッ●ー様こそ真の救世主! マリオを許すな!」
ワイリー「そうじゃ! マリオこそ世界の反逆者じゃ!」
マシリト(前々からマリオは気に食わなかったんだ)
マシリト「ミッ●ーさん、足並みを乱すあの不届き者を懲らしめてください!」


ミッ●ーマ●ス「マリオ君・・・世界で唯一僕に勝った事がある君なら理解してくれると思ってけど」
ミッ●ーマ●ス「僕には時間がないんだ! 僕の笑顔を待っている子供達の為に」
ミッ●ーマ●ス「荒療治だが、希望の光に君を巻き込むけど、苦しむのは一瞬さ」ハハッ
ミッ●ーマ●ス「光と共に永遠なれ!」

マリオ「!!」

ピカァー!

ミッ●ーマ●スの体から光があふれ出す
それを包もうとしたのはマリオだけではなかった

ベガ「ミッ●ーマ●ス・・・何故だ・・・」
王「こやつ、最初から全てを屠るつもりであったか」
ガッツ「ぐああああああ、体が燃える様に熱い」

マリオ(こいつ、最初からこのつもりで・・・)

マリオ(まさか・・・こんな形で子供達と離れることになるなんて───)

悟空「諦めるのはまだはえーぞ!」

ミッ●ーマ●ス「やっぱり僕に勝てるやつは誰ひとりいないんだね。」


●ナルド・マク●ナルド「I love it!」グシャッ

アンパンマン「そうです! 僕たちの一人一人の力はミッ●ーマ●スには勝てないかもしれない」

セーラームーン「でも、私達が協力して」

ソニック「心を一つにすれば」

金田「世界のどんな奴にもまけねーよ!」

ウルトラマン「ジュワ!」

マリオ「みんな・・・」

マリオ「そうだ! 僕たちには仲間がいる。つらい事苦しいこと、世の中は悲しい事だらけだ」
マリオ「ミッ●ーマ●ス、君はその絶望に負けたんだ!」
マリオ「自分勝手な希望はいらない!」

ミッ●ーマ●ス「何を世迷言を! 絶望を救う為には犠牲はつきものだ! 何故それが分からないんだ!」

マリオ「それが自身の業と気づけぇぇ! ミッ●ーマ●ス!!!!!」

ミッ●ーマ●ス「な、なにを・・・」

悟空「!! みんな、今だぁぁぁぁ!!!」


マリオ、悟空、金田、セーラームーン、アンパンマン、ソニック、ウルトラマン「消えうせろ!ミッ●ーマ●ス!」


ミッ●ーマ●ス「ハハッ! 自身のエゴか・・・周りに光を放ちすぎて・・・僕の心がカラッポになってたんだね」
ミッ●ーマ●ス「子供達に申し訳なかったね・・・」シュウウウウウウ

みんな「ついにやったぜ!」


●ナルド・マク●ナルド「I love it♪」ドッカーン!

マリオ「はぁはぁはぁ・・・終わった」

悟空「いや、まだだ」

金田「ああ・・・こりゃ忙しくなりそうだな」


マ●ド●ルド、ス●バ、カー●ル、ハリ●ッド、スパ●ダー●ン、ダー●ベイ●ー
「俺達の思想こそが世界の潮流・・・他の文化はいらない」

ソニック「これも自然の一つの流れさ」

セーラームーン「ええ、争うことも又人間らしいってことね」

ウルトラマン「ジュワ!」


おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月14日 (金) 20:04:29   ID: sQiBoYYg

いろいろカオスやな。

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