男「雷の魔法!?かっけえ!!!!!」 (87)
カランカラン
酒場の入り口で人が入る音がした
男「よっす」
明るい表情をした男性が店主に話かけた
店主「注文は?」
男「いやーさー。もー最近ひまでさー」
店主「注文は?」
男「剣とか興味あんだよねー。どうしようかねぇ」
店主「注文は?」
男「……」
店主「……」
いつもお決まりの会話をする
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男「麦茶で」
店主「……で?」
麦茶を男の前に置き会話を促す
男「だからさー。暇なんだよね、なんか面白い話ない?」
店主「面白い話か……ないな」
男「いやいや!!なんかあるでしょうが!」
男がきらきらとした目で騒ぎ立てる
店主「はぁ……お前、腕はたつか?」
男「うーん、一般人A程度には……」
店主「ならだめだな」
男「なんだよ?なんかあんのか?」
店主「……魔王が現れたのは知っているか?」
男「あー……魔族の王だろ?」
店主「ああ、そいつを討伐するために勇者パーティーが結成されたそうだ」
男「ほーん。で?」
店主「いや……そこに3人の人々がいるだろう?」
男「おう。いるな」
店主「あれが勇者パーティーだ」
男「!? まじで!?」
店主「ああ」
男「どう見ても可愛い少女達じゃねーか!!!」
男「おーい!!そこのかわいい子たち!!」
店主「あ、おい」
勇者、魔法使い、戦士「ん?」
男「ちょっと旅について聞かせてもらってもいいか!?」
勇者「(う、目がきらきらしてる……)」
魔法使い「(いつもはことわるのだけど……)」
戦士「(そんな目でみられると断りずらい……)」
勇者「え、ええ。いいですよ」
男「おお!!ありがとうじゃあさっそく……」
勇者「(う……椅子を持ち出した……話が長くなりそうだ……)」
戦士「(こう言う時は……)」
勇者、戦士「(魔法使いに任せる!!)」
魔法使い「(!! こ、この二人……厄介ごとをまた私におしつけようと……)」
勇者「そ、それじゃあ魔法使いちゃんにまかせるねー」
戦士「わ、私は用事があるので……」
魔法使い「(う~!後で覚えときなさいよ!!!)」
男「おおう!魔法使いちゃんが話してくれるのか!!」
魔法使い「え、ええ。よろしくお願いします」
男「で、どういう風に選ばれたんだ……?」
魔法使い「え、えーと、三人とも違うんですが……」
男「あ、魔法使いちゃんはどう選ばれたの?」
魔法使い「えーと……私は魔法大学で成績上位で……」
男「ほー、でも成績上位の人ならだれでも選ばれるわけじゃあないんでしょ?」
魔法使い「そうですね……私は祖父が大魔導士様なんです」
男「大魔導士……?」
魔法使い「えええ!!??知らないんですか!!??」ガタッ
男「あ、ああ。ちょっと色々あってね」
魔法使い「そんな……勇者ちゃんの祖父の大勇者様並に有名なのに……」
男「大勇者……?」
魔法使い「……。どうやらあなたと一からはなしていたらいくら時間があっても足りないようなので
省きますね」
男「お、おう」
魔法使い「と、とにかく!私は祖父の大魔導士様の血縁を引いてるので魔王討伐にえらばれたのです……」
男「へぇー。魔法使いちゃんはこんなにかわいいのに強いんだね」
魔法使い「かっ!//////」
男「ん?」
魔法使い「い、いえなんでも」
店主「(でたよあいつの無意識攻撃おそろしい)」
男「魔法使いちゃんはどんな魔法ができるんだい?」
魔法使い「そうですね……。私は治療魔法や火、水、土までいろいろ扱えますよ」
男「ふーん」
魔法使い「祖父は雷の魔法なんてつか 男「雷の魔法!?かっけえ!!!!!」」
魔法使い「な!なんですかいきなり!!」ガタッ
男「雷の魔法だぞ!!!!!!!!!!!!!!???????!?!?!?!?!?」
魔法使い「え、ええ祖父は雷のm 男「かっけええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」」
男「雷の魔法っていったらあれだぞ!?!!??!ばりばりどかーんでなんかクールでバチバチしてて
背後で雷ぱぱーんて落ちて電気がずがーん!!!!!!!!!うっひょおおおお!!!!!!!!1みなぎってきた!!!!!!!!!」
魔法使い「」
男「魔法使い!!!」ガシッ
魔法使い「ひゃ、ひゃい!?」
男「俺に雷の魔法をおしえてくれ!!!!!!!!!!」ドゲザー
一時間後
勇者「で」
戦士「了承してしまったと?」
魔法使い「ううう……押し切られてしまって……」
勇者「はぁ……。魔法使いちゃんに任せた私も悪かったけど…… さすがに一般人を旅に連れていくわけにはいかないよ……」
戦士「そうだな。それに私たちは全員女だ。万が一があるかもしれないしな」
魔法使い「うううう……」
勇者「で?その男さんとやらは?」
魔法使い「家から荷物を取ってくるみたいで……」
戦士「仕方がないが、帰ってきたらやんわりと断るしかないな」
勇者「うん。そうだね」
魔法使い「うううう……」
男「おっす!!!またせたな!!」デデーン
勇者「」
戦士「」
魔法使い「」
男「ん?なんだ?」
魔法使い「な」
男「?」
勇者、戦士、魔法使い「なんだその荷物の量は!!!!!!!!!!!!!」
男「いや、旅に出るわけだから普通だろ」
勇者「いやいや!!明らかにおかしいから!!それ体の何倍の大きさ!?」
戦士「明らかにいらないものもまぎれてるぞ……特にそのはみ出してる皿とか」
魔法使い「」
勇者「……。男さん」
男「ん?何だい勇者ちゃん」
勇者「いいにくいんだけど……。あなたを旅に連れていくわけにはいかない」
男「え?」
勇者「男さんは普通の人だろうし、戦闘できるとも思えない。危険な目に合わせる訳には行かない」
男「………」
勇者「だから……。連れていけない。ごめんね」
男「いや、行くよ?」
戦士「……。君がそこまで旅にでて雷の魔法を取得したい理由はなんなんだ……?」
男「……」
男「あれは……。星が良く見える夜だった……」
―妄想―
男「妹!」
妹「お兄ちゃん!」
俺は仲の良い妹と遊び疲れて家に帰る途中だった
男「ん?なんだあれは」
妹「?」
空を見上げるときれいな星に紛れて黒いものがこちらにだんだん近づいてくるのが分かった
男「う、うわ!くるぞ!」
妹「お、お兄ちゃん」
俺は妹を連れてその場から逃げようとした
ズゥォォォーン
その直後そいつは現れた
そいつは意地の悪そうな顔をして俺たちを見ていた
男「あ…あ…」
俺は情けないことに恐怖で全く体が動かせないでいた
妹「お兄ちゃん……」
妹が心配そうな顔をして俺を呼んだ
その瞬間
パーン
何かがはじけたような音がした
気づけば妹はいなくて、血だらけの肉塊にまみれていた
俺は意識を失う瞬間にはっきりとみた
奴は雷の魔法を使う
あのはじけたような音は雷により内部から破壊したのだ
俺はやつに、妹に死を味あわせた奴に同じ魔法を使って復讐することを誓った
―妄想終了―
勇者「うっ…うっ…」
戦士「……」
魔法使い「ふぇ・・ふぇぇぇん!!妹さん……」
男「……」ニヤリ
勇者「ぐすっ……。男さん…いや…男君!君は……私たちの仲間だよ!」
戦士「……」カタポン
魔法使い「ううう…一生懸命おしえますっ……」
男「ああ!!みんなよろしく頼むぜ!!!とくに魔法使い!!お前は俺の師匠だ!!よろしくおねがいします!!」
魔法使い「ぐすっ…。いいよ…!これから頑張っていこう……?」
とりあえず今回は終了
明日また同じような時間帯に投稿する。
遅くなった
投下します
男「ふぅ……旅に出てから3日か……」
男「特に魔物に会う訳でもなく3日経った……」
男「(まあ仲間と距離を縮めることはできたか……)」
勇者「あ、勇者君。魔物に会わないってことはいいことなんだよ!」
男「いやぁーでも命を懸ける覚悟できたからなんか拍子抜けしちゃってさぁ……」
戦士「男。これからいやでも戦っていくことになる。それまで魔法使いと力を蓄えておけ。いいな?」
男「おう」
勇者「全く……。で、魔法はどうなってるの?」
男「いやーさぁー。いきなりは雷の魔法は無理らしいんだよ!!な、魔法使い」
魔法使い「あのですね……物事には手順ってものがあるんですよ……!」
男「あー楽しみだっ!!雷の魔法をピリピリ纏って……!!」
魔法使い「あ!宿屋が見えてきましたよ!!」
―宿屋―
男「おお!2日ぶりの宿屋……!」
勇者「もう野宿はかんべんだよぉー」
戦士「私は別にどこで寝ても変わりないが」
勇者「で、部屋は……」
男「俺に提案があるっ!!」
勇者、戦士、魔法使い「!?」
男「俺は魔法の練習をこの休む時間帯にやっていることは知っているよな?」
勇者「う、うん」
男「それならば……効率を重視して……」ニヤリ
男「俺と魔法使いを同じ部屋n 勇者「異議あり!!」」
誤爆
>>29の
>勇者「あ、勇者君。魔物に会わないってことはいいことなんだよ!」
を
勇者「あ、男君。魔物に会わないってことはいいことなんだよ!」
に
勇者「初日は男君は別の部屋だったでしょっ!それでいいじゃn 男「異議あり!!」」
男「俺たちの資金は無限じゃない!!つまり2対2に分けたほうが金の節約になるっ!!!」バンッ
勇者「いや……でも魔法使いちゃんが……」
魔法使い「/////」
男「メリットは俺の提案の方が多い!!!!!!!!!!!!!!」バンッ
戦士「まてまて、魔法使いを置いていい話ではないだろう?魔法使い。どうなんだ?」
魔法使い「ひゃ!?いいいいいいやそのあの別に問題…ないですけど……//」
男「……」ニヤリ
勇者「ぐぬぬ」
戦士「まあ、今日はそれでいいのではないか?魔法使い。男になにかされたら大声を出せよ。
すぐに駆けつけるからな」
男「はははははははは!!!大丈夫だって!!!」
魔法使い「///」
―部屋―
男「さて……魔法使いちゃん」
魔法使い「(ど、どんなことをされちゃうのかな……///)」
男「魔法の練習をしよう」
魔法使い「え?」
男「え?」
魔法使い「こ、こほん。わ、わかりました。まず魔法のしくみを前に教えましたけど理解できました?」
男「おう!ばっちりだぜッ!」
魔法使い「じゃあ言ってもらってもいいですか?重要ですから」
男「そうだな……魔法は己の魔翌力を現実に具現化する方法だな!!」
魔法使い「ずいぶん端折りましたね……。まあいいです、第一段階クリアです」
男「キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!」
魔法使い「うるさいです」
男「はいすいません。教えてください」
魔法使い「いまから言うことは男さん幻想をぶち壊すでしょうけど黙って聞いていてくださいね?」
男「雷の魔法をつかうためなら努力は惜しまん……!!!!」
魔法使い「結論からいいましょう。雷の魔法を使うのは私でも不可能です」
男「え?」
魔法使い「そもそもあれを生み出したのは私の祖父ですから」
男「え?」
魔法使い「しかもすごく雷の魔法はむずかしいんです。本当に一生をかけて研究しなければいけないほど」
男「え?」
魔法使い「うるさいです」
男「はいすいません。どうすればいいの!!!!!!!!!!??????」
魔法使い「大声ださないでください!」
男「ごめんごめん。で、どうすれば!!!???!!?」
魔法使い「はぁ……。そうですね、男さんが作るしかありません」
男「んんん?……どういうことだ……!??」
魔法使い「そもそも魔法は自分で作れるんです。まあ魔翌力の相性ってものにも関係してくるんですが……」
男「……魔法使いは魔翌力の相性はどうなんだ?」
魔法使い「私は水です。生まれつきの魔翌力が水の魔法向きなんです」
男「で、俺の相性は!!!!?」
魔法使い「今調べますね」ポウン
魔法使い「出ました」
男「……」ドキドキワクワク
魔法使い「火です」
男「え?」
魔法使い「だから火です」
男「え?」
魔法使い「だから火ですよ!!!!!!!」
男「いやいや!!!!火ってどういうことだよッ!!!!え?え?え?え?E?e?ええええ?だって俺が使いたいのは
雷だよ?電気だよ?火関係ないじゃん?え?え?火って。火って何よ火って雷となんか関係あんの?ないよ?え?」
魔法使い「落ち着いてください」
男「雷の魔法が……雷……かっこいい……」
魔法使い「はぁ……。あくまでも相性ですから気にしないでください」
男「雷つかえんの……?」
魔法使い「まぁ……がんばれば……」
男「限りなく無理そうな目じゃないかァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使い「そ、そもそも!!雷の魔翌力の相性なんて多分ありませんよ、あるのは火、水、土。って言われてます」
男「くそぉ……!!!道のりは遠い!!だがッ!俺はかならず……ッ!!!」
男「そうと決まれば!!!魔法使いッ!!!どうすれば魔法を自分で作り出すスタートに立てるんだ!!!!????」
魔法使い「そうですね……。まずは自分の相性の魔法をある程度まで極めなければいけません」
男「なん…だと…!? つまり俺は……ある時期までは火の魔法を…」
魔法使い「はい」
男「くそッ!絶対やりきってやるッッッ!!!!待ってろ雷の魔法ッッ!!!!!!!!」
魔法使い「その意気です!」
saga付けたほうが
男「そもそも……なんで火の魔法から…」
魔法使い「あれですよ、魔法を理解してない人が自分の魔法を生み出せるわけねーじゃん ってことですよ」
魔法使い「とりあえず簡単な火の魔法から教えますね」
―---------------------------――――
男「はっ!」ポンッ
魔法使い「す、すごい!!」
男「え?これだよ?親指位の火の塊だよ?これが?」ポンッ
魔法使い「呪文を理解するのがこんなに早い人なんて……初めて見た…」
男「マジで?雷の魔法行けちゃう!!!!!!??????!?」ポンッ
魔法使い「いやそれはまだ」
男「クソッ!」ポンッ
>>41
把握
魔法使い「それにしても凄いです……。やはり妹さんの……」
男「ん?」
魔法使い「あ!いえ!ごめんなさい……」
男「(妹……?ん…?あ!!ああ!!あれか!!やべ忘れてた……)」
男「あ、ああ。いいよ気にしなくて……」
魔法使い「い、いいえ……!いっぱいがんばりましょうッ!」
男「ああそうだな!!!!!!!!!」
魔法使い「魔力の回復には寝るのが一番です!今日はもう寝ましょうッ!」
男「そうだな……じゃあベットに……」
魔法使い「!?!? ベットが……一つ……」
男「……」ニヤリ
魔法使い「わ、わわ私床で寝ますねッ!!」
男「いやいやそんなわけにはいかないよ……女の子に床で寝かせるなんてことできない」
魔法使い「で、でも。男さんは魔法で疲れているでしょうし……!!」
男「別に……どちらかが床で寝る必要なんて……ないだろう…?」ニヤリ
魔法使い「!? ///」
今日は終了
明日は朝かこの時間帯に投下します
それでは行きます
―翌朝―
勇者「おはよう男君、魔法使いちゃん」
男「おう!!おはよう!」
魔法使い「ううう……眠い……」
戦士「!?どうした魔法使い。……男に何かされたのか……?」
男「いやいや!!なにもなかったよ!一緒のベットで寝ただけで…な?」
戦士「一緒のベット……だと!?」
男「はははは!!!!」
戦士「おい男ッ!!お前っ……!」
男「いや本当に何もしてないって!!!!な?魔法使いちゃん」
魔法使い「え、ええ。何も……されませんでした……」
魔法使い「(すっごいくんかくんかされたけど…)」
戦士「むぅ……」
魔法使い「寝不足です……」
男「はっはははは!!!」
戦士「(紳士なのか、それともただのヘタレなのか…)」
勇者「ほらっ!いくよみんな!」
―旅道―
男「えーと、俺たちどこに向かってるんだっけ?」
魔法使い「ええ!?男さんそんなことも忘れたんですか!?」
勇者「男く~ん……」
戦士「男……」
男「いやいや!!!冗談です!確か、今は4の町に向かっているんだよな?」
勇者「うん、4の町は魔王の城にとてもちかいらしいんだよね」
男「で……、俺が合流したのが3の町で……」
戦士「4の町の周りはやはり魔王城が近いだけあって魔物も強いんだ……」
男「よしっ……。俺も魔法をちゃんと練習しとかないとな!!」
魔法使い「そうですよ、基本が大切なんです!魔法は」
勇者「(よかった……。最初は不安だったけど…仲良く出来てる)」
戦士「!!!」
勇者「!」
戦士「魔物だッ!」
魔物「グルルルル…」
男「うおッ!俺の初戦だ!!!」
魔法使い「私と男さんは後方支援です!!こっちに来てくださいッ!!!!」
勇者「やあッ!!」スッ
魔法使い「水の魔法!行きますッ!!」ズバッ!
戦士「ふんっ!」ザクッ
魔物「キャイイイン……」ワンワンオ
男「行くぜッ!!とどめだ!!火の魔法!!」ボワッ
こんがり焼けた肉「」
魔法使い「!?」
勇者「男君っ?!やった!!」
戦士「でかい火球じゃないか」
男「ふっ……。魔法は理解することに強さがあるのさ…」サラッ
魔法使い「イラッとしますけど…。でも…正直驚きました。私はこんなに魔法の習得の早い人を
見た事がないです……」
男「雷の魔法来たか!!!??!?!?」
魔法使い「いやそれは無理ですね」
男「」
勇者「でもすごいよ!男君!十分戦力になる!」
戦士「ああ、魔法使いにも負けず劣らずじゃないか」
魔法使い「(複雑な気分です……)」
男「クソ……雷の魔法ェ……」
魔法使い「(……。本当に…やってしまうかもしれません…ね)」
―野営―
男「ふぅ……今日は野宿か……」
男「星が…綺麗だな……」
男「……」
―お兄ちゃん!
男「ッ…!」
男「……」
男「妄想だ……、とんでもない妄想だ…」
男「俺は…侵食されているのか」
男「それとも……侵食しているのか…」
男「なーんてなwww」
男「……。そうだな……あいつらに嘘をついたってことを言わないと……だめだよな」
男「まさに罪悪感に侵食されてるよ……」
男「俺も人の子か…」
男「……。妹…か」
男「……」
ガサガサ
勇者「男君?」
男「お、勇者か。どうした?」
勇者「…うん。火を起こすのを手伝ってもらおうと思って」
男「おう、任せとけ!!!俺の火魔法て一発だぜッ!!!!!!!!!」
勇者「ははは…。男君っていっつもテンションおかしいよね…」
男「ええええ!!??!???そんなことないぞ!!!!!!!!!!」
勇者「それだよそれ!語尾にびっくりマークがいっぱいみえるよ…」
男「ふむん…」
勇者「……そんなんで魔法使いちゃんに嫌われたら文句言えないよ?」
男「ははは!!!そりゃまずいな!魔法使いちゃんに嫌われたらいろんな意味で生きていけないよ」
勇者「いろんな意味……ねえ…」ジトー
男「ははは…」
勇者「…本当にあの時魔法使いちゃんに酷い事しなかったの?」
男「信用ないなぁ……。本当だ、神に誓う」
勇者「ごめん…。大丈夫、信じてるよ。君のことはたった数日だけどよくわかってる」
勇者「ごめん…。大丈夫、信じてるよ。君のことはたった数日だけどよくわかってる」
男「おおお???それは…!!!???!?」
勇者「ん?」
男「おおお?それは知れば知るほど惚れてしまうって言う…」
勇者「いやないから」
男「あ、はい」
勇者「ははは…、でも、こんな心地よい空気は…いつまでも続いてほしいよね」
男「おう!魔王なんぞぶっ倒してとっとと雷の魔法使えるようになって!かっこよくなって!!」
勇者「で、そのあとは?」
男「うーん……、そうだなぁ…魔法使いちゃんにプロポーズでもするかな」ハハッ
勇者「君の言うことはいっつも本気だか冗談だかわからないよ…」
勇者「(それが男君のいい所でもあるんだけど)」
男「まあ、未来の事はこれから作っていけるんだ、がんばろうじゃないか!!!!!」
勇者「そうだね」
男「よーし!!そうと決まれば火の魔法バンバン打つぜ!!!!!!!」
勇者「戦士ちゃんに言いつけるよ?」
男「はいすいません」
おまけ
登場人物のおっぱいくらべ
勇者(巨乳)>戦士(美乳)>男()>>魔法使い(貧n ぎゃあああああああああああああああ)
魔法使い「水の魔法、おいしいですか?」ニッコリ
それではまた明日お会いしましょう
貧乳最高!
あれ?ちょっとこんな時間に来客のようだ
それでは始めます
―夜―
男「魔法使い。魔法を教えてくれないか?」
魔法使い「いいですよ?なんの魔法ですか?」
男「雷の魔法」
魔法使い「…あのですね…」
男「分かってる、だけど……わかったんだ」
魔法使い「え?」
男「雷の魔法を…使う方法を…ね」
魔法使い「……本当ですか?」
男「ああ!分かった。多分魔法使い、君のおじさんが使っていた方法も同じだと思うんだ」
魔法使い「…で、それが魔法を教えることと何か関係があるのですか?」
男「ああ!!それは…」
―――男・視終―――
―魔・視始―
男「ああ!!それは…」
それは一瞬の出来事
パツンッ
何か糸のようなものが切れたような、そんな音がした
魔法使い「!?」
私が魔力の気配と異様な音に気づき振り返った
男「な、なんだ!?」
男さんが遅れて気づく
魔法使い「勇者さんと戦士さんの所からのようです!!行きましょう!!」
男「クソッ!」
男さんが走り出した
魔法使い「勇者さんっ!?戦士さんっ!?」
目の前に飛び込んだ状況は血ちちち血ちチチ血血血血チちち血ちちちち血血ち血血ち
血ちち血チちち血チチ血血血ちチチ血血血チちち血ちちちち血血血血血ち血血ちちち
血ち血ちチちち血ちちチ血血血血チちちち血ちちちち血ちちチチ血血血チちち血ちち
ちち血血血血血血血血チちち血血血血チちちち血ちちち血ちち血チちちち血ちち血血
ち血ち血血ちち血ちちちち血血血ち血血チちち血ちちちち血血血血ちちち血血血血血
魔法使い「あ…アァ…ああ…」
男「く…そ…」
勇者「男君ッ!!魔法使いちゃんッ!!!こいつ…ッ!!こいつをッ!!!!!」
パツンッ
ビチャビチャビチャぼたぼたぼたぼたビチャビチャぼたぼた
目の前の勇者さんが一瞬で血と肉の雨となった
?「…」スッ
目の前の化け物が
黒い
黒い
うにゃうにゃとした気持ち悪い化け物が
手のようなものを
かざした
パツンッ
痛みは一閃
体勢が崩れた
魔法使い「う…!!いたッ…!!!」
足の方に視線を向けると
足?
あれ?
どこ?
え?
痛いよ
痛いよ
痛い
魔法使い「あ…ああ……ああ…ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
アアアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
私の足は無くなっていて
焼け焦げていて
立ってられなくてそして倒れた
男「クソッ!!!大丈夫か!!魔法使いッ!!!!!」
男さん、大丈夫なわけないじゃないですか
あれ?口に出せないや
男「くそっ!くそ……クソクソクソクソッッッッッッオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!」
男「なんで…なんでお前は…ッいつもいつもッ!!!!!!!」
男さん、そんな顔しないでください
折角のかっこいい顔が台無しですよ
?「…」サッ
ああ、分かった
私はここで死ぬ
軽口すら叩けない私の口
今だけは動いて
魔法使い「男…さん…だいすきでし」
パツンッ
青い閃光が走る
その音が私の聞いた最後の音だった
―魔・視終―
つ、つまんな…
とりあえず今回は終了です
>>73
ごめんなさい
次は気を付けます
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