モバP「留守電か……」 (66)



ピー

ルスデンガアリマス

センニヒャクヨンジュウゴケン、デス


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イッケンメ

ピー


「もしもし、プロデューサー。凛だけど」

「今日、誕生日だよね。おめでとうって言いたくて」

「電話でごめんね。プロデューサーも忙しいし、電話の方が確実かなって思ってさ」

「それと、誕生日プレゼントにビデオ贈っといたから。楽しみにしてて」

「個人的には、制服モノが一番かなと思ってたけど」

「プロデューサーは女子高生モノが好きみたいだし、そういうチョイスしたから」

「きっと喜んでくれると思う。ゆっくり味わってね」

「もちろんそのうち私を味わ」


ピー



ニケンメ

ピー


「うふっ」

「Pさん。まゆですよぉ」

「お誕生日、おめでとうございます」

「ホントは直接言ってあげたかったけど……お仕事があったから」

「冷蔵庫にお夕飯と明日の朝ご飯、それとお誕生日ケーキがあるんです」

「ぜーんぶまゆの手作りですから」

「ぜひ食べてくださいね」

「でも本音は……まゆをたべ」


ピー


サンケンメ

ピー


「あー、もしもし。プロデューサーっスよね」

「誕生日おめでとうございまス。また一つ素敵になったんじゃないスか?」

「そんなプロデューサーに朗報っスよ。アタシの描き下ろし漫画をプレゼントするっス」

「5冊はちょっと張り切り過ぎたっスかね?」

「頑張ったっスよ。アイドルとプロデューサーの物語っス」

「1冊目は純愛、2冊目は無理矢理、3冊目は催眠って感じでス」

「……あ、お礼とかはいいんで」

「でも流石に漫画をイカ臭くするのは程々にし」


ピー

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