タラヲ「わーい!お寿司いっぱいですぅ!」 (92)

サザエ「こーら、タラちゃんあんまり騒がないでちょうだい。」

タラヲ「ごめんなさいです。」

マスオ「お父さん、家族は僕に任せてくださいね・・・ウゥッ」

フネ「マスオさん、これからはあなたが大黒柱ですよ。サザエたちをお願いしますね。」

マスオ「お母さん、、、任せて、下さいっ・・・」

タラヲ「パパ、なんで泣いてるですか?」

サザエ「しーっ!」

タラヲ「ぱぱ、元気ないです。」

マスオ「あ、あぁ。」

タラヲ「ぱぱー!元気出してくださーい!」

サザエ「ちょっ、タラちゃん」

タラヲ「ぱぱー!一緒にあそぶでーす!」

マスオ「すこし!!!!!!」

タラヲ(ビクッ)

マスオ「すこし、、黙ってて、くれないか?」

サザエ「あなた、、、」

中島「計画は…?」


カツオ「問題ない、順調だ」

タラヲ「う、うわーーーーーん!」

サザエ「ああ、タラちゃん。ちょっとカツオ、お願い。」

カツオ「・・・」

サザエ「かつお!」

カツオ「んあ、ぼく?」

タラヲ「カツオお兄ちゃーん!」

カツオ「・・・どうしたんだい?タラちゃん。」

タラヲ「うぅ、ぱぱに怒られたです。」

カツオ「・・・そっか。まぁ、元気だしなよ。ね?」

タラヲ「うぅ。」

十分後

タラヲ「わーーい!カツオにいちゃん!見てくださーい!天ぷらも出てきたでーす!」

カツオ「たらちゃん・・・」

ワカメ「っっっ!!もうっ!うるさいわよ!!!!!」

タラヲ「ひっ、」

カツオ「わ、ワカメ・・・」

ワカメ「もう、アレ、どうにかしてよ、お兄ちゃん。私、もう耐えられない!」

カツオ「おちつけよワカメ。みんな悲しいんだよ。」

ワカメ「嘘よ!なんでアレだけあんなに楽しそうなの!?」

カツオ「落ち着けって。タラちゃんはまだ、分からないんだよ。な?」

カツオ「大丈夫。みんな気が動転してるんだよ。」

ワカメ「お、おにいちゃんは、悲しくないのぉ!?」

カツオ「・・・かなしぃさ。」

カツオ「当たり前だろ・・・」

ワカメ「おにいちゃん・・・」

タラヲ「ママー!みんなが僕をいじめるです!!」

サザエ「まぁ!カツオ!なにしたの!?」

カツオ「姉さん・・・」

サザエ「あー、可愛そうに。怖かったわねぇタラちゃん。」

ワカメ「いい加減にしてぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

ちょっとさきがみえてしまったんだが

カツオ「ワカメ!落ち着けって!」

ワカメ「なんでお姉ちゃんまでソレの味方するの!!?お父さんを殺したのは、そい・・・」

カツオ「ワカメ!!!!」

ザワザワザワザワ・・・

ワカメ「おにいちゃんは、悔しくないの!?」

カツオ「ワカメ、落ち着こう。な?大丈夫。大丈夫だから。」

マスオ「・・・サザエ、もうそろそろ。みんなで家に帰ったほうが良くないか?」

サザエ「それもそうね。帰りましょ」

~自宅~

カツオ「ワカメ、落ち着いたか?」

ワカメ「うん。」

カツオ「良かった。あんなワカメ、初めてみたぞ?w」

ワカメ「・・・うん。ごめんね?おにいちゃん。」

カツオ「・・・いいんだよ。」

ワカメ「・・・」

カツオ「・・・」

カツオ「少し早いけど、もう寝ようか?疲れたろ?」

ワカメ「うん、うん。ごめんね?おにいちゃん。」

カツオ「おやすみ。ワカメ。」

ワカメ「おやすみ。」

予想外でワラタ

サザエ「さ、そろそろ寝ましょ。タラちゃん。」

タラヲ「はいですぅ!」

サザエ「あなたも、明日も忙しいんだから。」

マスオ「あぁ、、、そう、だな。おやすみ。サザエ。」

マスオ「ぴゃあああんぎもぢいいいいいいい!」レロレロ

サザエ「69はきもちいわね~」ジュポジュポ

タラヲ「お寿司ですかー?」

フネ「・・・お父さん。寝てるの?」

・・・・・・。

フネ「あらまぁ、私ったら。ふふふ。」

・・・・・・。

フネ「うぅ・・・お父さん。お父さん。波平さん・・・おやすみなさい。」グスッ

・・・。

カツオ(zzzz)

ワカメ(zzzz)

サザエ(zzzz)

マスオ(zzzz)

フネ(zzzz)

奴がいない…!

ガサッゴソッ

タラヲ「ワカメおねぇちゃーん。」

ワカメ「んんっ・・・」

タラヲ「ワカメ、おねぇちゃーん。」

ワカメ「ん?・・・ひっ!た、た、た、タラちゃん・・・!」

タラヲ「ぼく、ころしてないですよ?」

ワカメ「っ・・・」ゾクッ

タラヲ「ぼく、おじいちゃん、ころしてないですよ?」

ワカメ「そ、そう。」

タラヲ「わかってくれれば、いいです。」

ガサガサ、テクテクテク・・・

カツオ「ん?ワカメ??」

ワカメ「お、お、おにぃちゃぁぁぁん・・・」ダキっ

そーのーちーのーさーだーめーwwwwww

ガサガサ

タラヲ「おばあちゃ~ん」

フネ「・・・おや、タラちゃんかい。どうしたんだい?」

タラヲ「ぼく、ころしてないですよ?」

フネ「あぁ、わかっていますよ。」

タラヲ「わかってくれれば、いいです。」

テクテクテク・・・

ワカメ「私、見たの。お父さんが庭で倒れてた時、タラちゃんが、ボールをもってたところ。」

カツオ「?それがどうかしたのかい?」

ワカメ「お父さんが倒れてるのを一番早く気づいたのも、タラちゃんだった。」

カツオ「ワカメ・・・」

ワカメ「お父さん、なんで死んだか、知ってる?」

カツオ「・・・」

ワカメ「盆栽の花瓶に頭をぶつけたの。でも、ぶつかるはず無いでしょ。」

カツオ「・・・」

ワカメ「あの時、タラちゃんが最初にその事を知らせたのは、私。」

ワカメ「あの時タラちゃん、とても、申し訳なさそうに、まるで、盆栽を落としちゃった時みたいに、言ったのよ」

ワカメ「おじいちゃん、しんじゃったって。」

カツオ「」ゾクゾクッ

カツオ「でも、父さんの頭に盆栽が落ちてきたんだろ?それで頭をぶつけたんだ。」

ワカメ「そう、タラちゃんがボールをぶつけたんだ。」

カツオ「なんでそうなる?風で落ちたことも何回かあっただろ?」

ワカメ「それは台風の時じゃない!!!」

カツオ「ワカ・・・」

ワカメ「それに!あの時風なんか吹いてない!だって!布団を庭に干してたもの!風が少しでも吹いてたら、砂ぼこりがつくからって、お母さん、絶対干さないもん!!」

カツオ「・・・でもな、ワカ」

タラヲ「喧嘩ですか?」

ワカメ「ひっ!ぃぃいやぁぁぁぁ!!!人殺し!!!!!」

タラヲ「だから、ころしてないですよぉう」

ワカメ「もう来ないで!どっか行ってぇ!!!」

タラヲ「冷たいですねぇ。」

ワカメ「はぁはぁはぁ。」

サザエ「どうしたの!タラちゃん!っ!?ワカメ、なにしたの!?」

ワカメ「もう、やだよ。無理だよ。お父さん。」


fin.

この物語は僕の妄想にすぎないです。
日曜日になればみんな元にもどります。
もうながいんです。
大丈夫です。
日曜日になればみんな元にもどります。
この物語は日曜日に。

なぜこのテンションで寿司食おうと思ったのか。寿司を

タラヲ「ボクを仲間外れにしていいと思うんですかぁ?」

ワカメ「!!!」

カツオ「!?」

タラヲ「ふふっ冗談でぇすよぅ」スタスタ

カツオ「………!」

ワカメ「」ビクビク


こんな感じでおながいします

>>47
それはお前が常識知らずということだ

カツオ「はいっ!はいっ!あー、ごめんなさい。契約はまだ、あっいえ、課長には言ってありますから!はいっはーい」ピッ

中島「よう、磯野!久しぶりだな!」

カツオ「ん?おぉ!中島か!高校以来じゃないか!?」

中島「このあとは?仕事か?」

カツオ「いいや、これから帰りだよ。」

中島「そっか!じゃあ飲みいこうぜ!」

カツオ「おお!いいねぇ。」

ガヤガヤ イラッシャッセー!

カツオ「お前と飲むのは、初めてだな。」

中島「そういやそうだな!ははっ」

カツオ「うん、なかなか上手いな!」

中島「だろー!俺ここの常連なんだよ。」

カツオ「そうなのかぁ。」

中島「いやぁ、俺たちも成長したよな!」

カツオ「なんだよwいきなり」

中島「おまえ奥さんと上手くやってんのか?大事にしろよ」

カツオ「はははっまぁ、ぼちぼちだな。」


カツオ「お前こそ、ワカメとはどうなんだ?そろそろ子供も産まれるんだろ?」

中島「あぁ、、、うん。」

カツオ「どうしたんだよ?喧嘩でもしたのか?」

中島「いや、そうじゃなくて、さ。」

カツオ「ん?」

中島「ワカメには、言わないって誓ってくれるか?」

カツオ「っなんだよ?」

中島「実はこの前、実家に、磯野の家に里帰りしたんだよ。」

中島「そしたらさ、お姉さんとずっと手を繋いでる男の人がいてさ。」

カツオ「えっ、、、」

中島「タラちゃんだったんだな。あれ。」

カツオ「は?」

ID変わってた。

中島「びっくりしたよ。あんなになってたなんて。」

カツオ「いや、中島、俺、それ知らない。」

中島「え?」

カツオ「そんな風になってたのか?タラヲも、姉さんも。」

中島「なんだお前、全然帰ってないのか?」

カツオ「いや、つい先月、一人で帰ったよ。その時は普通だった。」

中島「そんなはずないだろwあれは明らかにおかしかったよ。そんな数日で性格が変わるか?」

カツオ「いや、でも。」

中島「本当にちゃんと帰ってんのかぁ?」

カツオ「帰ってるよ!本当だ。」

中島「でもなぁ、ありゃやっぱり変だろ。」

カツオ「もう少し詳しく聞かせてくれよ。」

中島「ん?あぁ、なんかな、ずっと手を繋いで、ずっとワカメの事を睨んでた。」

カツオ「ワカメを?」

中島「そう、それをみて急にワカメが怯えてさ。だからろくに挨拶しないまま帰ったんだよ。」

カツオ「なんで、そんな。」

中島「なんだかんだで、お前ん所、おかしいよな。」

カツオ「え?」

中島「なんかさ、お前も変わっちまったよ。親父さんが亡くなってから。」

カツオ「そう、かな・・・そう、かもな。変わったよ。俺は」

中島「磯野・・・」

カツオ「このあと、お前の家行っていいか?」

中島「え?いや、困るよいきなり!」

カツオ「いいだろ、俺も久々に妹と話したいんだよ。」

中島「でも、困るよ。」

カツオ「分かってる。ワカメに会わせたくないんだろ?」

中島「!?」

カツオ「いや、ワカメが俺とお前を会わせたくないんだろう?」

中島「それは、、、」

カツオ「高校卒業してから、ずっと会えなかったのも、そのせいなんだろ。」

中島「・・・」

カツオ「大丈夫。俺らは兄弟だ。話せば分かるよ。」

ピンポーン

中島「ただいまー!」

ワカメ「あなた、お帰りな・・・」

カツオ「よう、ワカメ。久々だな。」

ワカメ「おにいちゃん!?なんで、、、!」

カツオ「中島に無理言って来たんだよ。おじゃまするよ。」

ワカメ「だ、だめよ!今はまだ!」

カツオ「タラヲ、だろ?」

ワカメ「っ!!!」

カツオ「分かってる、話は聞いたよ。大変なんだってな。」

ワカメ「・・・うん。」

ワカメ「ここのところ毎日のように家に来るの。」

カツオ「誰が?」

ワカメ「お姉ちゃんと、タラちゃん。」

カツオ「!!」

ワカメ「今日も来たわ。」

カツオ「なにしに。」

ワカメ「わからないの。でも、ずっと引きずってるみたい。お父さんのこと。」

カツオ「・・・そうか。」

ワカメ「私が人殺し扱いしたからっ!タラちゃんはあんなことに!」

カツオ「お前まで引きずってどうする!」

ピンポーン

ガチャガチャ
「開けてくださぁーい!開けてくださぁーい!開けてくださぁーい!開けてくださぁーい!」

カツオ「なんだ!なんだ?!」

ワカメ「いやぁ!!なんで!たらちゃん一人できてるの!?いつもお姉ちゃんといるのにぃ!」

「開けてくださぁーい!開けてくださぁーい!開けてくださぁーい!開けてくださぁーい!」

ガチャガチャガチャガチャ

カツオ「なんなんだ!一体!」

中島「ワカメ、もう、警察を呼ぼう。」

ガチャガチャガチャガチャ

ワカメ「だめよ!だって!私がいけないんだから!」

中島「もう耐えられないだろう!!」

アケテーアケテー!!

カツオ「っ。おれが呼ぼう。」

ワカメ「おにいちゃん、だめ!」

カツオ「大丈夫、なんとかなるさ」

カツオ「うるせーぞ!タラヲ!!」

ガチャガチャガ・・・・・

カツオ「・・・」

ワカメ「・・・」

中島「・・・」

パリーーン!!

カツオ「!?」

中島「!?」

ワカメ「いやぁぁぁぁ!!!」

タラヲ「みんな居るですか?」テクテクテク

カツオ「あぁ、久しぶりだな。タラヲ。」

タラヲ「僕だけ、仲間外れですかぁ?」

カツオ「あぁ、そうだよ。」

タラヲ「」

カツオ「お前はもう、家族じゃ、ない。」

タラヲ「いやぁぁぁぁ!!!ママー!ママー!ママー!ママー!」

カツオ「中島、警察、」

中島「あぁ、いま呼んでるよ!」

カツオ「黙るんだ。タラヲ。」

タラヲ「いやぁぁぁぁ!!!殺してないです!!殺してないです!!」

ワカメ「たらちゃん!ごめんね!私が悪かったよね!わざとじゃないもんね!?」

タラヲ「・・・わかってくれれば、いいです。」

カツオ「・・・」

ワカメ「」ガクガクガク

中島「ワカメ、大丈夫だよ。」

タラヲ「・・・。」

・・・ウゥーウゥー、ピーポーピーポー

警察「居たぞ!ガラスが割れている!取り押さえろ!」

タラヲ「ワカメお姉ちゃん。」

ワカメ「な、なに。」

テクテクテクテクテク

タラヲ「これ、あげます。」

ポトッ

ワカメ「・・・ボール・・・。」

カツオ「・・・?」

中島「ワカ・・・」

ワカメ「いやぁぁぁぁ!!!」


fin.

そのボールには、血痕がついていた。
警察によれば、調べれば分かるかもしれないとのこと。
間違えなく、父さんのなんだろうが。

驚くべきは、タラヲがそのボールをずっと持って居たことだ。
タラヲを狂わせたのは、父さんなのか。ワカメの言葉なのか。

今になってはなにもわかるまい。

俺は俺で家庭がある。
父さんの分まで幸せになろう。

さすがに寝かせてください。

もう、眠すぎてタラヲになりそうです。
こんなキチガイスレに支援ありがとうございました。

おやすみ。

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