数分前

コニー「……あ、来た！」

ミカサ「コニー、用って何？」

コニー「ミカサ……実は……えっと……」

ミカサ「早くして。食事の時間が無くなる」

コニー「……好きだっ」

ミカサ「……ん？」

コニー「お前の事が好きだー！付き合ってくれー！」

ミカサ「んんんんん？？？？？」

コニー「……ミカサ？」

予想外の出来事だったのでミカサは、目の前が真っ白になった。

エレン「……ミカサは、どう思ってんだ？コニーの事を……」

ミカサ「えっ？」

アルミン「恋愛対象なの？」

ミカサ「……恋愛やった事無いからわからない。けどコニーは、悪い人ではないと思っている」

エレン「……その後、コニーは何て言ったんだ？」

ミカサ「……返事は、いつでもいいって」

エレン「そうか……」





ジャン「……」

男子寮

コニー「ふう……ドキドキしたぜ」

ライナー「おっ、戻ったかコニー」

コニー「見てたか？」

ライナー「ああ、見てたぜ。座学のテストがビリだった奴がやる罰ゲーム『ミカサかアニに告白』をするお前を」

ベルトルト「凄いよコニー。女子に告白なんてなかなか出来ることじゃないよ」

ダズ「お、俺も無理だ。あの二人怖いから……」

コニー「これで満足か？」

ライナー「うーん、出来れば理不尽な暴力を食らうコニーが見たかったんだが」

コニー「嫌だよ。ミカサの理不尽な暴力を食らったら死んじゃうだろ」

ライナー「俺なら耐えられるぞ。気絶するけどなｗｗ」

コニー「俺は、ライナーじゃねぇぞ！！」

ベルトルト「で、ミカサの返事は？」

コニー「あ？」

ベルトルト「……コニーに告白（罰ゲーム）されたミカサは、何て言ったんだ？」

コニー「何も言わなかったから『返事は、いつでもいい』って言ったぞ」

ライナー「そうか……罰ゲームだなんて言えねぇよな」

ベルトルト「それだと本当の告白みたいになってるけど大丈夫？」

コニー「大丈夫。どうせミカサは俺のこと異性として見てねぇから」

ライナー「そもそも訓練所にミカサが異性として見てる男子いるのか？」

ベルトルト「エレンは、家族だから……アルミンかな？」

ダズ「な、なあ、次の罰ゲームは『ミカサ・アニ以外の可愛い女子に告白する』にしねぇか？」

ライナー「それだと罰ゲームにならねぇだろ」

コニー「なら次は『女子にカンチョー』にしようぜ！！」

ベルトルト「そ、それはやり過ぎ……」

ライナー「うーん……決めた！次の罰ゲームは『対人格闘訓練でミカサかアニの相手をする』だ！ははははは！」

ベルトルト「うわぁ、きつそう……」

ダズ「な、何て恐ろしい罰ゲームなんだ……ライナー以外死んじゃうぞ……」

ライナー「お前らも訓練で鍛えてるから耐えられるはずだ！」

コニー「分かったぜ！次の罰ゲームは『対人格闘訓練でミカサかアニにカンチョー』だな！」

ライナー「違う！！！！！絶対するな！！！！！」

女子寮

ミカサ「……」

クリスタ（ミカサが悩んでいる……）

ミカサ（返事、思い付かない……）

数日後

エレン「……」

アルミン「……」

ミカサ「……」

エレン「……」

アルミン「……」

ミカサ「……」

エレン「……」

アルミン「……」

ミカサ「……エレン、アルミン、私はどうすれば良いと思う？」

アルミン「……ミカサは、どうしたいの？」

ミカサ「どうすればいいか分からないから二人に聞いている」

アルミン「そっか……」





ミカサ「もう一度聞く。私は、さっきコニーに『ヤりたい』と言われた。どうすれば良いと思う？」

エレンアルミン（マジかよコニー……）

ミカサ「断った方がいいと思う？」

エレン「断れよ！まだ付き合ってないだろ！」

アルミン「コニー最低だよ……」





ジャン「……」

男子寮

コニー「言ってやったぞ！断られたけどｗｗ」

ライナー「コニー嬉しそうだな」

コニー「当たり前だ！俺がミカサの相手なんかしたら殺されちゃうぜ！」

ライナー「流石に手加減するだろ」

ダズ「それでも怖ぇよ……」

ベルトルト「……コニー、罰ゲームは『ミカサかアニの相手をする』だったよね。ミカサか『アニ』の……」

コニー「え？終わりじゃねぇの？」

ライナー「当たり前だ」

ベルトルト「ミカサが駄目ならアニに挑もう」

コニー「マジか～……」

ダズ「が、頑張れ……」

女子寮

ミカサ「……」

クリスタ（ミカサが悩んでいる……）

ミカサ（『ヤる』って……どんなものなの？気になる）

クリスタ（赤面しながら……可愛い）

翌日

エレン「……」

アルミン「……」

ミカサ「……」

エレン「……」

アルミン「……」

ミカサ「……」

エレン「……」

アルミン「……」

ミカサ「コニー最低」

アルミン「あり得ない！本当にコニーは、そんなことを言ったの！？」

ミカサ「私は、この目で見た。この耳で聞いた……」

エレン「マジか……」





ミカサ「アニに『ヤりたい』って言っているコニーを……」

エレン「ミカサに断られたからアニに乗り換えたのか！？告白の返事も聞かずに！？」

ミカサ「見損なった」





ジャン「……」

男子寮

コニー「アニも駄目だったぜｗｗ」

ライナー「そ、そうか……」

ベルトルト「そもそもミカサとアニは、罰ゲームのことを知らないからね……仕方ないね……」

ダズ（何で女子に気軽に話し掛けられるんだよ……馬鹿は、緊張を知らないのか？）

コニー「これじゃ罰ゲームにならねぇから変えようぜ」

ライナー「そうだな～……クリスタのパンツを」

ベルトルト「ライナー！犯罪は駄目だ！」

ライナー「冗談だよ……ええと……」

ジャン「コニー」

コニー「何だよ？」

ジャン「話があるから来い」

森

コニー「話って何だ？」

ジャン「……」

コニー「ジャン？」





ジャンは、コニーの顔面を殴り飛ばした。

コニー「がぶはっ！」

ジャン「ミカサの心を弄んだ罰だ」

コニー「痛っ、は！？」

ジャンは、コニーの股間を蹴飛ばした。

コニー「ぎゃあああああああああ！！！！！俺のペニースプリンガーがああああああああああ！！！！！」

ジャン「おらっ、おらっ、おらっ、おらっ」

何度も殴った。

コニー「がはっ！げほっ！どふぁっ！ぶひっ！」

何度も蹴った。

ジャン「……」

コニー「お前……何でけつ出して」

ジャン「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛！ぬうううううわあああああ！」

顔面にうんこを浴びせた。

コニー「う゛ぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！！！！」

ジャン「はあ、はあ、はあ……」

コニー（ううっ……痛ぇ、臭ぇ……最悪だ……）

ジャン「はははははははははは！！！！！」

女子寮

ミカサ「……」

クリスタ（今日のミカサは、悩んでいないけど……）

ミカサ「……」

クリスタ（イライラしている……何があったの？）

ミカサ「……雨」

クリスタ「……ミカサ、どこ行くの？」

ミカサ「散歩」

クリスタ「散歩？雨降ってきたよ？」

ミカサ「雨に濡れたい気分なので」

ミカサは、外出した。

ミカサ（苛立った頭が浄化される……）

最初は心地よい小雨だったが次第に悪化し、大雨になった。

ミカサ（雨宿り出来る場所は……あの木の下に行こう）

ミカサは、森に向かった。

ミカサ「ここなら……えっ？」

コニー「うう……」

ミカサ「コニー！？何で傷だらけなの！？」

コニー「ミ、ミカサ？何でここに？」

ミカサ「……雨宿り」

コニー「そうか……痛っ」

ミカサ「臭い」

大雨は、降り続ける。

ミカサ「……」

コニー「……」

ミカサ「はあ……」

コニー「……ミカサ、イライラしているのか？」

ミカサ「は？」

コニー「すまん、忘れてくれ……こんな状況じゃ誰だってイライラするよな」

ミカサ「……今は、雨のせいでイライラしている」

コニー「今は？」

ミカサ「……」

ミカサは、無言でコニーを睨み付けた。

コニー「ひえっ」

ミカサ「……」

コニー（俺、何かした？）

ジャン『ミカサの心を弄んだ罰だ』

コニー（あれは、ジャンの勘違いじゃなかったのかよ。罰ゲームの告白……じゃないよな。ミカサは、俺のこと異性として見てねぇ。いつ弄んだんだ？）

ミカサ「……返事」

コニー「？」

ミカサ「告白の返事、まだ言ってなかった。ので今から言う」

コニー（何で今？）

ミカサ「ごめんなさい。私は、コニーとは、付き合えない」

コニー「……そうか」

罰ゲームだから傷付かなかった。

ミカサ「コニーは、返事を聞かずに他の女とヤるクズだから」

コニー「……は？」

ミカサ「とぼけないで、アニとセ、ヤったでしょ？」

コニー「……は！？」

ミカサ「この耳が、この目が覚えてる」

コニー「いつどこで俺がアニとセックスしたんだよ！？」

ミカサ「今日アニに『ヤりたい』って言った」

コニー「……」

ミカサ「……」

コニー（馬鹿でも分かるぜ。勘違いしてたのは、こっちだったか）

コニーは、真実を話した。

ミカサ「ば、ば、ば、罰ゲーム？」

コニー「冷静に考えれば分かるだろ？俺がミカサを異性として見てねぇことくらい」

ミカサ「……」

ミカサは、両手で顔を隠した。

ミカサ「初めてだった……」

コニー「？」

ミカサ「告白されたのは……」

コニー「……」

ミカサ「だから……舞い上がって……冷静になれなかった……『ヤりたい』って言われても嫌な気分にならなかった……恥ずかしい……」

コニー「ごめんなさい」

ミカサ「謝っても恥ずかしい思い出は黒歴史になり、一生消えない。一生忘れられない」

コニー「……」

ミカサ「……」

男子寮

ライナー「ジャン、コニーを見なかったか？」

ジャン「知らねぇなｗｗ」

ライナー「お前コニーと一緒に外出しただろ」

ジャン「トイレに行くって言ってたｗｗその後の行方は、知らねぇｗｗ」

ベルトルト「雨、激しくなってきたね……」

ライナー「……どこかで雨宿りしてるのか」

ジャン「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

森

コニー「……」

ミカサ「……」

コニー（ジャンのうんこは、洗い流せたが……寒くなってきた……）

ミカサ「……」

コニー（相手が異性だと『アレ』がやりづれぇな……どうする？）

ミカサ「……」

コニー「……えっ？」

ミカサが服を脱いだ。上半身に身に付けている衣類は、ブラだけになった。

コニー（まさか男女で『アレ』を！？）

ミカサ「……コニー、早く暖めないと風邪をひく。ので裸で暖め合おう」

コニー「え！？いいのか！？俺、男子だぞ！？」

ミカサ「私は、コニーを異性として見てない。そもそも訓練所に異性として見てる男子は、いない」

コニー（今の台詞、ジャンに聞かせてやりてぇｗｗ）

コニーも服を脱いだ。

コニー「下も脱ぐか？」

ミカサ「……」

コニー「ごめん、無理だよな」

ミカサ「……」

コニー「あっ」

ミカサは、スカートを脱いだ。

コニー（ミカサのパンツ、男子用っぽいな）

ミカサ「私のパンツ、ジロジロ見ないで」

コニー「ご、ごめん」

コニーもズボンを脱いだ。

ミカサ「……」

ミカサは、下着姿。

コニー「……」

コニーは、パンツ一丁。

コニー（目の前にミカサのブラがある。色気が無いから勃たねぇ）

ミカサ「……」

二人は、抱き合った。

コニー（顔面に押し付けられる胸……柔らかいな。胸以外は、固いけど……）

ミカサ（身長差があるから胸がコニーの顔に……こんなところを誰かに見られたら……）

コニー（大きくて逞しい体。とても同い年の女子とは、思えねぇな）

ミカサ（細い手足、薄い胴体……加減を間違えたら壊れてしまう。私は、力が強いから）

コニー「痛っ」

ミカサ「ごめんなさい。傷に触れてしまっ……」

コニー（信じられねぇ……）

ミカサ「こ、これは……」





コニー（ミカサのゴツい体で……勃った……）

ミカサ（勃起してる……）

コニー（ミカサが俺の股間を凝視してる。気まずいな……）

ミカサ「……コニー」

コニー「えっ？」

ミカサ「……ヤりたいの？」





ミカサは、コニーのパンツを脱がせた。

コニー「ミカサ！？」

ミカサ「……か」

コニー「？」

ミカサ「体を暖める為だからこれは、勘違いしないで、ね」

ミカサもパンツを脱いだ。

ミカサ「……」

コニー「……ミカサ！ヤるんだな！？今…！ここで！」

ミカサ「繋げるだけ、腰動かさないで」

コニー「お、おう」

ミカサ（気になってたけど……少し怖い……）

コニーは、勃起ちんちんをミカサのまんまんに挿入した。

ミカサ「うっ、痛っ」

コニー「ぐっ、キツッ」

ミカサ「はあ、はあ、はあ、はあ……」

コニー「はあ、はあ、はあ、はあ……」

ミカサ（こ、これがセックス……）

コニー（き、気持ちいい……動かしたい……）

ミカサ（気軽にやっていいことじゃない……喪失感が大きい……）

コニー「ううっ……」

ミカサ「んっ、え？」

コニー「フーッ、フーッ、フーッ、フーッ」

コニーは、ゆっくり腰を動かした。

ミカサ「んっ、コッ、コニ、待っ、あん」

コニー「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ」

ミカサ「あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ」

コニーの腰の動きは、激しくなる。

コニー（やばい！出る！）

コニーは、射精した。

ミカサ「あ……んっ……」

コニーの精液は、全て木にかかった。

コニー「はあ、はあ、はあ、はあ……」

ミカサ「はあ……はあ……」

コニー「ごめん……」

ミカサ「……」

コニー「俺……我慢出来なかった……」

ミカサ「……体は、暖まった。全て外に出した。ので許す」

雨が止み、虹が出た。

コニー「……」

ミカサ「……」

コニー（気のせいか？ミカサが『女』に見えるぜ……）

ミカサ（失ったものは、戻らない。それでも私は、今の自分を受け入れる。コニーを『男』として見てる自分も……）

二人は、虹を見ながら寮に戻った。





ミカサコニー（気持ち良かった……）

男子寮

ライナー「コニー、新しい罰ゲームを思い付いたぞ！」

コニー「何だ？」

ライナー「『ミカサかアニに好きな人がいるか聞く』だ！」

コニー「……」

ライナー「どうした？嫌なのか？」

コニー（何故だ。罰ゲームなのに早くやりたいと思ってしまう……）

女子寮

ミカサ「……」

クリスタ（気のせいかな？ミカサがいつもより可愛く見える……まるで恋する乙女……）

ミカサ「クリスタ……」

クリスタ「何？」





ミカサ「クリスタは、好きな人っている？」


完