阿笠「何でバケツの中に歩美君が!?」 (7)

その日、人が死んだ。

事故だった。

もし誰かが二人のそばにいたら、気付いていたら

未然に防げたかもしれない。

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(駅)

阿笠「・・・」

歩美「すー・・・すー・・・」

コナン「ハハハ博士のお腹を枕にしてるな」

阿笠「う、動けん・・・(歩美君可愛い~チューしたい)」ハアハア

光彦「可愛いですね!!!」

元太「気持ち良さそうだな」

コナン「遠出したから疲れたんだろ」

灰原「ハア、私も疲れたわ」

元太「俺の腹使うか?」

阿笠「わしの腹のこっち側空いてるぞい」ハアハア

灰原「眠くないからいらないわ(吉田さんを見守る博士の目が怖いわ)」

阿笠「チッ」

コナン「・・・暇だな」

元太「なら売店行こうぜ。小腹が空いたぞ」

光彦「僕も行きます。暇潰しになりそうなので」

灰原「私も行くわ。喉が渇いたから」

コナン「博士は?」

阿笠「わしはここで歩美君を見守るぞい」

コナン「分かった」

歩美「すー・・・すー・・・」

阿笠「・・・わしも眠くなってきた」

阿笠は歩美を抱きしめたまま眠った

阿笠「ぐがああああ」

駅員「おい!」ペシッ

阿笠「ん?誰じゃ?」

駅員「生きてんのか?」

阿笠「大袈裟じゃな。寝てただけじゃぞ(あれ?体が動かんぞ)」

駅員「何か喋れ」

阿笠「は?」

駅員「名前は?」

阿笠「わしの声が聞こえないのか?失礼な奴じゃな。二度寝してやるぞい」

駅員「・・・」グイッ

阿笠「!?」

駅員「こっちも駄目だったか」

阿笠「(こいつわしを片手で引き起こしたぞい!)痛い!髪を引っ張るんじゃない!」

駅員「かわいそうに・・・」

阿笠「(さっきからおかしいぞい。何故わしの声が聞こえないんじゃ?何故わしの体は動かないんじゃ?)」

駅員「・・・」

阿笠「(バケツ?)うをっ!」

ズボッ

阿笠「(痛っ!こいつわしの頭をバケツに突っ込みやがった!)・・・ん?んー!?」

歩美「」

阿笠「何でバケツの中に歩美君が!?」

阿笠「・・・え?」

それを見た阿笠は全てを理解した

阿笠「・・・わしの腕?」

>>1

おしまい

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