しずえ「聖杯戦争ですか?」(81)
どうぶつの森シリーズとFateシリーズの二次創作SSです。
二次創作のため、一部キャラ崩壊ありですので注意。
設定・世界観
1.どうぶつは普通の動物が二足歩行できるようになった人間の亜種で、人間社会とは別の法律で成り立っている。
2.ヒト(人間)がどうぶつたちの住む村・島に行くときはあらかじめの申請が必要。
3.聖杯戦争が行われるのは、四国の高知県近くに存在する橋で繋がっている島にあるどうぶつ達がする「フユキ村」
『聖杯戦争のルール』
基本 冬木の聖杯戦争と同じだが、一部独特のルールがある。
・サーヴァントは村の住民として基本マスターと共に行動し、戦いは夜(21時45分~5時45分)のみであり、それ以外は霊体化せず村の住民として行動しなければならない。
・マスターはサーヴァントの共に行動し、その者の生活をサポートをする。
・令呪に不服があるなら、一定のベルを支払えば令呪は破棄される(ただし支払額はサーヴァントの自前で額も高額)
・博物館で魚・虫・化石・美術品を寄贈・鑑定をしていけば、それを行った陣営に有利な情報をもらえる。
追記
サーヴァントによるベルによる令呪の破棄は昼間にサーヴァントが稼いだベルで支払われる。
サーヴァントはFGOからも参戦してきますので、紹介は後ほど書きます。
フータ「そうなんですよしずえさん。なんでも明日博物館の補充要員の「コトミネさん」がこのフユキ村でやらせて貰いたいと言ってきまして。」
しずえ「補充要員のコトミネさんですか・・」
フータ「それに日本政府から多額の援助金も出すって言われましたので、一応たぬきちさんにも相談してここでやらせて貰うことになったのですが・・」
しずえ「その聖杯戦争、私にも参加させて貰ってもよろしいですか?」
フータ「・・・えぇ!?しずえさんが!?」ビックリリアクション
しずえ「そんな一世一大のイベントを私も参加しないでどうしろっていうのですか?」
フータ「そ、そう言われても聖杯戦争は聖杯を賭けた殺し合いだよ!いくら大乱闘に参戦出来たしずえさんでもそれは・・・」
しずえ「覚悟の上です!村の威信がかかっていますから!!」
フータ「・・・・わかりました。私も監督補佐として参加することになっていますので、しずえさんの聖杯戦争の参加の申請をコトミネさんに言っておきますね・・・」
しずえ「わかりました!それにこれから来る新しい村長も楽しめたら良いですね、フータさん!!」
フータ「は、はい・・・・(しずえさん、聖杯戦争をスマブラみたいなお祭りごとだと思っている・・)」
聖杯戦争 0日目 サーヴァント召喚
しずえさんの陣営
しずえ「・・・さて、今日は聖杯戦争のために英霊と言う人を呼び出して私のサーヴァントへと契約するのです!」
しずえ「えっと、フータさんから貰った説明書に寄りますと・・・」
しずえ「まずは『生贄の血液、水銀、溶解させた宝石などで、消去の中に退去、退去の陣を四つ刻んで召喚の陣を書きます。』。これはさっき釣ったコイさんの血を使って陣を書きました。コイさんには申し訳ありませんが、これも村のためですので・・・」
しずえ「次に『触媒を陣の真ん中にセットする』。これはフータさんに貰った変な石を置きますね。(一体なんでしょうね?)」
しずえ「最後に説明書に書かれている詠唱を気持ちを込めて唱える・・・・」
しずえ「銀と鉄。 礎に石と契約の大公。降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。
閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する
――――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――! 」
詠唱を唱え、光と共に陣から槍を持った鎧騎士の影が現れる。
?「──問おう。汝が私のマスターですか?」
召喚して疲れ切ったしずえが立ち上がる
しずえ「ふぅ・・・まさかここまで疲れるとは思っていませんでした・・・・あ、私があなたを呼びましたマスターですよ!しずえと申します。」
?「貴方が私のマスターですね!サーヴァント・ランサー、召喚に応じ参上いたしました!」
しずえ「ランサーさんですか!よろしくお願いいたします。ここではアレですので、詳しいことはこちらでお願いします。」
ランサー「はい!」
しずえ陣営 役場
ランサー「とはいったものの・・・これって・・・」
しずえ「はい、住人登録です。私のサーヴァントですので、誰もいないうちにこれを済ませようと思いました。」
ランサー「でも住人登録って・・・・」
しずえ「ご存じなかったのですか?このフユキ村で行われる聖杯戦争は少し特殊であって、>>1を確認すればわかるのですが・・・」
ランサー「う~ん、私も聖杯戦争は英霊の座で聞いただけですし。まぁ、良いって事で!」
しずえ「それは良かったです!戦いは明日の夜に決行すると予定されてますし、明日の朝に私のお手伝いとして生活の基礎を学べば良いですよ。」
ランサー「わかりました。」
しずえ「ではランサーさん。ランサーというのは他の人だけに知ってもらう名前で、マスターには真名を明かすと聞いてますので、ランサーさんのお名前は?」
ランサー「はい。私の名は『ガレス』。」
ガレス「円卓騎士団の第七席、アーサー王に仕えた騎士です!」
マスター:しずえ ランサー (ガレス) 参戦!
【元ネタ】アーサーの伝説
【CLASS】ランサー
【初出】Fate/Grand Order
【マスター】しずえ
【真名】ガレス
【性別】女性
【身長・体重】153cm・41kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C耐久B敏
捷A魔力D幸運D宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C 騎乗:B
【固有スキル】
戦闘続行:C 美しい手のガレス:B 変身の指輪:B
【宝具】
猛り狂う乙女狼(イーラ・ルプス)
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
つねきちの陣営
つねきち「(詐欺的な美術品の売買、この事業を始めて19年。ワタシの事業も規制が厳しくなってきて、いつ捕まるかを警戒しながらの毎日。)」
つねきち「(ワタシはある村で『聖杯戦争』という願いを叶える器の話を聞きまして、それに参加しその器を手に願いを叶えようとこの村に来るようになりました。)」
つねきち「(聖杯戦争なのでもしかしたら、ワタシはこの戦争で生涯を終えるとなるとゾッとはしましたが・・・)」
つねきちが持っているある日本刀を台に置き、
つねきち「しかし今宵のワタシはなんて運が良いことか!この偶然に手に入れたこの美術品が強力なサーヴァントを呼ぶ触媒として機能する事が判明するとは・・・」
つねきち「年代からして平安時代の英霊を呼び出せるぐらいは出来そうですねぇ・・これを使い、強力な後ろ盾を得れば、聖杯はワタシの物当然ですよ!!」
そう言い海岸の岩場でテントを張り、詠唱を唱えるつねきち
数分後
つなきち「こ・これがサーヴァントってヤツですか・・・・」
つねきちの前に立っていたのは濡れたようなきれいな黒いストレートヘアと紫のタイツと武将と思える鎧を来た見たこともない巨乳の女性だった。
巨乳の女「ー問おう、貴方様が私のマスター様ですか?」
つねきち「・・・は!ハイそーです、ドーモ死の国からイラッシャ~イ!!ワタシめが神様仏様である貴方様を召喚しましたつねきちと申します。」
巨乳の女「まぁ。この可愛いキツネさんがマスターでしたか、てっきり物の怪だと思いましたの。」
つねきち「・・・・まぁこの見た目ですし人であります貴方様から見ればそう思ってしまいますねぇ。」
つねきち「自己紹介が遅れましたが、ワタシは「つねきち」っちゅうしがない商人でして、今回の聖杯戦争のためにご勝手ながらこの刀を触媒に貴方様をお呼び出しをしました。」
巨乳の女に触媒である刀をみせるつねきち
巨乳の女「これはもしや、私の配下の四天王の一人が持ってたであろう刀『鬼切』でありますね。」
つねきち「ほほう、鬼切でしたかぁ!!となると貴方様の真名はもしや・・・」
巨乳の女⇒頼光「えぇ、私の真名は源頼光(みなもとのらいこう)と申します。」
頼光「クラスはセイバー・・・あら?あれ?」
つねきち「どうかされましたか?頼光さん」
頼光「私てっきりセイバーで召喚されたと思いましたが、今回はバーサーカーとして召喚されたようですねぇ・・」
つねきち「なるほど・・・まぁ、間違いは誰にもありますからねぇ!(チィ、最優のクラスじゃないのかよ・・・)」
つねきち「まぁセイバーだろうとバーサーカーだろうとワタシは構いませんよ。敵を倒せればそれで良いって事で!」
頼光「そうですか、この私も安心しました!」
つねきち「(よし、これはイケる!)ではこれで契約は成立ですね!マスターとサーヴァント、お互いにさせ合って聖杯を勝ち取りましょう!!」
頼光「ハイ!!」
そう言って握手をする頼光とつねきち
つねきち「(その時のワタシはこのバーサーカー・源頼光は、とんでもない難癖のあるサーヴァントだと言うことを知らなかった。)」
マスター:つねきち バーサーカー:源頼光 参戦!!
【元ネタ】史実、「御伽草子」「太平記」「吾妻鏡」「丑御前の本拠地」より
【CLASS】バーサーカー
【マスター】つねきち
【真名】源頼光(みなもとのらいこう)
【性別】女性
【身長・体重】175cm・?kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D 狂化:EX 騎乗:A 神性:C
【固有スキル】
無窮の武練:A+ 魔力放出(雷):A 神秘殺し:A 源氏の武練:EX
【宝具】
『(牛王招雷・天網恢々(ごおうしょうらい・てんもうかいかい))』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:200人
たぬきちの陣営 たぬきちの家の地下
たぬきち「・・・・・そろそろ時間だなも・・・」
たぬきちが触媒である何かの鍵っぽい物を取り出し、台に置く
1週間前
フータさんが珍しく僕に相談をしてきた。なんでもフユキ村の洞窟で黄金の物体を発見したと言うことだなも。」
それからして、魔術協会から来た人間達がやってきてあの黄金はずっと昔に消失したはずの大聖杯だと判明したのだなも。
最初はあの人間達の利権絡みだと思って、魔術協会からのあけ渡しを断わったんだけど今度は大聖杯の噂を聞いた各国首相が受け渡しのために僕の所にお忍びで交渉や脅しをしに来たんだなも。
特に安倍っと言う日本の総理は国民の税金・利権・法律で大聖杯を売って欲しいと飼い犬のようにこびるまさに「吐き気のさす邪悪」だっただなも。
こんなやつのこびを我慢している時にフユキ村で聖杯戦争をやろうということをおもいついただなも。
幸いフユキ村には日本の冬木市と同じぐらいの龍脈が流れており、聖杯戦争にはうってつけだと魔術協会の調査もあり、フユキ村に魔術師2名と監督役の派遣、聖杯戦争の開催を条件に僕も聖杯戦争に参加する事になっただなも。
それにあの総理には自腹の金で僕が勝てるような触媒を買えと依頼したのだなも。
そして、今日の夕方にこの触媒が日本政府の配送で届いただなも。
総理が言うにこの触媒を使えば、かの英雄王を呼び出せるとかなんかと言っていただなも。
まぁどうであれ、最強の英霊を呼び出すために龍脈の強いところにわざわざ家まで建てるのだからアイツには期待しないが敬意を賞す事はしようだなも。
現在
宝石で陣を描いて、真ん中に触媒を置く。
たぬきち「これで準備完了だなも。よし、それでは・・・・」
たぬきち「──告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄る辺に従い、この意、この理に従うならば応えるだなも
誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ──!」
詠唱を唱え、魔法陣から金色の甲冑を来た男が現れた。
金甲冑の男「フ、フハハハハハ!!我を呼び出すとは、よほど運を使い果たしたようだな 雑種。」
たぬきち「雑種じゃないだなも。僕はたぬきち、日本国産のホンドタヌキの一種だなも。」
金甲冑の男「ほお、ご丁寧に分類を教えるか。だが我が雑種というなら貴様も雑種だと覚えておけ雑種のタヌキ!」
たぬきち「・・・・想定したとおり、とってもわがままで傲慢なサーヴァントだなも。貴方はあの英雄王『ギルガメッシュ』だなも?。」
金甲冑の男(ギルガメッシュ)「!?。会ったばかりの我の名を当てるとは、貴様・・我を呼ぶことを想定してたのか?」
たぬきち「やっぱり・・・あの触媒はバビロニアの宝物庫の鍵だっただなもね!」触媒を見せる
ギルガメッシュ「ほう。あの不要と定めたあの鍵を触媒に我を呼ぶとは貴様、ただのたぬきではないな?」
たぬきち「まぁそれは貴方のご想像にお任せするだなも。それより・・・・」
たぬきち「早速だけど、このまま令呪を使わせて貰うだなも! 令呪を持って命じる、『僕の書いた契約書に従って貰う』だなも!!」
たぬきちの右手の令呪が一つ減り、その後その契約書をギルガメッシュに渡す。
たぬきち「では、契約完了と共に契約書を見て貰うだなも。」
ギルガメッシュ「ふん、この紙切れの内容を我に従わせるために令呪を使うとはよほど用心深いな。どれどれ・・・」
ギルガメッシュさんのたぬきちとの契約の際の注意事項
1.ギルガメッシュさんはフユキ村の住人及びたぬきちのアシスタントとして5時45分から22時45分までは普通に村の生活する。
2.聖杯戦争の時は基本、マスター(たぬきち)の支持には絶対服従する事。
3.何があっても敵マスター以外の住民(たぬきちを含む)を傷づけたり、殺してはならない。
4.この契約書の内容を変えたいなら、ギルガメッシュさんのおうちのローンをベルで支払ければならない。
5.ベルを稼ぐときは、たぬきちから貰う給料もしくは物を売った額のみとする
なぉ、聖杯戦争を勝ち抜き、大聖杯を獲得した暁には当契約を無条件で終了とする。
ギルガメッシュ「・・・・・これで全部なのか?」
たぬきち「そうだなも。ちなみにギルガメッシュさんのおうちのローンは・・・・・・9999兆ベルになりまーす!」(いつもの行動)
ギルガメッシュ「きさま~~~~!!!」壁ドンのように近づく
たぬきち「待ってだなも!ローンはいつでも払えるから、英雄王である貴方がしっかりやればこんなローンでも支払えるだなも。」
ギルガメッシュ「・・・・・我にこんなの事をさせるためにここまでするとは・・・」
たぬきち「まぁ、貴方を従わせるための短期間でこれほどの準備をするのによほど苦労を重ねただなも・・・」
ギルガメッシュ「・・・・・・ふ、フハハハハハハハ~~!!」
ギルガメッシュ「我をここまでコケにしてまでこの表情とはなぁ・・・」
ギルガメッシュ「気にいった!!たぬきち、貴様をこのアーチャーである我のマスターとして認めようではないか!!」
たぬきち「はい!ありがとうございますだなも!!」
マスター:たぬきち アーチャー:ギルガメッシュ 参戦!!
【元ネタ】シュメール文明、ギルガメシュ叙事詩
【CLASS】アーチャー
【マスター】たぬきち
【真名】ギルガメッシュ
【性別】男性
【身長・体重】182cm・68kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E 単独行動:B 神性:B
【固有スキル】
カリスマ:A+ 黄金律:A バビロンの蔵:EX
【宝具】
『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1000人
午前6時30分 とある場所(どうぶつの森を始める際の場所)
真ん中にはカラスっぽい紳士服の人物が立っていた。
???「どうやら今回の聖杯戦争の出場者が揃いつつあるようだ。」
コトミネ「おっと失礼!私はこの聖杯戦争の監督役を務める『コトミネ』というカラスと申します。」
コトミネ「この聖杯戦争はかのオリジナルとは大きく外れたIFの世界で行われる未知なる聖杯戦争。今まで見て来た通り、あのどうぶつたちがマスターとなって聖杯を賭けた殺し合いを行おうとしている。」
コトミネ「アーチャー、ランサー、バーサーカーの他に身元が不明なキャスター、アサシンも既に召喚されている。」
コトミネ「なに?セイバーがいない?それなら心配いらない。セイバーを呼び出すマスターは今・・・・
「このフユキ村に向かっているからさ。」
午前7時20分 フユキ村に向かう電車の中
みしらぬネコ「ねぇキミ、名前は何というのかな?」
?「私ですか・・・私はサクラと言います。」
私の名はサクラ。私は前住んでいた町から一人暮らしをするためにこれから向かうフユキ村に向かう普通の女の子。
みしらぬネコ「へぇ~一人暮らしであの村に引っ越すんだ。素晴らしいじゃないか!」
サクラ「えへへへ。」
みしらぬネコ「あ、でもフユキ村って言ったら最近頃からある噂が立ってる事を聞いてるんだ。確か・・・・」
アナウンス「まもなくぅ~ フユキ村ァ~ フユキ村ァ~。」
みしらぬネコ「おっと!もうフユキ村に着くみたいだね!おしゃべりに付き合ってくれてありがとう!!おかげで楽しかったよ。」
サクラ「はい、こちらこそありがとうございます。」
みしらぬネコ「それじゃあ、元気で!バイバ~イ!!」
電車がフユキ村の駅に到着して、サクラはその駅に降りる。
車掌「フユキ村ァ~フユキ村ァ~ ウッキー!」
サクラ「着いた!ここから私の新しい生活が始まるんですね!」
フユキ村に向かう道
しずえ「敵に知られないように日のある時間はわたしのお手伝いの『しずみ』と名乗っててください。」
ガレス「わかりました。」変装あり
フユキ村の駅の入り口前で誰かを待つ住民としずえさんとガレス
ガレス「新しい村長さんって、どんな方なのでしょうか?」
しずえ「う~ん・・実は新しい村長さんの資料を無くしてしまいまして、はっきりとした事は・・・」
駅の入り口からサクラが出てくる
ハムカツ「お、きっとあの人じゃないかな?」
ブーケ「まぁ、そうだわ!」
ピン「よっし!ではあいさつといこうか!!」
ガレス「えぇ!そんな急に言われても・・・」
しずえ「それじゃ、みなさん。いきますよ~、せーの!フユキ村へ・・・・・」
一同「よ~こそ~~!」
しずえ「村長!お待ちしておりましたよ!」
サクラ「あのぉ、それって私の事ですか?」
しずえ「・・・・・」 ガレス「なんか新しい村長とは人違いのような気がしますけど・・・」
しずえ「もぉ~、当たり前でしょ!他に誰がいるのでしょう!この列車で来るって約束してたからみんなでこうしてお待ちしてたんですよ~?!」
サクラ「人違いなのではないでしょうか?」 ガレス「そうですよ!第一新しい村長さんの証明する物がないと言うならば・・・」
しずえ「またまたぁ、わたしを騙そうとしてもダ・・・・」
ガレス「スト~~~プ!!これ以上聞いたらややこしくなるでしょう!!」 しずえ「ハ・・ハイ・・・」
ガレス「ごめんなさい!混乱させてしまいまして・・・詳しいことは役場で確認させて貰います。これ、フユキ村の地図ですので。」
サクラ「い、いいえ・・・別に・・・」
村長秘書であるしずえさんとその補佐であるしずみさんが言うには、前の村長が高齢で引退をしてしまい、新しい村長さんが電車で来る時間が同じで、私の事を新しい村長と勘違いをしてしまったと知りました。
しかし来るはずだった新しい村長さんも、実は昨日の本土の事故で亡くなっていた事もわかり、村長不在のこの村にこの私がなる事になると提案してくれたのはたぬきハウジングのたぬきちさんでした。
たぬきち「これもなにかの運命かもしれないだなも。」 そう私に話しかけてね。
フユキ村の広場
しずみ(ガレス)「本当に良かったのですか?」
サクラ「大丈夫です。これも何かの運命だと、たぬきちさんも言ってましたし!」
しずえ「そうですよしずみさん、この人ならこの村を最高にハッピーな村にしてくれますよ!それにサクラさん、これをどうぞ。」 苗を渡す。
しずえ「さぁサクラさん、あなたの手で心を込めて、この苗を植えてください!」
サクラ「はい!」
広場の真ん中に苗を植えるサクラ
20XX年 ○月○日
フユキ村に
サクラ村長 誕生
聖杯戦争 1日目 午後21時40分 海岸にて
しずえ「ふぅ、今日みたいにこんなに慌ただしい日は生まれて初めてですよ。まさか、新しい村長さんが事故に遭われていたなんて・・・・」
ガレス「慌ただしくしたのはあなたですよマスター。まぁ、その村長さんの姿を確認しなかった私も悪かったのですが・・・」
しずえ「それは反省いたします・・・それに・・・・」
6時間前 植樹の後
しずえ「さて、無事に植樹も住んだことですし、今日はもう村長はゆっくりなさってください。」
しずえ(ガレス)「まぁ、村を見て回ったり、村民にあいさつをするなどしても良いですよ。」
サクラ「そうですか!ではそうしようかな?」
しずえ「・・・・あ、一つ言い忘れていたことがありました!実は今日からこの村で夜中に重大な工事をするって事がありまして・・・夜の21時45分から朝の5時45分まで、村民には家に出ないようにしてあるのです。」
サクラ「ヘェ・・・どんな工事で?」
しずえ「それは・・・・・」 しずみ(ガレス)「諸事情によりお話しすることが出来ません。前の村長が定めた取り決めですので!!」
しずえ「そ、そうです!いくら村長とはいえ、このフユキ村に来たばかりですので!どうか21時45分までにはテントでおやすみなさっていただけますか?」
サクラ「は、ハイ・・・・」
現在 21時44分
しずえ「聖杯戦争は秘密裏にやるイベントとはいえ、サクラ村長に話せないことがあるのは心痛しです・・・・」
ガレス「そうですね・・・ですがこれも彼女と村の皆さんを守るためですので!!」
しずえ「そうですね!」
そして時間は21時45分になる。
アナウンス「みなさーん!これより工事が始まりまーす。朝になるまで家で待機してしてくださーい!」
しずえ「時間になったら、このようにアナウンスできる機能を付けておきました。」
ガレス「いい機能ですね・・・・む!?この感じ、サーヴァントが近くにいます!」
しずえ「いよいよですね・・・鎧を纏ってください、ランサーさん!!」
ガレス「了解!!」
今来てる服から鎧姿の少女騎士へと変身するガレス
フユキ村 商店街にて
?「ほぉ・・あんたが俺の最初の相手になる奴か?ノコノコと犬の散歩をしに来たんじゃねぇよなぁ?」
目の前に立っていたのは槍を持ち、銀の軽鎧を纏った美丈夫の青年だった
しずえ「あ、あれが敵ですか・・・」
ガレス「犬の散歩じゃありません。この人は私のマスターです!そして私こそ、ランサーのクラスで現界したサーヴァントです!!」
青年「ほほぅ、槍使いと来たか!!にしても俺が戦うランサーがよもやガキンチョ騎士だったとはな。」
ガレス「が、ガキンチョですって!?」
青年「だが、聖杯戦争に呼ばれたとなると相当名はしれた英霊かもな・・・へチャノクレ。」 ガレス「へチャノクレ!?」
しずえ「そこの人、どこのクラスの英霊だか知りませんけどランサーを馬鹿にするのはやめていただけないでしょうか!!」 ガレス「マスター・・・・」
青年「わかったわかった。もうこれっきりにするから・・・この俺がガキンチョでへチャノクレなランサーに仕留められるとは屈辱で仕方がないからな。」
ガレス「あ・・あぁ!?も~~~怒りました!!!こんな言葉遣いが悪い英霊にバカにされるなんて、円卓に仕えた騎士の名が廃ります!!」
青年「まぁそうなるな。俺のクラスはライダーだが、戦車は必要ねぇ。言葉遣いが悪いと言うのは認めるが、真の英雄・真の戦士って事と格は本当の事だぜ!!」
そういいライダーとランサー・ガレスの戦いが始まった!!
たぬきち陣営 たぬきハウジングの中
たぬきち「はじまっただなも。ここは様子見で行くだなも、アーチャー」
ギルガメッシュ「そうなるな。どれくらいの雑種を見分けるにはちょうど良いからな。」
つねきち陣営では
つねきち「あらま!もう始まってしまいましたか・・・・ではバーサーかーさん、ここは少し突っついた方が良いと思いますよ!」
頼光「はい。では、参ります!!!」
戦闘服に着替え、船から飛び出す頼光
フユキ村 原っぱ
火花が舞い、槍と槍がつば競り合いながら、ランサーとライダーが戦いを繰り広げている
ガレス「はぁ!せい!」ライダー「ふん!どりゃ!!」
ライダー「確かに騎士の名に恥じない戦いぶりだな、ランサー。だがな!!」
ライダーは持ち前のスピードでガレスを翻弄する
ガレス「は、速い!!」
ライダーのスピードの前に防御が精一杯のガレス
ライダー「おりゃ!!」頭を狙う ガレス「きゃあ!?」避けきれず兜が外れる
ガレス「クゥ・・・・・あ、兜が!?」
ライダー「ヒュー。あんた、ガキンチョの割には可愛い女騎士様だったのか。」ガレス「!?なんか悪い!」
ライダー「あんた確か円卓に仕えた騎士と行ってたな。もしやと思ったが、あんた円卓でも一番浅い経験の方だろ?」 ガレス「!?」
しずえ(木に隠れていた)「あらら、もうランサーさんの真名がバレバレじゃないですか!!」
ガレス「うぅ・・もう真名を隠す必要はありません!!真名はガレス!確かに円卓の中でも新しいぐらいの騎士ですが、アーサー王と共に戦った騎士に変わりません!!」
ガレス「それにあなたと戦ってわかりました。あなたの人とは思えないそのスピード、私の槍も効いてないその身体。これはおそらく生まれ持った体質と思えば、あなたはギリシャ神話の大英雄。」
ガレス「『駿足のアキレウス』。まさかあの大英雄と最初に戦うことになるとは・・・・」
アキレウス「ふん。俺の正体を見破った事は褒めてあげるが、これでわかっただろ?俺とお前じゃ英霊の格の違いがありすぎるってね。」
槍を落とし ガレス「認めましょう。あなたと私じゃ力の違いがありすぎた事を・・あなたと対等になるのはもはやアーサー王かガウェイン兄さんとランスロットしかいないかと・・・」
しずえ「ガレスさん・・・・・」
しずえがアキレウスの前に立ち
しずえ「アキレウスさん、もうガレスさんの事をいじめないでください!お願いします!!」 ガレス「マスター!?」
アキレウス「・・・・悪いな、これは聖杯戦争だ。サーヴァントが聖杯を手に入れるための殺し合いなんだ。見過ごしは出来ねぇ・・・」
頼光「その通りですわ!!」
突如、雷撃と共に現れ、雷の矢を放つ源頼光
ガレス「マスター、危ない!!」 しずえ「きゃあ!?」しずえと共に避ける
アキレウス「くぅ。あんた、アーチャーか!?」
頼光「おあいにく様、私はバーサーカーのクラスでここに存在してますの。」
つねきち(船から見てる)「頼光さん・・・あれほどクラスは隠しておいてと言いましたのに・・・」
アキレウス「アーチャーだろうとバーサーカーだろうと、あんたがデカパイでも、俺の敵となれば、容赦はしないぞ!!」
頼光「わかっているのでしたら・・・・いざ!!」
雷轟がとどろく中で繰り広げられる頼光とアキレウスの戦い
アキレウス「クゥ・・俺の身体が痺れるとは、よほどの神性を持っているな!」 頼光「あなたほどのでもないですがネ!!」
雷を纏った刀でアキレウスに切り込むと同時にアキレウスをなぎとばす頼光
アキレウス「うわぁ!?」
アキレウスはテントに向かって飛んでいき、テントを破壊するようにぶつかってしまう。
サクラ「イタタ・・一体なにがどうなって・・・」 頼光「???」
ガレス「しずえさん、大丈夫ですか?」 しずえ「大丈夫ですよガレスさん、私なんて・・・」
サクラ「ウワァァァァァ~~~~!?」
ガレス「今の声!村長さんの声です!!」 しずえ「えぇ!?村長が襲われてるのですか?!」
フユキ村 広場
サクラ「ア・・・アァァ・・・・・。」
頼光「・・・・・・」
たぬきちの家では
たぬきち「!?。やばいだなも!!アーチャー」
ギルガメッシュ「ふん。あんな雑種、放っとけ!それに今行っても手遅れだ。」
再び広場
サクラ「いったい誰なんですかあなたは!!」
頼光「・・・・・(あらまぁ、こんな所に一般人がいますけど・・・)」
つねきち(イヤホン)「こっちじゃ見えないけど、ジャマになるなら切り捨てても良いですよ!」
頼光「そうですが・・・・」
頼光「・・・ごめんなさい。あなたに恨みはありませんですが・・・・・消えてください。」
雷をサクラに向けて振りかぶる頼光
サクラ「い・・嫌・・(消えてって・・・私、一人暮らしを初めたばかりなのにこんな所で死ぬなんて!!!)」
サクラ「イやぁぁぁ~~~~!!」叫ぶ
その時、ふしぎなことが起こった。
広場に飛び散ったサクラの持ちベルが魔法陣の役割となり・・・・
その魔法陣から誰かが頼光の雷を受け止めた!!
ガキンッ(刀が交える音)
頼光「な・・・なんですって!?」
?「一体どういうことだろうね・・歪みに入ったら、またあの英霊剣豪と刀を交えるとはね!!」
サクラ「・・・・えっ?」
その人は侍と言うにはあまりにも女々しくて、舞子と言うにはあまりにも・・・まっすぐとした眼をしていたのだ。
アキレウス「チィ・・・ん?なんだよ、ここに来てセイバーのご登場ってワケかぁ?」
セイバー?「セイバー・・・・まぁ確かに今まで私が渡ってきた世界も私のことをセイバーって言ってたっけ?」
頼光「セイバー・・・ここに来て私の前に現れるとは遅刻も大概ですわ!!」
セイバー「えっ遅刻?まぁ、遅刻したって言うなら謝るけど・・・罪のない人を襲うのは見逃すわけには行かないよライダー・黒縄地獄!!」
セイバーと名乗る女武士と頼光が戦いを繰り広げる
サクラ「なんなの一体・・・・」
しずえ「村長さん、無事で何よりですよ!!」
サクラ「しずえさん!一体これはどういうことですか!!」
しずえ「今は話せる状態じゃないんです!!ここを離れてください!!」
サクラと共に逃げるしずえ
セイバー「どうよ前に戦った時より私は強くなっているからね!!」
頼光「さっきから私の事をライダー・黒縄地獄と言ってますが、あなたは人違いをしているようですね。私はバーサーカーですよ。」
セイバー「え、ライダーじゃないの?」 アキレウス「おいおい、ライダーは俺だっつうの!!」
?「そこまでだ雑種共!!」 一同「!?」
ギルガメッシュが木の上から現れる
ギルガメッシュ「お前達、聖杯戦争初日にしては随分の暴れようじゃないか。」
アキレウス「オイオイ、堂々と木の上からご登場とはな。」
ギルガメッシュ「ふん、雑種風情が俺と対等の立場だと思ったら大間違いだ!!」
アキレウス「雑種だと・・・言って置くが俺の両親は偉大な英雄と女神であってな!俺を侮辱するのは良いが、母を侮辱するのはやめといた方が良いぜ!!」
ギルガメッシュ「ほう、俺に喧嘩を売ろう手か・・・やるのか?」
?(念話)「撤退だライダー、今宵はここまでだ。」
アキレウス「!?。・・・・わかったよ!」 「金ぴか野郎、次会ったら容赦しないからな!!」
頼光「・・・・・・・」
アキレウスはマスターの命令により、撤退をする。 その後に頼光もまた撤退をする
ギルガメッシュ「雑種が・・・・・」セイバーを見て、降りてくる
セイバー「な、なによ?」
ギルガメッシュ「セイバーよ、貴様のマスターはどうした?」
セイバー「あのぅ、マスターって?」
ギルガメッシュ「貴様を呼び出した雑種のことだろう!!」
セイバー「えぇ!?私は呼ばれたって事なの?」
ギルガメッシュ「・・・・まぁともあれ、貴様のマスターに渡したい物がある。」手紙とある住所を渡す。
セイバー「あのぅ・・これって・・・・」紙を見て
ギルガメッシュ「さっき壊されたマスターの家のお詫びの連絡とこれからのことが書かれている案内状だ。しっかりと眼に刻め雑種。」
ギルガメッシュ「それに・・・出てこいランサー。」ガレス「な、なぜ私の事を!?」変身解除
ギルガメッシュ「変化を可能とする指輪か・・・。ランサー、このなんもわかってないセイバーにセイバー自身のマスターがいる場所に案内させろ。」
ガレス「ハイ・・・って私はガイド扱いですか!?」
ギルガメッシュ「わかっているのかランサー!!」武器を出す
ガレス「は、はい!?」
セイバー「あなた、どうして私を?」
ギルガメッシュ「マスターの命令だからだ。次は無いと思っとけ。」
セイバー「・・・・・」
そう言い、ギルガメッシュは去って行く。
ガレス「さて、セイバーさん。私と一緒に行きましょう。」セイバー「え、えぇ・・・・」
ガレスと共に役場に行くセイバー
役場 しずえ陣営
しずえ「あ!ガレスさん、無事に戻ってきたんですね!」
ガレス「はい、ただいま戻りました!!」
セイバー「・お邪魔します・・・・」
サクラ「あなたは!?」セイバー「あ、君か!私を呼んだのって!」
サクラ「あのぅ、これは一体どういうことですか・・・・・」
しずえ「ごめんなさい!事が終わったら全て話そうとしてたんですが・・・・」
しずえさんは今までの事を全て話してくれました。このフユキ村で聖杯戦争という物が行われていることを、しずえさんがランサーのマスターである事、そして私がセイバーのマスターになってしまったことを
しずえ「と言うことなんです・・・まさか聖杯戦争があんな残虐な行動とは知らなかったとは、私の監督不行き届きです!!」
サクラ「いいですよ・・・私も実は、家族が魔術師の家系だったんです。」
しずえ「え!?サクラさん、魔術師だったんですか!?」
サクラ「はい。でも私はそんな魔術師のやり方が嫌で、独立をするためにこの村で一人暮らしをしようとしたのですが・・・」
セイバー「運悪く、この村で始まった聖杯戦争ってやつに巻き込まれちゃったって事かな?」
ガレス「あのぅ、セイバーさん。」セイバー「なに?」
ガレス「あなた、事の重大さや聖杯戦争の事を分かっていないのですか!?召喚に応じたサーヴァントなのに!」
セイバー「サーヴァントって・・・それに聖杯戦争、召喚って・・・・・・」事を整理する
セイバー「!。なるほど・・・そう来たのか!よし、納得した!!」
サクラ「納得したって?」 セイバー「いや、こっちの話!あいさつが遅くなってゴメンね!改めてまして・・・」
セイバー「ー問おう、あなたが私のマスターですか。」 SNのセイバー召喚のシーン的に
サクラ「そ、そうですね。」セイバー「よし!契約は完了って事で!」
しずえ「あのぅセイバーさん、私ランサーのマスターですので真名をここで名乗るのは極力避けたいのは分かりますが・・・」
セイバー「真名ね・・・なんかマスターに優しそうだから教えてあげる!!」 ガレス「教えるのですか!?」
セイバー「私の真名は・・・・新免武蔵守藤原玄信。」
一同「・・・・・・・」
しずえ「あのぅ、真名をもう一回言ってくれますか?」
セイバー「はい?新免武蔵守藤原玄信・・・・」 サクラ「真名長すぎ!!」
セイバー「長かったかぁ・・・要するに私の真名は新免武蔵。つまり宮本武蔵っと言えば良いかな?」
一同「えぇ~~~!?」
しずえ「ま、まさか・・・あなたがあの日本が誇る最強の大剣豪・・・・」 セイバー「うんうん!」
しずえ「・・・・に憧れて剣術と名前をまねっこしたお侍さんですね!」 セイバー「ズゴッ!?」
武蔵「だから!私こそがあの大剣豪 宮本武蔵!!セイバーのサーヴァントして召喚されたんですよ!!」
しずえ「まさか~あの宮本武蔵が女性である事は絶対にあり得ないですよ!」
ガレス「そのこと、私にも言えますか?」ジト目 しずえ「・・・・・」
武蔵「ともかく、ここにいるみんな以外は私が宮本武蔵なのは知らない以上、真名を名乗らなければ問題ないって事で・・・」
武蔵「マスター、あなたはこれからどうする予定で?」
サクラ「・・・・・私、この聖杯戦争を止めたいと思ってる。」 武蔵「!」
サクラ「だって、頬っておいたらこの村の村民達がいつ今日の私みたいな事になったら、その人が悲しんでしまうから。もうこれ以上、誰かを傷つけるようなことはさせたくない!セイバー、私を助けたサーヴァントならこれは分かるよね!!」
武蔵「・・・分かってるよマスター!私はマスターのためならその願いを叶える刀となります!!」サクラ「ありがとうセイバー!」
しずえ「・・・その息ですよ村長!私も無知とはいえ聖杯戦争に参加してしまった以上、この戦いを終わらせて、村に平和を取り戻しましょう!!」
ガレス「そうですね!ではここは私たちとサクラ達、一緒に戦っていきましょう!!」
一同「お~~~!」
20XX年 ○月○日
フユキ村にて
マスター:(間桐)サクラ村長 サーヴァント:新免武蔵守藤原玄信…即ち宮本武蔵 参戦!
及びセイバー&ランサー同盟 結成
話の途中ですが、感想を述べても良いですよ。
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】?
【真名】アキレウス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・97kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷 魔力C 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C 騎乗:A+ 神性:C
【固有スキル】
戦闘続行:A 勇猛:A+ 女神の寵愛:B 彗星走法:A+ 勇者の不凋花:B 宙駆ける星の穂先:B+
【宝具】
『疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~60 最大捕捉:50人
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】間桐桜(サクラ)村長
【真名】新免武蔵守藤原玄信(宮本武蔵)
【性別】女性
【身長・体重】167cm・56kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷B 魔力E 幸運B+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
【固有スキル】
第五勢:A 天眼:A 無空:A 戦闘続行:EX 無刀の境地:A
【宝具】
『六道五輪・倶利伽羅天象(りくどうごりん・くりからてんしょう) 』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:1人
【マスター】サクラ(村長)
解説
間桐桜のどうぶつの森バージョン。Fate本編と同じ生き方をしていたが、魔虫を入れられていない・自分の意思で冬木からフユキ村に引っ越している。
一人暮らしのためにフユキ村に引っ越すが、偶然なのか聖杯戦争に巻き込まれ、セイバー・宮本武蔵のマスターとなってしまう。
夜明け前のある場所 アサシン陣営
アサシンのマスター「それは本当かね、アサシン?」
アサシン「あぁ、先ほど7基目のサーヴァント・セイバーが召喚されたみたいでね。マスターは昨日から村長になったサクラって女だ。」
アサシンのマスター「セイバークラスを呼び出したマスターねぇ・・・セイバーのマスターがよもやこのフユキ村の村長になったとなると何が起きると思うかアサシン?」
アサシン「何のことかな?」
アサシンのマスター「セイバーのマスターが村の長となれば、条例とかで自身に有利な状況に出来る。いずれこの聖杯戦争も強引にやめさせようとするだろうな・・・」
アサシン「俺たちも動いた方が良いかと?」
アサシンのマスター「そうなるな。ま、あんたなら何をしても大丈夫だろうな。お前はアサシンでありながら、アサシンにはない無敵の力を持っているのだからな!」
アサシン「ようやくこの僕を信用する気になったか、マスター。」
アサシンのマスター「まさか、君の実力を見るまでは信用出来なかったからな。」
アサシンは隠してある謎の絵画を見ながら窓の外を見ていた
翌朝、たぬきハウジングの前
サクラ「ここがたぬきハウジング。私の家の事を相談してくれるお店です。」
武蔵「ヘェ・・あの金ぴかが言ってたお店かぁ・・・まさかあいつはここに・・・」
サクラ「昨日、セイバーに手紙を渡したサーヴァントの事ですか?確かにそうかもしれませんが、今は私とあなたのおうちの事をなんとかしないと!」
武蔵「確かにそうだね!じゃあ、入ろうか!」
サクラと武蔵はおうちの件を相談するためにたぬきハウジングに訪れた
たぬきハウジング
たぬきち「いらっしゃいませー! あっ!サクラさん、ドーモドーモ!引っ越しの手続きは終わっただなも?」
サクラ「終わったのですが・・・・実は相談がありまして・・・実は昨日の工事で・・・」
たぬきち「あっ!そうだっただなも!サクラさん、昨日の工事でせっかくのテントが台無しになってしまったのは聞いているだなも。このたびは誠に申し訳ないだなも。」
サクラ「(聖杯戦争の事は知ってそうね、おそらくはあの金ぴかサーヴァントのマスターか・・・)」 たぬきち「(サクラさん、聖杯戦争の重大さをわかってるみたいだなも。とすると隣に居るのはセイバーのサーヴァント・・・)」
たぬきち「すみませんが、サクラさんの隣にいらっしゃいますのは・・・」
武蔵「私ですか!私は今日、このフユキ村に引っ越して来ました「ムサシ」っと申します。」
たぬきち「ムサシさんですか・・・・ムサシさん、ムサシさん・・・・・」
ムサシ(武蔵)「あ、別にあの宮本武蔵じゃありませんよ!だってあの人、実際男の人ですし・・・」 たぬきち「!。まぁそうなるのは当たり前だなも!」
サクラ「!?ちょっと失礼します!」 武蔵を連れていく
サクラ「(セイバー!真名は言わないってあなたが言ったのになんで真名に近い名前で名乗るのよ!)」 ムサシ(武蔵)「(この時代じゃ、ムサシっという名前が調べたら多かったからつい・・・)」
たぬきち「ムサシさん、もしかしたら手違いで今日来る新しい住民の内容が行き届いていなかっただなもね!失礼いたしました!」
サクラ「そ、そうですよ!ちなみにムサシさんは既にこっちで住民登録を済ませておりますので!たぬきちさんには家のことでついで来て貰いました。」
たぬきち「なるほどそうでしたか!ではボクもサクラさん家とムサシさん家のローンの計算をしておけばいいだなもね!」
たぬきち「ムサシさんはあとでお家の場所を決めるとして、サクラさんの場合はテントが壊されてる事もあるし・・・」
たぬきち「最初に言っておきますが、ムサシさんはお家の工事の頭金として10000ベルになるところ、サクラさんは特別サービスで無料って事にするだなも!」
サクラ「はーい!」 ムサシ「えぇーズルーい!!」
たぬきち「ちなみにムサシさんは頭金を払っていないといつまでたってもテント暮らしのままだから気をつけてね。」
たぬきち「大丈夫!大丈夫!この村の作物や資源などは豊富だし、お金なんてすぐに稼げるだなも!」
たぬきち「フルーツや貝殻を村のリサイクルショップに持ち込むのが手っ取り早いけど、少し貯まったお金で商店街であみやつりざおみたいな道具を買うのもいいだなも。それで虫や魚を売ったりすればもっと沢山稼げるだなも!」
ムサシ「なるほど、それなら下手にアルバイトを探すより良いって事だね!わかったわ!」
たぬきち「理解が早いだなもね!じゃあ、頭金の10000ベルが出来たら直接ここに持ってきて欲しいだなも!」
ムサシ「了解!すぐに稼いでくるから、ちょっと待っててね!」外に出る
サクラ「あぁ、ムサシさん!?」 たぬきち「ちょっと待つだなも、サクラさん。」
たぬきち「お節介かもしれないけど、虫や魚、化石や美術品などはフータさんがいる博物館に寄贈した方が良いだなも。きっと、サクラさんの役に立つだなも!」
サクラ「は、ハイ・・・・」 そう言いつつ、店から出るサクラ
ギルガメッシュ「良いのか?あのセイバーのマスターに博物館の存在を教える事は、敵に塩を送る行為だぞ。」
たぬきち「良いの良いの!確かに今の博物館は、あの監督役のコトミネさんの住み処で展示品を寄贈すれば無差別に敵陣営の情報を漏らす中立な場所だなも。」
たぬきち「でも、英雄王であるあなたがあんな強力かつ多すぎる宝具を持っているからあのセイバー相手に一つや二つハンデをつけても構わない、それはアーチャーもわかってるだなもね。」
ギルガメッシュ「ふ、言うではないかマスター。この我が我の情報が漏れてもそれぐらいで負けるワケがない事を知っての上であのマスターに教えたのか。相当自身があるんだな。」
たぬきち「自身も覚悟も無ければ、ボクは聖杯戦争を生き延びれないだなも。」
たぬきち「ただ、ライダーやバーサーカーは警戒するとして、まだ姿を見せていないアサシンとキャスターが気がかりだなも。 せめてあのセイバーのマスターがアサシンの情報を聞き出せればなんとかなるだなも。」
ギルガメッシュ「・・・・・・・」
フユキ村 雑木林
武蔵「とは言ったもの、手持ちの道具が無い私たちに何を売れば良いのかな・・・・」
サクラ「そうだねぇ・・・まずは海岸の貝を売ることから始めようか!」 武蔵「海岸かぁ・・・遠いんだよねぇ、ここから・・・」
そう言いつつ、木を揺すってみる武蔵。すると木から100ベルが落ちてきた
武蔵「お!100ベルが降ってきた!」 サクラ「あらま!確かランサーがフルーツ以外に木を揺するとベルや家具が出てくるって言ってたっけ。」
武蔵「よーし!早速、あたりの木を揺すりまくって道具を揃え買いできるぐらいにベルを稼ごう!!五輪の神髄見せちゃいますね!!」
片っ端に近くの木を揺すりまくる武蔵。
サクラ「ちょっと!?調子に乗らないで、武蔵さん!!」
揺すりに揺すって行く内に・・・・
ぽとん ハチの巣
武蔵「ん?」 サクラ「これって、まさか・・・・」
ブゥゥ~~~ン!!
武蔵「ちょ!?なんか襲ってくるんですけど!!」 サクラ「ちょ、今は逃げた方が良いって!!」
ハチから逃げる武蔵とサクラ
ガレス「ふふふ~ん、今日も良い天気・・・・って!?」 ハチに追われる武蔵達を見て
武蔵「ランサー~~~!!そこどいてぇ~~!」
サクラは横にそってハチをかわし、ガレスは盾だけを出して防御、武蔵はハチに捕まってしまい・・・
サクラ「・・・・大丈夫?ムサシさん?」
ハチに刺されてまぶたが腫れた武蔵「大丈夫分けないじゃない・・イテテ・・・」
ガレス「もぉ~~一体何なんですか、あなたたちは!!」
役場
武蔵達二人は正座で、ガレスにワケを話すサクラ達
ガレス「それで木を揺すってたら、ハチの巣が落ちてきてこんな事態に?」
サクラ「はい・・・・・」 武蔵「面目ない・・・」
ガレス「まぁ、私以外周りにいなかった事は幸いでしたが、私を大きな声でランサーと言うバカはいませんよ!お昼は聖杯戦争の事は無しって言いましたのに!」武蔵「シュン・・・」
しずえ「まぁ、お説教はここまでにしておいて・・・サクラさん、これからどうしますか?」
サクラ「貯まったベルで釣り竿かあみを買って、それで採れる虫と魚で武蔵さんのローンを払おうと思って・・・」
しずえ「なるほど・・・!!。でしたらこれも使ってみたらどうですか?」
しずえさんからスコップを貰うサクラ。
しずえ「それは私が昔使っていたスコップです。少々ホコリは被ってますが、仕えると思います!」
サクラ「ありがとうございます、しずえさん!そう言えば、近くでなんか亀裂があったんですけど・・・」
数分後 サクラの言ったとおりの場所でスコップを使ってみたら、なんと化石が出てきたのだった!
ガレス「これは石?」 しずえ「これはまさしく化石です!!」 武蔵「おぉ!これが化石かぁ。」
サクラ「化石かぁ・・・」ふと、たぬきちの言葉を思い出す
(お節介かもしれないけど、虫や魚、化石や美術品などはフータさんがいる博物館に寄贈した方が良いだなも。きっと、サクラさんの役に立つだなも!)
サクラ「この化石、あと3つ集めて博物館に寄贈しましょう!」武蔵「寄贈?売るんじゃ無くて?」
しずえ「確かにそうですね!村の文化を伝えるためにもこの化石は鑑定して寄贈させて貰いましょう!それにフータさんには話したいことがありますので、サクラさん、一緒に行ってもよろしいですか?」
サクラ「良いよ!」
その後、化石を早急に集めて、フータがいる博物館に向かうのだった。(途中で頭金である10000ベルを集めながら)
フユキ村博物館の前
サクラ「ここがフユキ村の博物館かぁ・・・」
武蔵「見てみて!展示されてる物を!」ガレス「見るからに少ないですが、博物館って感じですね。でも・・・」
よく見たら、虫や魚の展示のほとんどが【寄贈者 匿名】と書かれていた。
しずえ「匿名の寄贈者が多そうですね。(まさか口封じのために他のマスターが寄贈を・・・・)」
武蔵「とにかく入ってみようよ!」 サクラ「そうだね!」
博物館に入るサクラ達
フユキ村博物館
フータ「いつも大量に魚を寄贈してくれましてどうもありがとうございます。」
紳士「いえいえ、これも趣味のボランティアですので!」
サクラ達が入ってきて
紳士「失礼。そろそろ行かないと・・・」
フータ「そうですか、では寄贈ありがとうございました。」
サクラ達と紳士は横ですれ違う
紳士「ふ、ランサーとセイバーか。私の敵ではなさそうだ・・・・」
フータ「フユキ村博物館にようこそ。・・・あ!あなたが新しい村長ですね!」
サクラ「はい!サクラと申します!」
フータ「サクラさん、今日はどのような用件でお越しですか?」サクラ「化石の鑑定できました。」
フータ「ほほぅ、化石の鑑定ですか!いやぁ、最近虫と魚しか寄贈してくれませんし美術品も月に1度しかなく、それに私なんて、虫嫌いなんですよ・・・」
サクラ「こちらです。」化石を渡す。
フータ「では、どれどれ・・フムフム・・・なるほど・・・」鑑定中
フータ「ほほぅ!!ず・ば・り、T-レックスのあたま・からだ・しっぽ。そしてコハクです!はい。」
しずえ「そうですか!それは良かったです、それにまだ寄贈もされてもいないし・・・」
しずえ「フータさん、そろそろ本題に入らせて貰います!聖杯戦争のことで!」
フータ・サクラ達「!?」
フータ「あ、やっぱりそうなりますか・・・分かりました。ここではアレですのでついてきてくれますか?」
フータに連れられてきたところは、礼拝堂に似た場所だった。
フータ「こちらです。コトミネさん、こちらがセイバーとランサーのマスターの一同です。」
コトミネ「結構、私がこの聖杯戦争の監督役を務めております。コトミネと申します。」
サクラ「コトミネさん・・・」 コトミネ「君がフユキ村の新しい村長か。話は聞いている。」
コトミネ「それでサクラ村長がセイバー、しずえさんがランサーのマスターで良いんだね?」 二人「はい。」
コトミネ「おやおや、セイバーのその顔。ハチにでも刺されたのかな?」
武蔵「む・・・・その通りです・・」 ガレス「お見苦しくてすいません。」
コトミネ「まぁいい。私は監督役ですが、このフユキ村博物館の展示物を寄贈してくれたマスターに有利な情報を提供するのが私のつとめです。」
サクラ「情報を・・・もしかして私に博物館の事を教えてくれたたぬきちさんは!」 しずえ「なんですって、なぜたぬきちさんが!?」
コトミネ「その通り、彼こそがこの聖杯戦争を提案かつアーチャーのマスターとして貴方たちを見てきたんですよ。あのたぬきは。」
しずえ「そ、そんな・・・たぬきちさんまで私たちの敵だったなんて・・・でもどうして・・・」
フータ「推測ですが、よほどあのアーチャーに自信を持っている他ありませんね・・・これでわかったでしょ、聖杯戦争がどれだけ危険なイベントだって事が!!」
しずえ「・・・・・」 ガレス「マスター・・・・」
コトミネ「ご託はその辺にして、アーチャーの情報はT-レックスを揃えて寄贈した報酬だ。化石の場合、化石の種類を揃えた場合のみ情報が提供される。」
サクラ「なんですって!?」 武蔵「つまり、先に魚と虫を寄贈したあの匿名は、おそらくキャスターかアサシンの・・・・」
コトミネ「さぁ、コハクから少しでもキャスターかアサシンの情報を聞き出すか?」 サクラ「・・・・・わかりました。では、アサシンで。」
コトミネ「ふ、魔術師が嫌でここに越した敗者にしては賢明な判断だ。良いだろう。」
コトミネ「アサシンは、さっき魚を寄贈した紳士だ。君たちが来る前に私に情報を教えた・・・それだけだ。」
ガレス「あの人が!?」 武蔵「知ってるの!」 ガレス「さっきすれ違って、顔は少ししか覚えていませんが分かります!なにせ私の敏捷はAですので!」
コトミネ「情報は以上だ。さらに聞きたい場合はまだ寄贈していない物を用意するんだな。」
サクラ「・・・分かりました。集まったらまた来ます・・・」 コトミネ「フッ、期待してるよセイバーのマスター。」
博物館を出て 商店街近くのベンチ
しずえ「はぁ・・・・どうしましょう、たぬきちさんと戦うなんて私にはできません!!」
武蔵「大丈夫。倒すのはあの金ぴかのアーチャーだけ!アーチャーさえ倒せれば、たぬきちは元のたぬきちに戻るよ!」
しずえ「・・・本当ですか?」 武蔵「うん!!」
サクラ「そうと決まれば、用意を済ませて、21時45分まで休もう。セイバーは頭金を払いに行ったらどう?」
武蔵「そうだった!!じゃあ私、頭金払ってくるから先に帰ってて!!」 頭金払いに行く
サクラ「しずえさん、私たちも・・・」
しずえ「待ってください!その前に、少し寄りたい所があります・・・」サクラ「寄りたい所?」
喫茶ハトの巣
マスター「いらっしゃいませ・・・・」
しずえ「いつもので!」 マスター「かしこまりました。」
しずえ「ここのコーヒーは一日一杯ですが、とても美味しいんですよ!嫌なことがあったら、必ず行くようにしているんです。」
ガレス「そうですか、では私も!」サクラ「私も!」
?「そうそう!ここのコーヒーは旨いったらありゃしねーな!」
しずえ「そうですよ・・・・・って、なんでここに居るんですかあなたは!?」 ?→アキレウス「よぉ!」
ガレス「あなた!!」 アキレウス「おっと、今は戦いに来たわけじゃねぇ。まだ時間じゃねぇからな。」 今の時間、19時32分
マスター「オルガさん・・・お知り合いですか?」 アキレウス「まぁ、そんなものかな?」
サクラ「(オルガ・・・それがライダーの日中の偽名らしい。)」
マスター「私、倉庫に行ってコーヒー豆の確認をしますので。少し席を外しますね。」
その場を離れたマスター そして場はアキレウスとサクラ達だけになる
アキレウス「・・・さてお前達、今日博物館で何か情報を貰ったそうじゃ無いか。どんな情報なんだ?」
ガレス「そんなの言うわけないでしょ!!」 アキレウス「まぁ、そうなるな。だがランサー、あんたは俺に力の差で完膚なきまでに負けてるからな。」
ガレス「ぐぅ・・・・」 しずえ「落ち着いてくださいガレスさん!」
しずえ「アキレウスさん、アーチャーと戦いたいなら私たちと協力する事は出来ませんでしょうか?アーチャーの情報は知っていますので。」
アキレウス「そうか・・・だがお断りだ!情報は知りたいが、アイツだけは俺のさしで倒したいと思ってる。」 しずえ「そうですか・・・」
サクラ「アキレウスさん、あなたはどうして聖杯戦争に・・・」
アキレウス「マスターが聖杯ほしさに俺を呼んだことが最大の理由だが、俺はな「英雄として生き、英雄として死ぬこと」を誓っている。それだけは変えられない。例え、マスターの命令でもな」
サクラ「・・・・・そうですか。帰りましょうしずえさん。」 しずえ「えぇ・・・」
ハトの巣をあとにするサクラ達
アキレウス「・・・・・」
マスター「オルガさん、何か人には言えない事情があるようですね。」 アキレウス「あぁ・・・」
マスター「・・・・ここだけの話・・・なんかここの住民とは違う金髪の髪型をした男の人がたぬきハウジングとたぬきちさんの新居に出入りしてるって噂がありますが・・・」
アキレウス「マスター!あんたは優秀だぜ!ありがとな!!」店を出る マスター「・・・・ありがとうございました。」
喫茶ハトの巣
マスター「いらっしゃいませ・・・・」
しずえ「いつもので!」 マスター「かしこまりました。」
しずえ「ここのコーヒーは一日一杯ですが、とても美味しいんですよ!嫌なことがあったら、必ず行くようにしているんです。」
ガレス「そうですか、では私も!」サクラ「私も!」
?「そうそう!ここのコーヒーは旨いったらありゃしねーな!」
しずえ「そうですよ・・・・・って、なんでここに居るんですかあなたは!?」 ?→アキレウス「よぉ!」
ガレス「あなた!!」 アキレウス「おっと、今は戦いに来たわけじゃねぇ。まだ時間じゃねぇからな。」 今の時間、19時32分
マスター「オルガさん・・・お知り合いですか?」 アキレウス「まぁ、そんなものかな?」
サクラ「(オルガ・・・それがライダーの日中の偽名らしい。)」
マスター「私、倉庫に行ってコーヒー豆の確認をしますので。少し席を外しますね。」
その場を離れたマスター そして場はアキレウスとサクラ達だけになる
アキレウス「・・・さてお前達、今日博物館で何か情報を貰ったそうじゃ無いか。どんな情報なんだ?」
ガレス「そんなの言うわけないでしょ!!」 アキレウス「まぁ、そうなるな。だがランサー、あんたは俺に力の差で完膚なきまでに負けてるからな。」
ガレス「ぐぅ・・・・」 しずえ「落ち着いてくださいガレスさん!」
しずえ「アキレウスさん、アーチャーと戦いたいなら私たちと協力する事は出来ませんでしょうか?アーチャーの情報は知っていますので。」
アキレウス「そうか・・・だがお断りだ!情報は知りたいが、アイツだけは俺のさしで倒したいと思ってる。」 しずえ「そうですか・・・」
サクラ「アキレウスさん、あなたはどうして聖杯戦争に・・・」
アキレウス「マスターが聖杯ほしさに俺を呼んだことが最大の理由だが、俺はな「英雄として生き、英雄として死ぬこと」を誓っている。それだけは変えられない。例え、マスターの命令でもな」
サクラ「・・・・・そうですか。帰りましょうしずえさん。」 しずえ「えぇ・・・」
ハトの巣をあとにするサクラ達
アキレウス「・・・・・」
マスター「オルガさん、何か人には言えない事情があるようですね。」 アキレウス「あぁ・・・」
マスター「・・・・ここだけの話・・・なんかここの住民とは違う金髪の髪型をした男の人がたぬきハウジングとたぬきちさんの新居に出入りしてるって噂がありますが・・・」
アキレウス「マスター!あんたは優秀だぜ!ありがとな!!」店を出る マスター「・・・・ありがとうございました。」
喫茶ハトの巣
マスター「いらっしゃいませ・・・・」
しずえ「いつもので!」 マスター「かしこまりました。」
しずえ「ここのコーヒーは一日一杯ですが、とても美味しいんですよ!嫌なことがあったら、必ず行くようにしているんです。」
ガレス「そうですか、では私も!」サクラ「私も!」
?「そうそう!ここのコーヒーは旨いったらありゃしねーな!」
しずえ「そうですよ・・・・・って、なんでここに居るんですかあなたは!?」 ?→アキレウス「よぉ!」
ガレス「あなた!!」 アキレウス「おっと、今は戦いに来たわけじゃねぇ。まだ時間じゃねぇからな。」 今の時間、19時32分
マスター「オルガさん・・・お知り合いですか?」 アキレウス「まぁ、そんなものかな?」
サクラ「(オルガ・・・それがライダーの日中の偽名らしい。)」
マスター「私、倉庫に行ってコーヒー豆の確認をしますので。少し席を外しますね。」
その場を離れたマスター そして場はアキレウスとサクラ達だけになる
アキレウス「・・・さてお前達、今日博物館で何か情報を貰ったそうじゃ無いか。どんな情報なんだ?」
ガレス「そんなの言うわけないでしょ!!」 アキレウス「まぁ、そうなるな。だがランサー、あんたは俺に力の差で完膚なきまでに負けてるからな。」
ガレス「ぐぅ・・・・」 しずえ「落ち着いてくださいガレスさん!」
しずえ「アキレウスさん、アーチャーと戦いたいなら私たちと協力する事は出来ませんでしょうか?アーチャーの情報は知っていますので。」
アキレウス「そうか・・・だがお断りだ!情報は知りたいが、アイツだけは俺のさしで倒したいと思ってる。」 しずえ「そうですか・・・」
サクラ「アキレウスさん、あなたはどうして聖杯戦争に・・・」
アキレウス「マスターが聖杯ほしさに俺を呼んだことが最大の理由だが、俺はな「英雄として生き、英雄として死ぬこと」を誓っている。それだけは変えられない。例え、マスターの命令でもな」
サクラ「・・・・・そうですか。帰りましょうしずえさん。」 しずえ「えぇ・・・」
ハトの巣をあとにするサクラ達
アキレウス「・・・・・」
マスター「オルガさん、何か人には言えない事情があるようですね。」 アキレウス「あぁ・・・」
マスター「・・・・ここだけの話・・・なんかここの住民とは違う金髪の髪型をした男の人がたぬきハウジングとたぬきちさんの新居に出入りしてるって噂がありますが・・・」
アキレウス「マスター!あんたは優秀だぜ!ありがとな!!」店を出る マスター「・・・・ありがとうございました。」
>>34の続き
聖杯戦争 2日目 たぬきち陣営 たぬきちの家
たぬきち「さて、あのセイバーのお家の工事手続きも終わったし、アーチャーはどこから攻めようとおもうだなも?」
ギルガメッシュ「ほぅ、今日から攻めに入るか?我は誰でも良いが、貴様はどうするんだたぬきち?」
たぬきち「う~~ん、戦略上、セイバー達の陣営から攻めたいのは山々だけど・・・彼女達は村長だから最後に取っておいて、バーサーカーかライダーの陣営を叩いた方がいいだなも!」
ギルガメッシュ「賢明な判断だ。俺も史実では男性にもかかわらず武蔵と名乗る女のセイバーには興味がある。奴にはこの俺が調べるに値する。それに・・・・」
トントントン。 ?「たぬきちさーん、郵便でーす!」
たぬきち「誰だなも?こんな時間に郵便は届かないはずなのに・・・」
玄関前 たぬきち「ぺりおさん?こんな時間に郵便はしない方が良いと言っただなも。さもないと・・・・」
扉が開いて アキレウス「工事に巻き込まれて危険だろってか?郵便物であるライダー・アキレウス。速達でお届けに参りました!!」
ギルガメッシュ「フハハハハ、ライダーの方から直接乗り込んで来たか!!だが、その荷物は受け取れんなぁ。」
アキレウスの頭上から槍が降ってきた しかしアキレウスはそれをかわす
たぬきち「危なかっただなも!まさかライダーにここがバレるとは!!」
ギルガメッシュ「下がってろマスター。ここからは俺の戦場だ。」
外に出るギルガメッシュ
アキレウス「戦いからしてアーチャーである事は間違いないな。武器をたくさん出して打ってくるのがあんたの宝具ですかい?」
ギルガメッシュ「察しが良いなライダー。近距離で放った攻撃をかわすとは、雑種と言ったことは撤回しよう大英雄。」
アキレウス「ふん。昨日言ったように今度はマジであんたをぶっ倒す!!そのために俺は本気で行かせて貰う!!」
アキレウスが口笛を吹くと、どこからか戦車が走ってきた
ギルガメッシュ「!?」轢いてきた戦車をかわす
アキレウス「あらよっと!」その戦車に乗る
アキレウス「さぁ、開戦だ!アーチャー、俺の真の力の前に屈服しな!!」
ギルガメッシュ「屈服か・・・だったらやって見せろ!アキレウス!!」
ギルガメッシュも自身の宝具であろう金の船を取り出し、それに乗り、アキレウスの戦車を追いかける
一方のセイバー&ランサー陣営 役場
サクラ「さて、これからどうしようか・・・」
しずえ「やっぱり、アーチャー・・たぬきちさんの所に行った方が良いでしょうか・・・」
ガレス「そうかも知れない。ここは単独行動かつ遠距離攻撃を得意とするアーチャーの陣営を攻めて行った方が得策なのかもしれません。」
武蔵(まだ腫れがひいてない)「じゃ!早い内にアーチャーを倒しに行こう!!」
紳士「それには及びませんよ、レディたち。」
サクラ達「!?」
紳士「ここですか、貴方たちの陣営はこの役場は。」
サクラ「アサシン!」
紳士(アサシン)「初めましてこの村の村長さん。わたしこそ、アサシンのクラスで現界したサーヴァントです。」
しずえ「アサシンさん、アサシンは気配を消して相手を殺すためのクラスですが、なんで隠れないで私たちの前に現れたんですか!」
アサシン「そうですねぇ・・・アサシンというクラスは大抵はクラスを触媒にハサン・ザッバーハという英霊が呼び出される不可思議なクラスです。しかし私はそんなハサンとは大違いです。今、貴方たちにはお教えできませんが。」
武蔵「そう。なら戦いに来たならなおさら!表に出なさい暗殺者!!」
アサシン「いいでしょう。それに・・・」おくすりをあげる
アサシン「怪しい物ではありませんよ。そのまぶたじゃ、レディの顔が台無しですから。」 武蔵「あ、ありがとう・・・」くすりを飲んで、腫れを治す
原っぱ
アサシン「では、始めようか?」 一同「・・・・」
サクラ「・・セイバー、いくよ!」武蔵「えぇ、先陣は私が!」
アサシンとセイバーの戦いが始まる
武蔵「はぁ~~~~!」 アサシン「・・・・」剣を取り出す
武蔵の刀は剣を抜くアサシンの間合いと取って切った!
アサシン「ふ。」
しかし切ったはずのアサシンの切り傷が灰のごとくすぐにふさがってしまった
武蔵「なに!?傷口が消えちゃった!?」 アサシン「色々あってねぇ。2人がかりでどうぞ。」 ガレス「!。なにを言ってみれば!!」
武蔵とガレス、2人がかりでアサシンに攻撃するも傷口は灰のように消えていくだけだった
武蔵「やぁぁぁぁ~~!!」 ガレス「せい!!」
アサシン「はぁ・・・無駄ですよ、レディ達。」 傷口がふさがる
武蔵「はぁ・・はぁ・・・きりがない・・・。」 ガレス「固有スキルなのか、彼の宝具か・・・・彼の能力が一切わかりません・・・」
アサシン「どうしましたか?こんなんではあのアーチャーを倒すことなど不可能ですよ。英雄王でもある彼にはね。」
ガレス「え、英雄王ですって!?」 しずえ「英雄王が、たぬきちさんのサーヴァントですか!?」
その頃、上空ではアキレウスとギルガメッシュの戦いが繰り広げていた
アキレウス「どうしたどうした!俺の速さに手も出ねぇってか!!」
ギルガメッシュ「王の舞うこの天にこんな破天荒な戦車で荒らされようとは、久しいぞこんな戦いは!!」
スピードは加速し、光のごとく突き進む二騎のサーヴァント
アキレウス「仕舞いだ!我が戦車であんたを地面に叩き落としてやる!!」
加速し、ギルガメッシュの金の船「ヴィマーナ」の両翼を破壊するアキレウス
ギルガメッシュ「我がヴィマーナに傷をつけるとは、不敬な!ならば・・・」
宙に浮くギルガメッシュ それを逃さないアキレウス
アキレウス「もう遅い!!喰らえ、疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)!!」
アキレウスの疾風怒濤の不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)がギルガメッシュに襲いかかるが・・・
ギルガメッシュ「天の鎖(エルキドゥ)!!」
どこからともかく金色の鎖がアキレウスと戦車と馬を縛り上げた
アキレウス「な!?動けねぇ・・・・」縛られる
ギルガメッシュ「どうだ。神との混ざり合いの子であるならば、この神を縛り付けるこの天の鎖には答えるだろうな。」
アキレウス「何!?・・・・そうかあんた、わかってちゃいたが、あんたはかのバビロニアの英雄王 ギルガメッシュときたか。」
ギルガメッシュ「ようやく気づいたかライダー。我をここまで楽しめた事は褒めてつかわす。だが、それもここまでだ。」
ギルガメッシュが何かの鍵を使い、ある長い棒のような物を取り出す。
アキレウス「へ、俺の逸話は知ってるだろうが俺を倒すくらいなら俺の足のかかとを切るかあんたの宝具全部出して突き刺さしてみろよ!」
ギルガメッシュ「なんと、お前の弱点を突くなどと。我がそんな面倒ごとをやると思うか?」
宝具が起動する
ギルガメッシュ「せめて不死である貴様の身体を持ったまま死んでいけ!!天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)!!」 アキレウス「!?」
天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)と名乗る宝具は鎖が解けたアキレウスに直撃する
アキレウス「ヌワァァァァァ~~~~~!?」 身体が崩壊しながら消えていく。
ギルガメッシュ「ふん。ギリシャの大英雄とて、我が乖離剣エアの微量の威力でも耐えられなかったか。」
ライダー陣営 展示会場のある家
ケイネス「なんなんですか・・・あのたぬき風情が英雄王を従えてるだと!?なんてことだ!このロードエルメロイであるこの私があんなたぬきなんかに!!」
?「・・・・・・」 ケイネス「な、なんなんですかあなたは!?」
?→キャスター「こんなクズでも使える物は使えるか・・・」 ケイネス「ヒィ!?」
ケイネス「うわぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~!!!」
ケイネスの叫び声が家の中にのみ響き渡っていた。
ライダー陣営 脱落
ライダー:アキレウス、天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)により消滅。 マスター:ケイネス・エルメロイ、キャスターに攫われる。
セイバー&ランサーVSアサシン 上で天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)による攻撃で空が赤くなる
アサシン「どうやら、ライダーはあの英雄王に負けた見たいですね。」
武蔵「ライダー・・・・。」ガレス「アキレウス・・・・。」
ガレス「セイバーさん、ここは私に任せてください・・・せめて宝具を発動させて、アサシンの真名だけでもわかれば!!」
武蔵「ランサー、あんたまさか自分が囮になるつもりなのか!?」
しずえ「ダメですランサー!いくらあなたでもそんなことは許しませんよ!!」
ガレス「大丈夫です。私はアーサー王に仕え、今ではこんな素晴らしい村を守る槍騎士。マスターが望むなら生き残るぐらいの根性はみせますよ!!」
しずえ「ランサーさん・・・わかりました!ただ、これだけは令呪を持って誓ってください!必ずしも全力を持って、敵を倒してください!!」
しずえさんの令呪を受け取るガレス
ガレス「了解いたしました!ランサー、円卓第7席・ガレス!マスターと村のために参ります!!」
アサシン「円卓のガレスか。ライダー相手に手も足も出なかったくせに私と戦おうと?」
ガレス「あの時は相手が悪かっただけであって、本当の私は強いのですから!!」
ガレスはアサシンに突撃し、アサシンを刺し、刺した所から銃撃のような攻撃が放たれた
アサシン「!?。あの槍、まだ力を隠し持っていたのか!」 ガレス「これだけではありません!!なんちゃって、アロンダイト・オーバーロード!!」
ガレスの猛攻は続く カウンターでアサシンを吹っ飛ばしたり、中から銃撃をぶっ放し風穴を開けるなどして、アサシンを追い詰める形を取った。
アサシン「クゥ・・・ここまでやるとは・・・」 自身の傷を見て
ガレス「(治りが遅くなってきてる。あの能力は威力が大きいのと連続してやると再生がおいつかなるタイプ、今なら!!)」
ガレス「マスター、魔力を限界までつかわせて貰います!!」
しずえ「わかりました!令呪を持って命じます!全力の宝具でアサシンを確実に倒しなさい!!」
ガレスのパワーが一気に上がり、宝具解放状態まで達した
アサシン「(クソ!アイツを舐めていた。だがこのダメージなら!)頃合いだな・・・・」布に包まれた絵画を取り出す
ガレス「アサシン、覚悟!!」
ガレスは槍を構えて突撃する
ガレス「 我は狼! 我が槍は必殺の牙!」
アサシンは攻撃を受けながら何かを言い始める
アサシン「我が心は肖像画にあり、我が罪は肖像の醜悪にあり、そしてその醜悪は汝にこそあるべき。」
ガレス「この一撃よ届け!猛り狂う乙女狼(イーラ・ルプス)!!」
ガレスの渾身の槍の一撃が放たれるが・・・
アサシン「移転(うつ)せ!「転載せしは我が醜悪の肖像( マタスタシー・グレイ)」!!」
絵画の一部が光り、あたりが灰色の光に包まれた
ガレス「!?」盾で半分隠す
ガレス「(何だったの?あの絵画から出た光は・・・・)」
アサシン「・・・・・フフ。」笑みを浮かべる
ガレス「(仕留め損ねた!?)」立とうにも右半分が動かない
ガレス「(動けない・・・私のみに何が・・・・・・!?。)」
ガレスが見たのは盾に写っている右半分が老いとサビで腐れ朽ちたガレス自身だった。
ガレス「アアアァァァァ~~~~!!」もがく
サクラ「ガレスさん!?」しずえ「ガレスさん!!」助けにいく
武蔵「ガレス・・・・アサシン、あんた一体なにをした!!」
アサシン「見ての通り、彼女は私の宝具であんな事になったんですよ。しかし盾で防いだつもりが、余計に苦しむ事なるとは笑えますねぇ。」
武蔵「きさま~~~!!」
武蔵はアサシンに斬りかかるも、今度はアサシンが水銀みたいな水滴で反撃してきた。
武蔵「ぐわぁ!?」 アサシン「斬るなら斬ってみるが良い。君もあの子のように無様な姿になることになるけどね。」 武蔵「ぐぅ・・」
ゴロゴロピカーン!!
アサシン「どわぁ!?」雷で黒焦げになりながら吹き飛ぶ
武蔵「あなた・・・バーサーカー!?」
頼光「遅かれながら、助太刀いたします。」
アサシン「一体何のつもりだバーサーカー・・・いや、またの名を源頼光!」
頼光「たまたま通りかかっただけですよ。それより引きなさいアサシン、いくらあなたの能力が無敵でも神秘殺しの私にとってはじり貧でしょうね。」
アサシン「そ、そうさせて貰う・・・」撤退するアサシン
武蔵「な、待ちなさい!!」
頼光「やめておきなさい。追うのは結構ですがそれよりも・・・・」
サクラ「ガレスさん、しっかりしてください!!」 しずえ「ガレスさん!!」
武蔵「ガレス!」 ガレス「む・・武蔵・・さん・・・」
ガレス「武蔵さん・・・アサシンの宝具はおそらく・・・貯めたダメージを相手に移す転載宝具・・・迂闊に近づいたら・・・アァァァァ~」
ガレス「ごめんなさいマスター・・・・私・・・あなたの期待に応えられなくて・・・」 しずえ「もう良いです!!もう良いですから!!」
武蔵を片手でつかみ
ガレス(泣きながら)「武蔵さん・・・私、霊基まで半分に朽ちたこの痛みに耐えられません・・・どうかわたしを殺してください!」
サクラ「ガレス!!(どうしようも無い・・私たちにはどうすることは無い・・・)」武蔵「・・・・(こんなこと、あの時でもあり得なかった・・・こんなこと・・・)」
頼光「・・・・」手から微量の電気を纏い
武蔵「バーサーカー、あんたなにを!?」
頼光の手は触れる形でガレスの霊基に撃ち込む
頼光「これしかありませんが、せめて安らかにお眠りください・・・」
武蔵「バーサーカー・・・お前・・・」
ガレス「・・・ありがとうございます、バーサーカーさん・・・」
笑みを浮かべる形で粒子となって消えるガレス。
しずえ「あぁ・・そんな・・・ガレスさ~~~ん!!」大泣き
サクラ「ガレス・・・・」
頼光「・・・・・」去ろうとする
サクラ「待ってください、バーサーカー!!あなたは・・・・」
頼光「勘違いしないでください。わたしはただマスターにアーチャーを倒せと命令された際に、貴方たちを見かけただけですので・・・・」
そのまま去って行く頼光。
サクラ「バーサーカー・・・」武蔵「・・・・・」
ランサー陣営 脱落
マスター:しずえ、生存 ランサー:ガレス、バーサーカーの安楽死処置にて消滅
フユキ村の鉄橋近の海岸 午前6時00分
ピン「やっと工事が終了して、外でキントレできるぞ にゃろ!」アイダホ「全く、いつまで夜の工事が続くんだ のこころ。」
フユキ村の住民 ピンとアイダホがキントレで走っていると
ピン「ん?」
霧でシルエットしか見えていないが、何かYの形のオブジェが見える。
ピン「あんなオブジェ、今まであったか?」
アイダホ「・・・あぁ!きっと、サクラ村長が俺たちのキントレのために用意してくれたんじゃないかな?」
ピン「そうか?サクラ村長は何も・・・霧が晴れてきた!」
霧が晴れて、見えたものは・・・・
安倍晋三「」
そこには舌を切られ、なぜか笑っているように安倍晋三内閣が貼り付けで死んでいた
しかも張り紙には【わたしは最低最悪の売国奴でした。 安倍晋三より】と書かれていた
ピン「お、おいこれ・・・」 アイダホ「ししししし、死んでるんですけど!?オウェ~~~」吐く
午前7時30分 安倍総理の無様な死体があった場所に警察捜査網がしかれていた
役場の近く
サクラ「しずえさんはフータさんの所でぐっすり寝てるわ。よほど疲れていたのね。」武蔵「そう。ガレスを失って、よほどショックだったもんね。」
サクラ「それに博物館は安全だって言ってましたし!」武蔵「そうだと良いけど・・・ん?」
役場に住民達が集まっていた
たぬきち「あ!サクラさん、ちょうど良い所に来ただなも!」
サクラ「たぬきちさん、いったいなにがあったんですか?」
たぬきち「それが大変な事になっただなも!じつは・・・」
低木刑事「あ、あなたがこの村の村長ですね?」サクラ「そ、そうですけど・・・」
魔暮警部「これで住民全員か?」低木刑事「はい、この区域の住民ほぼ全員です!」
魔暮刑部「え~みなさん、急な事でお集まりいただきありがとうございます。わたしく警視庁捜査一課の魔暮と申します。」
魔暮警部「この村の海岸で殺人事件、しかもあの安倍総理大臣の殺人事件が発生しました。」
住民達「えぇ~~~!?」
魔暮刑事「ここにいる皆さんは最重要参考人です。」
サクラ「さ、殺人事件ですって!?」
たぬきち「ニュースで見たんだけど、この村で日本の総理大臣が変死の死体で発見されただなも。これだけじゃなく、検察庁の黒川検士長や麻生財務大臣、竹中平蔵などの多くの政府関係者がこの村の近くで死体で発見されただなも。」
武蔵「政府関係者の大量殺人って・・・」
カイゾー「この中に国家内乱罪並の人殺しが居るって事なのか!?」 ししょー「早く捕まえてください!!」
カットリーヌ「まさかこの村でこんな恐ろしい事件が起こるなんて・・・」 マスター「・・・・・」
たぬきち「皆さん、落ち着いて欲しいだなも!警部さん、疑うのはわかりますが我々フユキ村の皆さんが、人を殺すような事をするはずがありません!」
魔暮「わかってます。でも捜査は捜査ですので、これから一人一人事情聴取を行いますので村長さんの前に並んで待っててください。」
サクラ「わかりました・・・・」
住民達は一人ずつ役場で事情徴収を受けた
サクラ(事情聴取が終わって)「ふぅ・・・やっと終わった。」 たぬきち「サクラさん、ちょっと話があるだなも。詳しくは博物館で話すだなも。」 サクラ「!?」
フユキ村博物館 コトミネがいる場所
たぬきち「・・・正直に話すだなも。実はボクはアーチャーのマスターで、この村で聖杯戦争を起こすキッカケを作った張本人だなも・・・」
武蔵「な!?」 サクラ「たぬきちさんが・・・聖杯戦争を・・・」
たぬきち「始まりはフータさんがこの村の洞窟で大聖杯を掘り起こしてしまった事、政府がそれを巡って村に脅迫を仕掛けたことが動悸だなも。」
フータ「たぬきちさんは、この村と友好関係である日本の国民のために総理に関わってまで英雄王を呼び出して、聖杯にこの村と日本に平和をもたらそうとしてたんです。」
ギルガメッシュ「それがマスターの願いか・・・・」たぬきち「・・・でも、ボクは総理に勝つための支援を要請しただけで、殺す理由はないだなも!!」
サクラ「知ってます。あなたはライダーの戦闘でいっぱいいっぱいだったんでしょうね。」たぬきち「そうだなも・・・」
武蔵「たぬきちはシロって事は・・・・疑うのはアサシン陣営のマスターとキャスターの陣営ね。」
ギルガメッシュ「確かにキャスターのサーヴァントは完璧に雲隠れしてる感じだ。奴を見つけるには、奴の陣地を暴く必要がある。」
サクラ「フータさん、見つけた大聖杯はどこで保管されているのですか?」
フータ「大聖杯ですか・・・あれは大きすぎるため、聖杯戦争をする際に取られないように国連の警備をおいて、見つけた洞窟の周辺を封鎖しているのですが・・・・!?」
フータ「ま、まさか・・・キャスターはあそこを自身の拠点にしてるって事ですか!?」たぬきち「え!?そうなったら大変だなも!一応、魔術協会も警備に参加してたし・・・」
ギルガメッシュ「バカモーーーン!!なんでそこに大聖杯が存在するってなぜ我に教えなかったんだ!!」たぬきち「それは・・英雄王が大聖杯で変なことをしないようにしようと隠してただなも・・」
武蔵「とにかくそのキャスターのマスターをとっ捕まえて警察に引き渡せば、フユキ村の疑いは晴れるって事ね!!」
コトミネ「そうなるな。ただ、君たちもキャスターのマスターどのような人物なのか知らないのは明白。わたしが知ってても、寄贈するものがなければお教えすることなど・・・」
武蔵「大丈夫!朝、ポストを見たら、どういうわけかなぞめいた名画が入っていたんだ。それを寄贈するね!」渡す
フータ「ほほう!これは確かになぞめいた名画です・・・ってあぁ!? 武蔵さん、これにせものの名画でしたよ!」 武蔵「な、なんですと!?」
名画から手紙が出てくる
サクラ「ちょっとこれって・・・・「イナリギャラリー」?」 たぬきち「ちょ!?まさか、あれを送ったのはつねきちだなもね!!」サクラ「運・・でも。」
その手紙は頼光がイナリギャラリーの便せんを使って書いたものだった
頼光(手紙)「セイバーへ、急な絵画の配送で申し訳ありません。実は、マスターが聖杯戦争の事で話したいと言いますので、夕方頃にかっぺいさんの島でおちあってもよろしいですか?ただし、セイバーのサーヴァントとマスターだけで来てください。」
「追伸、あの名画はわたしの独断で送ったものです。見分けるのは至難なため、にせものでしたらごめんなさい・・・」
たぬきち「決まりだなも!つねきちはバーサーカーのマスターで、セイバーと一騎打ちをするためにあの名画をおくっただなもね!」
サクラ「バーサーカーが、私たちを呼んでいる」 武蔵「バーサーカー・・源頼光・・・」
コトミネ「行ってみたらどうですか、その島に?今なら特別に戦闘を許可しますよ。」
たぬきち「本当ならあいつはボクが倒すべきあいてだっただなも・・でもこれはサクラ村長に譲って、僕らはキャスターを探し出すだなも!」
サクラ「わかった!でも村の住民達は・・・」 しずえ「それはわたしがなんとかいたします!」サクラ「しずえさん!?」
しずえ「これを聞いちゃったら私、いつまでもベットで寝てるわけにはいきません!なので、村の事は任せてサクラさんはバーサーカーさんと決着をつけてください!」
武蔵「わかった、マスター!!」 サクラ「えぇ!では、行動開始ね!!」
サクラ達は対バーサーカーのための準備をしに、商店街に向かう
たぬきち「さて、アーチャーはボクについてくるだなも!」 ギルガメッシュ「ふん。言われなくてわかってる」
たぬきち達は大聖杯に繋がる洞窟に向かう
フータ「さて、じつはそろそろこちらにも捜査が来ると連絡がありましたので、しずえさんは住民達を!」
しずえ「わかりました!」コトミネ「わたしもあのアホ共の戯れ言につきあうとしよう。」
フータ達は警察の事情聴取を受け、しずえさんは不安に満ちた住民達を落ち尽かせにいった。
セイバー陣営 まめつぶ商店
まめきち「いらっしゃいませ!まめつぶ商店にようこそ!」
サクラ「えっと、お薬と食べ物をお願いします!」まめきち「はい!わかりました!」
武蔵「・・・(あのバーサーカー、どうしてわたしの事を・・・いづれ話さなきゃならないと思うが・・・・・)」
武蔵「!?。まめきち、この便せんいくら?」 まめきち「それは40ベルですが?」
武蔵「これ欲しいですけど!」払う まめきち「はい、40ベル頂きました!どうぞ」
サクラ「便せんですか・・誰かにお手紙ですか?」 武蔵「そんな感じ!ちょっと郵便局に行ってくる!」 サクラ「????」
しずえの陣営 住民会議会場
しずえ「この村で起こっているこの事件は必ず、サクラ村長と私たちが解決していきます。ですので、どうか信じてください。」
住民達に呼びかけるしずえさん
たぬきち陣営 ある洞窟前
たぬきち「ここが、大聖杯に繋がる洞窟だなも。」
ギルガメッシュ「ここか、さっさと行くぞたぬき!」
たぬきち「わかってるだなも・・・」
洞窟に入るたぬきち達
アサシン&キャスター陣営
アサシン「大きく出たなキャスター。」
キャスター「オレの宝具の完成は確実に進んでいる。あとは魔力供給が出来る生贄が来るのを待つばかりだ。」
アサシン「本当にやるつもりなのか、アレを・・・」
キャスター「当たり前だ。神は既にいないのはわかってる。しかしこの腐りきった世界を正すには、第3魔法と同じぐらいの力を完成させなければならない。例えそれが人理の理に反してでもだ。」
アサシン「なるほど・・・わたしには興味はない。ただ、わたしはより美しい人生を望むこそがわたしの聖杯に託す願いだから。」
キャスター「わたしの宝具にかかれば、そんな考えも無と化すがな。」
アサシン「・・・・一つ忠告しておこう。お前の陣地にあの英雄王が来るぞ。」
キャスター「英雄王か・・・ちょうど良い、奴もオレの傀儡として見せようではないか。」
映像にたぬきちとギルガメッシュが写る中、キャスターは笑みを浮かべていた
聖杯戦争 3日目(最終日) 午後3時30分 波止場
かっぺい「んじゃ、南の島まで行きまっせ!」
サクラ「行ってくるねしずえさん!!」
しずえ「はい、気をつけて!」
かっぺいの南の島まで船で行くサクラ達
しずえ「気をつけてください、村長。」
ブーケ「しずえさ~~ん!!」しずえ「ブーケさん、どうしたんですか?」
ブーケ「それが・・村が大変な事に!!」しずえ「なんですって!?」
かっぺいの船 かっぺい「(歌を歌っている)」
サクラ「なんか巌流島に行く武蔵って感じね!武蔵さんは覚えてるよね?巌流島に行ったときのこと!」
武蔵「あぁ・・えぇ、そうだね!なんか懐かしいわね・・ハハハハハ!!」
武蔵「(やっべ・・・わたしの黒歴史宝具【魔剣破り、承る!(がんりゅうじま)】の事?あの宝具は島まるごと改造して爆破する宝具だから・・マスターに見せたくもないし・・・)」
とたん武蔵の脳内に覚えのない巌流島での佐々木小次郎との戦いが浮かび上がる
武蔵「(これって・・・そうか、わたしじゃない・・あなたの記憶なのですね・・・)」
サクラ「武蔵さん?」 武蔵「なんでもない!あっ、もうすぐ着くみたいだよ!!」
南の島
クーコ「南の島にようこそ!ってアレ?オメ、フユキ村のサクラ村長だね?」
サクラ「そうですけど?」クーコ「良かった!!実はこの島に不法滞在の客人が居座っておりまして、困っていたとこなんですよ。」
サクラ「不法滞在者ですか・・・(セイバー・・これって)」武蔵「(間違いない、つねきちだね。)」
サクラ「心配いりません!その不法滞在者を追い出してあげますよ!」
クーコ「あんがとうございます!!でも気をつけてください、手強そうな後ろ盾がいますゆえに・・・」
外にはつねきちのテントがあった
サクラ「セイバー・・行くよ!」 武蔵「おう!」戦闘態勢に入る
テントの入り口を切る武蔵
つねきち「な、なんや!?うちの店にカチコミですか!!」
サクラ「あなた、バーサーカーのマスターだよね?」つねきち「バーサーカー?なんの事ですか?」
武蔵「とぼけないでくれる?あんたのバーサーカーの紹介で来たはずですけど。」
つねきち「まさか!? バーサーカー、あんたの仕業ですかい!!」
頼光「そうですよ。マスター、あなたの母としてこれ以上の悪い事はやめていただきたくこのような強行策をさせていただきました。」
つねきち「バーサーカー、あんたはなぁ~~~!!」
2日前 南の島
つねきち「この場所なら、他の陣営に見つかりませんなぁ。」
頼光「マスター・・・本当にここで大丈夫ですよね?」つねきち「心配いりません!危なくなったら、頼光さんを頼りますゆえ!」
昼頃は他の場所で詐欺的な商売をしながら村を渡り、夜は頼光に任せて自分は南の島で好き放題をしてた。
頼光「・・・マスター・・わたし・・・」 つねきち「もぉ~大丈夫ですって!あんさんとあっしの目的は聖杯ですし、あんさんなら勝ち取れますって!」
頼光「いえそのことでは・・・」 つねきち「あのねぇ頼光さん!あんたは使い魔(サーヴァント)、あっしはマスター。使い魔はマスターに従ってこそ存在意義があるんですよ!」
つねきち「まぁ、頼光さんって言っても所詮は過去の影、うちの売ってる名画の贋作みたいな奴ですよ!ハハハハハ!!」
頼光「・・・・・・(この不敬で他者を見下すその性格・・・マスター、あなたの母としてもう許せません!!!)」
現在
頼光「っと言うことで、罰としてわたしと対等に戦えそうなセイバーさんをここにお連れするためにあなたの名画を送ってあげましたの。」
つねきち「なんてこったい・・・これではわっしの戦い方が台無しですわい・・・」
武蔵「バーサーカー、どうしてわたしを?」頼光「あなた様は私と同じ姓を持ちながらも大剣豪と呼べる凜々しき戦い方、貴方様なら私と対等に戦えると思ってのこと。」
サクラ「バーサーカーさん、実は私の村が総理大臣殺しの疑いをかけられまして、それがキャスターの仕業だと思いまして。少しの間、私たちと協力していただけませんでしょうか?」
頼光「村ですか・・・確かにあの子(つねきち)の友達が住む村がキャスターの策にかかっておるなら頬って置くわけにはなりませんが・・・」
サクラ「じゃあ!」頼光「ですが、元は貴方たちを呼んだのは他でもなくセイバー、あなたと戦うためにお呼びいたしましたの!」
武蔵「あなたと戦うことは必然だと?」頼光「はい。ですのでセイバーのマスターさん、あなたのお誘いは残念ながらお受け出来ません。」 サクラ「そんなぁ。」
武蔵「だったら、この場であなたとは決着をつけると?」頼光「その通りでございます。」
南の島の真ん中
武蔵と頼光 交互に並んで立っている
つねきち(縛られてる)「もう!!こんなんなるならバーサーカーを呼ぶんじゃなかったわい!!」
サクラ「あなたの自業自得でしょうが!」
頼光「あなた、前にわたしの事をライダー・黒縄地獄とお呼びしてましたね?さてはあなた、前にライダーの私を見たことがあると?」
武蔵「まぁ、そう思うね。実際、あなたのことは既に真名もご存知なんだよね~。」
頼光「でしたらもうわたしの事はバーサーカーと呼ぶ必要はありませんね。」
頼光「この源頼光、牛頭天皇の名も元にいざ!」武蔵「ならこっちも、新免武蔵 参る!!」
刀と刀が競り合い、剣豪同士の戦いが始まった。
たぬきち陣営 洞窟の中
たぬきち「おかしいだなも・・・前に見に来た時は、こんな道はなかっただなも。」
ギルガメッシュ「そうとも。なにせここはもう、あのキャスターの陣地の中だ。」
たぬきち「そうだけど・・これはまるで・・・」
広いところに出るたぬきち達
そこには石と鉄で出来ているが、SF映画に出てくるような塔の形をした空間が広がっていた
たぬきち「想像以上だなも!!」ギルガメッシュ「なんだここは!?逆さではあるがこれではまるで・・塔。」
キャスター「ようこそ英雄王ギルガメッシュ。我(われ)の塔のご感想はいかがかな?」
たぬきち「あんたは、キャスターだなも!!」
キャスター「この場所は本来は神聖で我以外入れないはずだが、我が子孫の末柄でもある英雄王に敬意を払ってお通ししたのだ。」
ギルガメッシュ「なぜ貴様が我の祖先だと言うのだ?貴様は我がウヌク、バビロニアに関係してると?」
キャスター「我がウヌクもまた、我が王権下だったからな!!」
ギルガメッシュ「我の他にウヌクを治めてたって事か!?」
ギルガメッシュ「そうか、わかったぞ!貴様はニムロドだな!」
たぬきち「ニムロド!?あのバベルの塔を作った指導者と言われる旧約聖書の王様だなも!?」
キャスター→ニムロド「フハハハ、よくぞ我が真名を見破ったか英雄王!」
ギルガメッシュ「貴様がキャスターのクラスで現界したからに、この塔は貴様の宝具の象徴。おそらくは大聖杯を核にしていると思える。」
二ムロド「大聖杯・・・確かに大聖杯はオレの塔の核として保管されているが、この塔は我だけの宝具じゃない。元々は人類が天にいる神に近づくために建てられようとした人類総出の建造物だぞ。」
ニムロド「それをサーヴァントとなった我がこの手で作り直し、最終的に完成に至った!この腐敗しきったこの世界に鉄槌を下すために!!」
ギルガメッシュ「愚かな・・そんなこと、抑止力が黙ってないぞ!!」
二ムロド「だからこそ、塔の建造をわざわざ地下に逆さで製作したのさ。抑止の守人共に悟られないために、大聖杯の力まで使ってでもな。」
二ムロド「見よ!これが我が宝具、我だけの力だ!!」
二ムロドがそう叫ぶと誰もいなかった所に人が現れ始めた。 しかし皆の顔は全くの虚だった
たぬきち「なんですか!?この人数は!?」 ギルガメッシュ「この様子、洗脳の類に関する能力か。」
二ムロド「彼らは我が塔の製作に協力して貰った人民達だ。芸能人・政治家・大企業とかとか。」
ギルガメッシュ「どこから沸いたか知らんが、この数をどうやって?」
二ムロド「現代に召喚された英雄王も一度は聞いているだろ?ラジオ、テレビ、動画サイト。ランダムに発信したとはいえ、私の統一言語を聞いてくれた人々は素直に受け入れて実行してくれた!我の言葉にかかれば、総理大臣や官僚だろうと自殺や殺人だってしてくれるんだ。」
たぬきち「自殺や殺人だって!?そうか、今日の総理殺害も関係者の死もお前の仕業だなも!!」
二ムロド「それは失敬。塔の完成の最後の一手間のための人数を集めるために、村の評判を利用させて貰った。」
二ムロド「我が最重要宝具「天髙く聳える破神の巨塔(タワー・オブ・ザ・バベル)」の起動にはより多くの魔力が必要だが、殺戮で得るものじゃないから抑止力の対象にならず、この力で私がこの世界を統べる救世主(セイヴァー)となれるのだ!!」
ギルガメッシュ「貴様の素性で救世主のクラスであるセイヴァーを名乗るとは笑止!しかして我以上の事をやろうとは言語道断だ!!」
二ムロド「ほう、それでどうするつもりだ?英雄王・・・」
ギルガメッシュ「乗り気ではないが、この我が抑止力に変わって貴様を英霊の座に送り返してやる!!」ゲート・オブ・バビロンを展開
二ムロド「良いだろう・・・やってみるが良い!!!」周りに同じような感じで攻撃態勢
お互いの武器がぶつかる形で戦いが繰り広げる 二ムロドとギルガメッシュ
ギルガメッシュ「フハハハハ!さすが人類の言葉が同じだった頃の王。武器もまた俺の宝物庫に匹敵するか。」
二ムロド「ゲート・オブ・バビロンか。だが武器を貯蔵する事が王たる事ではないぞ!!」
人がやってきて、その武器を使って攻撃し始めた!
ギルガメッシュ「く、雑種共を使って我に牙を向けるとは、卑劣な!!」
攻撃しようもその中には住民のどうぶつ達も含まれており、契約書により攻撃できなかった
ギルガメッシュ「のわぁ!?マスター、令呪だ!令呪で俺の契約書を破棄させろ!!」
たぬきち「・・・無理だなも。」 ギルガメッシュ「!?」
たぬきち「ボクもそう思っていたんだけど・・・なんかその気がしないんだなも・・」後ろに二ムロドがいて
二ムロド「我の統一言語を聞いていたんだな、たぬきち。」たぬきち「意見をすれば、あんたの能力は世界に生きる人間に作用する力、対魔力が高くないと無理な能力だなもね。」
たぬきち「・・・と言うわけで、ギルガメッシュがお家のローンを払わなかったのがイケなかっただなも~~(いつものハッピー)」
ギルガメッシュ「な・・・無様だ・・・家のローンを早く払っておけば良かった!!」
住民に押しつぶされる形でギルガメッシュは捕まってしまった。
アーチャー陣営 陣営的に脱落
マスター:たぬきち キャスターに洗脳される アーチャー:ギルガメッシュ キャスターの戦略に敗北。(敗因、お家のローンを払わなかった)
セイバーVSバーサーカー
武蔵「はぁ!!」 頼光「せりゃ!!」
二人の戦いは日没近くまで続いてた。
サクラ「武蔵さん」 つねきち「どっちが勝つのでしょうねぇ~」
クーコ「あの~サクラ村長?しずえさんからお電話があるって・・・」サクラ「しずえさんから?」
サクラ(電話に出る)「モシモシ・・・はい・・・えぇ!?」
武蔵「なかなかの腕前だな、頼光!」頼光「ふふ、武蔵さんもお強いこと。ならこれはどうです!!」
頼光「来たれい、我が牛頭天王の神使達!」宝具の準備 武蔵「そっちがその気なら!!南無、天満大自在天神!!」宝具の準備
武蔵「仁王倶利伽羅~・・・」 頼光「牛王招雷~・・・・」
サクラ「令呪を持って命じる・・・・」 つねきち「令呪を持って命ずる・・・」
二人「戦闘を中止せよ!!」 武蔵・頼光「!?」
令呪によって、サーヴァント二人の宝具が止まる
武蔵「ちょ!?一体どういうことマスター!!」 サクラ「ごめんなさい、水を垂らす行為をしてしまって・・」
サクラ「それより村に大変な事が起こってるです!!早く戻らないと!!」 武蔵「なんだって!?」 頼光「・・・・」
午後5時35分 夕方 帰りの船
かっぺい「(歌ってる。)」
サクラ「頼光さん・・・わざわざ一緒に来てくれてありがとうございます。」武蔵「まさか急に村のために一緒について行くなんてね」
頼光「いいえ。この騒動が収まった暁には今度こそ、武蔵さんとは決着をつけるつもりですので。」 つねきち(縛られ)「頼光は~~ン・・」
かっぺい「ほれ、そろそろ着くぞ!」
フユキ村の波止場に近づく
かっぺい「・・・ん?なんか村の様子が変だ。」
波止場や海岸には血の跡とゴミで散らかっていた。
しずえ「サクラ村長~~!!」 フータ「サクラさ~ん!」
サクラ「しずえさん!村に一体なにが起こったの!?」
しずえ「それがですね・・・」
2時間前 フユキ村駅
大量の大群が電車から出てきた
車掌「フユキ村ァ~フユキ村ァ~・・・なんか今日は、訪問客が多そうですねぇ・・・」
しずえ「総理大臣が殺されたニュースが飛び交う中、村に観光客とは思えない人々が大量に次々とやってきて・・・」
自民党議員と官僚「アベ~~アベ~~」裸で四つん這いで動いている
野党支持者「へへ~~ん良い見物だな!」 与党支持者「安倍マンセーが死んだ!!」飛び降り自殺
魔暮警部「一体どうなっているんだ!?」 低木刑事「わかりません」
しずえ「その大群は村で数々の迷惑行為を行いまして・・・」
ブーケ「もう耐えられませんわ!あの人達を痛めつけなければ気が済まないわ!」あるみ「そーだそーだ!!」
迷惑客に対して、鈍器を構える住民達
しずえ「なんか豹変したみたいに住人達が凶暴化してしまって・・・
現在
しずえ「止めようとしたんですが、殴られて、気絶してしまって・・気がついたらみんないなくなってしまったんですよ・・・」
サクラ「そんな・・・」 頼光「おそらくあなたが言うキャスターって人がやったんでしょうね。」
?「その通りだセイバーのマスター諸君!!」
サクラ「この声、スピーカーから!?」しずえ「まさか、役場に急ぎましょう!!」
役場に急ぐサクラ達
そこで待ってたのは、ギルガメッシュとアサシンと一緒にいるキャスター:二ムロドがマイクを持って待っていた
頼光「アサシン!?なぜここに?」 しずえ「ギルガメッシュさん、どうしてアッチにいるんですか!?」 武蔵「あなた、キャスターなのか?」
アサシン「これはこれは、ようやく一カ所にサーヴァントが集まりましたね。」 ギルガメッシュ「すまないセイバー・・・令呪によってこちら側に寝返られた。」
サクラ「キャスター、村に殺しの汚名をつけたのも、住民達にあんな事をさせたのも全部あなたの仕業ですね!!」二ムロド「なにを?人類とどうぶつのために我なりにやったまでのことだよ。なぁ、マスター。」
キャスターのマスター「あぁそうだとも、キャスター。」
そこに現れたのは、シロフクロウに似た弁護士の格好をしたどうぶつだった。
シロフクロウ「久しぶりだな、フータ。」 フータ「あ、あなたは・・・父さん!?」
サクラ「えぇ!?あの人がフータさんのお父さん!?」 フータ「はい。父さんはかのどうぶつ弁護相談所のエリート弁護士:「ミネルヴァのフーゼ」と呼ばれてるんですよ。」
フータ「父さん、どうしてなんですか!?なんで父さんが聖杯戦争に、しかもキャスターのマスターだったなんて・・・」 フーゼ「・・・。」
フーゼ「息子よ、驚くのも無理はない・・・だが、人間達を正しい道へ進ませるのはキャスター・・二ムロドの力を使うしかないのだよ・・・」
二ムロド「そうとも。このオレの宝具、『天髙く聳える破神の巨塔(タワー・オブ・ザ・バベル)』が世界を救世する!!」
突然、地震が起こって・・・
武蔵「な、何が起こっているの!?」
レイジの店
レイジ「どうしよ~~村人達がいなくなって、種が売れないよぉ~~。」
つぶきち「レイジさん、こうなったたのも全部、安倍政権の売国法案が原因ですから!!」
レイジ「まぁ、そうなるのは当たり前だよね~~。」
地震が起こって
レイジ「ななな・・地震だよ~~!?」 つぶきち「わわわ、どうなっているのですか!?」
地面が突然割れて、なにかが勢いよくせり上がってきた
外 (レイジとつぶきちは飛んでいく)
突如せり上がってきたのは天高くそびえ立つ塔みたいな要塞都市だった。
武蔵「なんなのあの塔は!?」 フータ「これは・・まさか、あのバベルの塔ですか!?」
つねきち「バベルの塔・・・かつて人間達が神に近づいた結果、神の怒りに触れて、外国語の始まりとなった言語の混乱の要員になった傲慢と呪いの塔ですかい!」
二ムロド「呪いの塔とは無礼な!!この塔はかつて人類が神に近づくために作られたというが、本来は人類を神の奴隷から解放させるために作られた神殺しの塔なのだ!!」
武蔵「神殺しの塔!?なんでそんなものを?」
二ムロド「・・・かつてオレの知る人類は一つであり、一つの文明で成り立ってた。」
二ムロド「オレはかの旧人類抹殺の大洪水を起こした神々から奴隷として扱う人類から解放させるために民に呼びかけ、未来を切り開くためにあの塔を建設を行った。」
二ムロド「だがそれを知っていたかのようにあの神々共は、オレに近づく寸前にこの我ごと塔を破壊したのだ!」
二ムロド「サーヴァントとなって知ったことは、あの後人類は統一言語を失い、一つだった文明はバラバラの散り散りになり、その結果・・・・」
二ムロド「神はいなくなりはしたが、自身を神か王かと語る権力者によって、人々は腐敗し・あの時以上の混乱と破壊をもたらした!!」
二ムロド「だからオレはこの塔に誓う!この塔とオレの力でもう一度、あの一つの文明を蘇らせ、人理を再生させる事を!!」
サクラ「そんなことのために、私の村を滅茶苦茶にしたあなたは絶対に許せない!!」 しずえ「サクラ村長・・・」 フータ「サクラさん、確実に村長の自覚が出来上がっている。」
【初出】このSSオリジナル
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】フーゼ(シロフクロウ)
【真名】ニムロド
【性別】男性
【身長・体重】185cm・75kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A+++ 幸運D+ 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX 道具作成:A
【固有スキル】
統一言語:EX 神性:D カリスマ:A+ 反神の相:A
【宝具】
『天髙く聳える破神の巨塔(タワー・オブ・ザ・バベル)』
ランク:EX 種別:対陣(神)宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1000人
二ムロド「だが、このバベルをお前らに崩させるわけにもいかない・・・アサシン、アーチャー!!」
アサシン「了解だ、キャスター。」 ギルガメッシュ「・・・・・」
一斉にサクラ達に襲いかかるアサシンとギルガメッシュ
つねきち「サクラはん、アーチャーの方はうちとバーサーカーが相手します!サクラはんはアサシンを!!」
サクラ「わかった、セイバー!!」 武蔵「えぇ!!」
頼光「あなたの相手は私です!!」 ギルガメッシュ「ふん。掛かってくるがいい!!」
武蔵はアサシンを、頼光はギルガメッシュを相手に戦闘が始まった。
武蔵「アサシン、あんたどうしてあんなキャスターに手を貸すの!」
アサシン「私は美しい生き方しか興味はない。醜い奴らが消え去れば十分だからだ!!」 武蔵「なにを!!」
アサシンを切るもまたさっきみたいに傷が消えてしまう。
アサシン「醜い奴らとは、人を信じさせておいて平気で裏切り・騙し・自分の保身や都合の良いように権力を乱用する、こんな奴らは真っ先にこの世から消え去るべきだ!」
武蔵「じゃああんたは違うって言いたいの?ガレスをあなたの宝具であんな姿で殺すなんて!!」
アサシン「そうとも!!私はあんな奴らとは全く違う!!ランサーへの行いは認めるが、元々はアイツも聖杯を求めたサーヴァントだ!戦う事は必然だからな。」
アサシン「貴様もまた、あのランサーのように老いて朽ち果てるがいい!!」 武蔵「くぅ・・・(あの宝具を出されたら、私も一巻の終わり・・・ならば!)こっちだ!!」
武蔵は林に身を隠しながら、木を揺するように刀を叩いていく
アサシン「私の宝具をかわそうとするのか?だが!」
水銀の刃で木を切り倒して行くアサシン
武蔵「へへ~ん!どんどん切ってみろよ、ナルシストアサシン!」 アサシン「言わせてみれば!!」
それでアサシンは切るに切り、武蔵は叩きに叩いた末・・・
ぽとん! ハチの巣
武蔵「来た!!」アサシン「!?」
ブゥゥゥ~~~ン!!
武蔵「それ!!」ハチに向けて、アサシンを突き飛ばす
アサシン「な!?」突き飛ばされて
ハチに取り囲まれるアサシン
アサシン「クソ!ハチの分際で!!」宝具である布を被った絵画を取り出すが・・・
武蔵「今だ、マスター!!!」 サクラ「えぇ~~い!!」
サクラの決死の飛び込みでアサシンの絵画を奪い。
武蔵「はぁぁぁぁ~~!!」特効により、アサシンを突き刺し、木に貼り付けにした
アサシン「ぐ・・・・貴様ら~~!」
サクラ「これでアサシンの宝具は封じたの当然・・・」絵画を見て
サクラ「!?。」武蔵「どうしたマスター・・・これって!?」
アサシン「返せ!それは貴様らが触れて良いものじゃ・・・」
サクラ「ようやくわかったわ。あなたが美しさにこだわる理由を・・・アサシン、あなたはドリアン・グレイで間違いないですね?」
アサシン→ドリアン・グレイ「!?。何故オレの名を・・・ま、まさか!!」
サクラ「一つ聞かせて欲しい。あなた、マスターはどうしたの?」
ドリアン・グレイ「・・・・・あの人間か・・良いだろう。私のマスターは協会の魔術師だが、長いものに巻かれたがるクズと言っても良いぐらいのやつだ。私の美学に反するため、あのキャスターにマスターの身を売ったのさ。」
武蔵「マスターを売ったですって!?」サクラ「あなたは周りのことを見下す他、あなたもまた自分のために、他人に罪をなすりつける行動・・・」
サクラ「なぜあなたがこの宝具を発動まで隠したかった理由、それはこれを誰かに見られたくなかっただけじゃない。これがあなたの罪でありそれを移さなきゃならない自身だったからね。」
そう言って、サクラはアサシン:ドリアン・グレイに向け、布を被った絵画の布を取り、それを見せる
ドリアン・グレイ「!!!!?」絵を見て
そこにあったのは醜悪に老い、酷く描かれたドリアン・グレイ自身の肖像画だった。
ドリアン・グレイ「ソ・・・それを一体どうするつもりだ!?」
サクラ「セイバー、絵を後ろで斬って!!」 武蔵「了解!!」 ドリアン「な!?や、やめろ~~~!!」
武蔵がその肖像画の後ろから斬ると、斬られた肖像画から瘴気が発生し、ドリアン・グレイにまとわりつく
ドリアン・グレイ「うあぁ・・・ァァ・・・、アァァァァァァ~~~~!」悲鳴
するとどういうわけか、肖像画が若く治ってきて、ドリアン自身が急激に身が朽ちてきた
ドリアン・グレイ「あはっ・・・がぁぁ~・・・ズがぁぁ・・・」朽ちていく
サクラと武蔵「・・・」驚愕で声も出ない
ドリアン・グレイ「■■■■~~■■■・・・・・・」最終的に白骨化
あとに残っていたのは消えかけるドリアンの死体と同じく消えそうになる真っ二つに斬れた元の若い姿のドリアン・グレイの肖像画だけだった。
武蔵「アサシンの宝具とは、自身のダメージを絵に込めて、それを老いる形で相手に返す転写宝具だったのね・・・」
サクラ「うん。ガレスは盾で半分転写が出来なかったから、半分は老いることはなかった・・・」
塔を見て・・
サクラ「少し離れちゃったけど、キャスターの所へ急ごう!!」武蔵「えぇ!!」
バベルの塔に向けて、サクラ達は進む
キャスター陣営
二ムロド「アサシンは自身の宝具で灰となったか・・・」 フーゼ「らしいな。」
フーゼ「キャスター・・・なぜ君だったのだ。私は君の触媒も持っていない、しかもこんなフクロウである私を何故マスターに選んだのか・・・」
二ムロド「そんなこと今になって言うのか?」 フーゼ「・・・・。」
二ムロド「マスターと我は似ている。人類の可能性を信じ、また人類に裏切られ、否定するようになったいきさつも全てだ。」
フーゼ「そうだな・・・君と最初に会ったあの夜のことだったな・・・・」
【初出】このSSオリジナル
【元ネタ】ドリアン・グレイの肖像
【CLASS】アサシン
【マスター】魔術協会の人間(既に死亡)→二ムロド
【真名】ドリアン・グレイ
【性別】男性
【身長・体重】183cm・71kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:D
【固有スキル】
無辜の怪物:B 責任転嫁:EX 転移:A 自己再生:A
【宝具】
『転移せしは我が醜悪の肖像( マタスタシー・グレイ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10人 最大捕捉:1人
1週間前 フユキ村近くのホテル
フーゼ「あなたは国に選ばれた国会議員として恥ずかしくないのか!?」持っているのは総理を含めた数々の政府の不正情報
自民党議員「それは・・・そんなの私には関係ありませんよ。」フーゼ「何だと!?」
自民党議員「国民なんて総理にかかれば、搾取し続けるお猿さん。安倍総理と私なんて、逮捕されないからだいじょ~ぶよ~~んだ!」
フーゼ「・・・・・・」
このあと、彼はフーゼによって殺され、証拠隠滅のために山に向かった
フユキ村 洞窟前の山
遺体の埋め立て中のフーゼ
フーゼ「なんでだ・・・なんでこうなってしまうんだ・・・これが日本人・・いや、人間なのか・・・私の今までの弁護人生は何だったのか・・・」
フーゼ「いや、あいつらは人間すらない、【ゴミムシ】共だ!この国には政府も含めて、ゴミムシが多すぎる!!」
フーゼ「もはやゴミムシを弁護・・いや生存する資格は無い!!ゴミムシ共は、絶滅させる以外どうぶつ達が安心して暮らせる保証はないんだ!!」
その時、偶然なのか 埋めた場所が他の魔術師が置いておいた水銀の陣であり その陣から二ムロドが現れた
二ムロド「問おうー キャスター:二ムロド。あなたがオレを呼び出したマスターか?」
フーゼ「!?。なんだあんたは!?」 二ムロド「??。知らないようだな、あなたがオレを呼んだんですよ。」
フーゼ「なぁ、わ・わたしが呼んだだと!?」 二ムロド「そう・・・あなたの人類に裏切られ、憎しみに満ちた魂がオレを呼んだんだ。」
魔術師「あぁ!?貴様、オレの陣を取って、使い魔を横取りしたのか!?」
二ムロド「黙れ!!」→ 魔術師「っ・・・」洗脳される
フーゼ「これは一体・・・」
二ムロド「安心しろ。お前の気持ちはわかるが、誰しもが裏切るわけじゃ無い・・・オレのマスターとなり、この世界を浄化させようではないか。」
フーゼ「・・・・わかった。私に出来る事なら、協力しよう。」
20XX年 ○月○日 フユキ村
キャスター:二ムロド マスター:フーゼ 参戦!!
アーチャーVSバーサーカー
ギルガメッシュのゲート・オブ・バビロンに苦戦し、ボロボロの頼光
頼光「クゥ・・・やはり英雄王とは名ばかりでは無いですね・・・」
ギルガメッシュ「頼光よ。神秘殺しと言うのはこんなものなのか!!」
頼光「そうではありませんよ・・・私はここまで戦ってきて、ようやく私の全力で出せる相手が見つかった事を誇りに思いたいです。」
ギルガメッシュ「???」
頼光「英雄王、ここからはこれ以上の慢心は控えた方が良いですよ・・・」
頼光のオーラが本来以上に高くなってきて・・・
頼光「あぁ・・マスター、もう私は自身を止められそうになりません・・・・ですから、貴方様はここから全力でお逃げください!」
つねきち「頼光はん・・・・あっし、あんたを見くびっておりました!あっし、あんたのことは絶対忘れません!!」
頼光「マスター・・・」
つねきち「ですから最後に令呪を持って命ずる「どんな形であれ、アーチャーを倒してセイバーらに勝利の活路を!!」そして重ねて命じる!!」
つねきち「もうなんでもやっちゃってくだせ、バーサーカー~~!!!」令呪をすべて使って、遠くへ逃げる
頼光「受けたわりました!!」力を限界まで引き出す
頼光はいかづちを繰り出し、飛んできた刃の金属を辿って、一撃一撃をギルガメッシュに当てる
ギルガメッシュ「ぐおぉ!?それが貴様の本気の本気か!!」 頼光「そう、もはやこの力・・・牛頭天王を全力でありまする!!」
頼光「うおぉぉ~~~!!」飛びかかる ギルガメッシュ「天の鎖(エルキドゥ)!!」
鎖に絡まれる頼光
ギルガメッシュ「どんなに全力でも動けなければ・・・!?」頼光(後ろから)「言いましたよね・・もう慢心はしない方がよろしいかとね。」
頼光の分身が天の鎖を逆に利用し、首を縛られるギルガメッシュ
ギルガメッシュ「な・・なにぃ~~~!?」
そして緩まった隙に繰り出される頼光(牛頭天王の神使)の宝具の一斉攻撃!!
頼光「これが私のあの子達に捧げる・・・・」
頼光「『牛王招雷・天網恢々』!!!」
頼光に纏った轟雷がギルガメッシュと頼光を巻き込んで大爆発を起こす
サクラ達「うぅわぁ~~~!?」爆風による暴風に巻き込まれる
武蔵「・・・このぉ!!」爆風を利用し、サクラを担いで飛んでいく木から木へと駆け上がっていく
そして天髙く聳える破神の巨塔(タワー・オブ・ザ・バベル)の中央階ぐらいに飛び移る
爆発の光景を見るサクラ達
サクラ「頼光さん・・・」武蔵「頼光・・・最後の最後でかっこつけすぎだよ・・・」
サクラ「・・行こう!キャスターを止めるために!!」武蔵「うん!!!」
サクラ達は進む・・・キャスター:二ムロドの野望を止めるために
アーチャー:ギルガメッシュ、頼光の宝具により、完全消滅 バーサーカー:源頼光、自身の宝具の巻添えを喰らい、消滅
つねきち:すべての令呪を使い、離脱(聖杯を諦めた)
天髙く聳える破神の巨塔(タワー・オブ・ザ・バベル) 最上階
武蔵「キャスター~~!!」 サクラ「キャスター・・フーゼさん。」
二ムロド「ほう・・やっとここまで来たか、セイバー。」 フーゼ「・・・・」
武蔵「当然よ!!あなたを倒して、村の平和を取り戻してやるんだから!!」
二ムロド「ふぅ・・セイバーよ、あんたは何か勘違いをしているみたいだな。」 武蔵「!?」
二ムロド「君は民主主義の事を何を思っている。おもに民衆の意思による多数決によって決まり、それに応える形で行動するのが選ばれた者の役目だと思っているのが大半だ。」
二ムロド「だがそれは違う。民衆が信じたい物を信じ、それのために力を合わせ実行していく。それが本来の民主主義だ。」
二ムロド「大衆が力を合わせていけば、例え神や人類悪でさえ乗り越え、踏み台として生きていけるのだ・・・」
二ムロド「そんな民主主義を権力者・独裁者は右翼・左翼などで大衆を結束させないようにと力の分断をやり続ける。自身の世界の保身のために。それを最初にやったのが、あの統一言語を失わせたあの神だ!!」
武蔵「つまりあんたは、サーヴァントとなった自分が大聖杯とこの塔の力で王様にでもなって、権力者のやってる分断を全て消し去るつもりだと。」
二ムロド「その通り。大衆が信じる物こそ、「統一言語・自由・結束」であり、それを叶える者こそ、このオレであるのだ!」
フユキ村の住民を含めた大衆達がサクラ達に近づいて来て・・・
大衆達「王を・・王を守らなければ・・・」 村の住民「敵を取り囲め・・・」
サクラ「そんな、村の人たちまで!?」 武蔵「みんな、二ムロドに操られているのか!?」
二ムロド「操ってるわけではない。これはオレの言葉を信じ、考えた末の協力だ。これこそ人類の本来あるべき民主主義!我が第2宝具!!」
二ムロド「王との結束の人々(ユナイテッド・デモクラシー)である!!」
王の結束の人々(ユナイテッド・デモクラシー)による人々の行動により攻撃も出来ない武蔵達は取り囲まれてしまった。
サクラ「いやぁ~~!みんな、目を覚まして!!」武蔵「クソ・・・これがみんなの意思だって言うの!?」
二ムロド「セイバー、宮本武蔵。君のような者が使い魔として召喚された事は知らんが、お前の正体を知らんと思ったか?」
サクラ「宮本武蔵はれっきとした私のサーヴァントよ!!それのどこが・・・」
二ムロド「史実、男の武蔵がなぜ女のセイバーとして召喚されたも知らんのにか?」 サクラ「!?」
二ムロド「はっきり言わせて貰う。こいつの正体はな、「剪定されたはずの女として生まれた武蔵」。すなわち本来存在してはいけない消された世界の宮本武蔵だ。」
武蔵「・・・・・・・・」(図星をつかれる) サクラ「そんな・・武蔵さん!!」
二ムロド「帰る場所もない異物の英霊に生きる世界は無い。大衆の力で、無に帰してやる!」
二ムロドの指揮により、武蔵を消滅させるために大衆達が集まって襲いかかる
サクラ「お願い!立ち上がって!武蔵さん!!」
武蔵「・・・・・・・・(あぁそうね・・・・私はもとよりこの世界とは無縁・・自分(女武蔵)という存在を許してくれる場所など元から無くなってたんだ・・・こんなわたしなどには・・)」
なにもない・・・
武蔵の心の中
?「なにをしている異聞のわたしよ。」 武蔵「!?」
?「確かにそなたの世界は消えはしたが、そなたはここにいる。それはそなたを必要とする理由があるのではないのか?」
武蔵「・・・わたしを必要とする理由・・・・」
武蔵は思った・・・あの下総国の事を。確かに今は名を思い出せるか否かだが、確かにあの人は武蔵である自身を必要としてた・・・
?「異聞のわたしよ。なれがそなたを必要としたつとめ、今こそ果たさせて貰う。」
武蔵「・・・・わかった。そのつとめ、果たさせて貰います。」
武蔵は?の意思のままに、一つとなった
現実世界
突如、武蔵を取り囲んでた大衆が気絶し、武蔵が立ち上がった。
二ムロド「な、なんだと!?貴様、とうとう生きてる大衆を切り捨てる覚悟を決めたか!!」
武蔵?「なにを言うキャスターとやら、なれは刀など一度も使っておらぬ。」 丸腰を証明する
二ムロド「な、なに!?」 サクラ「武蔵さん?」
武蔵が殺気を放つと、二ムロドの感覚に斬られたイメージが浮かび上がった!
二ムロド「なんだ!?この斬られる感覚は!?貴様は一体・・・」
武蔵?「なれこそ新免武蔵守藤原玄信。異聞のわたしを依り代としてるが、なれは真なる武蔵である。」
二ムロド「なに!?この世界の武蔵を魂を宿した武蔵だと!?」
武蔵(汎人類史)「浅ましやキャスター。そなたは野望のために大衆を自身の催眠術でたぶらかし、その大衆の人生をことごとく狂わせ、自身の駒とする事」
武蔵は二ムロドに近づいてくる 二ムロドは恐怖を感じ、下がっていく
二ムロド「ク・・来るな!民よ、オレを守れ!あいつを近づかせるな!!」
民衆を使い、武蔵を止めようとするが、武蔵は手刀で民を気絶させるだけで民には無害だった
武蔵(汎人類史)「民を利用し、己を守る行為。すわなちそなたが言う悪の眷属と同じであるぞ!!」
後ろに下がる二ムロドだが、イメージには完璧に斬られている二ムロド
武蔵(汎人類史)「・・・・」遂に間近に迫る
二ムロド「ひぃ!?」
武蔵(汎人類史)「その命、頂戴する!!」
武蔵はどこで出したであろう『櫂の木刀』を使い、二ムロドはなすすべなくぶったたか続けた。
そしてその木刀で二ムロドの霊基と首をぶち抜いた
二ムロド「はぐゎ~~!?」出血しながら
武蔵(汎人類史)「なれもここまで、あとは任せるぞ。異聞のわたしよ。」
武蔵「・・・!。あれ、わたしは・・・」正気に戻る
サクラ「武蔵さん!!」武蔵「サクラ!?」
サクラ「わたし、信じてました!!あなたは本当の宮本武蔵さんだって!!」 武蔵「い、嫌それほどって言っても・・・」
武蔵「(あの人(汎人類史の武蔵)はこれを知ってて、わたしの人格を入れ替えたのか?)」
ピン(住民)「・・・あれ?俺たちは一体なにをしてたんだ?」
たぬきち「あ、サクラさん!どうして?」
サクラ「みんな!正気に戻ったのですね!!」
たぬきち「正気に・・!。確か、二ムロドに魅入られて、ボクはアーチャーに寝返るよう令呪を・・・」
武蔵「ギルガメッシュは頼光が命がけで倒した。これで聖杯戦争は終わる。わたしの勝利によって。」
フーゼ「き、君たちはなんてことをしてくれたんだ!!」
フータ「父さん・・・・・」 しずえ「もう諦めてくださいフーゼさん!あなた方は武蔵さんに負けたんですよ!」
フーゼ「そういうことじゃない!大聖杯と繋がり、起動さえしたこの塔を操る二ムロドが今消えてしまえば・・・」
突然、塔が・・・いや、地面が大きく揺れ始めた
しずえ「なんですかこれは!?」 たぬきち「これは、天変地異でも起きただなも!?」
二ムロド「オレの禁忌である最終宝具を発動させたんだ・・・最終宝具、「崩壊せし全統一の時代(カタストロフ・バベル)」がな。」
村中が大地震で大きく揺れ、正気に戻るも人々は逃げ惑い、木々は倒れ、村が海に沈もうとしてた。
訪問者達「うわぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!」逃げ惑い、言葉が混乱して
アイダホ「そんな、俺たちの村が!!」
フータ「キャスター!この光景が、あなたの宝具によるモノなのですか!?」
二ムロド「「崩壊せし全統一の時代(カタストロフ・バベル)」・・・それは全てが一つだった時代の終わりの再現。統一言語とその文明の消失の発端となった大災害。」
しずえ「あなたの宝具なら、止め方ぐらいはわかるでしょうか?」
二ムロド「たしかにオレの宝具だが、これはオレでさえ止めることが出来ない。タワー・オブ・ザ・バベルが立った時点で避けられない運命だ。」
二ムロド「しかもこれは大聖杯とリンクさせているから、この村を境に世界中でも同じ大破壊と分断が起こるだろう・・・」
二ムロド「オレの言うことを聞けない奴らは、この塔と共に滅びるベしってな・・・ハハハハハハ!!!」
そう言って、二ムロドは消滅していった
たぬきち「わわわわわ・・・・これじゃあ、みんな塔の崩壊でお陀仏だなも!!」住民達「えぇ~~~!?」
塔の中央の床が抜け、サクラ達は落ちてしまうが・・・・
ぎゅいぃぃん!!
天の鎖らしき鎖がクッションとなり、他に結界も張られ、みんなは助かった
?「怪我はないかい?」しずえ「貴方たちは?」
エルキドゥ「ランサー:エルキドゥ。抑止力の命により参上いたしました。っと言っても親友であるあのギルガメッシュが死に際に天の鎖の縁で僕を召喚したみたいだね・・」
たぬきち「ギルガメッシュの奴、こんな事のために用意しておいてただなもね!」
ジャンヌ「同じくルーラー:ジャンヌ・ダルク。この世界の破壊と分断の影響で、ギリギリ抑止力の対象になったのは良いですが・・・」
エルキドゥ「この大破壊はバベルの塔の崩壊による神代の呪詛を再現した対世界宝具・・・例え人類が生き残っても、呪詛によりさらに分断した人類には・・・・」
武蔵「・・・・・(神代の呪詛の再現・・・・だとしたらこれを止められるのは対因果宝具を持つ私の宝具のみ・・・・・)」
武蔵「!?(だから、あの人は私を依代にこの聖杯戦争のサーヴァントとして呼び出したのね・・・・)」
武蔵「サクラ・・・・ここでお別れね。」サクラ「え!?」
武蔵「二ムロドの言うとおり、私はこの世界の宮本武蔵じゃないんだ・・・私は本物の武蔵の依代にサーヴァントとして召喚されたセイバー。役目を持って呼ばれた世界の希望・・・」
サクラ「でも、私は・・・・わたしはあなたのマスター!私の大切な友達なんだから!!」武蔵「サクラ・・・ありがとう。」
武蔵「だから、大事な友達の願いとして、私に令呪を持ってお願いして欲しい・・・・「世界を救え」って。」 サクラ「!?」
たぬきち「ボクたちからもお願いするだなも。村はもうおしまいだけど、みんなが生きて力を合わせれば、村は再建できるだなも!」
しずえ「村長、どうか武蔵さんや私たち、そして世界のために・・・」
どうぶつ達「世界を救ってください!!」(あたまを下げる)
サクラ「・・・・・・・・・」 ジャンヌ達「・・・・・」 どうぶつたち「・・・・・・」
サクラ「・・・わかった。全ての令呪を持って命じる・・・・」
サクラ「セイバー:新免武蔵守藤原玄信、世界のためにバベルの塔を呪詛ごと切り裂け!!!」令呪が輝き、武蔵に激しいオーラがまとう。
武蔵「ありがとう・・・マスター。」
武蔵は飛び降り、サクラ達はエルキドゥの力でその場を離れる
フユキ村 天髙く聳える破神の巨塔(タワー・オブ・ザ・バベル)の前
武蔵「(やっぱデカいなぁ・・私の剣で切れるかな・・まぁそんなことは気にしない気にしない。)す~~~は~~・・・うん!!」
武蔵「さ~~て!!マスターに令呪で約束したからにはやりますか!!この天高き巨塔・・・いざ!!!」
天髙く聳える破神の巨塔(タワー・オブ・ザ・バベル)に向かって叫ぶ武蔵
二ムロドの残留思念「セ~~イ~~バ~~!!」
大聖杯の影響か巨塔は武蔵に向かって倒れていく
武蔵「南無、天満大自在天神・・・」背後に浮かぶ仁王が倒れてくる巨塔を支え
武蔵「仁王倶利伽羅、仰天象!」
その剣撃で巨塔を押し返す
さらに仁王が地面を叩き、武蔵は飛ぶ!!
武蔵「ゆくぞ!天高く聳える巨塔よ、剣轟抜刀!」
長く光を纏った一刀が輝き
武蔵「伊舎那大天象~~~!」
その渾身の一刀が巨塔に向けて大いに振りかぶられた
武蔵「うおぉぉぉぉ~~~~~~~!!!」
巨塔は真っ二つに斬られていく
その光景を外のどうぶつやサクラ達にも見えていた
そして巨塔を切り終えた先に、武蔵の姿はなかった。
二ムロドの残留思念「うわぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!」消滅
大聖杯ごと斬られた巨塔は悲鳴を上げるかのように粉々に崩れて逝った・・・
キャスター:二ムロド、武蔵の宝具により天髙く聳える破神の巨塔ごと斬られる。 セイバー:宮本武蔵、巨塔を斬り、役目を終えてこの世界から消え去る。
聖杯戦争 終結 勝者:セイバー:宮本武蔵 (大聖杯は彼女が斬ってしまうが。)
そして聖杯戦争の終焉のごとく・・・夜明けが始まっていた。
本土の海岸
たぬきち「終わっただなも・・・。武蔵さんが聖杯戦争も、世界の分断も綺麗さっぱり斬っちゃっただなも。」
サクラ「武蔵さん・・・ありがとう。」
翌日 どうぶつ村
フユキ村の難民キャンプ
キャンプには多くの報道陣やボランティアがやってきており、取材や支援が行き届いていた
山本太郎「はいこれを。」 ブーケ「ありがとうございます。」
ニュースキャスター「今もまだ、この難民キャンプには家を失ったどうぶつ達がすんでおり・・」
臨時役場
サクラ「ヨシ・・物資の確認おわりっと!」しずえ「よく多く運びましたね!」
ぺりお「サクラさん、今更何ですがお手紙です。」サクラ「はい、ご苦労様です!!」
手紙にはサクラ宛ての武蔵の手紙だった。
ぺりお「手紙を届けるのが遅くなってすみません。」 サクラ「これ・・・・」読んでみる
武蔵(手紙)「マスターへ、これを呼んでいる頃には私はこの世界にいないと思っている。あなたとすごした時間、生活、スローライフはとっても楽しかった!!この楽しかった思い出を私は絶対忘れない。サクラも、あなたのセイバーである私を忘れないでいてください・・ありがとうマスター。 セイバー:新免武蔵守藤原玄信より。」
サクラ「・・・・武蔵さん・・・」感動で涙がこぼれる。
ニュースキャスター(テレビ)「フユキ村の聖杯戦争による地盤崩壊・政府与野党議員を含めた大量の死者もあり、現政権はもはやただの無政府状態へとなり、衆議院選挙も近々やるとれいわ新選組から発表がありました。」
「さて、フユキ村の難民キャンプに、あの有名などうぶつミュージシャンであるとたけけがボランティアとしてキャンプに来ているの事です。中継をどうぞ!」
どうぶつ村 フユキ村難民キャンプ 中継ライブ会場
とたけけ「皆さん、フユキ村のためにわざわざボランティアをしてくれてご苦労様です。」
とたけけ「ここで一つ批判を買うような事を言ってしまうと思いますが・・・」
とたけけ「今回のフユキ村に起こった大災害は、僕が思うに・・・人災だと思う・・・。なぜかって?人間って、どうぶつと違って奪い合いや売国・無益な争いに自分からやってしまう事程々知ってるから。」
とたけけ「今回の大災害も、聖杯戦争っていう争いの巻添えでなってしまった事は僕も承知している・・だから僕は言いたい・・・」
とたけけ「偉い偉そうな人がやっていいと言っても、「戦争は絶対やっちゃいけないよ」。 ただむなしさとお腹がへるだけだから・・・・」
とたけけ「盛り下がる事を言ってすまないね。では気分直しに一曲聴いてくれ。「けけ一刀繚乱」。」
とたけけの歌う「けけ一刀繚乱」がどうぶつ村中に響き、みんなの心を和ませていった
数年後 とある空港
たぬき開発 無人島開発パッケージ手続きカウンター
まめきち「こんにちわ!ようこそお越しくださいましたー!(ましたー!)」
まめきち「こちらは、無人島移住パッケージの手続きカウンターでございまーす!」
?「君たち、少しお尋ねしたいのですが・・・」 つぶきち「はい、何でしょう?」
サクラが子供達と一緒に家具をDIYをする姿の写真
?「この女性がすんでいる島に移住をしたいのですが。」
まめきち「セイバームサシ島でございますか?」?「セイバームサシ島かぁ・・・君たちは」
コトミネ「聖杯戦争に興味はあるのかい?」
しずえ「聖杯戦争ですか?」 完
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