モバP「お風呂を新しくするぞ!」 (15)

ある日、事務所にて……、


モバP「フンフンフフーン~♪」

ちひろ「あら、プロデューサーさん。なんだか加減が良いですね」

モバP「ああ、ちひろさん。実は今度自宅のお風呂を改装するんですよ」

ちひろ「え、リフォームですか?」

モバP「はい。コツコツとお金を貯めていつか改装しようと思ってたんですよ。いや~、夢が叶うと思うとワクワクしますねー!」ワクワク

ちひろ「……んなもんに使う金あんならもっと課金しろや」ボソ


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モバP「ん? ちひろさん、今何か言いました?」

ちひろ「いえ、別に。それより、どんな風にリフォームするんですか?」

モバP「ええ、今度のお休みに業者とリフォームするんですけど、どうせなら奮発して日本ではあまり見られないような風呂にするつもりですよ」

ちひろ「なるほど……」

そしてお休みの日、


\ピンポーーーーン/

モバP「お、きたか。はーい、今開けまーす!」

ガチャ

ちひろ「どうもー! 346リフォームの千川でーす」

モバP「ファッ!?」

ちひろ「さあ、時間ももったいないですし早速打ち合わせを」

モバP「ちょ、え……どうしてちひろさんがいるんですか?」

ちひろ「何って、プロデューサーさんの自宅のお風呂を改装するんですよ」

モバP「いやいや、なんすか346リフォームって!?」

ちひろ「あー、うちの会社、実は昨日からリフォーム業も始めたんですよ。お任せください! 安全性と実績には自信があります!」

モバP「昨日から急遽始まったのに実績も何もないでしょうが!」

ちひろ「立ち話もなんですから、早く入れてくださいよ。お安くしておきますから」

モバP「はぁ……もう346リフォームでやることは確定なんですね」


こうしてモバPは、ちひろとリフォームの打ち合わせをすることになった。

ちひろ「で、プロデューサーさんはどんなお風呂にしたいんですか」

モバP「そうですね……実はザックリとしか考えてなくて。どうせなら洋風というか、漫画に出てくるようなお洒落な感じにしたいですね」

ちひろ「お洒落な感じですか……なるほど。それじゃ日頃から346のために頑張っているプロデューサーさんのために、最小限の予算でとびっきりお洒落にしましょう!」

モバP「え、そんなことできるんですか?」

ちひろ「はい、お任せください!!」


こうして346リフォームの手により、モバPの自宅のお風呂の工事が行われた。

そして工事が終わり、新しいお風呂が完成した。

モバP「いや~、ようやく念願のお風呂が完成したぞ!さて、どんな風になったか、早速チェックしてみよう!」

ガチャ

周子「やっほーPさん、待ってたよー!」

モバP「…………」


バタン

モバP「(つд⊂)ゴシゴシ 」

ガチャ

周子「ちょっ、なんで閉めるん? 結構前からスタンバッてたんだよ!」

モバP「いやいやいや、どうして周子が新しくできたお風呂にいるんだ! そしてどうしてバスタオル姿なんだ!!」

周子「どう、似合う?いつも頑張っているPさんのために特別オプションだよ」

モバP「特別オプションだと!? あとお風呂をよく見たらやたら洋風というか、この既視感はなんだろう……」

周子「ちひろさんは確かね……トルコ風のお風呂って言ってた」

モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!!」

次の日、

周子「____って感じでさ、長い時間待機してたのにそのまま追い出されたんだよ!」プンスカ

奏「あら、プロデューサーは据え膳食わぬは男の恥という言葉を知らないのかしら?」

唯「うわ、普通そこまでして何もしないとか……プロデューサーちゃん意気地なし!」

卯月「周子ちゃんが可哀想ですよ」

美穂「確かに、女の子がバスタオル一枚でずっと待ってたのに……」

モバP「おい、どうして俺が悪い感じになってんの? 俺間違ってないよね? そのままトルコ風呂で事務所のアイドルといけないことをしちゃう方がダメだよね」

周子「Pさん、あたしのこと嫌いなん?」ウワメヅカイ

モバP「いや、嫌いじゃないけど」

奏「ならどうして追い出すなんてひどいことをしたのかしたら?」

唯「そうだよ! プロデューサーちゃん、乙女心わかってない!」

モバP「いや、好きとか嫌いとか関係ないからね! 僕はプロデューサー、んで君たちはアイドル! そんな関係性であんなエッチなお風呂に入っちゃいけません!!」

卯月「関係性……それじゃあ、周子ちゃんがアイドルじゃなかったらよかったんですか?」

美穂「アイドルとじゃなかったら、そういうこと……してたんですか?」

周子「なるほど、じゃあ次はマッチ売りの周子ちゃんでいくよ」

モバP「お前の実家和菓子屋だろうが。とにかくダメなものはダメ! とにかく今後勝手に俺の家に来ることを固く禁じます!」

5人「「「「「えぇぇぇぇーーーーー!!!!!」」」」」ブーブー

モバP「ほらお前たち、この後雑誌の取材があるんだから、出発するぞ!」

5人「「「「「はーい……」」」」」




ちひろ「アイドルじゃなかったら……なるほど」ニヤリ


その日の夜、


モバP「あー、今日も疲れたな。さて、お風呂で身体を温めて寝ようっと」


ガチャ

今西部長「おや、ようやく来たようだね」
※今西部長はデレマスのアニメ版のオリキャラです

モバP「ファッ!?」

今西部長「待っていたよ。さあ遠慮しないで入りなさい。といってもここは君の家だがね」

モバP「ちょ、どうして部長がこんなところに!」

今西部長「なぁに、たまにはこうして君と裸の突き合いをするのも悪くないと思ってね……」

モバP「え、裸の……突き合い……?」



キィィィィ……バタンッ!!










次の日、


モバP「うぅぅ……まだ痛むよ」サスリサスリ

ちひろ「あら、プロデューサーさん。お尻をおさえて一体どうかしましたか?」

モバP「……あの、ちひろさん」

ちひろ「なんですか、プロデューサーさん」






モバP「……良い肛門科を知ってませんか?」

ちひろ「……ふふっ」




こうして後日、346プロダクションは課金制の肛門科クリニック【346ヒクヒクアスタリスククリニック??】の経営に乗り出したのだった……。







おしり

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