モバP「プロデューサーのケツにキスする会」 (11)

ある日、事務所にて……


未央「ふぅー、レッスン終わりで喉が渇いたな」

未央「あ、こんなところにジュースが置いてある。誰のだろう……」キョロキョロ

未央「……ちょっとだけ、飲んじゃおうかな」



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そして数分後、



モバP「ふぅー、外回りの後だから喉が渇いたな。さて、テーブル上に置いてあったジュースを……」

未央「あ、プロデューサー!」

モバP「ん? どうかしたか、未央」

未央「あのジュース、ひょっとしてプロデューサーの?」

モバP「あのジュース……はっ、テーブルの上にあるはずのジュースがない!? まさか……」

未央「あははっ……ごめん、喉渇いてたから飲んじゃった」

モバP「ノォォォォーーーーーーーーンンン!!! 未央、お前は何てことをしてくれたんだぁーーーー!!」

未央「ごめんごめん、後で同じものを買って返すから許してよ」

モバP「……未央、飲んだジュースはどうだった?」

未央「え、ジュースの味のこと? すごく美味しかったよ。てゆうかなんだろう、その辺で売られてるジュースとは一味違う感じがしたような……」

モバP「一味どころじゃない! あのジュースはな、海外からオーダーメイドで取り寄せた特注品なんだぞ!」

未央「えっ!? それってつまりあのジュースはコンビニや自販機で買えるやつとは違うってこと?」

モバP「その通りだ! しかもオーダーメイドするからそれなりに高かったんだぞ……それを、それをお前というやつは……」ブルブル

未央「うわ、プロデューサーがめっちゃ怒ってる」

モバP「未央よ、どう責任を取ってくれるのだ……」

未央「ご、ごめんって。まさかそんな高いやつとは知らないからつい……。結局あれはいくらなの? 少ないかもしれないけど弁償するし」

モバP「未央よ、お前は売れっ子アイドルかもしれないがな、高校生が弁償できるような代物ではないぞ」

未央「え、そんなに高いの!?」

モバP「まあ聞け。俺も鬼ではない。大切なアイドルにジュースを飲まれたという理由で理不尽なことをするつもりはない。そこでだ、俺から一つ和解のための提案があるのだが」

未央「提案?」

モバP「ああ、未央よ……俺にキスしろ」

未央「え、ちょっ、プロデューサー!? キ、キスって一体何行ってんのさ///」アセアセ

モバP「ああ、俺のお尻にキスするのだ!」

未央「えっ……」

モバP「未央よ、今から俺のケツにキスをするのだ! 素直にキスすれば今回のことは水に流そう」

未央「プロデューサー、一体何を言ってるの」ジトー

モバP「なぁ~に、案ずるな。お前はただケツに唇をつければ良い。安心しろ、誰にも言わないから」

未央「いやいや、この状況を私が誰かに行った方がプロデューサーの立場に関わると思うけど!?」

モバP「お前、自分が何をしたのかまだわからないのか!?」

未央「プロデューサーは自分が今何を言ってるのかわかる!? どうしてジュースを勝手に飲んだ償いがお尻にキスなわけ!」

モバP「ふふふっ、抵抗しても無駄だ。今ここには俺と未央しかいない」

未央「くっ、それなら誰かに連絡して……って、スマホはロッカーの中にしまったままだ!」

モバP「さあ、早く終わらせよう。なぁ~に、心配はいらない。痛くないから、ね?」

未央「なにが『ね?』だよ! 私が噛み付いたらプロデューサーのお尻が痛いと思うけどね!?」

モバP「そんなことしてみろ! お尻にできた傷痕を証拠に未央のことを傷害で訴えることになるぞ!?」

未央「それ以前にプロデューサーのことをセクハラで訴えて良いと思うけどね!?」

モバP「こうしている間にも、他のアイドルがレッスンや仕事から戻ってくるかもしれない。さあ、早くするんだ!」

未央「うぅぅ……本当にしないとダメ?」

モバP「ああ、もしキスしなければ後日未央の両親に事情を伝えて正式に賠償金を請求するぞ!」

未央「うわ、めんどくさ……。はぁー、わかったよ」

モバP「うむ、ならば準備をしよう」カチャカチャ、ヌギヌギ

未央「ちょ、いきなりズボン脱ぐなー///」

モバP「安心しろ、全部は脱がない。年ごろのレディの心情を考慮して、下着は半分だけ脱ぐ。あとさっき外回りで汗かいたからシャワー浴びてきた。衛生面もバッチリだぜ!」キリッ

未央「お尻にキスするように迫る時点でレディの心情無視してるけどね!?」

モバP「さあ、カモン!」オケツプリーーン

未央「うわ、プロデューサーのお尻……///」

未央(プロデューサーのお尻、男らしいというかなんというか……。結構引き締まってて、なんか力強い感じがする///)ジィーー

モバP「おいおい、そんなに見られると恥ずかしいだろ///」

未央「この恥ずかしい状況を作ったのはプロデューサーだよ?」


モバP「さあ、カモン!!」

未央「うぅぅ……わかったよ……」


チュッ


モバP「おうっ………」ビクン

未央「……これで良い?」

モバP「ああ、良いだろう。プロデューサーのケツにキスする会、これにて閉会!」

未央「なにバカなこと言ってんのさ。だいたいそんなに大切な飲み物なら、名前でも書いて冷蔵庫にでも入れておいてよね! まったく……」

モバP「さて、お仕事頑張るぞい!」



未央(うう……プロデューサーのお尻にキスしちゃったよ……///)


数日後、




モバP「いやー、疲れたな。少し休憩しようかな」

唯「あ、プロデューサーちゃん!」

モバP「唯、なんか機嫌悪そうだけどどうかしたのか?」

唯「もうっ、唯のキャンディ勝手に食べたでしょ!?」

モバP「あ、まさかあのキャンディは唯のだったのか!? ごめん、疲れてたから甘いものがほしくて食べちゃった」

唯「プロデューサーちゃんのバカ! レッスンの終わりに食べようと楽しみにしてたのにぃ~~!!」

モバP「悪かったって、買って返すから」

唯「……あれ、有名なお店で売ってた限定のやつなんだけど」

モバP「ファッ!?」


唯「プロデューサーちゃん……」

モバP「わ、悪かったって! ほら、お金で弁償するから!」アタフタ

唯「……お金はいらない。でも、その代わりに……」

モバP「え、その代わりに……」

唯「プロデューサーちゃんは今から、唯の栗キャンディにキスするんだよ……ふふっ!」



モバP「ファッ!?」


































大槻唯の栗キャンディにキスする会、開会!!
















未央「なにこれ」




終わり




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