シンジ「サラシ? アスカ、そんなの巻いてたの?」
アスカ「胸を小さく見せるためにね。男共の視線がうっとーしーし」
シンジ「へえ……」
アスカ「でも成長期だし、もう限界。あ、こら、なに見てんのよ」
シンジ「え。こ、ここで外すの!? 自分の部屋でやってよ!」
アスカ「嫌よ、ムチャクチャ暑いのに。クーラー効いてるのってリビングだけじゃない」
アスカ「あんたが少しの間だけヨソ向いてればいいでしょ」
シンジ「まあ……そうだけど。分かったよ、これでいい?」
アスカ「こっち向いたらコロすからね」
シンジ「文句言うなら自分の部屋でやってよ」
アスカ「ふん」
アスカ(と、今のうちにリツコからくすねてきた豊胸薬を飲んで……)ゴクッ
構わん、続けろ
アスカ「ン……ぅ」
シンジ「?」
アスカ(なにこれ。か、身体、熱く……ぅ!)
アスカ「ぁ、くぅ……んン……あ、ああああ!」ビクビク
どさっ
シンジ「アスカ!? どうしたんだよアスカ! そっち向くよ!」
アスカ「ハァ、ハァ」
シンジ(倒れてる……! 貧血?)
シンジ「大丈夫? アス………カ」
アスカ「ハァ、ハァ」フルルン
シンジ「ぅ……ぁ」
アスカ「ハァ、ハァ」フルン、フルン
シンジ「……ゴクッ」
続き早くしろよ!
こっちは待ってんだぞ!
お前ほどじゃないけどな。
シンジ(な、なんだこれ。こんなのをサラシで抑えて……・?)
シンジ(って、何考えてるんだっ。今それどころじゃないのに!)
シンジ「具合、どっかあの、具合悪いの? ミサトさんに電話……」
アスカ「……しなくていい。ハァ、びっくりした」
シンジ「ダメだよ、そんな急に起きたら」
アスカ「平気だって私が言ってるんだから平気よ」
アスカ「さっきのはほら、暑さのせいで軽くめまいがしただけ」
アスカ(薬の衝撃があんな凄いとはね。これで効果無かったらリツコのやつ……ん?)
シンジ「めまいはバカにならないんだって、テレビで―――」
アスカ「…」ムニュッ
シンジ「!!?」
アスカ「…」ムニッムニッ
シンジ(じっじじ自分で、揉んで、あああ、形があんなふにって)
アスカ(なにこれ!? さっきの今で、もう効果バッチリじゃない!!)
アスカ「アンタばかぁ?」
シンジ「お前ほどじゃないがねw」
ムニュ、ムニュ、ムニ
シンジ(うわ、うわ、うわ)
アスカ(リツコ……さすがね!)
アスカ「ん?」
シンジ「///」
アスカ「このスケベ! あっち向いてろって言ったのになにガン見してんのよッッ!」
シンジ「ぐはっ!?」
アスカ「リツコ……さすがね」
リツコ「お前ほどじゃないがね」
~~
シンジ「……」トントントン
アスカ「シンジ。それなに作ってんの? 夕ごはんなに?」
シンジ「……」トントントン
アスカ「無視しちゃって、生意気。まだ根に持ってるわけ?」
シンジ「……アスカの心配なんてするんじゃなかったよ」
アスカ「だから悪かったって謝ったでしょ」
シンジ「『じっと見てたあんたが悪い』としか言われてないけど、あれが謝罪だなんて言わないよね?」
アスカ「あーしつこい。しつこい男ってモテないわよ」
シンジ「いいよ別に、モテなくたって。特にアスカになんか」
アスカ「ふぅん……そういう事言っちゃうわけね、碇のシンジ君は」
ガタ
スタスタ
シンジ(近づいてくる……イタズラする気だろうけど、絶対反応してやるもんか)
アスカ「しーんーじ」
シンジ(無視、無視)
アスカ「ねえ、機嫌直しなさいよ。不貞腐れてたってイイコトないわよ?」
シンジ(そうやって猫撫で声出したって、知るもんか)
アスカ「……あくまでダンマリ決め込むつもりなら、こっちだって考えがあるんだから」
シンジ(包丁も置いたし。来るなら来い!くすぐったって叩いたって耐え)
むにぃう
シンジ「!?」ビクッ
アスカ「ぷっ。なーに硬直してんのよ。無反応貫く気だったんじゃないの?」
むにぃぃ~
シンジ(せ…っ、背中に、スゴい感触が……! これって)
アスカ「……分かるわよね? さっきあれだけ物欲しそうに見てたモノが、あんたの背中に当たってるって」
シンジ(やっぱり!)
むにぃ、むにっ
シンジ(うぅぅぅ……無視! 無視! 無視するんだっ)
アスカ「ほらほら。無視やめて喋らないと、もっと強く抱きついて押し潰しちゃうわよ」
アスカ「あ、それとも期待してるわけ? スケベシンジのことだから。ん~~」
むにゅぎゅぅぅぅ
シンジ(ぅっあああああああ)
アスカ「無敵のシンジ様、おっぱい当たって嬉しいですかぁ? 触りたそうに見てたもんねー、あんた」
シンジ「そ、そんな気で見てないよ!」
アスカ「やっと喋った」
シンジ「う……僕の負でいいから、離れてよアスカ」
アスカ「離れてもいいけど。その前に撤回しなさい」
シンジ「……何を?」
アスカ「私みたいな女にはモテたくない、ってやつ」
アスカ「別にあんたなんかどうでもいいけど、ああまで言われるとプライドが傷つくのよね」
シンジ「ワガママ……」
アスカ「『アスカみたいな女の子と付き合いたい』って言いなさい」
シンジ「え」
シンジ「そ……そんな事言わなきゃダメなの!?」
アスカ「もちろん、心からよ」
シンジ(それって、ほとんど告白しろってのと同じじゃないかっ)
シンジ(そりゃ確かにアスカは……可愛いとは思うけど。でもそこまで考えたことなかったのに)
アスカ「は・や・く」
ムニュ、ムニュ
シンジ「……ぅぁ、ぁ」
アスカ「想像してみなさいよ、シンジ。もし私と付き合えたらって」
シンジ(想像……もしアスカと……)
アスカ「私みたいな超可愛くておっぱい大きな娘と、一つ屋根の下で……恋人同士だったら」
シンジ(そんな……もしそうだったら……)
シンジ「ワガママ……」
アスカ「お前ほどじゃないがねw」
アスカ「不貞腐れて背中向けるより、毎日どれだけイイオモイできると思う……?」
シンジ「……ンゴク……ゴクッ」
アスカ「ほら。期待だけで唾が止まんなくなってんじゃない」
アスカ「さっき怒ってたのも、蹴飛ばされたことよりスケベ心がバレちゃったのが恥ずかしかったんでしょ?」
シンジ「!?」
アスカ「許してあげるから……認めなさいよ。バカシンジ」
シンジ「……ア」
シンジ「アスカ。アスカみたいな」
アスカ「『みたい』はいらない」
シンジ「……アスカと……付き合えるなら、僕だって。付き合ってみたい……です」
むにゅぅぅぅ
シンジ「ハァ……ハァ、ぅぅ」
アスカ「ふふ。言ったわね」
いいよいいよ
俺もアスカと付き合いたい
>>70
俺だって付き合いたい
お前ほどじゃないがね
シンジ(こんなこと言ったって……言わされたって、アスカは僕のことどうでもいいのに……)
アスカ「じゃ、背中は止めて。顔見せなさい」
シンジ「……やだ」
シンジ(前、見せられなくなっちゃってるし……)
アスカ「アレのことなら分かってるから平気よ。男ならシャキっとする!」
シンジ「……」クルリ
シンジ(前、見せられなくなっちゃってるし……)
シンジ(お前ほどじゃないがね)
>>74
くっそwww
レイとアスカに挟まれながらシンジがシャワー浴びてる画像が好き
アスカ「……」タプン
シンジ「……」
アスカ「すぐ目がいった」
シンジ「あっ。ご、ごめん! サラシ取ってからまだ見慣れてなくて、つい……」
アスカ(そう言えばサラシがどうのって設定だっけ)
アスカ「ホント、男っておっぱい好きよね」
アスカ「シンジ……そんなに露骨に目そらさなくても、また蹴ったりしないわよ」
シンジ「い、いいよ別に。見ないようにするから」
アスカ「ずっとそうしてんの?」
シンジ「だって……アスカ、嫌だろ? じろじろ見られるの」
アスカ「ふーん。頑張って視線逸らさないとじろじろ見ちゃうわけか」
シンジ「う。ど、どうせスケベだよ……」
アスカ「だいぶ開き直ってきたわね。でも、いいわよ?じろじろと、好きなだけエロい視線でおっぱい眺めても」
アスカ「その代わり、もっかい繰り返しなさい。『アスカと付き合いたい』って」
シンジ「……」
アスカ「イって」フルルン
シンジ「……アスカと付き合ってみたい」
アスカ「お手軽ね。そんなにおっぱい見てたいんだ?」
シンジ「…………う、うん」
アスカ「身体目当て。まぁ、とりあえずそこからスタートね」
シンジ「??」
アスカ「逃げんじゃないわよ、シンジ……」スッ
ぎゅぅ
シンジ「ア、アスカ!?」
アスカ「動くなってば」
ぎゅぅぅ
シンジ「ど……どうしたの?」
アスカ「さっきみたいな背中じゃなくて正面に抱きついてみただけ。文句あるわけ?」
シンジ「文句なんて、あるわけ、じゃ」
むにぃぃ
シンジ「ぅ……!」
シンジ(谷間、が。僕の身体で……ひしゃげて、すご……ぃ)
アスカ「シンジ、すっごいエロい目してる」
シンジ「ごめ……っ」
アスカ「慌てなくていいわよ、バカ。さっきの言葉で、視線は許可したんだから」
シンジ「あ……そ、そっか」
見てるよ見てるよ
シンジ(アスカの顔が近い……やっぱり、こうして見るとメチャクチャ可愛いんだ)
シンジ(胸も……)チラッ
むにゅ、むにゅん
シンジ(エ、エロいって、こういうのを言うのかな)
アスカ「ん。ふふ」スリスリ
シンジ(なんだか……甘くていい匂いがする……アスカの当たってるとこ、全部柔らかいや……)
>>89
おまえほどじゃないがねw
>>91
続きを待ってんだよ!
お前ほどじゃないがねw
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,r' /=ミ
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. / 彡lll
!-- .、 ,、、、、,,, 彡lノ
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|. ,' // 主ほどではなし
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゙、''゙ ,,、二''‐ ノ l、
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アスカ「ね……シンジ。私と付き合いたい?」
シンジ「うん……」ポー
アスカ「私と毎日、イイコトしてみたい? 他の男子が、私と妄想でしか経験できないようなコト」
ムニッムニッ
シンジ「う、うん……」
アスカ「ホントに?」
シンジ「うん。ホントに、アスカと」
アスカ「ホントのホント?」スリスリ
シンジ「うん……ふぁ、あすかと」
アスカ「恋人になりたかったら、キスして。シンジ」
シンジ「……あすか、ぁ」
>>95
不意打ちw
アスカ自室……
アスカ「ふ……くくっ」
アスカ「くふふふふふふ」
アスカ「あっははははは! なーんて単純でバカなの! バカシンジのやつ!」
アスカ「鼻の下伸びきっちゃって、だらしなくトロ~ンとして……もうすっかり落ちたわね」
アスカ「…………いや」
アスカ「まだ油断できないわ。あの雰囲気の中で一時のことだし」
アスカ「もっと継続的に徹底的に完全に、私の全てにメロメロにしてやるんだから!」
アスカ「私以外のこと考えられない腑抜けにして―――パイロットとして使い物にならなくして」
アスカ「そうすれば、エースの座はまた私のモノ!!」
アスカ「ま……そうなってからも、ペットとしてなら飼ってやってもいいわね。ふふん」
NERV……
リツコ「豊胸薬? 確かにまだ置いてはいるけど」
レイ「……」
リツコ「なぜ必要なの? まさかあなたが飲むわけではないでしょうに」
レイ「いえ。私が飲みます」
リツコ「!?」
リツコ「……どういうことかしら」
レイ「……」
リツコ「レイ。あなたは中学生としては十分以上の発育だし、そもそもあなたの場合、自身のスタイルに興味を持っているようには見えないのだけど」
レイ「……碇君が」
レイ「碇君に、そのほうが喜んで貰えると思うから」
リツコ「レイ……!?」
レイ「……」
リツコ「まさかとは思うけど。シンジ君のことが好きなの?」
レイ「分かりません。でも、そうなのかも知れません」
リツコ「……今の感情を、自分でも上手く言語化できないのね」
レイ「……はい。初めての気持ちだから」
リツコ「そう」
レイ「ただ、碇君といると、心が暖かくなります」
レイ「碇君の喜ぶことをしたいって、思います」
リツコ「……」
リツコ「話は分かったわ。私としては、こんな薬に頼る必要があるとは思えないのだけど」
レイ「……」
リツコ「かといって、どうしても渡せないと拒む理由もないわね」
リツコ「もう一度聞くけど、シンジ君を悦ばせるために色気を増したい。だからこれが欲しいのね?」
レイ「はい」
リツコ「はぁ。許可しなくはないけど……副作用があるから、それは覚悟してちょうだい」
レイ「どんな副作用ですか?」
リツコ「性的な発達に伴い、胸部の、いわゆる性感が増大するのよ。それに性欲も」
レイ「……」
リツコ「肉体の変化を落ち着かせるまでの期間、薬は毎日飲み続ける必要があるのだけど」
リツコ「飲む度にそうした副作用も顕著になっていくわ」
リツコ「もっとも、それはそれで殿方にとって悪くない話かも知れないわね」
レイ「殿方……碇君……」
リツコ「だから、レイの目的からすると必ずしも副作用がマイナスというわけではないの。でも留意はしておいて」
レイ「はい」
はよ
>>120
そんなに急かすなよ!
俺ほどじゃないがねw
お前らつまらんわ
>>142
お前ほどじゃないがなw
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