モバP「ははは、喧嘩は駄目だぞ~」
凛「ねぇ、プロデューサーお茶入れたけど飲む?」
P「もらうよ、ありがとう」
まゆ「お茶請けも必要ですねぇ」
P「お、なにがある?」
まゆ「響子ちゃんと凛ちゃんの誕生日ケーキの残りがありますよ」
P「あれまゆが作ったんだよな、美味しいかったぞ」
まゆ「うふ、ありがとうございます」
凛「…あんまり食べ過ぎないようにね」コト
まゆ「…飲みすぎも厳禁ですよぉ?」
P(みんな心配してくれるのか……)
P(やっぱり仲良し事務所でうちの右に出るものはいないな!)ニヤ
加蓮「ケホケホッ」
凛「加蓮、やっぱり帰った方がいいよ」
加蓮「ううん、大丈夫」
凛「無理しない方がいいから、ね?」
加蓮「平気だってば」
凛「プロデューサーと夕食なら私だけで行くから」
加蓮「それだと凛が困るじゃない」
凛「どうして?」
加蓮「凛が彼女に間違えられたら、アイドル続けられなくなるじゃない」
凛「あー…そっか……」チッ
P(うちのアイドルは皆に気を配れる……)
P(さすがうちのアイドルは違うな)ジーン
P「俺はお前無しでは生きられないんだ」ギュ
ゆかり「…っ!…離してください!」
P「……え」
ゆかり「そう言って他の娘にも同じこと言ってるんでしょ!」
P「ゆかりが特別なんだよ!」ギュー
ゆかり「……特別」
P「そう、特別だ!」
ゆかり「……」
P「……俺と付き合ってくれるか?」
ゆかり「……はい」ニコッ
凛「」
凛「」
凛「なんだ、演技の練習だったの」
P「なんだと思ったんだ?」
ゆかり「まぁまぁPさん、それだけ演技力が上がったって言うことですから」
凛「そうだね、騙されちゃったよ」
P「それよりゆかり、お前またセリフ飛んでるぞ」
ゆかり「?そんなところありましたか?」
P「『……俺と付き合ってくれるか?』の後、『……はい』じゃなくて少し間を置いた後で『ごめんなさい』って言って立ち去るんだろ」
ゆかり「ふふ、そうでしたね」
凛「……少し興味出てきた、私も練習に付き合ったげるね」
P(うちのアイドルは一緒に高め合うことが出来る……)
P(うちの事務所ほど仲間に恵まれている所なんてないな)ジーン
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