凪「この間、Pが番組スタッフと話しているのを聞いてしまいました」
凪「Pははーちゃんを推していましたが、久川シスターは凪の方だけ欲しいそうです」
凪「はーちゃんは胸こそおっきいが、よくある一人のアイドルに過ぎず、ネギでもカギでもなく凪は」
凪「キャラクター性から、双葉杏や宮本フレデリカを合わせた以上の働きを期待できるそうです」
凪「やったね。はーちゃんを差し置いてアイドルへの登竜門が開けました」
凪「Pが強引に……抱き合わせみたいに推していましたということは、もう事務所でもわかっていたのでしょう」
凪「……なぜ、何も努力していない凪が認められ、あれだけアイドルになりたがっていたはーちゃんがあんな扱いなんでしょうか」
凪「キャッチ22です。答は見つかりません。憲兵隊に捕まりますよ」
凪「では。よきアイドルライフを」
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新人アイドル達のちょっぴり暗いお話です
短いですし、独自解釈に強引な設定がありますので、よろしくお願いいたします
りあむ「これ?」
りあむ「首輪のこと?」
りあむ「あはははっ……ファッショじゃないよ」
りあむ「だってこれには爆弾がついているんだもん」
りあむ「だからあまりぼくに近づかない方がいいよ」
りあむ「どうなるか正直わかんないからさ」
りあむ「大丈夫だって物理的な爆弾じゃないって聞いてるから」
りあむ「うん……実はぼく、小さい頃の記憶がなくってさ」
りあむ「気がついたら制服着て学校へ通っていたんだよ……最後の三ヶ月だけだけど」
りあむ「その時にはついてたよ」
りあむ「んで、家族もクラスメートも先生も腫れ物扱いみたいにぼくに接するんだよ。やむでしょ?」
りあむ「だから、もしかするとこれを外すとトランザムするかもしれないね」
りあむ「最悪、イデ発動かもしれないけどさ」
「ワタシノナハ……」
「……」
「キロクカイロコショウ……」
「ナカマ……」
「イタヨウナ……」
「イマハアルイエニオセワニナッテイル」
ドタドタドタドタ
ちとせ「あ、僕ちゃん、ここにいたんだ」
千夜「…お嬢様、いかがなされましたか?」
ちとせ「うん、ちょっと……ね」
ちとせ「じゃあ、あっちに行こうか」
千夜「は…い……」
ちとせ「今のことは忘れなさい。……汝、忘却の彼方へ――――――逝ね」
ちとせ「はぁ……」
ちとせ「なんで生きてるのよ……」
ちとせ「しかも記憶もまんまだし……」
ちとせ「え?[ピーーー]ない?……ふーん」
ちとせ「仕方がないわね。なら私の秘密を教えてあげるわ」
ちとせ「私は本当は第2633代目セントニコラス……」
ちとせ「そう、あなた達がサンタクロースと言っているアレよ」
ちとせ「イヴにクラリスは配下よ。彼女達がいたから私もいる。そう言えばわかるかしら?」
ちとせ「まぁ、目的だけ簡単に言うと」
ちとせ「神々と戦争(ビッグウォーズ)まで時間がないの」
ちとせ「あなたならわかるよね。この事務所に人類に福を為す神がいるのを」
ちとせ「彼女達を味方にするために私はここへ……」
ちとせ「なんてジョーダンよ……」
ちとせ「あははっ、信じちゃったんだ」
ちとせ「怒らない怒らない……おわびに私の命が続くまでアイドルをしてあげるわ」
ちとせ「うん。あなたのためなら恐くないから」
ちとせ「じゃあね」
バタン
「でしてー」
「なの~」
「あらあら」
あきら「……やっぱりバレましたデスか」
あきら「自分がお兄ぃと……つながっているのを」
あきら「……バレないようにしてきたつもりでしたけど」
あきら「臭い?…………んー、わからないデス」
あきら「やっぱり……アイドルはクビ?」
あきら「うわぁ……自分よりさらに闇があるんデスね」
あきら「噂だけならよく流れてますけど、一桁の女の子が……」
あきら「自分も13からデスからあまり言えませんけど」
あきら「ま、ダメで元々デス。本格的にダメならAVでも突っ込んでいいデスよ」
あきら「ただ、あまり服装が派手なのはちょっと……いろいろ痕が」
あきら「一度おろしてますし……」
あきら「……それだけのことを自分はしたんだからね」
あかり「あはっ……」
あかり「味覚障害ってわかるんですね……んご」
あかり「はい……私がりんご農家の一人娘なのに……そうです」
あかり「だから努力なんて……はい」
あかり「で、でも私っ、アイドルは辞めたくありませんっ!」
あかり「せっかくみんなと……みんなに、プロデューサーさんと」
あかり「あ……」
あかり「んっ……」
あかり「あ、あははは…(///)…み、みんなにバレないといいな(///)」
千夜「おい、お前」
千夜「私のこと……知ったようだな」
千夜「……そうだ。亡くなった両親だった人は……やつに」
千夜「だから探している」
千夜「私より先に起動し、私の……両親をあのように殺し」
千夜「そして私の機能を一部封印した、憎むべき」
千夜「かつての仲間を」
千夜「気をつけろ。何かしらの人間としての機能は劣るが、見た目はそっくりだということを」
ちとせ「はぁ……」
ちとせ「なんで生きてるのよ……」
ちとせ「しかも記憶もまんまだし……」
ちとせ「え?死なない?……ふーん」
ちとせ「仕方がないわね、なら私の秘密を教えてあげるわ」
ちとせ「私は本当は第2633代目セントニコラス……」
ちとせ「そう、あなた達がサンタクロースと言っているアレよ」
ちとせ「イヴにクラリス……それから聖に由愛は私の直属の配下よ。彼女達がいたから私もいる。そう言えばわかるかしら?」
ちとせ「まぁ、目的だけ簡単に言うと」
ちとせ「神々と戦争(ビッグウォーズ)のゼロアワーが近づいている」
ちとせ「あなたならわかるよね。この事務所に人類に福を為す神がいるのを」
ちとせ「彼女達を味方にするために私はここへ……」
ちひろ「ニコニコ」
ちひろ「所詮は人類が作り出した機械ね」
ちひろ「神々に逆らおうだなんて……」
ちひろ「うふふ」
ちひろ「あの子が仲間だと信じて疑わない人の中に、私たちの配下の機械がいるなんてね」
ちひろ「さ、次のイベントよ」
「プロデューサーさん」
~Fin
以上になります
最後、好きなネタに走りました。批判はお受けします
では、ありがとうございました
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