凛「we are fish(私たちは魚です)」 (16)

凛(焼きジャケ)「お弁当食べようとしたら、食べられる側になっちゃったね」

加蓮(タラのムニエル)「まんまとはめられたね~」

奈緒(サバの味噌煮)「だから、なんでそんな冷静でいられるんだよ!!」

凛(焼きジャケ)「え、だって別に魚になったからって死ぬわけじゃないんだし」

奈緒(サバの味噌煮)「いや、その図太い精神はどこから来てるんだよ!」






(これは『凛「we are bread(私たちはパンです)」』の続編です。)


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加蓮(タラのムニエル)「まあまあ、落ち着いてよ、奈緒。だってこれって……私たち三人の問題でしょ?」ホワンホワン

奈緒(サバの味噌煮)「あ…なんかこれ、もうある程度は読めた気が…」


数十分前


??『君たちにはまた実験台になってもらうよ~♪』

凛『…そう言って、大人しくはいって言う人がいると思う?』

奈緒『お、おい…それ、本当だろうな?』

??『もちろん、ただでとは言わないよ~』

加蓮『はあー…どうせまたシャツとか言うんでしょ?やーっすいやっすい。もう補給場所はちゃんとあるから、私たちを買うならもっとそれなりのブツを……』ナメトンノカ,オラァ..



??『一日熟成したプロデューサーの蒸れ蒸れのパン??』



凛『是非とも協力させてください』スッ

加蓮『あの…次回分もまとめてで、前払いとかダメですか?』ドゲザ

奈緒『やっぱりかよ!!てか、補給場所って何!?』

凛『で、今回は何すればいいの?』

加蓮『早く教えてよ!!今回はマジで大当たりだから!』ピョンピヨン

奈緒『そんな商店街のガラポンみたいなリアクションするなよ!』

??『あせらにゃい、あせらにゃ~い♪君たちにしてもらうことはたったひと~つ』

奈緒『たち!?てことはまさか…』



??『今回もまた楽しくなりそ~♪』プシュ-



凛『うっ……ま、た…』バタッ

加蓮『だんだん……ね、む…く』バタッ

奈緒『けっきょ…こ、なる…のかよ…』バタッ


??『ふふっ、いい匂いにな~れ♪』

凛「we are bread(私たちはパンです)」 - SSまとめ速報
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凛『we are bread』(私たちはパンです)

加蓮(タラのムニエル)「……ってことがあったじゃん?」

奈緒(サバの味噌煮)「うんうん……って、やっぱ今回も、とばっちりじゃねえか!!」

凛(焼きジャケ)「いやいや、奈緒よく考えてみ?STEAMでPANTSでイェーイだよ?もう一回言ってあげようか?いや、何万回でも言ってあげるよ。パンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパン??」

奈緒(サバの味噌煮)「待て待て待て待て!!!ちょ、いい!いい!分かったから!!も、もういいからさぁ!!」カァァァァァァァァァ

加蓮(タラのムニエル)「ふふっ、湯気でてるよー。やっぱ気になってるんじゃーん、プロデューサーの蒸れ蒸れパンツ。奈緒やーらしー」ヒュ-ヒュ-

奈緒(サバの味噌煮)「う、うううううるさいなぁ!?別に恥ずかしいとか、その……ましてや、そ、そういうこと考えてるわけじゃ、あの……その、な、なくて…」グツグツグツグツ...

凛(焼きジャケ)「…え、なにこの可愛い自滅」

加蓮(タラのムニエル)「ひひっ。やっぱ、この罪悪感たまんねえわ~」イヤッハッハ

ドタドタドタドタ

凛(焼きジャケ)「…!誰か来た!」

加蓮(タラのムニエル)「やばっ!早くどこかに隠れなきゃ…」

奈緒(サバの味噌煮)「体は…あ、今回は動ける」ペタペタ

加蓮(タラのムニエル)「あー!!ちょっと!下手に動いたら味噌が飛び散っちゃうでしょ?」

凛(焼きジャケ)「そーだよ、奈緒!!ここ真っ白なベッドの上なんだから、もし味噌がついたりなんかしたら大変じゃん!しかもそれでプロデューサーの香りがそんな汚らしいものでかき消され…ゲホゲホ…プロデューサーが困るでしょ!!」ペチペチ

奈緒(サバの味噌煮)「いや、スタート地点的にもう遅いだろ!!あと、本音8割くらい漏れてる!」

凛(焼きジャケ)「とにかく……あ!あの場所なら!」ユビサシ

奈緒(サバの味噌煮)「おお!たしかにあそこなら……って、おい!!あ、あれってプロデューサーの……じ、じゃねえか!!」

加蓮(タラのムニエル)「いやいや、何を考えてるの奈緒。これは非常事態であって、致し方がない出来事、もはや天災に等しいことなんだよ。だから私たちがプロデューサーの脱ぎ捨てられたズボンの中に忍ぶことはもはや偶然ではなく必然的事しょう…」ブツブツブツブツブツブツ

奈緒(サバの味噌煮)「いや、もうお前誰だよ!?」

凛(焼きジャケ)「ほら、早く行くよ!!私たちの脂、残していこうよ」グイ-

奈緒(サバの味噌煮)「脂なんか残したくねぇぇぇぇぇ!!!!」イヤ
ダァァァァァ

加蓮(タラのムニエル)「いやっふぅぅぅぅぅぅ~♪」ジャ-ンプン


ガチャン











ありす「旨そうな匂いがする……全ての料理は……私が抹殺する!!」ナイフ




凛(焼きジャケ)「いえぇぇぇぇぇ!……ひっ」ブルッ
奈緒(サバの味噌煮)「」ブルッ
加蓮(タラのムニエル)「」ブルッ

ありす「私はずっと疑問に思っていた……何故私の最高傑作が永遠に評価されないのか…」

凛(焼きジャケ)「…え、何この殺気」ガクガクガクガク

加蓮(タラのムニエル)「ち、ちちちちちちちちょっと、凛さん、さすがに驚きすぎやしやせんかぁぁ?」ガクガクガクガク

奈緒(サバの味噌煮)「いや、だからお前誰だよ!?とにかく今は絶対ここから出るなよ!なんか様子が変だぞ!」ブルブルブル

凛(焼きジャケ)「ふふっ、ズボンから出ようとしないオマセな奈緒や~らsh…」

奈緒(サバの味噌煮)「おい」ガシ
凛(焼きジャケ)「申し訳ございませんでした大変反省しております」サッ

ありす「その答えはただ一つ……他の料理がこの世に存在しているからだぁぁぁぁぁ!!!!!」ブンブンブンブン

ありす「おのれ、いちごパスタ以外の全ての料理め……それらを消して、全人類にいちごパスタを強制的に食べさせれば、私こそが世界の神に…ふふふっ、あはははははははは!!!!!!!!!」

加蓮(タラのムニエル)「うわ、まさかのこの人、自分の腕じゃなくて世界の方を恨み出したよ!?」

凛(焼きジャケ)「しかも神とか…逆恨みもいいとこだよ、全くさぁ!」

奈緒(サバの味噌煮)「お前も人のこと言えないだろうが!ってうおお!?こっち来るぞ!!」ドキッ

ありす「おーい。そこにいるのは、分かってるんだぞ~?存分に、痛ぶってやるよ…ひっひっひっひっ!!」スタスタ

凛SHA 奈緒SA 加蓮TA
「「「……」」」ガクブルガクブルガクブルガクブル



「「そこまでだ!!!」」



全員「!!!!????」

食卓に蔓延る悪を討ち、全国の食卓の魚料理を守るスーパー魚ヒーロー……その名も…

















??「おうぇぇぇぇっ……さ、魚マン1号、に、にゃ!!…うげぇぇぇぇぇぇ!!!」オエエエエエエエエエエ

??「ちょ、魚を守るのに魚の匂いで吐いちゃダメれす!!私は魚マン2号れす……って、ちょ、ほんとに大丈夫れすか!?」サスリサスリ

??「魚の気配…吐くには十分すぎだにゃ……おええっ」ビニ-ルブクロ














凛(焼きジャケ)「…なんか変なの出てきた」

奈緒(サバの味噌煮)「…もうゲロまみれだけど、ちゃんと衣装もそれっぽいのだな」

加蓮(タラのムニエル)「いや、なんで無理してこんなことしたんだし」

ありす「魚マぁぁン?何者だぁ?」チキ

魚マン1号「私たちは、志希ちゃんに呼ばれたエキストラ…げふんげふん、食卓の平和を守るためにここに来たんだにゃ!」ゼ-ハ-

魚マン2号「みんなの食卓に並ぶ魚料理は…私たちが守るれす!!」バッ

ありす「ふっ…ハハハハハッ!!!!面白い…貴様らのその決意、見せてみろぉぉ!!」バッ

魚マン1号「よおし!!1号のお色気攻撃で撃沈させてやるに……え、な、ナナナナナイfoooooooooo!?ちょ、聞いてた話と違うんですけど…ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ブシャ-------バタッ

魚マン2号「1号~!!!!!」ガタッ



凛(焼きジャケ)「あ、1号やられちゃった」

加蓮(タラのムニエル)「唐突に死んだね、唐突に出てきてなんの前触れもなく死んだね、展開雑だねこれ」

奈緒(サバの味噌煮)「もう慈悲もクソもあったもんじゃねえな」

ありす「ふふふ…儚い儚い。少々手間取りはしたが……これで、ひひっ、終わりだぁぁ!!!」バッ

奈緒(サバの味噌煮)「さっきの茶番なんだったんだよ~、結局私たち殺されるじゃ~ん、もうついてけないよ~」ウワ-ン

加蓮(タラのムニエル)「すーはーすーはーすーはーすーはー……あ、ヤッバこれ……」プルプルプルプル

凛(焼きジャケ)「すーはーすーはーすーはーすーはーすーはーすーはー……魚だから嗅覚が生きてて、この蒸れててすごい匂い、んん…ほんっと幸せ…」プルプルプルプル

奈緒(サバの味噌煮)「いや、やってる場合か!!どーすんだよ!アイツこっち向かってきてるぞ!?」

加蓮(タラのムニエル)「あーもういいからそういうの。ほら、奈緒もおかしくなるまで嗅ぎつくしちゃいなよ」グイグイ

奈緒(サバの味噌煮)「えっ、そういうので片付けられちゃうもんなの……ふ、ふごっ!!ふぐふぐふごごご…」ギュ-

ありす「fooooooooooooooo~!!!♪♪」ブンブンブンブンブン

奈緒(サバの味噌煮)(や、やばい…このままじゃ)







ガチャ


モバP「俺のズボンズボン…お、こんなとこにあったのか」
ありす「あ、おはようございます、プロデューサーさん」スッ
みく「あ、おはようにゃ」ムクリ
七海「あ、こんにちはれす~」スッ



奈緒(サバの味噌煮)「」



加蓮(タラのムニエル)「ほら、どうにかなったでしょ?」ス-ハ-ス-ハ-

モバP「ん?なんか旨そうな匂いがするな…ま、いっか」グジュ

凛(焼きジャケ)「ぶー!!!」ピトッ

モバP「お前ら、もうすぐ出発の時間だぞ。今までの練習の成果…ライブで思いっきり見せてやろうぜ!!」グッ

ありすみく七海「おー!!!」グッ

加蓮(タラのムニエル)「ええ!?いやいやいやいやいやいやいやいや、ライブで見せる前に自分のズボンの中よく見て!?」アタマニ,ナゾノカンショク

奈緒(サバの味噌煮)「普通、三つもドロドロの魚が入ってるズボン履くか!?サバの味噌煮だぞ!?絶対気持ち悪いだろ!!あと、何故それに気づかない!?」ヘンナカンショク

モバP「行くぞぉぉぉぉ!!!!」ダッ

ありすみく七海「うぉぉぉぉ!!!」

奈緒(サバの味噌煮)「この流れ…まさか、私たちも行くことになるのか?」ドキドキ

加蓮(タラのムニエル)「そりゃ…逃げようにも逃げられないし、真っ暗だし、蒸し蒸ししてるし、ぎゅうぎゅうだし……背中にあ、当たってるし…」ゾクゾク

凛(焼きジャケ)「シチュエーションが完璧すぎる…むしろ、このまま気づかないままでいてくれた方が…」ゾクゾク

奈緒(サバの味噌煮)「お、おい!そういうわけにはいかないだろ?…な、なんとかして、ま、また元に戻る方法を…」ドキドキドキドキ


p「」グイ,グイ,ツンツンツン


奈緒(サバの味噌煮)「うひっ……」ドキドキバクバクドキドキバクバク

加蓮(タラのムニエル)「…か、考えてもムダ…ってやつかなこれ…」ゾクゾクゾクゾク

凛(焼きジャケ)「う、うん…」ゾクゾクゾクゾク




凛SHA 奈緒SA 加蓮TA「「「……」」」ドキドキバクバクゾクゾクドキドキムラドキバクムラゾク...

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