ベル・クラネル「リリ、君は僕のものだ」リリルカ・アーデ「……はい」 (20)

「ヴェルフ様、例の物は完成しましたか?」
「おお! 出来てるぞ、リリ助!」

皆様どうも初めまして!
リリルカ・アーデと申します!
リリのことを既にご存知の方も多いかとは思いますが一応簡単に自己紹介させて貰いますね。

リリは現在、この冒険者の街、オラリオにて【ヘスティアファミリア】に所属しているサポーターです。つまり、雑用みたいなものです。

多少は戦闘の心得があるにせよ、リリは小人族なので基本的に戦闘では役に立ちません。
とはいえ、ただモンスターが落とした魔石を拾ったり、武器を手渡したりしているだけではあまりに芸がないので指揮を執ったりもします。

それは全て、手癖の悪い性悪腹黒小人族である不肖リリを拾ってくださった、我らがファミリアの団長である、ベル様への恩返しです。

少しでもリリをあの地獄のような日々から救ってくれたベル様のお役に立てるよう、毎日、日々精進しています。そんなわけで。

「ありがとうございますヴェルフ様! これがあればきっとベル様もお喜びだと思います!」
「そんなもんでベルが本当に喜ぶのか?」
「はい! この、『ゴライアス・チョーカー』があればきっと、ベル様は喜んでくれます!」

リリは今日も大好きなベル様の為に、ひと肌もふた肌だって脱いで、全裸になりましょう!

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「リリ!? なんて格好してるの!?」
「おや? お気に召しませんか、ベル様?」
「お気に召すも何も、早く服を着て!?」

場面は変わりまして、その日の晩。夜遅く。
宣言通り全裸に『ゴライアス・チョーカー』のみを身につけて、リリはベル様の部屋に忍び込みました。しかし、流石はLV.4の冒険者。
すぐにリリの気配を察して飛び起きたベル様は部屋の魔石灯を点けるや否や、すぐさま目を逸らして回れ右をして、壁におでこをくっつけながら服を着るようにとお命じになられました。
しかし、残念ながらそのご命令は聞けません。

「ベル様、どうかリリの話を聞いてください」
「は、話ってなにさ!?」
「そのままで結構ですから、どうか冷静に」

リリはベル様の背中に身を寄せて、そっと抱きしめ、すばしっこい兎が逃げないように首尾良く確保することに成功しました。順調ですね。

「これは全て、ベル様のためなのです」
「ぼ、僕のため……?」
「はい。この先、ベル様が更にお強くなるために、どうしても必要な儀式なのです」
「どうしても必要な儀式ってどういうこと?」

真摯なリリの言葉に純真無垢なベル様は素直に耳を傾けて尋ね返しました。ちょろいですね。

「リリ、教えて。それはどんな儀式なの?」
「ふふっ。知りたいですか?」

ベル様は強さを求めておられます。
なので、とても食いつきが良いです。
リリは敢えて勿体ぶって、焦らしました。

「そこまで言われたら誰だって気になるよ」
「では、ゆっくりと振り向いてください」
「で、出来ないよ!?」

ベル様はとても初心なお方。
なので、自分からは振り向けません。
だからリリは、ちょっとだけ口調を変えて。

「ベル、よく聞きなさい」
「リリ……?」
「大丈夫。何も怖くないわ。私を信じて」
「で、でも、リリは今、裸で……」
「私の顔だけを見れば平気。そうでしょう?」
「う、うん……わかったよ」

ベル様は年上の女性に弱い性質があります。
なのでこうして大人びた口調で促してあげれば、簡単にリリの言うことを聞いてくれます。
ちょろすぎて心配になりますが、可愛いです。

顔を真っ赤にしたベル様がゆっくり振り向き、真っ直ぐにリリの瞳を見つめました。素敵。
キスしたい衝動を堪えて、リリは微笑みます。

「ほら、ベル様。平気でしょう?」
「う、うん。でもリリ、さっきの喋り方は……」
「さて、無駄話はさておき、本題ですよ!」

会話の主導権を渡さず強引に本題に入ります。

「ベル様、こちらをご覧ください」
「これは……チョーカー?」
「はい。ゴライアスの皮で作った、首輪です」
「ゴ、ゴライアスの……?」

ゴライアスとは、ダンジョンに配置されている中層の階層主の名前で、先日死に物狂いで討伐した際にその黒い皮をドロップしました。
これがとても頑強な代物でして、普通のゴライアスよりも黒いゴライアスの皮は上等でした。
鍛治職人のヴェルフ様に皮をなめして貰いマントにしたのですが、その際に余った端切れがあったので、こうしてチョーカーにしました。
そんな首輪が、リリの首に巻いてあるのです。

「ここに金具が付いてるのがわかりますか?」

ヴェルフ様にわざわざ付けて頂いた金属製の金具を指差すと、ベル様は興味深そうに頷き。

「うん。ちなみにその金具に何の意味が……?」
「ここに1本のロープがあります」
「……えっ? 今、どこから取り出したの?」
「細かいことはさておき、これを金具に結びます。すると……ほらベル様。リードの完成です」
「リ、リードって……」
「どうぞベル様、お受け取りください」

首輪に紐を結えつけて、そのリードを、リリは恭しくベル様に手渡しました。興奮しますね。

「えっと、リリ。僕はその、どうすれば……?」
「勢いよく引っ張ってください」
「こう、かな……?」

グイッと、LV.4の腕力でリードが引かれて、リリの首にチョーカーが食い込みました。

「うぐっ!?」
「あっ! ごめん、リリ! 大丈夫!?」
「けほっ……あ、謝ってはなりません、ベル様」
「リリ……? 何を、言ってるの……?」

息が詰まったリリを見て慌てて謝るベル様を嗜めると、困惑させてしまいました。反省です。

「ベル様はとてもお優しいお方です」
「僕は別に、優しくなんか……」
「いいえ。あなたはとてもお優しい。ベル様はこんな卑しいリリに優しくしてくださいます」
「リリ、怒るよ?」

ああ、やっぱり、お優しいヒューマンです。
ベル様はリリが自らを卑下すると怒ります。
リリはその怒りを、ぶつけて欲しいのです。

「ベル様」
「なんだい、リリ」
「どうか、リリを叱ってください」

あなたに怒られて身体を火照らせるリリを、はしたないリリをどうか厳しく叱ってください。

「叱るって……そんなこと、出来ないよ」
「どうしてですか?」

尻込みするベル様に、リリは悪事を並べます。

「リリはベル様のお部屋に忍び込みました」
「別に、怒ってないから……」
「しかも全裸で」
「そ、それは流石に困ったけど……」
「そして今この瞬間も、ベル様にあることないことを吹き込んで誑かしています。最低です」

ふと気づくと、リリは泣いていました。
ほんと、自分で言って自分で嫌になります。
泣いちゃダメ。ベル様が怒れなくなる。
それなのにリリは、また彼に甘えている。

「ひっく……リリは、ベル様のためと言いながら、結局、自分のことしか考えてなくて……」
「リリ……」
「こうして、惨めな姿を晒せば、またベル様に優しくして貰えると、つけあがって……」
「リリ。君は充分、僕に尽くしてくれてるよ。だからそんなリリを僕は叱ることは出来ない」

ベル様は優しい。その優しさが、辛いのです。

「ぐすんっ……わかりました。もういいです」
「リリ……?」

この手だけは使いたくありませんでしたが、致し方ありません。最後の切り札を使います。

「リリは、フィン様にお仕置きして貰います」
「リリッ!!」
「きゃっ!?」

そう口走った瞬間。
勢いよくリードを引かれて。
首が締まったリリは床に這いつくばりました。

「リリ……それだけはダメだ」
「ベル、様……?」
「それ以外のどんなわがままだって僕は許す」

リードを握り締めたベル様がこちらを見下し、強者の威厳を放って弱者のリリに命令します。

「リリ、君は僕のものだ」
「……はい」
「だからどこにも行くな」
「はいっ……リリは、どこにも行きませんっ!」

信じられない。これは夢でしょうか。
リリは思わずほっぺをつねります。痛い。
どうやら現実のようです。夢みたい。

『リリ、君は僕のものだ』
『だからどこにも行くな』

夢にまで見たその言葉を、言ってくれました。

「君を引き留める為なら僕はなんでもするよ」

はらはらと涙を流すリリに、ベル様はそう仰って、グイッとリードを引いてくださいました。

「うぐっ!?」
「リリ、君が悪いんだ。君が僕を怒らせた」
「ベル、様ぁ……」

ああ、なんて、なんて素敵なんだろう。
ベル様の怒りが、リリはとても嬉しい。
そこまで怒ってくれる、熱い気持ちが。
独占欲が。支配欲が。その全てが幸せ。

「リリ、ちゃんと聞いてる?」
「ふぁい……なんれすかぁ?」
「ッ!? 僕がこんなに怒ってるのに!!」
「んあっ!?」

恍惚に浸っていると、またリードを引かれて。

「君はどうしてッ! どうしてそんなに!?」

ベル様が憤っています。どうしてでしょうか。

「どうしてそんなに、幸せそうなんだッ!?」

どうして。
どうしてって、どうして?
そんなことを聞く意味がわからない。

「しゅきだから……」
「ッ!?」
「ベル様のことが……大好きだから」
「リリ……!」
「だから、リリは……リリは……」

あなたに全てを捧げて、支配して欲しかった。

「リリ……こんなの、間違ってる……!」

間違っているだろうか。
ダンジョンの外でリリを躾るのは間違っているだろうか。それは時と場合によるだろう。

「ベル様、リリはこう思います」

間違いを悔やむベル様に、優しく諭しました。

「モンスターは何もダンジョンにだけ現れるわけではありません。リリの中にも居たのです」
「リリの、中にも……?」
「だから、冒険者のベル様がリリの中のモンスターを退治するのは当たり前のことなのです」

よくもまあ、我ながらこうしてペラペラともっともらしい言葉が出てくるものだと思います。

「そんなの、詭弁だ……」
「はい、詭弁です。リリは悪い子です」
「違う……君は優しい、良い子だ」

ベル様が優しくリリの頭を撫でてくれました。
すっごく嬉しいけどすっごくイライラします。
なのでリリはまた口調を変えて、脅しました。

「ベル、あんまり優しくすると食べるわよ?」
「ひっ……!」

耳元でそう囁くとベル様は顔を青くしてリリから距離を取りました。冒険者の本能ですね。
きっと彼の目には、今のリリは恐ろしいモンスターとして映っているに違いありません。

ならば、その設定で本能を刺激してあげます。

「見なさい、ベル。私の身体を」

精一杯の虚勢を張って貧相な身体を晒します。

「まだ誰も触れたことはないの」
「……ッ」

リリの身体を見てベル様が生唾を飲みました。

「小人族の私は見ての通りちんちくりんだから、今まで誰も使いたがらなかったのよ。だからきっと、ベルも興味ないでしょうね」
「そ、そんなことは……」
「でもね、ベル。最近ね……私、モテるのよ」
「リリ……やめて」
「フィン様ならきっと、こんな私でも……」
「だめだぁあああああああああっ!!!!」

ああ、ベル様。ごめんなさい。
リリは、リリは本当に卑しい女です。
恩を仇で返すような真似をしてしまいました。
だからこんなリリを、厳罰に処してください。

「二度目だ! リリルカ・アーデッ!!」
「うぐっ!?」
「何度僕を怒らせたら気が済むんだ!!」

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。

「ふぐぅ……ベル様ぁ、苦しい……」
「はあ……はあ……モンスターは?」
「悪いリリのモンスターは退治されました」
「そうか……良かった。おかえり、リリ」
「ただいま、ベル様」

なんて茶番も悪くはないのですが。
どうにも足りませんね。物足りません。
やはり、もう少し過激さが欲しいところです。

「それじゃあ、ベル様。行ってきますね」
「えっ? 行くって、どこに……?」
「もちろん、フィン様のところにですよ」
「リリィイイイイイイイイイイイッ!!!!」

リリは欲張りです。
もっと燃え盛るベル様が見たい。
だから火に油をドクドク注ぎました。

「フィン様はこの首輪を気に入るでしょうか」
「リリッ! 三度目だ!!」
「きゃんっ!」

きたきた。
すっごいのきた。
きっとお尻の穴に手を突っ込まれてファイアボルトをぶっ放されるのだろうと期待してたら。

「リリ……お願い。どこにも行かないで」

ベル様が泣いてしまったのでリリの負けです。

「よしよし……もう大丈夫ですよ」
「ううっ……リリ、僕を見捨てないで」
「リリは絶対にベル様を見捨てません」
「ほ、ほんと……?」
「はい。あ、ちょっと失礼しますね……」
「リリ……?」

泣きじゃくるベル様を慰めていたら、ふと名案を閃いて、リリはチョーカーを外しました。
そしてそれをベル様の首に巻いてあげます。

「はい、出来ました。よくお似合いですよ」
「リリ、これは、どういうこと……?」
「今日からベル様はリリのものです」

リリはお馬鹿さんでした。
これでは参謀が聞いて呆れますね。
初めから、こうすれば良かったのです。

「リリ、これ外して……」
「外したら、フィン様のところへ行きます」
「そ、そんな……なんで! どうして!?」
「好きだから」

好きだから、相手を縛りつけたくなるのです。

「ベル様はリリに傍に居て欲しい。リリもベル様に傍に居て欲しい。片時も離れたくない。いつでもどこでも一緒。健やかなる時も、病める時も。死が、ふたりを別つ、その時まで……」

ベル様の首輪のリードを握りしめ、リリは誓って、お祈りを捧げました。一生のお願いです。

「ベル様は嫌ですか?」

尋ねると、ベル様は首を横に振りました。

「ううん。嫌じゃないよ」
「迷惑ではありませんか?」
「全然、迷惑じゃないよ」

やはり、ベル様はお優しい。
こんなわがままだって、聞いてくださる。
リリは、リリは、あなたについていきます。

「でも、流石にトイレの時は首輪外してね?」
「ダメです」
「えっ? な、なんで……?」
「むしろ、なんで外すと思ったのですか?」
「えぇ……」

そんな舐めたことをほざくベル様には、天罰が下ったようで、突如、雷鳴が響き渡りました。

ぐりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ~っ!

「うぐっ!?」

きゃっほい! きたきた! きましたよ!
さあ、お待ちかねのクライマックスです。
どうぞ、存分に、お愉しみくださいませ。

「ベル様が悪いんですよ」
「リリ……」
「きっと天界の神様もお怒りです」

リリはお腹を下したベル様を叱りました。

「ベル様が早くリリを叱らないから。そうしてれば、普通にリリは初めてを捧げたのに」
「そ、そんなこと言われても……」
「全部ベル様が悪いんです!!」
「ご、ごめんなさぁい!?!!」

皆様もさぞお怒りでしょう。
代わりにリリがキツく叱っておきました。
だからベル様を許してあげてください。

「はいベル様。ズボン脱ぎ脱ぎしましょうね」
「あっ! リリ、やめて!?」
「くちゃいくちゃいになっちゃいますよ~」

リリは手際良くベル様のお尻を露出しました。

「ベル様のお尻……美味しそうですね」
「リリ……ダメ。やめてっ」
「いただきまーす。かぷり」
「ひぎっ!?」

真っ白な白桃にかぶりつくと、くっきり歯形がついてしまいました。味は実に美味でしたよ。

「ベル様ベル様」
「うう……今度はなに?」
「リリのお尻も如何ですか?」
「ぶっ!?」

味見を勧めると、ベル様は咳き込みました。

「げっふぉっ! ぶっふぉっ!」
「そんなにお気に召しませんでしたか?」
「いや、そういう問題じゃなくてね……?」
「汚くありませんよ。洗いたてで綺麗ですよ」

そう言って、誘惑すると、ベル様ったら。

「じゃあ、ひ、ひとくちだけ……」
「やん、ベル様のえっち」
「ご、ごめんなさい!?」

すぐに謝る弱いベル様を叩き直してやります。

「ベル様、男ならガブっといきましょう」
「ガ、ガブっと……?」
「一生歯形が残るくらい、思いきり」
「そんなの無理だよ!?」
「じゃあ、ベル様はどうしたいのですか?」

尋ねると、ベル様は頬を染めつつ舌を伸ばし。

ぺろん。

「ひゃんっ!?」
「ああっ! ご、ごめん! つい……!」

何がついだ。まったくまったくもうベル様は。

「うう……リリの大事なお尻を舐められました」
「だ、だって、リリが誘ってくるから……」
「ひどい! ひとをまるで淫乱みたいに!」
「い、淫乱って……」

まあ、まさにその通りなんですけどね。
だって仕方ないじゃないですか、好きだから。
こうする以外、どうしろって言うんですか。

「リリもベル様のお尻を舐めます」
「リリ!? なに言ってんの!?」
「いんがおーほー。いんこーおーほーです」
「ねえそれ意味わかって言ってんの!?」

リリは見ての通りお子様なので、なんのことかさっぱりわかりませんし、見当もつきません。

「はい、ベル様。でんぐり返しですよ~」
「うう……こんな格好、お嫁に行けない……」

ふん。お嫁になんて誰が行かせるもんですか。

「ベル様、すっごく綺麗ですね」
「見ないで……リリ」
「大丈夫です。リリに全て、委ねてください」

ベル様のお尻の穴はとても綺麗でそこに舌を這わせることになんの抵抗もありませんでした。

れろれろ。

「やっ! リリ、出ちゃう!」
「いいですよ。全部出してください」
「そこ、どいてっ!?」
「ベル様のうんちなら汚くありません」
「リリッ!? 僕、もう……っ!」
「ベル様、愛してます」
「僕も! リリッ! 君のことを……!!」

ぶりゅっ!

「フハッ!」

ベル様と同時にリリも愉悦を漏らしました。

「あ、あああ! あああああああっ!?!!」

ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ~っ!

「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

LV.4の冒険者の力強い、脱糞。
女の子みたいなベル様の漢らしい一面。
見惚れたリリは狂ったように哄笑を響かせて。

「な、なんだい!? どうした、ベル君!?」

その騒ぎを聞きつけた主神、ヘスティア様が惨状に瞠目して、わなわな震えていました。

「こ、これはいったい……どういうことだい?」
「神様……ごめんなさい」
「ひと足遅かったですね、ヘスティア様」
「ボ、ボクのベル君に何をしたぁああっ!?」

何をしたと聞かれても困ります。
誰にだって、モンスターは潜むものです。
こうして定期的に退治してあげないと、簡単に呑まれてしまいます。だから仕方ないのです。

「ベル様。これからも末永く、お互いに仲良くモンスターを退治し合いましょうね」
「うん……よろしくね、リリ」
「美談にするな! ボクは認めないからな!」

リリはようやく、ベル様のお役に立てました。


【ダンジョンの外でモンスターと出会うのは間違っているだろうか】


FIN

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