注.現実の欧米人で耳垢が乾いている人は少ないらしいです
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―市街地 買い出し中―
シャーリー「……っと。これで頼まれてた品は全部買えたかな」
芳佳「そうですね……はい! さっきのティーポットが最後です!」
シャーリー「よし! じゃあ昼食食べて帰るか」
芳佳「はいっ!」テテテテッ
芳佳「…………!!!」ピクッ
芳佳「お、おぉぉおっ!!」
シャーリー「ん? どうした宮藤?」
芳佳「シャーリーさん待って! 待ってください!」
シャーリー「?」
―その日の夜 501基地―
芳佳「さてと……」
ゴソゴソゴソ……ペラッ
っ耳かき
芳佳「わぁ~……!」
芳佳「これこれ……この質感……この手触り……このしなり……耳かきといえばこれだよぉ~!」
芳佳「まさか欧州で竹の耳かきが手に入るなんて……」スリスリ
芳佳「綿棒や欧州のも悪くないけど、やっぱり竹の耳かきが一番だよね」
芳佳「すーっ……はぁーっ……」
芳佳「耳かきよし! ちり紙よし!」ビシッビシッ
芳佳「よし、いざ!」
スッ……
パリ……パリパリパリ……
パリパリパリ……サリサリ……
芳佳「はふぅ……あぁ~……」
パリパリ……パリパリ……ススッ、ススッ、サリサリ……
スーッ……パリパリパリ……ススーッ……パリパリパリ……
芳佳(穴に入ってすぐの所なのに取れる取れる……)
スーッ……
メリメリ……ミリミリ……メリメリメリ……
パリパリパリ……サリサリサリ……ススーッ……
芳佳「んん……あ……あぁ……」
メリメリ……ザリザリザリ……
ペリペリ……ピリピリピリ……
ススッ、ススッ、スーッ……
カリカリ……カリカリカリ……
カリッ、カリカリカリ、カリッ……
コリコリ……コリコリコリ……
芳佳(久し振りだし、そうだろうとは思ってたけど……こんなに溜まってたんだ……)
ツツーッ……
芳佳(確か、この辺に……)
カリカリ……ツツーッ……カリカリ……
クシクシ……クリクリクリクリ……コシコシコシ……
ツツーッ……ツツーッ……
コシコシコシ……クシクシ……カリカリカリ……
芳佳「あぁ~……やっぱりここ、気持ちいいぃ……綺麗になってもここだけずっと掻いてたいくらい……」
コシコシコシ……コシコシコシ……
サリサリ……サリサリサリ……
芳佳「ふぅ……そろそろ奥の方に……おっ……!」
ゴヅッ……
ガヅッ、ガヅッ……
芳佳(大物発見! よぉし、絶対仕留めるぞー!)
ガッ、ガッ、ガガッ
ググ、グググ……
ガリッガリッ、グゴゴゴ……
芳佳「てごわい……! でも私にかかればこのくらい……!」
ググッ、ゴゴッ、ゴゴゴゴゴ……
ガリッ……ガリッ……
……バリッ……!
…………スーッ……ポトッ
芳佳「よし! 取れ……おぉ、想像以上に大物……自分の耳ながら凄い……」
カリカリカリ……サリサリサリ……
ツーッ……ススーッ……
サリサリサリ……ススーッ……
芳佳(細かいのも……もう残ってない、かな。じゃあ後は……)
モフッモフッモフッ
フワフワッ、フワフワッ、フワッ
モフッモフッ、モフモフモフッ………
芳佳(これこれ……! 耳掃除の最後は梵天が無いと! 欧州の耳かきには付いてないんだよね、気持ちいいのに……)
モフモフ……モフモフ……
フワフワフワ……フワフワフワ……
モフモフモフ……
芳佳「ふぅ……スッキリした……続いて反対側も……」
<コンコン
リーネ「芳佳ちゃん、入るね?」ガチャ
芳佳「リーネちゃん、どうしたの?」
リーネ「お風呂がもうすぐ沸くから、一緒に入ろうって」
芳佳「あぁっ、もうそんな時間だったんだ……ありがとう知らせてくれて、支度するね」
リーネ「……? 芳佳ちゃん、何持ってるの?」
芳佳「これ? 耳かきだよ!」
リーネ「耳かき? それが?」
芳佳「うんっ! 扶桑はこれが普通だよ!」
リーネ「へぇ~……竹でできてるんだね。後ろにはふわふわしたのもついてて……なんだか可愛いかも」
芳佳「そうだ、リーネちゃんにもやってあげよっか?」
リーネ「えぇっ!? で、でも……」
芳佳「耳かきは自分でするより他の人にしてもらった方がずっと気持ちいいんだよ!」
リーネ(……芳佳ちゃんの耳掃除……耳の中を見られちゃうのはちょっと恥ずかしいけど……でも芳佳ちゃんになら……)
リーネ「……うん、じゃあ、お願いしようかな」
芳佳「分かった! こっち来て!」ベッドウエヒザポンポン
ス……
リーネ「お、重くない、かな……」
芳佳「ううん全然! じゃあ始めるね」
スーッ……
パリッ……パリリッ……
パリパリパリ……パリリッ……
芳佳「どう、痛くない?」
リーネ「大丈夫……丁度いい感じ……」
芳佳「良かった、じゃあこのまま続けるね」
パリパリパリ……ミリミリミリ……
ザリザリ……パリパリパリ……ペリペリ
カサカサカサ……パリパリ……ガサガサガサ……
リーネ「んっ……はふぅ……」
芳佳「リーネちゃん、しばらくしてなかったんじゃない?」
ペリペリ……ペリペリペリ……
パリパリパリ……ザザザーッ……
ザリザリ……パリパリパリ……ペリペリ……
リーネ「やっぱり、汚かったよね……」
芳佳「うぅん、いいの! それに耳かきはしばらくやってないくらいが一番丁度いいんだよ」
ガサガサガサ……ゴソゴソ……ゴソゴソ……
パリパリ……パリ……ペリッ
パリパリパリ……パリパリパリ……
ササッ、ササッ……ススーッ……
リーネ「そう、なの?」
芳佳「いろいろ理由はあるけど、何よりその方が気持ちいいしね」
カリカリ……カリカリカリ……
カリカリカリ……コリコリ……コリコリ……
コツッコツッ、コリコリ……パリリッ……
リーネ「んっ……確かに……そう、かも……」
コッコッ、コツッコツッ、コツッ……
カリカリ……カリカリ……カツッ、パリッ……
カリカリカリ……カリリリリリ……パリッ
ススーッ……
リーネ(この辺りはちょっと固い感じ……かりかりって、こそげ取るような音がするけど、全然痛くない……)
カリカリカリ……コリコリ……コリコリコリ……
スーッ……
コリコリ……コリコリ……カリカリカリ……コリコリ……
スーッ……
リーネ「芳佳ちゃん、上手、だね……気持ち、良い……」
芳佳「ふふっ、ありがとう、良かった!」
サリサリ…………コリコリ……
スーッ……
コシッコシッ……クシッ
リーネ「あっ……!」ビクッ!
芳佳「どうしたの? 痛かった?」
リーネ「ち、違うの。さっきのところを擦った時、ビクッてして……」
芳佳「ここかな……?」
クシクシ……コシコシ……
サリサリサリ……
クリクリクリクリ……クリクリ……
カリカリカリ……コリコリ……
リーネ「ぁふっ……! んんんっ……!」ビクビクッ
芳佳「リーネちゃんの気持ちいい所はここかぁ」
カリカリカリ……コリコリ……
クリクリ……クリクリ……
コシュコシュコシュ……クシクシクシ……
リーネ「はぅぅっ……! んっ、んんんっ……!」ゾクゾクゾク
芳佳(……何だか楽しい……)
クシクシ……クシクシ……
クリクリクリ……カリカリ……カリカリ……
コシコシコシ……コシュコシュコシュ……
リーネ「はひぃっ……! ひうっ……! っくぅっ……!」
クリクリ……サリサリサリ……
スリスリスリ……サリサリサリ……
芳佳「さてと、ここも良いけど続きもしないと」
スーッ…………
リーネ(わわっ、どんどん奥に……こんなところ、初めて……)
スルスルスル……
リーネ「そ、そんなに奥まで入っちゃうの……!?」
芳佳「ちょっと奥の方に大きいのがあって……大丈夫、私を信じて」
リーネ「う、うん。芳佳ちゃんなら、きっと大丈夫……」
芳佳「絶対に取ってあげるからね……リーネちゃんも、動かないで……」
リーネ「うん、分かった……」
……ゴゴッ
リーネ(わわ……凄い音……)
ゴゾ……ゴゴッ……ゴゴッ……
ゴゴゴゴゴゴ……ゴグッ……ゴゴッ…
ググググ……グゴゴゴゴゴ……
リーネ(それに衝撃も……鼓膜のすぐそばなのかな……)
ガゾッ……ゴゾゾゾ……ズルッ……グググ……ズルッ
ゴゴゴゴッ、ゴゴゴゴッ……ズルッ
ググググググ……
芳佳「しつこいな……滑ってばっかりで引っ掛からない……でも……!」
ゴヅッゴヅッ、ゴゾゴゾゴゾ……
ググッ、ググッ、グググーッ……
ググググググ……
リーネ「あ、あ、あ……あぁっ……!」
リーネ(ふちの方から……ちょっとずつ、剥がれて行ってる……!)
ググググググ……バリッ
バリッ、バリッ、バリッ……
ベリッ……!
リーネ「ぅあっ……!!」
芳佳「……ぃよしっ! 取れた!」
スーッ……
芳佳「……そーっと……そーっと……」
リーネ(見えないけど、分かる……大きいのが耳の奥から、無くなって、出て行った感じ……)
リーネ(まるで、今までずっと栓でもされてたみたい……)
スススス……
……ポテッ……!
芳佳「ふぅ。取れたよリーネちゃん!」
リーネ「あ、ありが……と……」
芳佳「わぁ……大きさも厚みも凄い……」
リーネ「あんまり見ないでぇ……」
芳佳「じゃあ後は残りと細かいのを掃除して……」
カリカリ……カリカリ……
サリサリサリ……サリサリサリ……
シュッシュッ、シュッシュッ……
リーネ(小さい残りかすみたいなのが纏めて掻き出されてるみたい……)
サリサリサリ……シュッシュッ……シュッシュッ
カリカリ……サリサリ……ツツーッ……
リーネ(固まったのを剥がされるのも良かったけど、こういうのも……)
――モフッ
リーネ「!!?」ドキッ
芳佳「仕上げの梵天!」
モフモフモフ……モフモフモフ……
フワッフワッフワッ、フワフワフワ……
モフモフモフ……モフモフモフ……
リーネ「うぁっ……!? ぁ、あぁっ、ぁああっ……!」
芳佳「くるくるー」
モフフフフフフ……フワフワフワワワワワ……
モフッモフッモフッ、モフモフモフ……モフモフモフ……
フワフワフワフワ……
リーネ(なに、これ……! なに……これぇっ……! みみの、なか……もみくちゃに、され、てぇっ……!)
モフモフモフ……モフモフモフ……
フワフワ……フワフワ……
芳佳「最後に……」
ふーーーーっ……
リーネ「~~~~っ!!!」ビクビクビクッ!
芳佳「ふぅ、終わったよ!」
リーネ「あ、あり……が、と……よし……か……ちゃん……」ビクビク
芳佳「だ、大丈夫……?」
リーネ「うん……ちょっと、びっくりしただけだから……」
芳佳「じゃあ反対側も見せて」
リーネ「えぇっ!?」
リート(片方だけであんなになっちゃったのに、反対側までされちゃったら、どうやっちゃうの……!?)
芳佳「片方だけだと中途半端でしょ?」
リーネ(うぅ、意識した途端に、もう片方の耳も痒く……!)ムズムズ
リーネ「じゃ、じゃあ……お願い……」クルリ
リーネ(こんなの、ずるい……ずるいよぉ……)
芳佳「うん! こっちも綺麗にしてあげるからね!」
カリカリ……カリカリ……
コリコリコリ……コリコリ……
リーネ(あぁ、でもやっぱり、芳佳ちゃん、耳かき、上手……!)
芳佳「かきかき……」
カリカリカリカリ……コリコリコリコリ……
カリカリカリ……カリカリカリ……コリコリ……
コリコリ……コリコリ……カリカリカリ……カリカリカリ……
リーネ(痒いところを的確に、重点的に……!)
芳佳「つつつーっ……」
カリカリ……
ツツーッ、ツツーッ……
カリカリカリ……コリコリ……
ツツツーーッ……
リーネ(今度は、長いストロークで、奥から手前まで一直線に、掻き出すように……)
芳佳「くるくるーっと」
クリクリ……クリクリ……
カリカリカリ、コリコリコリ……
カツッ、カツッ、コリコリコリ……
リーネ(耳の中を、円を描くみたいに……)
カリカリカリ……コリコリ……
ツツーッ……
コリコリコリ……パリパリパリ……
スーッ……
パリパリパリ……カリカリカリ……
コツッコツッ、コツッコツッ、カリカリ……
リーネ(刺激に慣れないようにしてるのかな……ずっと、気持ちいいまま……)
芳佳「さてと、綺麗になってきたところで、こっち側の気持ちいいところはどこかなー……?」
リーネ(あ、まさか、また……あんなのが……!?)ドキドキ
カリカリカリ……コリコリ……クシクシ
カリカリ……クリクリ……コシコシ
……コショコショ
リーネ「……ぁっ……!」
芳佳「見つけた、ここだぁ」
クシクシ……コショコショ……
コショコショコショ……コショコショ……クシクシ……
ツツツーーッ……クシクシ……
リーネ「ぁふっ……! んっ……んんっ……」
芳佳「当たりー……♪」
ススッ、ススッ、ススーッ……
サリサリサリ……スリスリ……サリサリサリ……
クリクリ……クリクリクリ……コシュコシュ……
リーネ「はぅ……んっ……ふぅぅっ……!」
芳佳「あれ、ここも?」
サリサリ……スリスリ……
サリサリサリ……コショコショ……コショコショ……
クシクシクシ……クシクシ……
リーネ「ぁうっ……! んん……んんん……!」
芳佳「ここも、なのかな?」
クリクリ……クリクリクリ……
シュッシュッ、スリスリ……サリサリサリ……
コシュコシュコシュ……コショコショコショ……
リーネ「ひゃあっ……! ぁ、ぁあぁぁ……!」
芳佳「ふーん……」
カリカリ……カリカリカリ……
……コシュコシュコシュ……スリスリスリ……
シュリシュリ……サリサリサリ……
芳佳「こっちは側にはそんなに大きい耳垢は無いけど……」
リーネ「あぅっ、ぅぅ、あぅぅぅ……」
クリクリクリ……カリカリカリ……コリコリ……
コリコリコリ……コリコリ……サリサリサリ……
サリサリ……シュッシュッ、シュッシュッ、サリサリ……
芳佳「代わりに気持ちいいツボはたくさんあるみたいだね」
コリコリ……コリコリ……スリスリ……サリサリ……
シュッシュッ、カリカリカリ……スリスリスリ……
シュッシュッ、シュッシュッシュッシュッ、ススーッ……
リーネ「はぅ……ふぁあぁあぁ……」
芳佳(とろーんってしちゃってる……そんなに気持ちいいんだ……)
芳佳「ねぇ、リーネちゃんはどんな風なのが好き?」
カリカリカリ……コリコリ……カリカリカリ……
クリクリ……コリコリ……コリコリ……カリカリカリ……
カリカリカリ……カリカリカリ……クリクリ……カリリリリッ
芳佳「一か所ずつ、じっくりカリカリされる方?」
リーネ「あひっ、ひぅっ、ぅっ、ぅあっ……!」
芳佳「それとも……」
ススーッ……スリスリスリ……ツツツーーッ……カリリリリッ……
サリサリ……ツーッ……ツツーッ……カリカリカリ……
ツーッ……ツツーッ……ツツツーーッ……クシクシ……
リーネ「あっ、あ、あぅっ……! んんんっ……!」
芳佳「耳の中を一気にくるくるーってされる方?」
カリカリ……カリカリ……コリコリ……コリコリ……
ツツーッ……ツツーッ……ツツーッ……ツツーッ……
カリカリカリ……カリカリ……コリコリコリ……コリコリ……
ツーッ……ツツーッ……ツーッ……ツツーッ……
芳佳「ね、どっちが好き?」
リーネ「ど、どっちも……どっちも、す、すきぃ……!」
芳佳「えへへ、私もー」
カリカリカリ……ツツツーーッ……
コリコリコリ……コリコリ……ツツーッ……ツツーッ……
カリカリカリ……パリパリパリ……スススーッ
リーネ「ひ、ひぃ、ひぃぃぃ……!」
芳佳「さて、あんまり長くやるのも良くないから、この辺で……」
ゾフフフフ……
リーネ(あ、さっきの……ふわふわ……)
モフッモフッ、モフッモフッモフッ
フワフワ……フワフワフワフワ……フワフワフワワワワワ
モフモフモフ……モフモフモフ……
芳佳「もふもふもふー」
リーネ「ふわぁぁぁぁ……」
モフモフモフ……モフモフモフ……モフモフモフ……
フワッフワッ、フワフワ……フワッフワッフワッ……
モフモフモフ……フワフワフワ……モフモフモフ……
ふーーーーっ……!
リーネ「んうぅぅぅっ……!」ビクビクビクッ!!
芳佳「はい、おしまいっ!」
リーネ「」ビクビクッビクッ
芳佳「あれ、リーネちゃん?」
リーネ「」ビクンビクン
芳佳「だ、大丈夫!? リーネちゃん!」ポンポン!ユサユサ!
リーネ「……はっ!?」
芳佳「ご、ごめんリーネちゃん! 気持ち良さそうにしてくれてたから、つい調子に乗っちゃって……」
リーネ「ううん、良いの……すっごく、気持ち良かったから……こんなの初めてだったから、びっくりしちゃって」
芳佳「そうだったんだ……でも気持ち良かったなら頑張った甲斐があったよ!」
リーネ「……あぁぁ!!」
芳佳「ど、どうしたの!?」
リーネ「ご、ごめん、芳佳ちゃん、お膝が……ベトベトに……」
芳佳「え……うわぁ!? リーネちゃんのよだれが!!」
リーネ「ご、ごめんなさぁぁい!! つい、気持ち良くって!!」
芳佳「い、良いの良いの! ほぼ私のせいだし、どうせこの後お風呂入るし」
リーネ「あ、そうだった、元々お風呂に誘いに来たんだった……」
芳佳「これとこれを持って……よし、じゃあ行こっか」
リーネ「うん。あ、その前に……」
芳佳「なあに?」
リーネ「また、今度、お願いしても良い、かな?」
芳佳「もちろん!」
リーネ「やったぁ!」
――――
―――
――
―しばらくした後 朝食後の食堂―
バルクホルン「な、なぁ、宮藤……」
芳佳「バルクホルンさん? 何ですか?」
バルクホルン「その、だな……宮藤が……み、耳掃除を、してくれる、と……聞いたんだが……」モジモジ
芳佳「耳掃除ですか? はい! バルクホルンさんもご希望でしたらいつでも!」
バルクホルン「そうか! では空いてるなら今夜辺りにお願いしたいんだが」
芳佳「あ、でもその前に。バルクホルンさん、最後に耳掃除したのはいつですか?」
バルクホルン「ん? 耳掃除なら毎日しているぞ」
芳佳「え、毎日ですか?」
バルクホルン「あぁ! 身だしなみを整えるのもカールスラント軍人として当然の……」フフン
芳佳「あぁ、じゃあ今夜はダメですね」
バルクホルン「えっ」
芳佳「耳掃除は頻繁にし過ぎると却って良くないんです。あまりに耳垢が無さ過ぎるとむしろ耳の中の環境は悪化してしまいますし」
芳佳「安全を考えると最低でも1、2週間は空けないと」
バルクホルン「えっ、えっ」
芳佳「すみません、ではこれで……」テテテテッ
バルクホルン「え、な……ま、待ってくれ……宮藤……宮ふ……」ワナワナ
シャーリー「おっ、ここに居たか宮藤ー! 耳かきしてくれるんだったよな、今晩私にもしてくれないか?」
芳佳「あ、はいっ。最後に耳かきっていつしました?」
シャーリー「んと、しばらくほったらかしだったからな……最低でも3週間くらいはしてないなぁ」
芳佳「じゃあ大丈夫です! 夜お部屋に伺います!」
シャーリー「やった! 頼むなー!」
ハルトマン「宮藤ー! 私も最近全然やってなかったんだー! 今度お願いねー!」
宮藤「あ、はーい!」
バルクホルン「」
バルクホルン「」ピシッ
ミーナ「……あら、どうしたのトゥルーデ? こんな所で固まって」ヒョコッ
バルクホルン「」サラサラサラ……
ミーナ「トゥルーデ!? しっかりして! トゥルーデ!!」
おしまい
ストパン耳かきSSのステマでした。皆々様ありがとうございました
今回はオチ要員にしてしまいましたが、いずれバルクホルン主役でも書きたい所です
では
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